フォース(STAR WARS)

登録日:2015/10/28 Wed 22:23:16
更新日:2024/04/01 Mon 22:12:50
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「周囲に満ちたフォースを感じるのじゃ。
ここにも。ほらあそこにも。そこにも! 木々にも、岩にも、至るところにある!
そうとも! この大地と、船のあいだにも、フォースはある!」




フォースとは映画スターウォーズシリーズに存在する用語である。
初期は理力という訳がつけられたこともあるが、現在ではほとんど使われていない。語呂が悪いし。



概要

フォース。それはあらゆる生命や自然の中に含まれるエネルギー体の総称であり、劇中ではこれらを知覚し働きかけることで様々な超常現象を起こすことができる。
その性質上、生命体の感情や精神の影響を強く受ける特徴がある。
自分に内在するフォースに関しては、アニヲタ的に言えばH×Hのオーラが近いと言ってもよい。
しかしフォースの本質は、冒頭のヨーダの言のように自分以外の森羅万象にも満ちている、言うなれば大気にも近い存在である点が決定的に異なる。
世間一般ではフォースについて「技能の名称」と捉え、いわゆる超能力と同列に扱う解釈も少なくないが、厳密には正確とは言い難い*1
本来どこにでも存在し、誰もが持っており、干渉もできる力であるが、目に見えないこの力を認識するためには特別な素質や訓練が必要となる。このフォースを操るものたちをジェダイあるいはシスと呼ぶ。
(厳密には、作中でフォースを操る者がだいたいどちらかに所属しているだけで、ジェダイでもシスでもないがフォースを使える人物というのもけっこういる。
暗黒面に落ちてジェダイの戒律も破棄したが、シスにも所属していないというダークジェダイもその一つ。
フォースを操る者自体を差す単語はあいまいで、非公式に「フォース感知者(Force-sensitive)」「フォースの使い手(Force-user)」と呼ばれることもある)

フォースの力を引き出すには、ある種の精神修行や独自の技術が必要となり、フォースに精通した者たちは研鑽を続けてきた。
精神に起因する力であるぶん、大きな感情の揺らぎに伴って大きなフォースを操ることも可能だが、より高精度で強大なフォースを制御するには、相応の自制心が必要となる。

フォースを扱う上で絶対的に欠かせないのは、強い意志と集中力である。
熟練のジェダイはたやすくフォースを扱っているように見えるが、実際にはそれは精神修行によって鍛え抜かれた意思が成せる業なのだ。
そして、後述のミディ=クロリアンなどの先天的な要素もあるが、なによりジェダイにとっては、精神を集中できる環境と時間が必要になる。
そのため、低レベルの電撃などの刺激や、酸素不足などの肉体的苦痛を伴う状況は精神集中を乱し、フォースの繰りを困難にするため、ジェダイたちにとって一番の敵である。
巷で言う奥義ブラ=サガリなどのように、不意に辛うじて崖にぶら下がっているような苦境に立たされて尚、冷静に精神統一してフォースを繰ることができるのは、よっぽど成熟したジェダイのみと言ってよい。

逆にシスが教えるように、苦痛やそれによる憎悪、激情をバネとして、フォースのパワーをより強く引き出す方法も存在する。
ドゥークー伯爵サヴァージ・オプレスにわざと電流を流して苦痛と激怒を引き起こさせ、その状態で精神を集中させることで、より強大なパワーを引き出させた。
しかしこれはあくまでパワーだけで、そのパワーをうまく洗練して効率的・集中的に使うテクニックはやはり別種の精神修行で磨かなければならない。
サヴァージのように脳筋気味で精神的な集中力に欠ける場合、シスでもそのフォースの技は雑になる。


フォースを操る者たちの多くは、後述のように、自分自身のフォースを引き出すか周囲のフォースを自身に取り込んで身体を強化し、周囲のフォースに干渉して念動力を引き起こすことで、戦闘や問題解決の手段としている。
いわばいかにフォースの流れに上手く乗るか、という性質のフォースの繰りである。

しかし、真にフォースに精通した者同士の戦いでは、そうしたフォースと一体になって身を委ねるだけの姿勢は、戦いにおける序の口に過ぎない。
この次元に達すると、その力の源たる周囲を取り巻くフォースの流れそのものをいかにして自身の支配下に置くか、いわばフォースの制空権の争奪戦に突入する。
この争奪戦に敗北してしまえば、自分はフォースの流れに身を委ねて上手く力を引き出しているつもりだが、実際には「相手が生み出したフォースの流れに翻弄されて、相手の掌上で転げ回っているだけだった」という事態に陥りかねない。
相手がフォースを動かす原動力でもある、感情の機微をいかに理解できるか、という人間の精神と、それを通じてのフォースへの理解度が、勝敗を分かつ要因となる。


フォースを操る素質は、科学的な方面からは細胞に含まれるミディ=クロリアンという共生生物の数値で示されるのだとか。
アナキン・スカイウォーカーはこのミディ=クロリアンによって生まれたと言われる男で、ずば抜けて高い数値を持ち、強力なフォースを操ることができた。
しかし全身火傷による肉体の損失によってダース・ヴェイダーとして知られるサイボーグの姿になって以降は、その力が大きく失われそれを裏付けるようにミディ=クロリアンも大幅に減少している。

また、元来生命や自然の中に存在するものなだけに、人工物である機械との相性は最悪。
細胞一つ一つに加護がある生物と比べて無機物/機械は遥かにフォースの干渉を受けやすく、例えば戦闘中にドロイドを念動力で吹き飛ばしたり浮かせるのは、同じことをヒューマノイドに仕掛けるよりも比較的容易である。
一方で、身体にフォースを行き渡らせて加護を受けることに慣れたフォースの使い手が、自分の手足など身体の大部分を機械に置き換えざるを得ないほどの致命的重傷を負った場合は、一挙手一投足に違和感が伴い動き辛くなるなど、非常に大きな後遺症に苛まれることとなる。

これもまたサイボーグとなったヴェイダーの力を削ぐ一因であったが、その上でルーク以外大半のジェダイを圧倒する実力を保っているのが彼のヤバさを物語っている。


フォースがもたらす力

作中ではフォースによってさまざまな力が発揮されている。
「その子の未来は曇っておる」
白兵戦における瞬間的な先読みから、遠い未来のことを見通す未来予知まで、ありとあらゆる事象を見通すことができる。
多くは、森羅万象が干渉することで常に影響を受けるフォースの流れの変化を読み取り、それを観察および考察して、次に起こる出来事を読み取る。
つまり「未来を見ている」というよりは、「現在の情報を正確に分析したうえで、状況から辿る結果を予想する」、一種の高速演算に近い。
アナキンのように予知夢として、意図せずに具体的な光景として未来を見る者もいる。この予知夢を見るジェダイは太古には少なからずいたようだが、20BBYごろにはその能力を持つジェダイは極限られた存在となっていた。

しかし決して万能というわけではなく、予知を行う者の願望が反映され都合良く切り取られた未来が見えてしまうことや、後述するダークサイドの妨害によって未来を見る目が曇ってしまうこともある。そうでなくても予知した未来までの過程がすっ飛ばされて見えてしまうため、未来を見ることができてもそれを解釈することが何より難しいとされている。
悪い未来を予知したのでそれを防ぐために行動したところ、予知通りの結果やより悪い結末を招いてしまうこともある。
このように未来を見ることは危険を伴っており、クワイ=ガン・ジンや後のヨーダは未来にばかり目を向けることの危うさを説いている。
なお、未来は常に変化しているため必ずしも予知した通りの未来が訪れるとは限らない……とされているのだが、実は作中で予知が覆った事例はほとんど存在しておらず、後述の「狭間の世界」のように未来が初めから決まっているかのような描写も存在する。
このことと合わせると、作中で語られる「未来は常に揺れ動いている」とは実際は「未来予知の解釈の難しさ」を示すための言い回しなのかもしれない。

  • 念動力
手を触れずにものを動かす能力。
押す場合はフォース・プッシュ、引き寄せる場合はフォース・プル、首を絞めることをフォース・チョークやフォース・グリップなどと呼ぶこともある。
用途は実にさまざまで、遠くにあるスイッチの開閉や、戦闘中に手放したライトセーバーの回収、物をぶつけるなど。賭けのイカサマや女性を口説くのにも使える。
動かす力や射程はフォースを操る力量によって異なり、未熟な場合は近くのちょっとした荷物を持ち上げる程度が限界だが、達人ともなると沼地に沈んだ戦闘機を持ちあげたり、高速で相手に投げ飛ばすくらいは楽にこなす。
最終的に時間をかけて全神経を注げば、飛行中の戦闘機を正面衝突させまくったり、真偽は不明だが戦艦を破壊することすら可能なほどのパワーとレンジに至る。

グリーヴァス将軍がこれで吹っ飛ばされる⇒ぐおおおおお!!⇒ゴキブリスタイルでシャカシャカ逃げる
の流れは様式美。
ジェダイの常套手段として比較的周知されているため、クローン戦争期には対ジェダイを想定し、強力な磁石などによってフォース・プッシュの対策をドロイドに施す例も見られた。

その他、自身が落下したり、搭乗機が墜落した際にも、落下速度を和らげて衝撃を緩和するのにも利用できる。
では、空中浮遊や飛行は可能か…と言えば、一応不可能ではない。
ただし、実際に浮遊らしき行為を実践していたのは後述のザ・ワンズと呼ばれる種族くらいのもの。彼らですら本格的に大空を飛び回る場合には、翼を生やし怪鳥に変身するなど別のフォースの技も併用している。

また、以下は小説版での言及になるが、EPⅡのオビワンも「高低差数百メートルの位置から落下してる最中には、さすがに速度を落とし切れずに地面に激突死する」と判断していた。
更に強大なフォース使いだったダース・プレイガスですら「ジェットパックが必要になるような浮遊じみた大跳躍は、自分のフォースでは無理がある」と判断せしめるように、
強力なフォース使いその人ですら、自身の窮地を脱せるほど重力に逆らうのはおいそれとできる芸当ではないらしい。

EPⅥで反応炉に投げ込まれた皇帝の場合、資料によってはフォースを駆使して戻ることも不可能ではなかったようだが、この場合ヴェイダーは生命維持装置が壊れて瀕死だったにもかかわらず、彼が死力を振り絞ってフォースで妨害し続けた結果、そのまま成す術無く落下して死亡したということになっている。
その他レジェンズでもフォース・フライトという技を使うジェダイはいるが、これさえ大ジャンプに近い物となっている。

  • 探知
念動力と並び、ジェダイやシスの代表的な業である。
フォースと一体になったり、自身のフォースを周囲に投げかけたりして、周囲の状況を把握することができる。
深く集中すれば、戦闘宙域一帯のあらゆる物体の位置関係を把握でき、砂漠の中から小さな生物を探す芸当はもちろん、卓越した使い手ならば、何光年も離れた対象の座標でさえ大よそで特定してのける。
「通信による座標の特定」という大きな補助はあれど、何光年も離れた部下の位置を詳細に特定し、なおかつ首をへし折るなどという超遠距離干渉までやってのけるヴェイダーやシディアスら、シスの暗黒卿のそれは神業と言っても過言ではない。
それ以外にも、密林地帯にいるときに周囲の環境をいながらにして探り、ひどい獣道を避けて一番楽に歩ける道を探るなどの利用法も可能になる。
とは言えこの能力も常に万能とはいかず、戦闘中や不測の状況下など、不覚にも精神統一できない状況では索敵範囲や精度も大きく落ちる。

  • 身体能力の強化
脚力や腕力の強化。
主には自身の内なるフォースを呼び起こしたり、周囲のフォースを取り込んで、体内を満たす方法を用いる。
機械等による義肢にはこの方法は使えないが、上記念動力の応用で義肢の動作を補助してやれば疑似的に再現は出来る。
作中で発揮される大ジャンプなど、アニメ・漫画やゲームのような激しいアクションはこの恩恵であり、ヨーダやダース・シディアス、ドゥークー伯爵といった老人ですら例に漏れずそれを享受している。
熟達したジェダイマスターであれば握力で岩を握り砕くことも容易い。

  • 治療
上記身体能力強化の延長にあたる技術。
自身に対して自律的に心身を回復させる効果は無論、毒への抵抗を高めたり鎮痛効果を発揮させ治癒力を促進させることは、高練度のジェダイであれば、時間さえ十分にあれば造作も無い。
他者に対しても高度な医療設備が無いと不可能な施術をフォースで代用することも可能だが、対象となる生物の生命力をリソースとする再生促進に類するもののため、衰弱し切っていると手の施しようがない。
加えて、フォースによる適切な治癒力活性化や施術をするにはその生物の肉体の構造を知っている必要があるので、
この術を他人に扱えるのはジェダイの中でも医学の知識を持つ者に限られる。
そして何より、作劇的な利便性を抑制する&辻褄合わせの為だが、ライトセーバーや溶岩等に晒され続けて細胞組織が完全に灼けて死滅し切ってしまった場合、
フォースによる治癒促進も不可能となる。

ダース・プレイガスは長年の研究によりこれを極め、肉体の再生治療はもとより若返りや死者蘇生までやってのけている。
プレイガス曰く「死んでも霊体になって生き延びるなんてのは邪道。一度も死なない者を不死というのだ」とのことで、これが彼の秘法とされる。
またレジェンズ小説「帝国の影」では、ヴェイダーが長年の修行の末、短い時間ながら完全なる呼吸を取り戻す場面がある。
当然この時点でヴェイダーは細胞組織を完全に焼かれ、フォース使いとしての能力を大きく失ってはいたが、「もっと修行を積めば、この呼吸も肉体も完治させられるだろう」と実感してもいたほどである。

読んで字の如く、フォースによって見えない壁を造る。念動力の近縁とでもいった技術である。
レジェンズにおいては、エネルギーを吸収して拡散させる技法と定義している。
かなり強いフォースが扱えないとこの芸当を実用的な域にまで上げることは困難だが、
シスとしての技巧を修得したヴェイダー卿は、片手をかざすだけでハン・ソロのブラスターピストルのビームをこともなげに防いでのけたほか、
より高出力なブラスターライフルを反射させる高等技術を実戦において使用していた。

人知を超えた存在である後述のザ・ワンズに至っては、ブラスターとは比較にならない出力のライトセーバーであろうと、その刀身を腕でたやすく防いだり、素手で掴んで無理矢理仕舞い無力化する、といった業すら可能とする。

他人の心を読む力。
感情の起伏の影響を受けたフォースの揺らぎを認知する、といった仕組みのもので、未来予知に通じるものがある。
固い絆がある者同士なら、遠く離れていてもこれで交信ができる。
正史(カノン)では、一部のジェダイは物に秘められた記憶を読み取ることもできるとされている。(センス・エコーと呼称されることも)
ただし感情の動きを読み取っている以上、相手が強固な意志で感情を抑えている場合や、本人の意思とは関係なく行動させられている・その行動に対して特別な感情を抱かないなどで頼りにならないこともある。
これが原因で共和国末期のジェダイはクローン兵に仕込まれた裏切りを察知することができず滅亡に繋がっている。
後年の作品である「クローンウォーズ」にて、このことが掘り下げられている。

  • マインドトリック
他人の心を操る能力。尋問の際に自白させるのにも有用。

作中では見張りや検問を追い払うのによく使われているが、誰にでも通用するわけではなく、強固な意志を持つ者の心を操ることはできない。命令に従っているだけの下っ端やチンピラなんかにはよく通じるということ。
意志の強いヒューマノイドが相手でも、極めて強いフォースで働きかければ強引に自白させるなどの強制力を発揮するが、
ジェダイにもシスにもそれができる者はほとんどいないし、対象にも多大な負担をかけるのでジェダイはこの使い方は極力避ける。
……あくまで極力である。例外として、凶悪犯罪者のキャド・ベイン相手に、切迫した状況で評議員メンバーがやったことがあり、拷問じみた苦痛を彼に与えていた。そこまでして結局失敗した

その他、雑踏の中でも周囲の気を自分以外の別の対象へと反らして、自分の存在を悟られにくくする、といった応用的な技法もある。

…が、この精神干渉能力に対しては強い耐性を持つ種族がいる。メタいことを言うと簡単にマインドトリックが通じると物語的に困るキャラはそんな種族であることが多い。

  • フォース・ライトニング
指先から青白い稲妻を放出して敵を攻撃する。
暗黒面のフォースによって発揮される破壊の力であり、シスの暗黒卿(特にシディアス卿)が得意とする攻撃手段。
これを使った以上はすなわち暗黒面に堕ちた者、と断定できる訳ではないが、かなり強い負の感情を引き出さねばならないため、生粋のジェダイがまともな精神状態で使った例は無い。
一応、使うだけならまともなジェダイでもできるが、パワーが大きく落ちるという記述もある。

フォースによって素手で受け止めることも理論上は可能だが、ヨーダくらいの強力なフォースの持ち主でもない限り実際には不可能。
ライトセーバーで防ぐこともできるが、真の暗黒卿が行使する稲妻を防ごうとするとかなり強力な反動が来るので、いずれにせよフォースによる身体能力の強化などは欠かせない。

シディアス卿はアニメやゲーム等も含めてメインウエポンの如く多用しており、ライトニングといえばシディアス卿のイメージを制作側も意識している模様。
ただ、実は彼が本編においてこの技で直接的に誰かを死に至らしめたことはない。メイス・ウィンドゥは直撃を受けたが、窓から摩天楼に吹っ飛ばされた瞬間に悲鳴を残しており、電撃が直接の死因ではないと思われる。
ただしこれに関しては、シディアス卿は相手を嬲るためにわざと威力を落としているためでもあり、フォースの抵抗力がない生物がこの稲妻を受けると、あっさりと焼死体が出来上がる。
その威力といえばEP9で完全復活を果たした時に披露された。レジスタンスと人民の連合艦隊と自身が密かに用意していた大艦隊「ファイナル・オーダー」との艦隊戦の最中でレジスタンス側の戦力をだけを狙い撃つように過去最大規模のライトニングを放ち、ほぼ全てを行動不能に追い込むという、戦略兵器級の破壊力を堂々と見せつけている。

  • 霊体化
ジェダイがたどり着くひとつの極致。
死後フォースと一体となり、霊体となって永遠の存在となること。
クワイ=ガン・ジンが死後に習得してあの世から意識のみだが帰還しており、オビ=ワンやヨーダはその教えを受けさらに発展させたことで、死に際に身体を消滅させ、霊体として存在を維持できるようになった。
アナキンはその教えを受けたわけではないが、フォースによって生まれた彼は自然と行うことができたのだそうな。

正史(カノン)とレジェンズ共に、シス卿も真似事は出来る。
生者への干渉力、と言うより有害度はジェダイのそれより高いものの、ジェダイの霊体と違い、特定の地に活動圏が限られる地縛霊、もしくは特定の物質に憑りつく悪霊めいた存在でしかなく、ダース・ベインの地縛霊はヨーダに一蹴されている。

その状態から肉体を再生させて生き返っちゃうシスも出てきたけど。

雷雲をフォースで操り雷を落とす。これもフォース使いの極致にあると思われる技術の一つ。
EP8におけるヨーダの霊体や後述のベンドゥのように、霊体化ができるレベルの卓越したジェダイしか行った描写はない。
ヨーダは巨木を焼き払い、ベンドゥはフォースの意思に任せた無差別攻撃によって帝国軍の地上部隊に壊滅的な打撃を与えるなど、当然その威力規模は桁外れ。
レジェンズにおいては、シスの暗黒卿もフォースの嵐という形で力を行使する場面もあるが、指向性がないだけに扱いを誤ると自滅する、フォース・ライトニングよりも遥かに危険な技である。

  • 物体の転移
フォースを通じ空間を越えて━━場合によっては時間すらも越えて、物体や生物が転移する。
「能力」というよりは「現象」に近い偶発的なものであるが、作中では複数回発生している。
意志や感覚が遠隔伝達されるケースも有り、その例が強固なフォースの絆による繋がり「フォース・ダイアド」で結ばれていたレイカイロ・レン。EP8やEP9ではその斬新過ぎる描写で視聴者に衝撃を与えた。
これと全く同一の現象であるかは不明だが、『反乱者たち』のとある回では惑星ロザルの北半球から南半球へ一瞬で移動する現象が起こっており、後述の「狭間の世界」の入り口がロザルにあることと無関係ではないと思われる。


この他にも作品によって、動物を高度に制御したり幻影を見せる等、多種多様な能力が登場している。

なお、現在ではレジェンズ(非正史)として扱われるが、エンドアの戦いから十数年後を描いたスピンオフ作品には別の銀河からやってきたフォースの外にいる生命体、ユージャン・ヴォングという種族が登場する。
彼らは上記能力のうち、ライトニングのような物理的に破壊する能力以外の直接作用は一切効かない。なにこのチート。
しかもユージャン・ヴォングの持つ価値観は戦争を避けられず、ルーク率いる新ジェダイオーダーは苦戦を強いられることとなり、新共和国も一時コルサントを失った。


ライトサイドとダークサイド

フォースを語る上で欠かせないのがライトサイドダークサイドというふたつの概念である。
明瞭に区分することは困難な感情に左右される力である以上、フォースの性質を大別することには作品内外で異論が出ているが、
ざっくり言ってしまえばライトサイドは光・善、ダークサイドは闇・悪を象徴する存在であり、フォースを操る者の通念である。

  • ライトサイド
光明面とも呼ばれる。善意や慈悲を重要視し、他者を救うためにその力を行使する。怒りや憎しみといった負の感情を抑制し、理性や調和に基づいて行動している。
ジェダイはその象徴ともいえ、彼らは銀河の平和のために宇宙の各地で争いの鎮圧や調停などを行っていた。
まさに正義の味方といった存在であるが、時に正しさへの執着や傲慢さ、人心の不理解を代表とする人間性の喪失へと繋がる欠点もある。

「どういう心境であればライトサイド足り得るか」という明確な定義は実際のところ無きに等しい。
旧共和国時代のジェダイ・オーダーは感情の無いひたすら平静な心でいること、いわば無心の境地に基づきフォースを扱うことを是としていが、
あまりにも長く続いたこのジェダイの正義は組織を頑迷にしてしまった。
闇に堕ちることを避けるため、負の感情から限りなく遠いところに留り、執着的な愛情の一切を手放すことに努力を割き続けた結果、
愛ゆえに苦悩する人間の心情も、そうした感情の末にダークサイドに堕ちた人間が操るフォースの流れも、本質的には何も理解出来ないまま、旧ジェダイ・オーダーは自滅に繋がる道を進み続けてしまった。

  • ダークサイド
暗黒面とも呼ばれる。悪意や敵意といった負の感情を糧としており、己の欲望のためにその力を行使する。
ダークサイドを象徴する存在といえばシスの暗黒卿であるが、ダークサイドに堕ちたジェダイ、通称ダークジェダイも存在する。

ダークサイドの力を使う者はすなわちシスである、と認識している者は作中にもいるが、これは誤解である。
ただ、軽視できない自己負担により、ダークサイドに深く入り込んだ者≒殆どのシス卿はすべからく独特な黄目への変化・肉体の劣化といった外見症状を負っているのも特徴ではある。

フォースの制御にはさまざまな体系的技術があり、シスはそれに関する研究を重ねてきた。
分かりやすく言えば、単なる堕ちたジェダイは怒り狂って負の感情をまき散らすように暴れるのに対して、
シスの暗黒卿は冷静に負の感情を収斂して、より広く深い力を引き出す傾向にある。
これは己の感情や欲望の赴くままに行動していた古代のシスがジェダイに滅ぼされた結果、
わずかな生き残りが感情や野心を巧妙に隠すことを学び、千年もの間ジェダイの目を逃れて力を蓄え続けたための変化による。

ダークサイドの使い手にとっては、主にジェダイが扱うライトサイドの源である無心やそれに基づくフォースも理解の範疇であり、ジェダイの技術も長年研究し続けた。
単にダークサイドだけを使うというより、ダークサイドとライトサイド、双方ともに操るのがシスの理想像というべきか。
それゆえに、ライトサイドの使い手よりも広いフォースを認知できると自負している傾向があり、それはある程度事実である。
これについては「暗い洞窟から外の世界を見ることはできるが、逆に外から洞窟の中を見ることはできない」と喩えられている。

しかし彼らはすべからくして、自己愛や攻撃性が災いして他者を想って命を懸けるような純粋な愛情には疎くなり、その愛に起因するフォースへの対処が遅れがちになる…という大きな欠点も持ち合わせている。
ある者は妻の愛に気付けぬまま妻を手にかけ、またある者は子を想う一人の父に還った怪物の翻意に気付けず打ち破られ、ある者は救いの手を伸ばす父親に一度背を向けた。


代表的なフォースの概念

フォースの在り方を考察する上での概念は複数存在するが、カノン作品とレジェンズ作品で大きく設定が異なる。
長くなるが、それぞれ分けて説明する。



フォースの起源

聖域モーティス

宇宙のあらゆる場所に偏在するフォースであるが、その流れが特に強く、フォースの源として考えられていたのが聖域モーティスである。
アウター・リムの外側の未知領域の更に外側にあるワイルド・スペース*2に存在するモノリスを介して行き来できるが、その立地上普通なら到達することは到底不可能である。
『クローン・ウォーズ』劇中では古代ジェダイの形式の救難信号がモノリスから発信されたことで、その発信源を探るべくオビ=ワン・アナキン・アソーカの問題児一門3名がここへ向かうこととなった。
あまりにもフォースの流れが強いため、基本的に微かな声を送るしかできなかったクワイ=ガンの霊体も唯一モーティスでは姿を伴って現れることができた。
ただ、霊体化の概念など知るよしも無い当時のオビ=ワンやアナキンは、あくまでもクワイ=ガン本人ではなく記憶が見せた幻影だと考えていた。作中ではアナキンを誘い込もうとするサンがアナキンの亡き母シミの幻影を利用したりもしていたため、そう考えるのも無理のない話ではある。

近年では、EP8の監督であるライアン・ジョンソンが制作にあたってモーティス編を改めて見直したことや、EP9の没案ではモーティスが決戦の舞台となる予定であったと判明したことでもちょっとした話題となった。

ザ・ワンズ

モーティスに住むフォースの化身である種族。
父・息子・娘の3人がおり、息子はダークサイド、娘はライトサイドを象徴する存在である。ちなみに名前はなく、作中でも息子(サン)とかファーザーとかで呼ばれている。
そのフォースによって発揮する力は人智を遥かに超えており、普段宇宙から自らを隔離している彼らが迂闊に外界に出れば、宇宙のフォースのバランスが狂って崩壊を来しかねない。作中世界で「神」と形容されている唯一の存在でもあり、まさに超常の存在である。
彼らの後継者たりうるのは、同じくフォースの化身と言える(生身のころの)アナキン・スカイウォーカーのみだったと言われている。

  • ファーザー
光と闇それぞれを司る娘と息子をモーティスに封じ込めることでフォースのバランスを保っている、一家の長。
自身の寿命を察知しており、既に老いの影響により本気で戦ってもサンに押し負けるまでになっている。
ゆえに自分に代わってフォースのバランスを保つ後継者を探しており、その素質を持つ「選ばれしもの」とされるアナキンを呼び寄せるべく救難信号を発したのがモーティス編の切っ掛けである。

  • サン
暗黒面を司る「息子」。
シスかと問われた際は否定と肯定の両方で応じた。(シスではないが、その力を体現する存在であるため)
その力はザ・ワンズ三名の中でも更に上位であり、相手を強制的に暗黒面に落とし洗脳する芸当すら可能
来訪した三人のジェダイを利用して外に出ることを画策しており、アナキンを暗黒面に落とすべく、アソーカを暗黒面に落としてアナキンとオビ=ワンにけしかけた。
自身を止めようとするドーターと互角の戦いを繰り広げ、止めに入ったファーザーをも圧倒。
邪魔者であるファーザーの排除に王手をかけるが…

  • ドーター
光明面を司る「娘」。
父の指示を聞き入れており、兄の出奔を阻止しようと動く。
戦闘シーンは少ないが劇中ではサンと拮抗する力を見せている。
いざと言う時のためモーティスの祠に存在するザ・ワンズを殺せる力を持つ短剣(!?)をオビ=ワンに取りに行かせていたが、操られたアソーカにより奪われてしまい、短剣はサンの手に渡ってしまう。


  • モライ
ザ・ワンズ…特にドーターと深い関わりがあるとされる、小鳥型クリーチャーのコンヴォアの中の一個体。
アソーカがドーターの最後の力を与えられて蘇ったゆえか、彼女の行く先々にいつの間にか現れては見守っている。
コンヴォア自体は割と銀河中にいる小動物であるが、モライはどういうわけか後述の狭間の世界にも出現しており、ザ・ワンズ関係だけあって只者ではないことは間違いない。
アソーカ曰く「命を救われたこともある」という。
『クローン・ウォーズ』シーズン7最終回や『マンダロリアン』のアソーカ登場回にもこっそり出演している。

狭間の世界

英語表記は「world between worlds」
彼らザ・ワンズはモーティスの神々とも呼ばれ、フォースを信仰する者達の間でも隔絶した存在として認識されていることがうかがえるが、ファーザーの懸命な秘匿の甲斐あってかジェダイやシスの書物等にその姿が描かれた例は非常に少ない。
その数少ない例の一つが『反乱者たち』に登場した惑星ロザルのジェダイ・テンプルの壁画であり、この壁画はフォースにより構成されたある種のメタ世界である狭間の世界への扉となっている。

  • 世界と世界の狭間
狭間の世界はスターウォーズ世界のありとあらゆる時間・場所に通じる無数の扉とそれらをつなぐ道で構成されており、スターウォーズらしからぬ白黒のツートーンで描かれているのが特徴的な異空間。
この世界の性質を示すかの如くシリーズの他作品から引用されたボイスがバックにたびたび流れており、ヨーダやクワイ=ガンやオビ=ワンのセリフの他、フォースを感知できないチアルートや、遥か未来の人物であるレイカイロ・レンのセリフまでもが確認されている。

扉から見える景色にはなんと観測のみならず過去干渉が可能(おそらく未来も可能)であり、どうやってか現れたモライに導かれてシーズン2におけるマラコアでの決戦の瞬間を扉から覗き込んだエズラが絶体絶命のアソーカに思わず手を伸ばしたことで、死ぬはずだったアソーカは死から逃れた。
スターウォーズのみならず創作物そのものにおける一種の禁じ手とさえ言える芸当であるが、
実はこれですら愛する者を死から救う術足り得ることはない。

過去を変えれば現在に影響が出て「過去干渉を行ったエズラ」の存在が揺らいでしまうタイムパラドックスが生じるため、身を挺して仲間を逃したケイナンの犠牲を変えることはできず、
勢いで助けられてしまったアソーカもシーズン2の時代に戻った後はタイムパラドックスを最小限に留めるため反乱運動に復帰することはせず、実にエンドアの戦いより後の時代まで隠遁し続けることを選んだ。

師であるケイナンを失ったエズラがフォースの導きにより辿り着いた世界であるという経緯からしても、ここでエズラが得たのが都合の良い過去改変などではなくケイナンの死を受け入れ乗り越えることであったのも当然と言えよう。

だがそれでも銀河を根幹から揺るがし得る力であることに変わりはなく、ケイナンの死の瞬間を映し出していた扉は突如変貌し、銀河のどこかでシスの秘術を行うシディアスの元へと繋がった。
空前絶後の力として狭間の世界への入口を追い求めていたダース・シディアスはエズラがアソーカを救ったように、自分をエズラに引きずり込ませることで狭間の世界への侵入を試みていたのだ。(つまりもしエズラがケイナンを救おうと手を伸ばしていた場合……そういうことである。)

シディアスはエズラを無理矢理協力させるべく攻撃を仕掛けたが*3アソーカの加勢により逃亡を許してしまう。(なお、このアソーカはシーズン2のマラコアからそのままやってきた存在であるため、ほんの数十分のうちにモール・ヴェイダー・シディアスと元も含めて三人のシス卿と連戦している。)

アソーカと二手に分かれてシディアスの猛攻からなんとか逃れたエズラは、狭間の世界が帝国の手に落ちるのを防ぐべく、壁画にフォースの思念を送り込み、それに応じるかのように壁画の中のザ・ワンズが俯いて崩れ落ちて壁画ごと寺院も崩れ去ったことで狭間の世界は永遠に閉ざされることとなった。

なお、原語表記である「world between worlds」だが、ある作品にて別の表記の同一存在が示唆されている。

後に「アソーカ」でも世界と世界の狭間らしき空間が登場。とある人物が戦いに敗れたアソーカを鍛え直す為にアソーカを呼び寄せた。



その他

スピンオフにはジェダイやシス以外にもフォースを使える教団や種族が登場する。

  • ホイルスのシャーマン
クワイ=ガン・ジンが霊体化を習った。
裏設定に近く、「ホイルス」が団体名や種族名なのか地名なのかあるいは信仰対象なのかも詳細は不明だが、
SW自体が『ホイルス(ウィル)銀河史』なる歴史書からの引用であるとも言われる*4

  • ダソミアの魔女
古代ジェダイの末裔で魔法のようなフォースを使う。暗黒面に堕ちたナイトシスターという分派もあり、クローン・ウォーズではダソミアの魔女そのものがナイトシスターのように描写され、ダース・モールはその奉仕種族「ナイトブラザー」の出身と設定された。

  • フォースの女官
『クローン・ウォーズ』においてクワイ=ガン・ジンとヨーダが霊体化を習った人物。五人いるように見えるが、同一人物の違う側面をそれぞれ表しているとも言われる。 ミディ=クロリアンの故郷・フォースの惑星で リビング・フォース コズミック・フォース を説き、その中間を行き来するのが霊体化の原理であると説明している。

  • ベンドゥ
『反乱者たち』に登場した惑星アトロンに住まうフォースの使い手。
自身を「ライトサイドとダークサイドの中間にいる存在」と称し、ジェダイとシス双方の知識にも通じる。巨体ながらアトロンの景色と同化することで長く眠っていたがアトロンを訪れたアソーカやケイナンたちのフォースに刺激され目を覚まし、以降は彼らと語らい様々な助言をする。
なお味方ポジションではあるものの、本人はあくまでフォースを扱う先人としてアドバイスしているだけであり、実際はジェダイにもシスにも肩入れする立場にはない。
そのためアトロンのチョッパー基地が危機に陥った時も「ジェダイが滅ぶこともフォースの意思かもしれない」と手を貸そうとはせず、フォースで巻き起こした嵐により帝国と反乱軍両方を無差別攻撃することでフォースの意思に任せるという正直ツンデレとしか思えない手段を取った。
最後は嵐の中心に本体がいることを見切ったスローン大提督の指示によりAT-ATの大群の集中砲火を受けて倒れるが、ブラスターでスローンにとどめを刺される間際にスローンの破滅を予言したのちフォースと一体となり姿を消した。*5
名前の元ネタはEP4初期稿のジェダイの没案から。

  • エング=ティー
フォースはダークサイドとライトサイドではなくさまざまな色であると考える種族。過去ヨーダに治療を求めて訪れた人物に、ルークの修行で忙しかったヨーダが紹介した。

  • タンドの魔術師
ジェダイから追放されたダークジェダイが惑星コリバンのシス種族を支配したときコリバンから惑星タンドに追放されたシス魔術師の末裔。EP4の直前ごろ、パルパティーンに走った逸脱者によって壊滅させられた。

  • ラカタの無限帝国
共和国より昔にダークサイドの力で大帝国を支配していたが、被支配者の反乱とラカタがフォース感知能力を失う致命的な疫病により帝国は瓦解。
ホロクロンはこの文明による発明で、破壊兵器など色々な遺物が登場する。

  • イサラミリ
知的種族ではない小動物だが、周囲(人一人は軽く入る)をフォースの空白域にしてしまう能力を持つ。懐に忍ばせておけばフォースの使い手の目から逃れられるため、色々と便利に使われる。

  • ヴォーンスクルー
イサラミリの天敵である猛獣。上記の能力はこの動物に対して身に着けたもの。

  • インペリアル・ナイト
銀河帝国の末裔に当たるフェル帝国に仕える騎士団。ロイヤルガードに似た赤い装甲服と全員同じデザインの銀白色のライトセーバーを使う。基本的にライトサイドで、皇帝が暴走した場合は主君押込の権利も持つが、帝国の存続が危うくなるようなことは禁じられている。
ちなみにローン・フェル皇帝もインペリアル・ナイトである(レイアとハンの長女が後の初代皇帝と結婚している)。


そればかりかレジェンズには フォース能力を持つ無生物 も登場することがあり、
フォースエネルギーに反応し、内部に溜め込む性質を持つ アルトゥシアン・クリスタル
人工的なフォース感知者を生み出すために用いられ、
オビ=ワン・ケノービはパダワン時代にクワイ=ガン・ジンから貰った「川の石」の持つ
フォースによる記憶保持機能のおかげで犯罪シンジケートによる洗脳の危機を免れたことがある。

ちなみに

ドラゴンクエストシリーズには「りりょくのつえ」という武器があるが、あれは要は「フォースの杖」である。
現在は良く知られた公式イラストが存在するが、初期の攻略本では まんま木製のライトセイバー という色々危険なデザインで掲載されていたこともあり、つまりはそういうことである。
そのリミッター解除版である光魔の杖が光刃を発生させるのはこれを意識しているのかは定かではない。




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最終更新:2024年04月01日 22:12

*1 例えばシリーズ中に頻出する『フォースと共にあらんことを(May the Force be with you.)』というフレーズについても、フォースを単に特殊能力と捉えていると「なんでフォース使えないような人までこんな言い回ししてんの?」と引っ掛かりを覚えるだろう。これは「あなたの身の回りを取り巻いているフォースのご加護がありますように…」という一種の願掛けなのである(南無阿弥陀仏のようなもの)。もっともジェダイ騎士団が崩壊した帝国時代以降はフォース信仰も薄れてしまい、言葉の意味自体があまり顧みられなくなっている。

*2 未知領域は「開拓されていないが星図は存在する」領域を指すが、対してワイルド・スペースは星図すら存在しない「星図の外側」とも呼ばれる領域である。

*3 なおこのエピソードは、帝国時代を描いたスピンオフにおいては基本的に皇帝として鎮座し表舞台に出てくることのないシディアスが自ら戦闘(といっても一方的な追走であるが)を行ったものすごく貴重なシーンでもあり、彼の本気度がうかがえる。

*4 メタ的には、映画やTVアニメは『歴史書(カノン)』で小説などは歴史書には収録されていない『伝説(レジェンド)』とされている

*5 明言されていないが、原理はベン・ケノービがやった霊体化と同じと思われる。