黒須あろま

登録日:2015/12/5 (土) 6:52:00
更新日:2024/01/15 Mon 20:23:08
所要時間:約 666 秒で読めます






6の月、6の日、6の時に生まれし我こそ…悪魔アイドルなりッ!

デーモンデーモンデルデルビー!




黒須あろまとはプリパラに登場するキャラクター。
CV:牧野由依



◆プロフィール
学年 初等部6年6組
血液型 A型
誕生日 6月6日6時(悪魔の日)
好きな食べ物 カレーうどん
好きなブランド HolicTrick classic・LOVE DEVI
チャーム クール
所属チーム アロマゲドン→Gaarmageddon(ガァルマゲドン)
合同チーム ソラマゲドン・み、あろまそレーシ・み、ふれんど~る、ドロマゲドン・ひ(PS総選挙ドリームチーム)





◆概要
セカンドシーズン初回(39話)よりめが兄ぃのドリームシアターの説明を聞き終わったらぁらたちの前に白玉みかんと共に登場。
みかん同様強烈なキャラクターによるインパクトを6人に与えて、次の周回のドリームシアター説明を受けに行った。

容姿は腰まで伸ばしたカール気味のロングヘアに、ツリ目の碧眼と八重歯が特徴。
魔界からの使者を自称する悪魔系アイドルで一人称は「我」。
芝居がかった…というか厨二病全開のわかりづらい言い回しを好んで用いており、みかんが分かりやすく周りに翻訳するのが恒例行事。
まあこの子とかあの子とかその子と同じような枠。
やたら「デビ」と言う癖があるがこれは語尾にも使われる事もあるが厳密には語尾というよりは口癖であり、シオンの「イゴッ」に近い。

みかんとは「アロマゲドン」というデュオチームを組んでいる。
カラーリングも性格もまるで正反対に見えるがとても仲良し。
あろまの方が若干背が高い。




ドリームシアターへの参加表明以降5人のドリームチームを作るために行動を開始。らぁらドロシー、シオンを引き入れ「ドリームアロマゲドン」を結成するために一時的に強制解散中だった「SoLaMi♡SMILE」、「DressingPafé」両チームの再結成を妨害していく。




















「フン、我の言葉に逆らうとはバチ当たりめ。一生呪ってやる!」











現実でのあろまはらぁらと同じパプリカ学園小学部の生徒。ちなみに同学年の隣のクラス。44話ラストにてプリパラ外の姿が初登場した。
容姿もらぁら同様に変化し、身長も年相応、髪も肩までの長さになる。小学部の制服に魔女のような紫のローブを纏い、頭は悪魔の角をモチーフにしたカチューシャをしている。厨二病的なキャラクターの芝居がかった言動は現実でも健在。と言うかまさかの厨二病ならぬ小六病だった。
プリパラで脚光を浴びてからは学園でも人気のようだ…が、みかんと共にパフォーマンスしていないときは1人でいることが多いように思われる。

年齢は66万11歳(誕生日回後は66万12歳)を自称しているが、この年齢はどこぞの某閣下を遥かに上回っている。
というか実際に66万歳だったらこの人この人の年齢をも上回っている事になってしまう。ロリババア?

図書委員であり、日頃から図書室にこもりつつ「ア・ローマ予言書」なる、実に666冊もの自作の予言書を書き連ねて勝手に図書室の本棚に保管している。というかカーテンによって保管スペースが他と区切られていて、もはや予言書の空間は彼女の固有スペースと化している。
6冊の学習帳を魔導書風のバインダーに閉じた代物で未来の予言の他、自分自身のキャラ付けや他のアイドルに関する研究ノートを兼ねていて、あろまは基本的に予言書の通りに物事が運ぶよう画策し行動する。
また、BGM用のラジカセを頻繁に持ち歩いており、話す前に再生することもしばしば。このラジカセは途中までは明確に電池式だったが、途中からはリナちゃんとかタッキーみたく自立意思を持っているかのように行動するように。まあプリパラだから仕方ない。
下記の通り頭の回転は非常に早いのだが、テストの点数は悪い。基本的に真面目に受けず悪魔設定に準じた回答ばかり連発するからなのだが(真面目にやればかなりの高得点)



小学生ながらそのキャラクターの売り込み方が洗練されており、45話では意味の分からないものが多々含まれるパプリカ学園校則の数の多さを利用し、自身が666条(黙示録の悪魔の数字)を、みかんに104条(テン+シ=天使の語呂合わせ)を破らせることで、自分達の代名詞である天使と悪魔のイメージに運命的な演出を足して喧伝するといった、自らファン達の話題になっていく方法を用いている。
おまけに上記の作戦はあろまを警戒していたみれぃへ校則違反チケットを切らせることで「ライバルに自ら敵のアシストを行わせる」という屈辱のカウンターアタックを兼ねており、小学生の発想ながら年上をもやり込める小学生離れした計算高さを持つ。


「悪魔は1日にしてならず。我がキャラ作りは666冊の積み重ね! 我のキャラづけは完璧なり!」

と豪語しそのキャラづくりには余念がない。
逆にみれぃのキャラクターを「ぷりとぽっぷすてっぷげっちゅ~の二言、紙1枚で収まる!」と断じた。






そんな傲岸不遜な悪魔アイドルのあろまだが、保育園時代は現在のような芝居がかった口調ではなく、大きな声を出すのが苦手で一人称も「あろま」と全く正反対の大人しい女の子だった。
後述のとある出来事をキッカケに現在の悪魔キャラ路線に大覚醒する。
予言書の内容やみかんとの「誓いの書」をらぁら達に見られそうになった時には「み、見ないでっ!」と思わずキャラを忘れて素に戻ったり、「白き衣に包まれた豚の屍(肉まん)」を買おうとしてお金が無かった時には「あぁーしまった! 7円しかない!」と絶叫するなど、根っこの部分ではまだまだ年相応の少女であることが窺える。
また大体みかんが翻訳するので本心バレバレだが結構面倒見は良い。

悪魔だけでなく怪獣や恐竜といった類のものも好みのようだが、意外にも蛇が苦手(作り物なら好き)。
更にみかんと異なり走るのも苦手。ダンスは踊れているのでそふぃほどに体力が無い訳ではないようだが、チーム対抗の二人三脚では敢え無く力尽きてリタイヤしている。
「で……でび………もうムリ! 悪魔は走るの慣れてないデビ………」







◆活躍
40話にてチーム「アロマゲドン」として、チーム曲である「でび&えん☆Reversible-Ring」を引っ提げ鮮烈デビューを飾る。

その後、ドリームシアターへの参加表明以降5人のドリームチームを作るために行動を開始。
「ドリームアロマゲドン」を結成するためにみかん、マスコットのネコを使って「SoLaMi♡SMILE」、「DressingPafé」両チームの再結成を妨害していくが、妨害に屈しない2チームに結局再結成を果たされてしまう。
そこからは方針を変更。ライブで着々と人気を得て行くアロマゲドンに対し、最終的に2チームから声がかかるように努めていた。


らぁらたちと現実世界で接触してもスタンスは変わらず、主体的に話を引っ掻き回す。らぁらはみかんはあろまに呪いで脅迫されているのではないかと考えた2人に近づいて事情を聴くことを考える。学園からの帰り道で3人は犬のケロを追いかける幼稚園の女の子2人あんことみるくを手伝うことになった。二手に分かれてケロを探すことになり、みかんがらぁら、みるくと行動し、あろまはあんこと行動する。

あんこが声を出しながら探すが、恥ずかしがり屋のあんこは大きな声が出せない。あろまはもっと大きな声を出すよう要求し、首を振るあんこに「デーモンデーモンデルデルビー!」と呪文を唱える。あろまは魔界の強い喉が宿ったと言い、大声で呼ぶよう求めるが、あんこは自分1人だけでは心配だから、あろまも一緒に声をかけるようお願いする。あんこは声を出して、ケロを呼ぶが。あろまは声を出していなかった。あろまの呪文はあんこに「1人で大きな声を出せた」という勇気を与えたのだ。
その後、あろまはペットショップで蛇に襲われそうになっているみかんを助けようとするが、あろま自身も蛇が苦手で躊躇してしまう。しかし今度はあんこから「デーモンデーモンデルデルビー!」と勇気づけられ、蛇を掴んで戻すことに成功する。悪魔の呪文は勇気の呪文
また後日あんことみるくの通う幼稚園で行われたお楽しみ会が行われた「桃太郎」のお芝居では、桃太郎と鬼が友達になるという風にストーリーが改変され、好評を博したが、これはあろまが書いた脚本である。
あろまの人となりを理解したらぁらはアロマゲドンとチームを組むことを強く考えるようになるのだった。




その後のある日、楽屋にてらぁらとそふぃはアロマゲドンの加入に賛成するが、因縁があるみれぃは反対の姿勢をとる。
同時刻、みかんがいつものようにお腹を空かせていたため、あろまは肉まんを買いに行くが所持金が足りず、たまたま通りかかった「DressingPafé」の協力でみかんのためにお好み焼きを作ることになる。
不慣れながらも何とかお好み焼きを完成させてみかんのところへ持っていくが、みかんの姿はなくドレシと共にみかんを探しに行く。しかし当のみかんは「SoLaMi♡SMILE」と一緒に仲睦まじくケーキを食べており、そのことに怒ったあろまは昔みかんと書いた「誓いの書」を破り捨て、アロマゲドン解散を宣言してしまう。

しかし、ネコから「解散には手続きが必要」と言われたため渋々ネコの元に赴き、そこでみかんが誕生日のお祝いのためにサプライズのケーキを用意しようとしていたことを知る。2つに裂けた誓いの書とあろまのためのバースデーケーキを揃え、誤解が解けたことで仲直りした。同時にアロマゲドンと「SoLaMi♡SMILE」の5人のドリームチームが成立。チーム名を「そらマゲドン・み」と名付け、バースデーライブを成功させた。


あろま<「ドリームアロマゲドン」で
らぁら<「ソラマゲドン」がいいよ
みれぃ<みれぃが入ってないぷり!「みれぃwithソラマゲドン」とかどうぷり?
あろま<「ソラマゲドン・み」でよい
みれぃ<!?
めが兄ぃ<「ソラマゲドン・み」…素敵な名前です
み<めが兄ぃ!?





プリンセス候補の緑風ふわりが参戦してからは「SoLaMi♡SMILE」、「DressingPafé」と同じように自分たちのチームにふわりを加入させるために行動する。
54話ではプリパラミュージアムのリニューアルを種に、ふわりには「メイキングドラマの勉強になるかも(この時ふわりはひびきから送られたメイキングドラマの特訓中だった)」、「SoLaMi♡SMILE」、「DressingPafé」には「ふわりと仲良くなれるかも」という旨の招待状を送り、7人をまんまとミュージアムに誘い込んだ。

マスコットの間で伝わる噂話によると、この場所には昔「マスコットの墓場」があり、「呪いのミュージアム」と呼ばれていて、浮かばれなかったマスコットのゾンビが襲ってくると言う。マスコット達の悲しみはやがて怪物「パランチュラ」を生み出し、このミュージアムに入った者は、マスコットのゾンビに追いかけ回され、呪いのコーデにチェンジさせられて、最後はパランチュラに食べられるという噂である。この噂を再現し7人を驚かせるが、突如本物のパランチュラが出現。あろまはみかん、らぁらと共に糸で捕えられてしまう。ふわりの機転によってパランチュラが浄化され脱出してからは「ふわり加入には失敗したものの、新たなメイキングドラマのヒントを得た!」と手応えを感じ、新メイキングドラマ「しんぴのアメージングミュージアム!」を披露、ライブを成功させた。




サマードリームアイドルグランプリでは結局ふわりとチームが組めず、グランプリを逃し、オータムドリームアイドルグランプリではみかんと離れ離れになってしまう。しかし離れるのはグランプリの間だけであるとしてみかんを送り出した。自身も「あろまそレーシ・み」としてグランプリに出場。しかし優勝は「コズミックオムライスダ・ヴィンチ」に取られてしまう。

オータム後、優勝できなかったのは、リーダーである自分に落ち度があったからと1人でレッスンに取り組むが、そこにみれぃが現れる。


「ならば更に努力を重ねて魔力を溜め、次で悪魔の力を証明すればいいだけの事!」

「悪魔が努力ってぷり」

「何か言ったかそこ!常にレッスンを欠かさない汝ならば、分かっているであろう!」

「…珍しく気が合うぷりね。一緒にレッスンする?」

「我のジャマにならぬようにな」

「こっちのセリフぷり」








かつてあろまが犬探しを手伝った幼稚園児、あんことみるくとの再会時は、彼女たちのために行動するみかんを終始落ち着いた様子で見守り、みかんが危機に陥った際はみかんに呪文と念を送り彼女を助けた。あろまとみかんの間の運命の糸は離れていても、声が届かなくても確かにそこにあるのだ。


その後のクリスマスライブでアロマゲドンはトリを飾り、その場でチャームが光るが…またもあろまはみかんと離れ離れになってしまう。
しかしあろまはみかんを送り出し、別々のチームで競い合うことを宣言。みかんもまたあろまの真意を理解し、笑顔で応えた。
なぜなら2人の絆がチームが離れた程度で揺らぐものではないことは、どちらもしっかりとわかっているから。
あろまはどこか寂しさが上回る表情も見せたようだが、はたして。


翌日、あんことみるくが別れ、みるくは親友との別れの寂しさを感じるが、あろまは彼女に励ましの言葉を贈った。


「大丈夫。2人は運命の糸で繋がっているはずであろう」

その後、みかんのいる「セレパラ歌劇団」がウインタードリームアイドルグランプリで勝利を納め、あろまは合計三度目の敗北を喫してしまい、悔しさからか「お披露目ライブが終わるまでは別々のチームだ」とみかんと距離を置き始める。
一緒に居たいみかんはあろまのことを追いかけるものの、あろまはなおも遠ざけようとする状態に至ったが、「セレパラ歌劇団はウィンドリまでのチーム」との約束(いつのまにかしていたらしい)を反故にされたことで、みかんは怒りセレパラ歌劇団から離反。

「みかんはあろまと一緒が一番」「これからも一緒」「地獄までついていく」と、ひびきのやり方に反発してあろまと共にいる道を選択したみかんに抱き締められたあろまは、言葉にされたみかんの真っ直ぐな想いに、

「ああ、ならば我も天国に昇ってみせようぞ」

と満足げに笑うのだった。

紫京院ひびきによるセレパラ革命後、ライブが出来なくなったあろまは、らぁら達と共に已む無く活動拠点を地下パラに移すこととなった。
82話ではあろまの案でセレパラで行われるバレンタインイベントに対抗して地下パラでもバレンタインイベントを行うことに決まる。
またミーティングの際に、地下パラでデビューを飾ったガァルルと意気投合し、3人チームの「ガァルマゲドン」を結成。
しかしイベント当日はやはりというかセレパラに全てのお客さんを取られてしまう。このままではイベント自体が開催できないため、あろまはある作戦を思いつき、みかんとガァルルを伴ってセレパラへと走り出した。
あろまの作戦とはひびきがバレンタインイベントの配布用として準備させていたチョコレートを全て平らげ、企画を頓挫させて地下パラにお客さんを集めることだったのだ。}窃盗されたからこっちもやり返したと言わんばかりの暴虐!悪魔か!悪魔だった。
結果あろまの思惑通りに地下パラのバレンタインイベントは成功したのだった。

「ワルプリパラギスの夜、大成功である!」


しかし罰が当たったのかチョコの食べ過ぎでガァルルと共に虫歯になってしまった。
(激太りしたみかんとガァルルとは違い、体型面での変化は見受けられなかった)
余談だがあろまの行った作戦とそれによる成果はひびきの過去から考えると結構なトラウマ案件である。さすが悪魔。




スプリングドリームパレードグランプリでは個人戦ということで、みかんと組んでゴールを目指すのだが、自身も同じゴールドエアリーにもかかわらず高笑いしながらみかんに掴まって高速飛行していた。しかしみかんがガス欠したことで飛行中断。ひびきを止めるため、全員でらぁらを送り出した。


バグとして処理されかかっているひびきを救うため奇跡の鐘を鳴らそうとするのだが、そのために必要な5つのコーデの内、「オータムドリームパレードコーデ」のみ使用できなかった(「ふれんど~る」メンバーでコーデを割り振ると合致しなくなる)。
しかしひびきがみかんのものだった、「オータムドリームパレードコーデ」のドリチケから名前を消していたため、結果的に誰でも使えるようになっていた。
あろまがこれを纏うことで問題解決。曰く「みかんのものは我のもの」。


ひびきたちを救出した後はドリームパレード、そして後日行われたひびきの送別会を楽しみ、らぁらたちと一緒に彼女らを見送った。





サードシーズンでは引き続きガァルマゲドンとしてガァルルも加えた三人組で行動。
新たに現れたTRiANGLEのメンバーの一人、クールアイドルのじゅのんに対抗意識を燃やしつつ、自身の神アイドルへのステップアップを狙う。
神アイドルグランプリでの鍵となる女神ジュリィ=ジュルルとの交流を狙って拉致を仕掛け、ライブを行うも神アイドルチャレンジモードが発動せず、
全チーム通じて初のチャレンジ失敗を喫してしまうことになった。

後日、神アイドルグランプリに開催に伴ってパラ宿発の新ブランド立ち上げが行われることが決定。
プリパラで開催されることとなった、コーデデザインコンテストにてかねてよりアイドルと並行してデザイナーの夢を抱いていたことが判明した。
みかんやガァルルを初めとしたプリパラアイドル達の後押しもあり、勇気を奮い立たせて徹夜でのコーデデザインに挑んだあろまだったが、
疲労の為に生じた手違いによって、なんとカレーうどんのレシピで応募してしまう…。
コンテストの優勝者は「該当者なし」との結果になったが、渾身の作品を提出できなかったあろまは泣き崩れて寝込んでしまう。
しかし、そんな自身を案じ、泣き崩れている間も離れなかったみかんとガァルルの姿を見たあろまは、
新ブランドのコーデではなく二人を含めた自分達のためのデザインを入れたオリジナルブランド「ラブデビ」を完成。
みかんの「天使」、ガァルルの「牙」、あろまの「悪魔」のデザインを混ぜ込んだデザインの衣装でライブを行った結果、なんと神アイドルチャレンジが発動。
先に獲得を失敗したスーパーサイリウムコーデをゲットし、更にはめが兄ぃの機転によって、「LOVE DEVI」は該当者なしとなっていたコンテストの優勝デザインに選出。
正式にプリパラ内でリリースされ、全世界のプリパラへ流通されるのだった。
その後もLOVE DEVIの創設者として積極的にLOVE DEVIのコーデを使用しており、アイパラではまたも新しいブランド「Melty Lily」を創設している。

続く105話ではまだ「ガァルマゲドン」は正式なチームになっていないためスーパーサイリウムコーデを手に入れても神アイドルグランプリに出れないことが判明。
儀式をするにはパキる必要があるのだがガァルルはボーカルドール。迂闊にパキるとファルル同様に機能停止してしまう。
皆は揃って止めるがガァルマゲドンは意地でも譲らない。
とはいえ流石に無策で挑む訳はなく魔方陣の上に多数の食べ物を置いたりして縁起を担ぐことに。
縁起を担いだのが功を奏したのか、はたまた絆が強かったからかガァルルは機能停止せずに生き残り、無事「ガァルマゲドン」は正式なチームになった。
ガァルルもスーパーサイリウムコーデを手に入れたことで神アイドルグランプリの出場権を獲得し、第二回神アイドルグランプリを制している。
これ以降、ガァルマゲドン組のプリパラ内での普段着は以前までのスーパーサイリウムコーデに変更されている。




アイドルタイムプリパラでは初めは未登場だったが、メカ姉を大爆発させてパラ宿のプリパラを破壊したため、「ガァルマゲドン」はパラ宿のプリパラを出禁になり、ペナルティでらぁらの手伝いも兼ねてパパラ宿のプリパラに移ることになり、以後はレギュラーとして登場する。
みちるを気に入り「小悪魔」と称して仲間に迎え入れ、ワガママ放題で振り回しながらもプリパラデビューをアシストしたりと何だかんだで世話を焼いている。







◆交友関係

白玉みかん



「ダークネス! 我らの初陣である!」

「シャイニング! 聴いてほしいの!」

「プリパラの門をくぐる者、全ての希望を捨てよ!」

「ううん、魂は救われるエンジェル!」

「「あろまとみかん、天使と悪魔が…」」

「あなたを天国に連れていくの」

「いや地獄行き」




チーム「アロマゲドン」の相方である、食いしん坊の天使アイドル。あろまとは幼少から続く無二の親友同士であり、悪魔と対を為す天使キャラを演じている。
2人の出会いは前述の通りの保育園時代。「プリパラが好き」という共通点から仲良くなり、現在とは反対にみかんがあろまを引っ張り回していた模様。
弱気で大きな声を出せない引っ込み思案のあろまは、みかんの「大きくなったら一緒にプリパラで歌おうなの!」との提案を

「あろまはうたわないもん…」

と断ってしまう。
しかし、お楽しみ会の劇で悪魔役になったあろまは、役作りの過程で演じる悪魔の誕生日が自分と同じ6月6日だったことから親近感を覚え、「キャラクターに徹する」ことで引っ込み思案を克服、以降悪魔キャラを演じる時だけは大きな声で喋れるようになった。これをキッカケにあろまは悪魔の対となる天使の役をみかんに求める。

「いつかプリパラで悪魔と天使のアイドルとしてデビューし、2人で神アイドルになって、やがてはプリパラを支配する」


これにみかんが応じデュオユニット「アロマゲドン」が結成されたのだった。
この時に2人で描いたアイドル姿の自分達の絵をあろまは「誓いの書」と呼んでおり、大切な宝物として今も持ち歩いている。


仲が良い一方で依存心も強く、自分が与える食事以外食べないと思っていたみかんが「SoLaMi♡SMILE」と仲良くケーキを食べているのを見た時は激昂して解散宣言どころか絶交宣言まで飛び出した。
あろまの「一生呪ってやる」という台詞は「ずっと一緒」の意であるが、この時は逆に「もう二度と呪ってやらん!」と言い放ち決別しているが、みかん自身の頑張りとらぁら達の助けにより仲直りし、元通りの親友同士に落ち付いている。
基本的に2人で行動しており、付き合いも長いのか71話ではみかんが腹話術人形に扮してあろまといっ○く堂っぽいモノマネをする隠し芸を披露している。
上記のあんことみるくが別れる「ハッピーバイバイXマスなの」の回では、みかんの口から「運命の糸で結ばれた関係」であると語られた。


余談だが、プリパラ内外におけるみかんの餌付けに使う食費は、なんとあろまのお小遣いそのものから出ていることが判明している。
みかんが過剰にプリパラ内で注文をしようとした際には、
「待て! 最後の紙幣が我が財布との別れを惜しんでおる…!」
と苦渋の言葉を漏らしたことも。その年齢でヒモみたいな関係ってどういうことなの…



ウインタードリームアイドルグランプリで別々のチームになってしまい紫京院ひびきに当日までの接触を禁じられた際は彼女の執事である安藤玲に、みかんの様々な情報がまとめられた天使の飼育書なる自作の書物と自分がいないとき用の大量の餌を手渡した。…やっぱり飼ってるのか。
別れていた期間に偶然みかんらと遭遇した際は、ダッシュしてきたみかんに抱きしめられたものの「こら!気持ちはわかるが特訓中である!」と諌めていた。


みかんはオータム、ウィンター共に、あろまと離れ離れになる度に普段の能天気な態度とは打って変わって狼狽しているが、あろまはどちらの際でも「ここは1人で、天使の力を存分に見せつけるがよい」などと(少なくとも表面上は)落ち着いた態度で彼女の背中を後押しており、みかんもあろまから言葉をもらうとすぐに笑顔を取り戻している。セレパラ革命で離れていた時(80話)もあろまはらぁらたちの前で不安気な態度を見せていないところを見ると、そんなみかんのために自分は気丈でいなければならないと考えているのかもしれない。




南みれぃ

「SoLaMi♡SMILE」所属のポップアイドル。
あろまとは二回ドリームチームを結成している。
計算高く頭がいいみれぃとは相性が悪いようで、初見ではポップなキャラ付けを「ぷりぷり言うだけの底の浅いキャラ」とばっさり切り捨てている。
チームの一時解散中にはみれぃがらぁらからもらったプレゼントにカエルを仕込んで紛失させるなど、割とタチの悪いイタズラを仕掛けたりもしている。
(後にあろまはサードシーズンにて自業自得でみれぃへ仕掛けた悪戯と同様の状況に陥っており、半ばバチが当たったような形になった)
その一方でみれぃのアイドルとしての能力や姿勢に関しては素直に賞賛しており、みれぃが盗み見た予言書には、

「みれぃはぷりぷり言うしか脳がない。我が呪いで“ぷり”ではなく、“ぶり”に変えてやりたい」

「だが、ライブは素晴らしかった」

「みれぃは最高のポップアイドルだ。何故なら、見る者の心をもホッピング。躍らせることが出来るからだ。我もまた見ていて血湧き肉踊った」

「みれぃは最高の努力アイドルでもある」

「日々練習を欠かさない、我も努力を忘れたくない」

と書き留められていた。


実はこの両者は結構な似た者同士であり、
  • キャラクター性で勝負する計算型アイドル。
  • 自身のキャラクター研究を重点的に行っている。
  • プライドが高め。
  • 演じるキャラクター性が本来の自分を助けたことがある。
  • 努力型。
と、アイドルとしての方向性を含めたスタンスからして、割と重なる部分が多い。

オータムドリームアイドルグランプリではドリームチーム「あろまそレーシ・み」でチーム組むこととなったが、そふぃ、シオン、レオナと共に揃って優勝を逃す結果となってしまった。
最近のあろまは敗北がショックだったのか頻繁にレッスン室へ顔を出すようになっており、彼女が一人練習に励む姿を見たみれぃもそれに付き合っている。
ドリームチーム結成時にみれぃの頭文字を末尾へ配置するのは、素直になれないあろまなりの尊敬の形なのだろう、多分・み。


ガァルル
セカンドシーズンで登場した落ちこぼれのボーカルドール、改め「プリパラの怪獣アイドル」。
どのような努力も厭わないその姿勢や、怪獣が好きという点から波長が合ったのか、あろまの方から自チームにスカウト。
新たなメンバーとして加え、アロマゲドン改め「ガァルマゲドン」を結成した。
しばらくは2人のライブのゲストとしてメイキングドラマに参加するのみだったが、サードシーズンにて正式なチームを結成。
結成の儀の為にみかんを合わせた三人で揃って奔走し、深まった絆を確かめ合いながらトモチケをパキる仲となった。
現在は三人揃って地下パラを活動拠点としている。




◆余談
初登場からしばらくは声が低かったが、だんだんと高くかわいらしいものへと変化していった。この方とは逆のパターン。
当初はあろまの正体が秘密だったのでキャラづくりも兼ねていたのかもしれない。
本編登場前に公開された劇場版で先行登場した時は低いを通り越して非常にダウナーな声をしており、まるで別人に聞こえる。

あろまの憧れのアイドルは「New&Mew(ニュウミュウ/一期でウサギがそふぃと組ませようとしていたあの2人)」である。
あろま達の幼少時代から現在まで現役でプリパラアイドルをやっているメジャーランクのベテランであり、回想シーンでもみかんと一緒に彼女達のライブを観ていた。
…現在は色々あって人型も維持できなくなっているが、あろまからすれば今でも変わらない憧れの存在らしく、71話で実際に対面したあろまは緊張しながらサインを依頼していた(New&Mewの2人も感激で思わず涙していた)
アロマゲドンがライブ前に行う決めポーズはNew&Mewの決めポーズに少しだけ似ており、あろまが参考にしたのではないかとの説がある。


ライブシーンのCGモデルの胸元が、他キャラに比べて明らかに大きい。
初ライブ時などであろまが着用している「チーキーリトルサキュバスコーデ」のトップスは身体のラインにフィットするタイプの服であるが、ゲームで同じ衣装を着用させるとほぼぺったんこ状態である。
が、アニメのCGモデルにはやけにハッキリとした膨らみと影が有り、どう見ても大きい
これも悪魔の持つ魔の魅力なのか。
と言うかサキュバスって…お前…
らぁら、みかんと三人揃って座っていた際にはわざわざ足をクロスしており、プリパラチェンジ前にもかかわらず色気が垣間見えることがある。
そんな属性の特盛っぷりから2期からの追加キャラにもかかわらず薄い本人気が非常に高い。


アロマゲドンの持ち歌「でび&えん☆Reversible-Ring」はメロディのベースが上になったり下になったりとあべこべな曲調に加え、歌詞に合わせて二人が様々なお芝居を見せていくパフォーマンスなど、さながら学芸会の演目のように二人が繰り広げる小芝居の振り付けが楽しい曲。
「我と共にあれ 汝は半身」「誓い合おう永遠の鎖繋ぐ」「二人互いを刻め」など、2番は意味深な歌詞が展開される一方、非常にダンスの振り付けがシンプルで、TVを見ている子供たちでも踊りやすい構成になっているのが特徴。
あろまが大きな声を出せるようになったお楽しみ会の一件を含め、みかんの言う「悪魔天使ごっこ」の延長にあるステージなのだと考えて見るとアロマゲドンの深い絆で作られたステージ=二人の世界を楽しむことが出来る。
登場当初からの曲なので他の曲と比べて明らかにあろまの声が低いのも特徴。

アーケードゲーム専用曲として「エビバデビル♪エブリデビル」が存在しており、こちらはみかんとのデュオではなくシングル曲。
同じくみかんのシングル曲である「ピュアリ☆スマイリィ」と同じ伴奏から作成された曲であり、メロの乗せ方が全体的に低め。同時に再生するとどの部分が重なっているかが良く分かる。
歌詞は淡々と悪魔の魅力について説いていくシンプルなもの。
地味な歌詞にも思えるかもしれないが、「今日もアクマ 3回唱えてGood night」や「唱えるよ 私の呪文」など、これはあろまを支える悪魔キャラに対しての想いが綴られている。一人称も「我」ではなく「私」なのがポイント。
学校関連の単語や生活の風景が端々に現れるみかんと違い、「Every day」に絡めたタイトルながら、こちら側は自室などどこか閉鎖的な雰囲気を感じさせ、強気な口調の歌詞とは裏腹に一抹の寂しさを感じさせる。

劇中では元気に悪魔キャラに徹するあろまだが、根の部分では大きな声を出せなかったおとなしい頃の彼女は消えていないのかもしれない、ということを感じさせてくれる味わい深いあろまのキャラソングである。
オルゴール音と共に響くウィスパーボイスがたいへんセクシー。


中の人は元々音楽畑でも活躍されており、他のアイドルとしても既にデビュー済みなこともあって歌唱力に関しては流石の一言。


サードシーズンからは「アロマットカード」というものを持ち歩いており、判断の際に時折使用している。それぞれプリパラキャラが描かれたタロットカードであり、例えば「XI Justice」には3通りのみれぃ、「XIII Death」だとあじみ、「XXI The World」だとらぁらと、カードの性格をよく表したチョイスになっている。初登場はサードシーズンなのにアイパラキャラも描かれているが、定期的に新しく描き直しているのかもしれない。

あろまは常に自己解釈をしているが、結構な確率で引いたカードの意味に対応する出来事が起きている辺り的中率は高い。



劇中で「LOVE DEVI」が採用されたことにより、現在のところ、あろまを含むガァルマゲドン組のみキャラクターに対応したブランドを二つ持っている。


ジュエルチェンジ回では映画の撮影に意気揚揚と参加したものの、ジュエルの力によって属性が強制的に「クール」から「ラブリー」に変更。
比較的変化は少なかったが素の性格に近い乙女めいた声や仕草になり、映画の主役であるシオンをシオンたんの敬称で呼ぶ状態だった。




「ア・ローマ予言書第132節27章、闇より這い出でしwiki籠り達が我が項目を追記・修正するであろう!」

「みんなで追記・修正してねって言ってるの~!」


この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • プリパラ
  • プリパラキャラクター項目
  • アイドル
  • 牧野由依
  • アロマゲドン
  • クール
  • 悪魔
  • ホリックトリッククラシック
  • サキュバス
  • 巨乳
  • ゴスロリ
  • 同人誌のエース
  • 碧眼
  • ロリ
  • 努力家
  • 厨二病
  • 黒須あろま
  • ガァルマゲドン
  • ラブデビ
  • デザイナー
  • 濃すぎるキャラクター性
  • 八重歯
  • トラブルメーカー

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2024年01月15日 20:23