仮面ライダーゴースト

登録日:2015/10/09 Fri 14:55:03
更新日:2024/01/28 Sun 10:56:56
所要時間:約 13 分で読めます








命、やすぜ!!

ヒーローは、一度死んで甦る。


画像出典:仮面ライダーゴースト
©2015 石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映




概要


2015年10月4日から2016年9月25日までニチアサキッズタイムで放送された平成ライダーシリーズ第17作。

主人公は「幽霊」をモチーフにしたライダーに変身し、歴史の偉人の魂の宿ったゴースト眼魂(アイコン)を巡り、
異世界に存在する謎の怪物・眼魔(ガンマ)と戦いを繰り広げる。
主人公が一度死んで甦るという、ファンタジー要素の強いライダー(一応、前例は数人程いるが)。
また眼魂や眼魔、サポートキャラクターのユルセンなどのデザインは「目玉」をモチーフとしている。

幽霊や目玉という作品コンセプトは、初代『仮面ライダー』が当初は「怪奇アクション」を謳っていたことから
それの原点回帰を目指したものであり、目玉という要素も仮面ライダー1号2号変身ベルト・タイフーンの形状が目玉に似ていたことに由来する。

メカニカルな仮面ライダーだった前作『仮面ライダードライブ』とは異なりライダーのデザインやギミックはシンプルなものを目指しているが、
一方でパーカーを使ったフォームチェンジなど斬新な要素も取り入れている。


チーフプロデューサーには『仮面ライダー4号』を手掛けた高橋一浩、メイン脚本は福田卓郎を起用。
両者とも初のメイン担当で、これまでの主要スタッフを一新する顔合わせ。
特に福田は『トリック2』や『警部補 矢部謙三シリーズ』など主に実写ドラマを多く執筆している。
……なんかこんな事例が前にもあったような気がするが、過去に『ウルトラマンマックス』や『ULTRASEVEN X』に参加しているため、
特撮の脚本の経験が皆無だという訳ではない(東映特撮作品では今作が初の脚本担当となる)。
また『矢部謙三』シーズン2にてライダー俳優を集めてライダーネタを散りばめた、ライダーファン歓喜の話を制作した事がある。
敵怪人のデザインには漫画家の島本和彦らが手掛けており、ファンの間で話題を呼んだ。
ただ、サブライターの毛利亘宏、長谷川圭一も福田と同等の話数を執筆していることから、形式上は福田・毛利・長谷川のトリプルメイン体制ともいえる。
なお福田・毛利には劇団主宰*1という共通点がある。

キャスト面でも著名俳優枠の竹中直人の他に、『超獣戦隊ライブマン』でイエローライオン/大原丈を演じた西村和彦、
仮面ライダー超電王』で野上良太郎(小太郎)を演じた溝口琢矢、
仮面ライダー555』にて少女時代の園田真理を担当した悠木碧(当時は本名の八武崎碧名義)、『獣拳戦隊ゲキレンジャー』でゲキチョッパー/久津ケン役を演じた聡太郎など、
過去に平成ライダーを始めとした東映特撮に出演経験のある顔ぶれが揃っている。


本作はかつてない程の猛アピールが続いた。
例としては
  • 本作の収集アイテムである『ゴースト眼魂』の『オレ魂』をなんと9月20日に100円で販売(通常は600円ほど)。
  • プロモーションビデオを制作、8月31日に公開(9月11日時点で再生数は驚異の220万再生)。
  • 前作の『仮面ライダードライブ』の本編最終話(47話)、番組最終話(48話)双方でゴーストとユルセンが特別主演として登場。
  • 2016年3月27日にて夢の共演・「春休み合体ヒーロー祭り」として前年、前々年とは違い「一時間合体スペシャル」ではなく『動物戦隊ジュウオウジャー』(7話)でゴーストとユルセンがゲスト主演を果たし、同じく本作24話でジュウオウイーグルがゲスト主演を果たす。24話には前日3月26日公開の『仮面ライダー1号』の仮面ライダーネオ1号が登場し、同映画の前日弾にもなっている。
  • 同年9月18日の第49話及び番組最終話(50話)で次作の『仮面ライダーエグゼイド』からエグゼイド黒いエグゼイド(ゲンム)が先行登場。
などなど。特にゴースト眼魂の先行発売と『ドライブ』本編の登場は異例も異例の出来事であり、東映の本気がうかがえる。


第31話からは大塚製薬が販売するオロナミンCとのコラボCMを放送。
平成ライダーとしては『仮面ライダーディケイド』以来、そして第二期平成ライダーとしては初のコラボとなる。
また、テレビ本編のライダーが全員登場するのも初めてのことである。


本編は第49話で終わり、最終回である第50話は『仮面ライダーエグゼイド』が先行登場する特別編となっている。
1クールは放送日とほぼ同じで2クール、3クールは遅くなり第49話の劇中のカレンダーから2016年の4月と確認でき、半年間の出来事であったことになる。
最終回となる第50話の特別編は第49話から少し経過した2016年の夏頃の出来事である。

また、第4話においてドライブ第48話の回想シーンが登場している。
TV本編で前作の出来事が語られるのは『仮面ライダーアギト』以来の要素であり、何気に久々の要素だったりする。
このような点から、クウガのパラレル続編とも解釈できるアギトのように、本作もドライブのある種の続編と言えなくもない。


前作、前々作同様、サブライダーが主役のスピンオフも発売された。



あらすじ


ゴーストハンターを目指す青年・天空寺タケルは、亡き父から送られてきた謎のアイテム『眼魂』を手に入れた矢先に、
異世界から眼魂を狙って来た怪人・眼魔の襲撃により殺されてしまう。
だが不思議な力を持つ仙人によって、一時的ながらも仮面ライダーゴーストとしてこの世に蘇った。

しかしこの世に留まることができる時間は99日。
完全にこの世に留まるには、その間に偉人の魂を宿した15個の眼魂を集めなくてはならない。
こうしてタケルは世界の運命を大きく左右する戦いに身を投じることになる……。


ゴーストだけど…命、やすぜ!!



登場人物


◆不可思議現象研究所


タケルの実家である大天空寺を拠点に、眼魔がらみの事件を解決する為に設立された組織。
研究所とはいうが、ぶっちゃけその実態は探偵事務所みたいなものである。
まあ、アカリがタケルを普通の人間に戻す研究を行っているため、研究所という名称もあながち間違いではないが。
スーパーヒーロータイムの映像では『手裏剣戦隊ニンニンジャー』の面々が遊びに来ている。

本作の主人公。仮面ライダーゴーストに変身する。
大天空寺の跡取り息子で、父の影響でゴーストハンターに憧れている。
その一方でゴーストを見ることが出来ない自分に諦めさえも感じている。
なよなよして少し頼りないが正義感が強く自分が信じたことは曲げない優しい性格の持ち主。

眼魔からアカリと御成を守る際に、彼らを庇って死亡してしまう。
その後『仙人』からゴーストドライバーを授けられ、
仮面ライダーゴーストとして眼魂を狙う眼魔との戦いに身を投じることになる。

  • 月村アカリ(演:大沢ひかる)
物理学を専攻している大学生で、タケルにとっては年上の幼なじみ。
所謂「リケジョ」で「物事には必ず説明できる法則がある」と考えており、
実際に怪現象やタケルの一時的な復活を目の当たりにしても頑なに認めようとしなかったが、だんだんと眼魔の存在は認め始めた。
仙人が手助けしたとはいえ、書物から眼魔を見えるようにできる薬品「不知火」を再現するなど頭脳は結構高い・・・
どころのレベルではなかった・・・
本編終了後しばらくの後に、本編の彼女以外の科学者技術者キャラたちがついぞ解決できなかったとある問題を(それらのキャラたちに比べて大幅に若いにも関わらず)単独(しいて助手がいたぐらい)で解決。本作品どころか歴代仮面ライダーシリーズにおいても屈指であろう頭脳と才能を示した。

  • 御成(おなり)(演:柳喬之)
タケルの兄弟子で、先代亡き後の大天空寺の住職代理を務める若い僧。本名は山ノ内御成(やまのうち・おなり)*2
タケルの断りもなく勝手に「不可思議現象研究所」を立ち上げた張本人でもある。
とはいえ眼魔事件の情報収集に非常に役に立っているので結果オーライだろう。
ポップな名刺を作ったりスマホを研究所専用に飾ったりと、絵心とデザインセンスがあることがうかがえる。
タケルの父・龍を尊敬し、その息子にも敬意をもって接する。
余りに有名な「タケル殿おおおおぉぉぉぉ!!」と叫ぶなど、タケルに「時々面倒くさい」と言われるほどテンションが高く、考え方の違いからアカリとはいつも喧嘩している。
かなり修行には励んでいる様子だが、眼魔を見ることは出来ない。
とはいえ、龍に憧れているだけあって『超MOVIE大戦ジェネシス』で眼魔コマンドと錫杖で渡り合えるあたり、戦闘力はあるようだ。
その存在感の濃さから既にネタキャラの栄えある一員となっている模様。
演じる柳氏はこれの為に自ら丸坊主にして臨んだ。終了後しばらくしてニューヨークに渡米して芸能活動を行っているため、ジオウでの「ゴースト」回に出番が無かった事を残念がるファンも多く見られた。

  • シブヤ(演:溝口琢矢)、ナリタ(演:勧修寺玲旺)
大天空寺の修行僧。
途中までは眼魔も眼魂のことも知らず空気気味だったが、後に御成からタケルの事情を聞かされ、
タケルのためにと進んで情報収集や眼魂探しに協力するようになる。
シブヤはイマジンと共に時間を旅する男だった。



◆仙人サイド


  • 仙人/イーディス長官(演:竹中直人)
タケル「神様?」 おっちゃん「いやいや、そこまで偉くない。」

タケルを生き返らせた謎のおっちゃん。
彼に眼魔や眼魂の事を教え、ゴーストの変身能力を授けた。
その後は大天空寺の地下にある研究室に引っ越ししている。

仙人だけあって、瞬間移動や念動力等の不思議な能力を披露している。
しかし「誰でもあって誰でもない」ため、口調が急に軽くなったり重くなったりと安定せず、
隠し事もかなり多いなど色々と胡散臭い人物でもある。何気にかわいこちゃんに弱いらしい。

野暮用と称して姿を消した後に、そっくりな「イーディス」と呼ばれる眼魔世界の長官が現れており…。
何らかの関係があると思われたが、第42話ではやっぱり同一人物でした。

なお演者は東映系では初代実写版ねずみ男だった。

仙人の使い魔。オレンジ色のオバケの姿をしており、大きな目玉が特徴。
ツンデレで口の悪い小生意気なヤツ。ゴーストとなったタケルに色々とレクチャーする。
タケルが眼魂を集めさえすれば過程や方法はどうでも良いようで、
目の前でゴーストを生み出して人が死のうとしているのに平然と見ているという黒い面もあるが、意外とドジっ子。
誰に似たのか、マコトの妹・カノンの魂が入った眼魂に鼻の下を伸ばしたりした。
その正体は仙人の飼い猫であるユルセン(キジトラ)で、グレートアイが宇宙に旅立ち、眼魂システムが機能しなくなったことで仙人共々生身の身体に戻り、
仙人に抱かれて生き返ったタケルたちを出迎えた。



眼魔


本作の敵怪人。詳細は項目を参照。



◆その他


  • 天空寺龍(演:西村和彦)
大天空寺の先代住職で先代のゴーストハンター。タケルの父親でもある。
郵便にてタケルに眼魂を渡している。
もっとも、10年前に眼魔との戦いに敗れ、「英雄の心を学び、心の目を開くのだ」という遺言と共に、
宮本武蔵の刀の鍔をタケルに託して他界したはずだが、闘魂ブーストゴースト眼魂へと変化してタケルに託した。
別次元の科学の学校にそっくりさんがいる。

仙人とは面識があったようである。

謎のゴーストハンター。仮面ライダースペクターに変身する。
タケルとは幼馴染であり、彼と正反対のクールな性格で合理的な考え方の持ち主。
Vシネマでは妹共々衝撃的な出自が明らかとなる。

  • 深海カノン(演:工藤美桜)
マコトの妹。
10年前、天空寺で起こった謎の実験で兄共々異空間に吸い込まれ、眼魔が使用するものと同じ眼魂に魂を封じられていたが、親友のタケルによって復活した。
5年後には治の戦士に。

  • 福嶋フミ(演:大方斐紗子)
たこ焼き屋「フーミン」を営む女性。通称「フミバア」と思われる。
心優しく表情豊かで皆に親しまれる好人物。タケルやマコト達を子供の時からの知り合いで、アランが服のお返しをしようとした矢先に倒れ、亡くなる。アランに助言を与え、眠った時点で命が尽きるような描写がなされている。
彼女の幼少時代は『アラン英雄伝』で描かれる。



登場ライダー


本作の仮面ライダーはゴーストドライバー、またはメガウルオウダーに各種ゴースト眼魂をセットして変身する。
「トランジェント」と呼ばれる素体の状態から、ゴースト眼魂で召喚した「パーカーゴースト」を纏う「ゴーストチェンジ」を行う。
このうちゴーストとスペクターはトランジェントの姿はそっくりだが、
暗闇などで発光するエネルギー供給ライン「エナジーベッセル」の色や模様などが違うことで区別できる。

YouTubeのバンダイ公式チャンネルでは「バッチリ変身講座」が公開され、3人がそれぞれ自身の思いと共に変身ポーズをレクチャーしている。


レッツゴー!覚悟!ゴ・ゴ・ゴ!ゴースト!


スーツアクター:高岩成二

タケルが変身する仮面ライダー。
幽霊の様なトリッキーな攻撃で相手を翻弄する他、様々なモードに変形する剣「ガンガンセイバー」を使って戦う。
エナジーベッセルの色はオレンジ色で、人間の骨のようなラインとなっている。


レディゴー!覚悟!ド・キ・ド・キ!ゴースト!


スーツアクター:渡辺淳

マコトが変身する仮面ライダー。
打射一体の武器「ガンガンハンド」を使って、敵を容赦なく攻め立てる。
エナジーベッセルの色は青色で、心電図のようなラインが特徴的。


クラッシュ・ザ・インベーダー!


スーツアクター:永徳

アランが変身する仮面ライダー。
眼魔陣営によって生み出された仮面ライダーであり、上記の2人とは異なり変身にはブレスレット型デバイス「メガウルオウダー」を用いる。
真っ白なトランジェントにメカメカしいボディ、特徴的な大きく突き出た一つ目のシュノーケルのような瞳部分と、どこを見てもこれまでのライダーとは異なる風貌である。



劇場版


『仮面ライダードライブ』とのクロスオーバー作品。
従来のMOVIE大戦シリーズとは異なり3部作構成(一部作品を除く)を廃止して、1本のストーリーとして構成している。

第7話では前売り特典「手のひらヒーローシリーズ 戦う!ペタッとライダー」(ゴーストとドライブのマグネット)が宣伝として登場。
第3~4話のAパート後と次回予告後の告知でもドライブ組と共に紹介し、YouTubeの東映映画チャンネルでも「前売プレゼント紹介」として公開されている。

また、第7~9話では次回予告後に入場者特典「超×4!激レアカードパック」内の「御成特製クリスマスカード」2枚の誕生秘話がミニドラマとして描かれた。
第9話にもクリスマスカードが宣伝として登場している。
YouTubeでは映画ナタリーより3週分をまとめた「入場者プレゼント特別映像完全版!!」が公開されている。

スーパー戦隊シリーズ40作品と仮面ライダーシリーズ45周年を記念した『スーパーヒーローイヤー』プロジェクトの一作。
新たな姿を得た仮面ライダー1号が主役を務める。
タイトルに「仮面ライダーゴースト」と付かないもののゴーストのキャストが登場(仮面ライダーネクロム/アラン、深海カノン等一部の人物は未登場)。

第17話では前売り特典「のび~るライダーキーホルダー」(ゴーストと1号のキーホルダー)が宣伝として登場。
次回予告後の告知でもレギュラー陣が紹介し、YouTubeでは映画ナタリーより完全版となる「前売告知特別映像」が公開されている。

第22~24話では次回予告後に入場者特典「仮面ライダー 魂のトリプルパック!!」内の「御成お手製☆オリジナル名刺」(週替わり)の誕生秘話がミニドラマとして描かれた。
第23話にも宣伝として登場している。

映画に関連して、第25話の最初に『仮面ライダー生誕45周年記念企画 完全保存版!全シリーズ一挙紹介!』が放送。

ちなみに例年と異なりオールライダーや戦隊チームの面々は登場していないが歴代ライダーに関しては、作中で仙人がショッカーについて説明する際に「歴代ライダー」という台詞が存在はしている。

3月27日には『春休み合体ヒーロー祭り』として『動物戦隊ジュウオウジャー』第7話とゴースト第24話で2大ヒーローが共演しており、ゴーストの方では映画のストーリーに繋がる場面が存在する。
次回予告後のプレゼントのお知らせでもタケルと大和の2人が動物の被り物を付けて登場している。

ゴーストの夏の劇場版。
同時上映は『劇場版 動物戦隊ジュウオウジャー ドキドキサーカスパニック!』。
ゲストライダーとして仮面ライダーゼロスペクター、仮面ライダーダークネクロム、仮面ライダーダークゴースト仮面ライダーエクストリーマーが登場する他、
劇場版限定フォームである闘魂ダーウィン魂が登場。

前年と同じく39話から42話にかけて本作の前日談を描いた、完全新作のショートドラマ『映画公開記念!1分間ストーリー』が放送された(全4話)。

『仮面ライダーエグゼイド』とのクロスオーバー作品。
クラシックゲームの雄・パックマンの他、ウィザード、鎧武、ドライブの3人が登場する。



その他映像作品


  • 仮面ライダーゴースト 一休眼魂争奪!とんち勝負‼
『てれびくん』2016年1月号の付録DVDで、超バトルDVDの前日談が描かれる。
一休の魂が宿った「一休ゴースト眼魂」が登場。
御成のある一面(フェチ)も終始描かれている。

  • てれびくん超バトルDVD 仮面ライダーゴースト 一休入魂!めざめよ、オレのとんち力!!
「仮面ライダーゴースト 一休魂」と「仮面ライダースペクター ピタゴラス魂」が活躍する(前日談にも少し登場)。

  • 仮面ライダーゴースト 伝説!ライダーの魂!
仮面ライダーシリーズ45周年を記念して『東映特撮YouTube Official』で無料配信されたネットムービー。全6章(+1章)。
第二期平成ライダーの魂が宿った「レジェンドライダーゴースト眼魂」やレジェンドライダーにゴーストチェンジした形態が登場。
敵怪人の声は原典作品で演じたオリジナルキャストとなっている。

第15話では次回予告後にタケルとマコトがレジェンドライダーアイコンを3つずつ持って告知している。
獲得したレジェンドライダーゴースト眼魂は仮面ライダー1号にも登場。

『DX仮面ライダー45ゴーストアイコン&伝説!ライダーの魂!DVDセット』に同梱のDVDに完結編となる第7章も含め全話収録されている。
テレビ本編、『超MOVIE大戦ジェネシス』、『1号』とも繋がっているようで矛盾した描写もあるがTVシリーズ終盤のグレートアイの発言から、
ゴースト本編とは異なる並行世界とも示唆できる。

  • アラン英雄伝
『仮面ライダーゴースト Blu-ray COLLECTION』収録のスピンオフドラマ。
『仮面ライダードライブ』の『シークレット・ミッション type TOKUJO』と同じ形式で全4話。

  • ヒーローしりとり選手権
次回予告後のスーパーヒーロータイムの締めで行われるジュウオウジャーの面々とのしりとり対決。
第18話、第29~32話に開催。顔芸なども楽しめる。

  • 劇場版 公開記念!ショートストーリー
夏の劇場版とリンクするミニドラマ。第39~42話の直後に全4話が放送。
この期間中の本編内でも劇場版に関わりのある登場人物やライダーの名前や姿が登場している。

  • てれびくん超バトルDVD 仮面ライダーゴースト 真相!英雄眼魂のひみつ!
時系列は最終話と『平成ジェネレーションズ』の後。詳細は超バトルDVDを参照。

  • 仮面ライダーゴースト ファイナルステージ&番組キャストトークショー
番組終了後行われた大型ステージショーであり、本編終了後、第50話で登場したキャラをキーパーソンとしたストーリーが描かれる。
なおこの話で明かされる設定も後述する小説版で正史として扱われている。

  • 仮面ライダーセイバー×ゴースト
2021年5月23日より東映特撮ファンクラブで限定配信された『セイバー』とのクロスオーバー作品。
時系列的にはVシネマ『ゴースト RE:BIRTH 仮面ライダースペクター』の後の時期とされている。
本作で新登場したオリジナル形態としてセイバー ゴースト偉人録が登場。

  • 仮面ライダースペクター×ブレイズ
2021年6月27日より東映特撮ファンクラブで限定配信された『セイバー×ゴースト』の続編。
双方の作品の2号ライダーをメインに据えたスピンオフ作品。



Vシネマ

  • ゴースト RE:BIRTH 仮面ライダースペクター
時系列は『真相!英雄眼魂のひみつ!』の後。マコトを主役としたスピンオフでスペクターとネクロムの新フォームも登場する。
Vシネマ媒体という事もあってか、TVシリーズに比べてハードかつ容赦のない展開が目立つ内容となっている。
天空時タケルは登場するが、変身寸前に妨害され仮面ライダーゴーストは登場しない。
『ゴースト』Vシネマの第1弾とされていたが、続編は製作されなかった。




書籍作品


  • 小説 仮面ライダーゴースト ~未来への記憶~
講談社キャラクター文庫から発売された『仮面ライダーゴースト』の小説作品。著者はシリーズ構成の福田卓郎。
「眼魔世界の創生」「天空寺龍と大天空寺の物語」「Vシネマの後日譚」という3つの物語が描かれている。
本編では分からなかった設定の補完などもされており、本作品で『ゴースト』という物語は一つの終着点を迎える。



主題歌


『我ら思う、故に我ら在り』
歌唱:氣志團

平成2期では初となる完全日本語のオープニング曲。
なんとこれ、『仮面ライダー響鬼』以来10年ぶりの事。
更に、『仮面ライダー龍騎』以来の藤林聖子が手掛けない作詞の曲でもある。

初回となる第1話ではムサシ魂の戦闘で流れるのみで、OPとしては登場していない。
第12話ではタケル達が「DXスペシャルオレゴーストアイコン」付きの限定盤CDを告知した。

余談だが、氣志團のボーカルを務める綾小路翔は『MEGAMAX』にて主題歌を担当したことがある。

なお、エンディングテーマは、戦闘時挿入歌を含めて無い。(挿入歌が無いわけではないけれど)
平成ライダーシリーズでは初のことであった。そのため、坂本監督回の格好良いシーンでは毎回のようにオープニングが流れることに。いや、格好良いけどね。
本作以降はときどき挿入歌を採用したりエンディングで踊ったり、と作品ごとに様々なアプローチでエンディングテーマ/挿入歌は活用されることになる。
そう言う点でも何気に、ライダーシリーズの大きなターニングポイントを担った作品だと言えるだろう。




その項目、追記・修正するぜ!!




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  • 同じ時代に今出逢えた仲間達よ

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最終更新:2024年01月28日 10:56
添付ファイル

*1 福田は『Dotoo!』・毛利は『少年社中』。

*2 小学館『SUPERてれびくん 仮面ライダーゴースト』より。また作中に登場した名刺でもフルネームが確認できる