登録日:2012/05/11(金) 03:03:53
更新日:2023/09/10 Sun 02:12:04
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フロリダ・マーリンズやロサンゼルス・ドジャースといった、名門MLBチームに所属し、最多勝投手にも輝いたことのある選手。
アメリカのオクラホマ州出身。
2012年シーズンからは、日本の
福岡ソフトバンクホークスでプレーすることが決まった。
和田のメジャー移籍
杉内・ホールトンの巨人移籍のため手薄になった先発の補強で獲得した。元々故障持ち+素行不良がネックではあったが時速150kmを超えるストレートは程良い荒れ球で変化球も多彩であり、球数こそ多くなりがちだが四球は少なめ。なんとメジャー初登板では吉井理人に投げ勝っている。このようなMLBのエース級投手が日本で活躍するのは間違いないと思われた。
結果
4月4日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦に初先発し、3回1/3を6失点(自責点4)、被安打7の四死球3、5盗塁を許して敗戦投手となった。しかも盗塁に関してはクイックに難があることを来日当初より指摘されており、コーチに指導を受けたものの全く耳を貸さなかったという…
降板後、肩の違和感を訴えた彼は登録を抹消される。→しかし検査の結果は異常無し
念の為、アメリカに帰国し再検査となる→しかし異常無ry
そして『チームに馴染めないんで辞めます』とのコメントを残し退団。
ちなみに、福岡ソフトバンクホークスが彼の獲得の為に払ったのは推定2億2500万円で、彼が楽天戦で(日本で)投じたのは64球である…
なお同年、世間では
ペニー
オークション(通称ぺニオク)の詐欺事件が話題になっていたが、彼もまたホークスファンからしたら詐欺でしかない存在と言えるだろう。
その後、アメリカに帰国した際に「アメリカは最高だぜ!!」と暴言を吐いたことでtwitterは炎上。
さらに、メジャー復帰登板で相手打線を抑えると「最初からこっちに来ればよかった」とまたしても問題発言を言っていた。これには流石のアメリカメディアも「日本のファンを失望させた」と批判。
そして帰国後10日ににサンフランシスコ・ジャイアンツとのマイナー契約に合意してメジャー復帰初登板で好投するも、その後サヨナラ安打を打たれるなど冴えない投球内容が続き、結局メジャーで22試合登板して1敗2Hの防御率6.11に終わりオフにジャイアンツから解雇された。その後2013年全体を浪人し2014年からカンザスシティ・ロイヤルズやマイアミ・マーリンズなどに移籍。マーリンズでは2勝1敗で終えるも8試合4先発して自責19失点防御率6.58と使い物にならず結局これがメジャー最後の出場となり、その後もマイナーを転々として2016年にひっそりと引退した。無論彼の転落振りに狂喜乱舞した者もいたとか。
追記・修正お願いします。
- なんでこんなの連れて来ちゃったのかな。ミッチェルで懲りてなかったのか -- 名無しさん (2014-05-03 18:16:23)
- こいつ絶対日本の野球舐めてたよな -- 名無しさん (2014-08-22 14:04:59)
- 確か同時期にペニーオークション(ペニオク)詐欺が社会問題になってたはず。まさにブラッド・ペニーもまた(ソフトバンク球団・ファンからすれば)ペニオク詐欺だった。 -- 名無しさん (2019-08-06 23:34:29)
- ペニーの来日初登板試合で3盗塁を決めた楽天の聖澤諒曰く「僕は盗塁するために洞察視力を鍛えています。2球で察知して3球目にスタートしたことがあります。この時は牽制が100%ないというところで一歩目のいいスタートに繋げました。ペニーの首の使い方で分かりました。ホームに投げる時、ペニーは首を縦に振ってから投球するけど、牽制する時はそれをしない。バレバレのクセだったので、余裕でスタートを切れました」とのこと。 -- 名無しさん (2023-09-10 02:12:04)
最終更新:2023年09月10日 02:12