長いイベントの最後、ようやく解放される最終海域。
出撃制限は、これまでにE-5へ出撃した艦以外が全て編成できる。
2013秋E-4、2014夏E-6……
これらの今までの最難クラスの海域と同等かそれ以上の難しさを誇る、超難易度マップ。
簡単に述べると
- 雷巡禁止
- イベントでは久々の本格的に荒ぶるランダム羅針盤
- 道中での大破撤退および戦力ダウン
- 対策なしでは過去最凶なラスボス
- その対応策に時間制限あり
- ボス随伴の布陣
単純な難易度からストレスフルな要素まで、現状詰め込める要素をできるだけ詰め込んだといったステージ。
1.雷巡禁止
E-6北ルートと同じく、雷巡を入れていると絶対にボスへ到達できない。
ボスのみならず後述のXY削り時も、雷巡がいるとAへと確定で逸れるようになる。
E-6の場合厳しい縛りなら辛うじて使用可能だとも後から分かったが、E-7では結局雷巡を入れて進める編成は一切見つかっていない。
強力な先制雷撃と夜戦火力で、これまでイベント必須の最終兵器だった雷巡が、まさかの出禁である。
とはいえ、先制雷撃役として軽巡阿武隈改二が登場したため先制雷撃が禁止になったわけではない。
魚雷満載なら魚雷カットインでそこそこのダメージも取れる。ポリバレント系軽巡お役立ちの瞬間である。
…逆に言えば、阿武隈改二を所持していない提督は先制攻撃手段の一つを封じられたも同然なので、体感難易度は更に跳ね上がったが。
2.ランダム羅針盤
全くの無対策だと、ランダムで進路が変わり、かつボス到達や戦闘数などに影響の出る箇所が全部で4箇所も存在する。
1つ目はいきなり始点の、東のEか南のBへの分岐。
南から行くルートだと、東から行くルートと比べて最低でも道中が1戦増える。
空母機動部隊だと半々ではないにせよ、2・3割は南に逸れてしまう。
それでも増えるのが潜水艦マスのため、順調に行けばボスと戦えないというわけでもないが、無対策で行くと南ルートはランダム羅針盤がさらに2箇所続く。
いざボスに突撃しようとして南に逸れると、燃料弾薬がボス到達までにすっからかんになってしまう上に大破率も高い為、その時点でほぼ帰投は確定。
…まあ、初手逸れそっ閉じで済むのでボス前お仕置き部屋直行よりはバケツ消費他ではるかに有情とも言える。
支援フル回転状態で連続で出ると資材辛いが。
2つ目、南ルート1戦目後のB。南東のXか南西のAに行くのだが、
ここでAに行ってしまうと、弾薬を少しばかり拾ってワ級と戦っただけで行き止まり、出撃終了になってしまう。
ここも進路のXの方が確率は高いが、X固定は一切不可能。
ただし、逸れ率は二割あるかないかくらいなので始点の羅針盤よりは有情。
3つ目、南ルート2戦目後のD。東のHか北東のFで、Fに行くと潜水艦マスがもう1戦追加されるので、
こうなるとボス到達時には燃料が今度こそ完全に底を着く。
おまけに、ここは無対策だと外れのF行きの方が確率が高いので、無対策でBマスへ来た時点でかなり分の悪い賭け。
ここでHへ固定するには、あきつ丸か秋津州を入れること。だがこの編成をするとそもそも始点の時点でBへと固定される。
固定するなら最初からこちらに来る前提で進むことになる。
4つ目、東ルートではほぼ通ることとなり、南ルートでも能動分岐から来れるJ。
ここの分岐先は3つあり、Lか、Mか、Y。
LとMはどちらもボス前で、空母機動部隊ではM、水上打撃部隊ではLに行きやすい。
問題はYで、これはかなり確率が少ないものの、行ってしまうとまたボスまでの戦闘数が増えて燃料・弾薬を持っていかれる。
このマスを踏まされたらボスで確実に弾薬・燃料不足となり、撃破は非現実的となる為、撤退安定である。
Yマス行きは「第一艦隊の空母が軽空母のみor軽空母2隻と正規空母1隻」+「第二艦隊の高速戦艦が1隻のみ」で回避可能。
よって後述の軽空母ルートなどがよく使用された。
3.道中
当然ながら、道中も大破ポイントの嵐。
東ルートでは、1体でも中破せず雷撃戦になると被害を受ける高雷装艦の揃ったE、
丙作戦であっても白たこ焼き、甲乙では強化型たこやきを飛ばすヲ級改が2体に、複縦陣を引くと高命中な上に雷撃まで痛く、輪形陣を引くと攻撃はマシになるもツ級に艦載機を大量に落とされるJとMの連戦。
南ルートでは、いつもの梯形陣か単横陣のくせに潜水ソ級flagshipの雷装が高すぎて当たると普通に痛いB、
地上型の港湾棲姫と離島棲鬼が単縦陣でいるXとYの連戦、
ボス前の門番である戦艦棲姫と戦艦ル級2体のL。
もちろん道中支援があれば多少楽になるが、羅針盤で空振りする度に消費が重くのしかかってくるのが悩み物。
Lに限って言えば、最短ルートを通るより艦載機の消耗が少ないという利点がある…大破率が高いというのが難点だが。
4.防空棲姫
フフ……キタンダァ……?ヘーエ……キタンダァ……。
今回のラスボスとなる最深部ボス艦隊旗艦は、新登場の防空棲姫。
おそらく秋月型駆逐艦を元とした深海棲艦。
絵のタッチも他の深海艦とはかなり違う……というか絵柄がどこかで見た感じ(イベント後にTwitter上で大方の予想通りしずまよしのり氏と確定した)
艦種分類は駆逐艦。駆逐艦である。故に徹甲弾補正が効果なかったりする。当然ながら地上施設でもないので三式弾特効もない。
防空の名の通り対空値が異常で、3段階あるうちの弱いものでも300、一番強い形態では390。何かがおかしい。
ここまで来ると、加賀の46スロに攻撃機を投入しても全機撃墜されることも。友永隊や村田隊といったネームド艦載機がしばしば葬られ、熟練度がリセットされてしまう。
\また村田殿が戦死しておられるぞ!/
余談だが、こいつの装備も防空特化しており、高角砲2つと電探なのだが、
この砲の名は4inch連装両用砲+CIC。CICとは戦闘情報センターのことであり、現代艦にも導入されている、航空機誘導やレーダー管制を行う指揮所のこと。…もはやイージス艦か?
一応CICの原型は太平洋戦争期のアメリカ艦にはCICの原型コンセプトを伝えるハンドブックが刊行されて普及されていたので、ぶっ飛んだ発想というわけではない。
攻撃面でも、一番強い形態で火力190、雷装95。戦艦棲姫以上の火力に加えて、駆逐扱いなので昼戦で中破以上に持ち込めなかった場合雷撃も飛んで来る。幸い秋月型ベースなので火力にしては雷装が若干控えめ(なおこれでも阿武隈改二より1高い)なのが救いなのだが…
ただ夜戦火力は雷装と火力を合計するため、実装時点での深海棲艦では歴代2位になる。おまけに連撃装備。
ここまででも頭を抱えたくなるレベルだが、こいつの真価はそんなことではない。
最も厄介とするところ、それは防空棲姫の装甲値である。
- 丙作戦削り時:装甲273
- 丙作戦最終時および乙作戦削り時:装甲303
- 乙作戦最終時および甲作戦常時:装甲333
お 前 の よ う な 駆 逐 艦 が い る か
以前の最高装甲値は、陸上型で三式弾特効のある泊地水鬼でさえ240、通常艦ならば戦艦水鬼の200。
これらを悠々とぶっちぎる自称駆逐艦。耐久は255と若干低めにしても、ただで許されるものではない。
ちなみに、オンメンテでなかったことにされたのかすぐに見られなくなったものの、海域解放直後には装甲395のものが確認されていたことも。
さて、ここまでの装甲値になると、既存の敵艦を相手にするのとは別次元の問題が発生する。
ありのままの状態では撃沈することがほとんど不可能に近いのだ。
昨今のイベントボスは高い装甲値がデフォルトであり、基本的に昼戦では計算上まともなダメージが入らない。
代わりにカスダメなら割合ダメージを与えられるため、随伴艦を倒しつつ手数でもって耐久を削り、
強化された火力と雷装値が入る上にキャップ限界も大きく上回る夜戦で倒す、というのが基本である。
ところが、夜戦ですらキャップ値は300であり、防空棲姫の装甲は夜戦の最大威力すら上回る。
こうなると、普通ならいかなる高威力をもってしても装甲を貫くことができず、倒すことが実質不可能。
例え高威力の魚雷カットインや連撃が突き刺さろうがまともに削ることすらままならない。
……ただ、実際にはダメージ計算時、乱数により装甲値が最大2/3まで減少することがあるため、
リアルラックにさえ恵まれれば、理論上は撃破可能。
情報が出揃っていない先行攻略組はこの方法を取った。但し途方も無く低い確率だが。
雷巡が使えず、大和型も低速である為第二艦隊には編入できないため、夜戦火力が最も高いのは重巡或いはBismarck Drei。
それに魚雷をできる限り装備させて魚雷カットインを発動すれば夜戦火力キャップを越える2回攻撃となる。
もしくはBismarck Dreiに出来る限り改修を施した38cm砲改を載せて夜戦連撃を叩き込むのが定石となる。
この重巡或いはビスマルクを、
- 小破以下の状態で夜戦攻撃まで守り抜き
- カットインなら発動確率を引き当て
- 生き残っている随伴艦をスルーして防空棲姫に当たり
- その上に低装甲乱数を引いて撃沈する
という、気が遠くなるほどの行程である。
当然、こんなことは雪風並みの運か、膨大な回数の試行錯誤(および資源)ができるごく一部の変態にしかできず、普通なら到底実行できるものではない。
地上型に対する三式弾のように、何か弱点を突くことができないかと様々な検証がされたが、
結局正体が判明する前にゴリ押し突破者が出始め、「本当にこの方法しかないのでは」と、当時は絶望感が広がっていた。
そんな中、公式ツイッターである発表がなされる。
5.弱体化ギミック
最終拡張作戦【FS作戦】における「複数の作戦展開」によって、最深部の凶悪な中枢旗艦に対して、有効な打撃を与えやすくすることが可能です。
ひとつひとつの効果は決して大きくありませんが、それらはある程度蓄積&複合して効果を発揮します。
※深夜零時に同作戦効果は一旦元に戻ります。
その正体は、ボスとの戦闘の前に、XマスとYマスで複数回S勝利すると、防空棲姫へのダメージが上昇する、というものだった。
余談だが、イベント後に海域開放から数時間で弱体化ギミックをほぼ使わずにクリアした猛者が7名いたことが発覚した。
この7名の提督は運営側から
「ビッグセブン」と呼ばれており、多くの提督達からも畏怖を以て受け止められた。
それだけにビッグセブンですら
後のイベントで膝をついた際にはそのあまりの難易度と不具合に提督達は戦慄する事になった。
- XおよびYで2箇所。難易度を変更しても効果は持続する(丙でX・Yを攻略し甲に変更しても持続。但し攻略ゲージはリセット)
- 1・2回程度では効果が小さい(検証によるとまともな効果が期待出来る回数は5回が目安)
- 効果発揮時に別ゲージ、グラフィック差分、ボイス差分、装甲値表記変化などがなく、ダメージ以外に視覚的かつ具体的な効果が全く分からない
- 毎日午前0時でこの効果がリセットされるため1日しか持たず、日付が変わった後再び効果を使うにはもう1回XY攻略をやり直さなければならない
と、面倒で分かりにくい要素が満載。そのため効果が出ているのかどうか、言われるまで誰も気づけなかった。
余談だがこの深夜0時というのは照月が史実において沈んだのが深夜0時であった事に起因しているという説である。
さらにはこの発言以外でギミックを示唆するものは、各マスのアルファベットがZ以外で飛んでいることと、
海域選択時の小さいマップに、ボスマスの位置以外にも3つ赤い丸がある(北東の航空戦Kマスと思われる地点にも丸があるが、効果が小さいか、もしくはないらしい)、
ぐらいしか類推する要素がない。
一応、検証勢の中にはXマスやYマス(小マップ上の赤い部分)が怪しいと睨んでいる人もいた。しかしこの発表までギミックが解明されなかったのは、深夜0時に効果がリセットされてしまうからだろう。
特に、一日でリセットされてしまうという点は、仕様が分かってからも他の提督も大きく苦しめることに。
ボス攻略の前にXY削りを行う必要があるため、ボス攻略を始める前に一定程度資源と時間を取られてしまう。
X、Y共に敵が陸上型のため、わざわざ三式弾に装備変更し、ボス攻略と別のXY削り用艦隊を編成する必要がある。
さらにあきつ丸か秋津州のどちらも持っていないか、E-5で使ってしまっていると、ルート固定ができないため、XとY両方を一度の出撃で処理するのが困難になる。
そして、ギミックを発動させたならば1日で一気にゲージを削りきらないと、日数をかけるほどにどんどん消費が増大してしまう。
しかも一度ゲージを削り出したが最後、丙に変更してX・Y削りを開始しようとすると苦労して削ったゲージがリセットされて振り出しに戻る。その為甲でゲージを削った場合、難易度変更はより一層己を締め上げる事になる。
ついでに言うと、必死で削って装甲が減るわけではなくクリティカル周りに補正がかかるだけらしいので、
運が悪いとクリティカルが入ってもカス当たりやクリティカルが発生しないとカスダメしか入らず仕留め切れないことも多々ある。
そう、あの13年秋イベで提督と社長の怒りに触れて廃止されたゲージ回復と、同じような状況になっているのだ。
13秋が楽しくリメイクされたのが今回のE-4だとすれば、ランダム羅針盤といい13秋の負の面の一部を詰め込んで再現したのがE-7といったところ。
あちらは継続的な攻略を求められたのに対し、こちらは1日で可能な限り時間を取って攻略し続けなければならず、まとまった休みがなかなか取れない人にとってとても不利だった。
なお、午前0時にリセットされるという性質上、日付が変わる直前の駆け込み攻略する人と、日付が変わった直後にスタートダッシュを切る人で、この時間帯にアクセスが集中。結果、猫が頻発するという事態も発生していた。
特にイベント直前からサーバーが不調気味だったラバウル鎮守府各所で悲鳴が上がり続け、平時は安定している別サーバーでも絶叫が上がった。
そのためか、
或いはまた社長に怒られたのか、秋イベントではギミックは一律で早朝5時リセット、
「ギミックが発動しているのか否かが非常にわかりにくい」という声を受けてギミック発動中は敵のグラフィックや編成が変わるといった変更点がもうけられた。
後々ギミックリセットそのものも撤廃される事が多くなった(ただし
2016秋イベントのように条件を変えつつもギミックリセットが復活したイベントもある)。
6.ボス艦隊
防空棲姫自身のヤバさは上記の通りなのだが、
随伴には、またしてもまたしても、戦艦棲姫が降臨。もはや過労死レベル。
ちなみに削り・丙作戦含めて、全難易度・段階でダイソンは固定。
他も重巡ネ級eliteに駆逐ニ級後期型と、ル級タ級やヲ級程あからさまでないにしても、しぶとい奴らが揃っている。
単縦のため、姫のみならずネ級の砲撃、駆逐の雷撃でも戦力を奪われる。
そして、難易度甲では15冬と同じく、戦艦棲姫が2体に分身。またダブルダイソンである。
その上で、ギミック有効とはいえ上記のような高威力攻撃をブチ当てなければクリア不可能。
夜戦突入前にダイソンを旗艦である防空棲姫を庇えなくなる小破以上(理想形としては攻撃参加不可能となる大破或いは撃沈)に持ち込まなければ起死回生のカットインも無慈悲に吸い込まれる危険性がある。
これらのため万全の対策は必須。支援攻撃発生率の上がる全艦キラキラ状態の道中支援と、場合によっては大和型や火力に優れたVeneto級・飛龍型改二などによる決戦支援を用意したほうがいい。
まあ、2015冬イベのハイパーダイソン・ダブルダイソン・ヲ級改flagship・ネ級elite二隻というあたまがおかしい編成に比べりゃ
支援次第では防空とダブルダイソンに減らしての勝負に出来る分、そこまで見た目上は辛くはない。
制空権争いもないし、防空の硬さ以外は今まで突破してきた中でも極悪と呼べる編成じゃあない。
問題は、弱体化ギミックが発動していても、クリティカルを引かない限り効果を確認、実感できない点である。
ここでダイソンと防空にカットイン仕様の艦を2,3隻行動不能にされることもザラではあるが、第一艦隊の活躍次第では昼間で中破や大破で夜戦行動不能に追い込むこともあるし、運が良かったら空母の火力も高まっているので撃沈もあり得ない話ではない。
このあたり、道中の羅針盤を含めた難易度との兼ね合いになってくる。
攻略は基本的ギミックを発動させた上での結論になるが、以下の通り。
軽空母を中心とした機動部隊で初手以外の羅針盤を固定するルート。羅針盤の安定感やコスト、戦力のバランスがよく、削りにもゲージ割りにも活かせる。
熟練烈風隊が育っているなら、軽空母多めでも十分に制空権を確保できる。摩耶や秋月で対空カットインをするのも良い。
欠点は持ち込める戦力に限りがあること。削りならばともかく、ゲージ破壊となると個々の艦にそれなりの質や運が要求される。この編成に限った話ではないが。
もちろん支援を重くしたりすることで成功率を上げることもできる。
正規空母中心の機動部隊で、軽空母編成のルート固定と引き換えに最大限の航空戦力を持ち込むルート。
今回実装された艦載機熟練度システムを最大限活用するルートで、多数搭載できるようになった攻撃機による開幕航空戦、可能な限りの支援、さらに阿武隈改二がいれば開幕雷撃で「やられる前にやる」のがこのルート基本であり強み。
欠点は羅針盤に2回勝つ必要があることと、ボーキや熟練航空機の磨耗が激しいこと。
上の亜種ルートで速吸を第一艦隊に投入し、洋上補給を発動させるためにわざと道中4戦+1回夜戦するルート。速吸だけを一度出撃させて、燃料や弾薬が減った状態にしておけば夜戦はしなくていい。
メリットは洋上補給が発動すると弾薬が回復した状態でボスとやれるので実質軽空母ルートと同量の弾薬・燃料でぶん殴ることができ
尚且つYマス島流しを回避することが簡単ということである。
デメリットは速吸の配置に悩まされること。
非戦闘艦の速吸は打たれ弱い。これを解決するには第二艦隊の旗艦にすることが手っ取り早い解決策である。艦これの仕様上、旗艦は轟沈することがないので、大破していようが構わず進撃できる。しかし第二艦隊に置くということは夜戦に参加するということであり、速吸は昼間は艦攻を装備することで流星拳空母式のダメージ計算になるので意外なほどに火力が出せるが、夜戦はまるで期待できない。
このルートを進む際は、ボスは昼間で決着をつけるくらいの気構えで。
あきつ丸を第一艦隊旗艦に据えて、ギミックを叩き割り、門番ダイソンをぶっ飛ばしてボスに行く男前ルート。
羅針盤に悩まされるのは低確率な逸れが1回だけ。しかしそのぶん道中の編成は強力。
また、どうやっても道中4戦(うち1回は潜水艦なので弾薬の消費は1戦分少ないが)するので速吸による補給が推奨される。
速吸に関する留意点は上記を参照。一応水上打撃隊は第一艦隊から行動するので、機動部隊より速吸を保護しやすい。
羅針盤が固定ではないことを逆手に取り、水上打撃部隊で初手Bを引くのをひたすら祈るルート。
メリットはあきつ丸や速吸といった非戦闘艦を入れずに済むので、第一艦隊、第二艦隊ともに最大限の火力を発揮できること。
デメリットは雪風提督でもなけりゃ羅針盤がどうしようもないということである。
完全攻略完了によるクリアボーナスは、秋月型駆逐艦2番艦の照月。
ステータスに多少の誤差はあれ、基本性能・装備共に秋月とほぼ同じため、同様に超重要な防空駆逐艦。
秋月が14秋E-2だったのに対し、こちらは最奥最難海域の突破報酬である。
また、秋月は初登場以来一年近く入手機会がなかった上に、
15年イベント最深部報酬の天城、秋津州は16年冬イベまでドロップ解禁がなかった事を考えると、この照月はそれ以上にまずい事になる可能性も考えられるが、
幸いというか秋月は次イベントに当たる15秋イベント以降はドロップが解禁され、照月も16年春イベントにてドロップが解禁された。
難易度甲では甲種勲章。この無茶苦茶な難易度のため、3つ揃って持っている人は一気に減ったと思われる。
他は難易度ごとに、勲章、補強増設、戦闘糧食の個数で誤差があるが、甲種勲章以外はごくごく些細。
思い入れやドロップでどうしても欲しい艦がいる等が無ければE3,6のみを乙でクリアして他を丙でクリアするのが最適解に近いと思われる。