ソルテッカマン

登録日:2015/05/31 Sun 14:59:02
更新日:2021/01/08 Fri 18:01:49
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バルザックが手に入れたデータを元に、防衛軍では新兵器の開発が進む

その頃、Dボウイは暴走の恐怖と戦っていた

次回、宇宙の騎士テッカマンブレード『鋼鉄の救世主』

仮面の下の涙をぬぐえ!







宇宙の騎士 テッカマンブレード』に登場する兵器。


◆概要

防衛軍のコルベット准将はラダムの地球侵略活動を阻止せんと活躍するスペースナイツ、
特にチーフであるハインリッヒ・フォン・フリーマンを目の敵にしており、テッカマンの力を何とか防衛軍のものにしようと企んでいた。
後にテッカマンブレードが30分間しか戦えずに暴走する危険性が露呈したことで、対ラダムの新兵器の開発を急ぐこととなった。

連合防衛軍の少佐、バルザック・アシモフが従軍記者に扮してスペースナイツ基地にスパイとして潜り込み
テッカマンに関する様々な研究データを持ち帰り、防衛軍科学者のDr.マルローがそのデータを基にして開発されたのがソルテッカマンである。
(実際はフリーマンがわざとデータを渡したものである)


◆戦闘能力

テックシステムで人体そのものを変化させるテッカマンとは異なりソルテッカマンは正真正銘のパワードスーツであり、
これを人間が着用することで戦闘活動を行える。

それまでの地球の通常兵器ではラダム獣にさえ全く歯が立たず、テッカマンに頼るしかなかったのだが、
ソルテッカマンの開発によりほとんど成す術がなかったラダム獣とも互角以上に渡り合うことができるようになった。
結果的に地球側の戦力は大幅に向上したと言える。

ただし、所詮は地球の技術で生み出したテッカマンのレプリカでしかないため、ラダムテッカマン相手では対抗することは不可能に等しい。
量産さえもせずに1機だけで挑むなどもはや自殺行為もいい所である。

テスト用の試作機が2機作られた後、正式に連合防衛軍の兵器として運用され、
テッカマンブレードⅡ』以降はさらに性能が強化された量産型が配備されている。
バルザックはテッカマンソードとの死闘の末相討ちとなったが、連合防衛軍は死してテッカマンを倒した防衛軍の一員たる彼の功績を称え『バルザック勲章(バルザック章)』が設けられている。


◆基本スペック

パワードスーツであるソルテッカマンはあらゆる環境に対応できる機密服でもあり、
砂漠や寒冷地はもちろん、水中・宇宙空間での運用も可能である。
テッカマン同様にバーニアでの飛行やホバー移動が可能であり、最高飛行速度は530km/h。やはりテッカマンの機動力には及ばない。

動力には反物質素粒子フェルミオンを利用しており、これが失われるとスーツのエネルギーや機能が一気に低下してしまう。
このため継続して戦闘を続けるには定期的にフェルミオンを補給しなければならない。

テッカマンが白兵戦を主体としているのに対してソルテッカマンは完全に遠距離からの射撃が主体であり、
白兵戦能力が一切ないため近距離から攻められるとほとんど何もできずにやられてしまうのが弱点である。


◆機体紹介




◆余談

  • コミックボンボン版では量産されており、コミックコンプ版では如月アキも装着者を務めているが、どちらの漫画版でも最初の装着者であるバルザックは未登場。
    尚、コミックボンボン版では素手でラダム獣を倒している。フェルミオンとは何だったのか…まあ、結局は調子こいてる真空管ハゲコルベットに憤慨したテッカマンエビルにまとめて血祭りにあげられるのだが(当然ながらスペースナイツ側のソルテッカマンであるノアルは無事)。

  • 『スーパーロボット大戦W』ではバーナード・オトゥールが量産型を装着している。

  • テッカマンダガーはソルテッカマンの初期案の流用であり、さらにこの初期案ではフェルミオン砲、つまりボルテッカを装備していた。




追記・修正は柏葉剣付バルザック章を授与されてからお願いします。



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最終更新:2021年01月08日 18:01