コブラ(登場キャラクター)

登録日:2015/10/19 (月) 10:58:52
更新日:2024/04/20 Sat 13:33:49
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「神を侮辱するつもりかっ」

「神か……最初に罪を考え出したつまらん男さ」

コブラ(COBRA)は、寺沢武一の漫画作品『コブラ(英:COBRA THE SPACE PIRATE)』の主人公。
※集英社時代の英表記は(SPACE ADVENTURE COBRA)。

演じた声優。
■松崎しげる(劇場版)
野沢那智(TV版、プレイステーションコミック、コブラ・ザ・アーケード、新TV版、OVA)
屋良有作(PSゲーム)
■山田康雄(PCエンジンゲーム)
■内田直哉(OVA、新アニメ版)

※特に旧アニメ版(『スペースコブラ』)、OVAで主演を務めた野沢は原作者も認めるコブラ担当で、08年に自らが監修をしたOVAの製作時には「野沢が担当しなければ製作しない」とまで言っている。*1

新TV版での主演も期待されていたが、体調不良による降板によりOVAで青年期を演じた内田が代役を務めた。

概要

左腕にサイコガンを持つ不死身の男。
作者が親しんで来たドラマやコミックヒーロー(西部劇や、007などのスパイ物)のキャラクターを古き良きスペースオペラに当て嵌めた様なキャラクターである。
また、左腕を抜いて銃を取り出す動きは座頭市からの着想だったとか。

相棒のアーマロイド・レディと愛船タートル号と共に全宇宙を股に掛ける。
街を包むMidnight fogの中、孤独なSilhouetteが動き出せば、それはまぎれもなくヤツの事である。
\ヒューッ!/

宿敵は「海賊ギルド」で、旧TV版では正義の味方的な部分を強調されていた事もあったが、ギルドとの戦いはあくまでも行き掛かりの都合やイデオロギー的な物であり、基本的には正義や悪といった構図とは無関係な自由人である。
……とはいえ、男らしい性格もあってか基本的に友情に篤く、袖振り合うも多生の縁を地で行き、弱きを助け強きを挫き、可愛い女の子は後々裏切られても取りあえずは助けてるあたりは、根っからのヒーロー気質という気もするが。
そういう意味では、むっちゃ性格の明るいダークヒーローと言った方が妥当なのかもしれない。

コブラ自身も銀河パトロールから追われる重犯罪者にして、海賊ギルドからは宇宙最高額の賞金を掛けられている賞金首でもある。
ちなみに銀河パトロールからの罪状は現在は『器物破損(公共物破壊)』のみ。
なんともしょっぱい罪状だが、これはラグ・ボール編で一度免罪されたが、その時に成り行きで銀河パトロール基地の天井に大穴を開けたため。
同時に数百万クレジットの窃盗も行っているが、一応免罪と同時に貰えるはずだった依頼のギャラ+大穴を開けるに至ったバケモノ退治のギャラとして貰った物であり、ちゃんと領収書を残している*2

コブラは銀河パトロールはあまり好きじゃないようだが、時折ギャラ目当てでパトロールからの依頼も受けることもあり、海賊ギルドほど嫌ってはいない。依頼を受けた際は銀河パトロールの特別隊員という扱いを受けている様子。
銀河パトロールの方も、表向きは何をしでかすか分からない海賊として追い掛けてはいるが、彼の存在は海賊ギルドに対する強力な抑止力になっている他、コブラを本当に敵に回しでもしたら、現場のパトロール隊員に殉職者が何人出るか分からないため、本気で逮捕しようとする気は今の所は無い模様。*3
どちらも敵同士でいるよりも、味方でいる方がメリットが多い為、互いに「持ちつ持たれつ」の関係を続けている。

海賊ギルドを嫌ってるのは主に「大量殺戮等を厭わない事」と「盗みではなくその惑星国家の国政自体に介入して利益を上げる」所謂「政治的活動」等が気に食わない模様。
実際コブラ自身は盗みに入って捕まったりした場合、後々脱獄し逃げるつもりはあっても基本的には捕まった惑星での法律や風習に乗っ取った裁判などは従って真っ当に受けており、そう言った土地々々の文化風習は尊重し極力干渉しない方針である部分が窺える。


物語の開始時点では血生臭い過去に決別するべく顔を変えて3年*4もの間、平凡なサラリーマンのジョンソンとして生活していた。*5
しかし、平穏だが退屈な日々にも飽きてしまい、暇潰しに入ったトリップムービーで本来の記憶をとして見た事を切っ掛けに自分の存在に違和感を覚えるようになる。
さらに偶然から再会したキャプテン・バイケン他、ギルドの殺し屋との戦いを経て完全に記憶を取り戻し、レディと共に海賊稼業に戻った。

劇中では生粋の地球人とされるものの、地球人はおろかヒューマノイドとは信じられない程の怪力と運動能力を誇る。
代名詞であるサイコガンのみならず、コブラ自身が「不死身のスーパーマン」の名に相応しい超人であり、尚且つ如何なる窮地でも生き残る運の良さも発揮する為に異能生存体の類と言われる事も。

作者曰く「コブラは人間が本来持つ能力が並外れて強い」人物らしい。超人血清使ってないのにキャップと同等かそれ以上って何かおかしい。
「コブラ」の世界観では地球人は宇宙に進出しているので、現代人よりは遥かに強いのかもしれないが彼は別格であろう。
本人は「毎日山盛りのコーンフレークを二杯食べてるおかげさ」「出がけに赤まむしドリンクを飲んだんでね」とはぐらかしているが。

初期作品では意外にもヒロインを死なせてしまう事が多く、よく言われる「鬱フラグクラッシャー」に関しては疑問を呈される事も。
尤も、それらの悲劇などを乗り越えて、最終的に爽やかで後味の良いエンディングを迎える事がほとんどなので、どちらかと言えば「鬱ENDクラッシャー」と呼んだ方が正しいのかもしれない。


人物


身長、体重、年齢、本名……etc.は不明瞭とはいえある程度推測はできる。
出身はアメリカ・ニューヨークだと言っているが、自称の為に本当かどうかは不明。あえて言うなら「出身地:地球」だろうか。
現在のタレ目、ダンゴ鼻、金髪の癖毛と云うアングロサクソンな見た目は整形の結果であり、元々は栗色髪のストレートで細面のイケメンだった。
「そんな見た目でも今と変わらない無駄に明るく豪快な性格だったのか」とのツッコミもされるが、昔馴染みの反応を見る限りは性格やキャラクターは変わっていない模様。最後期の『ギャラクシー・ナイツ』では、昔のコブラを指して“類まれなる美男子”とか言われてるのに……

身長は原作の『ラグ・ボール』編にて8フィート4インチ(約256㎝)と云う、とんでもない数値が出てくるが、TV版では6フィート4インチ(約195㎝)になっている。
その反面、体重は193ポンド(約87.5㎏)と、こちらは若干控え目*6*7。ここで「でもバストとヒップには自信がないんだ」と軽口叩くのがコブラクオリティ。

身長に関してはその少し後に友人の元海賊リック・ブルーことザック・シモン(270㎝)*8に会った時に、明らかに彼の方がコブラより一回り以上もデカいので、原作、アニメ共にTV版の設定数値の方が正しいかと思われる。
実際、『地獄の十字軍(ヘル・クルセイダーズ)』編でも「大体192㎝ってとこか」と言われる場面がある。*9

年齢は原作版初期では最低でも27歳(3年前の23歳の時に死を偽装している事や、劇中で一度誕生日を迎えたため)。
雰囲気は40歳前後のイメージの様で、漫画ではデジタル化した後の作品で30代後半(『六人の勇士』編では15年前にまだ生身だった左腕を切り落とされたことになっている)と解る描写がある。
しかし、旧TV版では当時の作例としてはこれでも年寄りの設定だが、29歳~30歳前後と流石に生き急ぎ感が否めない。*10

好きな女性のタイプは太陽系人(地球人に近い見た目)でグラマーな妙齢の女性。
作中では「スタンダードな見た目が好み」と語っており、ウロコが生えていたりマッチョゴリラな亜人型の女性は好みではない模様。
今の現実世界で一般的な萌え対象であるハイティーンの辺りは「子供扱い」で好みから外れる。*11
美女達から好意を持たれることも多く、本人も並外れた女好きでなんだかんだモテる。
ただ、付き合いが長くなる女性は意外と少ない。コブラの人生がハード過ぎるため、女性の身で付いていくのは厳しいということも一因にあるようだ。

歴代のコブラガールズのなかでも特に“本命”と呼べるのがレディとドミニクだが、レディの場合は人間としては添い遂げられなくなった替わりに無二の相棒としての関係に*12、ドミニクは自分のせいで殺されてしまっており*13……と、コブラにとっては既に哀しい結末を迎えてしまっている。

主に使う偽名は「ジョンソン」、「ジョー・ギリアン」等。

前述の様に筋力や身体能力は人間離れしており、ざっと上げただけでも、

  • 常人なら粉々になってもおかしくない威力の蹴りを受けても「いてえじゃねえか」で済む
  • 液体窒素のプールに落ちて冷凍コブラになっても水に漬けられただけで蘇生する
  • 蹴りでドアをぶち抜いた挙句後ろに立っていたサイボーグ兵士を気絶させる
  • 2t半の金塊を片手で運ぶ(ケースの取っ手の方が壊れそう)
  • 1tのパンチ一発で引っくり返す
  • 500㎏を越える握力(本人談)で怪物の腕を捻切る。*14
  • 100mを5秒フラット(=時速72㎞!)の速度で走れる脚力。そのまま3㎞ぐらいなら全力疾走持続可能で息切れ一つしていない*15*16*17
  • 数メートルの高さや距離を跳べる跳躍力
  • 早撃ち0.1秒以下(しかも6発撃って全弾命中)
  • 光速のレーザー視認して回避
  • 即死級のダメージにも耐え、僅か数時間で回復する耐久力
……と、枚挙に暇が無い。

これに関しては本人が「チーターやヒョウとオリンピックをやれる」「俺がオリンピックに出れば金メダルでオセロができる」と言っている。

設定でも本人も左利きと言っているがサイコガン以外の銃器は右手で使用している場合も多く、実質的には両利きである。

他、科学や考古学的な知識も豊富(ある程度は宇宙海賊稼業に必須な「お宝鑑定眼」の知識であるが)で多方面の才能の持ち主でもあり、作中では宝を盗み出す為に鑑定家に成り済ました事も有るが、実際に行動を起こすまで一切怪しまれる事は無かった*18

なおコブラはこの世界の宇宙海賊には非常に珍しく、基本的に殺人を好まない。
例え二十億ドルの金塊を積んだ船を前にしても、死人が出る事を嫌ってアッサリ見逃した事さえある。

「どう、よだれが出かかっているんじゃない?」
「よせやい、荒っぽい仕事はごめんだ。あんな船にのりこむとなると殺しがからむ」

ただし、それはあくまでも自ら進んで殺しはしないというだけであり、正当防衛なら話は別である。
自分や仲間に危害を加えようとしたり危害を加えた者に対しては、例え女であろうと一切容赦しない。
(作中では「地獄をねぐらとし、悪魔を友とする殺人者の目」と評された事もある)
作中の描写では「生まれてはじめてよろこんで人を殺した」のはドミニクを殺され、殺した相手の所属組織の人員に対してブチ切れた際
特に普段飄々としている彼を怒らせた者の末路は、例外無く「死」あるのみであった。

盗みに関しては海賊というより怪盗のような方法を好む。
彼いわく綿密な計画をして「金庫を開けるのが楽しい。金庫に金が入っているとは思わなかった」とのことで、盗む金品が目的ではなく盗む過程から成功するまでが目的らしい。
海賊行為自体も行っていないわけではなく、ギルドの息のかかった相手に対しては行っている。

キャラクターのモデルは仏俳優ジャン・ポール・ベルモンドとされる。*19

武器・装備


サイコガン
※詳しくは当該項目も参照。
日本人の“銃匠”不知火鉄心が作り上げた精神エネルギーを光線として撃ち出せる特殊な銃。
普通の人間が使えば多少高威力でエネルギー切れしない……程度の性能だが、常人離れしたタフなメンタルを持ち、その性質を熟知しているコブラが使う事で凄まじい性能を発揮する宇宙最強の武器(出力強化、曲折、分散……etc.)となる。
後に義手よりも大きく描かれる様になったことにツッコミをされているが、現在では展開時に変形していると、きちんと説明がされている。

義手
離れていても自力で戻って来たり、レントゲンを誤魔化せる偽装信号装置が仕込まれていたりと、義手自体も様々な機能を仕込まれたハイテク装備である。時にはロケットパンチとして使用したことも。
失われた左腕の代わりとなっている為、付けている間は擬似的な神経や体温を持っており、傷つくと血(オイル?)も流れる。一種の生体義手なのかもしれない。
余談だが、記憶を失っている間は自分の手が義手だと全く気付いていなかった。

■パイソン77マグナム
コブラの携帯している愛用拳銃。寺沢先生直々のツイートで、「77は名称であり、0.77*20という意味ではない」と確定している。メタなことを言うと単に“44マグナムより強力”位の意味合いで名付けたのだろう。
現実にはあり得ない*21大きさの超大型リボルバーで、初速2000m/s、パワーは500メートルで100cmの特殊合金をブチ抜く、もはや拳銃というよりは小型のミサイルである。例え標的に当たらずとも衝撃波でダメージを与えることが可能。
ましてコブラは上述の通り、この拳銃で0.1秒以下の早撃ち+6発全弾を命中させるという芸当を平然とやってのけているため、まさに神業としか言いようが無い。
本人も「どんなハイパワーライフルも、こいつの破壊力にくらべりゃパチンコ玉みたいなもんさ」と、この銃の威力に信頼を持っており、ここから本来はサイボーグや戦闘用ロボット用の武器である、との考察も。
ただし基本的にはリボルバーである為、6発撃ち切ればリロードの必要が有るなどの弱点は存在する。

作中では既に実体弾を使う銃器は時代遅れらしく、クリスタル・ボーイ曰く「博物館いりのシロモノ」だが、光線銃の類を過信しないコブラはこの銃に絶大な信頼を置いている。
光線銃の頂点たるサイコガンを使うコブラにとって、大切な裏の選択肢。実際この世界では路地裏のケンカにも出てくるくらい光線銃が普及しており、それへの対応策もいくつもあるため、リアクションとして無くてはならない一品。
現にボーイはこの博物館いりのシロモノによって、サイコガンを無効化する特殊偏光クリスタルの体にダメージを受けたし、そもそも上記のセリフもそんなもん持ってると思わなくて大ダメージを受けた際に発した物*22

「このバケモノじみた大きさと、ずしりとした重さが、オレの命をまもってくれる保証なんだよ」

ちなみに電子制御装置が組み込んであり、コブラ本人でなければ発砲できない仕組みになっている。
コブラの馴染みの科学者であるマゼラン博士が言うには「コブラのように超人的な筋力をもつ者しかあつかえないシロモノ」「並の人間なら、あの反動で腕ごともっていかれる」らしく、わざわざそんな物を付けなくても問題無い様な気はするが、基礎身体能力がコブラと同格以上の異星種族もゴロゴロいる世界なので、そういった連中に使われない為のセーフティ策なのであろう。

外見モデルはコルトパイソン357マグナム
初期作品とは見た目が違うが同じ拳銃である。
アニメ版では最初からコルトパイソン型に固定していた。

■葉巻
嗜好品であると同時に、爆弾や30分間酸素が出る小型酸素発生器のオキシシガー等が仕込まれているものもある。
嗜好品のほうは本場トルコ産らしい。

■ライター
Zlppoと思われるオイルライターだが、火炎噴射器も兼ねる。牽制・不意打ちに使われる。

■リストバンド
通信機や武器感知センサーにライト、忍者が使うような先が尖ったワイヤーフックを備える。

■ベルトのバックル
高性能カメラや銀河レベルで届く発信装置を備える。

■ブーツ
カカトにスクリューが仕込んであり、水中を高速で移動するのに重宝する。

■服
特別な物では無いがお馴染みの全身タイツ風のスーツ*23。サラリーマン時代も同じ格好だった。
因みに、色は赤のイメージが強いが、これは旧TV版からのカラーリングで、連載初期は紫に塗られていた。
アニメ版以降は作者も赤に塗るようになっており、ギルド兵のデザイン等も含めて、原作に逆輸入された要素である。
コブラの世界では宇宙旅行がありふれている事や、この格好で宇宙に出ても平気な事から、体温調整や放射能防御・宇宙線防御の機能も完備していると思われる。
もしくはバックルの辺りから自分だけを包むバリアーが張られてるのかもしれない。*24

■エアーバイク
お気に入りのバイクで、連載初期から同型のマシンを変わらずに使用し続けている。
最高時速は500㎞。ボディカラーは赤。

■タートル号
コブラとレディの愛船で、コブラ曰く「名前こそタートル(亀)だが宇宙最高のスピードを誇る」宇宙船。
大きさこそ個人運用の小型船クラスだが宇宙戦艦を買える位の大金を掛けた高性能船であり、空中で慣性無しに急停止出来る「反加速装置」等、特徴的な機能を持つ。
主装備はスーパーブラスター。艦底には物をつかめるクローや潜水艦が搭載されている。
旧TV版では玩具展開の都合上、デザインが大幅に変更されてルービックスネークのような可変式に。


【余談】

熱心なファンからすれば憤慨ものにもなりかねない二次創作やふたばネタだが、コブラの場合はそうした二次創作ネタが近年の知名度を獲得している部分もある。

特にニコニコ動画でTHE IDOLM@STERアニメ放映時に投稿されていたコラボ作品は『コブラ』宣伝販促担当者から直々に名前が挙がる位に効果があった模様。「よくできているので積極的に黙認しています」という謎の単語を生み出した。
実際にニコニコ動画にコブラが有料配信された際、コメントが「アイマスじゃねぇぜ」だったり、原作サイドも意識している模様。

また、ネタ作品と思って実際の作品に触れてみて余りの格好良さに本当にハマってしまう読者や視聴者も少なくないとの事。

もし興味があったら、是非とも原作を読んでみてもらいたい。
毎朝、山盛りコーンフレーク二杯食いたくなること必須である。




「やめて! あなたどうかしてるわ、ここはアニヲタWikiのど真ん中よっ!」

都会の交差点よりは安全さ。

「あと2時間で夜が明けるわ、Wiki篭りは総攻撃をしかけてくるわよ!」

心配ないさオレは項目を追記修正するのに、そんなに時間はかけない。

「ずいぶん落ち着いているわね、あなたには不可能はないってこと?」

そいつはいずれわかるさ!


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最終更新:2024年04月20日 13:33

*1 元々、寺沢が希望していたのは山田康雄であり、山田が声を充てていることをイメージして台詞を考えている程であったが、アニメ制作を担当した東京ムービー新社では、同社のヒット作である『ルパン三世』とのイメージ被りを避けるために野沢那智の担当となった。野沢はルパン三世のパイロット版で声を充てる等、声質や演技に通じるものがあった。上記の様にアニメ版を経て寺沢も野沢コブラが好きになったようだが、当初の希望であった山田版コブラも上記の様に名作と名高いPCエンジン版にて実現している。

*2 依頼のギャラは明言されてた金額と同額+一応バケモノは放っておいたら銀河パトロール本部が吹き飛びかねない代物だった為、「これで貸し借り無しね」とドミニクが言うぐらいには妥当な金額の模様。

*3 彼を追い掛けるのは、海賊ギルドとの有事の時の為に、監視兼護衛でなるべく目の届く所に置いておきたい、という意味合いが大きいようである。

*4 TV版では5年

*5 その間、レディもお世話ロボットの『ベン』として仕えていたが、コントのような珍妙なやり取りは何かと議論の的である。

*6 BMIにして23.5、標準体重ちょうど真ん中。ぜい肉はほとんど見えないのに。

*7 ジャンプ主人公で言うと承太郎は身長195㎝、体重82㎏と結構近い。そしてムキムキなジョナサンは同身長で105kg、ジョセフは97㎏。こうして見ると「まるでハガネみてえだ」と形容されるコブラの筋肉を考えるとこの体重はやはり軽い。

*8 ギネス記録に認定されている高身長男性のロバート・ワドローは272㎝だが、脳下垂体腫瘍が原因で死後も身長が伸びていたほど。健常者でこの巨体のザックも相当人間離れしてる。

*9 それならそれで『ラグ・ボール』編の記述を修正すればよさそうなものだが、変わらずそのままである。

*10 当時のアニメでは作風に反してキャラ年齢が20歳以下だったりすることも多かったため。『ガンダム』シリーズのキャラが設定+10歳位の描写で描かれることが多かったのと同じ理由である。

*11 連載開始時期がコブラに近い『こち亀』の両さんも初期の話で「18歳未満は女じゃない(性的欲求を抱くには若過ぎるという意味)」という発言をしている。当時はたとえ漫画内の軽口でも大人の男が18歳以下の少女を本気で恋愛対象にはしない風潮だった。

*12 レディの前身はエメラルダ=サンボーンという亡国の王女で、コブラにより命を救われた後に恋仲となるも事故により回復出来ないダメージを負ってしまい、それでも愛するコブラと共に居ることを望み、古代火星人の残したアーマロイドのボディへと魂を移し、コブラの永遠のパートナーとなった。

*13 『サラマンダー(シドの女神)』編の冒頭にて。剥がされた背中の刺青のみが残されているという衝撃の末路であった。……が、後にドミニクと刺青の有無を除いては瓜二つのシークレット・サンダースが登場。ドミニクと同じ銀河パトロール隊員だが正体は不明……だったが、後のエピソードにてドミニク当人らしいことが示唆されている。しかし、ドミニクとしての記憶が無い以上、コブラは珍しくモーションをかけておらず、ヒロインでは例外的に微妙な距離感の関係となっている。尚、TVアニメ『スペースコブラ』では原作に先駆けて生存しハッピーエンドとなっていた。

*14 ゴリラと同じレベル。

*15 ウマ娘との並走も余裕。ちなみに人類の走る速さの限界は時速50kmとされている。ヒューッ!

*16 同じジャンプキャラで比べると亀仙人のじっちゃんは5.6秒。ターちゃんは時速175km出せるそうなので二人より倍以上も速い。速過ぎ。

*17 ここは余談だが、後述のアイマスの二次創作関連にて“時速72kg”と“フラット”に反応してしまうアイドルがいる……くっ!

*18 むしろ潜入した博物館の館長の間違った知識を訂正していた程(因みに、アニメ版では館長が“わざと間違えた情報を披露して本物かどうかを試す”という真逆の演出)

*19 特に初期の顔つきなんかが似ている。因みに、彼の出演映画の吹替作品にて専属声優的に声を充てていたのが山田康雄であり、作者が山田の声をイメージしてコブラの台詞を書いていたというのも無関係ではないだろう。

*20 現代の銃器の口径を表記する基準でこの77という表記を「0.77インチ」と仮定した場合、弾丸の直径は19.56ミリ。現代一般販売リボルバーとして最大サイズの.500S&Wの5割増しという怪物弾になる。しかも未来技術。

*21 ファンと寺沢スタジオのスタッフのやりとりによれば、全長38cm。ちなみに現代市販される拳銃で最大級であるS&W M500の基本である8.375インチバレル型も全長38cm、10.5インチバレルの「ハンター」モデルはさらに大きい46cm、パイソン77よりずっとデカイ。コブラ連載当時まだこの銃は存在しなかった。現実の方が追いついたという所。

*22 現にそのセリフの直前のセリフは「リボルバーとは恐れ入ったぜ」である

*23 上と下で分かれているので厳密にはタイツでは無い

*24 ちなみに頭は宇宙に出るときは透明なラバー状のマスクを被っている