トリヤマ補佐官(ウルトラマンメビウス)

登録日:2015/09/16 Wed 11:24:30
更新日:2024/01/25 Thu 07:32:33
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「最近なんとなくだが、私は笑われ者になっているような気もするのだが……?」


トリヤマ補佐官とは、ウルトラマンメビウスに登場するCREW GUYSジャパンの高官で、事実上組織のNo.3である。
本名は「トリヤマ・ジュウキチ」

全く姿を見せないGUYS総監や、多忙であまり連絡を取れないミサキ総監代行に代わり、GUYSのメンバーを指揮することが多い。

…っとこれだけを見ればそれなりに威厳ある人物を想像させる立ち位置であるが、後述する様々な要素が合わさった結果、
ウルトラマンメビウスという作品の中でも屈指のポンコツ・愛されキャラとして根強い人気を誇っている。

演:石井愃一

【人物像】

一言でいえば「事なかれ主義」
公式HPの人物紹介でも「最も気になるのは世論」と書かれる等、
とにかく面倒なことや自分(場合によってはGUYSそのもの)に不利益になりそうなことを嫌がる保守的な人物…

であるが、そのくせ自分自身の言動は、軽率且つおざなりなものであり、子供じみた好奇心や、良かれと思ってとった行動が悉く裏目に出たり、発言する際にあまりよく考える事をせず、煽てられたりして気を良くするとすぐに調子に乗るなど、はっきり言って大人げない悪癖をいくつも持っている。

その結果、ドジを踏んで状況をより悪化させたり、不適切な失言をしてしまうなど、GUYSの中でもトラブルメーカー的な側面が目立ち、GUYSメンバーや自身の秘書であるマル、上官のミサキ、整備班長のアライソ、果てには自身が一番気にしている世間からも叱責を受けたり、白い目で見られることが多い。

特にGUYSメンバーの一部からは、正面からトリピーとあだ名で呼ばれるなど、上司としてはあまり尊敬されていない。

だが、曲がりなりにもCREW GUYSの一員であることには間違いなく、地球や生命を守るという意思は非常に強い。
部下が功績を上げたり成功をしたりすれば、しっかりと讃えたりするなど根は非常に部下思いであり、
なんやかんや言われながらもGUYSメンバーの事は非常に信頼しており、彼らとも強い絆で結ばれている。

さらに言えば、予算の獲得や戦闘地域の避難計画の考案、友好的な宇宙人に対する接待役(なお、劇中ではその結果……?)、
果てにはマケット怪獣の実戦投入の発案など、GUYSの戦闘補佐等に非常に貢献しており、
いざと言うときは自ら率先して指揮を執るなど、やるときはやる人物として描かれている。その『やる時』の補佐官のカッコよさはいずれも一見の価値あり。
決して無能などではなく、目立つ場所で悪目立ちしてしまう割に、きちんと活躍している場所が地味過ぎて表立って描かれにくいだけなのだ。

(特に序盤において)トリヤマの立ち位置は、端的に言えば『主人公達と考えに相違があり、衝突する防衛チームの重役』という事になるが、過去のウルトラシリーズにおいてこのポジションに相当した高倉長官西条武官とは違ってタカ派ではなく(寧ろ思想的に全く正反対である)、序盤こそ防衛チームのメンバーに厳しい面や保身第一な言動や作戦を巡ってメンバーと意見が食い違う事はあったが、過去のシリーズでは高倉、西条の様な防衛組織のタカ派幹部のやり過ぎな言動で事態が悪化した事例*1が山ほどあったので、彼のような考え方の上層部もいるに越したことはないのかもしれない(後述)。

また、これまでのシリーズにおいてこの手のキャラは『宇宙人への偏見』が強い事が多いが、先述の通り、トリヤマ自身は友好的な宇宙人の応接役を担うなど、決して宇宙人に対する敵意や憎悪といった差別意識は持ってない。
だが、やはり立場上人並みに宇宙人に対する警戒心は持っており、劇中ではやや過剰に反応してしまった上に饒舌が過ぎると心にもない事を口ずさんでしまう悪癖も原因となった為に、思わぬ形で宇宙人との諍いの種を作ってしまった事もある(後述)。

兎にも角にも、徐々に丸くなるに従い、マルとの凸凹コンビぶりや、自身のポンコツな言動によってネタキャラ・コミックリリーフ・愛される上司としてのキャラが強くなった事で、立ち位置そのものが大きく変化する事になり、最終的に上官の立場でありながら、そのムードメーカーたりえる愛嬌と、時折見せる真面目なキャラが視聴者にも好意的に受け入れられ、視聴者からも「トリピー」の愛称で呼ばれ、愛されている。

ちなみに、メビウスのメイン監督の佐野智樹はトリヤマのキャラクターイメージとして『少年探偵団』(1975年版)の中村警部を挙げており、企画段階ではさらに嫌味で無能なキャラクターにする予定だった(最序盤の言動はその名残りである)が、演者に選出された石井氏の人柄に合わせて、よりコミカル且つ「やる時はやる」キャラに変更されたという。

【トリヤマ補佐官の輝かしい?軌跡】

◆1話「運命の出会い」
記念すべき初登場の回。
しかし、この時は25年ぶりの怪獣出現に終始慌てふためいていただけだった。
因みに、もうすぐ任期が終わるところだったらしい。


◆2話「俺達の翼」
この回では、ミライの警告を一蹴したり、
マリナとジョージのメテオール使用を頑なに拒否するなどイヤミな面が多く見受けられた。
一応彼の名誉の為に言っておくと、ミライの件はサコミズ、リュウ、ミライ以外いない壊滅状態にあったGUYS JAPANメンバーの早急な招集を優先しており、
ジョージたちの件は一般人にメテオールを使わせるわけにはいかないと言う至極真っ当な理由がある。


◆4話「傷だらけの絆」
補佐官が発案したマケット怪獣初登場回。
この回ではサコミズの補佐官を持ち上げた報告書に気を良くし、彼にメテオールの発動権限を与えた。
…さらっと書いたが、これのおかげで臨機応変にメテオールが使用できるようになった。
後にメテオールで怪獣を倒していたりするので、なんやかんやで戦術眼もあるのではなかろうか…恐らく……。
実をいうと、サコミズには後述の事情で初めからメテオール発動権限を持っているのだが、その時は補佐官は勿論、視聴者の誰も知る由がなかった。


◆7話「ファントンの落し物」
最初は地球に訪れたファントン星人を警戒していたが、彼が友好的であると分かるや否や豪勢な食事で手厚くもてなした。
だが、その際料理を盛ったお皿までも食べようとしたファントンのフォローに苦心させられた上、
持っていたGUYS食堂の食券(本人曰く半年分)を全て消費してしまった上に、
事態終結後にはファントン星人からお礼としてシーピン929“一年分”というもらってもあまり嬉しくない様なお礼*2を約束されてしまうという貧乏くじを引く羽目に……。
この回以降、補佐官の立ち位置が少々扱いが面倒臭い上役から愛されるおバカキャラへと転換していく事となる。

余談だが、この後ファントン星人はシーピンの大量生産化に成功、
ザムシャーに「大量生産に成功したとは言え、貴様達の食料が地球人の口に合うものなのか?」と突っ込まれていた。
ファントン星人はそれに対し、「約束したから」と答えた。


◆12話「初めてのお使い」
補佐官の補佐官による補佐官の為のお話。
詳細は項目参照。
笑いすぎて腹筋を痛める、或いは呼吸困難にならないように。


◆14話「一つの道」
今回は怪獣討伐に貢献したテッペイを強引にマスコミに紹介するという、珍しく気の利いたことをした。
しかし、それによってテッペイのGUYS脱退騒動や、
怪獣討伐後のまだ洗浄が済んでいない所に土足で入り込んだ際に補佐官に憑りついた怪獣の幼体によって新たな事件が起こる等、相変わらず事態を引っ掻き回すことに……。
しかし、結果的にはテッペイと彼の母親の和解に繋がった。
終わりよければ全てよし……なのだろうか?

◆15話「不死鳥の砦」
メテオールの整備が完了していないガンフェニックスの出撃を巡り、CREW GUYSと整備班長のアライソが揉めていた所に割って入り、「そこをなんとかひとつ…」と拝みながら頼むが、アライソから「拝んで飛ばせりゃな、整備はいらねぇんだ!」と(ごもっともな)反論と共に一蹴される
そこで、マルと共に強硬手段として、アライソの身柄を規制線のテープでぐるぐる巻きにして拘束すると、「今のうちだ!」とリュウ達を出撃させた。

しかし、アライソの懸念は現実となり、危うくガンフェニックスは撃墜の危機に立たされ(辛うじてウルトラマンヒカリに救われて、窮地を脱した)、帰還後アライソからCREW GUYS共々、叱りつけられる羽目になった。

◆16話「宇宙の剣豪」
数少ない補佐官の雄姿が見られる回
この回では剣道の有段者である事が発覚し、更には孫までいることが分かった。

オオシマ彗星をシルバーシャークGで打ち落とす際に、隊員に発破をかけるシーンは冗談抜きでカッコよく、
この話で彼のファンになった人も多いとの事らしい。

「地球の危機なんだ! 限界まで冷却しろ! 壊れたら、新しいのを買ってやる!!」


◆20話「総監の伝言」

放送開始直後から、メテオールに関する機密事項をうっかりマスコミに漏らすという大ポカを仕出かした。
更にこの事でミサキ代行に叱責された事にブー垂れて、自らが関わる「ハーメルン・プロジェクト」の視察を仮病で休むが、GUYSメンバー(ミライ以外)から見抜かれて呆れられたり、莫大な費用が掛かった怪獣誘導装置を破壊すると決まった際に絶叫するなどダメダメな面が特に目立った。

また、この回では自分より年下ながら上司であり、自分が一度も会った事がないGUYS総監との橋渡し的な役目を担っているミサキ代行に対して、コンプレックスを抱いている事が明らかになり、秘書であるマルが補佐官の良いところをミサキ代行に訴えてフォローしたり、彼と総監と会わせてもらえるように取り次ごうとするなど、実質的にマルが主役といえた話である。

マル「補佐官は確かにケチで、臆病で、器の小さな人間です。でも…優しいところもあるんです。マスコミの一件にしたって、いつも危険と隣り合わせで戦ってるクルーの皆さんの現状を少しでも世間に伝えたかったからだと思うんです」

マルがミサキ代行に訴えかけたこの台詞や、補佐官の為に走りまわるその姿から、補佐官がいかに愛されてるのかが分かる。
……けど、マルさん。流石に「ケチで、臆病で、器の小さな人間」ってのは少々言い過ぎでは…?


◆27話「激闘の覇者」

面倒くさがって溜めていた試作品のマケット怪獣の報告書を隊員に手伝わせる為に、
試作マケット怪獣(プロトマケット怪獣)の仮想空間での勝ち抜き戦を提案する。
だが、隊員たちとカプセルの取り合いの際に補佐官がゼットンのカプセルを落とした衝撃でデータが破損してしまい、
仮想空間内でコンピューターウィルスと化したゼットンの暴走を引き起こす大惨事を招いてしまった。

そして事態を収拾すべくマケットウルトラマンメビウスを送り込んだものの、あろうことか光線技を吸収し打ち返すゼットン相手に
メビュームシュートを指示するという致命的な指示ミスのせいで、マケットメビウスは倒されてしまい、
テッペイには怒られ、マルには軽蔑の眼差しで見られるといった具合に、全編通して全く役に立たなかった。

一応補足しておくと、ゼットンの暴走はあまりにも強すぎる怪獣をマケット化した事自体に無理があったと劇中でも語られており、
補佐官のミスが無くとも遅かれ早かれこうなっていた可能性が高かったであろう。

因みに、ゼットンをデットンと呼び間違えた。
デットンという怪獣は存在するが、テレスドンの弟怪獣とされているほど容姿がテレスドンに似ており、ゼットンとは何もかも違う。


◆28話「コノミの宝物」
コノミの幼馴染とのデートの準備にミサキ代行が付き合うことになったのだが、
それを近頃頻発している幽霊騒動の極秘調査と勘違いし、マルと共に彼女たちを尾行する。

しかし、恰好がとてつもなく怪しかった為に痴漢に間違えられて連行されてしまった
因みにこの時、マルさんは補佐官を見捨てた。おいコラ、マルさん。


◆31話「仲間たちの想い」

コーヒー豆と間違えて大豆を買ってきたミライに対し冗談で

「コーヒー豆と節分の豆を間違えるとは、君は宇宙人か~!?」

勘がいいんだか悪いんだか…


◆36話「ミライの妹」
最近雑誌の取材が多いことに調子に乗り、
「宇宙人などいなくなってしまえばいいのに!」と発言したことで、その場にいたサイコキノ星人カコが激怒。
ズボンを脱がされ中に浮かされるという辱めを受けた。
イヤァ~ン!
これだけ侵略者が来てればそう言いたくなるのも分からなくはないが、
まさかミライも「その妹」も宇宙人だとは夢にも思っていないだろうから仕方ない面もなくはないのだが…貴方この前異星人を接待してましたでしょうが……。

さらに後日、カコが宇宙人であると知ると、連行しようとマルと共に(以前、アライソにやったように)ロープでぐるぐる巻きにして拘束しようとするが、今度は南極までテレポレーションで吹っ飛ばされるという羽目に
ミライがカコを宥めたおかげで、如何にかすぐに戻してもらえたものの、普段の執務服のまま極寒地帯に飛ばされた為にカチカチのアイスバーン状態になってしまっていた。

2話やゼットンの件はフォロー点があったが、今回に関しては全て補佐官の軽率な言動に問題があり、弁解の余地がない
特に宇宙人云々の発言に関してはミライも静かながら激怒していた。

「ペンギンと……、アザラシが見えた……」


◆38話「オーシャンの勇魚」
地球に飛来した怪獣アリゲラ撃滅作戦に際し、日本海溝へと逃げこんだアリゲラに対して、「GUYS OCEANの所有する魚雷を大量に撃ちこんで海溝内部でアリゲラを殲滅してしまおう」珍しく自ら戦術を考えて、得意満面に提案するが、テッペイから「海溝に魚雷を撃ちこんだりしたら、大規模な地殻変動を誘発してしまう」と一蹴され、サコミズからも「海底から誘き出して戦うしかない」とあっさり却下されてしまい、この作戦はGUYS OCEANとの共同作戦となる事が決まる。

また、GUYS JAPANに出向してきていたGUYS OCEANの勇魚洋が同部署の“隊長”である事を全く覚えていなかったばかりか、
一度は訝しげるも最後はマルと共に「気のせい」とだけで片付けてしまった。

トリピー「勇魚…どっかで聞いた様な……気のせいか?」

マル「気のせいでしょう」

トリピー「そうか! そうだな! すっきり!」

いやいや、すっきりじゃないでしょうがアンタ等…


因みに、同回では勇魚にミライの正体がバレる事を警戒していたGUYSメンバー達から会話中で、
勇魚の感の鋭さに対する引き合いとしてトリヤマとマルの名前が上げられていた。

マリナ「トリピーとマルさんだけなら問題なかったんだけどなぁ…

ジョージ「(トリヤマ、マルは)大凡の事じゃ気がつかない人だからな

既にGUYSメンバー達の間で、補佐官=鈍感というイメージが定着しつつあるようだ……


◆48~50話「最終章三部作」

最終回にして補佐官の最高の見せ場

43話以降、暗黒四天王によって、立て続けに組織ぐるみの窮地に立たされてきたGUYS JAPANだったが、何故かその間ずっと登場しなかった。
そして、48話にてヒルカワによってメビウスの正体が世間に露呈するという非常事態の中ようやく登場。本人曰く、見学海外視察に行っていた為、その間GUYSに起こった出来事についても、マルと共に一切何も知らずのほほんとしていた。
一番気になるのは世論じゃ無かったんかい。

しかし、大量のインペライザーの襲来やエンペラ星人のメビウス追放要求を受けて、
メビウスの引き渡しを求める国家安全保障局のシキ査察官の来訪によって、ようやく真相を知る事となる。

だが、昏睡状態のミライを連れて行こうとするシキの前に立ちふさがり……。


「私は知っている……。ヒビノミライという青年を!」

「彼は不器用だが、誰より一生懸命で! 誰より優しく! 誠実だ!」

「彼は……、私のかけがえのない部下だ!!」

自分より立場が上であるシキに怯むことなく、力強い意志でミライを守ろうとした。

この場面はウルトラマンメビウス屈指の名シーンでもあり、
今までどうにも頼りなかった補佐官のイメージを払しょくするに十分で、彼の株を急上昇させた。

そして、サコミズが自らの正体を明かした時には尊敬の念を込めて「総監」と呼び、エンペラ星人の魔の手から地球を救うべく奮闘。
嘗て自分が敵視していたカコがエンペラ星人の攻撃に巻き込まれたときは自らの身を顧みず助け出しており、
カコに「ありがとう」と返されるほどに関係が改善され、メビウスが消滅し、ヒカリもタイムリミットを迎える中、
「誰一人犠牲者は出しません」と最後まで諦める事無く戦った。


全てが終わり、ミライが地球を去る時には(※)号泣しながら見送るといったコミカルな面は相変わらずだったものの、
その雄姿を見るに、彼もまた本編で大きく成長した人間の1人であろう。

※…この場面は撮影時に演者の石井氏が感極まって本気泣きしてしまったものをそのまま流用されたものとの事。*3


【小説版】

本編のパラレルワールドである『ウルトラマンメビウス アンデレスホリゾント』にも登場した。

性格や言動は本編と殆ど同じ。

主人公のハルザキ・カナタが属している防衛隊専科にも時折やってきて、長い訓示を垂れていくことがある。

「怪獣使いの遺産」では総監クラスにしか知られていない『スペリオル・ライン』のアカウントを打ち込むサコミズに、
上官である自分がアカウント番号を教えられていないのを不満がるが、
「30ケタもあって、絶対にメモを残してはいけないアカウント番号をどうせ覚えられないでしょ」
と言われ、あっさり納得した。おいおい…

因みに、『スペリオル・ライン』とは有事の際、一国の判断ではどうにもならなくなった場合に、各国首脳が語り合うための通信回線のこと。
会話は何重にも暗号化され外部に漏れることはない、言わば、機密通信のようなものである。

メイツ星人の大陸の20パーセント割譲要求に対し「バカ言っちゃいかんよ!!」と一喝した言葉が全世界に中継されてしまうが、
ネットの掲示板では毅然とした態度が素晴らしいと株が上がったらしい。

嘗ては地球防衛軍(TDF)所属であり、
入隊したての新兵時代にギエロン星獣の地上攻撃に参加したことが語られている。
ギエロン星獣を「放射能を吐き散らす禍々しい奴」と形容しており、更に補佐官の口から語られた話によると、
ギエロン星獣の放射能ガスの影響によって何人もの同期の人間が現在も後遺症で苦しんでいるという…。

作中では海底原人ラゴンを「ラモン」「パゴン」と呼び間違えた。が、ギエロン星獣に関しては上記のことを経験しているためか珍しく正確に覚えていた。

【余談】

放送が終わって3年程立った後、円谷ご乱心提供のエイプリルフールネタ「円谷ッター」にて。
メビウスはGUYSメンバー達がこの呟きを見ていると興奮し名前を叫んでいたのだが、

「補佐官のお名前を思い出せない……!」
「確かトから始まって四文字くらいなんですが……!」

まさかの名前忘却。


そして、サービス終了30分前に、

「思い出しました! トミヤマ補佐官です!!」

まさかの1文字間違え。

この呟きに地球人たちは爆笑の渦に巻き込まれたとか。
こうして放送終了後もネタにされるあたり、彼の愛され具合がよく分かるだろう。



「コラ! マル! さっさとこの項目を追記・修正せんか~!!」


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最終更新:2024年01月25日 07:32

*1 というかこの二人は所業が酷すぎて『シリーズ屈指の最低な防衛組織の人間』と評価されており、高倉長官に至っては「特撮における“最低な人間”」という話題になると、今作に登場したヒルカワに並ぶ頻度で名前が挙がる程である。

*2 そもそもシーピン929が地球人に食べられるものであるかすら不明な上、さっきまでさんざん「地球の環境では保存に困る物」という話をしていた

*3 というかこの場面で泣いてる人は石井氏の感涙に貰い泣きしたのか、ほぼ全員本当に泣いてる