ジャンヌ(ウルトラシリーズ)

登録日:2015/07/07 Tue 15:49:15
更新日:2022/09/26 Mon 21:08:27
所要時間:約 6 分で読めます








一つになりたいんです。あなたと……。








ジャンヌとはスマッシュ文庫から発売されている『ウルトラマン妹』に登場する主役ウルトラマンであり、もう一人のメインヒロイン


身長:等身大~約30m
体重:不明
出身:光の国
飛行速度:不明(宇宙空間では光速超え)
走力:不明
年齢:5000歳(人間換算で中学生ぐらい)
性別:女の子
好きな物:コーラ
変身アイテム:ジャンヌ・スパーク
人間体:月島あかり



光の国から ピンクの光球の姿でやって来たウルトラ戦士。正式名称はおそらくウルトラマンジャンヌ
いや主人公の月島翔太がツッコんでいるが、女の子なのでウルトラウーマンジャンヌが正しいのだろう。

しかし、あかりがジャンヌを基本的にはウルトラマンと呼称しジャンヌも否定も肯定もしないので、
ウルトラマンジャンヌでもウルトラウーマンジャンヌでもどちらでもいいのかもしれない。

後々正式名称が明かされても項目名を変更しないで済むように、とりあえずここではジャンヌを項目名にする。

ジャンヌは ピンクとシルバーの体色に、
所々金色の模様が散りばめられていて、翔太曰く少女というには大人びたボディラインをした体をしている。
カラータイマー周辺に純白の翼のような模様があり、お腹にはハートマーク、
頭部にはジャンヌ・スラッシュツインテール、額には水晶がある。
あと手首に何かをはめ込めそうな腕輪がある。


性格面はお年頃の女の子といった感じで、神秘的な存在というよりかは人間味溢れる存在。
またおっちょこちょいのドジっ娘であり、やや能天気な一面もある。
男と合体は出来ないと言ったり、接吻の意味が理解出来なかったりと、年相応の感性を持つ。

光の国は広いから自分みたいな弱いウルトラ戦士がいてもいい。
自分には自分しか出来ないことがあるはず。それが何かはその時が来ないと分からない。
……等と落ちこぼれなのを開き直っており、アムールにこれだからゆとり世代は……と悪態をつかれていた。


当初ジャンヌが地球に来たのは研修の為にと言っていたが、実は光の国に無断で来た。
実はジャンヌ、宇宙警備隊の訓練生見習いという落ちこぼれの少女で、未熟中の未熟なウルトラヒロインだった。
現在地球防衛を担当しているウルトラ戦士・アムールはジャンヌの教官をしていた。

はっきり言って弱い。
光線を放つ事はおろか、地球では巨大化……つまり本来の大きさに戻る事すら当初は出来なかった。
しかしイーハトン星人を騙したり、ゾフィーにエネルギーを貰って体力を取り戻すと暫くは粘れたりと、意外と潜在能力は高い。



実際に地球人と一心同体になって、地球人と触れ合って、私は本当の兄妹愛を知ったんです。

その温もりは、光の国では学ぶ事が出来なかったものです。

私、分かりました。この地球で何をすべきなのか……あかりさんとお兄さんを守りたいんです。

どんな苦難に直面しても、あかりさんとお兄さんと一緒に乗り越えていきたい……。


そのためなら、光の国だって敵に回します。




しかし地球に来たのにも事情があり、怪獣との戦いで命を落とした兄の、
『地球で人類のために戦いたい』という遺志を継ぐために危険を冒してまで地球までやって来た。

その意志は固く強く、あかりや翔太を守るためなら光の国に敵対し、
ベリアルの様に宇宙監獄に入れられそうになっても、格上のイーハトン星人が相手でも退く事はなかった。


地球に来るために他のウルトラマン達の様に光速を超えて来たのだが、それで体力が尽きてしまった。
いわばウルトラの父状態。



ウルトラ戦士は地球上で活動するためには地球人に擬態しないと3分で力尽きてしまうのだが、
ジャンヌには他の生命体に擬態出来るような技術が無かった。



お兄さんと合体しようとしちゃうなんて、男女合体変身のウルトラマンエースさんじゃあるまいし、

私ったらホントにドジっ娘なんだから……。



そこでのために果敢な行動した主人公・月島翔太に感動して、
憑依しようと接触したのだが翔太が男だと判明したため断念。本人曰く男と合体は駄目らしい。
そこで死に掛けていた翔太の妹・月島あかりと一心同体になることで命を救った。ついでに自分も命拾いした。

無事に一体化したジャンヌだったが、憑依能力も未熟だったからか、あかりの姿でも胸にカラータイマーがある。
さらに一度変身すると12時間はジャンヌになれないという欠点もある。後々彼女より長いが登場したけど。


通常地球人憑依型の場合、ウルトラマンに変身した際、
戦っているのがウルトラマンなのか変身者なのか曖昧な場合が多いが、ジャンヌの場合ジャンヌ本人の意識で行動する。

あかりは変身中ジャンヌの心の奥に引っ込み、ジャンヌと相談したり応援したりしている。
ジャンヌも普段はあかりの心の奥で寝ていたり、相談したりとあかりと友達になっている。

当初は変身しないと翔太と会話が出来なかったが、あかりの体に適合した事で変身前でも周囲の人間と会話出来るようになった。
完全な見守り主義で明確に変身者が戦っているウルトラマンギンガとは対照的である。



助けて! ウルトラマン!




劇中には、

宇宙原生生命体グランボン
擬態魔人カンパネラ星人
暗黒機獣ゴーシュドン
超科学星人ポラノ星人
岩石怪鳥ジョバンドン
高次元生命体イーハトン星人

……等が登場し、他にも登場していたらしいが、なんとジャンヌが倒したのはジョバンドンだけ
正確にはポラノ星人の手先、ゴーシュドンも倒してはいるのだが……。




イーハトン星人との激闘を終えた頃、その戦いでゾフィーに存在を知られてしまい地球に留まる事が出来なくなってしまう。
そしてゾフィーに貰っていたエネルギーを使い光の国へ帰還した……。


……はずだったが、ジャンヌはドジっ娘ぷりを発揮したのか迷子になってしまったらしい。
そしてエネルギーが尽きたので再度地球へと戻って来たのだった。


そしてあかりは『帰ってきたウルトラマン』になったと大喜びした――
そして翔太の『マン』じゃないだろ! というツッコミは続く。



能力

ジャンヌは技名を叫ばないと使えないと思い込んでいたが、黙っていても使えるとアムールに言われてしまった。


  • ウルトラ水流
初代ウルトラマンと同様の能力。

ウルトラセブンアイスラッガーにあたる技。ジャンヌの体の一部。
しかし本人はうまく扱えないどころか、練習していたら 紛失したことがある 。
ピザ屋のスクーターの後部のボックスに刺さったり、
オモチャと勘違いされて捨てられたり、子供達のオモチャにされたりと色々不遇のブーメラン。
ジャンヌ曰くこれが無いと恰好悪い頭で永遠に過ごす事になるため、それだけは嫌らしい。
ジャンヌ・スラッシュを無くし、ツインテールしか残っていない頭頂部がツルンとしていて、
しょんぼりしている挿絵のジャンヌは少し悲しくなってくる。

  • ジャンヌ・シュート
ピンク色の光で相手を爆殺する所謂スペシウム光線にあたいするであろうジャンヌの主力光線。ただし劇中未使用の必殺技
実はジャンヌは光線を放つ事すら出来ないため、翔太の夢の中でしか登場しなかった。

ゾフィーが貸してくれた弓矢状の武器。光の矢を放ち、泡状の光で敵を包んで攻撃する。
その威力は使い手の能力に比例するらしく、ジャンヌにとっては宝の持ち腐れである。
安全装置があるので最初にそれを解除しないと使えない。



この他にもあかりの姿の時には、カラータイマーから神々しい ピンク色の光で相手を吹き飛ばす衝撃波を発する事が出来る。
これはカラータイマーが人間体にもあるジャンヌだからこそ出来る技なのかもしれない。








追記・修正はチラシの裏側にコーラが好きですとウルトラサインで書いた方がお願いします。

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最終更新:2022年09月26日 21:08