ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか

登録日:2015/07/20 (月) 00:16:45
更新日:2023/10/04 Wed 07:58:29
所要時間:約 20 分で読めます




『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』とは、大森藤ノによるライトノベル作品である。レーベルはGA文庫。
イラストはおっぱいに定評のあるヤスダスズヒト
2023年6月時点で累計発行部数1500万部を突破している。

元々は小説投稿サイト「Arcadia」並びに「小説家になろう」にて投稿されていた作品で、第4回GA文庫大賞で「大賞」を受賞した。
タイトルで勘違いされやすいが内容は王道のファンタジーバトルストーリー。
夢と野望に満ちたダンジョン、そこで繰り広げられる取り返しのつかない損失も起きる厳しい戦い、その中での主人公の出会いと成長を描いている。
タイトルとのギャップから実際読んで見てびっくりする人も多い。
元々、タイトルは「ファミリア・ミィス」とする予定だったのが商業出版の際に現在のタイトルに変更されたのだとか。
2014年1月から外伝の『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア』が刊行されている。こちらのイラストは、はいむらきよたかが担当。

2015年4-6月期にアニメ化された。全13話+OVA1話。
2017年4月に外伝ソード・オラトリアが放送。
2019年7月より第2期が放送。全12話+OVA1話。
2020年7月より第3期が放送開始だったが、コロナウイルスの影響によりスケジュールが大幅に遅れ2020年10月に延期になった。全12話+OVA1話。
2022年7月より第4期前半「新章 迷宮編」が放送。全11話。
2023年1月より第4期後半「深章 厄災編」が放送開始。

アプリゲーム『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか メモリア・フレーゼ(略称はダンメモ)』が2017年6月19日より配信。
原作者完全監修の内容で「ギャグ4、シリアス3、原作で描かれていない部分3」のバランスで構成されており、全編録り下ろしフルボイスとなっている。
特に周年イベントの力の入れようは半端なく、1周年、4周年は作者公式のIFの物語、2周年、3周年、5周年は本編と明確に繋がる過去の物語が配信される。
1周年イベント『グランド・デイ』では、三大クエストの一角である『陸の王者ベヒーモス』の亜種との戦い。
2周年イベント『アルゴノゥト』では、原作でちょくちょく話に出てくる英雄アルゴノゥトの真実。
3周年イベント『アストレア・レコード』では、かつて最強と謳われた【ゼウス・ファミリア】と【ヘラ・ファミリア】の眷属の初登場と、本編より先にベルの両親の詳細が判明。
4周年イベント『アエデス・ウェスタ』では、作者曰く『劇場版オリオンの矢』の完結編と言うべきストーリー。
5周年イベント『ナイツ・オブ・フィアナ』では、かつて存在した小人族の英雄『フィアナ騎士団』を主役とした物語。
6周年イベントは、ダンまちの中でも最大級の戦い、外伝ソードオラトリア12巻のエニュオとの最終決戦『狂乱の戦譚(オルギアス・サガ)』が配信される。

このように非常に豪華な内容となっている上に、本編と明確に繋がる設定が次々出てくるため、ゲームでやって大丈夫なのかというツッコミもある。
ちなみにストーリーも年々長くなっており、『アストレア・レコード』以降は前編・中編・後編合わせて計10時間越えが当たり前となった。大森先生頑張りすぎ。
2022年に『アストレア・レコード』、2023年に『アルゴノゥト』が書籍化が決定。この2作品は主人公ベルのルーツが判明する物語でもあり、この二つの物語を知ってると本編の面白さが格段に上がる。
6周年イベント『狂乱の戦譚(オルギアス・サガ)』を以て『メモリア・フレーゼ』で新規オリジナルストーリーなどの更新が完結することが決まった。



ストーリー

迷宮都市オラリオ――『ダンジョン』と通商される壮大な地下迷宮を保有する巨大都市。
未知という名の興奮、輝かしい栄誉、そして可愛い女の子とのロマンス。
人の夢と欲望が全て息を潜めるこの場所で、少年は一人の小さな「神様」に出逢った。
「よし、ベル君、付いてくるんだ! 【ファミリア】入団の儀式をやるぞ!」
「はいっ! 僕は強くなります!」
どの【ファミリア】にも門前払いだった冒険者志望の少年と、構成員ゼロの神様が果たした運命の出会い。


これは、少年が歩み、女神が記す、

――【眷属の物語(ファミリア・ミィス)】――



用語


【迷宮都市オラリオ】
物語の舞台となる、世界で唯一の『ダンジョン』の上に建造された都市。
無限に生まれるモンスターから獲得できる魔石を狙って多くの冒険者が集い、
それを面白がる神々が多数存在する事で世界でも類を見ないほどの超人達が複数存在する「世界で最も熱い都市」。


【ダンジョン】
オラリオの地下に存在する、モンスターが産まれてくる地下迷宮であり、下部の階層に潜れば潜るほど広くなり、モンスターも強力になっていく。
12階層までが上層、13階層から24階層までを中層、25階層から36階層が下層、37階層から下の階層を深層と呼ばれる。
ダンジョンの秘密を神々は知っているみたいだが何故か隠しており、ダンジョンの最下層までたどり着いたものは誰もいない。


【神】
1000年前に天界より降り立った超越存在(デウスデア)。
元々は天界の住人だったが、無限の時をダラダラ生きる事に飽きた神々は下界に興味を抱き、
「下界に暮らす子供達と同じ地位と力で彼らの視点に立つ」というゲームを始めた。
そのため、下界では神の力を使うことは禁じられている。

その結果、下界の娯楽は神々を大いに興奮させ、多くの神が下界に永住することを決め、『神の恩恵(ファルナ)』を与える存在として信仰されることに。
しかし、退屈が嫌で飛び出してきた連中ばっかりなため、基本的に自分の娯楽が最優先の人格破綻者が多く、
オラリオには神様によるどうしようもないオチが待ち受けている話、略して「神話」が数多く語られている。
地上での暮らしぶりも様々で、上手いこと強力な子供達を引き抜いて左うちわで生活している者もいれば、
持ち前の技術を活かして特殊なファミリアを運営している者、完全に趣味に没頭している者、
ニート生活を満喫していたら居候先の友人がキレて追い出され、バイトして生活費を稼ぐ羽目になっている者など様々。

天界では死後の魂を導く役割を担う。
要は閻魔大王みたいなことをしているわけだが、生前の行いはほぼ関係がない。
神に気に入られればどんな悪党であれ厚遇されるし、どんな善人でも気に入られなければその時の神の気分で罰を課されることもある。
ちなみに現在は多くの神が地上に降りてしまったため人手が不足しているらしく、天界に残る神は必死こいて仕事をするあまり相当に殺気立っているとか。


【ファミリア】
神によって組織される派閥。眷属とも言う。
個々のファミリアは主である神の名を冠して【○○・ファミリア】と呼ばれ、ファミリアの主である神は「主神」と呼ばれる。
下界では神の力の使用を禁じられている神々が、自分の娯楽に没頭するため、『神の恩恵』と引換えに組織しているギルドのようなもの。
冒険者によって構成される探索系、鍛冶師によって構成される鍛冶師系、
農業を営む農耕系、回復薬等を販売する医療系等、主神によって様々な種類が存在する。


【神の恩恵(ファルナ)】
神々が人間に与える恩恵。授かった時点で常人離れした身体能力が得られる。
神々によると、外部から与えられた神の力ではなく、個人の中に眠っている可能性を引き出すための『促進剤』にすぎないとの事。
言ってしまえば潜在能力を覚醒させる力。


【冒険者】
『神の恩恵』を授かり、ダンジョンに潜って生計を立てる者たちの総称。
Lv.1の冒険者を下級冒険者、Lv.2以上の冒険者を上級冒険者と区分され、そこからLv.2の冒険者は第三級冒険者、Lv.3とLv.4が第二級冒険者、Lv.5以上の冒険者を第一級冒険者と呼ばれる。
レベルを上げるのは命がけのため、多くの冒険者が集うオラリオでも大半が下級冒険者である。
現時点の最高峰の冒険者はLv.7だが、かつてはLv.8やLv.9の冒険者が存在した。


【ステイタス】
『神の恩恵(ファルナ)』によって引き出されるその人間の可能性。
基本アビリティ、発展アビリティ、魔法、スキル、そして総合的階位を示すレベルから構成され、
神は眷属の経験した事象である【経験値(エクセリア)】を抜き出し、
それを【神聖文字(ヒエログリフ)】として眷属の体に刻み込むことでその経験値を具現化させる。
まあ要するにポイントによる能力値の増大だと思えばいい。

レベルはその者のランクを示す数値。
何かしらの偉業(自分より強いモンスターや冒険者を倒す、死地や危地を乗り越えるなど)を為し、より上位の経験値を得て壁を突破することで初めてランクアップが可能になり、心身が劇的に進化する。
基本的に上位のレベルの存在に下位の者は単独では絶対に敵わないとされている。
レベルを上げるほどランクアップが困難になっていき、才能や覚悟が足りない者たちはLv.3・Lv.4当たりで打ち止めとなる。

基本アビリティは「力」、「耐久」、「器用」、「敏捷」、「魔力」の五項目からなる基礎能力。
一般的には0~999の数字とI~Sの等級によって示される。
経験値の内容によって上昇率は異なり、例えば攻撃を行えば「力」が、防御を行えば「耐久」がより上昇する。
生まれ持った肉体の資質によってアビリティの適性と上限が決まっており、冒険者の最終ステイタスは大抵がCかD、良くてBに落ち着く。アビリティの最高評価のSまで上り詰めるものは全くと言っていいほどいない。

発展アビリティは、何かしらの特性を指す。
アビリティの発現はランクアップ時で、経験値の内容によって発現するアビリティも変わってくる。
多くのモンスターを狩ることで発現する「狩人」、鍛冶スキルを引き上げる「鍛冶」などが存在する。

魔法は超常現象を引き起こす力。この世界では魔法を使えるか否かは種族によって決まっているが、神の恩恵によってどんな種族でも魔法の使用は可能になっている。
ただし、発現するかどうかは別問題。発現しないまま終わる者も少なくない。
魔導書を使用することで強制的に魔法を発現させることも出来るが、値段がバカ高いので普通は無理。

スキルは神の恩恵を得た者が発現させる固有の能力。
発現自体が希な特殊能力であり、発現者の特定の行動や基本アビリティ、魔法などを補正・強化する。
中には他に類を見ない特殊な効果を持ったレアスキルも存在し、それが知られた日には一躍注目の的&神の玩具コースが確定する。


『神の恩恵』の性質上、比較的安全な単純作業の繰り返しでは基礎アビリティを伸ばす事はできても永遠にランクアップには至らない*1
その為、「冒険者は冒険するな(探索は安全を最優先しろ)」の鉄則から反する無謀な行為が必要となる。
また、授けた主神の恣意でもお気に入りの冒険者のレベルを引き上げるようなことは出来ない。


【人造迷宮クノッソス】
1000年前、ダンジョンに魅入られた奇人ダイダロスとその子孫たちによってオラリオの地下に造られた迷宮。
広さはオラリオに匹敵し、深さはダンジョンの18階層まで到達するがこれでもまだ3割程度しか完成していない。
悪辣集団『闇派閥』の本拠地でもあり、このクノッソスが切っ掛けに多くの悲劇が生まれている。
外伝『ソード・オラトリア』《都市の破壊者》編の最後の戦いの舞台。


【三大冒険者依頼】
古代にダンジョンから地上へ進出した強力な三体のモンスターである「陸の王者ベヒーモス」、「海の覇王リヴァイアサン」、「黒竜」の討伐が依頼内容で最強の冒険者が揃うオラリオには、この三体を討伐する責務と資格がある。ベヒーモスとリヴァイアサンは15年以上前に【ゼウス・ファミリア】と【ヘラ・ファミリア】により討伐されたが、黒竜は未だ討伐されておらず下界の悲願である。


登場人物


【ヘスティア・ファミリア】
女神ヘスティアを主神とするファミリア。
最初は新米冒険者一人とロリ神という零細ファミリアだったが、ベルの急速な成長と活躍によって徐々に仲間を増やし、評判を上げてきている。
戦争遊戯で一躍有名となり、多数の入団希望者が訪れたが、主神の莫大なローンの前に波が引くように去っていったため、今でもあまり生活に余裕がない。
基本的に、団長のベルが個人的に関係を得た人物を連れてきて神ヘスティアがそれを認知するという形で団員を受け入れているため、
ベルの意識が届く範囲でしか人が増えていない。

CV.松岡禎丞
職業:冒険者 / 性別:男 / 人種:ヒューマン / 武器:《ヘスティア・ナイフ》《牛若丸》《牛若丸弐式》《白幻》 /
/ ステイタス:Lv.4 / 発展アビリティ:《幸運》《耐異常》《逃走》 / スキル:《憧憬一途(リアリス・フレーゼ)》《英雄願望(アルゴノゥト)》《闘牛本能(オックス・スレイヤー)》 / 魔法:《ファイアボルト》

本作の主人公。【ヘスティア・ファミリア】団長。二つ名は【未完の少年(リトル・ルーキー)】からの【白兎の脚(ラビット・フット)】。
育ての親であった祖父を亡くし、祖父が読み聞かせてくれていた英雄譚への憧れ、
そして「男ならハーレム目指さなきゃな!」という教えに伴って運命の出会いを求めてオラリオにやって来た白髪の少年。
当初はただの新米だったが、アイズとの出会いをきっかけに彼女に一目惚れし、スキル『憧憬一途』を発現させ、
急速に成長を始め、過去の記録を大幅に塗り替えるランクアップを達成し、「世界最速兎(レコードホルダー)」として一躍注目の的となる。

ただ、本人はそのスキルの存在を知らない。
善良かつ純粋な性格から良くも悪くも人を惹きつけ、多くの女性から好意を持たれているが、本人はアイズ一筋な上に鈍感なため気付いていない。

CV.水瀬いのり
性別:女 / 人種:女神

黒髪ツインテールボクっ娘ロリ巨乳な女神。
最近になって下界に降りてきた女神で、神友であるヘファイストスの下でニート生活を送っていたが、
その有様にキレたヘファイストスによって追い出され、バイト暮らしをする事に。
そんな中でオラリオに来たばかりのベルと出会い、彼を眷属としてファミリアを結成した。
最近はベルの稼ぎが増えているため生活に余裕はあるが、ヘファイストスに頼み込んで作ってもらったヘスティア・ナイフの35年ローンがあるため、ただ働きさせられている。
ちなみにベルが『憧憬一途』の存在を知らないのは彼女が隠しているため。レアスキルである『憧憬一途』の存在が他の神に知られれば絶対にトラブルになるという事と、
アイズへの懸想が原動力になっている事が面白くないという事が理由。比率で言うと1:9。
怠け癖があるがいわゆるダ女神ではなく、ベルが連れてきた仲間を見極め、家族として道を指し示す厳しさと寛容さを兼ね備える。
人の善性を引き出す事を得意としており、ベルとの相性は最高。

そしてヘスティアを語る上で欠かせないのが「例の紐」の存在である。
二の腕と胸の下を通して体を一周するように身に付けており、
これによって彼女の豊満な胸が強調されるだけではなく、腕を動かせば胸がこうグイッとなる。
そのインパクトに某イラストサイトには大量のイラストが投下された。

  • リリルカ・アーデ
CV.内田真礼
職業:サポーター / 性別:女 / 人種:小人族(パルゥム) /
武器:《リトル・バリスタ》/ ステイタス:Lv.1→Lv.2/ スキル:《縁下力持(アーテル・アシスト)》《指揮想呼(コマンド・コール)》 / 魔法:《シンダー・エラ》

【ヘスティア・ファミリア】所属のサポーター。通称リリ。
元々はソーマ・ファミリアの一員で、虐げられる日々を送り冒険者への嫌悪感を持っていたが、ベルによって救われ、彼に好意を抱いている。
当初は神ソーマがリリに興味を持っていなかったため退団を許されずにいたが、戦争遊戯の際に正式にヘスティア・ファミリアに改宗した。
ちなみに小人族なためベルからは妹のように思われているが、ベルより年上。
身体が小さいのと主神その他がバケモンなせいで目立たないがプロポーションもしっかり成人女性、バストもちゃんと標準以上に有る。
入団後は借金まみれの主神に代わり、ファミリアの財布を握っている。
冷静な現実主義者として一番シビアで安全な方針を最初に発言する、ヘスティア・ファミリアの議長役。
だが沈着冷静が強みであるが故に、とりあえず異常事態(イレギュラー)を持って帰ってくるのが売りのベルとの相性はある意味最悪。
前線戦闘の資質は乏しいが頭の回転の速さはファミリア随一で、指揮官としてパーティーの力になることを決める。
外伝「ソード・オラトリア」の穢れた精霊戦では、その頭脳の力を限界突破で発揮する。
遠征から帰還後、念願のLv2になった。

  • ヴェルフ・クロッゾ
CV.細谷佳正
職業:鍛冶師 / 性別:男 / 人種:ヒューマン / 武器:《大刀》 /
ステイタス:Lv.2/ 発展アビリティ:《鍛冶》 / スキル:《魔剣血統(クロッゾ・ブラッド)》《炎化創火(ベリタス・バーン)》 / 魔法:《ウィル・オ・ウィスプ》

【ヘスティア・ファミリア】所属の鍛冶師。
魔剣鍛冶の第一人者とも言われるクロッゾ家の出身であり、現在一族の中で魔剣を作成できる唯一の人間。
しかし本人は鍛冶師としての信念によって魔剣を嫌悪しており、家を飛び出してオラリオに来た。
元は【ヘファイストス・ファミリア】に所属しており、神ヘファイストスからもその才能に目をかけられていたが、
団員からのやっかみと、ネーミングセンスの残念さによって中々日の目を見られずにいた。
そんな中ベルと出会い、初めての固定客として専属契約を結び、彼との冒険の中で自分の中の壁を乗り越え、レベル2に達する。
そして戦争遊戯の際に窮地に陥る友のために【ヘファイストス・ファミリア】を退団し、正式に【ヘスティア・ファミリア】に入団した。
ヴェルフによって作られる魔剣は、Lv.4相当の長文詠唱魔法を即時発動させる事が可能。
遠征にて窮地に襲われ、その状況を打破するため誰も造った事のない砕けぬ魔剣《始高・煌月》の制作に成功する。
主神を除けばファミリアで一番安定したメンタルの持ち主で、とにかくすっ飛ばされてしまうベル、沈着冷静が売りゆえに異常事態に揺れやすいリリを後ろから支えるヘスティア・ファミリアの長兄。

  • ヤマト・命
CV.赤崎千夏
職業:冒険者 / 性別:女 / 人種:ヒューマン / 武器:《残雪》《地残》《虎鉄》 /
ステイタス:Lv.2/ 発展アビリティ:《耐異常》 / スキル:《八咫黒烏(ヤタノクロガラス)》《八咫白烏(ヤタノシロガラス)》 / 魔法:《フツノミタマ》

【ヘスティア・ファミリア】所属の冒険者。二つ名は【絶✝影】。
元々は【タケミカヅチ・ファミリア】の団員だが、自分達のせいでベル達を窮地に陥らせてしまったことがあり、
その事に負い目を感じていたが、ベルに許された事で盟友となる。
そして戦争遊戯の際、窮地に陥る友のために【タケミカヅチ・ファミリア】から【ヘスティア・ファミリア】に改宗した。
遠征後はアビリティが大幅に上昇した。
スキルの方は「自爆系のやばそうなのが発現しそうだった」という主神ヘスティアの判断で出さなかった。

  • サンジョウノ・春姫
CV.千管春香
職業:娼婦(見習い) → 世話係兼冒険者/ 性別:女 / 人種:狐人(ルナール) / 服:《紅楓》 / ステイタス:Lv.1(Lv.2にランクアップ可能)/ スキル:《妖想狐術(ミクズメノホウ)》/魔法:《ウチデノコヅチ》《ココノエ》

【ヘスティア・ファミリア】所属の冒険者。
エルフや精霊と並ぶ魔法種族である狐人の少女であり、一時的にランクアップを施す階位昇華(レベルブースト)の魔法【ウチデノコヅチ】を使用できる。
元々は極東の貴族であり、命や桜花達タケミカヅチ・ファミリアの面々とは幼馴染であり友人だったが、
ある出来事がきっかけで家を勘当され、その後オラリオに売り飛ばされた。
そして【イシュタル・ファミリア】に買われて娼婦となり、御伽噺や英雄譚のように英雄に救われる事を望みながら、
英雄の破滅の象徴である娼婦である自分に救われる資格はないと諦めていた。
しかし、ベルによって救出され、イシュタルがフレイヤによって天界に強制送還された事で、
【イシュタル・ファミリア】が消滅し、【ヘスティア・ファミリア】に所属する事となった。
出撃しない時は、大きなしっぽをふさふささせながらヘスティア・ファミリアのホームを保持するメイドさんをやっている。
娼婦身分ではあったものの、男の鎖骨を見ただけで卒倒するほどウブ。かつ、別の役目が見込まれていたため、「仕事」をした事がなく未だ生娘。
ただし知識だけは半端に入っているため、「自分は愛妾さんでもいいので」とか言い出したりと思考と発言はピンク色だったりする。
遠征前に複数の人間を同時にランクアップできるようになる魔法ココノエを習得し、遠征の中で高速詠唱を習得するなど妖術師として力を増す。
業績はすでにLv.2にランクアップ可能な域に達しているが、現在Lv.1に据え置き保留中。
これはへっぽこすぎて下手に力を与えるのが危なっかしいから。
超修羅場の経験はあるが、「普通にダンジョンで戦った経験」が少なすぎるのである。


【ロキ・ファミリア】
女神ロキを主神とするファミリア。
高レベルな冒険者を多数抱えた最強ファミリアの一角。


CV.大西沙織
職業:冒険者 / 性別:女 / 人種:ヒューマン / 武器:《デスペレート》 /
ステイタス:Lv.6/ 発展アビリティ:《狩人》《耐異常》《剣士》《精癒》 / スキル:《復讐姫(アベンジャー)》 / 魔法:《エアリエル》

【ロキ・ファミリア】の中核を担うオラリオ最強の女剣士。「ソード・オラトリア」では主人公を務める。
二つ名は「剣姫」。神々からの人気も絶大で、「俺たちの嫁」とか呼ばれているが、ロキが睨みを利かせているため、直接的な干渉は受けていない。
弱冠8歳でかつての最短記録と同じ期間でLv.2へのランクアップを果たした天才であり、その剣技は最早並の武器では耐えられない領域に達している。
ベルの想い人。本人もベルを気に入っているが、あくまで兎を思わせる純朴さを気に入っているだけなのでまだ恋愛には遠い。
とはいえ話が進むにつれて距離が縮まっており、クノッソスの最終決戦ではベルの存在がアイズを救う結果に繋がった。

  • ロキ
CV.久保ユリカ
性別:女 / 人種:女神

エセ関西弁を喋る女神。
かつては暇潰しに他の神に殺し合いを仕掛けるような危険な存在だったが、
現在は丸くなってただの酒好きでセクハラ好きなオッサンのような性格になっている。
ロキ無乳とあだ名されるほどの貧乳で、巨乳のヘスティアをとにかく敵視している。
しかし取っ組み合いの喧嘩になると揺れまくる胸に耐えられなくなり、毎度涙目になって逃走する。

  • フィン・ディムナ
CV.田村睦心
職業:冒険者 / 性別:男 / 種族:小人族(パルゥム) / 武器:《フォルティア・スピア》《スピア・ローラン》 /
ステイタス:Lv.6 /スキル:《小人真諦(パルゥム・スピリット)》《勇猛勇心(ノーブル・ブレイブ)》《騎心一槍(ディア・フィアナ)》《指揮戦声(コマンド・ハウル)》《軍長勲章(アル・マクミーナ)》/ 魔法:《ヘル・フィネガス》《ティル・ナ・ノーグ》

【ロキ・ファミリア】の団長を務める小人族の男。二つ名は【勇者(ブレイバー)】。見た目は少年だがアラフォー。
「危険を教えてくれる親指」を持ち、自身が先陣に立ち鼓舞する事で、仲間の士気を高める天才。究極の煽りスキルの持ち主。
小人族冒険者の最高位であり、小人族の地位を高める旗頭として大勢の声望と人気を維持する英雄イメージの守護者
「結果の事を何も考えず、信じた道をすっ飛ぶだけ」という逆英雄像の担い手であるベル・クラネルの鏡合わせで、ベルには特別の興味と敬意を感じている。
圧倒的実力とショタい容姿で、オラリオの女性冒険者からは1、2を争う人気を誇る。
ソード・オラトリアやメモリア・フレーゼでは1エピソードで主役を張る、

  • リヴェリア・リヨス・アールヴ
CV.種田梨沙川澄綾子
職業:冒険者 / 性別:女 / 人種:ハイエルフ / 武器:《マグナ・アルヴス》 /
ステイタス:Lv.6 / 発展アビリティ:《魔導》《精癒》 /スキル:《妖精王唱(フェアリー・アンセム)》《妖精王印(アールブ・レギナ)》/ 魔法:《レア・ラーヴァテイン》《ウィン・フィンブルヴェトル》《ヴェール・ブレス》《ヴィア・シルヘイム》

【ロキ・ファミリア】副団長。
迷宮都市最強の魔導師。攻撃・防御・回復、3種類の魔法に3段階の階位、
都合九種の魔法を『詠唱連結』によって詠唱文の長さを変化させることにより使いこなす事から【九魔姫(ナイン・ヘル)】の二つ名を持つ。

  • ベート・ローガ
CV.岡本信彦
職業:冒険者 / 性別:男 / 人種:狼人(ウェアウルフ) / 武器:《フロスヴィルト》《デュアル・ローラン》 /
ステイタス:Lv.6/ 発展アビリティ:《狩人》《耐異常》《拳打》《魔防》/ 魔法:《ハティ》/スキル《月下狼哮(ウールブヘジン)》《孤狼疾駆(フェンリスヴォルフ)》《双狼追駆(ソルマーニ)》

【ロキ・ファミリア】の団員。好戦的な性格をした狼人の男。二つ名は【凶狼(ヴァナルガンド)】。
とにかく雑魚が嫌いと言って憚らず、ベルの事も散々に扱き下ろしていた。
しかしベルがミノタウロスを単独で撃破するのを目撃し、怒りや羞恥心が混ざった複雑な感情を持つようになる。
ただ、男としてベルの行動には共感できる部分が多いらしく、なんやかんやとベルの心理を理解している。
彼が弱者に対して暴言を吐く理由は、外伝8巻で判明する。

  • ティオナ・ヒリュテ
CV.村川梨衣
職業:冒険者 / 性別:女 / 人種:アマゾネス / 武器:《ウルガ》《ブレード・ローラン》 /
ステイタス:Lv.6 / 発展アビリティ:《拳打》《潜水》《耐異常》《破砕》 / スキル:《狂化招乱(バーサーク)》《大熱闘(インテンスヒート)》

【ロキ・ファミリア】の団員。アマゾネス姉妹の妹。二つ名は【大切断(アマゾン)】
姉とは似ても似つかぬど貧乳。なんでも「全部持って行かれた」そうな。
魔法は一切使えない完全なるパワーファイター。しょっちゅう装備を壊してくるため、
懇意にしているゴブニュ・ファミリアからは「壊し屋(クラッシャー)」と呼ばれ恐れられている。
ベルがミノタウロスを単独で撃破するのを目撃し、それ以来「アルゴノゥト君」と呼んで気に入っている。

  • ティオネ・ヒリュテ
CV.高橋未奈美
職業:冒険者 / 性別:女 / 人種:アマゾネス / 武器:《ゾルアス》《フィルカ》《ハルバード・ローラン》 /
ステイタス:Lv.6 / 発展アビリティ:《拳打》《潜水》《耐異常》《治力》 / スキル:《憤化招乱(バーサーク)》《大反攻(バックドラフト)》 / 魔法:《リスト・イオルム》

【ロキ・ファミリア】の団員。アマゾネス姉妹の姉。二つ名は【怒蛇(ヨルムンガンド)】。
冷静沈着なように見えるが、アマゾネスらしい荒々しさも持ち合わせており、一度キレると手がつけられなくなる。
フィンに惚れているが、フィンは小人族の再興のために同種族の嫁を探しており、
アマゾネスである彼女は小人族の子供を産むことが出来ないため、今のところ脈はない。

  • レフィーヤ・ウィリディス
CV.木村珠莉
職業:冒険者 / 性別:女 / 人種:エルフ / 武器:《森のティアードロップ》《シルバー・バレッタ》 /
ステイタス:Lv.3→Lv.4 / 発展アビリティ:《魔導》《耐異常》 / スキル:《妖精追奏(フェアリー・カノン)》《二重追奏(ダブル・カノン)》 / 魔法:《アルクス・レイ》《ヒュゼレイド・ファラーリカ》《エルフ・リング》

【ロキ・ファミリア】の団員。二つ名は【千の妖精(サウザンド・エルフ)】。
エルフの魔法に限り、詠唱及び効果を完全把握すれば使用出来るという前代未聞のレア魔法・召喚魔法(サモンバースト)【エルフ・リング】を持ち、
本人の魔力も凄まじいため、ファミリア内ではいずれ中核を成す逸材として期待されている。
アイズに憧れを抱いており、彼女に目をかけられているベルを一方的にライバル視している。
外伝ではメインキャラの一人であり、クノッソスの最終決戦で過酷な戦いが訪れる。


【フレイヤ・ファミリア】
美の女神・フレイヤを主神とするファミリア。
【ロキ・ファミリア】と並び、迷宮都市二大巨頭とも言われる最強ファミリアの一角。
主要な眷属たちは皆「女神の寵愛を競い合うライバル」であり、ファミリアの中でも激しい戦いを繰り広げることで自らの「個の力」を高めあう修羅の巷と化している。
一方で、フレイヤを大事にするあまり彼女の事になると眷属通り越してかなり過保護な保護者になってしまう面もあったり。


  • フレイヤ
CV.日笠陽子
性別:女 / 人種:女神

天界でも随一の美貌を持つ美の神。その美貌は神の力を使う必要すらなく人間を魅了し、籠絡する。
なお、「神としての魅了の権能」は本気で使ったら神も人も等しく特殊な耐性持ちでない限りねじ伏せる程に強大であり、本人も眷属や伴侶探しの際はそれを使わずに相手を口説くようにしている。
オラリオの男神の多くとも関係を持っており、色々と便宜を図らせている。
【フレイヤ・ファミリア】は彼女がその魂の色を気に入って魅了の権能を使わずに(状況によっては周りに対しては使った事はあるが)自分に惚れさせた人員で構成されており、全員がフレイヤを信奉している。
現在は今までに見たこともないほどに透き通った色をした魂を持つベルに執着しており、その魂をより輝かせるための試練をぶつけている。
その試練は下手すれば死ぬレベルだが、もしベルが死んでしまったら天界まで追いかけてその魂を拾い上げるつもりらしい。
当然ベルがそこまで執着されている事をファミリアの構成員は面白く思っておらず、大なり小なり嫉妬の念を抱いている。

  • オッタル
CV.小柳良寛
職業:冒険者 / 性別:男 / 人種:猪人(ボアズ) / ステイタス:Lv.7
発展アビリティ:《狩人》《耐異常》《魔防》《破砕》《剛身》 / スキル:《戦猪招来(ヴァナ・アルカンチュール)》《我戦我在(ストルトス・オッタル)》 / 魔法:《ヒルディス・ヴィーニ》

【フレイヤ・ファミリア】団長。
オラリオ唯一のLv.7である『頂点』。二つ名は【猛者(おうじゃ)】。
幼い頃フレイヤに拾われ彼女に名前や居場所を与えられた過去を持ち、フレイヤの腹心としてベルへの試練やフォローを任される事が多い。


【ヘファイストス・ファミリア】
鍛冶の神・ヘファイストスを主神とするファミリア。
鍛冶師のファミリアであり、迷宮都市の中でも最高級のブランドとして名高い。


  • ヘファイストス
CV.寺崎裕香
性別:女 / 人種:女神

天界で神匠と謳われた鍛冶の神。ヘスティアの神友でもある。
以前、下界に降りてきたヘスティアを居候させていたが、
あまりにだらけた生活を送っていたヘスティアにブチキれ、追い出した。


【ミアハ・ファミリア】
医療の神・ミアハを主神とするファミリア。
回復薬などの販売を専門としている。
元々は中堅所のファミリアだったが、莫大な借金を抱えてしまい、零細ファミリアとなってしまっている。


  • ミアハ
CV.古川慎
性別:男 / 人種:神

長髪の美青年の姿をした男神。
ヘスティアとは零細ファミリア仲間として仲良くやっている。

  • ナァーザ・エリスイス
CV.葉山いくみ
職業:薬師・元冒険者 / 性別:女 / 人種:犬人(シアンスロープ) / 武器:《弓》 / ステイタス:Lv.2 / 発展アビリティ:《調合》 / 魔法:《ダルヴ・ダオル》

【ミアハ・ファミリア】団長。
元々は冒険者だったが、ある時瀕死の重傷を負い、右腕をモンスターに食われた。
この時ミアハがファミリアの全財産をはたいて彼女の義手を用意し、それ以来彼に感謝と好意の念を抱いている。
薬師としての実力は本物で、色々と新商品を開発している。


【ヘルメス・ファミリア】
ヘルメスを主神とするファミリア。
団員のランクはレベル2止まりとされているが、実際は申請していないだけで高位の冒険者を何人か抱えている。


  • ヘルメス
CV.斉藤壮馬
性別:男 / 人種:神

とにかく捉えどころが無い事で有名な男神。
普段は情報収集の為に各地を巡っており、滅多にオラリオにはいない。
ベルの育ての親であるゼウスと知り合いであり、ベルを【ゼウス・ファミリア】が遺した最後の英雄(ラスト・ヒーロー)として高く評価している。

  • アスフィ・アル・アンドロメダ
CV.茅野愛衣
職業:冒険者・魔道具作成者 / 性別:女 / 人種:ヒューマン / ステイタス:Lv.4 / 発展アビリティ:《神秘》《調合》《彫金》/魔法:《カロフ・アルゴール》

【ヘルメス・ファミリア】団長。二つ名は【万能者(ペルセウス)】。
ヘルメスからほぼ全ての雑務を押し付けられている苦労人。
作成した道具に様々な特殊効果を付与する発展アビリティ《神秘》を保有する稀代の魔道具作成者(アイテムメイカー)。
ペルセウスの名の通り、そのアイテムには『飛翔靴』や装備した者を完全なる透明状態にする『漆黒兜(ハデス・ヘッド)』などがある。


【豊穣の女主人】
ベル行き着けの酒場。
【フレイヤ・ファミリア】の先代トップだった女将を筆頭に訳ありの実力者が多く集っており、Lv.2の冒険者程度なら軽くぶちのめせる。


  • シル・フローヴァ
CV.石上静香
職業:酒場店員 / 性別:女 / 人種:ヒューマン

【豊穣の女主人】の店員。
偶然ベルと出会って以来、昼食の弁当を用意するのが日課になっておりベルに好意を抱いている。
ベルは他の店員達から彼女の将来の婿として認識されている。
「たまたま」重要なアイテムを手に入れ、それを「都合良く」ベルに持たせて彼の窮地を結果的に救っている事が多い。



CV.早見沙織
職業:酒場店員・元冒険者 / 性別:女 / 人種:エルフ / 武器:《アルヴス・ルミナ》《小太刀・双葉》 /
ステイタス:Lv.4 / 発展アビリティ:《狩人》《耐異常》《魔防》 / スキル:《妖精星唄》《精神装填》《疾風奮迅》 / 魔法:《ルミノス・ウィンド》《ノア・ヒール》

【豊穣の女主人】の店員。元冒険者であり、かつての二つ名は【疾風】。
かつては【アストレア・ファミリア】に所属しており、オラリオの治安維持に尽力していたが、敵対派閥から闇討ちを受けてファミリアは全滅。
リューはその報復として闇討ちを実行したファミリアの者やそれに協力した者を血祭りにあげ、ギルドのブラックリストに載ってしまっている。
そして力尽きて倒れたところをシルに救われ、【豊穣の女主人】に身を置くことになった。
ベルの事は他の店員と同じくシルの将来の伴侶として認識しているが、彼女自身もベルを意識している。
深層でベルと共に過酷な戦いを挑み、仲間を失ったトラウマを癒し自分を救ってくれたベルに完全に好意を抱くようになる。


【ギルド】
迷宮都市オラリオの管理機関。
神ウラノスを長としているが、あくまでも中立であるとして職員に『神の恩恵』は与えていない。


  • エイナ・チュール
CV.戸松遥
職業:ギルド職員 / 性別:女 / 人種:ハーフエルフ

【ギルド】の受付嬢兼冒険者アドバイザー。ベルの担当者でもある。
ベルを弟のように気にかけており、凄まじい勢いで成長し、それと同じくらいトラブルにも巻き込まれやすいベルに頭を痛めている。
冒険者達の憧れの的であるが、本人はちょっと頼りないくらいの男性が好みらしい。要するにベルは好みど真ん中。最近ベルの泣き顔で堕ちた

  • ウラノス
CV.大川透
性別:男 / 人種:神

【ギルド】の主神。
1000年前に地上に降臨した最古の神の一人であり、ダンジョンを塞ぐ事が出来たのは彼の尽力が大きいと言う。
現在はダンジョンのモンスター達が地上に現れないように祈祷を捧げているとされているが……。

  • フェルズ
CV.小松未可子
性別:? / 人種:?

『神秘』のアビリティを極めて永遠の命を生み出す『賢者の石』を作り出した「賢者」。
ウラノスの右腕で、異端児(ゼノス)との連絡役や裏の仕事を引き受けている。
骸骨の姿の為、たまたま見られた一部のギルド職員からは『幽霊(ゴースト)』という名で噂されている。
彼?が居なければ、死んだウィーネの復活は無かった。


【その他】


CV.斧アツシ

ベルの育ての親である神。ベルに英雄譚を語り聞かせた、ベルにとっての英雄。
1000年前から15年前に至るまで、オラリオに【ヘラ・ファミリア】と共に最強のファミリアとして君臨した【ゼウス・ファミリア】の主神。
しかし15年前、「黒竜」の討伐に失敗し、ファミリアは壊滅。対立していたロキとフレイヤによって都市から追い出された。
ちなみにベルは彼が死んだと思っているが、実際はやむを得ない事情で姿をくらませただけらしい。

  • レヴィス

『穢れた精霊』と呼ばれる何かを守護する謎の女。
体内に魔石を持つ、モンスターと人間の人間の混合種(ハイブリッド)である怪人(クリーチャー)。
アイズを『アリア』と呼び、付け狙っている。


主なモンスター

  • ミノタウロス
主に15階層で出現するLv.2相当のモンスターで、驚異度もトップクラスの三つ星(Lv.3にも匹敵する程)。
中層最強とも言われている為(中層自体は24階層まで)、Lv.1の冒険者がソロで討伐する事は本来あり得ない。

  • ゴライアス
迷宮の弧王(モンスターレックス)と呼ばれている中層17階層の階層主で、総身7メートルにも達する灰褐色の巨人でLv.4相当。
ゴライアスに限らず、階層主は一度討伐されると、一ヶ月ほどはリポップしない。

  • 漆黒のゴライアス
安全地帯の18階にイレギュラーでポップした、全身を黒く染め上げたゴライアス。
『神』の存在を感じ取ったダンジョンが直接産んだ為、17階層のゴライアスよりもレベルが上でLv.5相当。
通常のゴライアスにはない再生能力を持っており、頭を吹き飛ばされても再生する。

  • ウダイオス
迷宮の弧王(モンスターレックス)と呼ばれている深層37階層の階層主で、全身を漆黒に染め上げた骸王。
ただし、下半身は地面に埋まっている為、直接の移動は出来ない模様。かわりに地中から射程の長いスパイク攻撃を放つ。
Lv.6相当だが、アイズはLv.5の時にほぼ単身で討伐を果たした。

  • 黒竜
三大冒険者依頼の最後のモンスター。おそらく本作のラスボス。
英雄譚の最後を飾る暴虐の竜王であり、史上最強と謳われた英雄アルバートが己の命と引き替えに片目を潰して、オラリオから退けたとされており、古から「隻眼の竜」の名で伝わる生きる伝説の怪物。
本編にはまだ登場していないが、かつて黒竜に戦いを挑み敗れた【ゼウス・ファミリア】の団長がLv.8、【ヘラ・ファミリア】の団長がLv.9、両ファミリアの幹部達でLv.7だった事が後に判明。
この両ファミリアが総力を挙げても勝てなかった事から、最低でもLv.10以上の力を持っていることが推測される正真正銘最強のモンスター。


異端児(ゼノス)

強い憧憬を持っていたモンスター達が生まれ変わり、高い知性と人間と変わらぬ心を持つようになった異端のモンスター達。

  • ウィーネ
CV.日高里菜
性別:♀ 種族:竜(ヴィーヴル) 

ベルが初めて出会った異端児。一時期、【ヘスティア・ファミリア】で保護されていた。
【イケロス・ファミリア】の襲撃によって、ベルの目の前で額の紅石を抜き取られて暴走してしまう。
そして、そのまま地上のオラリオへ出てしまい・・・

  • リド
CV.水中雅章
性別:♂ 種族:蜥蜴人(リザードマン)

最初期からのメンバーで、異端児の事実上のリーダー。
実力は第一級冒険者に匹敵し、ベルを「ベルっち」と呼んでおり、人間への理解も深い。

  • レイ
CV.高田憂希
性別:♀ 種族:歌人鳥(セイレーン)

異端児の最初期からのメンバー。美しい歌声で歌い、片言で人の言葉を話す。
穏健派で人間への理解も深い。

  • グロス
性別:♂ 種族:石竜(ガーゴイル)
異端児の最初期からのメンバー。
あまり人間を信用していない。

CV.杉崎亮
性別:♂ 種族:黒い猛牛(ミノタウロス)

異端児の中で最強の実力を持ち、【ロキ・ファミリア】の幹部複数人を相手に互角に戦える。
Lv.7相当の能力を持ち、作中でも最強クラスの戦闘力を持つ。
正体は、ベルがLv.1の時に倒した片角のミノタウロスがベルともう一度戦いたいという願いから異端児として生まれ変わった存在。 
ベルとは互いに認め合う好敵手であり、彼とベルの勝負は作中の中でも屈指の名勝負




その他

ダンまちの4コマがヤングガンガンで連載されていたが、そのタイトルが
「そもそもダンジョンにもぐるのが間違いではないだろうか」…作品の根幹をタイトルから否定してかかりやがった
と思ったが、作者がちょぼらうにょぽみなのである意味平常運転である。
ちなみに、2ndシーズンのタイトルは「どう考えてもダンジョンにもぐるのが間違いではないだろうか」
いいぞもっとやれw




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最終更新:2023年10月04日 07:58

*1 積み重ねではなく、苦境や困難を打破した経験が必要となる