アクエリオンロゴス

登録日:2015/09/10 Thu 23:59:08
更新日:2023/03/22 Wed 17:08:50
所要時間:約 9 分で読めます





叫べ、創声合体ーーー



2015年7月から12月まで放送していたアニメ。

創聖のアクエリオン』、『アクエリオンEVOL』に続くアクエリオン10周年記念作品。
…ではあるが、今回の舞台は現代日本東京都杉並区阿佐ヶ谷。

アクエリオンの世界観では7つの「ソウセイ」の書がそれぞれ物語を綴っているとされ、
ロゴスの世界は「創聖の書」や「双星の書」とは異なる、「創声の書」によって綴られる完全な別世界ではないか、とも言われている。
とはいえ「創勢の書」の世界である『創勢のアクエリオンEVOL』では次元が繋がったりもしているので、総は今後の展開次第である。
そして最近は天翅らしき存在がいることも示唆されている。

今回のテーマとなるのは「ロゴス」の名の通り「言語」。即ち「文字」とそれを唱える「声」。
特にそれ単体で意味を持つ文字として「漢字」が重要視されており、
アクエリオンは機体の合体のみならず漢字を分離させ、新たな漢字へと合体させる事でトンデモパワーを発揮していく事になる。



【ストーリー】


かつて、人の声が万物の真理を呼び起こしていた時代があった。
だが、ある発明によって人類の歴史は大きな転換期を迎える。


「文字」


それは優れた伝達手段として瞬く間に普及したが、声と真理との間に「ロゴスワールド」を誕生させてしまう。


それから1万と2000有余年ーーー
文明の発達はロゴスワールドを肥大化させ、文字の暴走を引き起こした。
これに対抗できるのは「創声力」と呼ばれる真理の力を引き出せる創声部の若者たち。

阿佐ヶ谷に住む少年「灰吹陽」は、文字の暴走に遭遇し、現実世界に波及する混乱を前にして、運命の声を発した。


「叫べ、創声合体」


ロゴスワールドを鎮める唯一の存在、「アクエリオン」が誕生した時、文字を巡る新たな神話の1ページが幕を開ける。



【用語】

  • 世界創声力機構DEAVA
文字文化の危機を回避するために結成された国際機関。
ロゴスワールドで発生した文字の異常事態を、創声力によって解決することを目的とする。
現在、文字の異常事態は漢字文化圏に集中しており、日本政府の支援を得たディーバ日本支部が対応。各言語圏は、その行く末を注視している。
数多くの歴史的文豪たちが日々を過ごした影響で「創声力」が豊富であり、
後述する「M.J.B.K」の影響を受けにくい地の利がある事から、ディーバ日本支部は阿佐ヶ谷に存在する。

  • SHIROBACO
ディーバ日本支部が阿佐ヶ谷のアニメストリートに設立した「創声力(エレメント)」育成機関。
表向きはカフェショップに偽装しており、ディーバのスタッフや創声部の面々は店員として働いている。
某アニメとは関係ない。ないったらない。

  • 創声部
ディーバがスカウトした高い創声力を持つ創声エレメントが所属するセクション。
SHIROBACOでは店員業務の他に朗読劇を行い、創声力を鍛える訓練に励んでいる。
陽と舞亜以外はそれぞれが「声」に関係する夢を持っている。

  • ネスタ
全言語圏に影響力を持つ世界的IT企業。本社は「西新宿ネスタ・タワー」。
しかしその実態は人類の文字情報を管理するという剣嵜荘厳の目的のために作り出されたもので、
裏ではM.J.B.Kを発生させ、世界に混乱をもたらしている。

  • ロゴスワールド
文字の誕生によって、「人の意思」と「万物の真理」との間に発生した干渉空間。
近年、ネットワーク環境の拡大によって「意味を為さない文字」が爆発的に増大したことで、
ロゴスワールドも肥大化しており、文字の異常現象が深刻な問題になりつつある。
つまりAAや顔文字が世界を脅かしているのだ。ネット社会怖っ!

  • M.J.B.K
「Menace of Japanese with Biological Kinetic energy」。通称モジバケ。
ロゴスワールド内の異常現象によって変異した文字の怪物。
文字本来の持つ意味が歪曲化し、現実世界にも異常をもたらす。
例えば「巻」の文字がM.J.B.K化すれば、巻き寿司が動き出したり、ソフトクリームが巻けなくなったり、竜巻が発生したりする。

最終的にはその文字がもつ概念自体が消滅し、文明を一気に抹消してしまう危険性を秘めている。
ネスタは意図的に文字をM.J.B.K化させるウイルスを開発し、
剣嵜荘厳が持つ創声の書によって文字を具現化し、それにウイルスを打ち込む事でM.J.B.Kを生み出している。

  • 創声力
文字や声を介して、万物の真理を引き出す力。
本来、人間なら誰もが持っている力なのだが、
文字文化の発達によって文字と真理の関係が薄れた事で現在では創声力を発現出来る者は皆無。
魂の叫びによって真理を引き出すのが創声力の真髄であるため、高い潜在能力を持った者であっても、
嘘や誤魔化しで自分の心を騙していたり、自分の意思を持っていなければ満足に力を発揮することは出来ない。



【登場人物】


◆創声部

  • 灰吹 陽(かいぶき あきら)

阿佐ヶ谷に住む少年。救世号(ベクター壹号機)、ベクター餓号機)のパイロット。
「救世主」を自称し、なにかある度に「何故なら俺は救世主だから」と語る。
最近は陽の天然ぶりと合わせてネタ台詞扱いされる事もあるが、決める時は決める。
書道家の祖父の影響で自身もかなりの達筆で、水墨画も描く。キャラクターもいけるが、女性の絵は何故か浮世絵調になる。
走行中のバイクから鍵を抜いたり、手錠をあっさり外したりと高い身体能力を持っており、
ある時偶然にも心音と出会ったことで世界の危機を知り、救世主として無理矢理ベクターマシンに乗り込んで、
それをあっさり操縦してのけた上に創声力を発言した上に舞亜とNTR合体し、M.J.B.Kを撃破した。
そしてその高い創声力を見込まれ、創声エレメントとしてスカウトされた。
その強力な創声力のためか、人の嘘を見抜く事に長けており、自分も一切の嘘をつかない。
良く天に手を向けて何かを掴むような動作をすることが多く、初めて発言した創声力も「手」
右側のもみあげだけがやけに長い髪型をしているが、これは漢字の部首であるやまいだれ(これ→疒)を元にしてるとかなんとか。


  • 月銀 舞亜(つきがね まいあ)

ネスタで特殊任務に従事していた少女。ベクター貳号機のパイロット。
ネスタの指令によって総と共に出撃したが、救世主によって、
ベクター貳号機を引き剥がされた上に無理矢理NTR合体させられ、そのままディーバに捕らえられてしまった。
その後は荘厳の命令によって救世主を監視する事になり、適当に理由をつけて創声部に所属することになった。
しかしその中でM.J.B.Kがもたらす災害を目の当たりにした事で荘厳の理想に疑問を持つようになり、
「影」のM.J.B.Kに取り込まれた中で荘厳の真意に気付き、絶望する中で救世主に救われたことで荘厳との決別を決意する。
幼少期からネスタで訓練を施されていた為、世間一般の事をほとんど知らず、残念な面が目立ちまくる。


  • 綺声神 心音(きこがみ ここね)
CV.千菅春香

阿佐ヶ谷にある由緒正しい神社の娘。ベクター参号機のパイロット。
高い歌唱力を持つが、本人は女優を夢見ている。しかし喋ることが苦手で、朗読劇も棒読み。だがそこがいいというファンも多い。
上手く喋れなくなったのは、幼少期に男子から告白されてそれをあっさりと振った後、
その男子の一人が事故に遭って死亡し、「お前のせいだ」と理不尽に罵られたため。
それ以来、自分の本当の気持ちを声に出すことに酷く怯えるようになり、「こんな自分の声じゃ誰にも届かない」と思っていたが、
救世主「お前の声があったから俺はここにいる」と励まされたことで恋心を抱くようになる。


  • 土聞 努虫(どもん つとむ)
CV.淺井孝行

お笑い芸人を目指す少年。ベクター肆号機のパイロット。
普段は自分の笑いを追求してネットにリアクション動画を投稿しているが、評判は良くない。
「結」の文字がM.J.B.K化した際にはその動画がえらい勢いで広まって物凄い風評被害を食らった上に死にかけたりもした。
しかしこれは新進の人気落語家である兄・地ノ助と比べて両親に最初から期待されていなかった(という思い込みの)反動で、
古典的な伝統をブッ壊したい衝動に駆られての事だった。
その為、自分の名前を「地」を這う「虫」として噺家になれないように親が付けた名前だと疎んじている。
しかし「虫」のM.J.B.Kとの戦いで本当は落語が好きだという自分の気持ちを認め、噺家を目指す事を決意する。
ショウコのことが好きで中盤よりショウコとお試しで交際することになるが……。
ちなみに「虫」という字は元々蛇を象った象形文字であり、古代においては蛇の神獣である「龍」を意味していたとされる。
つまり努虫の名前には「努」の「虫」という意味と、「天」を舞う「龍」という意味があるのだ。なかなかに凝った名前と言えよう。


  • 空篠 翼人(くじょう はやと)
CV.梅原裕一郎

政治家を目指す大学生。ベクター伍号機のパイロット。
一見すると堅物だが、スクール水着への愛で創声力を発現させたり、
「詳しくはないが」等と言いつつアイドル業界の厳しさを延々語ったりと若干ネタキャラの気がある。


  • 海凪 花嵐(うみなぎ からん)
CV.小澤亜李

チャイドルの少女。ベクター陸号機のパイロット。
明るく素直で礼儀正しい良い子…というのはアイドルを目指す上での仮面のようなもので、陽にはあっさりと見抜かれていた。
実のところアイドルを目指すというのは母親から押し付けられた夢で、本人は声優に憧れていた。
」のM.J.B.Kとの戦いでその本心と向き合ったことで創声力を発現させ、
母に自分の夢を語って以降、声優を目指しながら創声部で頑張っている。



◆DEAVA

  • 粗朶 桜子(そだ さくらこ)

ディーバ日本支部の総司令兼SIROBACO店長。
SIROBACOではフリフリした洋服に身を包んで陽気に振る舞い、
コテコテのアイドルキャラを「作って」接客しているが、ぶっちゃけ年齢的にかなり無理がある。
元々はネスタで社長秘書をしていたが、荘厳の目的を知り、ベクターマシンとロゴスの石碑を盗んで逃走し、ディーバに加わった。


  • 岩上 ショウコ(いわがみ ショウコ)
CV.中野さいま

ディーバ女性オペレーター兼創声部マネージャー。
元々は創声エレメント候補だったが、検査の結果、創声力を全く持っていない事が判明。
しかし本人の強い希望によってSIROBACOでバイトを始め、後にオペレーター業務にも就くことになった。
カップルイベントをきっかけに、「付き合ってみなければわからない」という理由で努虫と交際を始め親しくなるが…。


◆ネスタ

  • 剣嵜 荘厳(けんざき そうごん)

ネスタCEO。創声の書の所有者。
世界に存在する無意味な文字、そして文字の意味を貶める人間に嫌悪感を持ち、
ある遺跡で創声の書を手に入れたことで全ての文字を消滅させ、現代文明を破壊するという野望を実行に移す。
創声の書によって自在に文字の意味を具現化させる能力を持ち、
直接彼を殺そうと政府によって幾度となく部隊が送り込まれているが、その全てを抹殺している。
ただし、ロゴスの石碑の周辺では創声の書の力を使う事が出来ないため、ディーバとはお互い直接手が出せない状態にある。


  • 剣嵜 総(けんざき すべて)
CV.安達勇人

荘厳の息子。ベクター零号機のパイロット。
「創声力に選ばれし者」を自称し、自分を特別な存在だと信じている。
父である荘厳の期待に応えるべく幼い頃から努力してきたが上手くいかず、現在もまるで認めらていない。
その為、かつて自分を肯定してくれた舞亜に心酔に近い愛情を抱いており、
舞亜を奪っていった救世主に対して強い敵意を向け、一度は「炎」のM.J.B.Kと同化したことで救世主を追い詰めたが、
それによって自身の概念消失の危機に陥ったところを当の救世主に救われてしまう。
その後、DEAVAとの決戦で自身の身代わりになって散った荘厳の自分に対する思いを知り、髪型を変えて「世界を救う救世主に対する破壊者」として、救世主を倒すことに全てを捧げる。
髪型を変えてからは「創声の書」の力を肉体に取り込んで、自力でM.J.B.Kを生み出す能力を獲得しており、性格も冷淡で挑発的なものに変貌している。


  • 林 晋太郎(はやし しんたろう)
CV.近藤孝行

ネスタ創声力研究所所長。ベクターマシンとネスタウィルスの開発者。
荘厳とは古い付き合いだが、彼の野望に関しては特に何も思っておらず、
単に研究に都合のいい環境だからネスタに所属しているだけの技術馬鹿。


  • ネスタ
CV.清水理沙

IT企業「ネスタ」と同じ名前を持ち、総や舞亜にしか姿が見えない謎の女性。容姿は舞亜にそっくり。
その正体は1万2千年前の文字戦争の際にアクエリオンロゴスを駆り戦った搭乗者のうちの一人で、現在は魂のみの存在となっている。
荘厳に救われ生還した後の総と接触し、彼を時の凍った空間へ送り込んで短期間の内に創声の書の力を引き出す手助けをした。
その後も彼に付き従い、彼と共に文字文明の破壊のため暗躍する。


【アクエリオン】


お馴染みベクターマシンの合体によって誕生する巨大ロボット
今作におけるベクターマシンは全部で7機存在するが、これまでのシリーズと異なり、各エレメント一人一人に専用のベクターマシンが用意されている。そのため、エレメントチェンジによって戦闘中にベクターマシンの操縦者が変わるといった要素はない。

元々はネスタによって開発されたものだったが、この内壹号機と参~陸号機は桜子によってネスタから奪われ、
貳号機は救世主によって無理矢理持って行かれたため、現在ネスタには零号機一機しかない。
中盤以降、大破した壹号機に代わり、文字文明の遺跡から発掘された残骸を修復した対アクエリオンロゴス用の神話の破壊者とも呼ばれるベクター「ベクター餓号機」が新たにDEAVAの戦力となる。

基本的には二体合体で、三体合体は不可能とされていたが、救世主の強大な創声力によって三体合体も可能となっている。
ちなみに合体はロゴスワールドで創声力を発現させなければ出来ず、現実世界では不可能。
必殺技はそれぞれのエレメントが発現させた創声力に搭乗者達の名前から漢字を組み合わせる事で合体させて放つ。


★DEAVAサイド

  • アクエリオン(コウ)
救世号が上半身、ベクター貳号機が下半身として合体した姿。
アクエリオンの中では最も安定した形態。
「巻」のM.J.B.Kとの戦いでは、「舞」を変形させる事で「無」「陽」のこざとへんと「銀」のつくりを合わせて「限」、
そして救世主が発現させた「手」の創声力に「巻」から奪い取った文字を合わせ「拳」、即ち「無限拳」を発現させた。パンチじゃないよ、「けん」だよ。
「病」のM.J.B.Kとの戦いでは、「陽」「日」と、「月」を合わせて「明」の創声力を発現させた。


  • アクエリオン(リン)
ベクター陸号機が上半身、救世号(もしくはベクター餓号機)が下半身として合体した形態。
花嵐の夢のイメージが反映され、バレリーナのような姿となっている。
「夢」のM.J.B.Kとの戦いでは、花嵐がまだ自分の心を開放していなかったため、
各部装甲が閉じた状態だったが、花嵐の心の開放に呼応して真の姿を現した。
そして花嵐が発現させた「人」の創声力を「夢」に合わせて「儚」に変え、M.J.B.Kを撃退した。


  • アクエリオン(ジン)
ベクター伍号機が上半身、ベクター肆号機が下半身として合体した姿。
優れた機動性を持つ高機動形態…なのだが、全く活躍できないゲパルトポジ。
1話では合体すらできずに救世主に見せ場を持って行かれ、4話では「悪」エリオンにのされ、8話では「虫」のM.J.B.Kに食われた。


  • アクエリオン飛天(エンジェル)
アクエリオン煌の胸にベクター参号機が合体した、三機合体形態。
合体時には煌の頭部がツインアイからモノアイに変化する。
「恋」のM.J.B.Kとの戦いで自身の恋心を暴走させてしまった「心」音が舞「亜」への嫉妬によって、
「悪」の創声力を発現させてしまったことで「悪」エリオンと化してしまったが、救世主の激励によって「あなたと合体したい」という思いを爆発させた心音と、「3人一緒で何が悪い」という救世主の天然によって合体に成功した。
その様は織姫・彦星・花子のごとし。
そしてそれぞれの名前から「月」「陽」「歌」の文字を取り、
それに「恋」の創声力を合わせた「月陽恋歌(ムーンライトキャノン)」によって「恋」のM.J.B.Kを撃退した。


  • アクエリオン鳳凰(フェニックス)
ベクター肆号機が頭部と胴体、
ベクター伍号機が両翼、救世号が尾へと三機合体した形態。鳳凰の名の通り鳥型をしている。
努虫の「水着が見たい」という思い、翼人の「スクール水着が好きだ」という魂の叫び、
そして良く分かってないけどなんか水着は正義らしいから救いに行きたい水着の救世主の三人の情熱の炎が生み出した夏真っ盛りな形態。
その情熱によって発現した熱い「魂」の創声力に「翼」から取った「田」「努」から取った「力」を合わせて「男」、
「灰」から取った「火」を合わせた「男火魂(熱き男の血潮ファイヤー)」によって「夏」のM.J.B.Kを撃破した。


  • アクエリオン(ザイ)
ベクター貳号機が上半身、救世号が下半身として合体した姿。
救いを求める声のために立ち上がり、全てを救う救世主が発現させた「炎」の創声力に、
更に「灰」から取った「火」と、「舞」を合わせた「陽焱舞(陽炎の舞)」によって「炎」のM.J.B.Kの侵食を打ち消し、撃退した。


  • アクエリオン(リュウ)
ベクター伍号機が上半身、ベクター肆号機が腹として合体した姿。
努虫が自身の名前の中にある「虫」の文字に秘められていた「龍」の力を覚醒させた事で誕生した、「迅」をも凌駕する超・高速形態。もう迅とか必要ないんじゃないかな。
虫から生じた力で合体したためか、その姿は「ドラゴンフライ」(トンボ)に似ている。
「虫」のM.J.B.Kの股を天に昇る「龍」が描く「虹」の創声力によってぶち破り、撃退した。


  • アクエリオン(セイ)
救世号が上半身、ベクター参号機が下半身として合体した姿。型。
ウサミミのような「アクティブソナー」を持ち、心音が使う事で夢幻の能力を発揮させる。
演劇がうまくいかず、トラウマを再発させそうになってしまった心音だったが、またしても救世の翁の激励によって「声」の意味に気付き、
「音」のM.J.B.Kの力を中和して得た「言」の創声力によってM.J.B.Kを撃退した。


  • アクエリオン(ガイ)
ベクター伍号機が上半身、ベクター陸号機が下半身として合体した姿。グリフォン型。
翼を変形することで天をかけるように飛行が可能。必殺技は自身が駒の様に回転し翼で切り裂く風凪ノ翼(かぜなぎのつばさ)。
第17話では、翼人と陸号機に無断で搭乗した陽とで合体し、男二人でアッーなことになった。


  • アクエリオン(サン)
ベクター餓号機が上半身、ベクター貳号機が下半身として合体した姿。
合体パターンはアクエリオン煌と同様のものだが、『神話の破壊者』たるベクター餓号機を上半身に据えたことで1万2千年前の大いなる力を得ている。


  • アクエリオン(ディーバ)
ベクター餓号機が上半身となり、ベクター参号機ベクター肆号機ベクター伍号機ベクター陸号機が下半身として合体した究極の5体合体形態。
その形状はケンタウロスを彷彿とさせ、かつてアクエリオンロゴスを封印した巨兵に酷似しているという。使用武器は胸から生成される
陽以外の乗員はベクターコックピットのまま残されていて、事実上動かしていたのは陽ただ1人であり、最終決戦では1人で合体を果たして総が操るアクエリオン言霊と対決する。


★ネスタサイド

  • アクエリオン(バツ)
ベクター零号機が上半身、ベクター貳号機が下半身として合体した姿。
M.J.B.Kを援護しアクエリオン同士の戦いを想定した形態だが、1話にしてベクター貳号機救世主によってパイロットごと奪われてしまい、以降の登場はない。


  • アクエリオン(ショウ)
ベクター零号機が上半身、強攻型ベクタードローンαが下半身として合体した姿。
強攻型ベクタードローンαが無人機のため1人乗りだが、総の強大な創声力によって様々な文字の力を発揮することができ、アクエリオン煌を打ち破って救世号を大破させた。


  • アクエリオン裂傷(レッショウ)
ベクター零号機が上半身、ベクター貳号機がバックパック、強攻型ベクタードローンαが下半身として合体した3体合体形態。
本来、想定されたエレメントである総と舞亜が搭乗したことで、そのポテンシャルは圧倒的なものとなった。アクエリオン燦をはじめ、あらゆる合体形態を凌駕する。
背中からマントらしき黒いオーラを発し、その姿はまさに『黒騎士』を思わせる姿をしている。


  • アクエリオン語霊(ロゴス)
ベクター零号機が上半身、ベクター貳号機がバックパック、強攻型ベクタードローンαと強攻型ベクタードローンβが下半身として合体した4体合体形態。
文字文明の神話に伝えられ、文字戦争を終結させた機械天使。本来は2機合体だが、現代でのパワー不足を補うため、無人機の強攻型ベクタードローンを2機組み込まれ、総と舞亜が搭乗することよって神話の力を復活させた。
通常形態から戦車(チャリオット)形態への変形が可能。


  • アクエリオン創声語霊(ロゴス・ジェネシス)
『総』のM.J.B.K.との決戦の折に、アクエリオン語霊に餓号機が融合し、黄金色に輝く姿となった形態。




追記・修正は創声力を引き出してからお願いします。

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最終更新:2023年03月22日 17:08