モモンガ/アインズ・ウール・ゴウン

登録日:2015/09/12 Sat 01:21:43
更新日:2024/04/03 Wed 10:58:00
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※主人公です どう見てもラスボス やる事は外道 アインズ・ウール・ゴウン アンデッド オーバーロード ギルドマスター ゲーマー チート ネクロマンサー ネーミングセンスは残念 ハーレム主人公の骨の方 モモンガ ラスボス ラッキーマン 主人公 人間をやめた男 仮面 仲間思い 元ネトゲ廃人 元人間 創造主 味方だと頼もしいが敵に回すと恐ろしい 外道主人公 小卒 廃人 強運 慢心しない強敵の恐ろしさ 日野聡 最強 最強の童貞 本名だと誰かわからない人 死の支配者 死後のほうが輝いてる 理想の上司 異世界かるてっと 童帝 童貞 絶望 至高の四十一人 転生者 鈴木悟 陛下 骸骨 魔導王 魔法オタク 魔王 魔術師





抵抗すること無く命を差し出せ、そうすれば痛みは無い

拒絶するなら、愚劣さの代価として絶望と苦痛の中で死に絶えていけ!



ライトノベル『オーバーロード』の主人公。
ドラマCD及びアニメでのcvは日野聡

●目次

【人物】


DMMORPG『ユグドラシル』の強豪ギルド『アインズ・ウール・ゴウン』ギルド長。
禍々しい衣装に身を包んだ骸骨の魔法使いの姿をしている。

本名は鈴木悟。
小卒(Web版では高卒)の冴えないサラリーマンで、家族も友人もいない孤独な生活を送っていたが、
『ユグドラシル』と、それを共にプレイするかけがえのない仲間たちと出会った事で、給料の大半をつぎ込むほどに熱中していく。

しかし、長く続けるうちに次々と仲間たちはゲームを引退していき、やがては自分以外誰もログインしなくなった。
それでも一人きりで、細々とゲームとギルド運営を続けていたが、ついに『ユグドラシル』のサービス終了が決まってしまう。
そして迎えたサービス終了の日。都合を付けてログインしてくれ、語り合ったヘロヘロがログアウトした後、独り静かにサービス終了のその時を迎えた…
ーーと思った瞬間、突如発生した異変により、アバターである『死の支配者(オーバーロード)』の姿でNPC達と共に異世界へと転移する事となった。

混乱しつつもNPC達の協力もあって自身が置かれた状況を理解した彼は、
自分と同じように『ユグドラシル』から転移したプレイヤーもいるはずと考え、彼らと接触するため*1
そして、この世界にも自身のギルドの名を轟かせる為に、名を『アインズ・ウール・ゴウン』へと改める。
(ただし、もしも同じように転移していたギルメンに咎められた場合は、即座に元の名前に戻すつもりである)


転移後はたった一人残ってくれた慈悲深き至高の存在としてナザリック一同からの忠誠を一身に受け、自身もその忠義に応えようと四苦八苦している。
元々が下っ端サラリーマンなので、上に立つ者としての振る舞いなどさっぱりだが、
NPC達は「アインズ様は優れた判断力を持った偉大なる絶対支配者」と無条件で信じている為に、その期待に応えようと日々無いはずの胃を痛めている。

とはいえ、社会人として良い上司、悪い上司は見てきている為に部下の失敗は寛大に許して次のチャンスを与えたり、
自身のミスにはしっかり頭を下げたりと理想の上司たらんと振舞っており、部下から見ればけっこう上役として理想的な人物。
そしてその姿を見たNPC達は感激し、ますます忠誠心が天元突破していくのだった。

前述の通り、元々は只の日本人サラリーマンなので帝王学や高度な駆け引きとは無縁だったのだが、
「死の支配者」の外観が放つ威圧感、過剰すぎる戦闘力のせいでテンパった時の沈黙に対して相手が深読みしすぎてドツボにハマる。
パターンとしては「あの御方(化物)がそんな愚かな行動をするはずが無い、絶対に何か裏がある」という感じ。
大体は愚かな方なのだが、事前のデミウルゴスの仕込みに加えて偶然に偶然が重なって部下の予想を上回る凄まじい戦果を挙げてしまう悪運があり、
そんなつもりのない当人を他所に、周囲からは神算鬼謀で底が知れない人物(存在)と思われている。

…特にシャルティアを純粋な実力で倒した件が決定打となり、部下から誤解(と言う名の崇拝)が修復不可能のレベルに達していると思われる。*2

転移後の世界において最強クラスの力を持つが、元々は一般人という事やゲーム内において同格以上のプレイヤーやギルドの存在も把握しているので、
基本的に何かを始める時には、石橋を叩いて渡るが如く非常に慎重に事を進める方針を取っている。
ただし現地人にとっては規格外という言葉すら生温い程の力を持つためか、「石橋を叩いた際の余波で人が死ぬ」

魔法の知識はユグドラシルの頃から絶対の自信を持っており、低レベルな者しかいない異世界においてはまさに魔法を司る神と思われてしまう領域になってしまっている。
13英雄と呼ばれる面々ですら第5位階魔法が限界なのに、この御方は第10~超位まで何でもござれである。
具体的には異世界随一の賢者がアインズ様を一目見ただけで発狂→土下座→絶頂するくらいヤバイ。
激怒したアインズ様と相対することとなった魔法使いは、魔力をちょっと解放しただけで恐慌状態に陥り、嘔吐する無様を晒している。
アインズ様の本気の一端を垣間見た者はそのあまりの強大さに例外なく畏怖することになり、従属こそが最も正しい選択だと理解することになる。

現地人相手に全力で戦ってしまうとほとんど瞬殺状態なので今後に備えて苦手な部分を鍛える意味も込めてハンデを付けたりする。(魔法不使用で杖短剣オンリー、ダメージ無効化オフ、絶望のオーラ最小出力など)
要するに舐めプなのだが、それでも負けるビジョンが思い浮かばない。そもそも現地人とはLv差がありすぎて徒手ですら必殺の威力となってしまう。
なまじそれを理解している実力者ほど悲壮な面持ちとなるのだからやるせない。
今のところ「いい勝負だった」と言えるような相手は全て身内であり、まともにやりあえた部外者は皆無。
「敵」と見なせるような登場人物があまりにも少なすぎる状態である。

どうやったら倒せるんだこんな奴…orz

現地の強者気取りで暴虐を尽くしている相手には、敢えて力を見せることなく好きにやらせ、それで優越感に浸らせてから自分との力の差を見せつけてどん底まで落とすタイプで、
絶望した相手が命乞いをしようと無視して殺すか、半殺しにしてからデミやんや拷問係にブン投げる。勿論だが最初に殺されるのが一番マシ。

アンデッド化の影響で三大欲求がほぼ消滅し、更に状態異常無効スキルの影響で激しい感情も少し発露しただけで抑制されてしまう。
それもあってか人間への同族意識もほぼ消失しており、鈴木悟だった頃の残滓による虫けら程度の親近感しか抱いていない。


鈴木悟の自我は残っているため、基本的には温厚で無益な殺生などはしないが、
「アインズ・ウール・ゴウン」や彼らと作ったナザリック地下大墳墓への執着心は狂気じみたものがあり、
彼らやナザリックを侮辱した者や名を騙った者には苛烈で残虐な制裁を加える。
あくまで「無益な」殺戮を好まないだけで、逆に言えばわずかでも自分やギルドに利益があると判断すればどんな外道な行為だろうと躊躇なく実行する。
NPC達にも親のような愛情を抱いているため、彼らに危害を加えた者には絶対の復讐を誓う。
例え同郷のプレイヤーだろうと、NPCを傷付けたならば関係なく報復を決意し、実験材料にするつもりでいる。

「別に俺に関しての話ならば、どうでも良いんだ。別に俺自身は大した者だとは思っていない。
だから何を言われてもそうなのかなと思うし、侮辱をされても我慢できる。――しかしだ。
お前達は俺の仲間が作ったものに対してけちを付けたな。
……この俺の大切な仲間たちと一緒に作りだした、宝に唾を吹きかけたな! 糞共がぁ!」

至高の御方の前でナザリックを侮辱する発言や行為はやめよう絶対。

アンデッド化した影響で精神耐性が爆ageした結果、激怒や興奮といった強い感情はすぐに鎮まってしまう。
このため怒りのまま残虐に殺害されるならまだよい方で、残り火のようにくすぶり続ける不快感の赴くまま、残酷な拷問や人体実験の検体にされたりした挙句、死んでもアンデッドとして使われる悲惨な結末になる可能性が高い。

元々、孤独な生涯のなかで唯一夢中になれたユグドラシルに並々ならぬ執着を抱いていた人物であり、
それがアンデッド化によって精神が歪み、大切なモノを脅かすモノや侮辱に過剰な反応をするようになってしまい、
同族意識の消失から目的の為なら平然と人間を殺める人物と化してしまった。
そういった意味では「傍迷惑な狂人」「ゲームに縋っていた可哀想で哀れな人物」と作者は評している。

ナザリックは一見理想の組織に思えるが、主であるアインズはNPC達から失望されることを避けるため支配者ロールをする羽目になり、NPC達は至高の四十一人の中でたった一人残ったアインズに対する絶対的盲信を抱くと同時に他の至高の四十一人のように、いつかアインズ様も自分達を見捨てていくのではないかという不安を抱いている節がある。
つまるところ互いが互いの本心を知らない完全な擦れ違い状態に陥っているのが現状であり、特にアインズにとっては現ナザリックは愛するNPC達と過ごす我が家であると同時に、だれにも真意を吐露できない監獄の様な状態とも言える。

更に言えば目的であるギルドメンバーと合流したところで嘗てのように仲良くやっていける保証など無く、ナザリックの名を広めるために行った数多くの殺戮や陰謀をギルドメンバーが手放しに受け入れるとも限らない。
なによりギルドメンバーの中では珍しく正義を標榜するたっち・みーの信念と、アインズ率いるナザリックのこれまでの行動は完全に乖離しており、仮にたっち・みーがギルドに合流し内情を知った場合ナザリックと対立してしまう恐れは十分にあり得る。そうした懸念点をアインズがしっかり考えられているかは不明ではあるが、いずれにせよこうしたギルドメンバーへの異常な執着も作者の人物評の裏付けとなっている。


逆にナザリックを褒められることには弱く、ネムの打算なき賞賛はもろに琴線に触れたため、後に庇護対象に追加される。
この様子を称して「アインズ様マジチョロイン」などと言われているが、誰も否定できないだろう。

なお、WEB版でも基本的な性格などは書籍版とほぼ同じであるものの、シャルティアの洗脳を経験していないためか書籍版に比べるとやや考え足らずな面も目立っており、連載中(数年間更新されていないが)の学園編では作者が「書籍版アインズに頭の良さを吸われた」と評するほど残念なことになっている。

ちなみにナザリックのNPC達の主人ではあるが、これでも彼らの中でアインズが一番強いわけでは無い。
守護者最強のシャルティアに対しては7:3で不利が付くし、アルベドの妹のルベドに至ってはワールドチャンピオンですら勝てないレベル。*3
第八階層には恐らくオールLv100であろう1500人のプレイヤー軍団を全滅させたというアインズが課金の果てに造り上げたよく分からない存在がひしめき合っている。伏魔殿ってレベルじゃねーぞ。


【ステータス】


総合レベル100

内訳
種族レベル40
スケルトンメイジ Lv15
エルダーリッチ Lv10
オーバーロード Lv5
etc

職業レベル60
ネクロマンサー Lv10
チョーセン・オブ・アンデッド Lv10
エクリプス Lv5
etc

カルマ -500 極悪

マジックキャスターなので基本的な身体能力はレベル30程度とかなり低い。
魔法やスキル構成もロールプレイ重視の為に、ユグドラシルでの戦闘能力は中の上程度。
課金装備や仲間達が残していったアイテムを使用する事で上の下程度まで底上げしている。
また、ギルメンだったぷにっと萌えから学んだ戦術眼や長期間のプレイによる膨大な経験によってPVPでの戦績は良い。
更にPKと課金を繰り返した事によって700種以上もの魔法が使用可能。
直接的な威力よりも即死系などの状態異常魔法を得意とする。
本人のプレイヤースキルによってその強さが支えられており、単純なパラメータ以上の強者であると言える。


【所持スキル】


  • アンデッド創造
1日に決まった数だけアンデッドを生みだす事が出来る。
ゲーム時代は召喚後一定時間経過で消えていたのだが、転移後は死体を素材とすることで制限時間が無くなっている。
中位アンデット作成で1日12体まで作り置きできるデス・ナイトですら1体で一国の全軍に匹敵する武力を持つ。ちなみに数百体規模でキープ済。
それは野良等の基礎ステでの話でこっちはアインズのスキルで更に強化されている。
この時点で他国首脳が武力換算した時にバランスが壊れていると評して匙を投げる程。
ちなみに総兵力としては全然すぎるほど序の口である。
切り札である上位アンデッド作成と暗黒儀式習熟の併用で最大Lv90程度のアンデッドを1日2体まで作成可能。
これで作れる永遠の死は絶望のオーラI(恐怖)と絶望のオーラV(即死)を同時に常時展開する。
こんなものを少しでも作り置きされたら世界が滅ぶ。

  • 絶望のオーラ
対象に恐怖効果を発生させる。
レベルが60を超えていれば無効化できるが、スタッフ・オブ・アインズ・ウール・ゴウンのサポートがあればレベル100ですら効果を受ける。
レベル5まであり、最大レベルならば即死耐性のない相手を即死させる。アインズ様が散歩しただけで都市が壊滅すると言われる所以。この世界でうっかり使いながら飛行しまわると国が滅びかねない。


  • 上位物理無効化・上位魔法無効化
レベル60以下の肉体による攻撃と一定魔力量以下の武器によるダメージ無効化する上位物理無効化
第六位階以下の魔法を無効化する上位魔法無効化というパッシブスキル。
ゲーム時代では下位の相手とまともに戦う機会は基本的になく、魔王としての雰囲気重視であえて取得していただけの死にスキルだったが、
転移後の世界では作中に登場する人間の殆どはレベル30未満かつ第七位階以上の使い手皆無なのでアインズに1ダメージすら与えられないという悪夢。

  • あらゆる生あるものの目指すところは死である-The goal of all life is death-
アインズ様の切り札。
「オーバーロード」と死霊系統を極めた事で就職できるクラス「エクリプス」の限界レベルである5に到達した者のみが100時間に一度使える特殊スキル。
発動時に巨大な時計が出現する。
このスキルを発動させて唱えた即死魔法は時計の針が一周する12秒間のタイムラグがある代わりに生きていようがいまいが、あらゆる耐性を無視して対象を即死させる。
これを逃れる為には時計の針が一周する前に自分に対して何らかの手段で蘇生を使用する必要がある。
12秒カウントの死の宣告とはさすが死の支配者と言ったところだろう。

転移後は空気や地面すら殺すなど、文字通り『全て』を即死させるようになった。
分かりやすく言うと広域全方位直死。
死んだ空気は吸った者の肺を汚して死に至らしめ、大地は砂漠へと変わる。


【使用魔法】


  • 心臓掌握(グラスプ・ハート)
第9位階魔法。アインズ様が初めて人間目掛けて使った記念すべき魔法。
文字通り心臓を握りつぶして即死させる。抵抗された場合でも朦朧状態になる追加効果がある。
アインズはあらゆるスキルにより即死成功率を上げている。
アインズ様と戦う場合に最低限対策しなければならない魔法その1。

  • 真なる死(トゥルー・デス)
第9位階魔法。即死魔法。
低位の蘇生魔法では甦えらせることが出来ない状態となる。
高位の蘇生魔法の使い手がいない現地民にとっては文字通り「完全な死」を意味する。

  • 破裂(エクスプロード)
第8位階魔法。対象を爆裂させる。
アインズ様に監視魔法を使うと広範囲を巻き込むように強化されたこれがオートで発動する。
本人的には大したことないものだが、それを食らったスレイン法国は大騒ぎに。

  • 嘆きの妖精の絶叫(クライ・オブ・ザ・バンシー)
広範囲に即死効果の叫び声を響き渡らせる。
「あらゆる生あるものの目指すところは死である」と併用された際は直径200メートルを死の大地へと変えた。

  • 現断(リアリティスラッシュ)
第10位階魔法。空間ごと相手を両断する。
第10位階の中でもトップクラスの破壊力を持つ。ただしMP消費の燃費が悪い。

  • 時間停止(タイム・ストップ)
第10位階魔法。時間を停止させる。無詠唱かつ即効発動も可。
アインズ様と戦う場合に最低限対策しなければならない魔法その2。
さらに停止中にタイミングを見計らって「真なる死」を併用する極悪コンボをもやってのける。マジ鬼畜。

  • 失墜する天空(フォールンダウン)
超位魔法。
超高熱源体によって生じた絶熱が一気に膨れ上がり、効果範囲内の全てを貪欲に貪り尽くす。例えるなら核弾頭を落とすようなもの。
ガチビルド特化のシャルティアのHP25%以上を削るほど。

  • 黒き豊穣への貢(イア・シュブニグラス)
超位魔法。
広範囲内の敵を即死させ、そのレベル合計に応じた数のレベル90超えモンスター「黒い仔山羊」を召喚する。
本編では敵軍7万(Web版では5万)が即死し、召喚された5体の仔山羊によって更に11万が虐殺されるという凄惨な事態を引き起こした。
これを楽し気にゲーム感覚で見ているアインズは本当に狂っている。ホラーの類。

「ぎゃあああああ!」「おぼぉおお!」「やめぇえええ!」「たすけてててええええ!」「いやだあああ!」「うわぁあああああ!」
グチャ。グチャ。グチャ。グチャ。グチャ。グチャ。グチャ。グチャ。グチャ。グチャ。グチャ。グチャ――

あまりの凄惨っぷりにこちら側に付いていた軍が敵軍に逃げろと子供の様に泣きながら同情し憐れむほど。
命を拾っても余りの恐怖体験から廃人となりPTSD発症者が大量発生した。
これを視たスレイン法国の監視者は神人ですら対処不能と感じ、絶望のあまり引き籠ってしまった。

  • 天軍降臨(パンテオン)
超位魔法。
4枚の羽と獅子の頭を持つLv80代の天使「門番の智天使」を6体召喚する。
見栄えのいい護衛が欲しい時に使用する。法国側は多分これを見たほうがキツイと思う。
法国のものを遥かに凌ぐ天使すら使役可能ということである。

  • 要塞創造(クリエイト・フォートレス)
第10位階魔法。30メートルを超える巨塔を造り出す。
破城槌を弾く分厚い扉と外壁によじ登り防止のスパイク付き。
内部は空間が拡張されており10の部屋があり、家具も揃っている。
遠出での宿泊もこれで安心。

前述したとおり、このほかにも数多くの魔法を修得している。

【所持アイテム】


  • スタッフ・オブ・アインズ・ウール・ゴウン
ギルドの象徴であるギルド武器。宝石を咥えた7匹の蛇があしらわれた金色のスタッフ(杖)。
宝石1つ1つが神器級アーティファクトであり、本体も世界級アイテムに匹敵する力というとんでもない代物。
完成までに何度も「やっぱやめよう」という意見が出るほど作成には苦労したらしい。

  • 小鬼(ゴブリン)将軍の角笛
カルネ村でエンリを助けた際に与えたアイテム。
吹くと多少強いゴブリンの軍勢が現れて配下になる。
ユグドラシルではゴミアイテム扱いだったが、エンリによって隠されていた真の力が発揮される。

正式名称『嫉妬する者たちのマスク』。
バリ島のランダやバロンに似た、笑っているような怒っているような血の涙を流しているような派手なマスク。特殊な能力は一切ない。
エンリの反応で髑髏フェイスが相当ビビらせると気付いて村人と接する際に着用。

かつてユグドラシルにてクリスマスイブの19時~22時までの間に2時間以上インしていたプレイヤーが問答無用で入手させられてしまった呪いのアイテム。

  • 完全なる狂騒
クラッカーのような形状の珍妙なアイテム。
使用するとアンデッド等の状態異常無効化が解除されてしまう。

『ぷれぷれぷれあです』でうっかり使用してしまい、ちょっとした事で動揺してしまう事に。

なんでこんなアイテム持ってたんだ…

  • 課金アイテム(名称不明)
洗脳されたシャルティアとの戦いに赴く際に持ち出したアイテム群。
アインズ・ウール・ゴウンのギルドメンバーが残していった装備品を呼び出して装着するものと、超位魔法の発動準備時間を0にするものの2タイプが登場。
前者は木(というか棒アイス)の棒のようなもので、へし折ることでそこに書かれたアイテムを装着できる。
ただし、あくまで装備品を呼び出す効果しかなく、職業に沿ったアイテムでなければ装備できないため、「パーフェクトウォーリアー」の魔法で戦士化して装備した。
これに加えてアインズのPVPスキルをフル活用した情報操作によって、本来圧倒的に優位にいるはずのシャルティアをほぼ一方的に叩きのめした。
そして、止めに使われたのが後者で、こちらは砂時計型。握り壊すことで発動。フォールンダウンによって、消耗したシャルティアのHPを根こそぎ奪った。

このように非常に強力な効果だが、描写を見る限り消耗品なのが究極の難点。
何せここは異世界、もう課金なんてできないのだから再入手不可能。正真正銘の切り札である。
とはいえその後の展開で、時間の猶予がある状況でも超位魔法の発動準備時間を無くす方のアイテムについては普通に使っていたため、こちらについては相当量の在庫があると思われる。


冒険者モモン

モモン・ザ・ダークウォリアー
アインズ・ウール・ゴウンの名声の下地作りのために、アインズが冒険者として変装した姿。
常に漆黒の全身鎧を纏った偉丈夫で、相棒として魔術師の美女ナーベ(ナーベラル・ガンマ)を伴い、森の賢王(ハムスケ)に跨る。
戦闘となれば2本の大剣を軽々と振るい、多くの敵を屠ってきた。
が、アインズは剣士としての戦闘技術を持たないため実質身体能力(基礎スペック)だけで戦っており、
加えてこの状態では魔法をほとんど使えないため、ぶっちゃけ舐めプ状態。
しかし、この世界の英雄クラスですらレベル30に届くか程度なので圧倒的な戦闘能力を発揮していると言える。
また、社会人時代の経験から格下の者にも礼儀正しいために評判も良い。

その力で次々と困難な任務を達成していき、恐るべき短期間でクラスを上げていく。
3巻時点で最高位たるアダマンタイト級になり、二つ名は「漆黒の英雄」。
シャルティア戦の前に説明(適当な言い訳)をした結果、
組合上層部の間には「吸血鬼に滅ぼされた亡国の王族で、敵討ちのために放浪している」という説が存在する。


WEB連載版ではこの役割はナーベラルが担当していた。

【大雑把な活動記録】

  • 1巻
    • ゲーム終了と同時になぜか異世界へ転移、まずは状況把握に努める
    • カルネ村襲撃事件に介入、帝国を装った法国の特殊部隊を壊滅させる
  • 2巻
    • ナーベラルを伴い、モモンの名義で冒険者登録
    • ンフィーレアからの依頼中に森の賢王ことハムスケを下し、配下に加える
    • なんとかティーヌを撃破し、アンデッド大発生&ンフィーレア誘拐事件を解決
  • 3巻
    • 吸血鬼ホニョペニョコこと操られたシャルティアとのタイマンに勝利
    • 冒険者の最高位「アダマンタイト級」に昇進
  • 4巻
    • コキュートスにリザードマンの集落攻略を指示、想像以上の成長を喜ぶ
  • 5巻~6巻
  • 7巻
    • 帝国の放ったワーカーチームをモモンとして道中護衛
    • アインズとしてナザリックに入ってきたワーカーたちを倒す(大半は鬼畜ダンジョンでの自滅)
  • 8巻
  • 9巻
    • ジルクニフと交渉
    • 帝国と王国の小競り合いに帝国側で参加、初手で「黒き豊穣への貢」をぶっぱなして大虐殺
    • エ・ランテル周辺を割譲させ、アインズ・ウール・ゴウン魔導国を建国する
  • 10巻
    • 魔導王として内政に励む中で、対モンスター傭兵ではない本来の意味での「冒険者」組合を自国のバックアップで作る計画を立てる
    • 帝国闘技場にサプライズゲストとして出演、武王ゴ・ギンを撃破し冒険者を勧誘する演説

【余談】


よく勘違いされるが『ユグドラシル』はDMMOであってVRMMOではない。
DMMOは一般的な意味合いで使われるヴァーチャルリアリティほどの性能を持ってるゲームではないので、
一段階レベルが低いという意味で、一文字分削られて作られた言葉でVRのレベルまで到達するには半世紀かかるとされているという設定である。

ナザリックなしの単独転移であれば(作中で述懐したとおり)気ままに世界を旅する真の冒険者に、
誰か一人でもギルドメンバーが一緒ならばまるっきり別の話になったらしい。少なくとも虐殺なんてやろうとしたらメンバーが絶対に止めるとの事。
ちなみに「ついてきたメンバーの構成次第ではギルド崩壊もあり得る」「41人全員で転移した場合ギルド崩壊」「最後は敗北して終わる」などはデマであり、作者が言ったわけではない。




追記・修正は実戦使用せずに失くした悲しみにも挫けない人にお願いします

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最終更新:2024年04月03日 10:58

*1 『アインズ・ウール・ゴウン』は『ユグドラシル』内でも非常に知名度の高いギルドであったため。

*2 下馬評では勝率が3(アインズ):7(シャルティア)だった。圧倒的に不利であるにもかかわらず、この御方は勝ってしまうものだから誤解されても仕方がないよね!

*3 但しルベドは相性的に勝てないという意味合いの模様