ミカエル(人造人間ハカイダー)

登録日:2015/11/24 (火) 13:00:06
更新日:2024/01/13 Sat 11:41:36
所要時間:約 20 分で読めます





こ、殺せ…殺してくれよォ!!

例え犯罪者と言えども、“命”は尊重しなければならない

なんだお前は…!なんなんだ、お前はァ!?


私の名はミカエル。“法”と“秩序”を守る者…


M E C H A N I C A L  J U S T I C E

MICHAEL



ミカエルは特撮映画『人造人間ハカイダー』の登場人物。


概要

物語の舞台となる理想都市国家『ジーザスタウン』の最高権力者である元老院総督*1グルジェフが開発した公安司令官ロボット。
軍事・警察といった治安維持を総括する権限を有し、機械でありながら部下からは『ミカエル様』と尊称で呼ばれている。

矯正不可能な強固な自我を確立したために失敗作と見なされた治安維持用戦闘型人造人間・『ハカイダー』の反省を踏まえ、更なる高性能と造物主に対する従属を追求して造られた発展型がミカエルであり、両機は『兄弟』の関係に当たる。*2
ただし、ミカエル自身はハカイダーが出現するまでその事実を知らされていなかった。
その名は聖書に記される同名の大天使から取られている。*3

黒一色の武骨で恐ろしげな容姿をしたハカイダーとは対照的に、洗練された清浄な美の結晶とでも言うべき芸術的なデザインが特徴。
純白パールシルバーに彩られたボディとアルカイク・スマイルを浮かべた端整なマスクはまさに機械仕掛けの天使である。*4
立ち居振る舞いも至って優雅で上品。「私」と言う一人称や優しげな声も相まって貴公子然とした雰囲気を醸し出している。
胸の前で手刀を斜めに翳すポーズを決めるのが癖。
タウンの守護者としてその高潔な勇姿を誇示するためか、ハカイダーにあった偽装機能はオミットされており、人間態は持たない。

造物主であるグルジェフに対しては忠誠を超えて父親を慕う子供のように無垢な信頼を向けており、彼が唱える『正義』の貫徹と『秩序』の維持を絶対の行動原理としている。
劇中では「貴方は正義!そして私は…正義のしもべ…」と賛美の言葉を捧げていた。

戦闘用として生を享けた存在ではあるがグルジェフの説く『花の美しさ』=『生命の尊さ』を理解し、いたずらな武力行使や無益な殺生は意識して避けている。冒頭の台詞はディレクターズカット版において犯罪者を確保した時のもの。
過去の亡霊であるハカイダーが入国審査を無視してタウンに侵入、無法な殺戮行為を開始したことから、グルジェフの指示に従い配下の親衛隊・重武装兵を出撃させる。

重武装兵

ミカエルが指揮するジーザスタウン元老院の親衛隊。国境警備隊や公安警察とは別系統であり、本格的な暴徒鎮圧作戦の際は彼らが前線に出向くことになる。
白いずんぐりしたシルエットの防護服に身を固め、マシンガン・手榴弾・スタンロッド・果てはRPG-7等の近代火器で武装している。
目鼻のように見えるヘッドランプが三角形(∴)に並んでいるのが小隊長、逆三角形(∵)に並んでいるのが一般兵。

その正体は、通常の人間を素体に外科的な処置で頭脳や肉体を強化された改造人間であり、自らの意志を持たない操り人形のような存在である。*5
また、一定の周期で本部ビルにある専用の施設でエネルギーを補充しなければ生きていけないため、物理的にも自由は完全に奪われている。
本部中枢のコントロールユニットに制御されているが、このシステムには冗長性が皆無という致命的な弱点があり、ユニットが破壊されると殆どの個体が芋づる式に行動不能に陥ってしまう。

重武装兵は純粋な戦闘力では到底ハカイダーに拮抗しうる存在とは言えず、迎撃に向かった部隊もハカイダーに殲滅される。
遅れて現着し、驚愕の表情のまま無惨な最期を遂げた部下の眼をそっと閉じてやるミカエル。
そこに息も絶え絶えの小隊長が独り歩み出てくる。仲間の屍に紛れることで奇跡的に一命を取り留めたのだ。向き直る大天使。































ミカエル様…








































何 故 死 な な か っ た ?

闘って死んでこそ、私の部下の資格がある…!




ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ



















私は、“正義”。“秩序”を守る者…

“正義”の名の下に…




お 前 を 処 刑 す る ッ !



超高性能戦闘用人造人間 ミカエル -ROBOMAN MICHAEL-


スーツアクター:菊地寿幸

全高:220cm
重量:345kg
打撃力:20t
蹴撃力:35t

偽りの楽園を支配する、血塗られた掟の体現者。それがミカエルの本性である。

荒廃した世界において、唯一貧困や紛争から解放された奇跡の街と謳われるジーザスタウンではあるが、その実態はグルジェフが自分に都合の良い形で人民を管理統制している典型的なディストピア

市内の監視システムによって民衆は四六時中その言動をグルジェフにモニタリングされており、反乱分子と見なされた者は犯罪者の烙印を押され、確保された後に脳内にチップを埋め込まれ記憶を白紙に戻された上、模範的な市民として施設で再教育を施される*6か、圧倒的な武力でゴミのように粛清される。

とどのつまりグルジェフの説く『平和』・『秩序』とは自分の理想に賛同する者以外の存在を許さない状態を指す言葉であり、『正義』とはそうした既存のシステムを維持するためならあらゆる手段は正当化されるというお題目。
『命が大切』というのも「無抵抗な花(=人民)が我々を豊かにする」というグルジェフの言葉に端的に表されているように「栄華を支えるための資源だから無駄に数を減らすと損だよね」程度の話でしかなく、個人の尊厳など問題では無い。圧倒的欺瞞!!

そしてそんな歪んだ思想に従うべく生まれたミカエルも一皮剥けば冷酷非情な殺戮マシンであり、デザインも一見正義のヒーローに見えながら、よく目を凝らしてみると吊り上った目に嘲笑するかのような表情、鋭く尖った指先など酷薄さが滲み出ているものとなっている。*7

また、(グルジェフに絶対服従と言う前提こそあるものの)ミカエルにも『心』と呼べるだけの自我は確かに備わっており、上記のやり取りの果てに自身の美学に沿わなかった部下を処刑したり、グルジェフの説明でハカイダーが自身の兄弟機であるということを知らされた時には驚きながらも「私の方が優れている…ハカイダーよりも…!」と嫉妬ともコンプレックスともつかない暗澹とした独り言をぼそりと漏らすなど、ディレクターズカット版では生々しい心理描写が大幅に増えている。

グルジェフがあくまで私利私欲や保身のために『愛』・『平和』といった美辞麗句を建前として利用しているだけの俗物であるのに対し、ロボットであるミカエルは本気で自身を正義の味方と思い込んでいるあたり、純粋な狂気に関しては主を上回っているとすら言える。

スペック

基礎的なスペックや機能は事実ハカイダーを凌駕している。
しかし、グルジェフの身辺警護や彼の財産であるジーザスタウンの治安維持という使命の性質上、周囲に大規模な被害を齎す火器の類は装備しておらず、純粋な破壊力そのものは縮小傾向にある。

戦闘時は主にハカイダーと同じ静と動の振れ幅が際立って大きい徒手空拳による近接格闘スタイルで戦う。
元老院本部ビルの執務室において侵入してきたハカイダーと『熾烈にして静謐なる死闘』を演じた。

所詮ルール無用の純粋な『壊し合い』なので卑怯と謗られる謂れこそ無いものの、戦いにおいては
  • 物陰からの奇襲攻撃で自分の優位を確保した後、悠々と上から目線の説教
  • 隠し武器であるエンジェルウィングによる不意討ち
  • ハカイダーショットを奪ったうえで、満足に身動きが出来ないハカイダーの目の前で一発ずつ弾丸を抜いていき、空になった銃で顔面を殴りつける
など、露骨に姑息な戦術を使っている(しかも合理に徹しているというわけでもない)。この陰湿さもミカエルの『性格』と呼んで差し支え無いだろう。

装備

エンジェルクロウ

ミカエルの五指は一本一本の尖端が鋭利な刃となっており、いかなる物も易々と切り裂き貫く危険な凶器である。
手持ちの武器では無く動力部を内蔵したミカエルのボディに直結している武装であるため、腕そのものにエネルギーを充填することで掌全体が眩く白熱化
このモード時にはレーザーメスすら凌駕する切れ味を獲得し、指先に触れた物は何であろうと溶断・貫通する。
劇中でも部下を処刑したりカオルに致命傷を負わせたほか、最終決戦時にはハカイダーのボディすら貫いている。

これ以外にも、ハカイダーにも搭載されている掴んだ相手に高電流を流す機能を内蔵しており、ハカイダーとの格闘戦では互いの腕を掴んだ状態から電流を流しあう体勢にもつれ込んだことも。

余談だが、『S.I.C.ビジンダー』には手首から先の換装パーツに同名の鉤爪装備が存在し、ミカエルの影響を感じさせるものとなっている。

エンジェルウィング

ミカエルの背面(左肩甲骨の部位)に設けられた金属繊維製の『翼』*8通常時は柔らかい質感で、肩から垂れ下がった様子は典礼用のマントを思わせる。
4枚の独立したパーツで構成されており、緊急時は硬質化し展開・鋭く尖った先端部で相手を切り裂くカッターとなる。
展開時のシルエットは宗教画のハイロウ(聖人の背後に描かれる後光)を切り取ったかのようだが、金属フレーム部の間には地獄絵図の背景を思わせるような赤黒い空と渦巻く暗雲の描かれた皮膜*9が張られており、ここでもミカエルの『天使を装った悪魔』という本質が視覚的にアピールされている。

威力そのものはハカイダーのボディを切り裂き、弾き飛ばすほどであるが、付いている位置といい可動範囲といい、ぶっちゃけ無茶苦茶使いづらい武器であり、組みつこうと近づいてきた相手にカウンター気味に放つ隠し武器としての用法がせいぜいである。
…というか、もともとこういう使い方をするものではないのかもしれない。

顛末

相手の生殺与奪権を握り己の優越を誇示するために戦うミカエルの驕りを、最短の手数にて障害を破壊することのみを考えるハカイダーの執念が穿つ。
床に零れ落ちた弾丸を装填した右手のガンに炎が奔り、ミカエルの右腕を吹き飛ばした。
確信した勝利を崩され、明らかな動揺を見せるミカエル。*10
ハカイダーはゆっくりと、しかし確実な殺意を込めて破壊を続行。翼をもぎ取り、投げ飛ばし、ついには頸部を捩じ折って脊髄ごと頭を引き抜いた

床に転がる天使の屍骸、破壊者に掲げられた首級砕けた壁や柱。
それらはみな一様に清らかなに染まっていたが、その内側に詰まった機構は血みどろの臓腑の如きおぞましい様相を呈していた。
あたかも、ジーザスタウンに隠蔽された真実のように。





…そして隠れてこの戦いを傍観していたグルジェフが現れる。
忠実なしもべであったミカエルの最期には何の反応も見せぬまま、易々と掌を返し、更なる力を餌に己を懐柔せんとする浅ましい偽善者へハカイダーは毅然と宣言する。
「俺の運命は、俺が決める。俺は破壊する者…裁く者だ」と。


所詮、お前は失敗作。死ね、ハカイダー!


ミカエル戦車 -THE FALLEN ARCHANGEL-


全高:5m
総重量:40t
最高出力:500万馬力

資料によっては『ミカエルタンク』とも。
元老院本部ビル内部でグルジェフにより秘密裏に開発されていた特殊戦闘車両に、破壊されたミカエルの頭部を結合することで誕生した異形の機動兵器。
カテゴリは小型戦車だが、長く伸びた首の先に頭部を持ち、二足歩行可能な脚部とキャタピラ腕にも似たマニピュレーターを備えた姿は完全にモンスター。*11
グルジェフの肥大化した悪意の表れか、剥き出しのフレームに実戦での有用性が疑問視されるようなアンバランスな武装を満載している。

最大の特徴は、頭部の右半分が青左半分が赤左右非対称なツートンカラーに塗り分けられている点。
端正だった面立ちも醜悪に歪み、右の青い半面はせせら笑うように引き攣り、左の赤い半面は憤怒に眼を見開いている。
ミカエルの自我そのものはとうに消失しており、実質上の制御はグルジェフの持つリモートコントローラーで行われる。

公開まで一切の情報を伏せられたままにされていた本作のラスボス的存在。
そのデザインは言うまでも無く原典『人造人間キカイダー』の主人公・キカイダーから取られたものであり、逆にSICのキカイダーはこの顔に近いものになっている。

撮影方法は各パーツ部分のみの操演に加え、『ロボコップ』のED209や『ターミネーター』エンドスケルトンよろしく
ミニチュアのストップモーションというレトロなSFX*12で、CGの発達した現代の特撮映画に馴染んだ目線から見るとかなりぎこちない独特な映像に仕上がっている(無論これはこれで面白いという見方もあるが)。

通常公開版ではハカイダーのちぎれた腕を拾ってのアームショット、ディレクターズカット版では真の最終兵器『破壊砲』の至近砲撃を受け大破・沈黙した。


造形物は人形アニメ用モデルと実物大の首とヘルズシザースと下半身と破片(頭部とヘルズキャノンの一部)が作られた。

武装

ヘルズシザース

戦車本体から延びる巨大なマニピュレーター。
生えているのは『左腕』であり、右腕は存在しない。先端には武骨な鉤爪状のクローを配する。
精密動作性は無きに等しく、せいぜい対象を掴む程度の作業しかできないが、その分握力は強烈無比で、ハカイダーのパワーを以てしても脱出は不可能。
捕獲した標的を周囲に叩き付ける怪力戦法のほか、ヘルズソウによる惨殺処刑マニューバにも役立てられる。

ヘルズキャノン

戦車の『右肩』にあたる位置に装備された四門の砲。
拡げた指先のような形をしており、砲身の長さも口径もバラバラである。
実弾兵器がメインである本作の火器としては珍しく炎の色の光弾を高速で乱射するエネルギーキャノン砲
直撃を受けたハカイダーの右腕を肘先からあっさりと吹っ飛ばすほどの威力を誇り、ただ一度の斉射でハカイダーをグロッキー状態に追い込んだ。

ヘルズソウ

戦車の頭部下、丁度顎の先端に当たる部位に装備された2連装の電動回転丸ノコギリ
鎌首をもたげるようにして押し当て、標的を切断する。
本来は障害物の撤去にでも用いる装備なのかもしれないが、劇中ではヘルズシザースで捕獲したハカイダーに顔を近づけ処刑しようとした。実に悪趣味である。

余談

ミカエルとキカイダー、ハカイダーとハカイダー

ハカイダーに暗いライバル意識を燃やすミカエルだが、当のハカイダーにとってミカエルは叩き潰すべき偽善者の同類でしかなく、激しい怒りを感じてはいるものの、ミカエル個人に特別な感情を抱いているわけではない。*13
この意識の違いは、打倒キカイダーに己の全存在を懸け、キカイダーがいなくなった途端狂気に囚われてしまった特撮版のハカイダーとは正反対である。
敵にも味方にも依存せず、ただ自らにのみ由って立つ孤高の戦士。それが『人造人間ハカイダー』なのだ。

ミカエルの造形物事情

聖と邪の同居する秀逸なデザインに定評のあるミカエルだが、登場作品自体がマイナー&マニアックな作品ゆえ当時のガレージキットなどの一部の商品*14を除いて立体化の機会にはあまり恵まれていない。

ただ、ハカイダーもラインナップに入っていた『S.I.C.』シリーズ草創期の商品『S.I.C.キカイダー00』のリペイント商品『アーティストスペシャルVer.』では、本来正中線ラインのクリアパーツからのツートンに塗り分けられていた00が白一色の塗装となっており、当時のホビー誌で『ミカエルを髣髴とさせる』という表現で紹介されたことがあった。

また、キカイダー00自体も萬画版の登場人物ながら長年映像化には恵まれなかったが、OVA作品『キカイダー01 THE ANIMATION』にてサブキャラクターとして登場。
その際、00こと零(レイ)の声を演じたのは、誰あろう井上和彦氏である。
…そのキカイダー00の最期がハカイダーに洗脳され、キカイダーに破壊されるという悲劇的なものだったのはあまりにも皮肉だったかも知れない。




ツイキ…シュウセイ…
ツイキ…シュウセイ…
ツイキ…シュウセイ…ツ、イ、キ…


画像出展
『人造人間ハカイダー』
©東映/東映ビデオ/石森プロ

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最終更新:2024年01月13日 11:41

*1 議長とも

*2 原典においてハカイダーがキカイダーの『弟』だったのとは順番が逆

*3 さらにツッコむと天使を創造したのは『神』。彼を開発した造物主の性格がよく解るネーミングである

*4 メタ的な観点からもヒロイズムが強調されており、DC版における身体各部のアップを映しながら暗がりから歩いて現れるシーンは完全に当時の『メタルヒーロー』ものの第1話の演出である

*5 その割に「上からの命令で…」などとやたら人間臭い命乞いをする奴もいる。この場合の意志を持たないというのは思考の放棄というのも含まれているのかもしれない

*6 よだれを垂らしながら積み木遊びをするレベルにまで自我が退行してしまう

*7 当時のホビー誌の特集で掲載されたスタチューキットの解説では『白人の大人的』と評されている。言い得て妙

*8 ※飛べません

*9 プロップは和紙の表面にラテックスを塗ることで強度を持たせたもの

*10 ミカエルのスーツは常に電飾によって両目が爛々と光っているが、このシーンでは一瞬だけまるで瞬きするように小さな明滅が起こっており、『怯え』の表情を見せている

*11 『牙狼-GARO-』のグラウ竜や号竜人などにも通じる雨宮テイスト全開の異形である

*12 『牙狼-GARO-』以前の雨宮作品ではよく取り入れられていた手法。『仮面ライダーZO』のクモ女が有名

*13 カオルを死に追いやったのはミカエルだが、ハカイダーはそのことを知らない

*14 台座としてハカイダーの足下に踏み潰された残骸が転がってる…みたいな扱いも