ナロゥ=ナロゥ=アビス

登録日:2009/12/13(日) 15:36:34
更新日:2021/10/14 Thu 01:20:33
所要時間:約 2 分で読めます







C3 -シーキューブ-』の登場人物で、ビブオーリオ家族会の一員。


ナロゥ=ナロゥ=アビス
《教会区・奈落》
性別:男性
年齢:不明
好きな物:アリス
嫌いな物:不明
口癖「聖なるかな」



人化出来る禍具であり、アリス・ビブオーリオ・バスクリッハと対をなす、《父君》の名で呼ばれる。


人化した見た目は、がっしりとした体格をスーツに包み、頭にはソフト帽、手には黒の革手袋をしている。


超越者《禍具》として人を憐れみ、人に愛される存在として《家族会》の象徴となる。


本性は、呪われた巨大な十字架。
切り立った崖に挟まれた、奈落の底にあるかのような辺境の教会に取り付けられた備品であった。

いつしか教会は、教会の皮を被った悪魔崇拝者の巣窟になった。

悪魔こそが神であるという信念の元、彼らは子供達を生け贄に捧げた。

その子供達の絶望の思念(呪い)が始まりとなり、禍具になった。


人化に至った経緯は、女児専門人身売買組織の「売り物」として飼われていたアリスが呪った為。

その際、動けるようになって身動ぎした拍子に、前の持ち主を押し潰してしまった。


■忌能
《告解させた者の記憶を奪う》

《実体を持った闇を操る》
この闇は槍、盾のように使う事が出来る。

また、禍具としての本性を表している時の方が、より多量の闇を操れる。

十字架の下部から闇を噴出させる事により、反動で浮く事も可能。
(アビス曰く、エネルギー効率は悪く、曲芸の域は出ない)


■呪い
《所有者に罪悪感を抱かせないようにする》

罪悪感を抱かぬ人間は成功する為、アビスは、
《人の願いを叶える呪い》
と言っている。


▲作中での活躍

V巻末にて登場し、負傷したアリスを迎えに来る。


W巻時
二階堂クルリの陽動により、夜知春亮を告解させる。

その後、《術法・藍蠱》の蠱毒を作る為に私立大秋高校の人間を皆殺しにしようとし、
止めに入った村正このはと戦闘に入り、冷静を失っている村正このはを圧倒する。

人形原黒絵により、村正このはを救出され、続いてフィア・キューブリックと戦闘に入る。


禍具としての本性になり、一時的に圧倒。

しかし、記憶を取り戻したクルリが裏から刻んだ断罪と、
フィアの機構《花弁剣ベラゼッラ》の表から刻んだ聖痕により破壊された。


追記・修正をするとは、聖なるかな。

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最終更新:2021年10月14日 01:20