花村陽介

登録日:2009/06/01 Mon 23:13:18
更新日:2024/03/10 Sun 22:01:41
所要時間:約 9 分で読めます




「行くぜ相棒!」







花村 陽介(はなむら ようすけ)



ペルソナ4』の登場人物。

生年月日 1994年6月22日(蟹座)
身長 175cm
体重 58kg
血液型 A型

主人公のクラスメイト。本作における「魔術師」コミュの担い手。稲羽市郊外にあるスーパーマーケット「ジュネス」の店長の息子。
半年前に主人公と同じく、都会から引っ越してきた。主人公の事をよく「相棒」と呼ぶ。

イケメンとして捉えられているが、お調子者な性格が災いしてあまりモテない。ついたあだ名が「ガッカリ王子」。


軽薄に見えるが心中の悩みは多く、ジュネスが出来たことによる商店街の不況やそれによる悪評に晒される。陽介に落ち度はない。

想い人である小西早紀が連続殺人事件の被害者となった為に事件解決に向ける決意は誰よりも固い。

物語中盤、テレビの中から出て来たクマの衣食住を養う羽目になるが、ジュネスのマスコットキャラとしてこき使ったりときっちり精算は取っている。


戦闘では双剣を使った二刀流で戦う。追撃はコマの様な回転からの連撃。



初期ペルソナはジライヤ、後期ペルソナはスサノオ。疾風魔法を得意とし、物理攻撃に回復魔法も使える素早さの高い切り込み隊長。
他の能力も大体平均以上と穴が無いが、本人の性質故か唯一運だけ全く伸びない。
因みにジライヤはジン、マーラに並んでプレイヤーを心配させたペルソナである(著作権的な意味で)。


以下ネタバレ










自身のは『退屈』。
ジュネスと商店街との摩擦やそれに伴う悪評、さらに退屈な田舎暮らしが相まってそれら全てを「ウザイ」と感じ、
破壊したいと言う陽介の抑圧された感情から生まれた。

自らの影を受け入れた後も事件解決に意欲を見せたが、
主人公との対話を重ねるうちにそれは想い人である早紀を亡くしたことを認めたくなかった故の現実逃避だったと悟る。

また、自分と同じだと思っていた主人公にリーダーとしての素質があったことに少なからず嫉妬していたことも告白。
主人公と対等でいたいが為に殴られようとするが、それでは対等でないとの主人公の説得で互いに死力を尽くして殴り合うことになり、結果相討ちに終わる。

自分達が対等であると友情を確かめた陽介は早紀の死を受け入れ、悲しみながらも前を見て生きていくことを決意した。

因みに前コミュで下準備をしておくとある意味(人によるが)ウホッな展開に…


コミュイベントで主人公と殴り合っていた時、通行人に「ジュネスの息子が暴れてる」と通報されたらしい。


過去攫われた弟を探して魔界を旅していたとか、その世界の別な可能性で魔界にちょいちょい行ってりせ声の悪魔等と共に冒険していたという噂があるが、真相は定かではない。


メイン・サブ問わず陽介の事を責める輩が多いが、大体責めてくる相手の方が問題が多い。

またP4制作当時、陽介はP3伊織順平に近いポジションに居たことから、スタッフは陽介のことを「順平」と呼んでいたらしい。
スタッフェ…
当時の電撃プレイステーションの記事では「前作における順平のポジ。ただし順平よりも判断力はある」と紹介されていた。
順平涙目である。

戦闘メンバーの中ではスキルや能力の成長度合いが特にP4では優秀で、「パーティメンバーに困ってもとりあえず陽介は入れる」と言われるほど。
そのせいかは定かではないが一斉攻撃開始時の陽介の「行くぜ、相棒!」が耳に残ったプレイヤーが多く、
森久保氏はP4が話題になっていた時はイベントでよくファンからリクエストされたとか。
しかし収録では一度しか言っておらず、そこまで印象的な台詞とも思わなかったために森久保氏は「なんでこんなにリクエストされるんだろ」と不思議に思っていたらしい。


  • 陽介のパーソナリティー
P4主人公とは陰陽の対となるように作られたキャラクター。
陽介は名の通り陽の主役級として個性付けがされており、回想や台詞には主人公視点的なものも多い。
アニメでは元来陽介の台詞となっている部分を悠が話すのはその為。

明るくノリが良いお調子者の印象が強いが、
日々ジュネスで親の手伝い(売り子・仕入れ・バイトの人事まで業務が多岐に渡る)をしており本質的にしっかり者な性分が見える。

勉強こそ不得手だが頭の回転は速く、直斗と並び自称特別捜査隊の参謀役を務める。
直斗が来るまではこれまでの状況を元にミスリード推理をすることが特別捜査本部での主な役目だった。
ノリこそ軽薄だが実際には捜査隊随一の常識人でボケだらけのメンバーのツッコミ役。
…多分そのうち胃に穴が開く事だろう。

捜査隊のメンバーをからかう事が多いが本質的には優しい人物で、巽完二のペルソナが暴走した時はフォローしたりクマの現実世界の居住関係まで面倒を見てる。
あとジュネスのバイト代をクマの私的用品代や犯人追跡のタクシー代などの捜査隊の経費に使われた…哀れ…。

悠とは親友で互いに力を認め合った仲。
P4Uでは互いに専用台詞が多く、他のキャラにはクールな対応が多い悠にしては珍しく、陽介相手には熱くなってる台詞が多い。
また「ブレイブルークロスタッグバトル」では彼らでタッグを組むと開幕に専用モーションの掛け合いが入る。

ちなみに中の人に合わせたらしく陽介もギターが上手との事(ペルソナマガジンや漫画参照)。
ゴールデン』での追加イベントではギターが活かされるシーンがある。

上記で陽の主役級の個性付けがされていると言われているように漫画『ペルソナ4 The Magician』では文字通り主役。
更に『ペルソナ4 ジ・アルティメット イン マヨナカアリーナ』でも何と悠を倒してラビリスの下まで到達しており主役級の活躍を見せている。

アニメーションでは、P4、P4G双方で鳴上悠が主役として話が展開するため、陽介はそのパートナーとしての面が強くなった。
しかしそれで存在感が薄くなったかというとさにあらず。
悠が窮地に陥った時は駆け付ける、作中で最も悠が苦しんでいた時に一人姿を見せる、など、
完璧超人と思われがちな悠が助けが必要な時には、いつも真っ先に現れ彼を支えた。
設定上の親友キャラというのは数多の作品に存在するが、設定ではなく活躍として、悠の「無二の相棒」であることを証明した。


P4Gでは第三のペルソナ「タケハヤスサノオ」が発表された。
専用スキルは「青春の風」(味方全体にディアラマ+スクカジャ)。

アフロェ…



格闘ゲームP4Uにも参戦した。ペルソナはジライヤ。
キャッチコピーは「寂れた田舎を踏み台に、大英雄に俺はなる! キャプテン・ルサンチマン」
性能的には、スピードキャラに分類される。

空中で山なりに飛ぶムーンサルトを筆頭に空中での行動が豊富であり、
ヒット後に飛び上がる突進技の駆け上がり、地上にワープしてスライディングキックをきめる変幻地走蹴りなど、トリッキーな技が多い。

反面、通常技のリーチが短く、牽制に適した技が少ない上に、紙装甲であるため、ワンミスから一気に体力を持っていかれることも少なくない。

全体的に、ミスに注意しつつ、トリッキーさを生かした立ち回りが求められる中~上級者向けのキャラクターである。
2P初期カーソルなのに…………



「追記・修正したら花村がステーキ奢ってくれるって言ってた」
「言ってねえよ! お前が食いたいだけだろ!」

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最終更新:2024年03月10日 22:01