ウルトラセブン

登録日:2009/07/15 Wed 23:47:47
更新日:2024/03/31 Sun 23:10:40
所要時間:約 7 分で読めます


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ULTRASEVEN_X 「セブン?」「セブン!?」「セブン!」「セブン!」「セブン!セブン!セブン!」 ある宇宙飛行士の夢 ウルトラシリーズ最高傑作候補 ウルトラセブン ウルトラファイト ウルトラマン ウルトラマンゼロ ウルトラマンレオ ウルトラ兄弟 カザモリ・マサキ コメットさんの親友 ジン ゼロの親父 パチンコ化 ブーメラン ベテラン モロボシ・ダン レオの師匠 レッド族 不屈の闘志 与座重理久 人気トップクラス 優遇 円谷プロ 地球人を愛した男 孤独な少年の為に肉を焼く男 客演数最多 山﨑勝之 巨影都市 恒点観測員340号 悪の道へと辿ったヒーロー 悲しみを背負う者 斬新なモヒカンヅラじゃないアイスラッガーだ! 東地宏樹 森次晃嗣 父と子の絆にむせび泣く男 父親 親バカ 親父 過労死しかけたヒーロー 重要な任務=息子とBBQ



体の限界を迎えても彼は戦い続けた

愛する者たちを守るため

守りし者の宿命として

彼は戦い続けた



私は、私の心になんら恥じるところはない


愛する者を守ろうとすることは、宇宙に普遍な摂理、後悔はしていない


ウルトラセブンとは円谷プロ制作の特撮作品『ウルトラセブン』を始めとするウルトラシリーズにも登場するキャラクター。
TV本編以外にも『平成ウルトラセブン』や『ULTRASEVEN X』などの続編作品が数多く作られている。
決してウルトラマンセブンではない。


【プロフィール】

身長:ミクロ - 40m*1
体重:3万5千トン(40m時。*2
キック力:ダイナマイト2000発分の威力がある。
腕力:10万tの物を持ち上げる。
ジャンプ力:400m
走行速度:時速800km
飛行速度:マッハ7
水中速度:240kt
活動時間:不定
年齢:1万7千歳
出身:M78星雲・光の国
家族:ウルトラマンゼロ(息子)、ウルトラマンタロウ(従弟)、ウルトラの母(叔母)*3

【デザイナー/俳優】

●キャラクターデザイン
  • 成田亨

CV
  • 森次晃嗣(『ウルトラセブン』~『ウルトラマンジード』第1話)
  • 村越伊知郎(『帰ってきたウルトラマン』第18話)
  • 池水通洋(『ウルトラマンA』第13・39・44話)
  • 阪脩(『A』第31話)
  • 中川謙二(『ウルトラマンレオ』最終話)
  • 大滝進矢(『ウルトラマンZOFFY ウルトラの戦士VS大怪獣軍団』)
  • 松田重治(『ウルトラマン物語』)
  • 山﨑勝之(『ウルトラセブン誕生35周年“EVOLUTION”5部作』)
  • 与座重理久(『ULTRASEVEN X』)
  • 三浦祥朗(『ウルトラマンボーイのウルころ』)
  • 東地宏樹(『ウルトラギャラクシーファイト 運命の衝突』)
  • ジャック・マルジ(『ウルトラギャラクシーファイト 運命の衝突』英語版)

●スーツアクター
  • 上西弘次(『セブン』)
  • きくち英一(『セブン』第14・15話)
  • 姫野昭児(『ウルトラファイト』新撮編)
  • 望月武郎(『帰マン』第18・38話)
  • 二家本辰己(『レオ』第1話)
  • 安田聖一(『ウルトラマン物語』)
  • 高橋和司(『太陽エネルギー作戦』『地球星人の大地』)
  • 大滝明利(『太陽エネルギー作戦』)
  • 岡野弘之(『地球星人の大地』『1999最終章6部作』)
  • 北岡龍貴(『誕生30周年記念3部作』『1999最終章6部作』)
  • 山本諭(『誕生35周年“EVOLUTION”5部作』『大決戦!超ウルトラ8兄弟』)
  • 永田朋裕(『新世紀2003ウルトラマン伝説 THE KING'S JUBILEE』)
  • 渡辺勝彦(『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』)
  • 新上博巳(『ULTRASEVEN X』)
  • 岩上弘数(『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』)

●人間役

【概要】


デュワッ!!



画像出展:ウルトラセブン(1967年10月1日~1968年9月8日)
第3話「湖のひみつ」より
@円谷プロ



宇宙警備隊員で、ウルトラ兄弟の三男に位置するウルトラマン。

当初はM78星雲出身ということ以外初代ウルトラマンとの関係はなかったが、
現在では初代ウルトラマンの親友とされ、セブンの時代設定が1987年、初代の時代設定が1975年が正しければウルトラマンの帰還後、12年後に地球に来たことになる。
この設定変更の煽りを受けて 「地球は地球人の手で守り抜いてこそ意味がある」と言った隊長をガン無視して守りに就いた とか言われたり不仲説が囁かれたりしたこともある*4

当初は恒星観測のために地球を訪れた宇宙観測員340号だったが、勇気ある青年・薩摩次郎の行動を垣間見て感動。
侵略者たちから地球を守る決意をする。

モロボシ・ダンという姿は、薩摩次郎をモデルにした擬態であり、人間と同化したわけではない。
ちなみにこの薩摩次郎が命を落としたと書かれているものもあるが、
寸前でセブンに助けられ無事であり、危険な状況から何度も生還したため周りの同僚から「ミラクルマン」と呼ばれ尊敬されている。


「ウルトラアイ」というアイテムを使用して変身(というより元の姿に戻る)し、数々の宇宙人を相手に戦った。
ちなみに変身者が多い事や主演作品が多く作られている事から、変身バンクはウルトラ戦士の中でも歴代最多と思われる。
客演の際もメビウス以降から他のウルトラ戦士と同じく新規に作られる機会が多くなった。

というのも、本放送時の変身バンクが「隊員服姿のダンが、ウルトラアイを付けた頭から徐々にセブンに変身していく」というもので、バンクの一部に演者の姿が入っているため、
ウルトラシリーズは(特段問題がなければ)後年の作品の客演でも、本放送で変身者役を演じた演者に当時と同じ役名・役柄で出演してもらっていることから、
当時の変身バンクを流用すると「変身バンクでだけダンが若返る」という矛盾が発生するので、ダンとしても登場する作品では新たに変身バンクを作らなければならないのだ。
なお、現在のウルトラシリーズでは恒例となっている所謂ぐんぐんカットもないというのも異色なポイント。
後述のように、等身大で活動する機会が多いからだろうか。

身体サイズを自在に変えられる(他のウルトラ戦士は変身すると巨大な状態のままのケースが多い)ので、
作中ではよく人間大の姿で活動している。ミクロ化して人間の体内で戦った事もある。
まあ、巨大な怪獣、もしくは巨大化した宇宙人と戦う機会が多いので、結局40メートルサイズになることが多かったのだが。 

度重なる戦闘によって、セブン上司に帰還を促される*5ほど疲労が蓄積されてしまい、最終話で改造パンドンを倒した後、光の国へと帰還した。
その最終話では、自分を心配する地球人のアンヌ隊員にダンが自身の正体を暴露するというシーンがあり、演出も含めてこのシーンはセブンの名場面の一つに挙げられることが多い。
後のシリーズでこちらも恒例となった、「最終話付近で変身者が自分がウルトラマンだと近しい人間に暴露する」展開のハシリである。


よく寒さに弱いと言われているが、実際は温度の低い宇宙空間よりも雪原で弱っていた為、
「水分等の寒さを伝え易い”冷媒”の多い環境に弱い」と言うのが正しいのだろう。

趣味は水泳なんだとか。よくミクラスの出身星のバッファロー星にスイミングに行くのが日課らしい。義理の従弟に泳ぎを教えてやればいいのに。
ウルトラ戦士の治療もこなしており、医学にも精通していると思われる。

ちなみに11話で一度死んだ事がある。
アマギ隊員のおかげで命拾いしたが。


ウルトラマンにはAタイプ、Bタイプ、Cタイプというスーツが3つあるのは有名だが、
実はセブンにも放送期間を通して細かくパーツ等が変化していて、おおよそ10種類ほどあり、大別するとタイプ1からタイプ4まである。

モチーフは鎧騎士で、胸のカラータイマーは無いが、代わりに額に小さなビームランプがついている。
これは前作である『ウルトラマン』で、デザイナーである自分に相談も断りもなく現場でカラータイマーを付け足されたことに憤慨した成田亨氏が、
『ウルトラセブン』でも同じことが起きないようにと、予めカラータイマーに使えそうな器官としてデザイン段階で付けておいたもの。

当初は時間制限の設定も無かったため、エメリウム光線の発射口としてしか使われなかったが、
中盤にダメージの蓄積からウルトラマンと同じく活動時間が定められ、成田氏の想定通りにビームランプがカラータイマーの役割を果たすようになった。
漫画ウルトラマンSTORY 0では初めて異形の姿(=ウルトラマンの姿)になった際に「私だけ額にあるようだ」と発言しており、カラータイマーと同じものという認識があった模様。


【主な能力・武装】

エメリウム光線
額のビームランプから発車するセブンの必殺光線。手を額に当てているポーズと胸に当てているポーズの二種類がある。
ポーズによって撃ち出している物は違うとされ反磁力線や熱線等バリエーションが豊富。

ワイドショット
右腕を縦にし左手を右肘の下に付けた構えで放つセブン最強の光線技。
初使用はエメリウム光線が全く通じず、アイスラッガーも回転して弾き飛ばすアイロス星人戦で、エネルギー消耗が激しいため滅多に使えないとされていた。
その割には等身大のユートムに撃ったり、予算の都合で怪獣(の着ぐるみ)が出せなかった第四惑星のロボットの街や地球侵略部隊を壊滅させるのに使ったり、
ガッツ星人の分身攻撃に無暗に使用した結果、エネルギー切れを起こして磔にされてしまったりと、結構気軽に使っている気がするが、まあ考えあってのことなのだろう。
因みに本編中では、怪獣より円盤に使っている回数の方が多い。
強化版として太陽光エネルギーをチャージして放つ「ネオワイドショット」がある。
こちらは通常のワイドショットの通じなかったサルファスを倒している

なお平成以降の作品ではジャンジャン使用している(多い時は一度の戦闘で数回も使っている)が、その分セブンが強くなっているという事だろうか。


アイスラッガー
頭部に装着している宇宙ブーメラン
セブンの代名詞で数多の怪獣・宇宙人をスパスパした。
しかし、ロボットや身体の硬い敵にはガキーンと弾かれてしまうことも多かった。

なぜセブンスラッガーでないかというと、
ある企画段階でセブンは「ウルトラアイ」という名前だった(変身アイテムもここから来ている)ため、
ウルトラアイのスラッガー→アイスラッガーとなっていたから。

正式に「ウルトラセブン」と決まってからもその設定を変えなかったため、アイスラッガーという名前になった。

・ウルトラ念力
先述のアイスラッガーやエメリウム光線、ワイドショットが見栄えが良く目立つ事や初代マンの方で技特徴として強調される事も有る為かもしれないが
セブンはウルトラ念力などサイキック系能力も高く様々な場面でテクニカルな小技的に使用している。レオ時代の人間体固定状態でも使用可能な能力でもある。
ただその際は寿命が縮むレベルの高い体力消耗というリスクが付きまとうが。

カプセル怪獣

セブンへの変身が不可能な際、代わりの戦力として使用する使役怪獣。
怪力のミクラス、俊敏なアギラ、機械生命体のウインダムの三体が登場している。詳しくは該当項目を見てほしい。
ポケットモンスター」の元ネタとしても有名。
余談だが最近向こうでも「ウルトラビースト」という概念が登場した。

●怪獣ボール

ウルトラマンレオ』にてジャックから受け取った、カプセル怪獣もどき。
セブンガーという怪獣*6が入っており、間抜けな外見とは裏腹に、上記三バカどころかウルトラ戦士をも凌駕する圧倒的な強さを誇るが、活動時間が短い(1分)。
そして何より、初使用後、セブンからは一切お呼びがかからないという悲しい扱い。
彼がセブンに鍛え直された三バカ改め三大怪獣と肩を並べて戦う日は果たしてくるのか……


【他シリーズでの主な活躍】

ウルトラ兄弟の客演は数多いが、その中でもセブンの登場はトップクラスであり、他のウルトラ戦士よりも見せ場が豊富でセブンの人気の証とも言えるだろう。
まあ、その代わり死にかけた回数もトップクラスなのだが……相も変わらず過労死に定評のあるセブンである。
と言うか治療や怪獣保護に関してはどう考えても観測員がやる仕事ではない。見習え隊長

●帰ってきたウルトラマン

第18話ではベムスターに敗れてパワーアップの為に太陽に近づき過ぎたジャックを救出。彼に強化装備のウルトラブレスレットを与えた。
この際、「どんな宇宙怪獣とも互角に戦えるだろう」と言及するに留めており、
後にブラックキングにブレスレッドブーメランが効かなかったことへの伏線にもなった。
また第38話では、ナックル星人に敗れ、処刑寸前のジャックを初代ウルトラマンと共に救出に現れたこともあり、この時にはそれぞれ変身前の人間の姿でも登場し、スチールでは郷も加えて、素顔の3大ウルトラマンが揃い踏みという豪華な回になった。

●ウルトラマンA

第1話ではAが北斗星司と南夕子に接触するときに随伴。
第6話のブロッケン戦では苦戦するエースにウルトラギロチンの使用許可を与える。
第13話では異次元人 ヤプールに捕まりエースキラーにエメリウム光線を奪われる。
第26話のヒッポリト戦では速攻でカプセルされた他兄弟とは違い、最後まで善戦するものの敗北。
バクタリ、ファイヤー星人、オニデビルとの戦いでもエースをサポートしている他、エースを治療したりもしていた。
いずれもセブン本編と異なり、胸の銀のラインが短くなっている。

ウルトラマンタロウ

第1話ではアストロモンスに重傷を負わされた東光太郎を兄弟と共に光の国に運ぶ。
第5話ではタロウが倒してしまった怪獣キングトータスの親子を光の国へ運ぶために飛来。
ウルトラの星征服を目論むテンペラー星人には兄弟全員で立ち向かい、全員が変身前の姿を見せた。
第40話のタイラントとは土星で対戦。寒さが弱点であるにもかかわらず善戦するが、ベムスターの腹から冷凍ガスを吹きかけられ敗北。
このタイラント戦とレオ1話はアトラクション用セブンのスーツである。


ウルトラマンレオ

ウルトラマンタロウの後任として再度地球防衛の任務を受け、防衛隊「MAC」の隊長として地球に身を置く。

客演を除けば、6年ぶりの地球防衛であり、いつ地球に来たのかは不明だが、
レオが現れる前は怪獣、宇宙人が現れるとウルトラアイを使いウルトラセブンに変身(元に戻る)して戦っていたと思われ、まさに(劇中の人にとっては)『帰ってきたウルトラセブン』となるはずだった。

しかし、マグマ星人事件で右足を負傷し、ウルトラアイも破損(一部では変身能力はともかく、ウルトラアイはダンがウルトラ念力で自ら破壊した説もある)。
残された戦闘能力のウルトラ念力も、使用すればダンの体力を大幅に消耗する諸刃の剣となった。

2対1でもレッドギラスをキックで吹っ飛ばしており、ブラックギラスに足を折られた後もギラス兄弟を取り押さえられている。
この際のかけ声はレオのピッチを下げたものを使用。

新ウルトラマン列伝』第14話「燃えろレオ! 輝く獅子の瞳!!」でナビゲーターを務めるウルトラマンゼロはこの戦いを取り上げ、
「親父はこの後、ウルトラセブンとして戦うことができなくなってしまったんだ」と悲しげに語っていた。

以降はウルトラマンレオのおおとりゲンを後任として鍛え上げ、敵より恐ろしいかもしれない特訓を施した。
ただコレのおかげでレオへ対する兄弟のウルトラリンチに参加せずに済むというある意味では汚名を晒さずに済んでいる。
第40話で、MACの基地ごと円盤生物シルバーブルーメの襲撃に遭い、後述の映画まで設定上、行方不明になってしまう。

放送当時の小学館の学習雑誌「小学5年生」の解説によれば、脳と心臓をウルトラマンキングが回収し、ウルトラの国で蘇生した。
最終回で登場したセブンは、蘇生したばかりでまだ自由に動けないので、テレパシーでアドバイスを送っていた。

同じく「小学2年生」昭和50年2月号の特集記事では
ウルトラセブンはMAC基地全滅時、体が粉々に吹っ飛んだ。
宇宙空間を漂っている脳髄と心臓をウルトラマンキングが回収した。
肉体の再生には時間がかかるので、すぐにレオを助けに地球に戻ることはできなかった。
と説明されている。

最終話でレオの夢の中で「今沈んでゆく夕日が私だ。そして、明日昇る朝日がお前だ」という意味深な台詞を残し、死亡説も囁かれていた。
実際、死亡寸前まではいった模様。
セブンとしての登場は第1話のみで34.最終話はイメージシーンだが最終話ではOPクレジットされている。

内山まもるの漫画版では変身不能になる展開は同じだが、
バンゴの回ではウルトラの父から送られたエネルギーで一分間だけセブンに変身して戦い、
『小学三年生』(小学館)に掲載された内山まもるによる漫画版『ウルトラマンレオ』(てんとう虫コミックス『ザ・ウルトラマン』第3巻に収録)では、
レオは修復されたウルトラアイをウルトラ兄弟から託され、それを渡されたダンは残る力を振り絞ってセブンへの変身を敢行し、
MAC地上基地の大型ミサイルを担いでシルバーブルーメに特攻し、本当に死亡する。

これによる大打撃で弱ったところを、最後はレオがセブンから形見として受け取っていたアイスラッガーで両断されるという展開になっている。

ウルトラマン80

本人は登場しないがナオト少年の持っていたセブンの人形が妄想ウルトラセブンを生み出すことになる。
ナオト少年の病室に見舞いに訪れた矢的猛がセブンを回想するシーンにエレキングビラ星人、ガブラとの戦いのライブフィルムが登場する。
詳しくは項目を参考にしてほしいが、この時点で状況証拠からセブン生存説があがっていた。

●平成ウルトラセブン

TV本編から約30年後にピット星人の攻撃によって負傷、墜落という形で地球に再来。
太陽光により完全復活した後は愛する地球や人々を守る為、再び地球上で侵略者や怪獣達と戦う事になる。

『1999最終章6部作』からは負傷したウルトラ警備隊員カザモリ・マサキの姿を借りて行動しており、後に本人と完全に一体化する。『“EVOLUTION”5部作』最終回ではカザモリの意識が薄れ、セブンの人格と統合された可能性が示唆される。

ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟

ウルトラの母によって助けられたことが判明し、公式的にも復活を果たした。
本編の20年前にヤプールの作った究極超獣Uキラーザウルスと戦い、封印するためにエネルギーを使い果たしてしまう。
人間としてヤプールを監視し続けていたが、メビウスのピンチに再び変身して戦う。

ウルトラマンメビウス

第46話にて、暗黒四天王・グローザム戦に駆け付け、メビウス及びGUYSと共闘した。
大至急レオを一人前に育てないと実質ウルトラマン不在となってしまう状況だった頃と違い、
ヒカリの存在やメビウスが心身共に順調に成長している事あと、スパルタ路線はゲンが引き継いだ事などからか、温和な性格に戻っている。
自身が隊長を務めたMACの全滅には未だに深い悲しみを感じており、仲間のミライを救うために奔走するコノミを導く。

ULTRASEVEN X

ゲートを通じて訪れた平行世界の地球で青年ジンと同化し、侵略者や支配者と戦う。
ジンとの同化の影響か全体的にデザインが変わっている。
最終回で……

●ウルトラギャラクシー大怪獣バトルNEO

暗黒の鎧アーマードダークネスを自ら装着することで封印。
第9話にてレイ達の活躍で解放後され、彼にミクラスを貸し与える。
最終回にもウルトラマンと共に駆けつけた。

大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE

レイ、メビウス、ウルトラマンと共に、ウルトラマンベリアルの手から光の国奪還に挑む。ZAPクルーを庇い…。
そして彼の息子であるゼロが登場。かつての弟子であるレオや息子であるゼロにすら呼び捨てにされる点は不遇…かな?((ゼロは直前までウルトラセブンが父親だとは知らず知ってからは親父と呼ばれている))


ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国

序盤ではダークロプスに苦戦するゼロを助け、共闘した。
ゼロがアナザースペースへ旅立つ際にブレスレットを与えたり、彼の勝利を信じる等、父親としての面が強調された。

ウルトラマンゼロ外伝 キラー ザ ビートスター

天球の侵攻を止めるためにマン、ゾフィーと共に駆け付け、ウルティメイトフォースゼロに協力した。
その後、ゼロと再会する。

劇場版 ウルトラマンオーブ 絆の力、おかりします!


「お困りのようだね」

「あなたは……誰です?」

「誰でもない……ただの風来坊さ」

誕生50周年記念の2017年、元祖風来坊として終盤にダンの姿で現れ、苦戦するオーブへの助っ人として参戦。
「オーブ大乱戦」の冒頭に引用された主題歌のインスト版と共に
ガッツ星人「セブン!?」「あの同族を倒した!?」的な感じ
エックス「セブン?」「そういえば前にヒカルに聞いたことがある」的な感じ
ギンガ「セブン!」「久しぶり!」的なテンション
ビクトリー「セブン…!」「そういえば前に一緒に戦った…」的な感じ
ムルナウ「セブン!セブン!セブン!! 忌々しい、こーなったらあいつもやっておしまいっ!」
とセブンの名を呼ぶ流れには観客の多くも腹筋崩壊と共にテンションが最高潮へ。
順番やセブンとの関係性の差もあってか、各人で若干反応の仕方が違う点もポイント。

現れるや否やデアボリックキャノンをアイスラッガーで迎え撃ち、サデスの両腕を切り飛ばし、
オーブトリニティが苦戦したサデス及びデアボリックをプロレス技でボッコボコにすると大暴れ。
サデス曰く「さっすが生涯現役!」「セブンのキック、効っくぅ~~っ!」

アイスラッガーのインパクトも抜群で、他人の映画だろうと問答無用で大暴れするあたりはまさにゼロの親父といえよう。
なお、今作ではメビウス劇場版以来久々に白熱化バージョンのアイスラッガーが見れる。
また、光線技は一切使わなかった。それであの強さって……。

ムルナウのキレっぷりからして、これ以前にも彼女と度々衝突していたものと思われる。

●ウルトラファイトオーブ 親子の力、おかりします!

亡霊魔導士レイバトスの力で復活したキングジョーグドンツインテールバードンに苦戦するゼロの窮地を救う形でジャック&ゾフィーと共に参上。
「たまには息子にいい所を見せんとな!」と、かつて敗れたキングジョーを相手にアイスラッガー一本で圧勝した。

後に、オーブトリニティですら突破できないレイバトスの再生能力に対抗するため、
シャイニングウルトラマンゼロの新能力「シャイニングフィールド」でゼロと共にオーブの特訓に挑んだ。

親子による訓練は省略されていたものの、
オーブに新たなフュージョンアップ形態「エメリウムスラッガー」を得させるためとはいえ、地球時間に換算して10年も費やすほど相当な試練だったと思われる。
さすがにジープで追い回しながら、岩石投げつけたりはしなかったようだ。

その後、ゼロとオーブと共にタイラントに苦戦するゾフィーとジャックの窮地に駆けつけ、
トリオでワイドショットを放ち過去に因縁のあるタイラントを撃破した。ゼロやオーブにあわせたのか珍しく「ワイドッショット!」と技名を呼称している。
エンドロールでは「ウルトラマンセブン」と誤表記されており、BDでも修正されていない。

ウルトラマンジード

第1話アバンタイトルにてゼロを救援する形で登場。
ベリアルに滅ぼされるサイドスペースを「この宇宙はもうもたない!」と悲しむ台詞がある。
本編での登場ではこれと最終回でソリッドバーニング組として弟子のレオとともにジードの戦いを見守っていただけなのだが、
終盤にてジードこと朝倉リクが父ベリアルについて思い悩む際、ゼロが「お互い大変だよなぁ、変な親父を持つと」とリクを励ましていた。

ゼロから変な親父と思われていたこと(と言葉の綾とはいえベリアルと同列に扱われたこと)に視聴者は衝撃を受けるが、
ウルトラ警備隊所属時の胡散臭さやいい加減さだとかどっかの島で怪獣と殴り合っていたのだとか、
息子の後輩の映画に突然出てきてラスボスをボコボコにするだとかゼロに父親と名乗らなかった理由が未だに不明のままだとか、
よくよく考えると変な親父と言われても仕方ないのでは?と妙に納得もされている。
ウルトラ族特有の文化事情を考慮しても息子に父親と名乗らないウルトラマンが多数派であるとは思えない。

ウルトラファイト

怪獣島で怪獣達と激しいバトルを繰り広げる…が、時折ラフファイトになる事も。
怪獣島最強の男で、明確に負けたのは諸事情で無抵抗のままボコられた1回のみ。
何故か首の後ろが黒い。
あと声がマン兄さんの流用。

●戦え!セブンガー

最終話に登場。アシュランに蹂躙される『ウルトラマンZ』の地球に怪獣ボール セブンガーを送りハルキに託した。

ウルトラマン超闘士激伝

ウルトラ6兄弟の一人ということもあり、作中最初の武闘会から皆勤(ただし闘士にカウントされるようになるのは『メフィラス大魔王編』途中から)。毎編安定して実力者として描かれることが多く、どちらかといえばシリアス担当。
無印シリーズ初期から参戦しているウルトラヒーローでは珍しく、明確な「立ち位置の元ネタになったドラゴンボールのキャラ」*7が不明(一応「主役と付き合いが長く、終盤まで安定した実力がある」としてクリリンモチーフ説はある)。
OVAでは特撮的にはモモタロスでおなじみ関俊彦さんが演じた。
おまけイラストのみではあるが、このマルチバースでも息子・ゼロを授かったようだ。


ヒーロー戦記

ウルトラ大陸から派遣された主人公の一人。冷静な分析を行い、南光太郎への突っ込み役。
強力な光線技と回復技を持つ。EP消費量の多さと美女に弱いのが弱点。
ラスボス・XNガイストとのバトルは彼のリライブ光線が生命線となる。つーかないとマジで詰みかねない。

スーパー特撮大戦2001

時間制限ないはずなのにある人。7ターン持つけど。カプセル怪獣の使い手。
強いのだが、ガッツ星人を出典してきてくれた悪魔。貴様も鬼だ。

スーパーヒーロー作戦

何故かアルブレードと共にジャミラと対決する事に。

●スーパーヒーロー作戦 ダイダルの野望

昭和ウルトラマンではウルトラマン、ウルトラマンジャックと共に参戦。
ウルトラマンガイアらと共に帝王ダイダスの野望に立ち向かう。
ゲームオリジナル技として、ウルトラマン&ジャックのスペシウム光線とエメリウム光線をぶつけて強化させたアイスラッガーを敵にぶつける「Sアイスラッガー」を使用した。

ロストヒーローズシリーズ

1ではアジト・キューブで捕まっているが、救出すれば仲間になる。ゼロとの合体技もあるぞ!

2ではDLCキャラ。
ウィンド・キューブにMACステーションを設け、アクセル・2号と共に警備にあたっていたが、マグマ星人により足を負傷。
その後、襲撃してきたブラック指令を無理をしてまで追おうとしたが、レオにかつて自分がかけた言葉を受けて…。

「昔、俺達の基地が同じように襲われた時、あなたが俺に言った言葉をそっくり返します!!」
「セブン!!あなたの命はあなた一人の物じゃないッ!!」


絵本作品

「パパはウルトラセブン」「ぼくだってウルトラマン」の両シリーズに出演。

「パパは~」では実の娘がいる事が明かされた(無論某アイドルとは無関係のはず)他、
「パパはウルトラセブン ママだってウルトラセブン」にて第二子となる息子を授かる。
出版時期の都合もあり、デザインが大きく異なるため後のゼロなのかは不明。
もっとも「同じウルトラヒーローでもマルチバースが違うと設定のつじつまがおかしくなる」のは珍しくないので…

いつもの侵略者達に「てめーなんか嫌いじゃこの寒がり野郎!」とか言われても気にしない割に、
娘に「パパなんかきらい!」と言われると凄まじく落ち込むなど、彼もまた一人の父親として描かれている。

「ぼくだって~」では第2作に出演。宇宙細菌ダリーが人並みに大きくなったのがワラワラ湧いてきたという異常事態を受け飛んできた。
子供とはいえまだまだ未熟で不甲斐ないウルトラマンユウキを叱責する一方、クライマックスには肩を並べて戦う…という
「温厚な男である一方、地球を守る事の責任をちゃんと把握しているのはいいがこれが絡むと熱くなりすぎてしまうきらいがある」という、見事にいつものセブン。

【余談】


家族構成

息子にウルトラマンゼロが居る事から妻が居る事になり、
ゼロの体色は赤と青であることから母親がブルー族と思われるが現時点で映像作品に登場したことはない。
一応、セブンに登場したアンヌではなく、宇宙科学技術庁の科学者らしいという情報が出ている。

ウルトラマンタロウとよく似ているが、実はセブンの母はウルトラの母の姉(故人)つまり伯母である。
したがってセブンとタロウは従兄弟であり、ウルトラ兄弟の中では珍しい、実の血の繋がりが有るウルトラマンである。
なお、タロウ40話とレオ1話のセブンのスーツはタロウのスーツを改造したものでその名残で耳は付いていない。

また、別番組のコメットさんとは親友。


セブンとセブンX

「ULTRASEVEN X」の世界における別フォームというべきセブンXだが、実はどうしてセブンXの姿になったのかははっきりしていない。
同作におけるセブンは本来の力を引き出せず大幅に弱体化した状態なのだが
それはセブン本来の意識が完全に覚醒していないのが原因であって
セブンXの姿=弱体化形態というわけではない。*8
実際最終回でセブンの意識が覚醒した際にはグラキエスの大群相手に無双を繰り広げている。
「ジンと融合した影響である」あるいは「マルチバース移動の拍子に偶然変化してしまった*9」というのが通説だが、真相は不明。
案外、この作品の中では最初からウルトラセブンはああいった姿なのであって
特に元から形態変化したという設定ではない、という事も考えられる。

ちなみにセブンXはセブンの時より頭身が高く、全体的に筋肉質で
オリジナルよりも鋭く有機的な雰囲気の目付きが特徴。*10
その見た目からか、ライブステージやヒーローショーではセブンのパワーアップ形態として扱われている。*11


名前について

ウルトラマンセブン』と間違われることが多々あるが、『ウルトラセブン』が正しい名称である。
ウルトラ戦士のことをよく知らない一般人、テレビ、書籍、公式サイトで誤植されることが多く、
ウルトラマンギンガ劇場スペシャル第2弾』では健太が「俺のは、ウルトラマンセブンか!」 と言うと、
友也が「…ウルトラセブンです!」 と間違いを訂正するなどついには映像作品でもネタにされた。

正直主役を張ったウルトラマンで唯一「ウルトラマン○○」ではないウルトラマン*12なので間違われても仕方がないと言えるが、
この呼称に不快感を覚えるファンが少なからず存在するため、冗談でもあまり言わないようにした方が賢明である。
ただ、間違われても優しさを失わないでくれメタ的に言うと単なる大人の事情。

番組として

ちなみにウルトラシリーズ唯一の欠番エピソードがある
12話「遊星より愛をこめて

1975年にはハワイでも放送。
またそれ以前にはメキシコでも放送されたらしい。

最近ではカナダのケーブルテレビ局が吹き替え放送したが、宇宙人の名前の英訳がむちゃくちゃだわ、かなりシーンがカットされているわ。
44話以降が放送されていないわ、あげくのはては放送時間帯が朝4~5時という超深夜放送…カナダの特撮ヲタ涙目である。
良いところといえば前述の欠番回の12話が放送された位か。

ジョージアのCMでは欽ちゃん達と麻雀をやっていた。
「デュワ!デュワ!……館*13さん、それロンです!」「お前喋れんの!?」
翌年には麒麟・田村と富士登山をし、コーヒーを飲もうとするも「コン」と口にぶつけて飲めず、御来光に万歳をした……と見せかけてそのままどこかに飛んでいった。「ってどこ行くねーん!?」

有名な挿入歌があるが、あれは元々主題歌の予定だったが没になってしまった曲である。

続編として「戦え!ウルトラセブン」と言う企画があり、
主人公は、「伴 長一郎」、地球防衛組織が「ウルトラレンジャー」、新必殺技のスライスVとスライスHがあり、
これは後のミラーマンのスライサーVとスライサーHとなって映像化された。さらに「遙かなるウルトラセブンの星」という劇中歌も作詞されていた。

準レギュラーとしてモロボシ・ダンが登場した『ウルトラマンレオ』では、森次氏には当初MACの隊長・川上鉄太郎役でオファーが来たのだが、
森次氏がダン役以外で出演することに難色を示したため、『レオ』にモロボシ・ダンが登場することになった。
後年、森次氏はダン=ウルトラセブンが登場したことで、セブンとの対比がレオが弱く見せてしまったかもしれないと考え、我儘を通したことを後悔していたといい、
『ウルトラマンレオ』時代のことをあまり触れたがらなかったが、後に心境の変化があったのか、レオ時代のセブン(ダン)にも目を向けてほしいと語っている。
なお、その川上鉄太郎であるが、企画段階から「その正体は怪獣との戦いで変身できなくなったセブンであり、最終回までレオにはその正体を明かさない」という設定であり、
森次氏を起用したのも、ダンとの繋がりを匂わせて視聴者に「正体はセブン」と暗示するための布石だったと思われる。
詳しくはレオDVD1巻参照。


森次氏が所有していた撮影用のセブンのマスクは、現在盗難されてしまっている。



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最終更新:2024年03月31日 23:10

*1 可変。劇中でガッツ星人が解析した最大サイズは50mであり、基本的には巨大化状態の身長は40m

*2 明記はされていないがミクロ化等サイズ変化時はそのサイズに準じた重量に変化している模様

*3 後者の二人との関係は現在は使われていない設定とのことだが、ウルトラマンタロウが両親と違ってレッド族な理由の説明としてあまりにも妥当なこともあり、ファンの間ではいまだにこの設定は使用されている。

*4 『タロウ』で 「ゾフィーのことなんかいいよ」 と言ったこともそれに拍車をかけている

*5 このシーンは自問自答だという説がある。

*6 カテゴリ的には機械生命体のウインダムに近いか

*7 例えば初マンなら悟空、メフィラス大魔王ならマジュニア(ピッコロ)、タロウなら悟飯etc。もっともセブンに限らずそこまで意識してるんだろうか?な面も多いが

*8 デザイナーも本作の姿は「最強のセブン」をコンセプトにしたと語っており、見た通りの力強さの持ち主と見て間違いない。

*9 M78星雲のマルチバース間移動の技術はまだ未熟と取れる描写もあったため、他のウルトラヒーローや人物のと比べて安定しない…という解釈によるもの。ただしより後の作品ではM78スペース所属のウルトラヒーローもちょっと遠征する程度の感覚で別のマルチバースに行っているが

*10 撮影用のマスクは微妙に左右非対称なバランスで造形されている。

*11 エックス、ジードと共演した際にもパワーアップとしてセブンXに変身したが、このショーの主役はジードだったにもかかわらず「ULTRASEVEN X」の主題歌が流れ、自身も無双するなど完全に主役を食っていた

*12 ウルトラマンマックスは初期案は「ウルトラゼノン」だったが、結局力強さを表現するため名前が変更になり、その名を受け継いだゼノンもウルトラマンとなった。

*13 館ひろし