悪魔城ドラキュラ Harmony of Despair

登録日:2015/06/18 (木) 18:00:00
更新日:2021/12/24 Fri 22:53:08
所要時間:約 18 分で読めます




悪魔城ドラキュラ Harmony of Despairは、KONAMIから配信されているXbox360及びPlayStation3用ゲーム。
略称はドラキュラHD。
箱〇版は2010年8月4日、PS3版は2012年3月29日に配信開始した。

2DドットをHD画面に敷き詰めたらどうなるのか?というコンセプトで開発された。
本作はある意味で総集編・お祭ゲー的な内容になっており、ステージ・キャラ等はNDS版の
蒼月の十字架」「ギャラリーオブラビリンス」「奪われた刻印」をベースにしている。

オンラインのマルチプレイにも対応しており、最大で6人同時にプレイできる。


■ストーリー
500年以上に渡る悪魔城の歴史を綴った呪われた本。
魔王ドラキュラと戦った善なる記録 - ベルモンド一族やその仲間達は悪魔たちを滅ぼすため、呪われた本の中に現れた悪魔城に挑む。
(Wikipediaより引用)

…でも、基本的にストーリーは無いと思っていい。


■ゲーム内容
探索型をベースにしたステージクリア式の2Dアクション。
30分の制限時間内にボスを倒せばクリア。
ステージの各所には宝箱があり、そこからアイテムや金を入手できる。宝箱の色によって出てくるアイテムのレア度が違う。
なお、誰かが宝箱を開ければメンバー全員がアイテムをもらえるため、この手のゲームにありがちなアイテムの取り合いを心配する必要はない。

宝箱は↓
シングル時はアイテムが、マルチ時は「生命の霊薬」が入手できる水色
金を入手できる
回復アイテムが出やすい
装備アイテムが出る、緑よりもいい装備アイテムが出やすい
ボス撃破時のみ出現し、レアな装備アイテムが出るかもしれない
…以上のように色分けされている。

当然ながら、HPが0になるとゲームオーバー。
ただし、マルチプレイの場合は他のメンバーが生存している状態ならHPが0になってもスケルトンになって復活できる。このスケルトン状態でも骨投げで攻撃が可能。
だが…スケルトンはドラキュラシリーズの中でもかなり下位のザコであるため、戦闘力は完全にお察しくださいレベル。
しかもスケルトン状態で倒されると制限時間-3分のペナルティを喰らってしまうため、基本的には逃げ回った方が無難。
スケルトンになっても、メンバーの誰かが先述した生命の霊薬を所持していれば復活可能。
全員がスケルトンになってもゲームオーバー。



■キャラクター
登場するのはNDS3タイトルに登場したキャラばかり。一部例外もいるけど。

キャラごとに異なった成長要素を持っている。
ただし、HPとMPは一切成長せず、装備による最大値アップのみとなっている。
キャラごとに攻撃方法も異なり、固有のアクションであるパーソナルスキルを所持している。

共通アクションとして、2段ジャンプとスライディングがある。
急降下キックも一部を除く全員が使用できる。

□デフォルトで使用可能
成長タイプは収集型と熟練度型の2つに分けられる。
タイトルは略称表記しています。

○来須蒼真 CV:緑川光
ドラキュラの生まれ変わり。生身の人間だが怪物の魂を支配する強力な力を持つ。
蒼月から参戦。原作の支配の力は健在。
敵を倒すことでソウルを入手できる。初期状態だと出やすいものでも数%とあまり高くないが
原作同様に、サブウェポンとして使えるバレット
戦闘補助のガーディアン、ステータスアップ効果のエンチャント…の3種に分かれている。
この内、ガーディアンソウルがパーソナルスキルとなっている。
もちろん、ボスからもソウルを入手できる。ボス撃破時に出る金宝箱からのドロップという形でだが。
成長タイプは収集型、同じソウルを複数所持しているとそのソウルのレベルがアップしていく。また、ソウルの総数でソウルの効果も上がっていく。
使用武器も原作同様に剣・槍・斧と多種多様、果てはRPGも使用できる。性能は初出からかなり抑えられてるけどヴァルマンウェもあるよ!
ただし強力装備やソウルイーター(ソウル入手率UPアクセサリ、購入可能ではあるがお値段$200,000)はハードモード開放後でしか入手できないので本格的な強化は後半になる。

ソウル収集という運の絡む要素はあるものの装備を変えるだけである程度はカバー可能、さらにソウルが集まってくるとやれる事がかなり増えていくので初心者から上級者まで使い手を選ばない。


アルカード CV:置鮎龍太郎
ドラキュラの息子でありダンピール。母の魂に安らぎをもたらすため、父であるドラキュラを倒した過去を持つ。
蒼月から参戦。でもグラフィックは月下に近い。
説明でダンピールと書かれたのは本作が初。
基本的には蒼真同様に装備を入れ替えながら進むことになる。
使用武器は剣・ナックル。また、蒼真が装備できないロッドや盾も装備可能。本作にシールドロッドは無いぞ!
成長タイプは収集型、特定の敵を倒したり宝箱からのドロップで暗黒魔法の巻物を入手できる。同じ巻物を複数入手すると魔法のレベルがアップしていく。
パーソナルスキルは霧変身。発動にMPを要するが霧になっている間は敵の攻撃を完全回避できる。また、2段ジャンプでギリギリ届かない場所へ強引に飛び移ることもできる。

装備の入れ替えだけで進んでいける上に蒼真よりも低難易度の武器が強力なので初心者にオススメ。


○ジョナサン・モリス CV:櫻井孝宏
鞭の一族「ベルモンド」から聖なる鞭「ヴァンパイア・キラー」を託された男。
GoLから参戦。
ベルモンドの分家であるモリス家のハンター。
原作と違って武器の入れ替えが出来ず、使用できるのは聖鞭ヴァンパイアキラーのみ。振りは遅めだが空中で斜め下にも打てる。
その代わり、多種多様なサブウェポンを扱える。
投げナイフ・斧・クロスといった歴代おなじみのものから、くない・手裏剣のような和風なもの、コンバットボムのような現代兵器、果ては紙飛行機や鎖付き鉄球等のネタに走れるものまで種類はマジで豊富。
成長タイプは熟練度型、サブウェポンを使い込んでいくとレベルが上がり、さらにヴァンパイアキラーの攻撃力が上がっていく。
サブウェポンのレベルが上がると性能が強化され、一部はグラフィックも変わる。
サブウェポンだけでなくマーシャルアーツも使用できる。マーシャルアーツは宝箱から巻物を入手することで習得する。アーツの威力も自身の攻撃力によるので、サブウェポンが成長すれば相対的に威力が上がる。

サブウェポンの育成に時間がかかるものの使った分だけ成果が見えてくる大器晩成型といえる。
また、マーシャルアーツに関してもコマンド入力が苦手だと不発や誤発も頻発するのでそちらの注意も必要になる。

あと、ネタ方面でもかなりの活躍が出来る。付いた愛称がジョナさん。
ラジオチャットのオッケェーイ!とか鎖付き鉄球のショーターイ!とか。
キー↑押しっぱなしで謎のポージングも。ヤァルジャン!

◇マーシャルアーツ
キー入力はテンキー表記、コマンドは箱〇版のもの。PS3版はYを△、RBをR1に置き換える。

●ガード RB
パーソナルスキル。その名の通り、ガードモーションを取って被ダメージとノックバックを減少させられる。
バックダッシュが出来ない空中でサブウェポンのモーションをガードでキャンセルして連発する「耐えキャン」というテクニックもある。名前の由来はガード時に発する「耐えてみせる!」のセリフから。

●アッパー 28Y
昇龍拳。鞭勢全員が共通して使えるアーツ。上昇中は無敵。
ジョナサンのものは上方向への判定は小さいが拳にオーラを纏っているからか横の判定が広い。
発動時の掛け声「&dont(#ff0000){タァッ!}」で他のボイスをキャンセルして別のセリフにする遊びもできる。
例:まかせタァッ!(ラジオチャットに「まかせた」は一応あるが) まタァッよろしくな!(複合、ちょっと操作が忙しい)

●デンジャラス・ニー 426Y
通称膝。動作中は完全無敵。
ヒット時に反動でノックバックするため敵にめり込んで接触ダメージをもらうことはない。
発動時の掛け声は「せいやッ!」で、こちらも他のボイスをキャンセルする遊びができる。
例:まかせいやッ! 耐えてみせいやッ!

●前転 6246Y
攻撃判定を持たない回避専用の技、動作中は完全無敵。
敵をすり抜けて裏に回りたい場合に。裏回りの有用性は特にファイナルガード戦で実感できる

●ソニックアタック 8426Y
一瞬のタメ動作の後に前方へ高速移動、すれ違いざまに敵を斬る。
例によって動作中は無敵だが、発動時にタメがあるので咄嗟の回避には向かない。
また、膝と違って位置によっては敵にめり込んでしまうため注意。
崖っぷちに向かって発動すると高速で前方へスッ飛んでいく。これを利用したショートカットも可能。
コイツを使った壁抜け「ソニックホァイ」も有名

○シャーロット・オーリン CV:かかずゆみ
天才と呼ばれた魔法使い。未熟なジョナサンを補佐するため、共に悪魔城に乗り込んだ。
GoLから参戦。
ジョナサンの幼馴染の魔導士。
使用武器は封印の書で、通常攻撃は貧弱なものの豊富な魔法で火力を補える。
魔法はパーソナルスキルの封印魔法で敵の攻撃を防ぐと取得できる。
封印魔法は簡単に言うとシールド。
この技で敵の魔法を受け止めると魔法を習得出来ることがある。展開中はMPを消費するので注意。
成長タイプは収集型、同じ魔法を取得していくとレベルが上がっていく。また、魔法の総所持数で封印の書による攻撃が強化されていく。
ただし、急降下キックは使えない。その代わりスライディングの性能が高め。

収集要素が敵を倒さなくても得られるので一応育成しやすいキャラではある。
ただし一部魔法(ダメージを受けると使用する魔法)は強化しすぎると入手できなくなるので注意
特性上マルチプレイでの魔法習得行為は厳禁です。
ジョナさん同様キー↑押しっぱなしでポージング。


シャノア CV:桑島法子
対ドラキュラ組織「エクレシア」に所属する女魔術師。グリフと呼ばれる魔術を用いてドラキュラと戦った。
奪刻から参戦。
原作同様にグリフを用いて戦うのだが、通常攻撃でMPを消費することはない。
グリフには通常攻撃用の武器タイプとサブウェポンとして使う魔法タイプがある。
成長タイプは熟練度型、魔法グリフを使い込んでいくとレベルが上がっていく。
パーソナルスキルはキルクルス、ステージの各所に設置されている磁石を利用して移動できる。
またキー↑を押すと敵の刻印魔法を吸収して魔法グリフとして使用できる。
シャーロットと違い確実に入手でき、吸収された敵も刻印魔法を使ってこなくなるので通常プレイでも役に立つこともある。

他の女性キャラでは不可能な重装備ができるものの武器の種類が非常に少ないため、最終的にやれることが限られてしまうのが残念。
奪刻が発売してから約2年近く経ってるのに
ただし、魔法グリフはどれも強力で使いやすく数が少ない分攻撃力の上がり方が大きいのでジョナサンよりも強化が楽。
(DLCを使わない場合は)難易度ノーマルでも全ての武器、魔法が入手可能 なので初心者やハードモード解禁までなら
おそらく最強候補に入る。


□DLC追加
6人のうちユリウスとヨーコはPS3版ではデフォルトで使用可能。

○ユリウス・ベルモンド CV:稲田徹
ドラキュラを完全に滅ぼした唯一の男。
蒼月から参戦。
1999年にドラキュラを完全に滅ぼしたドゥエリスト
使用武器はジョナサンと同じヴァンパイアキラー。
成長タイプもジョナサン同様熟練度型。ただし、こちらは使えるサブウェポンの種類がジョナサンの半分くらいしかないため、その分成長が早い。
さらに、通常攻撃の振りが速く上下左右斜め8方向へ打ち分けられる。
パーソナルスキルは鞭移動、シャノアのキルクルスを使用する磁石に鞭を引っかけて移動できる。
ドゥエ急降下キックももちろん健在だが、今回のボイスは「デェーヤッ!」になっている。

通常攻撃の使い勝手が非常に良いため鞭キャラ入門にもいい、かも。
ただ、通常攻撃が優秀な反面、後述するマーシャルアーツはほとんど使えない。年だから?

ちなみにスライディングの隙が少ないのでスライディング連発で高速移動も可能。スライディングブーツ装備時はメチャクチャ速くなる

◇マーシャルアーツ

●アッパー 28Y
ユリウスのものは横の判定が薄いが縦に強く天井裏にいる敵も攻撃しやすい。
その他無敵に関しては鞭勢共通。

●色即是空 6426Y
完全無敵で前方へ高速移動。消費MPが少なく連発できる。
動作は各種攻撃でキャンセルできるため、ネタ方面へ突っ走ることもできる。
その結果…

シキソシキソ…と呟きながら他のプレイヤーをブッちぎって駆け抜けていく様はまごうことなき変態

…の図が出来上がってしまった。
この色即是空を使いこなす変態(褒め言葉)はシキソリストと呼ばれる。
ラジオチャットの「よろしく頼む」を色即是空でキャンセルした「よろ色即是空」はシキソリストの挨拶。
ボイスを別のボイスでキャンセルできるのは箱〇版のみで、PS3版ではほとんど出来なくなっている

○ヨーコ・ヴェルナンデス CV:高梁碧
有名な魔法使いの一族「ヴェルナンデス」の末裔。
蒼月から参戦。
教会に所属する魔導士。
通常攻撃は初期装備のヴェルナンデスの杖を使用。
シャーロットと同じく魔法を使うが、初期装備分のみで後から追加されることはない。
成長タイプは熟練度型、魔法を使い込んでいくとレベルが上がっていく。
また、シャーロット同様に急降下キックは使えない。

収集要素はないので考えることは少ないはず。


リヒター・ベルモンド CV:梁田清之
最強のヴァンパイアハンター「ベルモンド」の男。多彩な体術を得意とする。
血の輪廻…ではなくGoLから参戦。(GoLにリヒターモードがある・本編中に「ムチのきおく」という名でボスとして登場したからか)
最強と謳われるヴァンパイアハンター。
武器はもちろんヴァンパイアキラー。しかし、地上でも空中でも正面にしか打てない。
サブウェポンもユリウスと同じもの。
…正直これだけ聞くと他の鞭勢の劣化に見えるかもしれない。しかし、リヒター最大の強みは高火力のマーシャルアーツにある。
成長タイプも他の鞭勢同様熟練度型。サブウェポンの数が多くないため、ユリウス同様に成長が早め。

複数のアーツを組み合わせた格ゲーみたいなコンボもできる。

◇マーシャルアーツ

●スピニングキック RB
パーソナルスキル。前方へ回し蹴りを見舞う。
1ボタンで出せる上に無消費、さらに鞭による通常攻撃をキャンセル可能と至れり尽くせり。
ジョナサンの膝同様にヒットすればノックバックするためめり込んでダメージを受けることはない。
ただし、出始めと終わり際に隙があるため注意。

●スライディングキック スライディング中にA
スライディング中に跳び上がって蹴りをぶちかます。
この飛び蹴りは他の攻撃でキャンセル可能。

●宙返り ジャンプ中にLB
空中バックダッシュ的なもの。宙返り中は無敵時間がある。
大半の動作をキャンセルして出せるため、コンボの中継に使える。

●アッパー 28Y
リヒターのものはジョナサンとユリウスの中間といえる。

●タックル 8426Y
鞭を振り回しながら突進。動作中は無敵時間あり。
空中でも出せるソニックアタックといったところか。

○マリア・ラーネッド CV:斎藤千和
魔術の実験により力を得た少女。四聖獣を使役する。
こちらも血の輪廻ではなくGoLから参戦。マリア兵器だもん!
他の魔法タイプ同様に四聖獣の朱雀・青龍・白虎を召喚して攻撃する。
また、通常攻撃はブーメランのように自分の手に戻ってくる鳩を飛ばす。
パーソナルスキルは四聖獣の玄武、亀の甲羅を被って防御。
成長タイプは熟練度型、玄武を除く四聖獣と聖歌を使い込むとレベルアップ。

箱〇版~PS3版で性能が少し変わった。
急降下キックがキックではなく頭突きで、さらにスライディングもヘッドスライディングになっている。


○シモン・ベルモンド
最も有名なベルモンド。数多くの危機を乗り越えた歴戦のハンター。
初代悪魔城ドラキュラからまさかの参戦。
キャラグラフィックがファミコン版そのまんま(顔グラフィックは悪魔城年代記)。
それでも2段ジャンプ・急降下キック・スライディングはちゃんと使えます。
サブウェポンは通常のものと旧式(ファミコン風)のものを使用。リヒター同様鞭を前方にしか打てないが火力は高い。
またコマンド↓→攻撃で火の玉を出して攻撃が可能。
成長タイプは熟練度型で成長していく度にムチが強化される(皮→鎖→長い鎖)。

特徴と呼べるかは疑問だが最初からサブウェポン(通常)を全部所持しており、
ジョナサン達ムチ使いと共用が可能で入手する手間が省けるという利点がある。


○月風魔
月氏三兄弟の末子。兄の敵を打つために宿敵、龍骨鬼に挑む正義感。
ドラキュラシリーズではない月風魔伝からまさかの参戦。
攻撃時に衝撃波を飛ばす波動剣を用いる。
また、原作に登場したアイテムをサブウェポンとして使う。
例によってキー↑でキメポーズ。


■ステージ
元ネタとなったタイトルの複数のステージが継ぎ接ぎになっているのが特徴、まさに混沌の産物。
なお、1度クリアしたステージはオプションでBGMを変更できる。

□デフォルトで選択可
そのステージをクリアすると次のステージをプレー可能。
ノーマル第6章をクリアするとハードモードが開放される。

○第1章 屍輪に囚われし骸
道中BGM:荒城回廊 ボスBGM:闇夜の激突

元ネタは蒼月の黒の礼拝堂・罪人の塔・呪縛の時計塔。
出てくる敵もゾンビ・スケルトン・はんぎょじん等の対処しやすいヤツばかり。
ノーマルなら茶宝箱を開けてもミミックが出てくることはない。

ボス:ゲーゴス
通称師範。
ボス部屋に入るまではボス部屋から壁を貫通する極太ビームをブッ放してくる。
ビームが飛んでくる場所には直前に予告線が出るのですぐ回避できるようにしたい。
戦闘ではビームの他に噛みつき・突進・腹部の触手(?)で攻撃してくる。
頭部が最も安定してダメージを与えられる。逆にケツはあまりダメージが通らない。
脚は最もダメージが低いものの、攻撃を当てていくと足首のリングが壊れて頭部よりもダメージが通るようになる。


○第2章 傀儡の王
道中BGM:懺悔の後に ボスBGM:闇夜の激突

元ネタは蒼月の地図から消えた村・狂乱の花園・妖魔迎賓館。
所々にある鉄の処女(アイアンメイデン)に入ってしまうと大ダメージ。ハードだと即死。

ボス:パペットマスター CV:梁田清之

お 前 も 人 形 に な る の だ !

ゲーゴスと違って戦闘前から手を出してくることはない。
戦闘では人形を召喚して攻撃してくる。
大量にバラ撒いてくる女性型の人形は触れるとカース状態になってしまう。
また、「この人形を…ここに入れると…!」のセリフと共に人形を鉄の処女に入れてランダムで1人に強制ダメージを与えてくる。
阻止するには人形を鉄の処女に入れられる前に人形を破壊すればいい。難度によって人形の耐久力も変化する。
ある程度ダメージを与えると別の鉄の処女がある場所へ移動する。

ステージ内の鉄の処女がある場所には木箱が置いてあることがあり、その木箱を鉄の処女の前まで押しておくとその場所には移動しなくなる。


○第3章 混沌の終わり
道中BGM:PHANTOM OF FEAR ボスBGM:尖白の闘志

元ネタは蒼月の深淵。
ボスはステージ中央にいるのだが、そこへ到達するにはステージ外周をほぼ1周しなければいけない。

ボス:メナス
蒼月のラスボス、メチャクチャデカい。
弱点部位は口・胸部・膝と分かりやすいのだが、その巨体故に狙いづらい。弱点以外の攻撃は全て1ダメージになってしまう。
ステージ上部にあるハンマーを起動させてメナスにヒットさせると大ダメージを与えられる上にしばらくの間弱点を曝け出した状態でダウンする。


○第4章 暴虐のエスキース
道中BGM:見上げよ、闇を ボスBGM:暴虐のエスキース

元ネタはGoLの服従の大階段・主の居城・魔の13番街。
起動すると特定の場所へワープする絵画トラップが登場。
どの絵がどこに行くのかを覚えないと同じ場所を行ったり来たりすることになる。

ボス:ブローネル CV:江川央生

魂の絵よ!美しかろう!

珍しい人型のボス。
キャンバスに描いた絵を具現化して攻撃してくる。
具現化するのは、触れるとダメージを受ける絵具や状態異常を受ける物体。
基本的にその場から動くことはないが、絵画の中に入り込んで反対側へ移動することもある。


○第5章 渇望の刃が刻む旋律
道中BGM:漆黒の翼 ボスBGM:闘魂狂詩曲

元ネタは奪刻の悪魔城機械塔・悪魔城兵学舎。
さすがに後半だけあって構造が複雑になってくる。さらに開始から1分経つとボス部屋からデス様ご出張。
こちらに近づいてきてデスシックルをバラ撒いてくる。だがこの時は本体に触れてもダメージはない、こちらの攻撃も通る。
一定ダメージを与えるとボス部屋に叩き帰せる。ステージ内にある光のトラップを使えば一発で強制送還。

ボス:デス CV:佐藤正治
ボス部屋での戦闘は本体にも当たり判定が付くようになる。しかも持っている鎌にも判定があるため注意。
部屋外で使ったデスシックル以外に鎌を使った攻撃も繰り出してくる。


○第6章 甘き死の刻は来たれり
道中BGM:ガルガンチュア ボスBGM:繻紗魔交響詩(第1・2形態)、幻想的舞曲(第3形態)

元ネタは奪刻の悪魔城Entrance・悪魔城蔵書庫・悪魔城最上部。
一本道なのだが、装備変更等をするための本がスタート地点にしかないため、アイテム補充をしなければいけない状況になるとちょっと面倒。

ボス:ドラキュラ CV:若本規夫

永き眠りの刻がこの私に力を与えた。

一応ラスボス。月下がベースとなっており、3形態ある。

●第1形態
人型、弱点は頭部のみ。
攻撃はヘルファイア・ダークインフェルノといったおなじみのものを使用してくる。
頭上が安全地帯なので、攻撃を凌ぐ際には頭をひたすら踏み続けよう。若本御大のステキボイスも聞けます

アルカード使用時のみセリフが「さぁ来るがいい、我が息子よ。」に変化する。

遊びは終わりだ…我に力をォォォォォ…!

●第2形態
巨大化。
攻撃方法も変わり、カース状態になるカースチェイサーやこちらに迫ってくる火柱、極太ビーム等の強力なものが多い。
…だが、こちらは攻撃が全身に効果があるので回避方法さえ分かれば一番楽…かも。

終わりではない、これからだ…我が暗黒の姿を見るがいい。

●第3形態
真祖ドラキュラ。セリフの通り本番はここから。
本体は中央で、両側の手にも当たり判定がある。全ての攻撃が超火力なので回避スキルが問われる。
絶対に喰らってはいけないのがデモニックメギド。ノーマルでもかなりの脅威だが、ハードでは4ケタダメージ(!?)をもらって問答無用で死亡。
オーラブラストも即死とまではいかないが1発でHPMAXから瀕死まで持ってかれるので確実に回避したい。
急降下キックで頭上を通る等をしなければ回避しづらい攻撃もある。
また、女性キャラを使用している際は操作を受け付けなくなる魅了状態にするテンプテーションも使ってくる。


□DLC追加
これ以降はDLCを購入してダウンロードしていれば前のステージをクリアしなくてもプレイ可能。(極端な話、ゲーム開始直後からプレイ可能)
ノーマル・ハードの切り替えも出来る。
複数のエリアが継ぎ接ぎになっておらず、ほとんど原作通りの並びになっている。


○第7章 美貌と欲望と絶望と
道中BGM:Hail from the Past ボスBGM:切り裂かれた静寂

元ネタはGoLの熱砂の墓所。
ピラミッド内を突き進んでいく。レバーを操作して扉を開けたりリフトを起動しなければならない。
少々頭を使うかも。

ボス:アシュタルテ

戦いなさい、私のために!

手に持った杖を使った魔法を繰り出してくる。
デルタ・スパークや竜巻を使ってくる。ダメージが高めなので注意。
特に男性キャラを使っている際にはテンプテーションにも警戒しなければならない。
さらに、打撃と聖属性以外のほとんどの攻撃に耐性を持つ。


○第8章 多くにして、一つなるもの
道中BGM:失われた彩画 ボスBGM:死の詩曲

元ネタは月下の地下水脈・焉道・地下墓地。
ここも7章と同じくレバーを操作して扉を開けなければならない。

ボス:レギオン
外殻から亡骸を無尽蔵にバラ撒いてくる。
外殻を破壊すると破壊した箇所の触手からビームや火炎放射を撃ってくるようになる。
弱点は中心の核。中心の外殻を破壊するとダメージが通るようになる。


○第9章 蠅の王
道中BGM:ドラキュラ城 ボスBGM:しもべたちの祭典

元ネタは月下の城入口・錬金研究棟・大理石の廊下。
レバー操作に加えて絵画トラップもある。

ボス:ベルゼブブ
蠅の王。薄くなってきた髪を気にしている。
本人はボス部屋の中央から動けないが、蠅を大量に召喚して攻撃する。
体の部位それぞれにダメージを与えていくと部位を破壊可能、全部位を破壊すれば撃破。


○第10章 全ての始まり
道中BGM:Vampire Killer ボスBGM:Nothing to Lose

初代悪魔城ドラキュラの全ステージを簡略化して全部繋げている。
大コウモリ・メディウサ・ミイラ男・フランケン・デス様が中ボスとして出現、倒さなければ先へは進めない。
メディウサ撃破後のエレベーター地帯は安定してホァイが出来る、また極めた変態(褒め言葉)なら全中ボスをスルーしてスタート地点から一気にボスまでショートカットが可能だったりする

ボス:L.ドラキュラ
通称L親父、攻撃方法は6章の親父とは違う。コイツも2形態ある。

●第1形態
人型。弱点は頭部。
マントから火球を飛ばしてくる。また、背後にいると猛スピードで後退してくる。
行動パターンはそれだけだが、火力が非常に高い。(さすがに親父のデモニックメギドみたいなアホ火力ではないが)

●第2形態
クッキーモンスター魔物化。
全身に攻撃が通るようになる。
攻撃方法は突進や火球。どれも予備動作があるので回避自体はしやすい。
しかし、喰らうと大ダメージなので要注意。


○第11章 月風魔伝
道中BGM:行け!月風魔 ボスBGM:龍骨鬼

月風魔伝のステージを全て繋げたようなマップ。
ステージ中央の本から3方向に分岐し、各分岐にいる中ボスを全て倒さなければボスに辿り着けない。
登場する中ボスは、独眼独頭・龍頭鬼尾・凶骨牛骸の3体。

ボス:龍骨鬼
月風魔伝のラスボス。3形態ある。

●第1形態
ちっこい。
攻撃をワープで回避したり前方に光弾を撃ってきたりする。
光弾は攻撃でかき消せる。

●第2形態
ちょっとデカくなる。
喰らうと毒状態になる短剣を投げてくる。でも動きは緩慢。

●第3形態
デカい。本番はここから。
3体の中ボスの攻撃を繰り出してくる。ある意味で弾幕ゲー。
弱点は胸部のコアだが、通常は腕が邪魔で攻撃が通らない。
腕を伸ばして攻撃してきたところがチャンス。




追記・修正は悪魔城を破壊してからお願いします。

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最終更新:2021年12月24日 22:53