眼魔(仮面ライダーゴースト)

登録日:2016/01/02 Sat 15:40:37
更新日:2024/03/18 Mon 21:17:00
所要時間:約 44 分で読めます





【注意】この項目は劇場映画などの重大なネタバレを含みます。


眼魔(ガンマ)とは『仮面ライダーゴースト』に登場する敵怪人の総称。




<概要>

眼魔眼魂という目玉型のアイテムが、エネルギーを解放して具現化したもの。
彼ら自体は特殊な能力を持たないが、物に宿っている強い思い(思念)をパーカーとして取り込みその能力を具現化して身に纏うことで、
様々な特殊能力を得ることが出来るという特性を持っている。
その正体は、肉体をカプセルに封印され魂のみ眼魂として分離し活動する存在 である。
眼魂を破壊されると魂は元の肉体に戻り、生身の身体として甦る。しかし、カプセル内の肉体が朽ち果てる現象が起こると転生することは不可能である。

通常の人間にはその姿が見えず、幽霊のように壁や人間をすり抜けてしまう。
そのため眼魔の攻撃が発生しても、通常の人間には何らかの超常的な力が働いたようにしか見えない。
ただし、ゴースト眼魂・不知火・クモランタンなどがあれば視認や接触が可能となる。
とは言え見えたところで一般人にはどうすることもできず、立ち向かえるのは仮面ライダーしかいない。

あくまで本体は眼魂であり、肉体をいくら破壊されても眼魂が無事ならばいくらでも復活できる。
アランはゴーストの必殺技を受ける直前に自らの眼魂を眼魔コマンドに投げ付け、
肉体を破壊されながらも眼魔コマンドの肉体を乗っ取って無傷で復活するという荒業を見せた。
この人間世界の生物とは全く違う特性のため、多くの者は「個々の肉体や命に価値などない」という価値観を持っている。
なおイゴール曰く人間世界の科学は、眼魔世界では冥術学に相当すると語っている。

眼魔世界という異世界の住人であり、眼魔世界では一部の者以外の眼魔は眼魂状態で暮らしている。
眼魔世界は仙人とユルセン曰く「地獄」であり、実際描写される光景は荒涼とした大地にビルのような建造物が建ち、
赤黒い空をグンダリが飛び回るという人間から見れば異様なものである。

目的は不明だがタケルと同様に眼魂を集めようとしており、
人間を唆して思いを暴走させ、命と引き換えに強制的にパーカーゴーストと眼魂を生み出させる
序盤に登場した個体は眼魔に協力する西園寺主税の差金で眼魂を集めていたが、後に眼魔サイドにも眼魔を集めている勢力がいることが明らかになった。

ガンマホールと呼ばれる空間を作れば、現実世界に大量の眼魔を呼び寄せることが出来る。
このガンマホールを塞ぐためには仮面ライダーがオオメダマという必殺技を使う必要がある。

西園寺主税とタケルの父、天空寺龍、五十嵐博士は10年前にモノリスという装置を使って眼魔世界の研究を行っていた。
しかし、その最中にタケルの幼馴染である深海マコトとカノンの兄妹が眼魔世界へ飛ばされる「事故」が発生してしまう。
この事故は龍が原因で引き起こされたと西園寺は10年後に現実世界に帰還したマコトに語っていたが、
てれびくん超バトルDVD『真相!英雄眼魂の秘密!』では西園寺がイゴールから「人間のサンプルが欲しい」と頼まれたことで、意図的に起こした「事故」であることが判明した。

元々は、アドニスが妻と長男を公害や戦争で失ったことから「人が死なない世界」を望んだことが始まりとなり、
同志であるイーディスは人間の肉体をカプセルで永久保存し、人々は眼魂というアバターで行動するシステムを考案した。
その後グレートアイの力で実現したかに見えたが、次第に「カプセル内に保存されていた肉体の消滅」等のイレギュラーが起き始め、
ついにはシステムの考案者であるイーディスでさえも手に負えない状況に陥っていた。
そのため人間の持つ生体エネルギーを手に入れるために人間世界への侵攻を開始することになる。

『仮面ライダーゴースト 超全集』並びに『小説 仮面ライダーゴースト』ではそのルーツが大幅に掘り下げられている。
元々は紀元前三世紀頃の地球に生きていた人間で、ガヌマの端末であるモノリスを崇める密教の信徒であり、
山中でひっそりと暮らしていたが凶王の侵攻を受け、モノリスに祈り、ガヌマが気まぐれで開いたゲートから他の惑星に入植した人々である。
その際、指揮官のリューライとその部下たちがモノリスを守るため地球に残り天空寺の一族の起源となる。
異星に逃げ延びた人々は、大きな眼のような外見からガヌマを「グレートアイ」と呼ぶようになり、
自分達を「ガヌマの民」と名乗り、時が経つうちに「ガンマ」となりやがて眼を崇める魔「眼魔」となった。



<各種形態>

巨大眼魔やネクロムおよびダークネクロムを除き、凶々しい眼のようなベルトをしているのが特徴。

  • 眼魔アサルト
眼魔の素体形態(当初は「素体眼魔」と表記していた媒体もある)。
影のような黒いボディに青い双眼、胸の骨のような意匠が特徴。
物体やエネルギーを取り込むことで、パーカーと装飾を身に着けて怪人化する。
大きなダメージを受けるとパーカーと装飾と共に爆発。融合した物体は元に戻り、眼魂は自壊する。
開発者の関係か、怪人化のプロセスはゴーストと似ている。

素体のままでも人間に憑依出来るが、目を付けたターゲットに直接憑依しても眼魂を生み出せなくなる
(完全に人格を乗っ取ってしまい、眼魂生成に必要である「英雄への憧れと共感」も消えてしまうため)。
その場合はターゲットに近しい人物に憑依して、眼魂を生み出すように企てる。
目の紋章を描けば追い出すことができるが、憑依されて99日を過ぎると完全に体を乗っ取られてしまう。

前作『仮面ライダードライブ』最終回にも先行登場(時系列は『ゴースト』第2話・第3話と同時期)しており、
その個体はネオシェードがロイミュードと結託していた時期に彼らが偶然手に入れた眼魂を狙い襲撃するが、駆けつけたゴーストに阻まれて失敗。
その後は暫くの間、鳴りを潜めていたが、ロイミュードの事件収束後に再び活動を開始。
ベルトさんが封印されたためドライブに変身できない泊進ノ介を追い詰めるが、
再びゴーストに阻まれ戦闘に突入、最後はガンガンセイバーで両断され爆死した。

  • 眼魔怪人
眼魔アサルトが物体やエネルギーを取り込むことで、パーカーと装飾を身に着けて怪人化したもの。
「○(取り込んだ物体・エネルギー名)+眼魔」と命名される。
個体の特徴は主にパーカー部分に集中しており、下半身(と言うより装飾の下)はブーツを除きアサルトとそれ程差が無い。
そのデザインからも分かるように、各個体の融合元には偉人の隠れモチーフがあるようで、どの偉人が当てはまるか考察されている
(例:インセクト眼魔→虫眼鏡→ファーブル)。

そして眼魔もパーカーゴーストと同じく英雄の魂から生まれていたという事実が、
超バトルDVD『真相!英雄眼魂の秘密!』にて西園寺がダヴィンチ眼魔を生み出した際に明かされている。
また、眼魔世界のとある部屋には西園寺が収集していた偉人に関するコレクションが保管されており、彼亡き後もイゴールが利用していた…つまりやろうと思えばこれらの遺品でゴースト眼魂が生み出せたわけである。

13話での描写とアランの台詞から察するに、
器物と融合させることで眼魔アサルトを眼魔怪人に変えるのは本来眼魔勢力にはなかった概念で、
西園寺のアイディアによって生み出されたと思われる。
西園寺の消滅後も、そのやり方を覚えていたアランによって新たな眼魔怪人が生み出されていくことになる。


一覧については後述。

  • 眼魔コマンド
眼魔眼魂が生成する下級の眼魔
アサルトに似た姿をしており、のっぺらぼうのような頭部に黒いパーカーを着用しており、短剣を装備して戦う。
しかし単体での戦闘力と知能は低く、怪人化した眼魔の指揮下で集団で行動する。

  • 巨大眼魔
眼魔怪人がパーカーゴーストや物体を吸収した形態。
幽霊船やブルドーザーなどその風貌は様々。変貌後意志があるのかは不明。
これまでのシリーズに登場した巨大怪人と違って、この状態で倒しても生き残っていることも多い(パワーアップ前に戻るだけ)。

  • 眼魔スペリオル
幹部クラスの眼魔が、変身用の眼魔眼魂を使って変身する戦闘形態。
アサルトやコマンドと違って、青銅色のカラーリングが特徴。
特に武器は持たないが、優れた身体能力に加え、青い炎のようなエネルギー波を使うことができる。
顔にはクラッシャーのようなものがあり、眼魔版仮面ライダーといった姿をしている。

劇場版では眼魔怪人の素体となった。

  • 眼魔スペリオル・パーフェクト
イゴールが変身する眼魔スペリオル。
パーカーを羽織っていることを除けば、ジャベルが変身する個体とは外見上の大差はない。
左腕に装着されたブレスレット型デバイス「プロトメガウルオウダー」に変身用の眼魔眼魂をセットすることで、
ネクロムのゴーストチェンジ同様様々な眼魔怪人の姿に変身する「眼魔チェンジ」を行う。

  • 眼魔ウルティマ
幹部クラスの眼魔が、変身用の眼魔眼魂を使って変身する白い姿が特徴の戦闘形態。
ネットムービーのオリジナル怪人「シバルバ」として先行登場し、
TVでは22話でアデルが変身した個体として初登場した。

  • 眼魔ウルティマ・ファイヤー
グレイトフル魂という脅威を感知した事でジャベルが変身したウルティマに眼魔世界の祈りの間に置かれていたモノリスの1枚が強制介入し、
その力でウルティマを赤い化物じみた姿に変貌させた。その際はモノリスに宿った意思(=ガンマイザー)が肉体を動かしている。
炎を操る攻撃を得意としており、未使用だが炎の意匠を模した剣が武器である。
ネットムービーでは「シバルバ」の強化形態として登場。

  • グンダリ
眼魔世界から召喚される巨大な怪物。
その生態や生まれた経緯などは明かされていない。
目がたくさんついた、蛇とも魚ともつかない長い体が特徴。
巨体を活かした体当たりや鋭い爪、口から放つ炎を武器とする。
アランは計画のために温存していたようで、ジャベルが勝手に召喚し全て撃破された時には激怒した。
なお、常人でも普通に見ることが可能であり、物理攻撃も効くようだ。
眼魔スペリオルと融合が可能で、その場合体の主導権はスペリオル側に移る。


<眼魔怪人一覧>

イゴールが眼魔チェンジした形態については隣に◎を記す。

  • 刀眼魔
日本刀と融合して誕生した眼魔。
右腕が巨大な刀となっており、あらゆる物を真っ二つに切り裂く。
高速で飛翔しながら切り裂く「燕返し」という技も持つ。燕を切るんじゃなく燕になってる件
タケルを殺害し、彼をゴーストとして生まれ変わる切っ掛けを作った張本人でもある。
一度は倒されるが、アランによって作られた別個体(担当声優も違う)が再登場、
何の因果かタケルの抹殺を任務として行動した。
モチーフは見ればわかる通り、燕返しを編み出した伝説の剣豪「佐々木小次郎」。実在性が怪しい人物だが、遺品がある事から察するにこの世界では実在はほぼ確定している模様。
後に100の眼魂の一つとして佐々木小次郎眼魂が登場。

  • 槍眼魔
槍と融合した眼魔。
十文字槍を武器として使用し、豪腕を駆使した突き攻撃を得意とする。
相方である刀眼魔と比べると、かなり好戦的な性格をしている。
モチーフは宝蔵院流槍術の開祖「胤栄」。

  • 電気眼魔
受信機と融合した眼魔。
両腕から強力な電気を放って相手を攻撃する。電流を弱めることで人間の脳細胞を刺激し、閃きを誘発することも可能。
エジソンゴーストを取り込むと、幽霊船を模した巨大形態に変化する。
モチーフはエジソンのライバルであるすっとんきょう…もとい「ニコラ・テスラ」。巨大化した姿はニコラ・テスラが関わったとされる「フィラデルフィア計画」に使われたアメリカ海軍の駆逐艦エルドリッジだろう。ただフィラデルフィア計画に関しては根拠のない都市伝説なのだが。

  • 斧眼魔
斧と融合した眼魔。
斧を生成して切りつけたり投擲して戦う。バリアも生成できるが、斧を投擲する際に穴が開き隙が生じてしまう。
モチーフは不明。アメリカの先住民の戦士「ジェロニモ」、スロバキアの盗賊「ユライ・ヤーノシーク」、ロビンフッドの相棒「リトル・ジョン」、バルカン半島の盗賊「ハイデュク」など解釈が分かれている傾向にある。

  • ブック眼魔
古書(不思議の国のアリスか?)と融合した眼魔。
分身を複数生み出す能力を持つ。ただし本物にはシルクハットの上に鳥が乗っているので、良く見れば普通は気付く。
また物体を浮遊させる能力も持ち合わせており、複数の分身と共に能力を発動させると街1つを容易く浮上させることもできる
また、ひらかたパークで行なわれた『仮面ライダーゴースト スペシャルショー』では人間界の本に興味を持ったことがきっかけとなって離反した善良な個体が登場。
偶然拾った『仮面ライダー龍騎』という本を読んでいる最中に力を暴走させてしまったことから、かつてのバトルロイヤルの中で散っていった4人のライダーの魂を復活させてしまう。
モチーフは不思議の国のアリスの作者「ルイス・キャロル」から。その為か、体にはチシャ猫や時計兎、ドードー鳥の意匠がある。

  • マシンガン眼魔
ハットと融合したギャングを髣髴とさせる眼魔。
右腕にある8門のマシンガンから弾丸を連射する。
他の眼魔アサルトは「ファミリー」として、大事にしている模様
モチーフは禁酒法が施行されたアメリカで暗躍したギャング「アル・カポネ」とその部下である「ジャック・マクガーン」。ジャックはマシンガンで殺害されたという記録が残っている…アンタ英雄じゃないじゃん!

  • 音符眼魔
スカーフと融合した眼魔。
不協和音に乗せた音波を発射して攻撃を行う。また半径60km以内の音を消す能力を有する。
後者は決して放送事故ではないので安心してほしい。
27話にて別個体が登場したが、イゴールから追われていた所をジャベルに救われた。
戦闘終了後、キュビとスランプを脱するために諸国を巡る旅に出た。
モチーフはウィーン古典派の三代巨匠に数えられる「ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト」。後に100の眼魂として登場。

  • インセクト眼魔
虫眼鏡と融合した女王蜂を思わせる眼魔で、本編では初の女性型眼魔である。ドS。
飛行能力を生かした奇襲攻撃を得意とし、無数の小型インセクト眼魔に分裂することも可能
(この時小型した本体も紛れており、これを倒さない限り何度でも復活してしまう)。
小型眼魔を人間に憑りつかせて自在に操ることが出来る能力も持っている。
工事現場のテントと重機を取り込むことで、巨大な蜂の姿をした巨大形態に変化する。
前世はプリキュアだったそうな。
29話では別個体が登場。
モチーフは昆虫学者である「ジャン・アンリ・ファーブル」…なのだが、女性怪人である。
後に100の眼魂の一つとして登場。

  • 青竜刀眼魔
青竜刀と融合した眼魔。
中国の武人の姿のような姿をしている。専用武器「魔偃月(まえんげつ)」を武器にして戦う。
龍の形をした髭から、火球を放ったり自由自在に伸縮して攻撃する
モチーフは三国志に登場する武将「関羽」。後に100の眼魂の一つとして登場するが、義兄弟の誓いを交わした劉備と張飛は眼魂にはなれなかった…義兄弟の誓いとは一体…。

  • プラネット眼魔
宇宙服のメットと融合した眼魔。
宇宙飛行士のような姿をしており、頭のアンテナから電波を放ち、電波ジャックを発生させて干渉した人間を操ることが可能。
惑星型のエネルギー弾を発射して攻撃を行う。
29.30話では別個体が登場。
モチーフはロシアの宇宙飛行士である「ユーリイ・アレクセーエヴィチ・ガガーリン」。

  • ナイフ眼魔
ハサミと融合した眼魔。
巨大な鋭いナイフと一体化した両腕で相手を切り付け、致命傷を負った者の魂を奪い取る。
背中のタンクからは特殊磁場を生み出す紫色の霧を両肩の噴出口から噴出する。
モチーフは19世紀に現れた倫敦の殺人鬼「切り裂きジャック」。女性を襲ったり霧を発生する能力も彼や倫敦の特徴に由来するものである。

  • 画材眼魔
下記参照。

  • 甲冑眼魔
西洋風の長剣と融合した眼魔。女性型眼魔。
白金の剣シュラウド「シュライバー」を操り、剣から放たれる波動で人間の魂を奪い取る。
眼魔としては珍しい騎士道精神を重んじる性格ゆえに上司の「イゴール」からは疎まれている。
モチーフはログレスの王「アーサー王」!!…ではなく、100年戦争で活躍した聖女「ジャンヌ・ダルク」。後に100の眼魂として登場。

  • 飛行機眼魔(弟)
ゴーグルと融合した眼魔。
飛行能力を駆使して特殊な粒子を散布し、
地球の大気を眼魔の世界の大気と同等のものに作り替えようと目論む。

  • 飛行機眼魔(兄)
飛行帽と融合した眼魔。
弟と同様の作戦を遂行する。
途中で復活した弟と合流してライダーと戦う。

  • 飛行機眼魔・パーフェクト
プロペラと融合した眼魔。
飛行機眼魔兄弟の亜種で、現状最後に登場した一般怪人。
モチーフは飛行機の開発者「ライト兄弟」。後に100の眼魂として登場。

  • 僧兵眼魔(弟)
てれびくん2016年1月号付録DVD『一休眼魂争奪!とんち勝負‼』に登場する眼魔。武器は竹刀。
会話する時にダジャレを交えるのが特徴(ちなみにタケル達もダジャレを言ったりする)。
一休眼魂を巡り、眼魔コマンド4体を率いてタケル達と紅白幕のある空間でとんち勝負(という名のほぼなぞなぞ勝負)を繰り広げる
…が揃いも揃って何だか普通に仲良さそうに見える(スチール写真でも楽しそうに並んでいる)。
クレジットでは坊さん眼魔と記述がなされている。
モチーフは真田十勇士の一人「三好伊三入道」。

  • 僧兵眼魔(兄)
てれびくん超バトルDVD『一休入魂!めざめよ、オレのとんち力!!』に登場する眼魔。武器は三叉槍。
弟との違いとして頭に額当ての代わりに2本の角がある。
倒された双子の弟の仇を討つべくタケルに勝負を挑む。
次々とゴーストチェンジするゴーストの攻撃を受けてもスペクターの必殺技を受けても耐え続けるなどかなりタフ。
ちなみに身体が固いらしくあぐらが苦手。
モチーフは真田十勇士の一人「三好清海入道」。別にアレはなんなんじゃ!?とかは言わない。


<ガンマイザー>

眼魔世界の護り神。祈りの間に置かれた15のモノリスの真の姿でもある。
機械的で感情というものを感じさせる部分が全く無く、ただ眼魔世界の脅威と見なしたものを排除する。
詳細は個別項目を参照。


<眼魔ライダー>

眼魔陣営によって生み出された、若しくは眼魔陣営に所属する者(主に大帝一家の人物)が変身する仮面ライダー。
基本的にはネクロムシリーズを指すが、ここではイーディス=仙人製のスペクターとダークゴースト、
およびアルゴスが変身するエクストリーマーについても併せて記載する。

アランが変身する仮面ライダー。詳細は項目参照。

イーディス=仙人が深海マコトに与えた仮面ライダー。詳細は項目参照。
本物は勿論、マコトのコピー体も変身する。

プロトメガウルオウダーにダークネクロムゴースト眼魂をセットして変身する仮面ライダー。
詳細は項目を参照。

映画『100の眼魂とゴースト運命の瞬間』にて、アルゴスが変身する仮面ライダー群。
詳細は項目を参照。



<関連人物>

■大帝一家

  • アドニス(演:勝野洋)
アリア、アデル、アランの父親にして、眼魔世界に君臨する大帝
かつて「怒りも憎しみも誰も死ぬこともない世界」を目指して眼魔世界を作った。
アランからは、「全てを兼ね備えた、世界を支配する完璧な存在」と強く尊敬されている。
「完璧なる調和」を掲げ、眼魔世界の理想を更に広げようとしているが、
アランがマコトとの決裂に苦悩していることを察して「迷った時は、自分の心に従え」と助言しており、その理想には揺らぎが生じている。
22話でアデルに殺害され、アランが濡れ衣を着せられることになるが、24話で復活した肉体ごと、アデルにより結界内に幽閉されていることが判明した。
28話にてアランと再会したが、アデルが差し向けた眼魔スペリオルの攻撃からアランを庇って致命傷を負う。
最期はアランに「愛している」と伝え、アデルの攻撃によって完全に消滅した。


大帝一家の長男。映画『100の眼魂とゴースト運命の瞬間』に登場。
作中の時点では既に故人だが、タケルと同じく仙人からゴーストドライバーを与えられてゴーストとなっていた。
詳細は項目を参照。


  • アリア(演:かでなれおん)
アデルとアランの姉である、大帝一家の長女。
眼魔世界に迷い込んだ直後のマコトとカノンの面倒を見ていたようで、今でも二人のことを気にかけている。

39話にてアデルを止めるためにダークネクロムPに変身するが、召喚された2体のガンマイザーに力及ばず敗北する。
身体は変身解除後に眼魔眼魂となり砕け散り、生身の身体になった後人質にされる。
アデルから解放された後は、グレートアイザー襲来の際に一人だけ眼魔世界へと戻り復活した眼魔世界の住民達を見届けた。


  • アデル(演:真山明大)
眼魔世界にいる、アランの実兄。そして龍を殺した張本人でもある。
ジャベルを使い、アランには内緒で独自に英雄眼魂を集めていた。
グレートアイ登場後はイゴールを実行役に任じ、「デミアプロジェクト」という計画を指揮するようになる。
密かにアドニスを監視しておりその理想の揺らぎをいち早く察知して、「完璧な世界」である眼魔世界を守るために行動を始める。
ムゲン魂の登場でガンマイザーが次々と倒されたことで、打開策としてガンマイザーと融合した「パーフェクト・ガンマイザー」へと変身する能力を獲得する。

実際にはガンマイザー達に自身らが実体化するために利用されていたに過ぎず、最終的に彼らに体を乗っ取られるも、
タケルにとどめを刺すように懇願し最後はムゲン魂のカナシミブレイクを受け消滅した。

同胞も省みない暴挙に乗り出すなど外道な一面が目立ったが、その根底には父・アドニスに対する深い敬愛の心があり、
タケル達によってそれを思い出されたことで父への誤解が解け彼らと和解し自らの過ちを償おうとした。
結局それは果たせなかったが、消滅する直前にアランに「いつかは新しい家族を作れ。お前は間違えるな」と言い残した。


現実世界にて眼魔達を指揮する青年で、ネクロムに変身する。
詳しくは上記のリンクを参照。



■幹部

  • ジャベル(演:聡太郎)
大帝アドニスから、アランの補佐を命じられた男。王家に仕える厳格な軍人といった見た目で、言動もそれに近い。
実はアランにも秘密でアデルの命を受けて行動しており、独自に眼魂を狙って暗躍する。
変身用の眼魔眼魂を使うことで、怪人態である眼魔スペリオルに変身出来る。

初戦でゴーストとスペクターが全く手も足も出ない強さを見せつけたが、失態を挽回しようとした結果、闘魂ブースト魂にパワーアップしたタケルに敗れる。
15話でアランによって復活してタケル達を強襲した後カノンを誘拐する。スペクターとの再戦ではグンダリと融合して、
加勢に来たゴースト諸共追い詰めるが、スペクターがフーディーニ魂に変身したことで逆転され再び敗れる。

22話で生身の肉体を得て三度復活、23話で眼魔ウルティマとしてアラン抹殺を目論むがグレイトフル魂に変身したゴーストに苦戦、
さらに眼魔世界のモノリスによって眼魔ウルティマファイアに変貌する。人格まで乗っ取られた状態で戦うも敗北し、元の姿に戻った。

数々の失態が災いしてかイゴールから「廃棄処分」と言われ、逃走した後大天空寺に辿り着く。
満身創痍の状態で御成に出会い襲いかかるが寸前で力尽きてしまう。
しかし、御成によって特効薬の中和剤とおむすびを与えられたことで、一命を取り留める。
その後は一宿一飯の恩義を返すために、御成達を襲っていたイゴールを退け立ち去る。

後に修練の場での修行を終えたアランの前に現れ、決着を着ける為に挑みかかるが、サンゾウ魂に変身したネクロムに敗れる。
その後も彷徨っていたが、御成に助けられ生きる意味は生涯をかけて見つけるものという言葉、おにぎりとメンチカツを与えられた。
タケルが英雄のゴーストたちと協力してジャイロを撃破するのを見届けた後、姿をくらます。

グレートアイザー襲来の際にアイザージャイアントの攻撃からアランを庇って消滅したが、
タケルの願いを聞き入れたグレートアイによって他の人間世界・眼魔世界の住民と共に元に戻った。
その後御成に弟子入りし雑巾掛けなどをしており、「グンダリ!グンダリ!」と掛け声を出しながら修業に精を出した。

Vシネマ作品『ゴースト RE:BIRTH 仮面ライダースペクター』では、経緯は不明だが大天空寺の新住職となっている。

一部では「グンダリ無駄遣いおじさん」などという大変不名誉な呼び名を頂戴している。
ちなみにテレビ朝日公式HPのキャストブログでも聡太郎氏が15話直後の投稿で触れている。上記の最終回でもその名称が使われるなどほとんど公式になっている模様である。

激獣ライノセラス拳の使い手ではないが、上記に記されているようにその使い手が大好物であったメンチカツを食べるシーンがある。


  • イゴール(演:山本浩司)
眼魔の世界の冥術学者(科学者)。マッドな方のだけど。
グレーの軍服を着用している他、首には人間の魂を吸い取る吸魂器を下げゴーグルの様なものを身に付けている。
自身を唯一無二の頭脳と豪語しており、不確定な要素を排除することで統合と調和を促し完璧な世界を創造できると考えている。
「完璧であること」を何より重視して人間を不完全と見下している。

同じ科学者であるアカリからは、思想の一部に理解を示されつつも「KMS(完璧なるマッドサイエンティスト)」と激しく嫌悪されている。
デミアプロジェクトの実行役であり、アデルの命令で人間世界で暗躍する。

変身用の眼魔眼魂を使うことで、怪人態である眼魔スペリオル・パーフェクトに変身出来る。
その際に左腕にはプロトタイプのメガウルオウダーが装着されていることから、彼がネクロムの開発者ではないかと思われる。
劇中ではナイフ眼魔の姿をとることが多い。

イーディス失脚後は長官に就任したが、力を得たアデルによって精神を乗っ取られ、アデルの操り人形となってしまった。
48話ではアカリの平手打ちで正気に戻るが、アカリと御成が攻撃を受けた際に彼らを庇って「愛、なんと不条理な」と呟きながら消滅し眼魂が破壊された。
が、49話でグレートアイザーが倒され、眼魂システムが消滅したことで、生身の身体で復活した。


ジャべル、イゴールに次ぐ、三人目の『眼魔世界』の幹部にして、アランに戦闘訓練をつけた教官。
イゴールからは「相変わらず不気味な奴」、アランからは「かなり危険な男」と称されている。
テレビ字幕では何故か「ジャグラ」と誤記載される(とある雑誌でも「ジャグラ」と記載されたものが確認されている)。
頭に黒いバンダナを巻き、黒い軍服を身に纊っている。眼魔ウルティマ用の眼魔眼魂を所持しており、戦闘時は眼魔ウルティマに変身する。
また、戦闘訓練の教官なだけあって、ゴースト達3人を圧倒する程の高い戦カを持つ。
2度目の戦いでグレイトフル魂が放ったメガオメガフォーメーションの前に敗れた。
その後アデルのやり方に異を唱えるも、彼に精神を乗っ取られてしまう。
49話でグレートアイザーが倒され、眼魂システムが消滅したことで、他の眼魔世界の住民と共に生身の身体で復活した。
Vシネマ作品『ゴースト RE:BIRTH 仮面ライダースペクター』にも引き続き登場するが、眼魔世界に舞い戻ったダントンに殺害されてしまう。


  • イーディス/仙人(演:竹中直人)
眼魔の世界の長官にして、おっちゃん。アドニスの友であり、眼魔世界において大帝である彼が「あの方」と呼ぶほどの実権を持っている。
眼魔世界のシステムやガンマイザーなどを開発する一方でその危険性も考慮しており、
マコトにゴーストドライバーとスペクターゴースト眼魂を渡したり、復活した彼と再会した際に新たな眼魂を渡す、
また仙人としてタケルを導くなど様々な対抗策を取ってきた。

アデルの凶行を止めるべくウルティマ・エボニーに変身して彼に挑みかかるが圧倒され、人間世界にやってくる。
そして排除されかけたところをタケル達に救われるが、アデルの攻撃から彼らを庇い重傷を負った事で眼魂が限界に達し消滅してしまう。
その後、生身の身体に戻るが服装を仙人のものと間違える凡ミスをやらかした事で、タケル達に正体がばれてしまった。

その後は仙人としてタケル達に協力。
人間世界と眼魔世界のルートを繋ぐ際には、かつてアルゴスが変身したダークゴーストに変身し、眼魔世界側からモノリスのゲートを開いた。
眼魔世界での騒動が終結した後、ユルセンとともに大天空寺の奥に隠してあった生身の姿で復活し、大天空寺の新住職に就任した。



■その他

  • 西園寺主税(さいおんじ ちから) (演:森下能幸)
アランら眼魔勢力に協力する謎の男
黒い帽子に黒いコートと全身黒まみれの男で、笑い方が不気味。
巷では「願いを叶える方法を教えてくれる男」と噂されている。
元々はゴーストハンターで、10年前に龍と共にモノリスの実験を行っていた。

しかしその過程で眼魔と接触したことで取引条件としてゴーストドライバーを持ち出すため、ドライバーが完成した直後に二人を裏切る。
その際にマコトとカノンは眼魔の世界に閉じ込められたが、10年後に再会したマコトにはその原因が龍だと偽っていた。
BD特典『アラン英雄伝』ではゴースト眼魂を3つ所有した頃にアランと接触している。

持っている鞄の中にはゴーストドライバーに似た装置(『仮面ライダーゴースト 超全集』によると試作品の「プロトドライバー」)が内蔵されており、
眼魔のやり方とは違って人を死なせなくてもパーカーゴーストを生み出して眼魂に封印できる。
10話で彼の所有する鞄の摩訶不思議な力によって遂に最初に眼魂を15個揃える事に成功し、11話にて彼の願いが明かされた。
その願いとは、全ての者を支配する力を手に入れる事。
協力していた龍を裏切り、利用出来るものは誰であろうと利用してきた彼に実に似合った望みであると言えよう。

だが何ということか、15個集めたとしても願いを叶えるにはゴーストドライバーが必要不可欠であったのだ。
西園寺も似たようなものは持っていたものの、しかしそれは本当のゴーストドライバーではなかったため、望みは叶わなかった。
代わりとして目の敵にしてきたタケルが願いを叶える対象に移ってしまった。
それどころか、なんとモノリスに吸い込まれてそのまま消滅
最初期から登場し、場を引っ掻き回し続けた彼の最期は実に呆気無く、簡単過ぎるものであった。


そして、本編の一年後を描く超バトルDVD『真相!英雄眼魂の秘密!』において、彼は突如として眼魔世界に出現する。
当初は訳も分からず困惑していたが、近くにいたマコト達の様子を見て、かつて自身が消滅した時の出来事を思い出す。
眼魔世界を訪れていたタケル達の前に現れ、建物の周囲に結界を生成して起爆スイッチを手に、グレートアイを再び呼び出すよう脅迫する。
その際に、かつてマコトとカノンを眼魔世界に送ったのはイゴールとの交換条件だったことも明かしている。

召喚の準備を進める間、タケルに龍を裏切った理由を聞かれた西園寺は過去を語る。
考古学者としてモノリスの研究をしていた彼は、15年前に大天空寺を訪れ、モノリスを通じて龍と交流を深めることになる。
研究仲間である龍のことを尊敬していたが、周囲に慕われ家族と共に幸せな生活を送る龍を見て、その憧れは彼の中で次第に嫉妬へと変貌していった。
そのような思いのもと、イーディスの言うグレートアイの力を手に入れて龍を超えることを目指すようになった。

話し終えた後に儀式が行われたが、タケルの言った通りグレートアイはもう地球にはいないため召喚されることはなかった。
それを受け入れることができず激昂する西園寺により、コレクションのモナリザの絵画からダヴィンチ眼魔が生み出される。
西園寺の嫉妬はダヴィンチ眼魔と強く結びつき、15人の英雄の一人になれなかったことに対する思いも増幅されていた。
タケルによるとダヴィンチは天才であり、努力で道を切り開き命を燃やし尽くした者たちには選ばなかったという。
憧れおよび嫉妬の目で見ていた龍もまた、完璧ではなく厳しい修行によって人々を守る力を手に入れたのである。
それを聞いて動揺したダヴィンチ眼魔は苦しみ出し、近くにいた西園寺は消滅、ライダー達の活躍によりダヴィンチは解放される。
自身の境遇を語り再び消滅した彼のことは、最低な人間と評していたアカリも憐れみを感じていた。

しかしその直後、消えたはずの西園寺の身体が再び目の前で形成される。
彼によると既に人間ではない存在になったようで、何もなくなり失意の中、すべてを持っていると思っていた龍も努力の人であることを感じる。
その瞬間、思いに反応したモナリザの絵画が光を放ち、タケルの手でダヴィンチゴースト眼魂が出現する。
嫉妬はもともと純粋な憧れであり、龍も西園寺のことを英雄だと思っていた。
龍と西園寺と五十嵐博士が写る写真の裏に書かれた「英雄たち」という言葉を見せたタケルは、西園寺に手を差し伸べて彼に眼魂を渡そうとする。
「私は英雄などではない…」、そう話す彼はその手を受け入れることはなく、タケル達のもとを離れる。
タケルはマコト達に励まされ、かつての敵ともいつか心を繋ぐ決意をする。

「とんだ買い被りだ、天空寺龍…」
全てが終わり全てを失った西園寺は、一人どこかへと去っていくのだった…


その後、Vシネマ作品『ゴースト RE:BIRTH 仮面ライダースペクター』において、マコトの前に再び姿を現し…


  • 画材眼魔/キュビちゃん(声:松野太紀)
画材と融合した眼魔怪人。
絵に描くことで(画風は抽象画)、モデルを描いた絵の姿に変えてしまう能力を持つ。
…が、変えられた物体には特に害はなく(人体の場合ムズムズはするようだが)、絵を破くだけで元に戻る。

破壊や殺戮を楽しんだり命令に忠実だった今までの眼魔怪人とは異なり、
「ただ美しい物を描きたいだけ」であり悪意は皆無でイゴールの命令にも反発していた。
眼魔とも友達になれるはずと考え出したタケルの執拗なアプローチを受け、徐々に心を動かされる。
しかしネクロムスペクターの砲撃からタケルを庇ったことで致命傷を負い、その命を散らした…

と思われたが実際は気絶しただけで、目覚めた後はタケルと友達となり共に行動する。
名前が無ければ呼びづらいという事で、アカリによって「キュビちゃん」と命名された。
28話では音符眼魔と一緒にスランプを脱するために諸国を巡る旅に出た。

49話にて、再び戻ってきたが
グレートアイザーの放つビームによって、音符眼魔ともども消滅し、魂を取り込まれる。
だがその後のタケルの願いによって眼魔世界で復活。眼魔システムの消滅によって人間の姿に戻った。


  • フレイヤ(演:小川涼)
タケル達の前に現れた少女。その正体はグレートアイの人間として化身する際の姿の1つ。
44話以降からフレイと共にちょくちょく姿を見せていたが、48話にてグレートアイとともにガンマイザーに取り込まれグレートアイザーとなってしまう。

その後、タケル達によってガンマイザーたちから解放されると、グレートアイザーに消された人々を復活させ、
そして「お礼」としてタケルを蘇らせると、金色の眼魂に翼が生えたような形に変化し宇宙へと飛び立って行った。
初登場はネットムービー『伝説!ライダーの魂!』。



<余談>


  • 眼魔アサルトの容姿は全身タイツにバックル付のベルト、ブーツ、手袋をつけた風貌をしている。
    これはTVシリーズにおいては『仮面ライダースーパー1』のジンドグマ以来となる。



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最終更新:2024年03月18日 21:17