たかまつなな

登録日:2015/12/29 (火) 11:16:31
更新日:2023/07/28 Fri 01:01:24
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たかまつななとは、日本のお笑いタレントである。

1993年7月25日生まれ。フェリス女学院中学・高等学校卒業、慶應義塾大学総合政策学部・東京大学大学院を共に修了済。

神奈川県横浜市出身(但し生まれは大阪府八尾市)。

曽祖父は化学者で東京大学名誉教授の高松豊吉(元東京ガス社長でもある)という、生粋のお嬢様である。幼少期から習い事が多く、休みが週1回しかなかったという。
小学生の時、広島の原爆ドームを見たことがきっかけで平和に関心を持つ。野口健主催の環境学校へ参加してから、環境にも興味を持つようになった。
中1の時、読売新聞子供記者団に入り、6年間活動。また、高校生の時、国連の高校生平和大使も務めた。
お笑いを始めたのは中学生からで、爆笑問題の太田光を目標にしていた。しかし、彼女の実家ではテレビは「NHKのみ」という環境だったため、太田光のことを最初に知ったとき、学者だと思っていた(初めて太田の名前を見た本が、学者との対談本だったため)。
なお、お笑いを始めて以降に実家から勘当されていることを明かしている。

2013年のR-1グランプリで当時フリー唯一の準決勝進出、同年の日テレのワラチャン!U-20お笑い日本一決定戦で優勝。2015年第36回ABCお笑いグランプリ8位(決勝進出)等の実績を持つ。

ちなみに小学校は公立だった。

大学院修了後、2018年4月にNHKにディレクターとして入局。タレントとの兼業はできないためお笑いの活動をボランティア扱いで続けていたが、2020年7月にNHKを退社しタレント業に復帰、並行してジャーナリストとしても活動している。

●芸風
基本的にフリップが用意されることが多く、紙芝居のような感じで進めるパターンが多い。
他のお笑い芸人と比べるとTV露出が少なく、YOUTUBEや舞台での活動が多い。

●お嬢様言葉シリーズ
様々なことわざ、名言をお嬢様風に言い換える。
自身の出自をネタにしたりするほか、初期は自分の高校の卒業証書まで見せていた。(←校長からクレームが来てしまったらしい。)

  • 「先生、お手洗いに行ってきます。」⇒「先生、お花を摘みに行って参ります!」
  • 上記が「大」の場合⇒「先生、薔薇の木を伐採して参ります!」
  • 「腹痛い」⇒「天使を身ごもりましたわ!」
  • 「お前の母ちゃん、デベソ!」⇒「そなたの母上、一般人!」
  • 「鼻毛出てるよ」⇒「そなたのお鼻、庭師が必要ですわ!」
  • 「いいって!今日は俺が出すから!(割り勘)」⇒「下々のやり取り!」

さらにバリエーションに「お嬢様の言いかえし」がある。

  • 「お前、絵下手くそだな。」⇒「ピカソって、ご存知?」
  • 「おやつ300円以上買ってきただろ!」⇒「300ユーロまでだと思っていましたわ!」
  • 「おい、ブス!」⇒「ピカソって、ご存知?」←!?
  • 「いーけないんだ、いけないんだ! 先生に言っちゃーお!」⇒「かまいませーん×2、理事長がうちの親!」

また、アニメをお嬢様ことばにするバージョンもあり、

  • 「オッス、オラ悟空!」⇒「恐れ入ります、悟空でございます!」
  • 「ドラえもーん!、タケコプター出してよー!」⇒「セバスチャン! ヘリをチャーターしなさい!」
ドラえもんどこ行った。イエス、マイロード。
  • 「磯野ー」⇒「下々!」
  • 「サザエでございます!」⇒「〃!」
  • 「キャー!のび太さんのエッチ!」⇒「まあ野比様、個性的なご趣味がおありで!」
  • 「ラン、ランララランランラン(ナウシカのアレ)」⇒「蘭蘭蘭蘭r(ry」
他、さまざまなバリエーションがある。

  • 健全な昔話。
白雪姫や桃太郎などの童話を「現代だったらこのシーン○○罪じゃない?」と突っ込んでいき、修正していくというもの。王子が公然わいせつ罪になったり、桃太郎の動物が労働組合作っちゃったりとカオス必死。

このほか日常の時事問題を取り上げてみたり、人生初のうまい棒を食レポしてみたり、様々なネタがある。


●お嬢様エピソード

  • 概要でもふれたが、NHKしか観ない(しかもほぼNHKニュースだけ)家庭だったため、デビュー前は芸能人に関する知識が皆無。中学、高校時代も友達が話すテレビの話題が理解できず、「皆自分用のチャンネル権を買っているのね!」と思っていたという。
  • 明石家さんまを知ったのが13歳の時で、しかも国民的アイドルであるSMAPを知らなかった(初めて聞いたとき、ASEANやBRICs等の仲間だと思っていたらしい。また、「ナカイの窓」に出演した際、仲居君に自分のことを知っているか聞かれた時「6人組ですよね?」と回答した)。また、番組で共演した雨上がり決死隊のことを「お不良のグループだと思っていました。」と答えた。さらに、ラジオ局の廊下ですれ違った舘ひろしのことを局のスタッフだと勘違いし、マネージャーに怒られた。紅白歌合戦も「毎年大晦日はお食事会なので」見たことが無いという。
  • 彼女の中で一番の有名人は池上彰とのこと。
  • マネージャーと一緒に行った牛丼店でも、水が入ったコップをフィンガーボウル(パーティーなどで出される手を洗う用の水とその容器)と間違えて手を洗おうとしたらしい。
  • お嬢様キャラは素であり、ある番組で「自宅には10室しかなく、すごく小さいです。」と答えた。
  • 当然ながら家族からお笑いは猛反対されており、親族曰く「曽祖父の名を汚す」、「高松家の恥」。

また母親から教職を取るよう勧められ、母校のフェリス女学院に実習をお願いしたら断られた(デビュー初期に結構自虐っていた。)。

  • デビューの際、高校の指導主任から「他人を傷つけず、清く正しく品格のある漫談をおやりなさい。」とアドバイスを受け、日々心がけている。
  • 野口健とは、概要で説明した環境学校の時から仲が良い。
  • ノーベル化学賞を受賞した白川英樹氏とはメル友である。
  • 高校時代、お笑い芸人を目指すと担任に報告したら、職員会議に発展してしまった。

などなど、その出自ゆえにすごいエピソードが多い。


追記、修正はお嬢様にお願いします。

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最終更新:2023年07月28日 01:01