ロイミュード(仮面ライダードライブ)

登録日:2015/06/15(月) 10:48:25
更新日:2024/04/05 Fri 14:37:11
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友よ、我が友たちよ!

お楽しみの時間が来た!

俺達を止められるものなど、この世界にはどこにも存在しない!



ロイミュードとは、『仮面ライダードライブ』に登場する敵対勢力。




<概要>


物語が始まる半年前に、世界中に牙を剥いた異形の生命体。総数108体しか存在しない。
行動目的は自らを進化させる為に必要なデータ収集が主で、自身に適合する人間の優れた「パーツ」の情報、
高い爆発力を持つ液体、人間の欲望と成長方法は多岐に渡る。

普段はデータと同質化してネットワーク内に潜むが、中には人間と変わらぬ姿で社会に潜んでいる者も存在する。
彼らが行く所動きが緩やかになり、次第に時間が止まったかのようになる。
『重加速(どんより)』を引き起こすのも彼らの仕業であり、『仮面ライダー』と呼ばれる戦士達でしかこれに立ち向かえない。

『ドライブ』本編より15年前にベルトさんことクリム・スタインベルトの友人の蛮野天十郎は増殖強化型アンドロイドを考案。
だが外部頭脳が巨大なものとなりエネルギー量も多くなるという問題が解決できず、彼はクリムに依頼した所、
クリムは独自に『コア・ドライビア』などの動力源を組み込んだ試作品(プロトゼロ)を完成させる。
蛮野はそれを流用し001、002、003を製作するが、クリムの人類奉仕プログラムを打ち破るために、
人間の感情を吸収する機能を付けたことが仇となり反逆に遭いクリムと蛮野は殺害されてしまった。

また、この際に提供したコア・ドライビアによってロイミュードは重加速を発生させる能力を得る。



<重加速現象>


通称『どんより』。ロイミュードが引き起こす謎の現象。
その秘密は彼らのボディに内蔵された動力機関『コア・ドライビア』にあり、これが発動されると、範囲内のものの動きが緩やかになる。
物理的な運動は多少ゆっくりになる程度だが、人間がこれを受けると感覚はそのままに、体を非常にゆっくりとしか動かせなくなる。
クロックアップを連想させる現象ではあるが、クロックアップとの違いは、巻き込まれた者が遅くなった時間の流れを知覚できる点。
つまり身に振りかかる危険を感知しても対処することが全く出来ない恐怖を味わう。
この中で自由に動けるのはロイミュード、シフトカー、そしてシフトカーの力を利用、およびロイミュードと共謀した人間だけである。

なおドライブ仮面ライダー達にもコア・ドライビアが内蔵されており、彼らもどんよりを発生させることが出来る。
というよりもこのコア・ドライビアを開発したのは、他ならぬベルトさんその人である。

後にメディックに改造されたチェイス、及びハートは『超重加速』という強化版を発生させられるようになった。
この効果範囲内では仮面ライダーやロイミュードでさえ自由に動くことができず、
ドライブの場合まともに行動できるのはタイプフォーミュラ以降となる。



<グローバルフリーズ>


世界規模で発生した重加速現象とロイミュードによる破壊活動。
001~009の「シングルナンバー」と呼ばれる幹部クラスが中核となって引き起こされた。
多くの死傷者が出てしまったが、ロイミュード005の独断専行によりベルトさん達に察知され、
プロトドライブとシフトカーたちの活躍で世界に散らばったロイミュードが撃破され、最終的に計画は失敗した。

本編の半年前に発生し、日付は『シークレット・ミッション type TOKUJO』にて「2014年4月8日」と判明した。

終盤にて、その真の目的は全世界を重加速現象で覆い、ロイミュードが世界を支配する計画であることが明らかになった。



<バイラルコア>


シフトカーに似たミニカー状の物体。
コブラ・スパイダー・バットの3種が確認されており、黒い車体にモチーフとなる生物の意匠が施されている。
曲線的で尖った形状が特徴(90年代のバットモービルと言えばわかりやすいだろうか)。

ロイミュードの肉体の素となるようで、数字が書かれたコアのみの状態になってもこれさえあれば、
爆発して消滅しない限り何度でも復活することができる。
ちなみに開発したのは人類ではなくロイミュードの初期ナンバー三体。

魔進チェイサーはハートにプレゼントされた専用のチェイサーバイラルコアを使い、大型武器を装着した武装チェイサーとなる。
仮面ライダールパンはそれを参考に専用のルパンブレードバイラルコアを作り出している。
後に人間と融合する事で下級ロイミュードを融合進化態へ変化させる、ネオバイラルコアも誕生した。
カラーリングはそれぞれ全体がを基調としている。
互換性はあるが、前者二つにロイミュードの体を生み出す機能があるか不明。

シフトブレスに装填することも可能で、使っていたロイミュードの記憶を読み取ることができる。
マッハドライバーでも専用の音声が鳴る(魔進チェイサーの項目参照)。

ドライブサーガ 仮面ライダーチェイサー』にはライノスーパーバイラルコアが登場し、
小説 仮面ライダードライブ マッハサーガ』では、それを基にしたシフトバイラルコアというシフトカーが登場する。



<種類>


下級ロイミュード

ロイミュードの基本形態。
コブラ・スパイダー・バットの3種が存在している。
所謂戦闘員ポジションなのだが、108体しか存在しないため1度の戦闘には基本的に2~3体しか出てこない。
更にそこから後述の上級ロイミュードに進化してしまうものもいるため更に数が少なくなる。

髑髏と三種の動物が融合したような頭部と胸の三桁数字が特徴で、倒されると三桁数字状のコアを残す。
コアが無事なら、幹部からバイラルコアを投与される事で何度も再生可能。

高い格闘能力だけでなく指先に光弾を放つマシンガンも持ち合わせており、常人では食い止める事ができない。
進化態になる以前から特殊能力を有している者もおり(例:ペイントロイミュード)、戦闘員としてはハイレベルな部類と言える。
とはいえ真影の死で政府が本腰を入れて対処に乗り出したことで、
終盤にはライダーではないただの人間にもコアごと倒されるようになってしまった。

胸にはそれぞれナンバリングプレートが施されている。


  • ロイミュード(コブラ型)
他の素体の中で、パワーと俊敏性が優れ戦闘力が高くリーダー格を務める事が多い。

  • ロイミュード(スパイダー型)
スペックは他の素体に比べると低いが、特殊能力を持つ個体に進化しやすい。

  • ロイミュード(バット型)
三体の中で唯一飛行能力を持つ。トリッキーな型に嵌らない個体に進化しやすい。


また、メディックに強化された死神軍団という下級ロイミュードがおり、魔進チェイサーの代わりに番人の仕事に就いている。
運動能力は通常の下級ロイミュードを上回り、籠のようなヘルメットとマントを着用し、大鎌や鉤爪を使って戦う。
頻繁に霧のような残像を伴う高速移動の描写が存在し、かなり俊敏らしく45話では拳銃の弾丸を手で容易にキャッチしたことも。
強化改造を施したメディックへ忠実に従うものの、彼女の言動にドン引きしたり趣味嗜好で独断専行を取るような個体もおり、精神構造まではメディックにいじられてはない様子。

ちなみに一桁台のナンバー(通称・シングルナンバー)の個体の場合は、他のロイミュードの下級態とは異なり、首の後ろにエリマキのような金色のパーツがあって、首の周りも薄い金色になっているのが特徴。

下級ロイミュードのモチーフは言わずもがな、仮面ライダーの怪人によく登場する動物がモチーフとなっている。余談ではあるが、超魔進チェイサーが使うスーパーライノバイラルコアはキカイダーグレイサイキングのオマージュである。


巨大ロイミュード

「ロイミュード暴走体」とも呼ばれる。
主に下級ロイミュードが複数のバイラルコアを取り込むことで変異した巨大形態。
その形状はバイラルコアが変形しているといえる。
バイラルコアの数は3つの場合が多いが、1つ取り込むだけでもこの形態になれる様子。
暴走した状態で言葉を発しておらず、ロイミュード自身の自我は無くなっている可能性がある。
が、同時にこの姿になることを拒絶しているロイミュードもおらず、同士討ちなどをしたケースも殆ど無く他のロイミュードの指示を聞いたりもしているため、ただ単に喋れなくなるだけかもしれない。
なにかと作中であまり特性が説明されていない謎の多い形態。

巨大な姿や鳴き声などから、ミラーモンスターを想起させる部分がある。

劇中では3種類とも登場しているが、スパイダー型は上級ロイミュードであるボルトゴーストの変異態のみ登場。
ボルトゴーストの場合は、バイラルコアと同時に自動車数台も取り込む、撃破された際に通常の姿に戻るなど特殊なものだった。
(体重や身長などの設定もこのスパイダー型の巨大ロイミュードだけ判明していない)

コブラ型
身長:7.4m
体重:2500kg
能力:大型光弾の射出、長大な尾を叩きつける攻撃、金属製の巨体を生かした体当たり
小型車が連結した青い大蛇の姿をしている。
頭部だけでも進化態のロイミュードが上に乗れる程に大きい。

バット型
身長:7.2m
体重:1700kg
能力:高速飛行、口から放つエネルギー弾、金属製の体を活かした高速突撃
車の側面部から銀色のコウモリの翼が生えた姿をしている。
後輪に該当する車体部分からはコウモリの脚のような物が生えていて、人間を足先で掴めたりとかなり器用に動く。
最も多く出たタイプの巨大ロイミュード。

スパイダー型
能力:8本の脚を利用した連続刺突攻撃。
車の上部から尖った赤い蜘蛛の脚が生えた姿をしている。
車体より遥かに脚が長いため、立っているだけでも車部分は常に宙に浮いている。

上級ロイミュード(進化態)

下級ロイミュードが人間の欲望を吸収することで進化する強化形態。いわゆる「今週の怪人」枠だがたまに下級ロイミュードがメインを張ることも。
下級時代よりも広範囲に重加速を引き起こせる上、それぞれに固有の能力が追加され更にパワーアップしている。

オリジナルたる者に擬態し、彼らが持つ欲望に基づいた行動を繰り返すことで覚醒するが、
中には度が過ぎる行動に走る者も多い。それでも幹部は覚醒したロイミュードを一定数集めることを当面の目標としているようで、
多少性格に難があっても処刑を保留されることもある。

基本的には一度進化すれば元の素体に戻ることはないが、
人間と共謀した場合は完全な進化までに時間がかかり、それまでは一時的に素体に戻ってしまう。
尤も十分な量の欲望を吸収して完全に覚醒することで克服されるので、余程のことがない限り問題にはならない。

この形態に覚醒するとナンバリングプレートがなくなり、得た能力に基づく名称の頭部分で呼ばれるようになる。
下記の幹部たちもこれに由来する。


融合進化態

25話より登場したロイミュードの新たな姿。
下級ロイミュードが、ネオバイラルコアをコアとなる人間に与えることによって融合することでこの姿になる。
人間とシンクロすることでより強力な欲望を吸収できるため、そのスペックは従来の上級ロイミュードを凌駕する。

従来の上級ロイミュードと違い全身が赤く、胸部にナンバリングプレートが付いている。
融合した人間の欲望に基づく姿をしており、媒体となった人間が同じなら別のロイミュードと融合しても同じ姿になる。例として破壊された106の代わりに003(ブレン)に乗り換えたシーフがいる。
融合進化態の怪人態時の能力の他、ロイミュード側が元々持っていた能力(シーフの場合は鉤爪の他毒攻撃)も付与されることがある。

通常通りに倒すと融合した人間が死亡してしまう危険性が生じているが、
魔進チェイサーの装甲のサンプルを解析しそのデータを各ドライバーにインプットしたことで、
ロイミュードを人間と分離させることが可能となった。



超進化態

上級ロイミュードが更に進化した存在で、ハートはこれを4体揃えることを目標としている。
体色が金色になることを除けば見た目は進化態時と大差ないが
個々の能力が強化されるなど進化態時を凌駕するほどのパワーアップを果たす

自らの超進化に必要な感情を見つけ出して自覚した上で、その感情を極限にまで高めることで到達できる。
一度超進化してしまえば、その後その感情が薄れたり失われたりしても特に問題はない。
融合進化態の応用で、自らに必要な感情と同じ感情を強く持った人間と融合することでも到達可能。
099を除いた一部の幹部たちがこれに変身できる。

揃える数が4体なのは、4体いれば全世界を覆う規模の重加速現象を起こせるため。
ちなみにテレビ朝日公式サイトでの超進化態のURL表記、及びS.H.Figuartsの英字表記では『OVER EVOLVED』となっている。


<幹部>


ロイミュード達を纏める司令塔的存在達。基本的にはシングルナンバー(一桁台)のロイミュード達がなるのだが、その法則が適用されていたのはグローバルフリーズの前までで、作中の時点では既に様々な理由から幹部を降ろされた者も出ていて、シングルナンバー=幹部という法則は崩れていた。
特にバット型に関しては、本編の時点でまともに幹部をしていたのはブレンだけである。

さらに幹部同士も、大きく分けてハートを指導者として立てる主流派と、海外等で活動していた者達とで分かれており、海外組は同じロイミュード幹部同士でありながら、自身の進化態を伏せるなど主流派とはかなり距離を置いている。
そしてハート達主流派もハートと001、ブレンとメディックでかなり溝があり、とても一枚岩とは言い難い。
こういった幹部達の有り様が、ロイミュードと言う組織全体の実態のある種縮図となっている。

また、幹部相当の個体に関しては共通能力として任意での退化が可能で、001、006、008等は最初はあえて下級ロイミュードの姿で暗躍をしていた。

※以下、ナンバー順。なお超進化態に変身できる幹部にはを付け、学習した感情も併せて表記する。

仮面ライダーを倒すこと。それが俺の使命だ!

「死神」の異名を持つロイミュードの守護者兼処刑人。
人間態は、紫のライダースーツとマフラーが特徴の青年である。
人間態の外見は、白バイ警官「狩野洸一」をコピーしたもの。

基本的に無口かつ無表情であり、過ちを犯したロイミュードを正し、仮面ライダーを倒すことを自らの宿命としている。漆黒のバイク・ライドチェイサーを駆り、ブレイクガンナーを用いて魔進チェイサーに変身する。

主に反逆したロイミュードの粛清を行うのが任務だが、ドライブとは異なりコアまでは破壊せず、幹部の手で再教育を行わせるのが彼の役割。その為、コアまで完全に破壊し存在を消滅させるドライブを「本当の死神」だと評しており、彼に対して並々ならぬ敵意を表している。
人間を見下しているが、人間は絶対に殺さないポリシーを持っている。本人曰く「殺す価値もない」との事だが…

プロトゼロはチェイスのロイミュード態としての姿。
ロイミュードとしてのナンバーは「000」で、クリムが製作した試作品であり、唯一のクリム製のロイミュードである。その為コブラ型、スパイダー型、バット型のどれとも外見は異なっており、彼が全てのロイミュードのボディのベースとなっている。
000と一番若い番号ではあるが、彼がロイミュードの首領という訳ではない。というか彼の立場はあくまで処刑人なので、幹部のように紹介される事が多いが厳密には彼は幹部ですらない。

詳細はリンク先参照。


幸いこの人間世界、悪人だけは掃いて捨てるほどいるからね

ハート(002)、ブレン(003)に並ぶ初期型のロイミュードの一体。
2人とは異なり自らは人間社会に潜伏し、参議院議員にして国家防衛局長官「真影壮一」として国家権力を使って裏方から暗躍している。人間態のモデルは本物の「真影壮一」である。
人間態の外見は眼鏡をかけた上品な雰囲気の初老の男性で、政治家として活動する際は当然スーツ姿だが、プライベートではインパネスコートにソフト帽にステッキと、英国紳士風の装いをしている。

ナンバー的にはロイミュードの頂点に位置する個体で、指導者の座は自身が王の器と見込んだハートに譲っているものの、ロイミュード幹部の中でも特別な立ち位置におり、その用心深くも冷酷な性格から他の幹部達やロイミュードからも畏怖される存在である。
同じ幹部であるブレンを自身の側近としたり、仮にも元幹部である007を初めとした多くの配下を従えたり、メディックに指示をしたりと、明らかに通常の幹部を超えた実権を有している。

性格は表向きは穏やかだが、本性は目的の為なら手段を選ばない冷酷な策士で、人間の事は虫けら同然に見下している。一方で、ハート程ではないものの意外にも仲間意識は強く、コアだけになった007を救出したり治療を行ったメディックに礼を言ったりと、仲間の前では常に穏やかに振る舞っている。
特に、同じ初期型仲間であるハートとブレンの事は大事にしており、ハートには方針の違いから反目されても冷静に対応している。ブレンとは性格的にも気が合うらしく、ハートの下に居場所を見出せない彼を側近として重用してアドバイスをしたり、紆余曲折あってブレンがマッハに人質にされた際には、攻撃を躊躇ったりしていた。

作中では、事実上の人間側の部下にあたる仁良を特状課の監視にあてると共に、ブレンと共に融合進化態の実験と指揮を行う。
ベルトさんにとってはハートと並んで最大のトラウマの対象であると同時に、本願寺課長と共に長年追いかけ続けてきた最大の仇敵でもある。
同時に、泊進ノ介の父親である泊英介の殉職にも何か関わっているようだが…

進化態は氷の結晶を人型にしたような白い怪人で、氷を自在に操って相手を凍結させたり氷のバリアを張って防御できる能力を持つが、しかし最も重要な能力は氷の針を使った記憶の改竄である。
針を打ち込んで相手の記憶を操作できるばかりか、その記憶操作を任意でウイルスのように感染拡大させることも可能。
記憶操作の影響は拡大する程に薄くなるようだが、ある登場人物は過去この被害に遭った結果、登場当初から「ロイミュード」と言おうとすると必ず言い間違えていた。

詳細はリンク先参照。


人間にとっては悪党でも、俺にとっては友達だったんだよ…!

ロイミュードの指導者であり、初期型ロイミュードの一体。
人間態は真っ赤な派手なロングコートを着て、心臓をあしらったピアスや指輪を付けた大柄な青年。
人間態の外見は、15年前蛮野の研究の融資を断った青年実業家・広井真蔵をコピーしたもの。

直情的かつ派手好きな目立ちたがり屋で、幹部や他のロイミュードを友達と呼び非常に大切に思っている。
001も「王の器」として認める程のカリスマ性を持っているのだが、それ故に彼の周りは彼の側近の座を巡ってブレンとメディックが熾烈な争いをしており、本人はそれに気付かない鈍感さが欠点。

普段は穏やかな笑顔を絶やさないのだが、仮面ライダーと対峙した際には普段以上に感情を高ぶらせ怒りや激情を露わにする。そしてやがて強い人間との戦いに喜びを見出すバトルジャンキーになっていった。
このような人物像なのだが、実は最初の反乱の際に蛮野博士とクリム自身を殺害した張本人であり、グローバルフリーズの際に進化態となってプロトドライブを倒したのも彼である。その為、ベルトさんからは最大のトラウマの対象とされており、初期の頃はハートの姿を見るなり強引に撤退する程だった。

怪人態は真紅の鬼にも似た、随所に心臓の意匠を施した屈強な姿。
竹谷隆之氏が怪人デザインを担当しているためか、かなりS.I.C.っぽい。
キレると「デッドゾーン」と言われる暴走状態に突入し、とてつもないパワーを発揮するようになる。簡単にいえば怒りによるパワーアップ。これによって無尽蔵に自己強化ができるという驚異的な能力だが、暴走が続くと自分自身のエネルギーで自滅しかねないので、ストッパーが必要である。

ちなみに「ハート」と言う名前自体は、進化前から仲間内で使っていた。
詳細はリンク先参照。


人間とは知れば知るほど…醜く愚かしく愛おしい存在です

ロイミュードの幹部であり、初期型ロイミュードの一体。
人間態は深緑色のジャケットを着こなして、眼鏡をかけている知的な雰囲気の青年。
人間態の外見は、天才プログラマー「杵田光晴」をコピーしたもの。

ハートの側近の一人で、基本的にはどんな相手にも敬語を使う慇懃無礼な態度で、「◯◯で××で△△」と相手を評する癖がある。
主に頭脳・分析・情報収集を担当しており、神経質な性格でドライブのことを危険視している。本人はしっかりと計画を立てて行動をしたいのだが、進化するロイミュードがどいつも自分勝手な者ばかりで頭を抱えている苦労人。
強引で無謀な行動にでるハートに文句を言うことも多いが、何とそんな彼が好きらしい。

性格面は、初期は割と冷静でシリアスなキャラだったのだが、特にメディック復活後はハートのお気に入りである彼女への嫉妬で、どんどんキャラ崩壊して本作屈指のネタキャラへの道を歩んでいった。
しかし、同時に彼が習得したこの嫉妬と言う感情が、後に彼を超進化に導くことになる。

怪人態は随所に施された、神官にも似た緑装束が特徴の脳の怪物のような姿。
こちらも竹谷隆之氏が怪人デザインを担当している為か、かなりS.I.C.っぽい。
頭から脳汁毒液を分泌する事が出来る他、直接的な戦闘力もそれなりに高い。

詳細はリンク先参照。


  • 004/(なし)/クリム・スタインベルト (演:クリス・ペプラー)
イエース… ロイミュードの記憶など…すべてはコピーの産物に過ぎないよ…

劇中で登場した最後のシングルナンバーのロイミュード。
長らく行方不明でロイミュード側も消息を掴めていなかったが39話にてついに登場し、重傷を負った進ノ介からベルトさんを強奪した。ちなみにハート達からも失踪していたために作中の時点でも幹部扱いだったのかは不明。
実は15年前のクリム襲撃事件の際にも現場におり、ハートたちの知らないところでクリムの姿と頭脳をコピーしていた。
その後一旦全ての記憶を失い、蛮野と再会してからは記憶を取り戻し彼の部下として暗躍を始めていた。

あくまで蛮野のプログラム通りに活動していただけの存在なので、ある意味当然ながら進化態には至っていないが、蛮野または自分自身の手によって改造が施したのか、ライダーの必殺技を何度受けても立ち上がる規格外のタフさを見せていた。
第44話においてライダーたちの攻撃から蛮野だけを護衛し戦うが、奮戦空しく進ノ介の猛攻を受けて倒れる。
それでも完全に息の根は止まっておらず、蛮野を逃がすために自ら捨石となり自爆・消滅した。
上記の通りライダーの必殺技では倒すに至らなかった為、その最期は実質的な「勝ち逃げ」とも言えるものだった。

劇場版の未来の世界では、蛮野やハートをも出し抜き、ロストナンバーのロイミュード達の量産化に成功して、彼等を率いて世界を支配した王として君臨している。
クリムが悪の存在であると言う事を印象付けるためのプロパガンダ的な役割もあると思われる。
東映公式サイトによるとベルトさんを奪った時が歴史の転換点とされ、クリムの頭脳を持つ004がドライバーを複製した際、蛮野は悪性プログラム入りのチップをベルトさんに埋め込んだ。
この影響を受けたベルトさんは暴走、そして最悪の未来を招き、新たにダークドライブも生み出されている。
最悪の未来に於いては、恐らく暴走したベルトさんによって支配プログラムを解除されたものと思われるため、皮肉にも108の暴走が本来最悪の未来における王となるはずだった004が蛮野の傀儡のままで終わるという要因となってしまったのである。

ちなみにこちらの未来では、進化態はおろか超進化態にも至っていた可能性がある。


  • 005/リベンジャー/西堀光也(演:野間口徹)
『人間どもに思い出させるためだ。全滅した筈のロイミュードの悪夢を。その不安と恐怖を!』

『カウントダウンtoグローバルフリーズ』及び『シークレット・ミッション type TV-KUN』、『小説 仮面ライダードライブ マッハサーガ』、『ドライブサーガ 仮面ライダーマッハ』に登場。
シングルナンバーの中では、唯一TV本編に全く登場していない個体である。
グローバルフリーズの際に002(後のハート)の演説の最中に密かに独断で行動を開始し、逃亡中であった犯罪者の西堀光也をコピーし、そのまま彼に成り変わろうと殺害を試みるも、プロトドライブにより阻止されてしまいコアの姿で退散する。

その後はコアの姿のままネットワークに潜伏していたが、そこをブレンに発見され、ハートにより進化の可能性の期待と独断行動の責任を取らせるという名目で新たなバイラルコアを与えられ復活する。 ちなみにこの時点で、グローバルフリーズの件の咎で既に幹部は降ろされていた。
そして、現在のドライブである泊進ノ介に復讐する為に、行動を起こすためシフトカーであるハンターを人質とし、進ノ介を苦戦させながら戦闘を優位に進めるが、マッシブモンスターにハンターを救出され、形勢が逆転しハンター&モンスターの必殺技を受けコアを破壊された。

『小説 仮面ライダードライブ マッハサーガ』では、実はプロトドライブに倒された直後、
偶然にもアニマシステム(『シークレット・ミッション type TOKUJO』を参照)を発見しており、そのコピーを保存していたことが明かされた。
そして、コアが破壊された後に僅かに残った思念がアニマシステムへと戻り、ネットワークに集積したロイミュードの共犯者達の無念の想いを吸収し、仮面ライダーとロイミュード全ての戦いの情報を得る。
アプリゲーム「ラビリンス・オブ・アニマ」に偽装した洗脳システムで歪んだ心を持つ108人の人間、そして光也を誘導し集めさせた5人の犯罪者を配下に起き、
進ノ介と霧子の二度目の結婚記念パーティの日を狙い行動を起こした。

過去のロイミュード事件の模倣犯罪を起こさせることで人々を恐怖させ、集まった『復讐心』と『恐怖心』を糧にコアを蘇らせ、究極の進化態・リベンジャーロイミュードへと進化。
全てのロイミュードの能力を使える超越した存在となり、チェイサーマッハとなった剛を追い詰め、
フリーズの能力で動きを止め、シーカーの能力によって憎しみに染め上げ進ノ介達を殺害させることで復讐を遂げようとする。
だが、半分ロイミュードであるチェイサーマッハにはフリーズの能力は通用せず、また剛自身も復讐や怒りの感情を乗り越えたことでシーカーの能力を克服、
彼のシフトハイラルコアを用いた新たな変身・超デッドヒートマッハに敗れ新たなコアも砕け散り爆散した。

再び倒されこそしたものの、復讐心が残っている限り復活するのではないかとも作中で示唆されている。
しかし、一度は死んだ005が復活を果たした事実は、剛にチェイスの復活が決して夢物語でないという希望を抱かせることにも繋がった。

Vシネマ『ドライブサーガ 仮面ライダーマッハ』では、
000〜108までのロイミュードの残渣の集合体である、ロイミュード5886が倒された際に分離する形で復活。
小説で見せた全ロイミュードの能力は使えなくなっているようだが、新たに髪の毛を操る力を身に付けている。

自身の復讐を妨害した剛と令子を新たなターゲットに、連続絞殺事件で令子を追い詰め、最期の獲物に剛を殺害することで復讐を遂げようとする。
しかし、剛の殺害に失敗しており、彼の変身した仮面ライダーマッハチェイサーに肉体を破壊され、逃亡しようとしたコアも握り潰され、
劇中での被害者達と同じく自らの死に怯えながら消滅するという、惨めかつ皮肉な形で三度目の末路を迎えた。


  • 006/???(作中未登場)/???(本名不詳) (演:松浦新)
『蛮野、お前は私が超進化するための生贄よ』

海外に潜伏していた幹部の一人。
人間態は白いスーツを着てサングラスをかけた、ギャングのボスのような風貌の男性。
中華系キャラよろしく語尾によく「ね」や「よ」を付けて喋る。

非常に自信家で高圧的な口調であり、相手のことは基本的に「お前」と呼ぶ。黒服の人間態を持つ多くの配下のロイミュードを引き連れており、ハートに対しても尊大な態度を崩そうとしない。一方で、用心深い性格でもあり、部下を使った情報収集や威力偵察などにも余念がない。
しかし、そんな配下のロイミュード達の事も「所詮は雑魚」と言い捨てており、捨て駒のように扱っている。
さらにハートにも己の進化態の詳細を明かさず隠しており、ハートの足元を揺さぶりをかけるような発言をするなど、内心では彼に対して下剋上を目論んでいるかのような節がある。
加えて008=トルネードとはかなり仲が悪いらしく、再会して早々に一触即発しかけており、008が死んだ39話終盤では露骨に上機嫌だった。また、チェイスとは元々顔見知りだったらしい。

ロイミュード態にならず、人間態のままでもマッハを圧倒するなどかなりの実力を持つ。既に008共々超進化に近いらしいく、進化態の実力も本人曰く「ハートに勝るとも劣らない」程であるらしい。
また、部下として従えている下級ロイミュードも、格闘能力や互いの連携能力が高く強い。

習得していた感情は不明だが、本人は蛮野を始末すれば超進化に至れると確信しており、作中では執拗に蛮野を狙って襲い掛かり、蛮野を守ろうとする剛やチェイスと交戦している。
そして40話にて蛮野を発見、部下達と共に始末しようとするが……


006「なかなかやるねぇ。でも、そいつらは所詮雑魚。ハートに勝るとも劣らない私の進化態を… !!?」

蛮野「メディックの体を奪うつもりだったが…予定変更だ。」


自信満々に進化態を披露しようとした矢先に、蛮野にコアだけを抜かれて破壊され、残ったボディはゴルドドライブの素体にされるという、あんまりにもあんまりな最期を迎えてしまった。そしてボディの方については、47話でゴルドドライブが倒された際に破壊されている。

ちなみにシングルナンバーの中では、唯一作中で一度もドライブ系のライダーと交戦どころか遭遇すらせずに退場した個体でもある。本編のドライブや特状課の面子はおろか、グローバルフリーズの際にもプロトドライブとも交戦はおろか遭遇すらしておらず、シフトカーに普通にやられていた。

彼の進化態に関しては一切詳細は明かされていないが、ファンからは進化態を披露しようとした際に黄色いスパークを放っていた事や、もう一人の幹部の008が風の能力のトルネードである事から、雷に関する能力の進化態だったのではないかと考察されている。


  • 007/ソード/多賀始(声:大原崇(007)/谷充義(ソード))
そうだ怒れ!力の全てをぶつけて復讐しろぉぉぉぉッ!!

グローバルフリーズの際に、006、012と街で暴れていた所をシフトカーに邪魔され1人逃亡する。
その後、25話にて登場しネオバイラルコアを使い凶悪犯の多賀始と融合、融合進化態「ソードロイミュード」へと進化を遂げる。
シングルナンバーの中では、唯一人間態は登場していないが、性格は非常にエキセントリックで芝居がかった口調で話す。「コップキラー」の異名を持つ連続殺人鬼の多賀とシンクロしただけあって、その性格は凶暴そのもの。

しかし、その凶暴で手に負えない性格からか、作中の時点では既に幹部を降ろされていたらしく、ハート達からも幹部としては扱われておらず、作中では001の配下兼ネオバイラルコアの実験体として使われていた。ベルトさんの方もその事を知っていたのか、融合進化態の事は見た事のない進化態として食いついていたものの、007自身に関しては大してリアクションをしていなかった。
その為、001達も彼の事は全く信用してはいなかったらしく、仁良が001の協力者である事など重要な情報も何も知らされていなかった。
この作中の任務自体も殆ど厄介払いみたいなものだったらしく、007が倒された後もブレンも001も一言も彼のことを言及しないばかりか、融合進化実験の成功を喜びあっていたなど、事実上の捨て駒のような扱いだった*1

融合進化した姿は両腕の肘から片刃のブレードが生えた赤い怪人(融合進化態は全員体色は赤)で、その刃は大理石のオブジェや救急車を容易く滑らかに両断する。また、時間経過で攻撃力や防御力などの能力が上昇していくという特性を持つほか、ブレードからエネルギー斬撃を飛ばすことができる。

1度はドライブに負けて分離させられた上に倒されるが、何とかコアは無事だったところを001に救出され、メディックに治療されて復活し、警察が隠した多賀の所在をおそらく001の情報で突き止めて再び彼と融合。
マッハを圧倒して霧子をピンチに陥れるが、本来の使命に目覚め仮面ライダーチェイサーに変身したチェイスによって圧倒され、再び多賀と分離させられた上で倒され今度はコアも消滅した。

その後、多賀の方は小説版にて脱獄、坂木光一と共に銀行強盗事件を引き起こすが、結局は007同様に黒幕の005に捨て駒にされる末路を迎えた。ちなみに多賀の方も黒幕の005からは厄介者扱いをされており、007からは「素晴らしい」と絶賛された多賀の犯罪についても、005からは「センスがない」と暗に007とまとめて酷評されている。

最初から洗脳されていた004を除くと、シングルナンバーの中では唯一自力での進化態に至っていない個体でもあり、こういった幹部に相応しい能力が無かった事もあるいは幹部を降格された理由かもしれない。


  • 008/トルネード/ジョージ白鐘(演:日向丈)
俺はトルネード。世界を駆ける情熱の風さ

海外に潜伏していた幹部の一人。
人間態はテンガロンハットを被り、ワイルドな服装に身を包んだサングラスの男性。
人間態の外見は、世界的ファッションデザイナー「ジョージ白鐘」をコピーしたもの。

単なるナルシストという域を超えた極めて自己中心的で身勝手な性格で、「カッコイイぜ俺」と常に自分の行動や姿に酔っており、どんな行動もその言葉で自分の中で正当化している。女好きのようだが女性に対する優しさなど皆無で、目的の為なら平然と女性を誘拐した挙句、自身の目に叶わない女性は「外れ」と言い捨て平然と切り捨てて攻撃する。
ロイミュードの中でもとりわけ個人主義が強く、作中の時点で幹部だった個体の中では唯一配下を一人も連れていない。大勢の部下を引き連れた006とは真逆のスタンスであり、その006との仲は険悪であるらしく帰国して再会して早々に一触即発しかけていた。
ハート達とも反目こそしていないものの、露骨に距離を置いて活動しており、当初は006同様に自身の進化態や能力をハートにも隠していた。

進化態はユニコーンを思わせる青い怪人で、突風を操ったり風と同化する他、右腕をドリルに変化させるなど男のロマンあふれる能力を持つ。特に風に乗っての高速戦闘の腕前はかなりのもので、モテないことを指摘され怒り狂ったドライブのタイプフォーミュラをも上回る程である。
本人曰く、超進化態の手前まで既に達しているらしく、ベルトさんも「あいつが超進化したらハートに匹敵する脅威だ」、チェイスも「並みの進化態の力ではない」と評している。

作中では、超進化するために都内で女性連続誘拐事件を起こしていた。
なかなかお眼鏡に叶う女と出会えなかったが、自らのアジトに進ノ介、剛と共に乗り込んできた霧子に「運命的な出会い」を感じ、2人がハートと戦っている隙に彼女を攫ってしまった。

誘拐の目的は「首元が美しい女性に、自分の作ったネックレスを着せることで超進化態に変身する」ことで、これは元々はコピーしたジョージ白鐘の目標である。生前のジョージの純粋な夢だったのだが、それをトルネードは歪んだ形で再現して己の超進化に利用しようとしたのである。
ちなみにトルネード本人は、ジョージやその夢の事は「下らない願望」と言い捨てており、本質的にはオリジナルのジョージ白鐘のことすらも見下している。

そして、当たりの女性として見出した霧子に強引にネックレスを着させようとするが、居場所を突き止めた進ノ介に破壊される。
激高したトルネードは自身の風を操る能力を増大させドライブを追い詰め、マッハが加勢しても尚、優位に戦うが、最期はチェイスが操縦するブースタートライドロンが発生させる竜巻を利用した、ドライブとマッハのダブルライダーキックを受けたことで倒されコアごと消滅した。


ハート様と私と選ばれた者以外は消していった方が効率が良いんです

ボルトロイミュードが遺した電気によって復活した幹部。
人間態はゴスロリ風の黒い衣装を身に纏った少女である。シングルナンバーの中では唯一女性の人間態を持つ紅一点(?)。
人間態の外見は、バレリーナの少女「羽鳥美鈴」をコピーしたもの。

進化態は白いボディにビスチェ、両肩についた金の装飾に赤いハイヒール状に反り返った脚部と女王様を思わせる怪人。
能力はその名の通り治療担当で、肉体が破壊されてコアのみとなったロイミュードを復活させることができる他、ロイミュードの肉体の強化改造やプログラムの改竄等も行える。
直接の戦闘も可能で、指から放つレーザーや触手で相手を攻撃でき、ドライブらを圧倒出来る程に強い。

ハートだけには様付けで忠誠を誓っているが、ブレンやチェイスは呼び捨てにしているなど二面性の激しい性格であり、ハートへの覚えをめでたくする為なら、配下のロイミュードも捨て駒同然に扱う等、その華憐に見た目に反して、本性は極めて身勝手で邪悪であり、進ノ介からも激怒されている。
ベルトさんのことも露骨に見下して嘲笑しており、ベルトさんの方からもその能力もあって、最優先討伐目標として定められている。その為、ハート自身が護衛も兼ねて常にメディックの近くにいる。
一方で、本性については仲間思いのハートの前では上手く隠しており、その能力もあってハートからもお気に入りとして「非の打ち所がない」と評されているが、それ故にブレンからはその存在を煙たがれている。

回を追う毎にハートを巡ってのブレンとの対立は深まり、一時期はブレンがハートの元を離れて001の側近になる要因を作ったのだが、それが結果的にはブレンを超進化態に導く事になった。

終盤では、ブレンにも先を越された焦りから何とか超進化をしようと改めて己のルーツを探ることになる。その際に過去のメディックは白い衣装を纏っていた事が描写されるが......

詳細はリンク先参照。


<その他の個体>


※以下、ナンバー順

  • 010/ペイント/浅矢一広(演:ルー大柴)
『いいねぇ!君はやはり、アバンギャルドだ』

3~4話に登場した上級ロイミュード。
上記のひと桁台の幹部クラスロイミュードには僅かに及ばないものの、
残り98体の中で一番若い番号を持ち、早くから進化態になっていただけあって地位はかなり高い。
物体を虹色に輝く糸状のデータへと変換する能力を持つ。
恐怖に引きつった女性の顔を見ることを趣味としており、上記の能力を悪用して女性をデータ化してキャンバスに書き込み絵画にし収集する、
という行為を繰り返していたためハートやブレンにも目をつけられていた(本物の浅矢一広も同じくデータ化されていた)。

グローバルフリーズの際に霧子を襲ってデータ化しようとしており、彼女にとってのトラウマの相手となっていた。
また同時にシフトカー「ディメンションキャブ」も彼に重傷を負わされており、キャブの親友「ドリームベガス」にとっても因縁の相手となっていた。
彼も、霧子の恐怖の表情を気に入っていたため彼女を付け狙っていたが、彼女の捨て身の作戦により重加速が探知され居場所を特定される。
最後は復活したキャプの能力に追い詰められた後、ベガスの攻撃がヒットし、ハンドル剣で滅多切りにされ消滅した。


  • 027/にせドライブ (声・演:関智一
『この場は逃げるが勝ちだ!!』

てれびくん超バトルDVD『シークレット・ミッション type HIGH-SPEED! ホンモノの力! タイプハイスピード誕生!』に登場した個体。
仮面ライダードライブ(タイプスピード)の姿をコピーし、児童誌の海賊版販売、街中での落書きや歩きスマホなどという
軽犯罪を行うことでドライブの社会的信用を失墜させようと目論んだ。昭和にもそんな怪人が居たような……

外見は額部分のロイミュード識別ナンバーを除けば本物と寸分変わらず、またオリジナル同様の武器も使うことが可能。


  • 050/シーカー/西堀令子(声:吉開清人(050)/はねゆり(シーカー))
怒りをぶつけなさい!もっと…もっと強く!そして…そして、この私を!

27~28話に登場した、融合進化態の1体。
手に触れた相手の負の感情を煽り表面化させて人々を争わせる能力を持つ。
更に人間から人間の場合でも伝染していく性質があり、こちらは001により付加された。
悪人以外の適合者を探すために住宅地でこの能力を使い、ネオバイラルコアをばら撒いて多くの住民を昏睡状態に陥れた。

その真の目的は、暴走させた仮面ライダーマッハに自分を倒させること。
そして融合していた人間は「相馬頼子」の名でに接触した「西堀令子」。
グローバルフリーズが発生した日に進ノ介が逮捕した犯罪者・西堀光也(005のオリジナル)の実の娘である。
父の復讐という訳ではなく、剛を殺人犯にさせることにより、犯罪心理学者だった父を越える最高の犯罪を成し遂げようとしていた。

最終的に目的は失敗し、父と同じように進ノ介の手で逮捕されることになる。
高笑いを見せて強がっていた彼女は、すぐ後に涙を流し「お父さん…」と口にする。
その様子に剛は「やっぱ、似てるわ…」と呟き、同じく父について思うところのある自分自身とその境遇を重ねていた。

『小説 仮面ライダードライブ マッハサーガ』ではメイン登場人物に抜擢、彼女自身の真意が深く掘り下げられる事となる。


  • 067/オープン/根岸逸郎(声:河田吉正(067)/福井博章(オープン))
警官一人殺しまったんだ…もう真っ当には生きられねぇ。だったら、思い切り解放してやろうと思ったのさ。自分の中の、ドス黒い部分を

29~30話に登場した、融合進化態の1体。
特殊な鍵「コモンマスターキー」で物体を解錠する能力を持つ。逆に鍵を閉めることも可能。
劇中ではその能力で連続銀行強盗事件を起こしていた。

融合している人間は銀行強盗犯「根岸逸郎」。進ノ介の父の泊英介を射殺したとされる人物である。
真の目的はブレンの依頼でフリーズの記憶改竄を受けた12年前の英介殺人事件に関わる人物全員を、
真の記憶を取り戻す前に抹殺することであり、銀行強盗事件はそのカモフラージュにすぎなかった。

英介が身を挺してかばった少女唐沢ゆかりを襲撃するも、ドライブとチェイサーの連携により敗れる。
最終的に根岸は逮捕されるが彼自身にもフリーズの記憶改竄を受けた形跡があり、
冤罪を信じこみ罪を重ねるよう仕向けられた彼に進ノ介は「ある意味あいつも被害者」と同情していた。

『小説 仮面ライダードライブ マッハサーガ』では他の犯罪者共々脱獄、唐沢ゆかりの殺害に差し向けられるが……


  • 072/西城究(演:浜野謙太)
『本物の西城究には、ボクが大暴れしてキミに倒されたって言っといてよ…』

20話に登場。
特状課の西条究に成り済まし当初は仮面ライダーの情報を得て究を抹殺するはずだったが、
その時に究が見ていたアニメに同調してしまい抹殺をやめて改心した。

その後は多忙な彼の身代わりを時々引き受けたりしながらも究と仲良く暮らしていたが、特状課の面々に見つかり捕まってしまう。
しかし進ノ介が「心」を持った072の境遇や、『マーマーマンション』を全巻視聴しオタクとしての心情も理解し、彼を倒さないことも考えるようになる。
だがメディックの触手に貫かれ、致命傷を負って消滅してしまった。

究ちゃんに擬態している姿で(限定グッズを求めて)人間離れした大ジャンプを行うシーンは、本物の究が見事に転倒している対比もあって中々にシュール。


  • 089/ショッカーブルブル/ディー博士(演:岸祐二)
『偉大なる目的のため、すべての恐怖を我が手に!』

『手裏剣戦隊ニンニンジャーVS仮面ライダードライブ 春休み合体1時間スペシャル』に登場した個体。
元となった人格のディー博士はかつてショッカー(正確にはゲルショッカー)の「偉大なる協力者」であったが、
40年以上前に研究所の爆発に巻き込まれ死亡。
その直前に「時代をゼロに巻き戻す方法」を見つけた為に、その細胞を移植され記憶と人格を引き継ぐ。
さらに自らを土台として歴史改変装置の試作品となり、牙鬼軍団(とニンニンジャー)をドライブの世界に召喚。
「恐怖の感情を集める」目的のために、ロイミュードと牙鬼軍団に共闘を持ち掛け、恐らくはそのパイプ役として暗躍していた。

ショッカーとも接触があった影響で下級ロイミュード態であってもドライブをして「何か違う」と言わしめる程の力を持ち、
後に十六夜九衛門から預かった封印の手裏剣も取り込むことで妖怪ブルブルの力も得る。
(その見返りとして下級ロイミュード016、057を九衛門に貸し与え、巨大化させた)
ショッカー、妖怪、ロイミュードの三つの闇の力を合わせた必殺技「テリブルプレッシャー」によって恐怖心を増大させ、
ヒーローチームを一度は追い詰めるが、天晴の熱い心に影響を受けたタイプフォーミュラに恐怖心を振り切られ、
それに続いたデッドヒートマッハ、ニンニンジャーとの同時攻撃に敗れる。

なお、中の人は元赤い車の戦隊ヒーローである。
また、妖怪だけにナンバーは『オバQ』の語呂合わせにもなっている。


  • 099/エンジェル/羽佐間翔子(演:山崎真実 )
『私が……その名の通り、ロイミュード全てを救う、天使になってみせる……』

Vシネマ『ドライブサーガ 仮面ライダーチェイサー』に登場した個体。
妖艶な天使のような怪物と言った外見の上級ロイミュード。作中で登場した初の幹部クラスではない超進化態ロイミュードである。
「迷えるロイミュード達の味方」を自称し、自身が発明した人間と同じ心を持てるようになる羽根「フェザーサーキット」を用いて多くのロイミュードを勧誘。
ロイミュード達を自らが考える「究極の平和」をもたらすべく暗躍し、賛同したロイミュードを率いてハート達に反旗を翻した。
チェイスに対しても度々顔を合わせており、051を退けたり彼にフェザーサーキットとライノスーパーバイラルコアを与えたりもした。


  • 100/死神
『武器コレクターにして、100の武器を持つこの俺に勝てるものか!』

てれびくん超バトルDVD『シークレット・ミッション type LUPIN ~ルパン、最後の挑戦状~』に登場した、死神部隊の1体。
ゾルーク東条からルパンガンナーを奪い仮面ライダールパンに変身し、彼に濡れ衣を着せる形で趣味の武器集めを行っていた。

進ノ介に偽物と見破られ、ゾルーク東条にルパンガンナーを盗み返され正体を暴かれ、
オーラ状の様々な武器を出現させる能力や、プレーンロイミュード(ロストナンバー)を生み出す能力で彼らを苦戦させるも、
ドライブとルパンの同時攻撃で倒された。


  • 106/シーフ/??? (声:勝杏里(106)/???(シーフ))
これが人間の本性だ…人は皆この通り…化け物と呼び合う心を持ってるんだぁぁぁぁ!!

34~36話に登場した、融合進化態の1体。
盗んだものを体内の異空間に取り込む能力を持つ。
その能力を使い、事件の確信足る科艘研を襲い証拠品などを盗んでいた。

その正体は意外な人物だった…


  • 108/パラドックス/泊エイジ(声:小山力也(108)/真剣佑(泊エイジ))
『泊進ノ介、お前などはクリムの人形だ!歴史の中の小石だ!!私がお前如きに邪魔されるはずはないのだ!!!』

夏の劇場版『サプライズ・フューチャー』に登場。
ロイミュードの中でも最も階級の低いナンバーであり、
気性が荒い事を理由に封印され「永遠のグローバルフリーズ」を起こすための実験体にされていた。

その正体は未来からやってきた108と現在の108が融合した事で誕生した、
本来なら存在自体がありえない進化態の名前が示す通り矛盾する存在である。
また、その人間態は未来の戦士泊エイジ/仮面ライダーダークドライブをコピーしているため。
劇場版におけるエイジは本人ではなく全て108の演技であり、
劇中でのダークドライブとの壮大な追跡劇も、変身解除後も遠隔操作が可能なダークドライブを使った108による自作自演である。


  • ???/ズンボガンボ
東映公式動画『仮面ライダードライブvs恐怖のズンボガンボロイミュード』にて登場。
デッドヒートマッハをも圧倒するとてつもない強さを誇り、進ノ介や警察の追跡をも振り切って、
まんまと羽田空港経由で海外への逃亡に成功するという「勝ち逃げ」を遂げた。
…のだが、劇中では一切姿を見せず(明確に姿を見たのはマッハのみ)、ナンバリングも不明。
「ネオバイラルコア」を所持しており、融合進化態の可能性もあるが実際のところは不明。ズンボとガンボの二人組という説もあるが真偽不明。
そしてタイトルにも関わらず、ドライブ本人とは戦わなかった(追いついた頃にはすでに逃亡していた)。

動画の内容自体は公式のお遊びで、融合進化態の前フリやドライブの各フォーム・マッハのシグナルバイクなどの紹介を目的とした総集編なのだが、
仮面ライダー図鑑によるとズンボガンボは実在しており人間の言語中枢に干渉する能力を持っていたらしい。


<関連個体>


『お前達に変わって俺が悪を制裁する英雄になってやろう…』

仮面ライダー×仮面ライダー ドライブ&鎧武 MOVIE大戦フルスロットル』に登場。
クリムが研究していた人造アンドロイド。見た目はプロトゼロに酷似している。
ロイミュードと同じく重加速を引き起こすことができ、物体を吸収してコピーする能力を持っている。
ゾルーク東条はこれに自身の意識を移し、全盛期の肉体を取り戻して不老不死になろうと企んだ。

移植された意識はロイミュードと同じ仕様のコアに変換される。
「強化ロイミュード」とも言われるが、バイラルコアからできたボディと違って精神が抜けてもその場に残る。


  • 妖怪ブルブル

すきなもの:重加速
すきな場所:地面の中
こうげき力:★★☆☆☆
ふしぎな技:★★★★☆
体のふるえ:★★★★★

『手裏剣戦隊ニンニンジャーVS仮面ライダードライブ 春休み合体1時間スペシャル』に登場した個体。
牙鬼軍団がロイミュードから譲り受けたバイラルコアが封印の手裏剣と融合して生まれた妖怪であり、089とは別個体。
元ネタのブルブルは人に憑りつき、恐怖心で身震いさせる妖怪だが、コイツの場合車のエンジン音の「ブルブル」ともかけている。

浴びせた相手を恐怖心で錯乱させる粘液を吐き出せる他、刃をブルブル振動させる事で切れ味を増した『震々刀(ブルブレード)』を装備しており、更には「どんより」を引き起こすことも出来る。
そのためドライブと邂逅する前のニンニンジャーでは太刀打ちできず、一度取り逃がしてしまった。
さらにその直後にドライブが現場に到着したため、進ノ介・クリム・霧子ともニンニンジャーが犯人と誤解した。
が、液状化して隠れていたところを天晴の策で引きずり出され、ドライブとシフトカーが近くにいる状況での交戦を余儀なくされ、撃破された。

その能力の性質上、九衛門の任務である「恐れの力集め」とは非常に相性が良く、かなり気に入られていた模様。
倒された後に飛び出た封印の手裏剣は「まだ役目がある」として、089に渡ることとなる。


ついに手に入れたぞ!超進化態と同等の究極の力を!

蛮野が006のボディと004が複製したドライブドライバー「バンノドライバー」を用いて変身した戦士。
詳細は項目参照。


  • シグマサーキュラー(声:藤村歩、森田成一)
『我ハシグマ。蛮野天十郎ガ生ミシ人類ヲ統率スル神。』

一応、本作の実質的なラスボス。
004が開発しゴルドドライブが使役する球状マシン「シグマサーキュラー(進化前)」が、特防センタービルのエネルギーを吸収することによって誕生した存在。
一応の自我はあるみたいだが感情は持っておらず、機械的に使命を果たそうとしている。
コア・ドライビアや電力によって発生したエネルギーを吸収・蓄積して十分なエネルギーを蓄えることにより、
単独で全世界を同時停止させる規模のグローバルフリーズ発生と、全人類をナンバリングさせる能力を持つ。

純粋な戦闘能力も高く地面から牙の様なものを地面から発生させたり、瞬間移動を駆使して移動し相手の攻撃を避けつつ破壊光弾を発射して攻撃する。
更に超進化態の4体分の力を振動波に変えることでバリアを纏い、攻撃と防御を兼ね備えるなど攻守ともに隙が少ない。
確かにラスボスに相応しい強さを持つ…のだが、地味。



<関連人物>


  • クリム・スタインベルト(演:クリス・ペプラー)
ドライブシステム並びに超駆動機関『コア・ドライビア』を開発した科学者。後のベルトさんである。
15年前にハートを始めとするロイミュード達の反逆に遭い死亡したが、
記憶と意識のみをドライブドライバーにインストールすることで擬似的に命を繋いでいる。

蛮野とは親友同士で共にロイミュードの開発に携わっていたが、
15年前に002(後のハート)に対する実験という名の拷問を目撃したことで蛮野と絶縁した。
そのため進ノ介達には蛮野を簡単に信用しないよう何度も忠告していた。

ちなみに生涯独身だった。


  • ハーレー・ヘンドリクソン(演:大月ウルフ)
アメリカ在住の科学者で、マッハ及びネクストシステムの開発者。
クリムの恩師でいわば仮面ライダーの礎を築いた人物でもある。

アメリカで剛と出会ったことで彼をマッハの装着者とすべく訓練を課していた(ここら辺の経緯は『小説 仮面ライダードライブ マッハサーガ』で詳しく扱われている)。
剛が無断で帰国した後は世界旅行を満喫し、その途中で来日しシフトデッドヒートの最終調整を行い進ノ介たちの元に届けた。


詳細は項目参照。



<余談>

  • 企画段階では進化体は頻繁に出る予定ではなく、能力に目覚めた下級との戦いがメインになる予定であった。
    しかし予想以上にロイミュードが深く関わる話が増えたため比例して進化体の登場頻度も増加。
    結果的に製作費を圧迫してしまったらしく、25話に登場したソードロイミュード以降の進化体のスーツはそれまでの進化体の物の改造品となっている。


  • 『仮面ライダードライブ ロイミュード ビジュアルブック~HumanaizatioN~』は、敵側であるロイミュード達がメインの珍しい一冊になっている。
    撮り下ろされた数々の写真では、幹部3人とチェイスが様々な居間でくつろいでいる様子などを堪能できる。
    ヒーロー側とは一味違った表情や仕草を見せる彼らの空間は、とても魅力的なオトナの雰囲気である。

  • 雑誌インタビューなどから『イナズマン』や『ロボット刑事』の怪人からオマージュしたと言う事が分かっている。(そもそも名前の由来からして石ノ森作品にお馴染みのミュータントとアンドロイドの造語である。)
    • 例としてはペイント・ロイミュードが『エノグバンバラ』、アイアン・ロイミュードが『テナガマン』に似る。と言うもの。
    • 尚、ファンからは三幹部はロボコンシリーズのキャラクターに似ていると評される事もある。
    • デザイナーの竹谷隆之先生によると石ノ森怪人を意識した個体もいるが、ハートやブレンのようにたまたまそう思わせるデザインとなったパターンもあるとの事。(ブレンはロボガリに、ハートはガンツ先生に似ていると評された。)



追記・修正は重加速を起こしてからお願いします。


「追記・修正出来たぜ!項目名は......ホイコーロ!!」

「だからロイミュードです!!」


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最終更新:2024年04月05日 14:37

*1 実際に他の融合進化態に選ばれたロイミュード達とは違って、007は何も重要な任務や作戦等は任されてはいない