国家錬金術師

登録日:2015/05/05 Tue 11:59:22
更新日:2024/02/14 Wed 23:39:28
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「国家錬金術師」とは、荒川弘の代表作鋼の錬金術師に登場する職業、または資格のことである。

概要

物語の主な舞台となっている軍事国家アメストリスにおける国家資格の一つ。
アメストリスでは大総統府がわざわざ錬金術学校を運営するほど国家が錬金術の研究を奨励しており、
優秀な錬金術師を保護する名目で「国家錬金術師」の資格を与えている。
実際は人柱候補として一定数確保しておくため。

現在までに200人ほど資格を与えられたようだが、様々な事情(後述)で資格を返上したり剥奪されている人物も居るので、現在の国家錬金術師の人数は不明。

国家錬金術師になるためには、
① 錬金術師としての基本的な知識や理解度をはかる筆記試験
② 倫理的な問題や軍への忠誠心をはかる精神鑑定
③ 練成の正確さを見る実技か研究成果の提出で推し量る実技試験
面接試験
の4つをクリアする必要があり、その上で大総統 とプライドの許可を得た者が国家錬金術師となることが出来る。
原作では一部しか描かれていないものの、旧アニメでは①と③も描かれており、③で生成したものは原作と真逆だった。
旧アニメにおいては冬(年末年始?)に開催されており、タッカーによれば年間合格者数は1~2人とのことである。
正式に国家錬金術師に認められた場合、国家錬金術師拝命証が大総統の名のもとに発行される。

面接試験は必ずしも大総統が立ち会う訳では無いが、エドの時は最年少という話題性もあって総統が自ら立ち会っている。
そしてエドはこの場で槍を錬成して大総統に向かって大総統に襲い掛かるという、軍への忠誠とは真逆の問題行為をしでかしているのだが、
この時に「手合わせ錬成」を見せていた事から、他の面接官の大反対があったようだが大総統の鶴の一声で合格になっている。

国家錬金術師に拝命すると、本人を象徴する「二つ名」が送られる。
これは各々の能力や特徴を表したものであり、主人公のエドは鋼鉄の義肢『機械鎧』を付けていることから「鋼の錬金術師」、
マスタング大佐ならば強力無比な火焔を操ることから「焔の錬金術師」という二つ名を背負っている。

同時に国家錬金術師としての身分証明として銀の懐中時計が与えられる。
大総統府の紋章に六芒星があしらわれたデザインで、年間研究費の引き出しや各種研究機関の利用の際にはこれの提示が必要となる。
懐中時計自体が洗練された技術で作られた見事な銀細工で、単純に芸術的価値もあるのでエドはラッシュバレーでスリにあった。
また旧アニメ版では錬成に使う精神力の増幅が行えるというオリジナル設定があった。
実際第2次リオール襲撃の際には、タッカーがエドたちの銀時計に錬成増幅処置を行っている。
元ネタは1899年から1918年まで帝国大学等の優等卒業生に授与された恩賜の銀時計か。

特権と義務

国家錬金術師は大総統府直属の国家錬金術師機関に所属しており、軍から様々な特権を得ることが出来る。
国家錬金術師となった者の大半は、軍への忠誠心ではなくこの特権目当てである。

1つ目は研究費の支給
国家錬金術師には、研究費として軍から年間数千万センズの大金が支給される。
大体1センズ=1円ぐらいだそうで、年中研究に没頭していても問題なく生活できるほどの待遇であるという。

2つ目は特殊文献の閲覧
錬金術大国であるアメストリスの国立中央図書館等には、先人たちの錬金術研究の成果が膨大に残っている。
こういった研究書は秘匿性が高く、一般人は閲覧できないのだが、国家錬金術師は問題なく閲覧できる。
エドが国家錬金術師になったのも、こういった文献から元の体に戻る手がかりを探すため。

3つ目は国家施設の利用の優先
研究目的の旅行などの為に国家施設を使うことを奨励しており、
鉄道や一部ホテルなどでは、優先的にそれを利用することが出来る。

4つ目は軍属としての地位
国家錬金術師の中には軍人でない者もいるが、立場上は軍属となるため、それなりの地位が与えられる。
具体的には少佐相当官(権限は大尉と同じ)としての地位が与えられている。
マスタング大佐やアームストロング少佐のように、国家錬金術師であることとは別に正式に軍に籍を置いている人物の場合、そちらの階級が優先される。
なお、上記の2人は正式な軍での階級が少佐以上であるため不都合が生じていないが、
中尉以下の人間が国家錬金術師の資格を取った場合にどうなるかは、該当人物が登場していないため不明。


以上が国家錬金術師に与えられる特権だが、
無論特権だけが与えられるわけではなく、守るべき規約や果たすべき義務も存在する。

軍から課せられる三大制限として
一、 人を作るべからず
二、 金を作るべからず
三、 軍に忠誠を誓うべし
というものがある。

三つ目は説明するまでもないが、
金を作ることは禁じているのは個人が無制限に金を錬成すると経済の均衡が崩れるため。
ちなみにこの世界の錬金術では、その辺の石から金を錬成する事自体は、簡単かはともかく普通に可能。
実際、エドもユースウェル鉱山でボタ山を錬成して金に変えている。
この金はヨキを賄賂詐欺に引っかけるために使われ、その後証拠隠滅で元のボタ山に戻されている。

人を作ることを禁じているのは、表向きには倫理的な問題となっている。
しかし実際は、個人が私的な軍隊を作って国家を脅かすことがないように定められている。

義務としては、年に一度の査定を受けることが義務付けられている。
国家錬金術師になれたら後は安泰というわけではなく、
年に一度研究成果を軍へ報告し、資格査定を受けなければならない。
成績が悪かったり、出すのをサボったりすれば、その資格は剥奪されてしまう。
タッカーは2年連続で査定結果が低く、次も芳しくなければ剥奪されるというところまで追い詰められていた。
なおマスタング大佐やアームストロング少佐のように軍人として働いているものは、
研究成果を報告する義務は免除され、軍での働きがそのまま資格査定となる。

そしてもう一つの義務として、軍からの招集に応じ「人間兵器」として戦地に赴く義務を負う。
錬金術の軍事転用は極めて強力であり、イシュヴァール殲滅戦では凄まじい戦績を挙げている。
一方でその重圧に耐え切れない者も多く居たようで、内戦後は多くの錬金術師達が資格を返上したとのこと。


このような立ち位置もあって、一般人からの印象はあまり良いとは言えない。
この世界の錬金術師の常識として「錬金術師よ、大衆のためにあれ」という信念がある。
しかし国家錬金術師は様々な特権と引き換えに軍に魂を売ったとされ、「軍の狗」と揶揄されている。
ただ、アメストリス自体が軍によって成り立っている軍事国家だからか、
心中はともかく、表立って国家錬金術師批判は行われていないようだ。

少なくとも作中では殆ど出てこないが、それはあくまで非錬金術師の中での話であり、
国家資格を有していない一般の錬金術師からはすこぶる評判が悪い。(初期に登場した炭鉱町の宿場の主人・ホーリングさん*1など)
兄弟の師匠イズミやマスタング大佐の亡き師匠のホークアイ教授*2などは、
国家錬金術師のことを毛嫌いしており、国家資格を得る能力は十分に持っているが取るつもりは一切無いようだ。


国家錬金術師一覧(元国家錬金術師含む)


鋼の錬金術師。本作の主人公で、過去に失った右腕・左足に鋼鉄の義肢『機械鎧』を付けている。
史上最小最年少の国家錬金術師。血の気が多く喧嘩っ早いが何だかんだ人情家。
作中屈指の練成テクニックと師匠仕込みの優れた体術、そして天才的な頭脳からくる分析力を武器とする。
特に専門分野はないオールマイティーだが、金属に関する錬成を得意とする。
しかし試験合格の直接の決め手になった(大総統に認められた)のは、錬成陣を用いず両手の手のひらを合わせるだけで錬成を発動する技術を持つこと。
これがあったため、面接試験の場で大総統に武器を持って襲い掛かるという反逆行為そのものを働いた*3にもかかわらず、
面接官一同の大反対をねじ伏せて大総統の一声で合格にされている。

焔の錬金術師。原作においてはエドとアルに次ぐ主人公格といっていい人物。軍人であり、階級は大佐。
勤務態度はあまり真面目でないように見えるが、その実有能な人物であり、
事実上の右腕であるホークアイ中尉など、部下からの信頼は特に篤い。
「最高最強の錬金術」「使い方によっては最凶にもなり得る」と言われる「焔の錬金術」を使った戦闘力・殲滅力は人間最強候補だが、
その性質上、雨が降っているなど湿気が高い時には威力を発揮できず、「雨の日は無能」と言われている。
過去のイシュヴァール戦役にも参加しており、その戦闘力をもって多くの戦場を彼一人で焼き払ってきた事から、
アメストリス軍内では「イシュヴァールの英雄」と呼ばれている。


豪腕の錬金術師。作者が大好きなガチムチキャラ。
階級は少佐で名門アームストロング家の長男。
強面で筋骨隆々の大男ながら、涙もろく人情に篤い、作中屈指の人格者。
ただ、軍人としては優しさは甘さにも繋がるため、姉であり、作中屈指の女傑・オリヴィエ少将にはその性格を酷評されることも。
アームストロング家に代々伝わりし芸術的錬金術と人間離れした腕力・身体能力を合わせ、高い戦闘力を誇る他、
「アームストロング家に代々伝わる」という似顔絵術など、多彩な特技も持ち合わせている。
使用する錬金術は、錬成陣が書き込まれた手甲を使って地面などを殴りつけることで槍の穂先や棘などを錬成すること。
本人の身体能力・体術と合わせて極めて高い近接戦闘力を誇る。

紅蓮の錬金術師。独自の美学を持つ変態紳士。
軍に居た頃は少佐→中佐。
戦闘行為に喜びを見出す戦闘狂・爆弾狂だが、「己の信念を貫く人が好き」や自分が殺した相手の顔は忘れないなど、
悪役だが何処と無く魅力がある悪役として活躍する。
左右の手に月と太陽の錬成陣を刻んでおり、二つを合わせて物質に触れることでそれを爆弾性の物質に変換させる錬金術を使う。
イシュヴァール戦役にも参加しているが、その時に上官殺しをしたために投獄されている。
なお旧アニメ版では外見こそ同一だが、「爆弾狂」という設定しかなかったのでだいぶ暴走している。

鉄血の錬金術師。物語序盤で既に傷の男(スカー)に殺害されている。
階級は准将。高潔かつ勇敢な軍人で、イシュヴァール殲滅戦では自ら先人を切って戦場を蹂躙した。
重火器などの兵器の練成を得意とし、軍隊格闘術の第一人者であるため戦闘力は凄まじく高い…
…のだが酔って夜道を帰る途中傷の男にサクッと暗殺される(ギャグ時空だが)。
例によって設定が固まっていなかった旧アニメ版ではお世辞にも人間ができているとは言い難い人物であったが、
原作では彼の設定の掘り下げが行われ、部下から慕われる高潔な軍人とされた。

銀の錬金術師。物語中盤に傷の男に殺害される。
小柄な爺さんだが、結構好戦的。マスタング曰く「イシュヴァール人を見ると殺す爺さん」。
イシュヴァール殲滅戦に参戦するが、左足を銃で撃ち抜かれ戦線離脱。その後は左足を義足とし、一線を引いている。
鉱物の練成を得意としており、主に刃物を錬成する。
作者的にはもっと活躍を描きたかったらしいが、「そんなの見たいのは私だけだろうからざっくり削りました」らしい。

綴命の錬金術師。物語序盤で傷の男に殺害される。
生体練成が専門の錬金術師。人語を解する合成獣の作成で国家資格を得る。
一見すると穏やかな男性だが、その本質は研究のために妻子を犠牲にすることも厭わないマッドサイエンティスト。
国家資格を得た一回目の合成獣は妻を、査定の為に作った二回目は娘のニーナと飼い犬のアレキサンダーを素材にした。
この時素材にされたニーナは、エドとアルの心に救えなかった女の子として深く心に刻まれることになる。
ちなみに、最初に合成獣とされた妻は一言「死にたい」と話すや、絶食して自ら命を絶ったという。

なお軍の合成獣の研究はタッカーのものより遥かに進んでおり、技術の召し上げという意味ではタッカーは無価値であった。
タッカーが国家資格を得たのは軍の非道な実験の隠れ蓑にする目的があったという。
錬金術師としての実力も他の国家錬金術師より数段劣り、人造人間側からも「あんな雑魚錬金術師どうでもいい」と死を問題視されなかった。
あと作中で唯一死後地獄に堕ちた人物(旧アニメでは人非ざるものに成り下がって生きながらえてしまう結果となったが)。

  • ティム・マルコー
元国家錬金術師。原作では二つ名は未登場だが、アニメ版では結晶の錬金術師
賢者の石研究の第一人者。
だが多くの人間を賢者の石の素材にしてきた事に凄まじい罪悪感にかられ、
ある日、自らの研究を全て破棄した後行方をくらまし、町医者として隠れ住んでいた。
エドに賢者の石の研究書の在処を教えたり、傷の男の兄が遺した研究書をメイと共に解読して「逆転の錬成陣」を見つけ出すなど、
一見すると地味なおじさんキャラといった風貌だが、作中においては重要な立ち位置にいた。
旧アニメでは終盤でホムンクルスに暗殺されるが、原作では最終回まで生存。

傷の男からは同胞の敵として恨まれ、利用価値があるから生かしているという扱いであったが、
贖罪の為に命を懸けるその姿勢から仲間として認められるようになる。
ただし傷の男の気持ちの整理を兼ね、ホムンクルスの監視下からの脱走のために顔を変える目的で顔面の表皮を一度ごっそり破壊されている。

医療錬金術を得意とする医者であるため、戦い自体は不得手。
ただし本人の錬金術師としての実力が凄まじく高いため、対価、つまりは賢者の石さえあれば致命的な大怪我さえも治療する事が可能な他、
賢者の石研究の第一人者であるが故に「石の壊し方」を知っている。
それで奇襲のような形でラストを一回殺したり、エンヴィーを撃破するなど戦闘力がないわけではない。

全てが終わった後では、「真理の扉」を通過させられた時に両目の視力を持って行かれたマスタング大佐に接触すると、
自らが隠し持っていた賢者の石を持ち出し、これによって視力を取り戻す事を提案。
その見返りにイシュヴァールの復興と自分が医師として赴くことが出来るよう要求し、
本編後はその要求通りイシュヴァールにて贖罪を続けていると思われる。

  • ヴィルヘルム・エイゼンシュタイン
ゲーム「翔べない天使」オリジナルキャラクター。元国家錬金術師で、二つ名は「黎明」
十賢の一人で触媒法の権威。
同作のヒロイン・アルモニの父親だが、実は「賢者の触媒」の研究中に起こったリバウンドで一人娘のセレネを亡くしており、
彼女を甦らせようとして人体錬成を試みた結果、創り出されたものがアルモニである。
最初はセレネでない彼女を娘とは思わなかったが、一緒に過ごしていくうちにアルモ二も「娘」と想うようになり、
「娘」を生かすために必要な「賢者の触媒」を守るため、数々の不正を犯していたが、その口止め料としてネムダらに軍事用キメラを提供していた。
しかしネムダらの狙いが「賢者の触媒」にあると気づき、エドたちと共闘する。
最終的に「賢者の触媒」は使い果たされてしまい、最期はアルモニと共に光となって消滅する。

  • ジャック・クロウリー
ゲーム「赤きエリクシルの悪魔」オリジナルキャラクター。元国家錬金術師で、二つ名は「銀弾」
生体錬成の開祖として名を馳せたが、恋人のエルマを甦らせるために人体錬成を行って失敗、長くは生きられない体となる。
後にエルマの蘇生に成功するも、一定期間で崩れ去ってしまう彼女を再び復活させるという行動を繰り返すうち、狂気に侵されるようになる。
そしてラストから赤い石「エリクシル」の錬成法を教わり、その力で自らを、何度崩れても甦るゴーレムへと作り変えた。
エドたちと同じように錬成陣なしで錬成ができ、また姿形は50年以上前から変わっていない。
大量の人間の命と引き換えに巨大なエリクシルを作ろうとしていたが、エドたちに妨害され、最期はエリクシルを破壊されるとともに死亡。

  • リンカー/セラフィ・ロイス
ゲーム「迷走の輪舞曲」オリジナルキャラクター。元国家錬金術師で、二つ名は「調律」。軍人時代の階級は大佐。
同作のヒロインであるコニィの兄。
医療用錬金術を得意としたが、一方で合成獣の研究も行っており、その道では権威と呼ばれる。
「大衆のために錬金術を使う」という確固たる信念のもとで国家錬金術師となったが、
イシュヴァール戦役を通じ自身の理想とはかけ離れた「人間兵器」として使われるその存在に反感を抱き、
また軍の上層部にもその姿勢を懸念され、資格を剥奪されそうになる。
そのためマーティンスの助けを借り、戦役の最中に逃亡するが、その後「リンカー」と名を変え、軍部への復讐を決意する。
自らの記憶を対価に強大な錬成を行ったため、マーティンスのことはおろか妹のコニィのことも忘れてしまっている。
エドたちの行く先々に現れ、己の理想論を説き続ける。
後にダイムラーが遺したブリストルを使ってマーティンスを殺害し、自身は居住する城と融合してエドたちと戦うが敗北。
リンカーとしての記憶も失い、最期はコニィの腕の中で息を引き取る。

  • コーニッシュ・ロイス
上述したセラフィ・ロイスの妹。「調律」の錬金術師。
兄が掲げていた「錬金術師よ、大衆のためにあれ」という理想を座右の銘にしている。
武器はダーツで、また高度な技術を要求される医療錬金術の使い手。
国家錬金術師を目指して旅をしている途中、バルドの列車強盗に巻き込まれ、成り行きでエドたちの旅に同行する。
一度試験を受けて不合格になるも、後にキメラ事件解決の報酬として再受験の許可をもらい、兄と同じ二つ名を手にする。

  • アストン・マーティンス
軍部の中佐で、「雷霆」の錬金術師。刀剣から繰り出される電撃で攻撃する。
女好きで刀剣マニア。居合の達人で、左肩に歌舞伎風の刺青がある。
実力は確かだが、素行が悪すぎるあまり刑務所に収監されていた。
リンカーことセラフィ・ロイス大佐の元盟友であり、軍に従うことに抗った彼を「戦死」扱いにしてイシュヴァール戦役から逃亡させた張本人。
しかしそれが原因で今回の事件を引き起こしてしまったことを後悔しており、罪滅ぼしのためにエドたちの戦いに加勢する。
終盤、リンカーが放った最後の合成獣・ブリストルを倒すため、エドたちの攻撃で弱ったところに特攻を仕掛け、相討ちとなり殉職する。

  • アイザック・マクドゥーガル
アニメ版第二期オリジナルキャラ。氷結の錬金術師
氷の三態を操る氷属性の錬金術師。
イシュヴァール殲滅戦に参加するが、その惨すぎる内容に憤り国家資格を返上。
以後反体制派に身を投げてブラッドレイの抹殺を狙い、賢者の石も用いた大規模なテロを仕掛けるが失敗。
最期はブラッドレイに斬り殺される結果となった。
アメストリス軍部の闇の部分に早い段階で感づいていた人物であり、
方法さえ間違えなければエドやマスタング達とも最終的に協力し得たと思われる。
漫画版にもアイザック隊という部隊が名前だけ登場しているが、それがこのアイザックなのかは不明。





追記・修正は国家資格を取ってからよろしくお願いします。


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最終更新:2024年02月14日 23:39

*1 昔は錬金術師を目指していたが、腕が足りずやめたとのこと。

*2 主要キャラの一人であるリザ・ホークアイの父。

*3 寸止めであり本当に殺害するつもりではなかったが