ファルノック

登録日:2015/08/01 Sat 08:17:05
更新日:2023/01/05 Thu 01:23:45
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『モンスターハンターフロンティアZZ』に登場するモンスター。


概要

『MHF』から『MHF-G』への超大型アップデート(G1)と同時に実装された鳥竜種。
別名『傾雷鳥』。
G級のみに登場するモンスターである。



あのヒプノック一族と同じく樹海に住む近縁種…なのだが、その出で立ちがとにかく奇抜。
上記のAAみたいな感じで頭に黄色いアフロの羽毛が生えている。
(正確には首周りに近い位置だが)
ちなみに体は緑色で、頭部以外にも黄色の羽毛が生える。
なんでもヒプノックの一部が、求愛競争に負けまいとメスの気を引くための派手さを求めた結果、こんな形に進化したらしい。
どうしてアフロに行き着くんだ…
更にやたらと踊り好きになっており、頻繁に決めポーズを取るなどモンスターらしからぬネタっぷり。


黄色い目立つ羽毛は見せかけなどではなく、常に乾燥しており発生した静電気を溜め込んで武器に使うことができる。
またファルノック自身も雷撃袋という体内器官を有し、口から電気ブレスを吐くことが可能。


全体的にふざけまくっているが、実力はむしろ鳥竜種の中でもかなりのもの。
派手すぎる進化ゆえに外敵からも狙われやすくなっているのだが、それらを返り討ちにして生き残った個体は非常に強く、並のハンターでは太刀打ち不可能と言われる。
そのためG級でしかクエストを受注することができない。


本モンスターが実装された理由は、運営曰く「ヒプノックをインスパイアしたモンスターを出したかったから」。
ああ、なるほど
元々ネタキャラの地位を確立していたヒプノック一族だが、ファルノックはその方向性を更に極めた感が強い。



戦闘概要

難易度★2として扱われるため、マイナス150の防御減算がかかる。
非G級の既存防具でもまだ何とかなるレベルだが、それでも警戒は必要。
たかが150、されど150、限界まで強化していないと思わぬ致命傷に至る可能性すらある。



体力はいつの日かのヒプノックらしく20000もの値を誇る。
これ、公式で鳥竜種最強クラスと称される★7のフォロクルルと互角のステータスなのである。
トリ「まあ体力なら俺の方が上なんですけどね」
派手さで外敵を引きつけながらも生き残っただけあって、★1に配属されている元のヒプノックとはまるで比較にならない強さ。


ヒプノックを雷属性に置き換えたアレンジが加えられており、寝ることは無いが雷耐性がマイナスだとダメージが大きくなってしまう。
そもそもG級では属性耐性値が半分に減らされてしまうため、よほど耐性値を上げないと軽減も難しい。
動きもかなり早く落ち着きの無さが随所に現れ、ファルノック独自の技を幾つも所持しているため、やはりヒプノックの延長線上として甘く見ると痛い目に遭わされる。


派手好きな生態を反映してか、頻繁に踊りながら放電するようなモーションの技が多い。
特に一部の攻撃後は「フィーバー!」と言わんばかりのポーズを決めながら放電する。
しかし、大体の放電攻撃は当たり判定が一瞬に設定されており、回避性能+2のスキルを発動させた状態での回転回避なら簡単に避けることができる。
更に麻痺が付随していないので、従来のヒプノックほど狩猟中にストレスを感じることは少なく、戦いやすい。


怒り状態で気をつけておきたいのが、ファルノックの行動とは無関係に、一定間隔で放電爆発が頭に発生すること。
徐々に頭周りの静電気が活発化していくので予兆自体は分かりやすいが、おかげで頭に張り付いて戦うこと自体が難儀となってしまっている。
フレーム回避は容易なのが幸い。
物理属性にもよるが他に弱点となる部位は存在するので、下手に頭へ固執せず臨機応変に立ち回るといい。


部位破壊は頭→アフロの2段階、尻尾。
G1までの鳥竜種では唯一尻尾切断が可能なモンスターであった(後にフォロクルル登場により唯一ではなくなった)。
なお、頭はアフロがボサボサになるまで攻撃を加えないと部位破壊報酬が出ないので注意。


弱点は火、水、氷なのだが部位によって効き具合が極端。
例えば水属性の場合、首に75もめちゃくちゃ通る。



電気を使った主な新技

  • 放電フィーバー(公式名称)
前述した、特定の行動後に行うことがある決めポーズ。
ノリノリでシュールなポーズもさることながら、これ自体の予備動作が殆ど無いので初見はまず喰らう。
が、どのタイミングで繰り出すのかは決まっているので把握していれば余裕である。


  • 超求愛ダンスフィーバー
怒り状態へ移行する際の確定行動。
突然、その場で地団太を踏みながら回転して踊り、羽毛に静電気を溜め込んでから一気に放電する。
放電した時点で怒り状態と化しているがまだ終わらず、続けてヒプノック特異個体が行うような求愛ダンスで更に放電を繰り返す。
そして、全てのダンスが終了したと見せかけて、最後の最後に放電フィーバーで〆る。
この手の確定行動としては類を見ないほど時間が長いが、最初の放電前に怯ませるか罠にかけることが出来れば怒り状態を阻止することが可能。
阻止した場合、何らかの行動を1回挟んでから再び地団太を踏み始める。
前述したように怒り状態ではオート放電という厄介な特性があるため、
序盤のうちは怯み値を計算してなるべく先延ばしにしたいところ。


  • フラフラステップ大放電
右へ左へと警戒にステップを踏みながら移動し、ある程度時間が経ったところで広範囲に放電を発生させる。
いつ放電を行うのかがランダムで分からない厄介な攻撃。


尻尾をフリフリしながら静電気を溜め、自分の後方から短い射程の雷弾を発射する。
その構図がどう見てもケツから電気を撃っているようにしか見えず、リンク先の漫画作品のあるギャグを彷彿とさせるため、ネタにされまくっている。



武具

G級固有モンスターなので当然だが、武具ともに生産できるのはG級武器、G級防具だけとなる。


G級武器はいずれも雷属性が付く。
いかんせん、G1という初期のG級に実装された武器群なので性能面は充実しているとは言い難く、後から追加された穿龍棍以外は最前線のG級武器に負けている感が否めない。
改G級武器への強化派生実装が待たれる。



防具は男性用がグラサンにアフロという、字面だけ見たらどこぞの鼻毛真拳使いかと思わされる格好である。
一方、女性用はビキニ風でエロい。}{解せぬ}
攻撃向きの剛撃スキルと防御向きの生命力スキルを一緒に有している。
実装から大分経った今でも、ロビー装備としてはある意味で優秀。



余談

全体的に見てネタの塊とも言うべきモンスターのファルノックだが、実装当時はG級のシステム自体に重大な欠陥を抱えており、
ファルノックに会うだけで途方もない数の特定モンスターを狩る必要があった。
苦痛にも等しい作業プレイの末に会えたのがこんなふざけた奴だなんて…という怒りがあったのか定かではないが、そのG級の惨状になぞらえてファッ○などという不名誉な蔑称まで頂戴してしまった事がある。
実際は慣れれば回避しやすくて戦いやすいモンスターなのだが。


ヒプノックには超巨大サイズの「ヒプノックキショウシュ」というネタモンスターが存在するように、
ファルノック版も一時期イベントの一環で突発的に現れたことがある。
その名も「ファルノックキショウシュ」。
巨大すぎて攻撃密度がスッカスカだった元祖と違い、放電攻撃の存在もあって意外と侮れなかった。
とはいえ、フレーム回避が十分できていれば脅威にもならないのだが…




追記・修正は尻から雷を撃てるようになってからお願いします。
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最終更新:2023年01月05日 01:23