トワイライト/紅城トワ/キュアスカーレット

登録日:2015/09/27 Sun 21:45:44
更新日:2024/03/06 Wed 22:05:30
所要時間:約 21 分で読めますわ




※推奨BGM:Miracle Go!プリンセスプリキュア


私にバイオリンを教えて下さい!

いいわよ。バイオリンのアトリエに行くから、一緒に来る?

でも、急にどうしたの?

すっごく綺麗な人がいて、あの人みたいに弾けたらって。

確かに綺麗な人だったけど、一体何者…?

あの黒いキー、まさか…?


Go!プリンセスプリキュア

冷たい音色…!
黒きプリンセス現る!

夢へGo、Go、ごきげんよう!








気高く、尊く、麗しく…





【トワイライト】

ディスダークの 「絶望のプリンセス」
ディスピアの実の娘。
「気高く、尊く、麗しく」 を信条としており、自らを「唯一無二のプリンセス」と豪語している自信家。
プリンセスプリキュアを偽者のプリンセスと断じている。

仮面をつけた銀髪の少女。ちなみに仮面はただの飾りらしく、初登場以降付けてない。
姿はプリキュアのそれと殆ど変わらず、三銃士に共通している胸の錠前、鍵穴などはない。

常にバイオリンを奏でており、初めて出会ったはるかに戯れにバイオリンを教えた。
形はどうあれ丁寧にバイオリンを指導してくれたこともあり、はるかは彼女が邪悪なだけではないと思っているが…
その優雅な佇まいからシャットからは「美しい!!」と一方的に惚れられている。


彼女自身がゼツボーグを生み出す事はできないが、黒いドレスアップキーを使い、三銃士を一時的にパワーアップさせる事ができる。
自分が戦う際は蒼い炎とともにステンドグラスの空間が出現し、近くの人びとを枠の中に閉じ込めてしまう。
額に閉じ込めた人たちからは絶望のエナジーを吸収し、自らのパワーに変えることができる。
戦闘の際は蒼い炎と徒手空拳で戦い、杖から放たれた巨大な十字の紫の炎が天高く上り空一面に紫の炎が広がり、黒紫色の十字架を数多発生させて地面にバラ撒く。
その黒紫色の十字架にプリキュアたちをふっ飛ばしてぶつけ、一撃でプリキュアに大ダメージを与えることができるなど、三銃士に頼らなくとも充分すぎるほど強い。

しかしながら、キュアフローラとの直接対決で敗北したことにより、人生で初めて(?)の挫折を味わう。

そしてみなみと兄・わたるの姿を見て何かを思い出しつつあり、城を飛び出した直後、何かに導かれるように炎の紋章の描かれた古城に辿り着く。
そこで本来存在しないはずの4つ目のプリンセスパフュームを見つけ…




プリキュア… プリンセスエンゲージ…!!

わたくしこそ… 唯一無二のプリンセス…



【ブラックプリンセス】

トワイライトがディスピアに再洗脳され、ブラックIIIキー(仮称)にて黒く染め上げられたプリンセスパフュームにて変身した姿。
無数の黒死蝶が体を纏うかのような変身バンクによって変身する。

その姿は母であるディスピアに近い容姿と仮面を着けた凶悪な姿へと変貌を遂げており、以前の冷たくもどこか気品漂うトワイライトの面影は全くない。
それどころか、トワイライトとしての自我もほとんど失われており、ただプリキュアたちを倒すだけの操り人形に成り果ててしまっている。

ブラックIIIを再装填することでモードエレガントにもなる事ができる。


□ドレスアップキー一覧

劇中では全て「黒いドレスアップキ―」と紹介されているので、ナンバリングは仮称である。

  • ブラックI
本来存在しないはずの13個目のドレスアップキー。
プリキュアたちのミラクルキーに相当。
三銃士をパワーアップさせることができる。 赤い中央部と両翼のような装飾が特徴。
他のドレスアップキーとも引かれ合っているかのような描写も…。

  • ブラックII
プリキュアたちのエレガントキーに相当。
紫色の中央部と広がる花火のような装飾が特徴。
専用の白い杖にセットして戦う。

  • ブラックIII
プリキュアたちの変身用キーに相当。
水色の中央部と右側に止まった蝶のような装飾が特徴。
プリンセスパフュームに装填することでトワイライトを「ブラックプリンセス」に変身させる。



【正体】

その正体はカナタの実の妹「プリンセス・ホープ・ディライト・トワ」
幼少期から謎の失踪を遂げており、過去の記憶の全てを失っていた。
その真実は幼いながらも一途にグラン・プリンセスを目指しながらもプレッシャーと挫折感を感じていたトワにディスピアが甘言を囁いて誘拐し、ニセの記憶を植えつけた姿であった。

フローラ達を偽者呼ばわりしながらも、自分自身も「空っぽのプリンセス」であった。

更にディスピアに再洗脳されブラックプリンセスになったトワイライトはその凄まじいパワーでプリキュア達を追い詰める。
が、カナタの命がけの覚悟でのバイオリン演奏により、トワイライトの心の奥に封じられていた「幼い頃の兄との思い出の記憶」が少しずつ蘇る。
そのデジャブにとまどって動きを鈍らせた隙に、プリキュアが浄化技を浴びせかけ、ディスピアの洗脳が解け、 トワとしての記憶と姿を完全に取り戻したのだった。


しかしその直後、兄カナタとの悲しい別れが待ち受けており…



※推奨BGM:Miracle Go!プリンセスプリキュア




心から望めば、きっと夢は叶う。カナタが私に教えてくれた。

間違いなんて、誰でも犯す物よ。

失敗したらやり直せばいいじゃん!

だから、絶望なんかしないで、一緒にグランプリンセスを目指そう、トワさん!

Go!プリンセスプリキュア

希望の炎!
その名はキュアスカーレット!!

夢へGo、Go、ごきげんよう!








一度犯した罪は二度と消えない。
でも、心から望めば……。

なら、わたくしはこの罪とともに、この罪を抱いたまま、

もう一度グラン・プリンセスを目指す!!




【紅城トワ】

トワイライトの本来の姿。
12月15日生まれ。 いて座。 満13歳。
ホープキングダムの姫君。前述のとおり、カナタの実の妹。
恐らくはカナタ同様、ホープキングダムを建国した初代プリンセスプリキュアのうち一人の子孫と思われる。
地球での姓は学園長から与えられたもの。望月家の遠縁にあたる姓なのだろうか?
お嬢様らしい赤いロール髪と、タレ目で少し耳が尖っているのがチャームポイント。とんがり耳はホープキングダムの人間全ての特徴。

兄カナタを慕っており、ディスピアに攫われる前の幼少時からグラン・プリンセスを目指していた。
が、同時にプレッシャーも感じており、その想いをディスピアに利用されてしまい、誘拐されニセの記憶を植え付けられ、絶望のプリンセス・トワイライトとしてプリンセスプリキュアと激しい戦いを繰り広げてきた。

カナタとフローラの活躍により正気を取り戻したトワだったが、トワイライトとしての記憶も覚えており、今までトワイライトとして働いてきた悪事への罪悪感と自分を助けるためカナタが犠牲となったことに悩み苦しむ。

彼女の絶望を感知して追ってきたディスピアに囚われ失意の底に沈むが、奇しくもトワイライト時代に手ほどきしたフローラの奏でるバイオリンの音色を聴いて希望を取り戻し、プリンセスプリキュアとして戦う事・そして再びグランプリンセスを目指す事を決意する。
そのとき、黒く染められたプリンセスパフュームとドレスアップキーが輝きを取り戻し、キュアスカーレットへと姿を変えた。

その後も暫く自分の過去に苦しみ、「自分は笑顔でいてはいけない」「楽しむ資格などない」と自分で自分を追い詰めていたが、望月ゆめとの出会いと、はるかの励ましによって立ち直り、全員に土下座をして謝罪。今度こそプリンセスプリキュアに正式加入する事になった。
その後は学園長に「紅城」の姓を与えられ、ノーブル学園1年生として編入する形でノーブル学園に匿ってもらっている。
愛称は「トワっち」(きらら命名)。 トカッチではない。


なお、本編の数年前に誘拐され(はるかとカナタが出会う少し前だそうなので、3、4歳ぐらいの頃に誘拐されたことになる)、トワイライトとしてのニセの記憶を植え付けられるまでの間、ずっと眠らされた状態であった為、体は中学生でも、中身はまだ子供のままである。
そして誕生日順からしても今回のプリキュアで最年少。



【人物】

性格は基本的におっとりしておしとやかであり、トワイライト時代の冷たさは鳴りを潜めている。
しかし、異世界のお姫様育ち故に、究極の世間知らず。
例:
  • 一文無しであるにもかかわらずお城を買おうとする(メイドは三人付きで)
  • 八百屋でバイトしようとしても18歳未満なため働けないことに愕然とし、空腹に苦しむ
  • ノーブル学園転入初日から自らの出自を隠さず話す
…など。

もっとも、この面は出身が出身なため常識の概念が全く違うだけで、勉強の成績とバレエは比較的優秀(トワイライトとして植え付けられた教養の記憶のおかげ)。おっかけもできるほど。
なお、以上の世間知らず要素は夏休みの終わり頃には見られなくなっている為、追加戦士にありがちなポンコツ属性と言えるかは微妙なラインである。
後に自分の忘れ物を率先して回収するなど自主性が身についた描写もある。

涙もろいようで涙を流すシーンが非常に目立ち、途中加入であるにもかかわらずメインキャラの中でもダントツ。
悲しくても嬉しくても感極まって泣いてしまう。フローラが絶望から復帰した際は目を潤ませて戦っていたりする。
また、極度のカナヅチというカワイイ一面も。(ちなみにはるか以外にはバレバレであった)
幼年誌によれば、みなみ程ではないがオバケも苦手らしい。
夜になると異常に不安になるそうで、ふたご先生の漫画版ではスイカ割りで目隠しをしただけでもトラウマが蘇っていた。
(これは元々ホープキングダムには夜が存在しない、と言うのも関係している)

編入時にルームメイトになった事や、年代的に近いせいもあってか、四人の中ではきららと特に仲がいい。

シャットからは「可愛さ余って憎さ百倍!!」と言われているが、スカーレットに変身した途端「美しい!!」と見惚れられるなど、相変わらずの敬愛の念を向けられている。
なお、かつて洗脳された経緯のため、「自分たちを騙そうとする悪意」には敏感なのか、クローズが黒須という生徒に化けて彼女たちに接近した時は、唯一彼女だけが強く警戒心を抱くなどという場面がある。



【トワの夢】

彼女の夢は「ホープキングダムを取り戻す」事。
四人の中ではある意味きらら以上に現実的な夢ではあるが、それは自分の人生を犠牲にした「贖罪の夢」である。
最終的に叶えられた時、改めて「自分の夢」を見つけられることを祈るばかりである…。

キャッチフレーズの『強く・優しく・美しく』は全部そつなく優秀だが、逆に言えば全部中途半端。リセット状態である。
この点も「やり直し」なのだろう。

雑誌インタビューに於いては、彼女にとって更なる「絶望」が待っているとの事である。
後にすべての記憶を失ってしまったカナタと再会した後は
わたくし、諦めません… どんな事をしてでも…!!
トワイライトへの再悪堕ちを匂わせるような危うい発言をしている。

だが、昔と今では決定的な違いが一つだけある。
彼女はもう、一人ぼっちではないと言うことである。
今の彼女ならば、迫る「絶望」を乗り越えられるだろう。




プリキュア・プリンセスエンゲージ!!

深紅の炎のプリンセス! キュアスカーレット!

冷たい檻に閉ざされた夢、返していただきますわ! お覚悟…決めなさい!



【キュアスカーレット】

紅城トワが変身した姿。
今作の追加戦士。ホープキングダムの歴史に語られていない「太陽」を司る「炎のプリンセス」
更に強大になるであろう闇の勢力に備えて新たに産み出された言わば『新世代プリキュア』である。
決め台詞も上記の通り、微妙に他のメンバーと違っている。

赤→ピンクのグラデーションの髪で、髪型はポニーテールから途中で4本に枝分かれした縦巻きロールテールを持つ髪型。
耳の後ろにホワイトのメッシュが入っている。

目の下のラインの目尻側に薄っすらとピンクのアイシャドーが入っている。

コスチュームは赤をメインに金とホワイトを優雅にあしらっており、オリエンタルな印象を持つ。
足に巻かれている炎状の巻き布が左右非対称のデザインとなっている。

戦闘においてはトワイライト時代の徒手空拳や、スカーレットバイオリンでの炎を駆使した華麗な技で敵を倒すテクニック系の戦士。
攻撃も防御もこなせ、単純な戦闘力ならば四人の中でも最強クラス。
が、スカーレット自身が四人の中で最年少なのもあり、自分から出しゃばったりすることは殆ど無い。
主に同じ前衛タイプであるフローラとタッグを組む事が多く、力のフローラに対し技のスカーレットといったバランスの取れた対比となっている。
打撃の際は火花が舞う演出がされる。



エクスチェンジ!モード・エレガント!

ドレスアップキー一覧

ディスピアが生み出した(あるいはパフューム同様有事のために作っていたキーをディスピアが改造した)黒いドレスアップキ―が変化して誕生したキー。
本来は存在しないイレギュラーのキーである為、伝説に伝わる12個のキーには含まれない。
(他のキーのセオリー通りなら本来はハナビがプレミアムキーになるであろう所が、彼女だけ種類がズレているのもそのため)

現在のところフェニックスキーでしかモードエレガントはしていないが、スカーレット、ハナビでもモードエレガントをすることは可能と思われる。

  • スカーレット
変身用キー。
ブラックIIIが変化した。

  • ハナビ
エレガントキー。
ブラックIIが変化。

  • フェニックス
ミラクルキー。
ブラックIが変化。

  • サン
プレミアムキー。
七瀬ゆいとトワが「 ゆいは私達プリキュアを照らす太陽 」と友情を育んだ時、ゆいのスケッチブックの中から誕生。
今までにない完全な純地球産のドレスアップキー。



技一覧

技名の前は「○○、炎よ!!」と叫ぶ。
フェニックスブレイズの時のみ「羽ばたけ、炎の翼!!」と言う。

  • プリキュア・スカーレット・フレイム
「滾れ、炎よ!!」
スカーレットキーとスカーレットバイオリンを使った基本技。
炎の渦を放ち敵を攻撃する。
玩具ではプリンセスパフュームに装填しても使うことができる。
下記のフェニックスブレイズよりも威力は低いが、量産型ゼツボーグ程度なら浄化も可能。

  • プリキュア・スカーレット・スパーク
「燃えよ、炎よ!!」
ハナビキーとスカーレットバイオリンを使った技。
バイオリンの弓から炎が吹き出て敵を攻撃。 主に牽制技。

  • プリキュア・スカーレット・イリュージョン
ハナビキーとスカーレットバイオリンを使った技。名乗りは上と同じ。
自らの周囲に火花を発生させ炎の障壁を貼るバリア技。
ロックのクーデターの際に一人で戦った時はホープキングダム城が変化した巨大ゼツボーグのレーザーも耐え抜いた。
一つのキーの固有技が一つでないのも新世代プリキュア故といえる。

  • プリキュア・スカーレット・プロミネンス
サンキーとミュージックプリンセスパレスを使った技。
プリンセスパレスを頭上に掲げることで、天空に小型の太陽を作り出し、そこから吹き出る炎(プロミネンス)で敵を焼き尽くす豪快な技。

  • プリキュア・フェニックス・ブレイズ
「羽ばたけ、炎の翼!!」
フェニックスキーとスカーレットバイオリンを使った、スカーレット個人最強の浄化技。
キーが刺さったバイオリンを演奏することで、炎のフェニックスを召喚して攻撃する。
ハッタリ、威力ともに歴代最高クラスの必殺技である。
実は劇中で一度も破られていない。



【余談】

今回、「追加戦士がホープキングダムの姫君」である事は最初から決まっていた事であり、いわゆる恒例の「ミスリード」と呼べるものは一切ない。
ただ、「トワ」の名前についてはかなり難航したらしい。

OPでは早くから存在が明らかになっていたものの、13話からとかなり遅い登場だった。

「トワイライト」の名前の由来は「黄昏」「夜明け」「日没」。
つまり、「太陽」を表している名前であり、
  • 太陽の光を浴びて育つ花
  • 太陽が沈んで昇る海
  • 太陽の光を受けて輝く星
…と、はるか達三人とも密接に関係しており、彼女の正体のさり気ない伏線となっていた。

ネットスラングでは「トイレ」の隠語なのは内緒だ!!


前期OP映像にて蒼い炎の中でキュアフローラと対峙しており、今作の第2クールに於けるライバルポジションとなっていた。
その時のフローラは一瞬切ない表情をおり、今後の展開を暗示させていた。
後期OPではこの部分がフローラとの共闘シーンに変わっており、フローラの表情も普通にきりっとしたものになった。



キュアスカーレットの変身バンクは歴代でも原画を数多く手掛けている大田和寛氏が担当した。

「トワ」の名前の由来は「永久」「永遠」。
本名にあるディライトと合わせると「永久の希望と幸福の姫君」となる。
そしてはるか、カナタの名前と組み合わせると「遥か永遠の彼方」「遥か彼方の黄昏(夜明け)」と妙に語呂のいいフレーズになる。

……と言いたいところだが、実はアニメージュ2015年9月号によると単に『トワイライト』を縮めただけという身もふたもないネーミングだったりする。

せつなとエレンに続き史上3人目となる「追加プリキュアとなる敵幹部」。
  • 敵幹部からの転身
  • 黒→赤へのイメージカラーの変化
  • 「羽」と「贖罪」のモチーフ
  • 時間概念からとられた名前(「せつな(刹那)」「トワ(永遠)」刹那はごく短い時間を意味しており、対称的なネーミングになっている)
…など、キュアパッションのセルフオマージュとも思しき要素が散見される。
また、3人とも専用アイテムが弦楽器であるのも特徴。

左右非対称の姿、エナジーロックシードにも似た半透明なキー、弓を射る専用武器など、「鎧武」の新世代ライダーとの共通点が多い。
(キャラ的には「自らの罪も受け入れ、それでも世界のために戦う」ということで呉島貴虎に近いと言える)
また、洗脳されて闇堕ちした後正義に復帰するという境遇は仮面ライダーチェイサーと似通っている。

その他、敵ボスの娘として育てられた点や異世界の王国の王女である点、火炎のモチーフはキュアエースおよびその半身であるレジーナとも共通している。

主だったイメージの「姫」はその出自から「いばら姫」と思われる。

OP2番の歌詞には「 闇灯す炎みたい 」というフレーズがあり、トワイライトからキュアスカーレットへの転身の伏線となっていた。




+ 以下、最終回のネタバレ
そして、最後の戦いから数か月後…ノーブル学園修了式。
それは訪れた。

ホープキングダムへの帰還の日。
帰還の際、はるか達からプリンセスパフュームとキーを預からなくてはならなくなった。
それは、はるか達の世界とホープキングダムとの繋がりを断ち切ること。
はるか達との永遠の別れを意味していた。

仲間たちとの最後のお茶会を行い、ついに別れの時がくる。
礼儀正しく別れの挨拶を告げようとするも、堪えきれずに涙を流してしまう。
「離れていても心は一つ」とのはるか達の言葉で絆を再確認し、涙を流しながらもホープキングダムへ帰還するのだった…。

ホープキングダムでは、夢であった兄とのバイオリンの協演をたしなみながら、眠りについたドレスアップキーを守っていた。
「未来のプリンセスプリキュア」がキーを継承するその時のために。



10年後。成長し、ホープキングダムの王女となったトワらしき人物の手には、新たなドレスアップキーが握られていた。
たとえ遠く離れていても、彼女たちの絆は、永遠に切られはしないだろう…。





私の項目こそが、唯一無二の項目…!!
追記…修正?それってなんですの?

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最終更新:2024年03月06日 22:05