東京残酷警察(映画)

登録日:2015/08/25 Tue 02:02:41
更新日:2024/04/01 Mon 00:21:36
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警察が、民営化されました。



東京残酷警察とは、2008年に公開された日米共作映画。
『片腕マシンガール』に次ぐTOKYO SHOCKシリーズの第2弾。監督は西村喜廣。
アメリカ資本によって海外向けに製作された邦画作品であり、全編を通して過激なバイオレンス&グロシーンが満載で、シアターN渋谷では20歳未満の入場は断られたスプラッターアクションである。


【あらすじ】

近未来の日本。民営化された警察はここ数年出没している“エンジニア”に手を焼いていた。
エンジニアとは肉体の一部を凶器に変化させ凶暴化した殺人ミュータントである。
警察機動部隊のエースである女性隊員ルカは、今日もビルに出現したエンジニアを討伐すべくロケットジャンプで屋上にひとっ飛びし、自慢の日本刀やチェーンソーでエンジニアをバラバラにする。
ある日、エンジニア誕生の鍵を握る黒幕に遭遇したルカは、その黒幕が自分の忘れ去った過去に関与していることを知り愕然とする。そして全てを思い出したルカは本当の敵に戦いを挑むことになる…。



【用語】

  • 東京警察株式会社
エンジニアに対抗して民営化された警察組織。
機動部隊の隊員の多くが甲冑のような装甲服を身につけて重武装しており、一切の法的手続き(主に裁判や人権の尊重)を取ることなく拷問から殺人まで、あらゆる暴力行為を許されており、本作のタイトル通りに残酷な狂気の集団と言える。
もっとも、法治国家であるはずの日本の都民の多くが警察の民営化を受け入れてしまっており、本編では東京警察株式会社のCM(犯罪者をカメラの前で即処刑する内容)が公然と流れている有様である。
前述にある通り、やり方が過激であれど、曲りなりに都民の安全と平和を守っているはずであったが…


  • エンジニア
自らの肉体に改造を施した凶暴凶悪なミュータント。
ぶっちゃけ怪人と化した人間であり、多くの者が無差別殺人を引き起こしている。
多大なダメージを受けると、肉体の一部が変異・巨大化して武器に変形する特性を持つ。
ほとんどのエンジニアの体内には鍵の形をした肉片が埋め込まれている。



【登場人物】

  • ルカ
本作の主人公。
警察民営化反対運動の前線にいた警察官の父親を目の前で殺されたトラウマを抱え、警官となった。
育ての親である警察署長にハンターとして鍛えられて育ち、そのハンターの主な仕事として警察の最前線で日本刀を振り回し、エンジニアと戦う日々を過ごしている。
犯罪者に対しては、エンジニアはもちろんであるが、何の能力も持たない一般人であろうと容赦なく、電車内で自分に痴漢した男を電車の外に連れ出して両腕を日本刀で切断するという制裁を加えていた。
過去のトラウマが原因で自傷癖があり、腕には無数のためらい傷が残っている上、出撃前でもカッターで何度もリストカットを行なっていた。


  • ルカの父親
警察の民営化に反対していた警察官。既に故人。
市民と共に反対運動をしていたところを突然何者かに狙撃されて頭部が破裂して即死という無惨な最期を遂げた。
生前は市民や娘のルカから慕われていた真面目な警察官であったが、その一方では多忙で家を空ける日が多かったらしく、それが原因で妻との関係がすっかり冷えきって家庭崩壊一歩手前の状態であった。


  • 機動隊長
ルカの上司。
勤務時は装甲服、非番時はチンピラスタイルの格好をしている。
中盤で立ち寄った人体改造バーにいたワニ女とキーマンに捕まって窮地に立たされてしまう…


  • バラバラマン
警察署内で遺体の解剖を担当している老人。


  • 警察署長
東京警察株式会社の署長。
鎧武者のような外見の男で、口元に拡声器を装備している。
父親を亡くしたルカをハンターとして育て上げ、自分を父親のように慕う彼女を娘のように可愛がっているのだが…


  • 犬女
その名の通り、署長に犬として飼われているボンデージ姿のダルマ女。
何故か四肢切断されており、ガスマスクのようなヘルメットを被っている。
ちなみにヘルメットの下の素顔はボブカットの銀髪でパンク風の顔立ちである。
肉体改造されているらしく、戦闘時には四肢に日本刀を1本ずつ装着して、それを手足のようにうまく利用してアクロバティックなアクションを披露する。


  • DJ婦警
警察の無線担当の金髪の美女。
機動部隊に犯罪者の情報を伝えるオペレーター役を務めているのだが…

同情酌量の余地なし! 手加減せずにぶっ殺しちゃってくださーーーい!!

てんばーーーーーーつッ!!!

……と、ノリノリな口調で犯罪者の処刑を機動部隊に指示を出しており、物語後半に至ってはとある理由で署長が魔女狩り同然で東京の一般市民もろとも隠れたエンジニアを一掃する「エンジニア狩り」を発令した際、無抵抗な人々が容赦なく機動部隊に虐殺されているにも関わらず、全く良心が痛むことなく嬉々としながらモニターごしでエンジニア狩りを実況中継する等、他の登場人物と同様に人間性がアレな人物と言える。


  • キーマン
黒いコートを着た長髪の男。
エンジニアの背後にいる黒幕であり、鍵の形をした肉片を人間に埋め込んでエンジニアを次々と生み出している。
自身もエンジニアであり、ルカと遭遇した際にはリッカーのごとく脳が露出し、カタツムリのごとく目から銃身が生える等、かなりインパクトのある外見に変貌していた。


  • ユカ/カッター女
デリヘルで働いている女子高生。
仕事がうまくいかず、途方に暮れていたところに出会ったキーマンの手によってエンジニアに改造されてしまう。
エンジニア狩りで薙刀婦警と戦闘を繰り広げた際には左腕が巨大なカッターに変化した他、おっぱいから強酸性の液体を噴射させていた。
ちなみにユカを演じるのは現在では声優としての印象が強い山本彩乃。


  • ワニ女
人体改造バーに勤務している半裸の美女。エロ要員。
その正体はキーマンの手下であり、初登場時にバーで出会った機動隊長に対して、ある意味で惨い拷問を加えていた。
実は彼女もエンジニアであり、戦闘でダメージを受けた際には名を体現するかのごとく、下半身全体が巨大なワニの顎に変化していた。


  • タナカコウジ/チェーンソー男
冒頭に登場したエンジニア。
浮浪者のような姿をした長髪の殺人鬼でチェーンソーが武器。
初登場時はバラバラにして殺した女性の肉を喰っており、現場に踏み込んだ機動部隊と戦闘状態となった。
その後、機動部隊の援護に現れたルカと死闘を繰り広げた際には腕を伸縮自在な生体チェンソーに変化させて隊員を血祭りにあげていたが、最期はルカにチェーンソーでバラバラに切り刻まれて死亡。



【劇中CM】

本編のTVで流れているCMであるが、どれもが現実で放送したら間違いなくBPOが介入してくるレベルの過激な内容である。

  • 東京警察株式会社のPR
「警察は民営化されました!」で始まり、凶悪犯の公開処刑を映して最後は「犯罪者は容赦しないゾ!」と警察官の爽やかな笑顔で〆る。

  • 警察官募集
犯罪者がサッカーに熱中している小学生を襲撃していたところをちょうど現れた機動部隊が犯罪者をメッタ刺しにして惨殺、それを見ていた小学生にパンフレットを配ると、急に楽しそうな雰囲気で隊員が小学生と一緒に犯罪者の生首でサッカーを始めて終了。

  • リストカッターG(ゲー)
女子高生3人が「可愛い! 痛くない! 血が美味しくなる!」とはしゃいでリストカット。

  • ストップ・ザ・ハラキリ
上司の命令で切腹したダメ社員が内蔵を飛び出しながら「腹切りだって自殺です」と切腹禁止を訴える。

  • 甲賀の日本刀
サムライ風の男が「斬れる斬れるよく斬れる、甲賀の日本刀! 斬れるぞぉ!」とアピールしながら日本刀で自分の腕を切りつける。

  • 遠隔処刑
自宅で遺族がWiiのリモコンのような日本刀を振るい、その動きに合わせてテレビごしの犯罪者をメッタ斬りにして処刑。





追記・修正は犯罪者を容赦なく惨殺してからお願いします。


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最終更新:2024年04月01日 00:21