スペースナイツテッカマン

登録日:2015/06/04 Thu 20:05:51
更新日:2023/12/13 Wed 23:57:36
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前作の最終局面でラダム樹に取り込まれた素体テッカマンの解放によりテックシステムの研究と解明が発展しており、
地球製のテッカマンを生み出すというレベルにまで達していた。

第一次ラダム戦役から10年後、再三のラダムの地球侵攻に対応するため、新たに結成されたスペースナイツは素体テッカマンと化した人間を
地球製のテックシステムで再フォーマットし、戦闘型テッカマンを作り出す『ET(アーステッカマン)計画』を実行した。

この計画により新たにラダムと戦うテッカマンが三人作り出されることとなり、いずれもスペースナイツに所属する若い少年少女である。
三人しか作らなかったのはスペースナイツの人件費や経済的なコストが原因。

テッカマンチームに所属することになったのはユミ・フランソワ、ダービット・クリューゲル、ナターシャ・パブロチワの三人。
それぞれがテッカマンイーベルテッカマンゾマーテッカマンベスナーへのテックセットを行い、ラダムと戦闘を行う。
ただし、後者二人は純粋に選抜されて適正試験をクリアしたのに対し、ユミのみは例外で試験自体は不合格である。

地球の危機を救った『白い魔人』ことテッカマンブレードの意志を継ぐ三人の新生テッカマンは少年少女らしく仲間としての友情と信頼を深めながら
来るべきラダムとの戦いに備えて日夜特訓を重ねているのである。

ソルテッカマンでは歯が立たないラダムの異星人テッカマンとも対等に渡り合うことができる地球の新たな戦力であり、
未来を託すためにもDボウイとアキはこの若い三人を見守り、育てているのだ。


◆基本スペック


まずテッククリスタルが二色のクリスタルが組み合わさった独特の形になっているのが特徴であり、
女性型のテッカマンは生身の髪の毛が露出するようになっている。

地球製のテックシステムはさすがにラダムのテックシステム(特にラダム母艦の戦闘兵器製造用)には負けており、
フォーマットされた地球製のテッカマンは様々な面でオリジナルのテッカマンと比べて劣っている部分がある。

アーマーの防御力が極端に低下しており、急所にレーザーを受けたりするだけで昏倒してしまう。
当然、反応弾には耐えられず大気圏を単独で離脱することもできない。

飛行用のバーニアも長時間の連続使用ができないため、長距離を飛行することは不可能であり、
三機の小型戦闘機に分離合体できるブルーアース号によるサポートが必要不可欠である。

ボルテッカやクラッシュイントルード等は装備してはいるものの性能は低下しており、ブレードには遠く及ばない。

故に総合的な戦闘能力は同じラダム樹によるフォーマットを受けたラダムテッカマンと同程度であり、
ブレードのような完全戦闘型のラダムテッカマンとの戦力差はあまりにも歴然としているのが現状。
幸運だったのは、三人が戦ったラダムが送り込んだテッカマンはいずれも前者のタイプであったことである。

ちなみに三人とも戦闘フォーマットが9割が済んだ所まで来て事故で中断しており、100%実力は発揮できていないようである。


◆共通装備

●クラッシュイントルード
地球製のテッカマンは脇腹部に専用のスリットがあり、背部のバーニアと共に合わせて使用することで加速を行う。
ただしラダムテッカマンのような攻撃能力や機動力は無いため、緊急時の急速移動のために用いられる。


●ボルテッカ
ゾマーとベスナーがそれぞれ装備している。
単体での威力や規模はずいぶんと低下しており、二人同時に使わないとラダムテッカマンを倒せないことが多い。
ただし、発射時の反動や体力の消耗は抑えられるようになったようである。






◆if… 託されたD
スーパーロボット大戦W』にて、ブラスター化の結果、記憶はおろか、余命数ヶ月に追い込まれたDボゥイ。
自らの命がラダムとの決戦で尽きるであろう事を悟った彼は、アキとユミを伴い、相羽家へ…時の止まった家へと赴く。
家族との思い出を刻みつけるDボゥイの姿に居た堪れなくなったユミは彼に「死ぬのが怖くなってしまったのか」と問いかける。
そんなユミにDボゥイは「テッカマンになった事を後悔などしていない」と言い、そして…


ユミ…お前は生きるんだ。ナターシャやダービットやデッドと…
お前達はテッカマンの宿命に負けるな。それが俺からお前達に伝えたい事だ

でも…悲し過ぎます!Dさんとお別れするなんて…!

俺はお前達の心の中で生きる…。ミユキや、あの日のシンヤや兄さんが俺の心の中にいつまでもいるように


………

Dさん…今、あたしわかりました。DさんのDはデンジャラスじゃなくドリームのDだって…

ドリーム…

あたし…頑張ります…!Dさんがあたし達に託した夢のために…!

「危険な男」から「夢を見る男」へ。
まさかのタイミングで登場し、迷言から名言へと昇華されたドリームのDに驚愕したファンも多い。
なお、スパロボWのユミは空気を読めるのでこの後Dボゥイとアキを二人きりにさせてあげます。
この直後にシンヤのボイスレコーダーなのである意味ユミはいない方が正解ではあった。

そして、ラダムとの決戦でオメガ諸共ジェネシスの光へと消えて行ったDボゥイを思い、アキを初め多くの者が悲しみに暮れる中で、
ユミは涙を拭い、最愛の師から託された夢を守るために立ち上がる。


みんな!顔を上げようよ!まだ何も終わってないんだから!
Dさんが言ってたじゃない!Dさんは思い出の中で生きるって!
でも、人類が滅んじゃったらDさんの思い出も消えちゃうんだよ!


◆余談

●PC98で発売されたゲーム『オービタルリング奪回作戦』ではブレードⅠの世界観設定でこの三人組がクロスオーバー的に出演している。
エビルや他のラダムテッカマンとの戦闘ももちろんあり、ラダムテッカマン相手に張り切るダービットやDボウイにマフラーを編もうとするユミなど
色々と本編では出ないようなシーンも描かれている。ちなみにアキのことはチーフとは呼ばない。

……最後はスパロボのようなハッピーエンドとはいかなかったが。


●新世代テッカマンの三人は季節の名前から由来している。イーベルはフランス語で『冬』、ゾマーはドイツ語で『夏』、ベスナーはロシア語で『春』という意味。
そして、スペースナイツのチーフとなった如月アキが変身するテッカマンアキ(アキ=日本語の『秋』)を合わせるととなる。



※推奨BGM:REINCARNATION


こんにちわ!私はユミ・フランソワ、テッカマンイーベルです。
wiki篭りさん達ががんばったおかげで私達の項目が建ちました。
これで私達のこともDさんみたいにいろんな人に知られるんですね、ドキドキ!
…えっ!?まだまだ情報が足りない?もっともっと編集しなくちゃいけない…って?
ど、どどどどどうすればいいんですかー!?

次回、宇宙の騎士テッカマンブレードⅡ!
VIRGIN-EDITに、テックセッター!!




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最終更新:2023年12月13日 23:57