ファイアーエムブレムif

登録日:2015/07/18 Sat 23:46:33
更新日:2024/01/24 Wed 13:32:29
所要時間:約 76 分で読めます






祖国のために剣をとるか。
闇夜を照らす光となるか。



ファイアーエムブレムif』(Fire Emblem Fates)とは、任天堂発売のニンテンドー3DS用シミュレーションRPGである。
発売日は2015年6月25日、開発はインテリジェントシステムズ。


もくじ




【概要】
開発チームは前作の『覚醒』と同じメンバー。キャラクターデザインも前作に引き続きコザキユースケ氏が担当する。
一番の特徴は白夜王国と暗夜王国(と後日配信の第3ルート)にストーリーが分岐すること。第六章までチュートリアルっぽく共通のストーリーが進み、そこから分岐。
パッケージ版では購入したタイトルの方へ、DL版では選んだ方のルートになる。
選ばなかった方のルートや、後日追加された第3ルートは追加DLCという扱いで販売されていた。(3DS版e-Shopサービス縮小に伴い販売終了)
一度分岐点まで進めば、その後のプレイは分岐点からプレイ可能。
3ルートあるのに最初からやり直すのはダルいという声に答えた模様。分岐前だけでも相当量ありますからね…。

また、2つのルートをどちらも選択でき第3のルートのDL権(もちろん発売当時は使えない)も付属した、資料集付きの限定版も発売されたが、案の定転売目的の購入者が続出した。
パッケージ版2種、DL版、限定版で内蔵データが異なるため、更新データの類も4バージョン用意されている。

公式サイトの『ファイアーエムブレムif バックグラウンド』では、イラストレーターや漫画家が手がけた支援会話シーンのイメージイラストを多数見ることができる。

以下各ルートの特徴を紹介。

○白夜王国
ファイアーエムブレムシリーズ(以下FE)では初めて和をテイストとした王国。クラスも侍や忍、巫女といった和風のもので、武器も刀や薙刀などといったもの。
国風は平和を愛しており、良き指導者である王族のもとで穏やかに民は暮らしている。
一方的に暗夜王国から侵略戦争を仕掛けられているので、普通に見れば被害者国。*1

大まかなストーリーとしては自分が育った国や兄弟姉妹を裏切り、祖国と本当の兄弟姉妹の為に暗夜王国の侵略と戦うというもの。
難易度としては暗夜よりは簡単。遭遇戦のお陰で育成と金策が自由に行えることとマップギミックが比較的シンプルなことがその要因である。
それでも前作の『覚醒』よりは難易度が高いと言われているが、初心者がやり始めるのはこちらがオススメ。
ただし、遭遇戦で戦力アップする事を前提でバランスがとられている部分もあるので難しいマップは難しくなっている。

白夜のキャラクターは剣士戦士アーチャー僧侶・シスター・神官魔道士ペガサスナイト等、
戦力が充実してない時期の自軍の主力として仲間になってきたクラス(の和装版)が主体で性格の癖が少なく、性能もはっきりしたキャラが多い。例外もいるけど
白夜兄弟も主人公に対しての「愛情」を見せつつ、「信頼」を表面に見せた反応を示す為とっつきやすい。

○暗夜王国
従来通り西洋風の王国。クラスや武器も馴染みがあるものばかりと思われる。
国としては太陽の光が射さず、殺人や強盗といった犯罪が絶えない状態。王都ですら道を歩けば野盗に襲われるという世紀末っぷり。
武力によって領土拡大を目指しており、白夜王国の領土を手に入れようと侵略戦争を仕掛けている。*2

こちらは白夜の逆で、祖国を裏切り本当の兄弟姉妹と敵対し、義理の兄弟姉妹とともに戦いながら荒んだ暗夜王国を内側から変えていくもの。
難易度は文字通り手強いシミュレーション。
遭遇戦がないのでキャラ育成や金策をよく考える必要があり、敵の配置も勝利条件もこちらを殺しに来ているものが多い。
また思考パターンも「ダメージが通らない相手には攻撃しない」「切り込みスキルでユニットを孤立させ嬲り殺す」など相当に優秀。
熟練のエムブレマー向け。無理を感じ始めたらDLCを活用するか、大人しく難易度を下げよう。
なお本作独自のゲームバランスへの理解も重要であり、従来作のような感覚で挑めばいいとも言えない。

暗夜のキャラクターはソシアルナイトアーマーナイトドラゴンナイトダークマージバーサーカー等過去の作品で敵勢力の主力として重宝されてきたクラスが主体で、一癖も二癖もあるキャラクターが多く、やはり性能も癖があるキャラが多い。
暗夜兄弟の主人公に対する溺愛っぷりと職種選択の間違いっぷりは異常。

○インビジブルキングダム
2015年7月9日に配信された第3ルート。上記双方のルートをやっておくことが推奨されるが、時間やお金がない人はどちらか片方だけでもそんなに問題はない。
白夜王国にも暗夜王国にもつかず、歌姫アクアの導きで辿り着いた透魔王国での戦いを描く。
名前が長くて略しづらいので俗に「透魔ルート」とも。

白夜王国・暗夜王国問わず本作に登場するキャラクターの大多数が仲間となるルートなので、両軍混合のドリームチームが結成できる。
支援会話集めもやりやすいが、本ルートでは仲間にならないキャラクターも存在するために全てを集めきることはできないので注意。
また、例えばツバキ(白夜)とルーナ(暗夜)など、所属勢力の垣根を超えた支援会話が発生するキャラクターも存在する。
最終的には子世代も含めかなりの大所帯に。しかし1マップあたりの人数は変わらないので、自然と持て余すユニットも多くなることに…

難易度としては白夜と暗夜の中間ぐらいで、遭遇戦があるので自由な育成ができる。
というか、暗夜ほど賢くはないが暗夜より敵の能力値が優秀で単純にレベルや能力値で押してくる傾向があり、白夜編もそうだが遭遇戦や子世代の登用でパワーアップしながらクリアしていくことを前提にしている部分もあるため自主的に育成に励まないと段々厳しくなってくる。

海外版では白夜が「Birthright」(生得権)、暗夜が「Conquest」(征服)と、国名ではなく目的がルート名になっている。
第3のルートは「Revelation」(啓示)。



【システム】
細かく記すとキリがないので、大きな変更点のみ記す。

○難易度調整
難易度は「ノーマル」「ハード」「ルナティック」と「フェニックス」「カジュアル」「クラシック」の組み合わせから選択する。
新登場の「フェニックス」は難易度ノーマル時のみ選択可能で、「倒されても1ターンで復活」という文字通りキャラが不死になるモードである。
難易度の高い暗夜王国編をライトユーザーがプレイする際の救済措置である。
また、本作ではプレイ中に難易度を下げることが出来る。が、ノーマルをハードにしたりカジュアルをクラシックに変えたりすることは出来ず、一度下げたら上げることは出来ない。
ノーマルであってもただデュアルにして突っ込めばなんとかなるわけではないので、全体的な難易度は前作よりは高い。


○武器の仕様
従来の剣・槍・斧・弓・魔法に加えて、新たに暗器が新登場。
暗器は直・間接両用で、威力は若干低いが攻撃がヒットすると相手の能力値を少しダウンさせる効果がある。
無論これは敵からの攻撃でも発生する。下がった能力値はターン経過で少しずつ回復していく。
暗器に限らず、今作では一時的に敵の能力を下げる要素が増えており、高難度攻略では特に重要ポイントとなる。

暗夜サイドはシリーズおなじみの武器を使用する。
白夜サイドは、刀(剣)、薙刀(槍)、金棒(斧)、和弓(弓)、呪(魔法)、手裏剣(暗器)…と武器種が和風アレンジされている。
白夜の武器にはそれぞれ能力値補正等、固有の特徴がある。特に杖にあたる「祓串」は回復力は多少劣るが射程が初期段階から1-2でとても便利。
なお、一部のキャラ専用(神器)と武器熟練度以外での制限はなく、暗夜出身でも白夜の武器を使うことは可能。

FEシリーズではお馴染みの武器の使用回数が「外伝」以来の撤廃となった。(杖や回復アイテムはいつも通り)
代わりに鋼や銀等の強い武器を使うと何らかのデメリットが生じるようになった。
この武器つえー!と思って敵陣に突っ込んだら、ステータスダウンのデメリットで相手ターンに返り討ちに合うとかザラにあるので注意されたし。
逆に、青銅等の低ランクの武器には何かしらのメリットが付いていることがある。
手斧など本来専門でないのに間接攻撃を行える武器は基本的に追撃不可・必殺なしとバランスが取られている。
そのため、高威力の間接攻撃が可能な弓が相対的に強くなるなど少なからずゲームバランスに影響を及ぼしている。


○追撃判定の細分化
前作(…と新・紋章)では速さがそのまま攻速となって、±5以上で追撃・被追撃の判定がされていた。
本作でも基本的には速さ=攻速だが、攻速が相手を上回った際の「追撃しやすさ」と、下回ってしまった際の「追撃されやすさ」が別々になっている。
武器の中には、追撃しにくい(-○○)・追撃されやすい(-○○)といった付加効果を持つものがあり、そういった武器を装備していると追撃判定の計算が変わってくる。

例1
鋼系の武器には「追撃しにくい(-3)」の付加効果があり、これを使用する際は5+3で合計8以上攻速が上回っていなければ追撃が出来ない。
例2
手槍・手斧といった直・間接両用武器には「追撃されやすい(-5)」の付加効果があり、これを装備すると速さが相手の値と同じでも追撃を喰らってしまう。

使用する武器によっては双方共に追撃が発生することもある。
また、これとは別に「追撃不可」という特性を持っている武器もある。(手槍など)


○3すくみの仕様変更
FEシリーズでお馴染みの武器の3すくみだが、
暗器が追加されたことにより、今までの剣・槍・斧の3すくみに魔法・暗器・弓が追加された。
具体的には剣・魔法槍・暗器斧・弓<剣・魔法……といった感じ。
槍と暗器は剣と魔法相手に有利だが斧と弓には不利で、斧と弓は剣と魔法に不利になり、ほぼ全ての武器に有利不利が発生するようになった。
有利不利を逆転させる武器も存在する。


○クラス
白夜王国と暗夜王国で登場するクラスは全く異なる。
白夜王国では名称は漢字、ひらがなで統一されており、これまでに登場したクラスと和風にアレンジしたものや、全く異なる新しいものが登場する。
一方暗夜王国では名称がカタカナ語で統一されており、これまでに登場したクラスも多く登場する。
また多くのクラスで男女制限が撤廃され、天馬に乗る男性ユニットや斧歩兵の女性ユニットが登場する。


○無限育成やレベル周り
前作「覚醒」ではチェンジプルフというアイテムで「変わったクラスのレベル1に戻る」という仕様になっており、レベルアップ回数が非常に増えるのは便利な反面、スキル目当ての転職の際には非常に煩わしい仕様となっていた(特に経験値がまともに入らなくなる上級職のLV15のスキル)。
今作では、パラレルプルフやマリッジプルフ、バディプルフで別のクラスに転職してもLVはそのままであり、上級職になったキャラがそれまで経験していないクラスでレベルを上げると、そのクラスの下級職の物から順に1つずつスキルを覚えていく。
ただし、あまりに高レベルの状態から転職を始めるとスキル習得が上級LV20に間に合わない可能性もある。

そして、上級職のレベル上限は20で据え置きなのでそれ以上育てるにはどうするのかと言うと、今度は「エターナルプルフ」を購入してLVの上限を5ずつ上げることで無限に育成することが可能。
最大レベルは99だが、ここにたどり着いてもエターナルプルフの「5レベル上昇可能」は経験値が入らなくなるとまた受けることが可能。
ただし、このエターナルプルフはかなり値段が高いために過度な稼ぎやDLCを使わなければ購入し辛く、本編内で容易に手を出せる代物とは言えない。


■下級兵種

+ 共通
  • ダークプリンス/ダークプリンセス
主人公及び主人公の子供専用クラス。白夜、暗夜いずれで始めても同じ。
使用武器は剣。専用武器はガングレリ→夜刀神及び竜石。
竜の血を引くため、常に竜特効がついて回る。

  • 村人
一般の村に住む普通の人。
前作同様槍を持って戦う兵種。戦経験を持たないので、基本的な能力は低め。
しかしその分成長率を高めるスキルを所有しており、該当ユニット自体も成長率が高い。使用武器は槍。
ただクラス成長率そのものは低いので早めにクラスチェンジさせたい。
該当するユニットはモズメ。

  • 歌姫
アクアの専用クラス。
従来の踊り子に該当するユニットであり、再行動を可能にする「歌う」コマンドを使用可能。使用武器は槍。
上位クラスを持たない代わりにレベル上限が40(21から上位クラス扱い)。スキルを3つ覚える。


+ 白夜
刀を武器に闘う白夜の剣士。
従来の剣士に該当するクラス。技・速さに優れるが、その分力や耐久は低め。
使用武器は剣。刀は防御・魔防を下げる代わりに速さを上げる効果がある。手数で攻めるべし。
該当するユニットはカザハナ・ヒナタ・ヒサメ。

  • 鬼人
鬼の面を被った屈強な戦士。
従来の戦士に該当するクラス。しかし戦士と違い、守備はやや高めに設定されている。
使用武器は斧。金棒は他の武器よりも必殺率が高めに設定されている。
該当するユニットはリンカ。

  • 槍術師
戦場を華麗に舞う槍使い。
従来のソルジャーに該当するクラス。攻守のバランスがとれており、使い勝手が良い。
使用武器は槍。薙刀は守備、魔防が上昇するため、戦場で壁としても活躍できる。
該当するユニットはオボロ・シノノメ・ハイタカ。

  • 弓使い
和弓の道を歩む者。
従来のアーチャーに該当するクラス。技に優れるが、基本的に耐久は低め。歴代作品ではネタキャラの象徴とされてきたが、今作では屈指の強兵種。
使用武器は弓。
該当するユニットはセツナ・タクミ・キサラギ。

  • 薬商人
薬売りを生業とする者。
本編では敵ユニットでしか登場せず、味方としてはほぼ隠しクラスに近い存在。スキルは強力。
使用武器は弓。該当するユニットはミドリコ。

影の任務に携わる者。
立ち位置的には従来の盗賊に近いクラス。速さが非常に高く、雑兵でも値が20あるなんてことはよくある話。
使用武器は暗器。共に能力を少し下げる効果があるので、連続して食らうとあっけなく死ぬ。
該当するユニットはスズカゼ・サイゾウ・カゲロウ・グレイ・モズ。

  • 修験者
悟りを開くために修行を重ねる修行僧。
従来の僧侶に該当するクラス。攻撃手段を持たず、味方を癒すのが仕事になる。常時必殺回避率に補正がかかる。
使用武器は杖。祓串は離れた味方を癒せる反面、回復量は少なめ。
該当するユニットはアサマ。

  • 巫女
神に仕え、人々を癒す女性。
従来のシスターに該当するクラス。基本的な性能は修験者と同じだが、上位クラスで明確に差別化される。
使用武器は杖。該当するユニットはサクラ・ミタマ。

  • 呪い師
呪術を得意とする者。
従来の魔道士に該当するクラス。ただ、立ち位置的にはシャーマンの方が近いかも。
使用武器は魔道書。呪は自身の能力のいずれかを強化できる。
該当するユニットはオロチ・ツクヨミ・シャラ。

  • 天馬武者
天馬を駆り、戦場を飛び回る武人。
従来のペガサスナイトに該当するクラスだが、天馬とペガサスは別種の生物で男女の区別をしない。速さ・魔防に優れるが、弓特効には注意。
使用武器は槍。該当するユニットはツバキ・ヒノカ・シグレ・マトイ。

  • 妖狐
人を化かすと言われる長寿の狐。
『覚醒』のタグエルの流れをくみ、獣石を使い獣状態に変化する。獣石の種類によって強化される能力が変わる。
使用武器は獣石。速さと魔防に優れる。該当するユニットはニシキ・キヌ。


+ 暗夜
  • マーシナリー
戦場を駆け回る傭兵。
従来の傭兵に該当するクラス。技を中心にバランスが良い能力値を誇る。
使用武器は剣。該当するユニットはルーナ・ラズワルド・ソレイユ。

  • アクスファイター
斧を武器に闘う屈強な戦士。
従来の戦士枠で、力が強いが脆いという従来の設定をそのまま踏襲している。
使用武器は斧。該当するユニットはハロルド・シャーロッテ。

  • アーマーナイト
重厚な鎧をまとった重装歩兵。
従来の通り、物理防御に優れるが移動力も速さも低い。クラス的には魔防が低いのだが該当者の成長率が結構良く、追撃さえ食らわなければ魔法も意外と怖くない。
武器魔法の3すくみが共通化されたため、槍を持っている限りは被ダメ減かつ命中率もやや低下なのも追い風か。
本作ではそのゲームバランスのために、使うと使わないでは難易度が激変するとされる程の存在と化している。
使用武器は槍。該当するユニットはエルフィ・ブノワ・イグニス。

  • ソシアルナイト
馬に乗り戦場を駆け回る騎兵。
攻守のバランスが優れており、高い機動力は健在。
使用武器は剣、槍。該当するユニットはサイラス・ピエリ・ゾフィー・ジークベルト。

  • ダークマージ
魔道を操る者。
従来の魔道士に該当するクラス。基本装備はファイアーなどふつうの魔道書だが、リザイア等ダークマージ系統でなければ使用できない魔道書も数種存在する。
クラス成長率がかなり偏っており、Lv20までずっとこのクラスだと魔法と速さ以外はほぼ伸びないと思っていい。
使用武器は魔道書。該当するユニットはオーディン・ニュクス・オフェリア。敵ユニットはゾーラ(白夜)。

  • シーフ
鍵開けを得意とする盗賊。
立ち位置的には従来の盗賊だが、その性能は歴代作品とかなり異なる。速さと魔防がかなり高い。
使用武器は。該当するユニットはゼロ・エポニーヌ。

  • ロッドナイト
馬上で杖を扱う杖騎士。
従来のトルバドールに該当するクラス。高い機動力で負傷者のもとに駆け付け、傷を癒す。常時必殺回避に補正がかかる。
使用武器は杖。該当するユニットはエリーゼ・ディーア・フォレオ。

  • ドラゴンナイト
飛竜に跨り、戦場を駆ける竜騎士。
重歩兵に迫る程の攻守の高さを誇るが、魔法関連はからっきしな上弓に弱い。
使用武器は斧。該当するユニットはベルカ・ルッツ。

  • ガルー
人を喰らうと伝えられる人狼。
妖狐同様、獣石を使い獣状態に変化する。獣石の種類によって強化される能力が変わる。
使用武器は獣石。速さと力に優れる。該当するユニットはフランネル・ベロア。


■上級兵種

+ 共通
  • 白の血族/ダークブラッド
ダークプリンス/ダークプリンセスの上級クラス。
前述の剣・竜石に加え、白の血族は杖、ダークブラッドは魔道書が使用可能になる。
魔防が低い以外は全体的に能力が高めだが、物理火力は白の血族・魔力関連はダークブラッドの方が優れる。
どちらになれるかは選んだルートにより固定。(透魔では2種選択可能)


+ 白夜
  • 剣聖
刀の道を極めし者。侍の上級クラス。剣:Sになる唯一の職。
従来のソードマスターに該当するクラス。非常に高い技と速さを誇る上、常時必殺・回避に補正がかかる。
使用武器は変わらず。該当するユニットはリョウマ・スメラギ・ヒナタ(暗夜編)・カザハナ(暗夜編)。

  • 兵法者
あらゆる兵法に通じる武術の達人。侍・村人の上級クラス。
全体的にバランスがとれており、特にHPと力に優れる。能力的には従来のウォーリアーに近い。
チャイルドプルフでこのクラスになれる場合、とりあえずなっておくと武器レベルが上がって楽。
使用武器は剣、槍、斧。該当するユニットはフウガ。

  • 修羅
鬼人を超えた鬼神の如き戦士。鬼人の上級クラス。
鬼人よりもHPは下がってしまうが、その分魔力が上昇し、物理・魔法共に得意とするクラスに変貌する。
使用武器は斧、魔道書。該当するユニットはクマゲラ。

  • 鍛冶
武器の職人。鬼人の上級クラス。
魔法の才は完全に無くなってしまったが、その反面技が伸び、バランスがとれたクラスになる。
使用武器は剣、斧。

  • 槍聖
槍の道を極めし者。槍術師の上級クラス。槍:Sになる唯一の職。
「蒼炎」のハルバーディアに近いクラス。全体的に万遍なく能力が上がり、攻守万能のクラスへと変貌する。常時必殺・必殺回避に補正がかかる。
使用武器は変わらず。該当するユニットはオボロ(暗夜編)。

  • 婆娑羅
自由奔放、破天荒な生き方を望む者。槍術師・呪い師の上級クラス。
HPが高い以外は微妙といった能力バランスで、槍聖と比べるとどうしても見劣りしてしまう。それでも陰陽師に比べるとタフ。
奥義スキル「破天」は発動率が高く、相手が強いほど強化されるという特徴を持つ。
使用武器は槍、魔道書。

  • 弓聖
和弓の道を極めし者。弓使いの上級クラス。
従来のスナイパーに該当するクラス。技の値が極めて高く、力・速さにも優れる。常時命中・必殺に補正が掛かる。
さらにスキル「凶鳥の一撃」で攻撃時命中+40という脅威の補正を得る事ができる。なんとかして斧職に持たせたいところ。
使用武器は変わらず。該当するユニットはタクミ(暗夜編)・セツナ(暗夜編)。

  • 金鵄武者
伝説の鳥・金鵄(きんし)に乗り戦場を駆ける武者。弓使い・天馬武者の上級クラス。
飛行しながら弓で飛行特効を叩き込めるある意味反則的な存在。弓、スキル含めて対飛行ユニット用の飛行ユニットとも言えるクラス
なんともふつくしいグラフィックが特徴。しかし能力的には聖天馬武者より劣る。
使用武器は弓、槍。該当するユニットはユウギリ。

  • 聖天馬武者
高位の天馬武者。天馬武者の上級クラス。
従来のファルコンナイトに該当するクラス。魔防にさらに磨きがかかり、力も上昇した。
使用武器は槍、杖。該当するユニットはヒノカ(暗夜編)・ツバキ(暗夜編)。

  • 上忍
忍たちをまとめる高位の忍。忍の上級クラス。暗器:Sになる唯一の職。
忍の特徴である高い素早さや技にさらに磨きがかかる。常時命中・必殺・回避・必殺回避に補正がかかる。
『覚醒』で猛威を振るった「滅殺」を習得する。ただし今回発動条件に「1以上のダメージを与える時」が追加されてしまった。
使用武器は暗器、剣。該当するユニットはサイゾウ(暗夜編)・カゲロウ(暗夜編)・コタロウ。

  • 絡繰師
絡繰りを操って戦う者。忍・薬商人の上級クラス。
忍に比べると能力のバランスが良くなったが、速さは失われてしまった。移動時の音が独特。
一部の章では、絡繰師が作ったと思しき絡繰り人形が登場したりする。ちょっと怖い。
人形特効はさほど活躍する機会に恵まれないが、2つ目のスキルとして「写し身人形」を習得する。
これはHPを共有する分身ユニットを1体生成するという変り種のコマンドスキル。
使用武器は暗記、弓。該当するユニットはユキムラ。

  • 山伏
悟りを開いた修験者。修験者の上級クラス。
荒行に耐えてきたせいか、回復役を担っていたとは思えない程のガチムチファイターと化す。もうこいつ戦士でいいんじゃないかな。
アサマの成長傾向にぴったり。是非クラスチェンジさせよう。
使用武器は槍、杖。該当するユニットはアサマ(暗夜編)。

  • 戦巫女
人を癒すだけでなく、戦いも覚えた巫女。巫女の上級クラス。
力が大きく上昇し、体力もついた。一方で技は下がってしまっている。
山伏と違い武器が弓のため、後ろから援護もできるが、うたれ強くなったわけではないので相手の弓には注意。
使用武器は弓、杖。該当するユニットはサクラ(暗夜編)・ミコト。

  • 陰陽師
多彩な呪術と学問を極めし者。呪い師・修験者・巫女の上級クラス。
従来の賢者に該当するクラス。暗夜のソーサラーに比べると速さに優れている。
使用武器は魔道書、杖。該当するユニットはオロチ(暗夜編)・ツクヨミ(暗夜編)。

  • 大商人
商売で大成功を収めた大富豪。村人・薬商人の上級クラス。
HPと力に優れる以外は中の下といった程度だが、スキルがなかなか個性的で面白い。
使用武器は槍、弓。

  • 九尾の狐
長い時を生き、強い妖力を得た妖狐。妖狐の上級クラス。
基礎パラメータは妖狐と変わらないが、速さにさらに磨きがかかった。常時必殺・回避・必殺回避に補正がかかる。
使用武器は変わらず。該当するユニットはニシキ(暗夜編)。


+ 暗夜
  • ブレイブヒーロー
名声を得た傭兵。マーシナリー・アクスファイターの上級クラス。
従来の勇者に該当するクラス。技に加えてHPも伸び、前線で活躍できる。
使用武器は剣、斧。該当するユニットはハロルド(白夜編)・ラズワルド(白夜編)。

  • バーサーカー
必殺の一撃を得意とする狂戦士。アクスファイターの上級クラス。斧:Sになる唯一の職。
HPと力の高さは全クラス中でもぶっちぎりのトップクラスだが、防御面は壊滅的。常時必殺に補正がかかる一方で、必殺回避に逆補正がかかる。
使用武器は変わらず。該当するユニットはガンズ。

  • ジェネラル
堅牢かつ重厚な鎧をまとった巨壁。アーマーナイトの上級クラス。
速さが低く魔法に弱いが、それ以外の能力は全体的に高く、文字通り壁として活躍してくれる。
互いの追撃を封じるスキル「守備隊形」は壁役にうってつけのスキル。経由可能なら是非習得したい。
使用武器は槍、斧。該当するユニットはエルフィ(白夜編)。

  • グレートナイト
重厚な鎧に身を包んだ騎兵。アーマーナイト・ソシアルナイトの上級クラス。
ジェネラルにはない速さと機動力を手に入れたが、一方で攻守はやや劣る。それでもパラディンより固い。
獣と鎧で特効を二つ抱えている点にも注意。
使用武器は剣、槍、斧。該当するユニットはギュンター・ピエリ(白夜編)。

  • パラディン
高位のソシアルナイト。ソシアルナイトの上級クラス。
尖り具合が目立つグレートナイトに比べるとやや平凡だが、その機動力は侮れない。
使用武器は変わらず。該当するユニットはマークス。

  • ソーサラー
高位の魔道を極めし者。ダークマージの上級クラス。魔導書:Sになる唯一の職。
魔力が非常に高く、その攻撃力はバーサーカーに匹敵する。一方でそれ以外の能力は低め…と尖り気味。
常時命中・必殺・必殺回避に補正がかかる。
使用武器は変わらず。該当するユニットはオーディン(白夜編)・クーリア・マクベス・ゾーラ(暗夜編)。

  • ダークナイト
魔道と剣の道を歩む魔道騎兵。ダークマージの上級クラス。
力が大幅に上昇しHPも増えた一方で、速さが下がり防御も微妙と、なかなか器用貧乏なステータスになっている。
使用武器は剣、魔道書。該当するユニットはレオン。

  • ボウナイト
馬上で弓を射る騎兵。マーシナリー・シーフの上級クラス。
従来の軽騎兵系に該当するクラス。全体的にバランスがよく、技と速さに優れる。
使用武器は剣、弓。該当するユニットはルーナ(白夜編)。

  • アドベンチャラー
遺跡の宝探しを生業とする者。シーフの上級クラス。
シーフの速さをそのままに、魔力が大幅に上昇する。但し魔力を活かせるのはシャイニングボウ位。根本的なクラス性能の差を除けば『覚醒』のトリックスター相当。
使用武器は和弓/弓、祓串/杖。該当するユニットはアシュラ・ゼロ(白夜編)。

  • ストラテジスト
馬上で戦場を指揮する戦術師。ロッドナイトの上級クラス。
従来のヴァルキュリアに該当するクラス。魔力が伸びた反面、技が少し下がった。耐久は高くない為運用に注意。
スキル「戦闘指揮」は間接攻撃や回復役などの後衛に持たせておくと有用なスキル。ジョーカー、フェリシアには是非持たせよう。
使用武器は魔道書、杖。該当するユニットはシェンメイ、ダニエラ。

  • バトラー/メイド
主人に忠誠を誓う使用人。ロッドナイトの上級クラス。杖:Sになる唯一の職。何故。
能力は平均的。使用武器は暗器、杖。該当するユニットはジョーカー・フェリシア・フローラ。
ちなみにジョーカーとフェリシアは特例でレベル上限が40に設定されており、序盤は下位並に経験値をもらえる。
歌姫とは違いパラレルプルフも最初から上位クラス、それでいてスキル習得レベルは通常通りなので、レベル15以上で次々とスキルを覚えることができる。

  • ドラゴンマスター
高位の竜騎士。ドラゴンナイトの上級クラス。
技の値が上昇し、より戦闘向きの能力となった。やはり魔法と弓には弱いままなので注意。
使用武器は槍、斧。該当するユニットはクリムゾン、ベルカ(白夜編)。

  • レヴナントナイト
魔竜に跨り戦場を駆ける魔竜騎士。ドラゴンナイトの上級クラス。
魔法を使えるようになり、同時に魔法への耐性も身に着けた。その反面、守備は下がってしまった。
スキル「死の吐息」は攻撃後周囲の敵にダメージを与える効果。この効果で敵を倒すことはできないが、ダメージは20%と地味に痛い。敵に使われても痛い。
使用武器は斧、魔道書。該当するユニットはカミラ。

  • マーナガルム
より強靭な肉体を持つ人狼。ガルーの上級クラス。
基礎パラメータはガルーと変わらないが、力にさらに磨きがかかった。常時命中・必殺・必殺回避に補正がかかる。
使用武器は変わらず。該当するユニットはフランネル(白夜編)。



○攻陣/防陣
前作のデュアル/ダブルに手を加えたもの。
攻陣は後衛の追撃が戦闘で必ず一回発動する。ただしダメージは半減。敵を手早く倒したり、弱い味方を育てるために追撃でとどめを刺したりすることで有用。
防陣は前作のダブルに相当し、能力値ボーナスと相手の攻陣による追撃の無効、ゲージを貯めることで前作ではランダム発動だったデュアルガードに相当する攻撃の無効化が一定タイミングで発動するようになっている。
防陣を組めばユニットの生存力は向上し、足の遅いキャラを速いキャラで輸送などもできるが、前作とは違い防陣を組んだ状態では攻陣の追撃が発生せず、手数自体も減るので、とりあえずダブル(防陣)しておけばOKという感じではなくなった。
今作は敵も同様に攻陣/防陣を使用してくるので、舐めてかかると手痛い反撃をもらうことになる。
防陣ばかりだと突っ込んできた敵集団を倒し切れずに脆いところを狙われて死者が出たり、攻陣ばかりだと敵の攻陣や全体的に低く調整されたHPのせいで一瞬で殺されること多々、となるので適切な使い分けが求められる。


○竜脈
マップにあるギミックの一つで、特定の場所に移動して竜脈コマンドを選択することで発動する。
山を平地にしたり海や川を干上がらせたりなど地形そのものを変化させて、戦局に大きな影響を与える。
使用できるのは神祖竜の血を引く王族(ステータス画面に王冠のマークがあるもの)のみ。具体的には主人公とアクア、そして白夜と暗夜の王族だけである。
王族を親に持つ子世代ユニットも当然王族となり、竜脈が使用できるので子世代を採用している場合、誰が使えるのかは予め調べておくべし。
当然敵に回った王族も使用してくる他、そういうステージの竜脈はかなり敵に有利なものになっているため、対策は必須。

またこの竜脈の他にも、今作はマップのギミックが多数存在する。


○マイキャッスル
新要素にして、今作最大の問題要素
主人公等の拠点のような場所で、竜脈値というポイントを消費することで武器屋や道具屋といった施設を建てたり、レベルアップさせてより強力なものを売らせるように出来る。
また他のプレイヤーのマイキャッスルを訪問して、自分の城では売っていないアイテムを購入可能。
さらに、他のプレイヤーとキャッスル戦を行うことも出来る。
キャッスル戦で調整なしで相手に勝利すると相手のキャラを(魔符として)仲間にしたり、スキルを格安で入手できたりする。
スキル入手用に簡単に制圧できるよう設定しているプレイヤーも多いので、
お金に余裕がある限り、キャッスル戦を繰り返せば割りと序盤から強力なスキルが手に入る。勿論ゲームバランスの崩壊に繋がりかねないので利用は自己責任で。
また、戦闘に限りがあるので支援度を稼ぎにくい暗夜王国のプレイヤーにとっては、キャッスル戦は貴重なお見合いパーティー…じゃなくて支援度稼ぎの場。
ほうきやらワインボトルやら持った暗夜王国軍が他人の城に乗り込むか自分の城に他の軍を呼び込んで婚活をするのは日常茶飯事である。

ここまでだったら何が問題要素なんだ?と思うかもしれないが、このマイキャッスルを伝説たらしめたのが、「マイルーム」である。

マイルームとは、ゲームの説明では「仲間との触れ合いで、絆を育むことができる」場所である。
うん、何も間違っちゃいない。特定の仲間を部屋に呼び、触れ合うことで支援度が上がるのだ。
…この触れ合いが問題だった。触れ合いというのは、親しく交流するとかお喋りするとかも触れ合いというのだが、今作の触れ合いは文字通り相手に触れるのである。
具体的には相手の頭や頬や胸元をひたすら撫で撫でするのである。

イメージが湧かない人はポケモンXY/ORASの「ポケパルレ」を思い浮かべてくれ。3DSの画面にポケモンが映り、タッチペンを使って撫でたり突いたりして反応を楽しむだろう。
そのポケモンを今作のキャラに置き換えたものと思えば"だいたいあってる"。ついた渾名が「イフパルレ」「FEパルレ」。
触れる場所や支援度によって反応が変わる手の込みようで、支援度Sのキャラとの触れ合いは間違いなくCEROが上がった原因の一つ。と、思われていたが……(後述の「暗夜王国の関係者」を参照)
勿論全キャラフルボイスで、女も男も自室に連れ込んで撫で撫で出来る。

支援度Sの女キャラが脳みそ溶けるような甘々ボイスなのは言うに及ばないが、男キャラも中々破壊力がある。
支援度Sのキャラとのやり取りでは一部ボイスにイヤホンなどで耳の近くでキャラが囁いているように聞こえるものも。

また、主人公が結婚するとマイルームに結婚相手が同棲するようになり、通常の招待とは別に恋人と特別な触れ合いができるようになる。
終わった後キスや続きをせがまれる場合も多々あるというかほとんどただの前戯。上記のCEROが上がった触れ合いである。
たとえるならマイルームが新婚さんの愛の巣になるのだが、そこに別の異性を呼び出して結婚相手の前で撫でまわす主人公を想像するとなかなか肝が据わっていると言わざるを得ない。
ちなみに、たとえ主人公以外の旦那、もしくは妻になったユニットであっても呼び出して撫でまわすことができる。主人公ェ…。

他には、素材アイテムを賭けて増やすことが出来る「闘技場」、食材を使って一時的に能力を上昇させる「食堂」、武器を強化する「練成屋」、1日(ゲーム内時間)1回くじをひいてアイテムがもらえる「くじ引き屋」、
捕獲した敵ユニットを勾留する「牢屋」、あるキャラの加入条件という以外特に効果はないラッキースケベスポット「温泉」といった施設が建てられる。

○結婚
今回も前作『覚醒』と同じく、支援度Sになったキャラクター同士が結婚し、異性同士であれば子供が産まれる。
「将来産まれる子供が未来からやってくる」という設定だった前作とは異なり本当に産む
子供はとある事情から成長した姿で自軍に参戦する。
参戦時のレベルは仲間にした際の本編の進行度によって変化する。
この際内部判定でレベルが20を越えている場合、持っていた子供ユニットのみが上級職にクラスチェンジできる『チャイルドプルフ』を持ってくるので、使用することで即戦力にもなる。
クラスチェンジ後のレベルも本編の進行度で上昇するため、終盤に仲間にした子供ユニットがクラスチェンジしたら上位職レベル18とかになる事も。
なお、能力値を吟味したい場合は通常通り『マスタープルフ』での転職も可能。
ちなみに今作では基本、男性キャラを基準に外伝が発生する(例:サイラスであれば、誰と結婚してもサイラスの子供の外伝が発生)。
※この関係で男主人公が親世代の女性(主人公としか支援がないキャラを除く)と結婚すると男性側が1人余り、子世代に欠員が出る。
女性キャラではカムイ(女)とアクアのみ外伝が発生。外伝発生キャラ同士が結婚すると、その子供はきょうだいとなる。

なお、子供が登場する外伝の難度も 本編の進行度が影響する 。元々難易度が高い構成のマップもあるので、あまり放っておくと本編以上の難易度になる事も…。
外伝は特に経験値が限られている暗夜王国編では貴重な経験値稼ぎの場になる上に即戦力になるユニットが参入するので非常に有用。
ただしそれ以前に支援Sに持っていくまでがまず大変なので婚活は計画的に。
尚、主人公のみ子世代とも結婚可能だが、上で述べたように本当に子作りすることになるので犯罪度は前作以上。たとえ義理の甥っ子や姪っ子であろうとも躊躇などしない。
特に意味はないが結婚すると温泉で稀に混浴イベント(対象は結婚相手のみ)が発生するようになる。

さらに今作は加えて、同性間でも支援度Sに相当する支援度『A+』が導入された。扱いとしては「親友」となる。
実際にはメッセージウィンドウで『支援度A+になった』と表示されるだけで、支援度Sの告白イベントに相当するものはない。また同性婚が可能なキャラクターは支援度A+が無く、親友にはなれない。
しかし、男性・女性共に主人公とのみ同性婚が可能なキャラクターも存在し、支援度Sにすると告白イベントもある(しかも同性婚時と異性婚時でセリフが異なる)が子供は産まれない。
支援度A+は『特別な友となった』という扱いになり(ただし一方通行)、『バディプルフ』というアイテムでA+の相手と同じ職種(但しメインのみ)にクラスチェンジできるようになる。
主人公に限り支援度A+は存在せず、支援度Aでもバディプルフを使用出来る(よって、バディプルフで複数の職種に転職可能)。

ちなみに同性婚できる相手が登場したのは、前作の結婚システムに海外などで「何故同性間では結婚ができないのか」という批判があったからだとか。


【登場人物】
今作の登場人物は非常に多いため、いくつか分けて紹介する。

+ 共通で仲間になるユニット
CV:島﨑信長(男)/佐藤聡美(女)
本作の主人公。FE史上初のマイユニットでの単独主人公である。カムイはデフォルトネーム。
白夜王国の生まれだが、幼いころに暗夜王国に誘拐され暗夜の王子として育てられた。
ひょんな事で白夜王国に戻ることになり、そこで実母のミコトから真実を告げられ、両国に居る兄弟姉妹の間で板挟みとなり、苦渋の決断を迫られることになる苦労人。
詳細は個別へ。

CV:Lynn(ADVパート)/蓮花(歌唱パート)
本作のヒロイン。特別な力を持った歌を歌う歌姫。
詳細は個別項目で。

CV:納谷六朗
暗夜王国に昔から仕える老騎士で主人公の世話役。今作のジェイガン枠。成長率も見事なまでにジェイガン。厳しくも暖かく主人公を見守る。
詳細は個別へ。
ちなみに、今回のギュンター役が声を担当された納谷氏の遺作となった。

CV:ささきのぞみ
暗夜王国で主人公に仕える敏腕(自称)メイドさん。氷の部族出身で、双子の姉であるフローラと共に主人公の身の回りの世話をしていた。
頑張り屋なのだが、姉と違い家事等は壊滅的な腕前のドジッ娘で、しょっちゅうこけたり柱にぶつかったりしている。
一方で、戦闘に関しては姉より上とされている。
幼い頃から仕えてきたこともあって非常に主想いであり、主人公のためなら命を投げ出すことすら厭わない。
料理も苦手だが、一部の支援ではある程度改善する。
「破壊神」と称されているが、意外と力は伸びない。しかし魔力がぐんぐん伸び、爆炎手裏剣入手で化ける。
尚、フェリシアとジョーカーは主人公の性別で加入時期が逆転する(異性の側が先に加入する)ようになっている。

CV:諏訪部順一
暗夜王国で主人公に仕える執事。かつて主人公に救われたことで主人公に絶対の忠誠を誓っている。
完璧なまでに執事の仕事をこなすが、主人公以外の相手には無愛想(一応目上の相手には敬語は使う)。
彼にとって敵味方の判断基準は「主人公の敵か、味方か」でしかない。これは幼少期の彼の家庭環境が影響している。
王族以外には粗暴にしゃべるが、根はいい人なので気配りもする。
フェリシアに比べると物理面のステータスが伸びやすく、ソシアルナイト系に転職できるため上手く育てば前衛としても使える。

CV:小野大輔
白夜王国の忍。そして親世代で唯一の緑髪キャラ(キャラメイクできる主人公除く)。
ナイトではないためわかりにくいが、彼と兄サイゾウは今作での赤緑にあたる。
特定の主君には仕えておらず、王城に仕えている。
暗夜の捕虜となり処刑されそうになったところを主人公に助けられ、その後はどのルートを選んでも主人公に忠誠を誓うようになるイケメン忍者。
兄と比べると速さと魔防がぶっちぎりで伸びる一方、物理耐久は紙レベル。また、兄貴と違って魔法の才は全くない。
白夜では一定期間内にとある条件をクリアしないと……。以下ネタバレ
ゲーム難易度にかかわらず離脱してしまう。条件は「主人公との支援がA以上」。ミドリコの外伝はこの分岐を過ぎないと発生せず、離脱してしまった場合は既婚でも(母親が健在でも)ミドリコが登場しなくなる。白夜の難易度なら攻略上問題はないだろうが支援埋めに支障が出るので注意したい。何よりあんなに可愛いミドリコが不在というのは本当に勿体無い。

  • サイラス
CV:奥村翔
暗夜王国の新人騎士。こちらも特定の主君は多分居ない。一応貴族出身でそれなりのご身分。
幼いころに主人公と出会っており、そこで命を助けられたことから騎士として主人公と共に戦うことを誓う。
主人公のことを親友と言っているが、主人公は何故か彼のことを覚えていない。彼は特に気にしてないが。
主人公が女の子の場合一歩間違えばただの不審者である。
白夜では貴重なソシアルナイト。機動力の高い物理壁として大活躍してくれるほか、手槍を持ち込んでくれる
透魔では加入がやや遅くレベルも上がった状態だが、初期能力値がレベルに対し割と良い伸び(特にHP)を見せているため挽回は可能。

  • モズメ
CV:木村珠莉
ノスフェラトゥに全滅させられた村の生き残り。初期クラスは村人。誰だドネキとか言った奴
そばかすが特徴的で少し地味な女の子。村で生活していたためか料理や畑仕事、狩りは得意でサバイバル技術は軍の中で一番。
何気に怪力で、主人公がぎっくり腰になるレベルの量の野菜を平然と持ち上げる。
子供にも引き継がせられるスキル「良成長」を持つが、前作のMURABITOほどには化けない。しかし育てると強いのは同じであり、今回は村人のクラス自身にも上級職が有り、ドニと違い最後まで槍を使い続けて強くなれる為、より強くする式地が低い。
関西圏の方言に近い、訛った喋り方をするが、ドニほどきつい訛りではない。
パラレルで弓使いにすると重宝する。
今回、クリア時のユニットデータを魔符に保存することができ、かつ魔符からは現行データの同キャラにスキル継承が可能となっているため、うまく使えば子世代は全員(シグレ除く)良成長持ちにできる。
良成長は本来モズメ本人とシグレ以外の子世代しか習得する余地のないスキルだが、主人公や親世代に覚えさせた不正な状態のデータがすれ違い通信などで拡散してしまっている。同ユニット間で継承させること自体は問題なくできてしまうので気をつけよう。

CV:志賀麻登佳
暗夜王国の盗賊団頭目。元はフウマ公国によって滅んたコウガ公国の忍だった。暗夜王国からアクアをさらった張本人であるため、アクアのことを知っていた。
暗夜では殺すか否かの選択を迫られ、生かすと仲間になるが、殺すと仲間にならない代わりにブーツが手に入る。そのせいでブーツさんと呼ばれるハメに。
しかも彼が加入する時期はユニットがある程度育った後の中盤~終盤であり、成長率もユウギリに次ぐワーストクラスであるため、
ブーツを選択する人も意外と多い。哀れ。
軍の中で一番遠泳が得意。透魔ルートでは、海に囲まれているノートルディア公国に単独で現れる。…泳いだのか!?

+ 白夜王国関係者
○王族
  • ミコト
CV:大原さやか
白夜王国の女王。主人公の実母で前王スメラギの後妻。
戦死した夫の代わりに国を治める、平和を愛する人物。かなりの力の持ち主で結界によって暗夜王国の侵攻を食い止めている。
ちなみに主人公以外の子ども達は前妻の子なので、彼らにとっては義母にあたるのだが慕われている。

CV:中村悠一
白夜王国の兄王子で剣聖。武士道精神に溢れた頼れるイケメン。
白夜王国に伝わる神器「雷神刀」を振るう、白夜王国最強の戦士。
詳細は個別へ。

CV:名塚佳織
白夜王国の姉王女で天馬武者。実直な武人肌で、メシマズ。誰だ食堂にこの人割り振ったのは。一応向上心があるだけマシとも言えるが…
幼いころ誘拐された主人公を救えなかった事に深く悩んでおり、いつか取り返すため鍛錬を積んでいた。
そのためかなり主人公に対して過保護であり、男性主人公にお風呂に突撃されても「迷子になったのか?」と聞いてくる。
リョウマが言うにはそれ以前はおとなしい性格でいかにもな「お姫様」だったようだ。
部下が個性的なので、扱いにはかなり苦労しているらしい。
初期装備の守りの薙刀の効果もあるが、弓以外ならどうにでもなる空中要塞。ぺったんこだと硬いのか。
槍聖が強力なクラスなので天馬から下ろすのも選択肢としては全然アリ。
キャラデザインのコザキユースケ氏が好きなキャラクターとして挙げている。前作はルキナだったが、乳は関係ないそうだ。やったね。

CV:梶裕貴
白夜王国の弟王子で弓使い。猜疑心が強く、よそ者を嫌う傾向があり、主人公や元暗夜王女のアクアを信用してない。
ただ身内への愛情は強く、白夜王国編では主人公やアクアにもデレるツンデレ。めんどくさい弟とか言ってはいけない。
実力を認めてもらうべく努力しており、事実実力は高いがそれは神器の「風神弓」のお陰と本人が卑下するという悪循環。
ゲーム的にもぶっちゃけ風神弓が本体。育てば育つほど専用スキルが死んでいくと言う能力的な意味でも悪循環。
一応剣術も学んでおりそれなりの腕前を持つ、ということが一部キャラの支援でわかる。
それを反映しているのか名前武器は竹刀で、さらに初期状態ではクラスチェンジできない「剣聖」に固有グラフィックが割り当てられている。
白夜・暗夜どちらのルートにおいてもシナリオ全体で重要な役回りとなる。

CV:金元寿子
白夜王国の妹王女で巫女。心優しいが、内気で照れ屋な性格。涙目になる場面が多い。
詳細は個別へ。

○臣下
CV:新垣樽助
リョウマに絶対の忠誠を誓う側近の忍。似てないけどスズカゼの双子の兄。赤。
一見クールな性格で任務至上主義のように見えるが、内面は熱血漢で仲間思い。
ちなみにサイゾウという名は代々彼の一族に引き継がれる名前で、彼で五代目。
父である四代目サイゾウはとある事件に巻き込まれて死亡しており、自身の片目がないのもそれに起因する。
専用スキルが自爆。マジで自爆。終いにはシナリオ上でも自爆を図る始末。だが爆炎手裏剣では力を発揮できない。爆ぜ散れ!
能力的には速さを弟に譲るものの、全体的に高めにバランスが取れた万能キャラで、暗夜・白夜含めNo.1の総合成長率を誇る。
息子はあの人のそっくりさん。
甘いものが苦手(匂いだけで倒れそうになるらしい)で、食堂に立たせると激辛料理を作る辛党。

CV:村川梨衣
リョウマの側近のくノ一。白夜王国どころか両陣営の中でも屈指の巨乳の持ち主でサイゾウの元恋人。
サイゾウより良く言えば優しい、悪く言えば甘い性格なので互いの事を認めつつも方針の違いでしばしば論戦になる。
別れた原因もこれに起因しているが、サイゾウと支援を進めれば復縁させることも可能。
ただ、男性経験があるにしては他キャラとの支援でやけに初心い面を見せることが多く、本当に恋人のような付き合いをしていたのかは疑問。
絵やら彫刻など芸術を嗜んでいるが、センスはあまりにも独特で一般受けは悪い。ただ一部からは天才と絶賛されている。
忍者の癖して恐ろしい勢いで力が伸びる。一方で技やHPの伸びはイマイチ。
リンカとの支援で「リンカの力、カゲロウの技」が兵士から評価されているという場面があるが、実際は完全に逆。
すべてのルートにおいて囚われの身になっている。対魔忍。

CV:石川綾乃
ヒノカ配下の弓使い。ヒノカの心労が絶えない原因その1。
間抜けなドジっ娘で、気づいたら獣用の罠に嵌って動けなくなり、その度ヒノカに助けられている。
基本的にぼーっとしているために無気力に見えるが、その実何を言われても気にせずにポジティブに受け取る前向きな性格の持ち主、というかそもそも感覚がずれてる。(親になるとこの点が子供に遺伝してしまい逆にツッコミを入れる側になるが)
本人は無意識でやっている事なのだが気配の消し方が上手く、その点は周囲から評価されている。実際、パラレルプルフ先は忍に設定されている。
成長の傾向としてはとにかく速さだけが異常に育つ。今回は弓兵クラス自体が強力なので使えないということはないが、タクミ、モズメという強力な競合相手がいる上、透魔ルートでは加入も遅くどうも使う理由に恵まれない。

  • アサマ
CV:浜田賢二
ヒノカ配下の修験者(僧)。ヒノカの心労が絶えない原因その2。
聖職者だが息を吐くように毒を吐く皮肉屋。
主君のヒノカ相手にもそんな態度だが、鈍感で神経が図太いセツナ相手には皮肉が通じない。
「生あるものはいつかは死ぬ」というこだわりに近い死生観を持ち、自身が「治しても無駄」と判断したものには基本的に手を出さない。
第一印象は最悪だが支援を進めて行くとだんだんと味が出てくるタイプのキャラ。
聖職者の癖しておかしいくらい力が伸び、これ以上ないくらい山伏の適正が高い。リンカや娘のミタマは彼の事をよく破戒僧と呼ぶが、概ね間違っていない。

CV:市来光弘
タクミ配下の侍。名前だけじゃ性別が分からんが男。
美人に弱く、騙されやすい性格。深く物事を考えず喧嘩っ早いところもある。
悪く言えば単純な男だが、それが裏表がないと好意的に周囲から解釈され人望はある。
下級職加入にも関わらず実は恐ろしく成長率が低いキャラ。ついた渾名はピンピンオウヨ。声はドニなのに。
剣士系のはずなのに耐久面の成長が高めで、技と速さがからっきし。どこの戦士だおまえは。

CV:ささきのぞみ
タクミ配下の槍術士。こっちは女。
タクミに主従を超えた感情を抱いているが、緊張してしまうために言い出せない。しかし前作の誰かさんと違いちゃんと成就させることができる。
また結婚相手は複数いるのでご安心を。
元呉服屋の娘だけあっておしゃれに敏感。割と面倒見が良い姐御肌でもある。
家族を皆殺しにされた過去から暗夜には固有スキルに反映される程の強い憎悪を抱いており、暗夜出身の人物と相対するとこの子みたいな顔になる。透魔ルートだと死にスキルになってしまうのはご愛嬌。
攻守のバランスがとれている上に速さも高い万能キャラ。敵陣に単騎特攻しても平然といられる数少ないユニットである。
フェリシアと同じ人だとは思えないほどの独特の声色(この人にたとえられることも多いが中の人的はこっち)に魅了されるプレイヤーが後を絶たない。

CV:菅谷弥生
サクラ配下の侍。サクラの幼なじみ兼親友でもある。
サクラを守るための訓練を怠らない努力家。女扱いされ見下されることを嫌うが、花や可愛い物が好きな女の子らしい一面もある。
詳細は個別で。

CV:茂木たかまさ
サクラ配下の天馬武者。男ペガサス。通称完璧さん。
口癖のように完璧と言い、完璧に物事をこなすことを信条としている優男。勘違いされがちだが天才型というわけではない、努力型の秀才である。
かなりマイペースな性格だが、周囲の人間を怒らせたと思うと謝りに行くなど、気配りは怠らない一面も。
完璧に相応しいバランス型…と思いきや、ペガサスなのに魔法関係に弱く、中途半端な性能になりやすい。さすがに魔防上昇率5%はなさすぎる。
さらにいえば速さの成長率もかなり低い。シナリオが進むにつれて使いづらくなって来るキャラの一人。
娘のマトイが完全にこの人


○その他
CV:石川由依
火の部族出身の鬼人。族長の命を受け白夜王国に協力する。
しかし協力はするが孤高を尊ぶ民族であるがゆえに馴れ合いは好まない性格。
白夜では貴重な初期斧(金棒)使い。脳筋そうな見た目に反し本人の成長率はHPと力が明らかに低く設定されている。
鬼人のクラス補正でかろうじてなんとかなっているような状態で、それでも高確率でへたれる。
一方で守備はやけに伸びるのだがHPが伴わないため純粋な壁運用もしづらい。(魔防も低いので喰らえば簡単に消し飛ぶ)
パラレルプルフで忍に転職できるものの間違いなく悪化するので下級の内は鬼人一本で育てた方がいいだろう。
メシマズの一人で、食堂に立たせると自信満々に料理という名の消し炭を提供してくれる。

CV:五十嵐由佳
王城付きの呪い師の女性。ミコトの臣下であった過去を持ち、彼女を心から慕っている。
古風なしゃべり方を好み、人をからかうのが大好きなお茶目な性格。笑い上戸でよく思い出し笑いをしている。
白夜の王族の兄妹達とは昔から関わっていたためか親しい関係にあるが、タクミには過去の恥を知っていることから少し苦手意識を持たれている。
ちなみに、カゲロウ・サイゾウ両名の幼馴染であり、カゲロウとは幼い頃からの親友同士でもある。
白夜の捕縛担当で、魔王。典型的な魔法キャラに育つのでアーマーなどの物理職を捕えやすい。速さは育たないので返り討ちに注意。ツクヨミに比べると魔力の成長率はこちらが上。

  • ツクヨミ
CV:VALSHE
風の部族出身の呪い師。まだ少年だが高い魔力を誇る。
自信家で尊大な態度を取るが、何だかんだ心優しく年相応な反応を見せることもある。甘味が大好きで暗闇が苦手。
白夜では序盤終わりに下位レベル1で参戦する無茶っぷり。ただし遭遇戦と固有スキル(高レベル相手にダメージ追加)のおかげで育成自体はそこまで難しくない。
総合的な成長率は高いのだが、暗夜のレオン同様バランス型の成長率であるため、ヘタれる可能性がある。
娘は同性婚対象者で、どう見てもあの人
小さい事を自分でも気にしており、牛乳をよく飲んでいる。

  • ユウギリ
CV:古川玲
白夜王国有数の領主の娘である金鵄武者。ミコトの臣下だった。
加入イベントでのかっこよさはピカイチ。
おっとりした性格だがその実、敵の断末魔を聴くことが至高の喜びと言ってしまうほどの戦闘狂。
暗夜のピエリとは違うベクトルでヤバい女性。
顔面の大きな十字傷は戦闘による負傷で、つけた相手は仕返しに喉を裂いてやったらしい。
昔はものスゴい美人だった。作中でも年長者としての余裕ある気品を見せてくれる。
メシマズの一人で、マズい料理を出されると「私と同じ」と逆に喜ぶ。どういうことだ。
こんな性格をしているが、成長率はワースト3。ただし傾向がコンウォル病であるため、活躍の場を選べば使えないこともない。
ギュンターと違って初期値もかなり高いので、即戦力のお助けユニットとして活用もできる。

CV:高橋勇太
白夜王国の辺境に住む妖狐たちの里長。今作の獣人枠その1。
美しいものが好きで、自身の美しさにもかなり自信を持つナルシスト。
楽天的でのんびりした性格で、趣味の恩返しを繰り返す内に白夜のあちこちをふらついていた。それでいいのか里長。
速さが高いが、守備がかなり低いため運用には注意。敵撃破時のセリフはちょっと怖い。

CV:石川綾乃
シュヴァリエ公国出身の反乱兵であるドラゴンマスター。
自由奔放に生を謳歌する豪快な性格。
鉱石などを使ったデコレーションを趣味にするデコ魔。
リョウマと意気投合するが、初期上級職の性ゆえか、支援は主人公のみ。
(ちなみに白夜ルート以外の扱いも不憫、というか殺される。)
典型的な竜騎士系のステータス。魔防の成長はほぼ見込めないため、物理ユニットに対する壁として使える。
透魔ルートでは加入してすぐに離脱してしまう。短期間ではあるが普通に使え、ギュンターと違って支援/結婚も可能ではあるが…

+ 暗夜王国関係者
○王族
CV:大塚明夫
暗夜王国の国王。自身も極めて強い武人でもある。
冷酷かつ残虐な性格で、敵は勿論、自軍や我が子ですら命令に少しでも背けば手に掛けようとする悪鬼のような男。2人の直属の家臣である将軍と軍師はドーピングしている事が明言されておりどうも実力的には疑問。
昔はこのような性格ではなかったようだが…。

CV:小西克幸
暗夜王国の兄王子でパラディン。寡黙で実直な性格だが、弟妹想いの良い兄貴。
かつての父王を知っている身として、今の言動や命令に疑問を抱いている。
詳細は個別へ。

CV:沢城みゆき
暗夜王国の姉王女でレヴナントナイト。素晴らしいおっぱいの持ち主。ムービーでも存在感は抜群、というかカメラがおっぱいに寄りまくる。いいぞもっとやれ!
弟(妹)である主人公を溺愛しており、主人公や身内のためなら殺人すら厭わない。その分裏切った時は病み出す。
ただ、主人公との支援会話は割と健全なので肩透かしを食らったカムイくんも。まあKENZEN一歩手前だが。
危険なヤンデレオーラが漂っているが、実は暗夜王国の人間としては良識的な方で、裏切らない限り身内には非常に甘い。部下二人を選んだ基準も「可愛いから」という理由だったり。
白夜・暗夜王国編では、同じく主人公の姉であるヒノカと険悪なムードを漂わせるが、透魔王国編では支援会話を進めるとヒノカが身の危険を感じるほど彼女を気に入る辺り、人柄自体は好みのタイプらしい。
ボルトアクスはカミラ姉さん専用武器。でも成長傾向がドラゴンマスター向き。
ギュンターに続く初期上級職での加入であるが、成長率は暗夜でもトップクラスというデキるお姉さん。
更に経験値のレベル補正も低めに設定されており、チクチク援護してるだけで割りとレベルが上がっていく暗夜での救済キャラポジション。
ちなみに、後日発売されたインタビュー集『メイキング オブ ファイアーエムブレム』によると、本作のCEROレーティングが【C】に引き上げられた張本人。
白夜編における彼女の登場ムービーが主因であるとのこと。色々と必見である。

CV:宮野真守
暗夜王国の弟王子でダークナイト。魔力に優れた天才肌。
詳細は個別へ。

CV:諏訪彩花
暗夜王国の妹王女でロッドナイト。心優しく、天真爛漫。
詳細は個別項目で。

○臣下
  • ラズワルド
CV:木島隆一
マークス配下のマーシナリー。明るく社交的で、実力も高い。
ナンパが趣味だが成功率が低く、踊りが得意だが意外と恥ずかしがり屋。
顔と言い声と言いとある人物を彷彿とさせる上に、ルーナ、オーディンとある秘密を共有している。
ルーナに比べると、力と技が成長しやすい攻撃型のユニット。守備もそこそこ伸びるので万能キャラになる。
パラレルプルフ用の素質はなぜか忍。

CV:高橋未奈美
マークス配下の騎士。名門貴族の生まれで暗夜軍が抱える問題児の1人。
無邪気で子供っぽい性格だが、人殺しを嬉々として行う。突然泣きだしたと思ったら敵を殲滅しだす恐ろしい子。
白夜のユウギリが戦闘狂ならこちらは殺人狂と言ってもよく、家に仕える従者に対し「えいっ!」する行為を日常的に行っているらしい。こんなキャラが普通に味方として登場するのが暗夜のクレイジーな部分である。
こうなってしまった経緯は一部キャラの支援会話で明らかになる。
お菓子が大好きであり、自身も料理(比喩表現ではない)が得意というまさかのメシウマ枠でもある。また鎧姿で分からないが胸が大きく、お風呂やパルレで何気なく自慢してくる。
泣いてマスカラが溶けて流れるという非常にインパクトの強い表情パターンを持つ。
性能面でも性格面に負けじと成長率から固有スキルから何から攻撃特化の殺る気勢。
特に力、速さ、魔防に特化しており、固有スキルも合わさってどちらかと言えばシーフや忍向きのステータスをしている。
何人かのキャラと同じようにイラストでは剣を携えているのだが、彼女だけはパルレ中であっても絶対に手放さない。怖い。

  • ルーナ
CV:世戸さおり
カミラ配下のマーシナリー。負けず嫌いの努力家。「天才」というワードに敏感。
口は少々悪く生意気という言葉が似合うが、身内や友達には優しいツンデレ気質。貧乳を気にしており胸元を触るとキレる。
カミラには「裏切ったら殺しちゃう」と言われるくらいに可愛がられており、ルーナ当人もカミラを慕っている。母性が強いからだろうか。
とある人物によく似た容姿で、ラズワルド、オーディンとある秘密を共有している。
また、暗夜所属でありながら白夜クラスである天馬武者の素質を持っている。
透魔では大方の予想通りツバキとの支援があり、娘との会話は専用のものとなっている。

CV:田澤菜純
カミラ配下のドラゴンナイト。凄腕の殺し屋。
「強い女の子」が好きなカミラのお気に入りで、寡黙かつ感情の起伏が殆どない。
詳細は個別へ。

  • オーディン
CV:高橋英則
レオン配下のダークマージ。昔は剣士だったらしい。実際、成長率は力>魔力なので、さっさと侍に転職させるのも一つの手(上限補正は力<魔力だが)。
何気に総合成長率は暗夜軍トップだったりするので、バディやマリッジで別職種にしても割とこなせちゃう器用な奴。器用貧乏とも言う。第二のレオン
よく血が騒いだり、かっこいい必殺技や武器名を考えたりする厨ニ病患者。
専用スキルも、名前を全て漢字で埋めた錬成武器を装備すると必殺ボーナスという厨二っぷり。でも素は常識人。
容姿といいとある人物を彷彿とさせるほか、ラズワルド、ルーナとある秘密を共有している。

CV:子安武人
レオン配下のシーフ。そして本作きっての問題児。
意味深なセクハラ・下ネタじみた発言を連発する。CEROが上がった要因の一つはコイツの存在。歩くR指定。
また、暗夜王国の同性婚対象者である男同士で何を考えとるんじゃ
詳細は個別へ。

CV:桑原由気
エリーゼ配下のアーマーナイト。エリーゼの親友でもある。
エリーゼと、彼女が大切に想う暗夜の仲間たちを守ることに非常に強い使命感を持ち、そのためなら命を張ることも厭わない。
詳細は個別へ。


CV:北沢力
エリーゼ配下のアクスファイター。正義のヒーロー。生まれる世界を間違えたかのようなアメコミ臭。
弱きを助け強きを挫くを地で行く正義感溢れる人物だが、道を歩いてるだけで馬車に轢かれるほど不幸な人物。
ゲーム中でも幸運0から始まって上限まで平均-3と言う徹底した不幸っぷり。
彼とエルフィは白夜ルートでも一時的だが味方(緑)になる場面がある。ただし本当にその場限りであり、両者生存させても以降の出番はない。
ていうか友軍にした瞬間敵陣へ死にに行くカミカゼ精神の持ち主。
戦士系としては珍しくバランス型の成長率を持っているが、それほど高くない上に中途半端なステータスになりがちで、中盤以降はマイキャッスルでお留守番になる傾向が高い。
しかし専用スキルは周囲の敵の必殺回避を大幅に下げるというとんでもない性能。(ただし自分の必殺回避も下がる。)
頑張って育ててバーサーカーにすると、命中より必殺が高いというロマンキャラと化す。
最近になってますますアゴが割れてきたらしい。


○その他
CV:木村珠莉
暗夜王国の呪術師。外見は少女だが、どこか大人びている。
詳細は個別へ。

CV:清水愛
暗夜王国の国境警備兵に所属のアクスファイター。可憐で誰にでも丁寧に接する。
…というのは男にモテるための建前で、素はガサツで口調も荒い、所謂猫かぶりキャラ。必殺時のゲス顔はある意味必見。
玉の輿願望もあり、相手が大した身分でないと知ると途端に態度を変える。
しかし本性を出していても接し方こそ荒いが相手を自然に気遣ったりする辺り、優しさは本物である様子。
異常に高い必殺率と火力とHP、異常に低い守備魔防と命中率を兼ね備えるTHE・バーサーカー。
戦士らしいといえば戦士らしい極端な能力配分ゆえ、運用を理解すればハロルドよりも使いやすいが、加入がやや遅くその割に初期レベルも低めなのが難点。
ブノワに対しては同僚ということで気心が知れているのか、普段から素を晒している。
玉の輿を実現させるかどうかはプレイヤー次第。

CV:喜山茂雄
暗夜王国の国境警備をしているアーマーナイト。超強面で敵にも味方にも恐れられている。
詳細は個別項目へ。

  • フランネル
CV:大須賀純
暗夜王国の辺境に住むガルー(人狼)の群れのリーダー。獣人枠その2。
「珍しいもの」を拾い集めるのが趣味だが、あまりにも個性的過ぎて価値を理解してくれる仲間は少ない。
明るく少々おバカだが残虐な一面も持ち、仲間に危害を加える者には徹底的に攻撃を加える。
HPと力がぶっちぎりで成長していく、典型的なパワーファイター。獣マップや魔物マップでは大活躍してくれる。



+ マイキャッスルで仲間になるユニット
リリス以外はマイキャッスルである条件を満たすと18章、もしくは22章以降で仲間になる。()内は仲間になるルートを意味する。

CV:村井かずさ
主人公の住む北の城塞で厩係りをしていた少女。ある事情から主人公を強く慕っている。
その正体はかつて主人公に助けられた星竜の末裔。主人公のピンチに正体を明かし、異界に連れ込むことで危機を救った。
前述のマイキャッスルはリリスの力で開かれた異界であり、主人公に拠点として提供されたもの。
ストーリー中の戦闘に参加することはないが、マイキャッスルの防衛戦では力を貸してくれる。
ただし白夜では回復しかできないのでほぼただの的。
シナリオを進める分にはまったく用がないので早々と撤去されることも…
白夜、暗夜ではストーリー終盤で死亡してしまう。マイキャッスルでの機能やステータスは変わらないが、以降、戦闘で登場するのは人魂に…
透魔ルートでは最後まで健在だが、今度はストーリー中での存在感がまったくなくなってしまう。どうしろと。
以下とても重要なネタバレ
主人公の実妹。リリス側は把握しているが主人公は知らない。自らの正体を明かさず兄/姉を守り支え続ける事を誓っている。ある意味、両国のどのきょうだいよりも重い。

  • イザナ
CV:遠近孝一
イズモ公国の公王。神々しく美しい容姿だが性格がやたら軽く、その軽さは主人公たちが唖然とするほど。
全ルートで暗夜軍のゾーラに捕まって自身に成り代わられてしまうが、主人公たちによって救出される。
ちなみに主人公たちが偽イザナの正体を見破った理由は「こんな軽い奴が公王なわけがない」というもので、その後にそれ以上に軽い本人を見て全員が唖然とする。
ある神祖竜の末裔であり、予知能力を持っている。

  • フウガ(透魔)
CV:松本大
風の一族の族長で、白夜先王スメラギの親友。
夜刀神のことを知っており、それは主人公が夜刀神を持つに相応しいか試すために主人公たちに勝負を挑む。
天涯孤独であったツクヨミを我が子のように育てた好人物である。やや過保護気味だが。
見事なハゲだが髪飾りの類を平然と身につける。
また、加入する透魔では年齢ゆえか成長率自体はワースト2だが、初期値が高いのでお助けとしては十分有能。
なお、髪の色が父親依存の子世代にハゲは遺伝しないのでご安心を。

  • ユキムラ(白夜)
CV:清水秀光
白夜王国お抱えの軍師。ミコトの臣下だった。
優しく温和で真面目な性格。それ故か、我の強い白夜きょうだいに振り回されることが多い。
見た目のせいか、発売前は何かと怪しまれていた。
加入するのは白夜だけだが、実は存在感は白夜が一番薄い(敵として出てこない=まったく登場しないため)。

CV:加隈亜衣
氷の部族出身の主人公お付きのメイドで、双子の妹であるフェリシアと共に主人公に幼い頃から仕えている。
ドジメイドな妹と違ってメイドの仕事を卒なくこなし、真面目で気配りもできる敏腕メイド。一方で、戦闘に関しては妹の方が上らしい。
成長率の上級職加入キャラながら低くはなく、ジョーカーやフェリシアと比べると物理寄りだが、速さの低さがネック。
全ルートで仲間になるフェリシア、ジョーカー、ギュンターと共にパッケージにいるが、主人公よりも一族を優先し、全ルートで敵として登場する。
それ故に立場よりも自分の気持ちを優先して主人公の側に迷わず立った妹を羨んでいる他、同僚のジョーカーに対しても複雑な想いを抱えている。
が、残念ながら支援相手は主人公とフェリシアのみ。上級職加入の悲しき性である。
結婚後の会話の一つ「私には、あなただけです…」という言葉がちょっと笑えない。


+ 子世代
○共通
CV:島﨑信長(男)/佐藤聡美(女)
主人公の息子(娘)。主人公が男なら娘、女なら息子となる。
純粋無垢な性格の持ち主で、父親と母親を一途に慕う。あまり会えなかったことから両親、特に主人公には甘えん坊。
秘境にて大好きな主人公が傷ついたことに激昂し、竜に変化する能力に覚醒。しかし主人公同様、完全には能力を制御しきれない。
竜石で力を封じた後、主人公に連れて行って欲しいと必死に頼み込み、快諾されて自軍入りした。
ちなみに子世代で一番の年少であり、もしもきょうだいが出来た場合はかならず相手が兄か姉となる。

CV:細谷佳正
アクアの息子。クラスは天馬武者。中の人が前作マイユニット。
子世代の中で唯一、髪の色が固定(アクアと同じ水色)になっている。
アクアから教わった歌をうたうのが好きで、絵画も嗜むなど芸術家肌。
天馬との信頼関係も良好でよく遠乗りにでかけているようだ。
外伝マップが本人不在で進む珍しいキャラ。

  • ディーア
CV:井口祐一
ジョーカーの息子。クラスはロッドナイト。
面倒くさがりだが戦闘能力や執事としての技能は高く、ジョーカーに匹敵、あるいはそれ以上の実力を持つ。
珈琲を淹れるのが特に得意で、この点に関してはジョーカーにも負けないと自負しており、実はジョーカーもそれを認めている。

CV:高野麻里佳
スズカゼの娘。髪を両側で括った小柄な少女。かわいい。
かなりしっかりした性格をしており、スズカゼ同様、悪事を許さない正義感を持っている。
率直に意見を言うタイプでもあり、イフパルレでは「どうしてみんなを撫でるの?」と聞いてくる。
薬を自分で作って売る薬商人をしており、自軍に入った後も支援会話で様々なキャラに薬を調合して渡している。
薬製作に関しては少しマッドな一面もあり、不安を覚えるキャラもいるが、涙目のミドリコには敵わずに飲まされてしまう宿命にある。
ちなみに従兄にあたるグレイとは自軍に合流前から交流があり、本当の兄のように慕っている。
カンナに次いで見た目が幼いため子世代の中でも屈指の犯罪度を誇る。主人公は子世代とも結婚できるが彼女と結婚するのはどう見てもアウト。
また、緑色の髪の女性は主人公以外に存在しないので、緑髪にするには自分で母親になるしかない。(セツナはギリギリ緑といえなくもないが)

  • ゾフィー
CV:中村桜
サイラスの娘。髪を留めるカチューシャが特徴的なソシアルナイトの少女。
明るく活発な元気っ子であり、父親のように立派な騎士になるのを目標としているが、ドジっ子なために空回りが多い。
父親から贈られた愛馬「アヴェル」を御しきれておらず、時にトラブルを引き起こすアヴェルに悩まされている。
しかしアヴェルに対する親愛は深く、恋人になる時も「アヴェルも一緒でいいの?」と聞いてくる。もちろんですとも!
ちなみにゲームではドジが祟って攻撃した相手をたまに下着姿に剥く恐ろしい娘。たとえあとで味方になるユニットでも容赦なく剥く。
しかも脱がすのが得意なのは本人も自覚しているらしい。
性能だけならプチ守備封じとも言える割りと優秀な固有スキルであり、特に暗夜では槍術士が居ないため役に立つ場面は多いかもしれない。
シリアスな空気をぶっ壊すことに眼を瞑れば、だが。

○白夜王国
CV:内匠靖明
リョウマの息子。王子とは思えないワイルドな風貌の薙刀(槍)使い。
暗殺の危険から守るために秘境でリョウマからは離れて育てられたため、会いに来ない父親に寂しさから反感を抱いていた。
しかし危機を助けられ、王子であるために秘境で育てざるを得なかったという事情も知って関係は改善され、父親に認められる男になるべく自軍に参加した。
ちなみに薙刀を使っているのは「刀に対抗するなら薙刀」という単純な理由からで、それを聞いたリョウマはちょっと呆れていた。
王という存在については「必ずしも血筋に拘る必要はないのではないか」というこの世界からすれば多少変わった考えを持っている。
焼鳥はタレ派。

CV:古島清孝
タクミの息子。タクミを少し幼くし、表情を緩くしたような少年。
天真爛漫な性格で、タクミや母親を慕い、尊敬している。一方でかなりのマイペース。
まだ少年という年頃ながら天才的な弓の名手。だが自覚はなく、タクミと比べればまだまだであると思っている。
外で狩りをするのは大好きだが、部屋で勉強するのは苦手という典型的なアウトドア派。

  • グレイ
CV:松本忍
サイゾウの息子。誰かに似ている。
本当の名前は「サイゾウ(六代目)」だが、自分の行く末を押し付けられている事への反発から秘境を脱走、グレイを名乗り始めた。
辛党の父とは逆に、甘いものに目がない甘党。食べる専門かと思いきや作るのも得意。
ポーズが脇を見せつけているようにしか見えないと評判。

CV:岡田栄美
ツバキの娘。腰まで伸びた艶やかな髪と、自信に満ちた表情が魅力的な少女。
尊敬する父親の娘に相応しい完璧な天馬武士を目指す努力家であり、それでいて周囲への気配りも欠かさない優しい少女。
実力も人柄も優れた優等生だが、思い込みが激しいのが玉に瑕。また、見込みのない異性にばかり惹かれてしまう困った悪癖を持つ。
ちなみに、容姿も声も性格もティアモそっくりであり、母親が赤髪のヒノカ、ルーナ(透魔編のみ)だとますます瓜二つになる。マトイ(matoi)を並べ替えると……
また、ルーナが母親の場合のみ、仲間加入時に固有のやり取りが追加され、親子間の支援会話も専用のものになる。(通常、母親との会話はベースとなる内容が共通で決まっている)

  • ヒサメ
CV:市来光弘
ヒナタの息子。クラスは親同様侍。
ヒナタとは似ても似つかない、真面目で堅物な優等生キャラ。
口調も丁寧で、何かと適当な父親の性格をあまりよく思っていない(反面教師としている)。
漬物が大好物で自分でも作るのを趣味にしているなどかなりジジ臭い。
なお、元々はヒナタの弟という設定だったが、息子に変更されたという裏話がある。親子で声優が同じなのもその名残だとか。

CV:佐藤あずさ
アサマの娘。一般的な巫女のイメージそのものな容姿と、目の中の☆マークが印象的な少女。
父親に輪をかけてマイペースな性格の持ち主で、とにかく帰って寝たがるめんどくさがり。
自分の住む村が魔物に襲われていても構わず眠り続けようとするほどに神経が図太く、訪問を数回繰り返さないと出てきてくれない。
詩を詠むのが趣味であり、自分の気持ちを五七五などのリズムで詠むことがある。毒舌も乗せる。
信じがたいことだが、アサマ曰く彼女の瞳は自分にそっくりらしい。
公式で配布されているアイコンの髪色がなぜか親と無関係のピンク色。

CV:阿久津加菜
ツクヨミの娘。ちょっと悪い目つきと不機嫌そうな表情と、いつも口元に指を当てているポーズが特徴的。
おどろおどろしい魔術に傾倒する陰陽師であり、研究に没頭するあまりそのほかのことには無頓着なマッドサイエンティストのようなタイプ。
詳しくは個別で。

CV:中恵光城
ニシキの娘。ピンと立ったキツネ耳と八重歯、ふさふさの尻尾がトレードマークの妖狐。
とにかく好奇心旺盛な性分で、面白そうなことには目がない活発な女の子。あまり深く物事を考えず、感覚で行動している。
そのため精神年齢が若干幼く、気に入った相手にはしつこく遊びに誘ったり、無防備にスキンシップをはかったりと子供っぽいちょっかいをかける。
「怖い」という感情が希薄で、時に命に関わる危険も平然と冒す危なっかしさも持っており、周囲にはよく心配をかけている。
狩りが趣味で、獲物を仲間へのお礼として渡すこともある。ただ、父親の教えで狩りでも無闇に殺生せず、一度の狩りで獲るのは一匹だけと決めている。
前作のシャンブレーと同じように、親の髪色は前髪の一部にだけ現れる。ベースは金髪だが父親のニシキと比べるとキヌの方が明るい。


○暗夜王国
CV:河西健吾
マークスの息子。爽やかなルックスの好青年。
第一王子の息子として王族に相応しい人間になるべく育てられたため、若き王子という形容詞がぴったり。
仲間や臣下、民には分け隔てなく優しく接し、敵には毅然と立ち向かう王族の鑑のような性格の持ち主。
マークスを息子としても王族としても尊敬しており、彼に少しでも近付こうと努力も怠らない勤勉さも持ち合わせる。
しかしその一方で、実は父親を大きく見すぎるがあまり、自信がなく卑屈な一面も内包している。上記の言動も、ある程度意識的に取っている節がある。

CV:高橋勇太
レオンの息子。そう、息子
何故二回も強調するかというと、その容姿がきれいに手入れされた縦ロールの髪と可憐な容貌の男の娘だからである。
詳細は個別項目で。

CV:鈴木絵理
ラズワルドの娘。活発で男勝りな少女。
自軍に参入前は傭兵団におり、男顔負けの華麗な剣技とさわやかなルックスで男女問わず人気を集めていた。
詳細は個別へ。

  • イグニス
CV:江越彬紀
ブノワの息子。ガタイの良い体格と父親譲りの強面を持つ青年。
見た目こそ怖いがそこはあの父親の息子、内面は少し臆病だが心優しい青年。虫や幽霊が大の苦手。
なお、お菓子作りや洋服作りに興味があり、嗜好自体はフォレオと似通っている。
気弱な性格をブノワには心配されているが、当の父親も似たり寄ったりなため、当人は「父さんのように生きれば良い」として将来を悲観してはいない。
父親お手製のお守りを大切にしていて、自身もお守りを作って母親にプレゼントすることも。
外伝が作中屈指の難関として名高い。できるなら敵のレベルが低いうちに迎えに行きたい。
なお、上限値補正の都合上、父をも上回る壁に育て上げることもできる。

CV:桑原由気
オーディンの娘。少しウェーブした長い髪と香ばしい言動が特徴的な少女。
あのオーディンの娘の時点で嫌な予感、ないし期待が胸に湧き上がった人もいるかもしれないが、予想通り父親同様の厨二病患者である。
詳細は個別へ。

CV:辻あゆみ
ゼロの娘。強気な表情と三つ編みが目を引く少女。
いろいろ危ない父親を反面教師としたのか、冷静で強い正義感を持つ性格の持ち主。自軍に加入前は義賊として活躍していた。
ただ、その実男性同士のカップリングを妄想しては萌える腐女子であり、無機物×無機物でも擬人化して妄想余裕という猛者。やっぱり血は争えないようだ。
しかしいろいろと振り切った父親と違って年頃の乙女であるため、それらの趣味はひた隠しにしている。しかし母親との支援会話で…
また、異性と会話するときは緊張した結果冷たく接してしまう悪癖も持ち、本人はなんとかそれを克服したいと思っている。
なお、加入章で主人公側と敵対し、実際に戦わないといけない稀有な子世代ユニットである。

  • ルッツ
CV:村中知
ハロルドの息子。クラスはドラゴンナイト。
アメコミヒーローのようなマスクを身につけ、父親のようなヒーローになるべく鍛錬を続けている。
性格は父親と同じく、「弱きを助け、強きをくじく」を地で行くヒーロー気質だが、自分の危険や身体を顧みない、幼さ故の未熟さも覗く。
まさにハロルドJr.と言った風情だが、父親と違って豪運の持ち主であり、よくお金を拾うなどの幸運に恵まれているらしい。
愛竜の名前はミシェル。前作がミネルバだったので、今回はその兄貴が由来。
エポニーヌ同様、加入章で主人公と敵対する。

CV:荒川美穂
フランネルの娘。ガルー。キヌ同様、髪の色は前髪の一部に反映される。
大人しい性格で感情の起伏が少なく、孤独を好む美少女。しかしその実態はまさかの汚部屋ガール。
父親と同じようにガラクタ収集を趣味にしているためであり、「ガラクタを集めた結果汚れる」のではなく、汚さや臭い自体に意義を見出している。というかもはやゴミ収集と言った方が的確。
一人が好きなのも面倒ごとを避けるためで、実はディーアやミタマに匹敵する面倒くさがり。
匂いフェチのような一面もあり、好きな相手の匂いを嗅ぐのが大好き。両親はもちろん、好きになった相手の匂いをくんかくんかする。両親をパパママ呼びする子はシリーズ通しても珍しい。
初期状態でかぶっている特徴的な赤ずきんはクラスチェンジするとなくなってしまう。なんとも残念。

※この項は書きかけです。加筆・訂正ができる方はお願いします。


+ その他
CV:江越彬紀
暗夜王国の魔道士。ガロンに忠誠を誓う軍師で、卑劣な策謀を好んで使う謀略家。
ガロンの機嫌をとることのみに注力しており、王子・王女たちに対しては微塵の忠誠心も抱いておらず、むしろ見下している。
シナリオ中で幾度も謀略を巡らせるものの、それら全てを主人公らに看破されてしまうため、ガロンからもただの駒扱いされている。
白夜・暗夜のルートでは、どちらを選んでも最期はレオンに殺される結末が待っている。
声はイグニスと同じ。

  • ガンズ
CV:小谷津央典
暗夜王国の将軍。
かつては殺戮の限りを尽くした大罪人だったが、ガロンに取り入り将軍へと成り上がったバーサーカー。
シナリオ冒頭でカムイとギュンターを無限渓谷へ突き落そうとした。
無抵抗な一般人や、投降の意思を示している兵士も容赦なく虐殺する残虐な人物。
…なのだが、敵陣に突っ込んで虐殺する所を逆に囲まれてボコボコにされた挙句負け惜しみ染みた台詞を吐きながら撤退というあまりの情けなさから地味なネタ人気を誇る。

  • コタロウ
CV:清水秀光
フウマ公国の公王。
暗夜王国に取り入り、一国の王となることを夢見る野心家。
サイゾウの父親を殺した張本人。サイゾウでトドメを刺すと専用の会話が見られる。
声がユキムラと同じ。

  • ゾーラ
CV:いずみ尚
暗夜王国の魔道士。幻術を得意としている。異様なハイテンションと甲高い笑い声が特徴。
全てのルートで、イズモ公王イザナを拉致して彼に成りすましている。
暗夜・透魔ではレオンに殺されるが、白夜ルートではカムイらの人質という名目で同行させられる。
その中のふれあいで改心し、タクミを透魔兵から庇うなどの行動を見せるようになる。最期はガロンにカムイらの助命を請い、怒りを買って殺される。
中の人は他の雑魚兵たちの掛け声も担当している。

  • シェンメイ
CV:慶長佑香
暗夜王国の王妃でアクアの母。作中では故人。
ガロンの後妻であり、他の王子・王女たちとは血のつながりがない。アクアが幼い頃に謎の死を遂げ、同時にガロンも現在のような残忍な人物になってしまった。
白夜・暗夜ルートではその存在が仄めかされるだけだったが、透魔ルートでは重要人物の一人として登場。

  • ロンタオ
CV:菅谷弥生
透魔王国の住人で、ハイドラの小姓をしていた少年。
ハイドラの支配に嫌気がさし、逃亡を図って追われている最中に主人公らに保護される。
実はハイドラの腹心であり、透魔側の裏切り者として主人公の軍に紛れ込み、彼らを抹殺する任務を帯びている刺客だった。
しかし詰めが甘かったのか王族関係者からは早々に見破られてしまい、唯一信じたカムイを一人誘い込んで殺そうとするも失敗。任務失敗の罰として、ノスフェラトゥに姿を変えられてしまう。
声がカザハナと同じ。

  • ダニエラ
暗夜王国の将軍。大軍を率いて国境を守るストラテジスト。
顔だけでは分かりにくいが、上半身像を見ると女性であることがわかる。しかもそこそこ胸が大きい。帽子をとるとお団子ヘアになっている。
捕縛で仲間にすることが可能。初期値はイマイチだが、魔力と速さの成長率がかなり高く、戦場のサポート役として活躍できる。
さらに白夜で加入するキャラで唯一「死の吐息」のスキルを覚えている。

  • ハイタカ
白夜王国の兵士。槍術師。
暗夜シナリオで最も早く捕縛できるボスキャラであり、最低レベルの下級職。
幸運が低い以外はバランスのとれた成長率で、暗夜では貴重な槍聖になれるキャラである。
スキル「守備の叫び」も便利。

  • クマゲラ
白夜王国の将軍。修羅。
顔半分を覆う仮面が特徴。やはり捕縛可能なキャラで、暗夜では貴重な白夜兵種。
実はリンカよりも総合的な成長率は上。ただし速さの伸びが壊滅的といっていいほど悪いため、使い勝手は微妙である。

  • ウィリアム/ホルモン
カンナ外伝とDLCのアンナステージで登場する、シリーズ恒例の変態バーサーカーコンビ。ウィリアムはモヒカン頭で、ホルモンはハゲ。
従来にも増してホモホモしさが強調されている。テカテカした唇がリアル過ぎて吐き気を催すユーザーが多数。
捕縛コマンドで仲間にすることが可能。加入時は2人とも全く同じステータスだが、ウィリアムは力が、ホルモンは速さの成長率が優れている。
共通点として、HPはレギュラーキャラも含めてNo.1の成長率を誇る一方、守備面は壊滅的である。

  • ナハト
CV:浜田賢二
ゾフィー外伝で登場、元暗夜王国の兵士。レヴナントナイト。あらゆることに無気力だが、生への執着だけは人一倍強い。
白夜では貴重な暗夜兵種。暗夜ではさほどいいスキル持ちでもない上、完全上位互換のカミラ姉さんがいるためスルーされがち。
幸運と魔力が低い以外は平均的なステータス。
声がアサマと同じ。

  • ドラジェ
CV:慶長佑香
ミドリコ外伝で登場、暗夜王国の凄腕の探検家。アドベンチャラー。
ふくよかな体型が特徴的だが、自称「動けるデブ」。秘境にある神竜草を狙っている。
あくまで「自称」なためか、幸運以外のステータスはイマイチ伸びが悪い。さらにその体型が影響してか、速さの上限が-2になっている。
さらにプルフでのクラスチェンジが全キャラ中で唯一不可能なため、使い勝手も悪い。
声がシェンメイと同じ。

  • ファンク
グレイ外伝で登場、金で悪事を働く盗賊団の親玉。アドベンチャラー。
如何にもな小悪党面をしており、花を携えた顔グラが笑いを誘う。
成長率は捕縛可能ボス組の中ではワースト1位。

  • バンバ
シノノメ外伝で登場、辺境で追剥ぎを行っている賊の親玉。バーサーカー。
HPの初期値が非常に高く、成長率も高い。バーサーカーとしては珍しく、バランス型の成長率を誇る。

  • ダイチ
キヌ外伝で登場、辺境で妖狐をとらえては、毛皮を売り捌いている悪党。槍術士⇒婆娑羅。
歌舞伎役者のような風貌が特徴的。
バンバ同様HPが非常に高く、他の能力は平均的。ただし幸運が初期値、成長率共に非常に低いのが難点。

  • ガザック
フォレオ外伝で登場する辺境の悪党。フォレオを女性と間違えて人質に取る。
進行度により、アクスファイター⇒バーサーカーへとクラスチェンジする。
やはりHPと力は伸びやすいが、それ以上に何故か守備がダントツで伸びる。
その成長率はブノワさえも凌ぎ、一方で技と速さは低めという、マークス以上に兵種選択を間違えたとしか思えないキャラ。
珍しくスキル「しぶとい心」を習得しているが、幸運が低いため発動率は低い。

  • セノウ
オフェリア外伝で登場、貴重な魔道書を求めて、街を襲う悪党の親玉。薬商人⇒大商人。
陰キャラっぽいメガネ兄さん。成長率としては平均的。
自軍でも珍しい薬商人なので、サポートとして育ててみるのも一興。

  • ヴァスハラ
ソレイユ外伝で登場、かつては凄腕の剣士だったが、盗賊に身を落とした戦士。マーシナリー⇒ブレイブヒーロー。
その出自を反映してか、総合的成長率は捕獲組トップ。
しかし蓋を開けてみると幸運が異常に高い以外は平均的なステータスである。


+ ゲストキャラクター
amiiboを読み込ませると登場するキャラクター。その都合上、ルフレは男性のみ。
発生する「英雄戦」をクリアすることで仲間ユニットとして使用可能になる。
マップの難易度は高くないが、全員が専用武器を持ち込んでおり、マルスとルキナのファルシオンは竜特効を持つため主人公を突っ込ませると即死させられる場合がある。
さまざまな異界の戦士たちが集い、競い合う世界からやってきたらしい。
実装されたのは発売時点で確定していたこの4人のみ。途中参戦したロイもamiiboは発売されたものの追加されなかった。
一部のキャラはルフレ戦やルキナ戦で特殊な戦闘会話がある。

DLCマップ「覚醒との邂逅」(無料配信)で登場。緑ユニットとして出撃する。
放っておくと敵の持つ(『覚醒』メンバーからすれば)未知の武器、スキルに翻弄されて簡単にやられてしまう。
はっきり言ってフレデリク以外お荷物だが、全員生存させると初回のみロード系のクラスチェンジアイテムが貰える。
一部のキャラで会話が可能。

毎度恒例の赤髪ポニテのお姉さん。
竜の門(DLC関係の施設。前作で言う異界の門)で受付をやっている。
DLCの追加マップ「盗賊アンナ」のクリア報酬として加入。
仲間にすればパルレもできるし、前作同様結婚も可能。商人を名乗り、盗賊扱いされて怒っているが紛れもなくシーフである。
同じ顔と名前の姉妹が多数いる設定は健在。彼女によれば、両親は微妙なイントネーションの違いで姉妹を呼び分けていたらしい。
今回仲間になるアンナは尻上がりな発音なんだとか…

初代ドラゴンナイト。しかし今回はなんとペガサスナイトでの参戦。あくまでユニットとしてのみの登場。
TCG『ファイアーエムブレム サイファ』ブースターパックのボックス購入特典で、カードとしても登場する「クラスチェンジ前のミネルバ」という触れ込み。
馴染み深いクラス名だが、今作では専用の特殊クラスである。




【DLC】
前作『覚醒』同様、DLCとして追加マップが配信されている。
経験値や武器/アイテム/お金が多く手に入ったり、クリアすると特別なアイテム(専用クラスチェンジアイテムなど)が手に入るなどのプレイに役立てるためのマップをはじめ、予め用意された固定データのユニットを使って攻略するマップも用意されている。

+ 第1弾
第1弾
  • 覚醒との邂逅
『覚醒』とのコラボマップ。無料配信。
『覚醒』2章と同じマップ構成でNPCのクロム、リズ、フレデリクを伴って戦う。特に難しくないが本編の進行に合わせて敵が強化され、かつ出撃可能人数が少ないのであまり油断もできない。クリアで暗器「小石」を入手。特殊条件として3人とも無事なままクリアすると1回のみスターロード/マスターロードのクラスチェンジアイテムを入手。
  • 楽園争奪戦
主人公が入手した南国のリゾート招待券を賭けて両国の王族それぞれの隊に分かれて戦うという息抜き的なマップ。プレイヤーは隊をひとつ選んで操作する。
ユニット性能は固定でプレイデータの影響は一切受けない。殺し合いではないのでみんな所持しているのは大根など攻撃力が低いネタ武器。
クリアすると選んだキャラの水着イラストが見られる。
  • 恐怖の霊山
経験値稼ぎマップ。なのだが、敵が地味に強く効率はあまりよくないと評判。
暗夜では唯一の経験値稼ぎ(暗夜は他のDLCマップでも経験値が入らない)なので、暗夜で自由に育成したいならとても重要。
  • 決闘の博物館
武器稼ぎマップ。宝箱と増援で現れる敵にランダムで武器やアイテムがセットされ、それらを奪いつつ敵の持ち逃げを防ぐことが目的になる。
今回は武器の使用回数がないので重要性は低いが、レア武器も複数入手できる(さすがに神器は出ない)のでマイチームの強化を目指すなら是非回したいマップ。
さらにこのマップには敵として本編外伝などの固有ボスが多数現れる。捕獲もできるようになっているので何度も通えば量産が可能。
  • 遺跡の財宝
資金稼ぎマップ。初期配置された敵を倒すと続々と大金を持った増援が現れる。8ターン経過でクリアなので効率のよい撃破を狙おう。
  • 王族最強戦
異界の主人公を救うため、名前の通り王族最強を決めるマップ。楽園争奪戦と同じくユニット性能は固定、操作する隊を選んで戦う。違いは装備がガチであること。難易度も高くプレイヤーのスキルが求められる。
クリアすると魔戦士/ダークファルコンのクラスチェンジアイテムを入手。
  • 見えざる史実 前/後
ルーナ、オーディン、ラズワルドの過去に関わる前日談シナリオ。こちらも固定データマップ。
透魔編登場の設定やキャラが出てくるので、そちらが終盤あたりまで進んでからのプレイを勧める。少なくとも白夜でやるのは非推奨。
クリアすると神軍師のクラスチェンジアイテム(前編)、使用キャラを竜脈使用可能に変化させる「神祖竜の血」(後編)を入手。

+ 第2弾
第2弾
  • 神将の試練場
『暁の女神』第2部終章「女王エリンシア」の再現マップ。敵将の全滅か既定ターンまでの拠点防衛で勝利。
既定ターンは通常13ターンだが、ルナティック時のみ原作と同じ15ターンになる。
クリアするとヴァンガードのクラスチェンジアイテムを入手。
  • 盗賊アンナ
『覚醒』の外伝4「行商人アンナ」の再現マップ。NPCのアンナを生存させつつ敵を全滅させるのが目的。
原作では敵が下級職混在の賊だったのに対し、このマップは敵が全て同じ顔のバーサーカー。
クリアするとアンナが仲間になる。
  • 砲手の試練場
『暗黒竜と光の剣』13章「グルニアの木馬隊」再現マップ。勝利条件は原作と同じく城門の制圧。
アストリアはいないが勇者(ブレイブヒーロー)が一人だけ紛れている。
クリアするとシューターのクラスチェンジアイテムを入手。
  • 魔女の試練場
『外伝』4章アルム編の「おそれざん」再現マップ。原作のマーラが次々と魔女を呼び出すのを毎ターンの増援と言う形で再現している。
クリアすると魔女のクラスチェンジアイテム入手。
  • アンナの贈り物
無料配信。マップではなく、シューターと魔女のクラスチェンジをどちらかひとつだけ貰うことができる。という意外と太っ腹なもの。
1データにつき1回まで。

+ 第3弾
第3弾
  • 絆の白夜祭
異界の白夜王国で開かれていた「こどもの成長を祝うお祭り」に現れた賊を退治するマップ。
このマップでは子世代がいれば親子間の会話イベントを見ることができるのだが、なんとゲーム中の全組み合わせに個別対応しており、全部で385通り用意されている。
例えば、カンナ(女)なら子世代を含む女性キャラ全員分の会話イベントがそれぞれ個別の内容で書かれている。当然ながら、そのデータでの親子関係分しか発生しない。
基本同内容の支援会話では分からなかった母親似の一面が判明するパターンも多く、子世代が好きなら非常に楽しい内容となっている。
人気投票結果が反映されたマップでもあり、子世代の上位キャラ4人には主人公との専用会話イベント、専用イラストが見られるイベントがある。(後者のみ特別に+2人)
クリアでマスターロードのクラスチェンジアイテムを入手。
  • 絆の暗夜祭
異界の暗夜王国で開かれていた「友情を深めるお祭り」に現れた魔物を退治するマップ。
支援会話のないキャラ同士をフォローする内容なので、前作の「絆の夏」に近いか。
こちらも人気投票結果を反映したイベントがある。クリアするとスターロードのクラスチェンジアイテムを入手。
  • 泡沫の記憶編(6マップ)
主人公達とは少し違う道を辿って戦いを終えた未来、親と故郷をなくし残された子世代の戦いを描く。前作での「絶望の未来編」に近いパラレルなシナリオ。
6マップセットで個別購入はできない。
  • アンナの贈り物2
無料配信。1度だけエリートの書とブーツを入手。



追記・修正は全ルートのルナティックを攻略してからお願いします。

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最終更新:2024年01月24日 13:32

*1 ただ敢えて超ひねくれた見方をすれば、自分たちが平和であればそれでよく、他国の情勢には興味が無いといった思想を持つとも言える…か?

*2 ただこちらも敢えて別の見方をすれば、日も射さず領土も国民の心も荒んだ現状を何とかするために、太陽の光と豊かな大地が広がる白夜の土地を手に入れようというある意味仕方のない一面もある。