プリンセス(千年戦争アイギス)

登録日:2015/12/10 (木) 23:36:36
更新日:2023/06/21 Wed 21:35:00
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プリンセスとは、千年戦争アイギスにおけるユニットのクラス(職業)のひとつ。

ここではさらにゲーム中でプリンセス系に含められているヴァンパイア/イモータルプリンセス、ドラゴンプリンセス、イビルプリンセスなどについても記載する。
これらはクラスを表すアイコンが全く同じという共通点もある。


プリンセス


プリンセス→(覚醒)→ハイプリンセス→(第二覚醒)ロイヤルハイネスorマジェスティック

◆クラスの特徴
MAP攻略の要になりうる武闘派お姫様。近接職では珍しい魔法属性の攻撃を行うクラス。
高い攻撃力と防御力を無視する魔法属性攻撃の特徴をもって敵のボスクラスを蹴散らしていく。
反面、コストの割にHPや防御力はさほど高くはなく、一部をのぞき比較的打たれ弱い。
ブロック数が1なのでそれでも結構耐えるが、高攻撃力の敵は若干苦手。運用にはヒーラーによる補助が重要になるだろう。
ぶつける相手は慎重に選んだ方が良く、強めの雑魚かせいぜい中ボスクラスを素早く処理させるぐらいが無難。
魔法耐性が高い敵に滅法弱い点にも注意が必要。

また、王子と同時に出撃させることで互いの攻撃力をアップさせる配置バフ能力を有するため王子へのバッファーとしての役割も持つ。複数姫を出しても効果は1人分のみ。ハーレムエンドは許されなかった

総合的に魔法剣士と違い遠距離攻撃ができない分ステータスが高く、
コストあたりの単純な戦闘力に優れる1ブロックユニットというのがプリンセスの今の立ち位置となっている。

彼女達はそれぞれ専用の、伝説のある武具や逸話を持っている武具を装備しており、これがそのままスキル名となっている。(命名テンプレートは漢字2文字の異名+武器名 例:「魔剣フラガラッハ」)
「姫」という職業自体にそういう命名法則があるらしく、その他のクラスにいる姫も同じく名有りの武器を使っている。
例外もいるにはいるが。
もしかしたら攻撃力の高さは武器によるものなのかもしれない。

CCがないため、育てやすいのも特徴。
レベルが低いうちはCC前相当の性能だが、成長率が高いためすぐにCC後相当の性能になる。

覚醒後は攻撃力はもちろん特にHPが大きく伸び、アビリティも独特かつ有用なものが多いため重宝する。

クラス名のとおり女性しかいないため、レアリティーはシルバー以上。
以前、初の銅プリンセスがでそうになったがあっさり阻止された。誰も得しないし当然だが。

余談だが、彼女達の中には、結婚するまで「ニャーン」な事をしてはいけないと言うしきたりがある子がいる。(国が健在の子はその傾向が強い。)
・・・が、そんなものは我らがち●こ王子にとっては関係のない話。全力でぶっちぎっていく。
さすが王子!俺達に出来ない事を平然とやってのける!そこに痺れる憧れるぅ~!!

そして2020年11月、毎年毎年今か今かと言われ続け、ついに初期実装クラス最後の第二覚醒実装となった。
プリンセスの第二覚醒の特徴は「どっちもステータス大幅増。攻撃重視or防御重視」というドシンプルさだが、
クラスの特徴とやや合わない防御重視のロイヤルハイネスには天界デバフ無効に加え王子へのバフに防御バフが追加される優秀な特性を与え、
クラスの特徴を特化させた攻撃重視のマジェスティックには攻撃バフの上昇値を抑えつつ50%の確率で貫通攻撃と不安定な特性を与えるという方向で調整されており、
キャラごとに分岐で大きく悩むか全く悩まないかではっきり割れやすい。
どちらにせよステータスが大幅に上がるため、プリンセスを戦力とするなら第二覚醒はほぼ必須。

◆ユニットたち
●シルバー
  • ロゼット
その体格に比してやたらとメカメカしい剣を持つプリンセス。シルバー攻略王子にとっては待望のユニット。
シルバーとしては強い部類に入るが、前線でボス級を受けるには少々物足りない性能。
しかし、彼女の真価はそのスキルとアビリティにある。

スキルは一定時間、シルバーユニット全員の攻撃力・防御力を上昇させる『ダモクレスの剣』。
クラスによるが、配置中のシルバーユニットがCCカンスト状態のゴールドユニットと同等か少し下がる程度の性能を得る。
スキルの差や覚醒があるため依然としてゴールドユニットの優位は揺るがないが、シルバーユニット縛りをしている王子にとっては最高のバフ効果。
ただし効果終了後は全ての対象ユニットのHPが半減するデメリットを持ち、一気に戦線崩壊してしまう危険性もあるのでタイミングには注意。

アビリティは『シルバーチャージ』。シルバーのスキル初回使用までの待ち時間を短縮する。
初回使用のみだが、シルバーユニットはスキル初使用までの時間が長いため、これも重宝するだろう。
またLv55になると『シルバーフルチャージ』になり、銀ユニの最大HPを5%強化する。

総じて、味方の能力を上昇させることに特化しており、ある意味もっともプリンセスらしいプリンセスといえるかもしれない。



●ゴールド
  • テミス
背中に派手な羽飾りと、いかにもプリンセスといったドレスを来た女性。
紐で押さえつけられた豊満な胸とわずかに見える絶対領域が非常に麗しい。
プレオープン参加者に配布されたプリンセスで、それ以降もイベントやら誤配布やらで入手できた。
HPと防御力の基本値は少々物足りないが、好感度補正とスキルによってブーストできるため結構打たれ強い。
その入手のしやすさとゴールド故の育てやすさもあり、初心者王子には嬉しい存在。
プラチナ以上では難しいコスト下限も十分期待できるので、低コストプリンセスとして長く使うことも可能だろう。

スキルは一定時間防御力が上昇する『宝剣ガラティン』。最大補正時の防御力は同レアリティのヘビーアーマーに匹敵する。
この時のテミスの頼もしさといったらもう・・・割と冗談抜きでプラチナユニットともタメ張れるレベル。

覚醒アビリティは『太陽の刃』。10%の確率で攻撃力が3倍になる。スキル中は発動率が25%に上昇する。
攻撃力が控えめなテミスにとっては嬉しい火力強化。補正値や発動率も良いため、重宝するだろう。

スキル覚醒は『剛剣ガラティン』。宝剣とは打って変わって攻撃力を上昇する効果に。
補正値や回転率も良いので、攻撃を優先させたいならこちらに切り替えるのもいいだろう。

第二覚醒はマジェスティック。
スキル中は25%で攻撃力3倍、50%で貫通攻撃が発生するためダメージの振れ幅がさらに激しくなった。
何より衣装が真っ黒な悪の組織の女幹部アーマーと化し、悪堕ち感満点。
お茶会や初詣で何度も王子が容赦なく叩きのめすから…


  • 晴着の花姫ロゼット
2018年末から2019年頭に開催された「年末年始ゴールドラッシュ!」中のステージ「初春の姫君たち」のコンプリート報酬。
東国の仲間に晴れ着を着付けてもらったロゼット。
姫侍から「悩みがちなロゼットに」として迷いを断ち切る剣技を教わっており、
覚醒絵ではイノシシ状の幻(オーラ?)を纏って突撃するロゼットが描かれている。
元は銀強化特化の銀姫であったが、こちらは金以下強化特化の金姫になっている。

スキル『ダモクレスの春剣』は金以下とお正月属性の味方の攻防を上昇させるが、効果終了時に現在HPが半減する。
覚醒スキル『天剣ダモクレス』は金以下の味方の攻防を上昇させるが、効果終了時に対象の現在HPが70%減少。
似ているようでかなり異なるので注意が必要となる。
(白以上で)お正月属性ユニットが対象に含まれるのは春剣の方のみ。
さらにデメリットのHP減少が春剣は ロゼット自身のみ 、天剣は 対象全員 となっている。
全体的に使いやすいのは春剣の方だが、攻防上昇率は天剣の方が上なので使い分けていきたい。

初期状態でアビリティ『謹賀の微笑み』を持ち、編成に入れるとレアリティ金以下の攻撃力+5%。
覚醒アビリティ『猪突猛金の構え』では攻撃力+15%、防御力-10%に変化する。
メリットだけでなくデメリットも付くことになるため覚醒させずに運用するという選択もありだが、
攻撃力がかなり上がるため覚醒の恩恵も大きく、切り替えはできないため悩ましいところである。

第二覚醒はロイヤルハイネス。
攻撃力特化のアビリティに防御重視のクラスとちぐはぐではあるが、相殺されて攻守ともに安定した能力となった。

●プラチナ
  • リリア
見た目ロリーンにしか見えない童顔姫様。持ってる武器の一部がセリフと被ってるため杖に見えるが剣である。
覚醒するとロリっぽさに拍車がかかるが脱ぐと凄い。いやほんとに凄い。あとエロい。
テミスの単純強化といった感じで、好感度によるHP上昇とスキルによる防御力強化が特徴。
特にHPは特殊な例を除き、レアリティブラックのプリンセスすら凌駕する。
このレアリティになると素の攻撃力も馬鹿にならず、スキルによるブーストがなくとも頼りになるだろう。

スキルは一定時間防御力が大幅に上昇する『神剣エクスカリバー』。『宝剣ガラティン』の単純強化。

覚醒アビリティは『神剣の鞘』。HPを自動回復する。スキル中は効果が3倍なる。
スキル中は防御力アップ効果も相まってとんでもないタフさを誇る。相手次第だがヒーラーがいらない場合すらある。

スキル覚醒は『神剣キャリバーン』。防御補正が下がる代わりに攻撃補正と状態異常無効化がついた。
堅さは劣るが殲滅力は上がるので、全体的なバランスはこちらの方が上。どちらを選ぶかは相手する敵によって決めよう。
キャリバーンもエクスカリバーも元々は同じ剣を指していると言われているが……他のプリンセスにも同じような感じだったりするし深く考えるのはやめよう。

なお、モノの本によると元から高身長かつ抜群のプロポーションであるらしい。
・・・普段プレイヤーが見ているリリアは10歳くらいの時のポートフォリオだったりするのだろうか?謎である。

第二覚醒はロイヤルハイネス。防御型のリリアに合った分岐で、スキル中は全姫トップクラスの硬さとなる。


  • シェリー
見た目どおりのロリ巨乳お姫様。寝室においてはリリアより若干幼く感じるのは編集者だけであろうか?
テミス、リリアとは違い攻撃に特化したプリンセス。プリンセスの特徴をさらに先鋭化したと言える。
だがそれ故に脆く、ヒーラーなどによるフォローなくしてボス戦うのは難しい。
しかし、その高火力をもってして敵のボスクラスをなぎ倒していく姿は圧巻の一言。
まさに「ヤられる前にヤれ」を体現したユニットといえる。

スキルは一定時間攻撃力が上昇する『魔剣アロンダイト』。特殊な例外を除きプリンセス中最高の攻撃力を持ちえるスキル。
元はリリアの王家にて『神剣エクスカリバー』とともに保管されていたが、友好の証としてシェリーに譲られた。
こちらも『神剣エクスカリバー』、『宝剣ガラティン』同様にアーサー王物語に登場する剣のひとつである。

覚醒アビリティは『騎士姫の導き』。編成にいるだけでゴールド以下ユニットのHP・攻撃力・防御力を5%上昇させる。
適用範囲が広く効果も強力なため、ゴールド以下をメインに編成を組んでいるなら重宝することになるだろう。
シェリー自身はプラチナのため「ゴールド以下編成でクリア」の名声獲得条件を満たせないのは残念。

スキル覚醒は『聖剣アロンダイト』。15秒ブロック0になりパワーチャージし、次のスキル起動で攻撃力を強化し最大5体同時に遠隔魔法攻撃を飛ばす。その後もチャージと攻撃を発動ごとに交互に繰り返す。
チャージ中は置物と化すが、攻撃中は集団戦ならシビラをも上回る圧巻の殲滅力を発揮する。またブロック0化は場合によってはメリットにもなり得るため、使いづらくはなるがトリッキーで強力な攻撃役として運用できる。

第二覚醒はマジェスティック。攻撃型のシェリーに合った分岐で、50%貫通攻撃化もありがたい。



  • クローディア
イベント『竜殺しの剣』の報酬。
亡き兄の剣と遺志を受け継ぎ竜と戦う王女様。
ステータスはシェリーと同じく攻撃型。同じく打たれ弱いので、ぶつける相手はよく選ぼう。
スキルは『ドラゴンスレイヤー』で、自身の攻撃力と魔法耐性を上昇し、敵の防御と魔法耐性を無視した攻撃をする。元祖貫通攻撃持ちで、防御も魔耐もガチガチの敵も容赦なく切り刻んでくれる。

覚醒前から『竜族への攻撃力アップ』アビリティを持ち、覚醒後は倍率が上昇。スキルの魔法耐性上昇と併せて竜に対しては非常に強い。
…が、強力な竜は大体が飛行敵なため、殺る気まんまんのクロ姫をスルーしたドラゴンを結局アルテミスが仕留めるなんて場面も多く、「ドラゴン殺せないじゃん」と言われてしまうこともしばしば。

しかしスキル覚醒『竜殺しの投剣』で、魔耐upとスキル時間を代償に遠隔攻撃できるようになり、自分で飛竜を落として抱えるられるようになった。
また遠隔攻撃化により他の味方がブロックした敵へ援護射撃できるようになり、防御が低いので貫通させたいような強敵にぶつけ辛いという弱点もある程度克服した。
ただし射程が非常に短いので、マップや配置場所に左右されやすい点には注意。
剣と言うにはあまりにも大きすぎる、大きくぶ厚く重くそして大雑把すぎる、正に鉄塊のような剣を、スキル中にポンポン放り投げる姿はどことなくシュール。
ちなみに彼女の持つ大剣には元ネタが存在する。

第二覚醒はロイヤルハイネス。特化型のリリア・シェリーと比べると攻守のバランスの良さが特徴になった。

  • ルイーズ
イベント『亡国の姫と忍者集団』の報酬。ロリだったりゴスだったりするプリンセスの中では珍しい大人な感じの亡国のお姫様。
大討伐ミッションにおいて、プレイヤー全員の総敵撃破数が一定を超えるとレアリティが上昇するという特殊なユニットで、初期はブロンズユニットだった。
性能は好感度補正が攻撃と防御に均等に割り振られている事もありバランスがよく、HPを除けば高レベルでまとまっている。

スキルは一定時間防御力が上昇し、ブロック数が+3される『名剣グラバム』。
スキル発動中に限ってだが「単体魔法攻撃ができる高攻撃力覚醒ヘビーアーマー」と化す。何このバケモノ。
ただし攻撃力や攻撃数などの処理力は据え置きでブロック数だけ増えるのは少々危険。倍率が掛かってもあくまでプリンセスの防御力なので、強めの敵を複数抱えないよう状況はよく見た方が良い。

覚醒アビリティは『難攻不落の要塞』。編成にいるだけで全員の出撃コストが+2されるが防御力が17%上昇する。
コストに余裕があるマップでは救世主になり得る凄まじい防御力の上昇値だが、逆にそうでないマップではいるだけで足を引っ張りかねないぐらいデメリットも凄まじい。
スキルとは違い、ONとOFFを切り替える事が出来るものではないので、特に他にプリンセスがいない場合は覚醒させるかよく考えた方がいいだろう。

スキル覚醒は『名剣フランベルク』。防御補正とブロック数が下がって攻撃補正がついた。さらにブロック中の敵全体を攻撃する。
つまりは魔法攻撃できるサムライになる。やっぱりバケモノだコレ。

第二覚醒はマジェスティック。防御バフが特徴の姫なのに何故か攻撃型になってしまった。
戦場に出さない編成バフ要員なら第二覚醒しなくてもいいかもしれない。


  • メルヴィナ
ヤンデレっぽい見た目だが話してみると割とマトモなプリンセス。しかし血を求める魔剣のせいで戦闘中は人が変わってしまうらしい。
「ふはははは!!踊れ踊れ!!この剣の糧となるがいい!!」
…どう見ても中二病じゃねーか!

ステータスは白プリトップの攻撃力と同2位の防御力を持つバランス型だが、HPは最下位と尖った性能。
またスキル『魔剣ダーインスレイヴ』も攻撃・防御を強化でき、スキル覚醒後の『邪剣ダーインスレイヴ』では更に倍率が上がる。ただし原典と同じく呪われた魔剣であるせいか、効果終了後にHP減少のデメリットあり。
後述のアビリティが強力でそちらが本体のイメージが強いが、スキルも実は回転効率が良く扱いやすい。特に覚醒スキルは初動は僅か7秒、効果時間25秒再動時間15秒と極めて優秀。

最大の特徴は覚醒アビリティの『断末魔の呪い』で、自身の死亡時に撤退扱いになり、周囲の敵にダメージ+時止め効果。まさかの自爆系プリンセスとなる。
スキルによる高い攻防と合わせて、強敵に安心してぶつけることができる。というかスキルのデメリットからしてむしろ死ぬこと前提のユニットともいえる。
時止め効果は約13秒とかなり長く、大ボスやラッシュへの時間稼ぎとして非常に優秀。特に他の時止め手段や麻痺と組み合わせると色々と悪さができる。

第二覚醒はマジェスティック。
自爆含めて攻撃力が大きく増加し、死ぬまでの間にある程度のダメ―ジを期待できるように。
何より痴女服化がさらに進行しており実にエロい。当然A版ではインナー大量追加された。


  • スクハ
イベント『莫耶の宝剣』の報酬。国宝干将・莫耶を狙った妖虎仙に国を滅ぼされ、莫耶を手に落ち延びたオリエントなお姫様。
スキル覚醒で二刀流かスイッチ型になるんじゃね?という予想もあったが、イベントのラストで干将に宿る力と鍛冶師の魂が莫耶に移ったため剣は1本のままだった。

攻撃寄りのステータスに、攻撃力を強化し遠距離攻撃化するスキル「莫邪の宝剣」を持つ。スキル覚醒後の「莫邪の退魔剣」では攻撃力が更に上昇し、回転効率も上がる。
斬撃を飛ばせるシェリー、あるいは射程と火力が低いシビラといった感じで、プリンセスとしてはオーソドックスな部類に入る性能。
ただし射程は忍者や魔法剣士より短めで、S覚醒クローディアよりはマシ程度の長さなので、運用には少々注意が必要。

またアビリティとしてスキル発動時に妖怪系の敵の動きを止める『妖怪緊縛陣』、覚醒後は妖怪特効がプラスされる『妖怪緊縛陣・剛』を持ち、妖怪キラーとしての活躍も期待される。

第二覚醒はマジェスティック。妖怪停止と追撃の遠距離攻撃が基本の役目ながら、
王子へ常時25%の攻撃バフを与えてスキル中以外も腐らないようになった。

  • ジュリア
召喚に実装されたプリンセス。

最大の特徴は、魔水晶と好感度・信頼度アイテムのドロップ率を上げるアビリティ『オールトレジャー』。
それぞれモニカ、キュテリ、ロベルトが持っていたアビリティを一人でまとめて持っている。
さらに覚醒アビリティ『ゴージャスドレス』になると上昇量がさらに上がるため、非常にありがたい。
またゴージャスドレスには物理攻撃50%回避も付いているため耐久力も上がる。

スキル『宝剣フロッティ』は攻撃力を上げたうえで魔法耐性も無視する、いわゆる貫通攻撃になる。
プリンセスが苦手とする魔法耐性の高い敵も切り裂ける手堅い効果。
覚醒スキル『神剣フロッティ』になると貫通状態で遠距離攻撃を始めるうえ、ブロック中は大きく攻撃力が上がる。
元スキルに劣る点がないためスキル覚醒一択だろう。

第二覚醒はロイヤルハイネス。防御面を中心にステータスが大きく強化される。
正直第二覚醒まではブロックのリスクが高すぎて
貫通遠距離なら白の皇帝がいるから覚醒Lv1放置でいいや、みたいな立ち位置だったが
皇帝は常時物理遠距離攻撃により中~後衛寄りの運用になったこともあり、
こちらは高い防御力と物理回避による場持ちの良さを生かしたボスタイマン向けの正統派プリンセスとなった。
皇帝が背中を守り姫が前に出る世界

  • 恋慕の剣姫スクハ

  • 絢爛仮装姫ジュリア

●ブラック
王子の従妹にして北の国のお姫様。アイギスを代表する看板娘の一人。
スキルと覚醒アビリティの効果により強力な魔法攻撃を飛ばせる攻撃型。
詳しくは項目参照。


  • オリヴィエ
これぞエルフ!といった金髪美人のエルフ族の姫様。
エルフ補正により、HPが低い代わりにその他の能力に優れる。素攻撃力ではシビラを突き放すが、あちらには硬直軽減があるので素のDPSはほぼ互角のクラス2トップ。
また後述のスキル無しでも雑兵相手なら問題にならないぐらい防御も高い。流石にHP的に過信は禁物だが。

アビリティ『妖精姫の祈り』で、自身を含むエルフとドワーフのコストを1削減。下限スピカなんかはえらい安く出せる他、前衛軍師と併せるとアトラをコスト0で呼び出せるなんて小ネタも。実用性はともかく
覚醒後の『妖精姫の祝福』では、更に対象の最大HPを15%、攻撃力を5%上昇。エルフの弱点である打たれ弱さをかなり軽減できる。

スキル『聖剣オートクレール』は自身の回避力を上げるスキルで、スキルレベルMAXではなんと100%に。「分かりやすく言えば攻撃力5000」ことブーさんでも、麻痺が厄介なゾンビ連中でも安全に15秒稼ぐことができる。また黒特有の配置即点火により、強敵に差し込んで即無敵化といった使い方も可能。
ただし魔法攻撃には効果が無いので相手は選ぶ必要あり。

スキル覚醒後は『聖剣アルタキエラ』になり、オートクレールの効果に攻撃速度アップが追加される。その速度は非スキル中の約2倍と凄まじく、抱えてしまえば一方的に敵の体力をもりもり削る。また攻撃力も強化され、全キユニットでもトップクラスの魔法DPSを叩き出す。
またスキル時間もオートクレールより伸びており、スキル発動ごとに効果時間が強化される特性が付く。
ただし初動が5秒に延びるため、1,2撃すら耐えられないような超強敵には差し込みでなく先置きしなければならない点ではS覚醒前に劣る。

余談だが、アルタキエラは調整が何度も入り強化を繰り返してきた歴史がある。初期は持続15秒だけだったのが、現在では持続25~40秒+攻撃力1.3倍と全くの別物になっているのが分かる。

第二覚醒はスキルで物理防御面を無視できるため攻撃強化のマジェスティックが優勢。
50%貫通攻撃化が追加されたことで魔法耐性が高めのことが多い強敵に対しての期待火力が大きく向上する。

  • アンジェリーネ
白の帝国のプリンセスで、帝国が現在の体制になる前の王族の末裔。
皇帝にベタ惚れだが、全く自分に興味を示さない彼に復讐しようと王子に近づく…というドロドロ模様が特徴の異色のキャラである。

スキル『金剛鎌ハルパー』は防御強化・ブロック数&攻撃数+1・敵全体の物理攻撃力低下の3効果を時間無限で持続させる。全体永続デバフという非常に特徴的なスキルで、全ての壁ユニットを同時に援護できる。また本人のステータスも防御寄りなため場持ちも良い。
スキル覚醒し『アダマスの神鎌』になると攻撃力も強化されるようになり、防御とデバフの倍率も上がるが、制限時間が付くようになる。永続効果を手放すのは痛いが、ラッシュ等の厳しい局面への対応力は大きく上がっているため、どちらが良いかはケースバイケースといった所か。

アビリティは帝国ユニットの攻防バフの『初代王家の血統』で、覚醒し『隠された神器の後継者』になると魔界デバフへの抵抗力が付く。
自身や皇帝に効果が掛かるのはもちろん、帝国ユニット同士で組んで相互バフを掛ける場合にも全員が対象になる。
ただし、神器と言いつつ覚醒王子や皇帝と違って魔界デバフへの抵抗力が付くのは自分だけである。

第二覚醒は非常に悩ましい。長所の耐久面に特化するならロイヤルハイネスが良い。
王子が配置されていればポン置きで配置1秒で永続防御力3700(全体物理攻撃デバフつき)という鉄壁ユニットが出てくるのである。
料理人…というかオーガスタ環境だしロイヤルハイネスの防御力は過剰だというならマジェスティックが良い。
素の防御力の高さに火力が補われ攻守ともに優れた能力を発揮できる。


  • 誓いの妖精姫オリヴィエ
オリヴィエの季節限定ガチャ・ジューンブライド版。淡い緑色の花嫁衣装に身を包んでいる。
なお千年戦争アイギスのジューンブライドは結婚式ではなく、魔除けの儀式という設定。

通常スキルはジューンブライドならぬ『ジューン・ブレイド』。
3体まで同時に、魔法剣士のように遠距離攻撃。
またこのスキル中、一定時間ごとに味方全体を全回復するというド級の回復能力も持つ。

アビリティは『魔法糸の若緑ドレス』。覚醒アビリティは『エバーグリーン』。
常に相手の物理攻撃を50%の確率で回避し、出撃メンバーにいるだけで自身と王子のスキル時間を延長する。
覚醒すると延長時間が更に伸びる。

スキル覚醒をすると『祝福剣アルタキエラ』となり、アビリティの回避能力を2倍にする……つまり、通常のオリヴィエのように相手の物理攻撃を100%避けることができるようになる。
そして特筆すべき点が一つ。
それは「相手の魔法耐性を0にする」という最強クラスのデバフである。
相手の魔法耐性が50であろうと、100であろうと、200であろうと、一切合切を0にしてしまう。
そのため魔法攻撃パーティーに組み込めば強力な攻撃支援となるのだ。
なお、あまりに強力なためか、1度の戦闘で3回しか使用することはできないという制約を持つ。

第二覚醒は好みが分かれる。安定感を増したいならロイヤルハイネス、
特化させるならマジェスティックといったところで純粋にプレイヤーの好みによるだろう。


  • ヨシノ

現在東の国の国主代理を務める姫。
先代国主が魔物との戦いで倒れ、先代国主の親友にして側近だった男が代理で国主になったが、
その側近も後に隠居してしまったためその側近の娘が国主代理を引き継いだというなんとも複雑な経緯で国主をやっている。

武家のお嬢様なのだが割と怠惰な性格をしており国主なんてやりたくないと常々思っていて、
早く妹分のシズカに国主の座を譲ってしまいたいと考えている。でも仕事はきっちりやるできる人。

後述のカグヤと並んでハーレム推奨派で、自分は側室でオッケーと言っているが
ただ美男美女を愛でながら悠々自適のグータラ生活がしたいだけだったり。

能力は東の国属性へのサポートに特化したプリンセス。
アビリティ『殿中指揮』により配置中自身含む東の国属性ユニットは死亡時撤退扱いになる。
第一覚醒後は「姫将軍の采配」に強化され編成バフとして攻撃力・防御力+5%がつく。

通常スキル『神剣オオハカリ』は30秒自身の攻撃力・防御力・魔法耐性が2倍かつサムライと忍者系クラスの攻撃力と防御力1.5倍という自己強化&全体バフスキル。
自身を前に、サムライを後ろに置いての乱戦において威力を発揮する。
ただしバッファーには近接女性すべてが対象のティニーという強力なライバルがいるため見劣りしがち。

覚醒スキル『カムドノツルギ』は永続で東の国ユニットすべての攻撃力が1.3倍になり、スキル中死亡した東の国ユニットは40秒後に再出撃可能になる。
全体の能力底上げに加えて死んでも使い回しOK、もちろん自身も再出撃できるので保険にもなる。
これによるブラック国家東の国ユニットリサイクル戦術がヨシノの持ち味。今後のユニットプール追加に期待したい。

一番相性がいいのは恐らくはシノ。
スキルぶっぱで火力を叩き込んで終わったらそのままキャー(自動撤退)がデフォルトなので
40秒後とはいえ2発目のカチコミが可能になるのはやはり便利。
ヤクザの大元が将軍って時代劇でもやらねえぞ

第二覚醒は殴り合い能力よりもサポートが魅力なので諸所の運用による。
攻撃バフに特化するか自己生存と防御バフにするかで選ぶことになるだろう。

●サファイア
  • 月姫カグヤ
小説版ではヒロインポジの和風ひんぬー姫で、小説1巻のシリアルコードで手に入る。
ガチャしなくても確実に手に入るため、どうしてもプリンセスが欲しい人に勧められることも。
ただしサファイアの例に漏れず育成は大変で、スキルも10まであるので根気(か結晶)が必要。
また2巻のシリアルで出る侍女のヒカゲの能力でステータスが上昇するので、セット運用してみるのも良いだろう。

性能は大器晩成型。覚醒前は貧弱だが各種覚醒で化ける。
覚醒アビリティ『半月の覚醒』で攻撃と防御が30%強化されるので、育て切ればテミスを上回るぐらいには強くなる。

スキル『天剣ミカヅキムネチカ』は攻撃力を最大で3.0倍する強力なスキル。(スキルマにさえできれば)なかなか役立つだろう。
反面、初動が42秒と非常に遅いという弱点があったが、スキル覚醒『銘三条の初太刀』では倍率そのままに防御力補正まで加えて初動が12秒になる。初回発動後はミカヅキムネチカに戻るが、最速で銘三条を使った場合、その次のミカヅキまで配置からジャスト42秒。つまりデメリットなく単純に銘三条分のスキル時間10秒間を丸儲けできることになる。

各種覚醒をした上でカグヤも合わせるとコスト14で配置から12秒で攻撃力1700近い魔法攻撃を行うプリンセスとなる、ょぅι゛ょっょぃ

第二覚醒はロイヤルハイネス。覚醒スキルで配置12秒で防御力3000級のステータスを出せるように。
さすがに高レアユニットには劣るが、シリアル配布でありながら強敵が見えてから後出しするユニットとしては十分な能力となった。

そして何故か第二覚醒絵では黒髪になる。
ちなみに絵師は既に数年前に絵師業を引退しており、第二覚醒絵があることに驚いたプレイヤーも多い。
アイギスにはイラスト納品したの何年前だよってパターンが多すぎる


ちびプリンセス

名声召喚システムで追加されたちびクラスの一つで、既存プリンセスキャラのSDバージョンのユニット。元のキャラに合成すると、普段は確率で成功するスキル上げとコスト下げが確定でできる。
設定的には元のキャラが呪いや魔法などの影響で一時的に小さくなった姿という扱い。かわいい。
覚醒はなし。

  • ちびオリヴィエ
ちっちゃくなったオリヴィエ。
スキルが元と同じであるため、ゴールドでありながら物理100%回避が実現できる。
特殊な条件が課される☆4チャレンジやゴールドラッシュなどで切り札となり得るため、
元を持っていたとしても素材として使わずにおいた方が良いかもしれない。

  • ちびテミス

  • ちびオリヴィエ

  • ちびロゼット

  • ちびアンジェリーネ

  • ちびヨシノ

  • ちびシビラ


ねんどろいどプリンセス

グッドスマイルカンパニーから発売されたねんどろいどに特典として付属していたユニット。
これまでで該当するキャラはシビラのみ。
ねんどろいどのフィギュアそのままの外見で、後に登場したちびユニットたちの先駆けとも言える存在。
レアリティがゴールドではなくサファイア、元のユニットに合成してもスキル上げとコスト下げが確定ではない、などの違いがある。

  • ねんどろいどシビラ
「ねんどろいどシビラ」に特典として付属していた。詳しくはシビラを参照。


ヴァンパイアプリンセス


ヴァンパイアプリンセス→(覚醒)→ヴァンパイアクイーン→(第二覚醒)→ブラッドサッカー or ノスフェラトゥ

◆クラスの特性
イベント『吸血鬼の花嫁』で後述のイモータルプリンセスと共に実装された特殊なプリンセス。
その最初であるカルマは同イベントの進行具合でヴァンパイアかイモータルに分かれた。

基本的なクラス特性はプリンセスと同様で、魔法攻撃型の近接ユニットでブロック数は1。
性能も高く、レアリティ以上の働きも期待できるが、なんとこのクラス、HPが回復しない。
後日実装された「ヴァンパイアロード」「キョンシー」らもHPが回復しないため、アンデッド共通の特性なのだろう。
この特性のため、かつてはMAPに長く滞在するのではなく、強敵に対して差し込み、仕事が終われば即撤退が基本だった。
現在は調整で攻撃毎に最大HPの2%を回復するクラス特性を獲得し、スキルも回復量が増える効果を持つものが多いため、むしろ「ヒーラーの範囲外で自力回復しながら生き延びる」という運用をされることも多い。
なお、その特性上、毒MAPや砂漠(猛暑)MAPにめっぽう弱い。出撃させる場合は十分注意しよう。

第二覚醒は『ブラッドサッカー』と『ノスフェラトゥ』に分岐。
前者はHPを主に強化し、攻撃毎の回復が2%から3%に増加する。たった1%と思うかもしれないが、スキルで回復量が数倍になるためその分効果が大きくなる。
後者は攻防を主に強化し、自身が死亡した時に撤退扱いとなる。

●ゴールド
  • ちびシルヴィア

●プラチナ
  • 黒衣の花嫁カルマ
イベント『吸血鬼の花嫁』の報酬。
吸血鬼の花嫁となるべく、吸血鬼に血を吸われ、あと一歩で身も心も吸血鬼に支配されそうになった薄幸の美女。
非常に儚げで、表情に少々影が落ちているのは、境遇を考えれば仕方のない事だろう。
最終的に王子に救われたとはいえ、イベントの進行具合では吸血鬼化を免れない場合もある。

そしてこの黒衣の花嫁は、吸血鬼化を防ぐ血清が足りず、精神支配こそ免れたが吸血鬼化は避けられなかったカルマ。通称黒カルマ。
通常のプラチナプリンセスと比べて全ての能力が水準を遙かに上回る。
特にHPの伸びが顕著で、HPが回復しないデメリットをかなり押さえ込む事が可能。
とはいえ、特性上あまり長時間の出撃に向かないのは変わらずであり運用には多少の腕が要求される。格下は高いステータスと自己回復で蹂躙できるが、格上に対してはどうやっても太刀打ちできないというヴァンパイアプリンセスの特徴が素直に出るユニットである。

スキルは、一定時間攻撃力と防御力が上昇する『魔剣ティルフィング』。
補正値や効果時間は控えめだが、回転率は非常に良いので積極的に使っていける。

覚醒アビリティは、当初は攻撃毎にHPが2%回復する『エナジードレイン』であった。
そのままクラス特性に移されたため、20%の確率で攻撃後の硬直を無くす『追撃』に差し替えられた。

スキル覚醒は『真魔剣ティルフィング』。『魔剣ティルフィング』の補正強化版。
さらに、スキル中はクラス特性の回復量が5倍になり、1回攻撃する度にHPが10%回復する。
特に、回復量の強化はカルマの生存時間に直結するので非常に重要。
カルマを積極的に運用するなら是非スキル覚醒したい。

第二覚醒はブラッドサッカー。覚醒スキル中は1回の攻撃で15%を回復するようになる。

  • 可憐な吸血姫エストリエ
イベントで王子に滅ぼされたヴァンパイアロードによって作られた人工ヴァンパイアロードの実験体のひとり。彼にとって自分は実験台でしかなかったのかもしれないと思いつつも彼を父と慕っており、彼の死後彼の秘蔵していた不死殺しの魔剣を手に彼の後継を名乗っている。
生前の記憶がないまま娘と思い込まされていたエデンとは姉妹のような関係で、エデンが真実を知った後でも非常に仲が良い。逆に仇である王子とは基本険悪な関係だが、共通の敵の存在やエデンの取り成しもあって休戦・共闘の協定を結んでいる。

プラチナには珍しく覚醒前からアビリティ「攻撃力アップ」を持っており、攻撃力が+10%されている。覚醒後は「不死狩りの魔剣」に強化され、スキル発動時にすべてのアンデッド属性の敵を4秒間停止させる。ヴァンパイアが出現するマップはほぼアンデッドばかりが出てくるので強力だが、本人は麻痺に耐性がないのに注意。

スキル「魔剣リジル」は攻撃力1.6倍・HP2倍に加え攻撃時の回復力が3倍になる。倍率こそ3倍止まりだが、スキル中は一時的にHPの最大値が2倍になるので実質的な回復力は通常時の6倍。HP増加もあって持久力が高いが、防御力が上がらないためカルマに比べ中威力・高速攻撃型の相手との相性が悪くなっている。
覚醒スキル「紅魔剣リジル」になるとHPの倍率が下がるが攻撃速度が上昇するため時間あたりの回復力がさらに上がる。最大耐久力がそこまで必要ないなら攻撃力と回復力に勝るこちらのほうが優秀。

第二覚醒はノスフェラトゥ。カルマよりも攻撃的なユニットであり、殲滅力の上昇は噛み合っている。

●ブラック
  • 紅血の皇女シルヴィア
こちらはカルマとは違い正真正銘ヴァンパイアの国のお姫様。
しかし長く眠っていた間に国が滅んでしまっていたという。
それってもしかして王子のせいなのでは……。

レアリティに相応しい非常に高いステータスを持っている。
スキルやアビリティを見るとテクニカルな一面が強いようにも見えるが、かなりぶっ飛んだ性能なので適当に強敵にぶつける使い方でも問題ない場合が多い。

アビリティは『霧化』。物理攻撃を50%の確率で回避する。
他ユニットからの回復を受け付けないクラスであるため、ダメージを受けづらくなるのはありがたい。
覚醒すると『霧分身』に変化。回避能力に加えて自身と同じステータスを持つトークンを配置できる。
このトークン、スキルは使用できないがコスト10、物理50%回避、ストック4体、同時に1体しか配置できないが出撃枠を使用しないという破格の性能を持っている。

スキルは『魔剣フルンティング』。
最大で攻撃防御1.5倍、クラス特性での回復量が5倍(=攻撃毎に最大HPの10%回復)。
回復量が大きく上がるため場持ちしやすくなり、強敵に対してもぶつけやすい。
スキル覚醒は『吸血剣フルンティング』。
使用毎に性能が強化されていき、3回目には攻撃防御3倍、回復量9倍、効果時間無限になる。
レベルカンスト時はバフ無しでも攻撃約2300、防御約2700、一撃毎に約930回復という凄まじさ。
ボス級の敵を一人で狩れるほどの性能を誇るが、3回目に到達するまでにはそれなりの時間を必要とするため場を保たせる工夫が必要となる。

第二覚醒はブラック故に選択制。
ノスフェラトゥでは正統強化といった姿だが、ブラッドサッカーでは一転。吸血鬼としての本性を現したかのような左腕と、挑戦的な表情が特徴。
ドットも凝った作りとなっており、攻撃時に一瞬眼光が鋭く輝く。

  • 涼風の吸血姫シルヴィア
水着バージョンのシルヴィア。水着の吸血鬼というと何かが間違った感じがするが、アイギスの吸血鬼は別に流れ水を渡れないわけでも太陽に弱いわけでもないので問題はない。

覚醒前からアビリティ「不死水の飛沫」により自動で少しづつHPが回復する。これにより攻撃できなければ回復できないというクラスの弱点を補っており、場持ちが良い。覚醒後は「スプラッシュフォーム」に強化されトークン「水分身」を使役可能になる。水分身は本家と同様の枠を取らないうえ本体と同等の能力を持つ高性能トークンで、こちらも自動回復を持っているためトークン離れした粘り強さを持つのが強み。

スキル「涼剣フルンディング」はブロック数が0になる代わりに周囲の地上敵に同時攻撃を行い、アビリティの自動回復力が上昇する。足止めはできないが対ラッシュのほか自分が抱えられない相手を流すのにも使える。
覚醒スキル「霞剣フルンティング」は使用するごとに攻撃力・防御力が強化され、同時に全アンデッドを全回復、4回目以降はアンデッド回復のみのスキルになる。本家と異なり回復力強化がないため規格外の強敵との殴り合いには向いていないが、スキルの合間の隙がなく完成も速いため格下を蹂躙するのに向いている。とはいえ基礎ステータスは本家をも上回るので大半のイベントボス程度なら蹂躙できるだけの能力は持っており、貴重なアンデッドヒーラーとして起用するのもあり。

第二覚醒は選択できるが、2020年3月現在の時点では第二覚醒絵は未実装。
第二覚醒を後回しにするか、純粋に性能で選ぶかはお好みで。


イモータルプリンセス


イモータルプリンセス→(覚醒)→イモータルクイーン→(第二覚醒)→イモータルオリジン or リビングエンド

◆クラスの特性
イベント『吸血鬼の花嫁』でヴァンパイアプリンセスと共に実装された特殊なプリンセス。
基本的な特性はヴァンパイアプリンセスと同じだが、こちらは攻撃時回復の代わりにスキル終了時にHPが全快するクラス特性を持っている。

第二覚醒は『イモータルオリジン』と『リビングエンド』に分岐。
前者はスキル中の攻撃力が1.3倍に増加し、スキル時間が30%延長される。対強敵用特性。
後者はスキル中はブロック数が1増加し、スキル中は周囲の地上敵を全員攻撃する。対ラッシュ用特性。

●ゴールド
  • ちびユーフェ

●プラチナ
  • 紅剣の不死姫ユーフェ
ガチャ産プラチナイモータルプリンセス。
記憶喪失なため、ヴァンパイアロード「吸血鬼ラキュア」を母と、そして王子を父と慕う娘属性キャラ。
そしてそんな子でも寝室がある。

通常スキル『魔剣スクレープ』はスキル中HPが0にならず、ブロック中の敵に攻撃されると相手の攻撃力分のダメージを与えるという不死身&反射スキル。
あいにくと貫通攻撃には反射は働かないが、物理・魔法には有効。
そのため酒呑童子Lv16では第三形態を一人で倒し切るという離れ業を見せた。

覚醒するとアビリティ『ノーブルブラッド』を得る。
自身を含むヴァンパイア属性ユニットが対象で、対象の「コスト-3」「毒・状態異常を30%軽減」というもの。
ヴァンパイア属性を対象とする効果は非常に珍しい。

覚醒スキルは『紅魔剣スクレープ』となり、反射能力が失われる。
その分、段階強化され持続時間が伸びていくようになる。反射が使えない貫通攻撃に対してはこちらを使おう。
また攻撃後の待ち時間を短縮するため、本人の火力を出したい場合もこちらだろう。

第二覚醒はイモータルオリジン。
大きくスキルに依存する性能であるため、噛み合った分岐だと言える。
覚醒スキルの完成までが長くなることには注意。


●ブラック
  • 純白の花嫁カルマ
イベント『吸血鬼の花嫁』の報酬。
こちらは血清を摂取し過ぎた結果、ヴァンパイアを超越した何かになったカルマ。
イモプリ、イモカルマ、芋。色合いも黒中心だったヴァンプリカルマと対照的に、神聖な印象を受ける白中心になっている。
ステもヴァンプリ版を全体的に強化した感じになっている。やはりヒーラーでは回復できない。

最大の特徴はスキル『神剣ティルフィング』で、発動中は攻防強化に加えなんとHPが0にならない。つまりスキル中はどんな攻撃を喰らおうとも絶対に死なないのである。
時間稼ぎの手段としては最高峰であろう。黒なので差し込み即発動も可能。
スキル時間のカウントと撤退タイミングには細心の注意が必要だが、スキル終了時にHPを全回復するのである程度の無理は可能。
またアビリティ『罪滅の光』『サクリファイス』により自身が受けたダメージに応じて味方全体を回復するため、強敵にぶつけてティルフィングを使えば味方のHPがもりもり回復していく。
ただし麻痺は防ぐことができず、麻痺した瞬間にスキルも切れるので注意が必要。

スキル覚醒『真神剣ティルフィング』では、スキル覚醒前より攻撃倍率が上がり、防御が0になる。サクリファイスがあるので防御0化はむしろメリット。
効果そのものは純強化だが、オリヴィエのアルタキエラと同じく配置即点火できない点には注意。


  • 南瓜祭の花嫁カルマ
ハロウィンバージョンの純白の花嫁カルマ。通称カボカルマ。
他のイモータルプリンセスと違いHPが0以下にならなくなるいわゆる不死スキルを持たないが、高確率の攻撃無効化アビリティを持ち、通常スキル「祭剣ティルフィング」を使用するとその確率が3倍し、ほとんどの攻撃を無効化できる。運悪くヒットしてももう1つの効果「カルマの受けたダメージを代わりに受けるパンプキンナイトトークン」で死亡を回避できるため単発大威力型の攻撃に強く、また不死系スキルは持続が短いが、こちらは25秒とそれなりに長いのがウリ。
覚醒スキル「真祭剣ティルフィング」は無効化率が上がらない代わりに攻撃が貫通属性になりトークンの数を1つ増やせる。こちらは素の能力で耐えながら近づく敵を一掃していくような運用に向いているだろう。
一方で不死スキルと違いトークンの数しか致死ダメージは防げないので高速攻撃の相手はやや苦手。想定する相手に合わせて第二覚醒で範囲攻撃をつけるか持続を伸ばすか決めるべきだろう。

ドラゴンプリンセス

竜戦士→(CC)→ドラゴンプリンセス→(覚醒)→真竜戦士→(第二覚醒)→竜神戦士 or ドラゴンルーラー

イベント『竜人の侵攻』『竜姫の復活』で実装された特殊なプリンセス。長らくアーニャ(ドラニア)の一人しかいなかったが、のちに増員された。
文字通り竜人族の姫だが、竜人も人間と同じく複数の部族や血統が存在するので姫も一人というわけではないらしい。
アーニャのみ竜戦士(ドラニア)からドラゴンプリンセスにクラスチェンジする形式。ドラニア時は竜兵の特性を持つ男性扱いだが、封印を解きアーニャになると美少女の姿になる。(アーニャ以外は最初からドラプリ。)
高コストとそれに見合う高いステータスが特徴。また2ブロの近接魔法攻撃はオンリーワンで、しかも覚醒するとブロック中の敵2体を同時攻撃するようになる。
また通常ならば能力が低下する魔界でもその影響を受けないという特性も持つ。

ちなみにこのクラスは竜兵と同じ系列と扱われており、互いに合成時の同クラスボーナスが適用される。
しかし竜兵はプリンセス系には含まれていないため、ここでは解説しない。

第二覚醒は『竜神戦士』と『ドラゴンルーラー』に分岐。
前者はHPと魔耐が伸び、スキル中の攻防が1,3倍になる。効果が単体で完結しているため、ドラゴンパ以外に組み込んでも十全に能力を発揮する。
後者は攻防が伸び、竜族(ドラゴンライダー系を含む)が配置されていると1体につき攻防15%アップ。5体までカウントされるため、最大で75%アップする。
ドラゴンルーラーは自身もカウントに含めるため、攻防の自己バフ量は自身とあと1人で竜神戦士と並ぶ。

●ゴールド
  • ちびエルドラ

  • ちびメリュジアナ

●プラチナ
  • 竜姫メリュジアナ
ガチャ産プラチナドラゴンプリンセス。
かつて敵対し前族長が倒された黒竜族の現族長。
和平交渉のために自らの身を差し出すというエ○ゲそのものな経緯でやってくる。

スキルは通常覚醒どちらも魔法による与ダメージを強化するというバフを含む。
アイギスは「スキルによるバフは区分が被ると効果の高いもののみが適用される」といった仕様が存在するため、区分が被りにくいこのバフは魔法攻撃をするなら重宝する。
メリュジアナ自身も魔法攻撃であり、覚醒スキルはそれが永続となり遠距離攻撃もするのでとても便利。

覚醒するとアビリティ『黒き長老の血筋』を得る。
その効果は「竜族(ドラゴンライダー系を含む)のコスト-3、魔法耐性+10」というもの。
ドラゴン系クラスは全体的にコストが重く、そのためドラゴン系ユニットでコンセプトパーティーを組むなら要となる効果である。

第二覚醒はドラゴンルーラー。

  • 翠色の竜姫クラシル
六周年記念生放送後に配布されたユニット。自称頭脳派」で「痛いのは嫌だから机上演習で勝負」という珍しい竜人。
なお、その結果は……

普段は魔法攻撃だがスキル中は物理攻撃になるという珍しいユニット。
とはいえわざわざ物理攻撃にせずとも竜兵で済むため、あまり実用的ではない。

本領は覚醒すると得られるアビリティ『竜の風標』。
効果は「竜族(ドラゴンライダー系を含む)の攻撃力+5%、コスト-2」。
上述のメリュジアナと共に組むと効果が累積され「竜族(ドラゴンライダー系を含む)の攻撃力+5%、コスト-5、魔法耐性+10」という効果となる。
竜族のコスト役である「帝国竜兵サーベイン」がこの効果を受ければコスト10。
つまり多くの場合初期コストで出すことができるようになるのだ。

第二覚醒は竜神戦士。

  • 竜姫婚姻譚メリュジアナ

●ブラック
  • 竜姫アーニャ/封印されしドラニア
レアリティはブラック。ロリっぽい姿とは裏腹にデカイ剣と尻尾を振り回して戦う武闘派美少女。
竜人族の男はトカゲ然とした姿で、女は人間とあまり変わらない見た目をしており、ドラニア時は力を封じられていただけではなく性別まで変えられていた様子。当時の自分を振り返って「やっと解放された」「醜い」などと散々な言いようである。
・・・まぁ、普通に考えて女の子が男になったら、美醜はともかく嫌にもなるだろう。エ〇マンガとは違うのだ。エ〇ゲだけど。
封印から救ってくれた王子を非常に慕っていて、会話からも分かる通り完全に嫁の位置を狙っている。カグヤピンチ。王子との間にハーフを産んで両種族の懸け橋にしたいらしい。


前述の通り高いステータスを誇り、更にスキルは物理ダメージを半減する『聖剣アスカロン』。物理耐久力は生半可なものではなく、覚醒するとアビリティ『真竜の鱗』で高い魔法耐性まで付く。
反面攻撃力はやや控えめだが、覚醒後は2ブロ同時魔法攻撃なため殲滅力もそこそこある。
CCには貴重品である時の聖霊が必要だが、きちんと育てれば対ボス等の切り札として活躍してくれるだろう。

またスキル覚醒『輝剣クラウ・ソラス』は攻撃力を強化し周囲の地上敵全てを攻撃するという超攻撃型スキルであり、S覚醒前と性能ががらっと変わる。
どちらのスキルも非常に強力なため、アスカロン用とクラウソラス用に2人用意する王子までいるという。

ちなみにアイギス唯一の2つのイベントに跨って入手するユニットであり、初登場時「数か月前のイベントを完遂したプレイヤー以外、目玉ユニットは絶対入手不可能」だった事で期待していたユーザーから不満が噴出し、騒ぎになった。
運営的にもトラウマになっているのか両イベントを定期的に復刻しており、復刻回数は現在トップ。
特に無・微課金だとアリア・エキドナ共々非常に役立つので初心者は余裕があったら取っておけとよく言われ、古参も復刻の度に時聖霊が交換できるため、結果として割と復刻が歓迎されるイベントになっている。

第二覚醒は選択制だが、第二覚醒絵が未実装。
覚醒アビリティによる魔法耐性+20、好感度150%時の魔法耐性+19と合わせ、魔法耐性54となる竜神戦士が主流か。


  • 金色の竜姫エルドラ
むっちりボディの金髪のお姫様。千年戦争時代からの生き残りで、「ハクのん」と呼び姉のように慕っていた古代龍ハクノカミにより当時の戦争に巻き込まないよう封印され、およそ千年間の眠りについていた。ただし人間より寿命がはるかに長いので、この程度は大した時間でもないらしい。
眠りにつく前は箱入り娘として育てられており、千年間のブランクもあり世情に疎い。夢見がちで好奇心旺盛な性格。

アーニャと同じく高いステータスを持ち、特に攻撃力は彼女より一回り強い。
アビリティは自身の配置中に竜族とドラゴンライダーの撤退支援効果の『竜王の末裔』で、覚醒すると更に対象の攻撃力を15%強化する『ロードオブドラゴン』になる。
竜族はタフさを生かして殴り合うことが多いので事故軽減に有効で、攻撃バフも種族限定ではあるが非常に高い数字である。無論最前線での壁やボスキラーを務める自身への恩恵も高く、ステータスも攻防ともに自バフのみで900台となる。

スキルは『魔剣バルムンク』で、30秒攻撃力を強化し、自身への攻撃を物理魔法とも90%の確率で無効化する。壁としても避雷針としても非常に強力な能力で、しかも彼女の場合は素の耐久力も高いので多少運が悪くても沈みにくいことから安心して使用できる。
スキル覚醒すると『神剣グラム』となり、40秒攻撃防御を3倍し、攻撃に即死効果が付く。王子込みの攻防が3000オーバーという化け物じみたステータスを誇り、しかも配置5秒でこの数字をポンと叩き出すお手軽さは他に無い強みと言える。即死もボスにはほぼほぼ効かないが、2ブロ2アタなので一緒に抱える雑魚の処理にはそこそこ効果を発揮する。強力な物理攻撃をしてくるが即死に弱いオークとの相性は抜群。ただし発動2回目以降は倍率もスキル時間も半減してしまうので、ワンポイントでボスに差し込む以外の用途では力をフルに発揮できないのは残念な所。

第二覚醒は選択制。竜族の攻撃力を大きく伸ばし、撤退支援も持つためドラゴンルーラーが人気。


  • 振袖の金竜姫エルドラ
2020年正月プレミアムガチャで実装された季節限定ユニット。
黄色い振袖を着込んでおり、覚醒絵ではおみくじ・コマ・羽子板・書初めと正月を謳歌しているようだ。

アビリティ『新春の着付け』を持ち、コスト+2の代わりに最大HPと攻撃力が+10%となっている。
覚醒するとコストは据え置きで強化倍率が15%にアップし、0.5秒毎に20回復のリジェネがかかるようになる。
このリジェネはスキル中のみ3倍の効果に強化され、秒間120回復となりHPバーが目に見えて回復する。

スキルは『新春剣バルムンク』という永続スキル。攻防を強化する他、味方全体が25%で敵の攻撃を無効化するという嬉しいサポート効果も持つ。
リジェネとの相性もいいため、基本はこちらで運用したい。
覚醒スキル『おみくじグラム・末吉』は段階スキルで、使用する度に『吉』『大吉』と強化される。
いずれも30秒間攻防をアップし、貫通攻撃とゴールドゲットを確率で発動するというスキル。
段階強化されるのは発動率で、末吉は30%、吉は60%、大吉は100%
よって三段階目では必ず貫通攻撃になりトドメを刺した時は確定でゴールドを入手できる。

第二覚醒は選択制だが、竜族と絡まない能力や通常スキルによるサポート能力の汎用性から竜神戦士が人気。

  • 原初の竜姫ロタン

●サファイア
  • 炎の竜皇女シャルム
小説版白の帝国編のコードで手に入るサファイアのドラプリ。
古代炎竜と人間のハーフ。白の皇帝が主人公の小説のヒロイン格。ゲームでは普通に王子といちゃついておりNTR気分を味わえるが、小説とゲームはパラレル設定とのこと。

レアリティが上のアーニャに総合力では負けるが攻撃力は同水準。スキル『炎剣デュランダル』も攻撃力を強化し0ブロ遠隔攻撃化する攻撃型スキルである。
スキル覚醒『炎滅デュランダーナ』は単発ボム型で、強力な広範囲攻撃を一発放つ。
デュランダルは効果時間が僅か10秒、デュランダーナは初動78秒再動130秒と、どちらも効果は強力だが取り回しが悪いのは実にサファイアっぽい。
覚醒アビリティは『体力アップ』で、HPでもアーニャを上回るようになる。


イビルプリンセス


小説版付録として実装された特殊なプリンセス。
他のプリンセス系とは異なり通常攻撃が魔法攻撃ではなく物理攻撃となっている。あまり使っていないと間違いやすいので注意しておきたい。
他にはアンデッドと同じように他からの回復を受け付けない、魔界ステージでもステータスが低下しないという特性も持っている。
また実装から約2年後の2019年3月に、上方修正として「敵の残りHPに応じて与ダメージがアップ」と「スキル発動時に敵全員の現在HPを割合減少」の特性が追加された。
前者は文面だけだと分かりづらいが、攻撃相手のHPが低いほど自身の与ダメージが上がる特性。低HP時に危険な敵の処理を早められる。
とりあえずスキルを発動して10%減らすだけで攻撃力が1.1倍、最終的には2倍(第二覚醒時は)になるのでになるので見た目よりも火力が高い。

回復不可であるため同レアリティの中で比べると頭一つステータスが高い傾向にある。
使用ユニットとしては珍しい属性:なしのユニットで今の所構成されていることも特徴。

●ゴールド
  • ちびミサ

  • ちびスキュレ

●プラチナ
  • 海魔の麗姫スキュレ
魔物に襲われた自国を救うため封じられていた海魔の力を取り込んだお姫様。だが国を守り切れず、魔の力を手にしたことで迫害され放浪していたところを王子に拾われた。事情もあって始めはヘコんでいるが好感度を上げると愛らしい少女としての面を見せてくれる。

最初から自動回復アビリティを持っており、通常スキル「スケイルソード」で自動回復を強化できるため多少の相手なら他人から回復できないことを感じさせない場持ちの良さを持つ。

彼女の最大の武器は覚醒スキル「魔断ちの紫剣」。貫通遠距離攻撃ができるようになるものの攻撃倍率がないが、魔法攻撃を行う敵に対しては2.5倍という強烈な特効がかかる。クラス特性である「スキル発動時に全敵のHPを割合減少」にも特効が乗るので魔法使いが相手なら発動するだけで満タンから3割程度のHPを削り取ることが可能。そして3割削ればもう1つのクラス特性「敵のHPが減るほどダメージアップ」で攻撃力が1.4倍になり、特効含めて追撃も攻撃力3.5倍を越えるととことん魔法殺しに特化している。

  • 狼剣の魔姫ピリカ
「がう」が口癖のアイヌ風の装束をまとった少女。遠方の国出身で、魔獣の魂を封じた魔剣を代々受け継いできた一族の末裔。魔剣に封じられた魔獣は心優しい性格をしており、人類に対しても協力的。

通常スキル「暴狼剣イペタム」は攻撃力アップしつつ遠距離攻撃する。自動発動で発動タイミングを選べないがイビルプリンセスの中ではスキルの持続・再使用ともに短めで、発動時のHP削りをガンガンバラ撒く運用になる。覚醒スキル「魔狼剣イペタム」は短時間だけだが自身と獣人への攻撃力バフに加え、効果中は獣人属性のユニットのスキルを自動発動させる。

他のイビルプリンセスと異なりHPを回復する手段が一切用意されていないので最前線に出しづらい、覚醒スキルの効果が短すぎるうえ回転が悪い、第二覚醒は発動強化型のイビルシーカーではなく追撃強化型のデスブリンガーと噛み合わない部分が多いのが難点。

  • 夏祭りの金魚姫スキュレ

●ブラック
  • 祝祭の南瓜姫ミサ
2017年のハロウィンの時期に実装されたユニット。「祝祭」で「南瓜(カボチャ)」なのはそういうことである。
ブラックであることと職業の特性故に、特化ユニットの特化部分には及ばないものの全てのステータスが非常に高いことが特徴で、魔防も25と高水準。
初期コスト21のブロック1と少し重たいものの配置の自由度も高い……HPを回復出来ないことさえ除けば。

スキルは『死剣ミュルグレス』。攻防を上昇させ、さらに人間系に攻撃するとき攻撃力が上がる。
同時に後述のトークン所持数を1回復させる。
強力な人間系の敵が少ない上に大概遠距離攻撃持ちだったりと特効の部分は意味が薄いが、
元々高めの攻防が相応の倍率で上がるので特攻関係なしにかなりのステータスになる。

アビリティ『身代わりジャック』はジャックランタン型の低コストのトークンを使役する。
このトークンは敵として出てきたジャックランタンと同じく超高速の遠隔魔法攻撃をブロック0で行う。
ステータスは極めて低く攻撃範囲も狭い代わりに、攻撃回数が非常に多いのでダンサーと併用すると強力。
またこのアビリティには、ミサが死亡したとき代わりに配置されているトークンが1体死亡してミサのHPが全快になるという効果もあるため、トークンには回復を受け付けないミサを直接補佐する役割もある。

覚醒するとアビリティが『身代わりキング』となり、配置が遠距離になり更に敵のものと同じく範囲魔法攻撃となり、耐久面はかなり向上とサポート性能は汎用的になった。
身代わりジャックと大きく特徴が異なるので総じて一長一短(編成とマップにもよるが元々ブロック0なので身代わりジャックの方が良いことが多い気も…)だと思われる。
スキル覚醒は持続が短くなるが短射程遠距離攻撃且つブロック0化とスキルの待ち時間もやや短くなるというもので、
より汎用的にはなるが差し込みには向かなくなる一長一短なもの。

ブラックなだけあって実用に耐える性能を持ち、特性の割には場持ちも良い方なのだが、HP回復なしで現状バフの対象にもなりづらいというのはやはり辛く、
低難易度マップならば無双状態だが、高難易度マップでは(ブラックの中では)使い勝手が悪い傾向にある。
また、場持ちが割と良いとはいえHP回復無しと復活に少々時間がかかる都合、強敵を相手にするとかなり取りこぼしやすく、鈍足相手や妨害しなければ続けて捕まえることが出来ない。
更にアンデッドにも言えることだが状態異常に弱く、毒だと自分のHP共々トークンのHPも減り、当然麻痺にも弱く扱いづらさが目立つ。
ただしクラス特性もあって対単体攻撃力は非常に優秀であり、停止や無敵などで相手の反撃手段を封じたうえで一気にダメージを稼ぐという運用においては優秀なダメージディーラーとなる。

●サファイア
  • 降魔の戦姫トコヨ
最初に実装された、小説7巻のシリアルコードで手に入るサファイアのイビルプリンセス。
設定に関して小説のネタバレになるので細かい点は省くが、公式の書籍紹介にも記載されている通りカグヤの姉である。

スキルは『草薙の剣』。攻防を強化して周囲の地上敵に同時攻撃をする。
カグヤと同様に持続時間が短いのが難点だが効果自体は強力…しかしステータスとクラスの特性上使用は困難。
スキルレベルが10と高いので、運用するならスキルレベルを確定で最大にするフェスの使用はほぼ必須だろう。

覚醒すると最大HP+10%とスキル発動時にHP50%回復のアビリティが付く。
更にスキル覚醒すると初動時間が遅くなる代わりに効果時間と倍率が強化され、終了時麻痺も付くがユニット特性上効果が切れた時に麻痺で流す運用が出来るというメリットの方が明らかに大きいだろう。
…と、ようやく実用的になってくる。

しかしながら現時点ではサファイアの中では素のステータスこそ高いものの、HPが回復できないリスクを持つ割には総合的な戦闘能力が特別高いわけではなく、特殊な何かがあるわけでもなかった。

クラス上方修正によりスキル発動時の割合ダメージを得て、第二覚醒も耐性強化&発動時強化のイビルシーカーということでレオラ等の自動発動スキルと組み合わせての放置編成向きのイビルプリンセスという立ち位置を得た。この場合スキル発動で全体ダメージ&自分回復という特性を生かすために持続が短い通常スキルでの運用もありだろう。

なお、第二覚醒すると天叢雲剣の麻痺もクラス特性で無効化するため麻痺しなくなる。

追記修正は伝説級の武器を取得してからしてください。


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最終更新:2023年06月21日 21:35