ヴィヴィアン/ミィ

登録日:2015/04/29 Wed 20:54:13
更新日:2023/09/26 Tue 02:04:20
所要時間:約 6 分で読めます






人物

対ドラゴン機関「アルゼナル」の兵士にして、パラメイル第一中隊の突撃兵を務める女性(アウラの民)。15歳。本名は「ミィ」
シルフィスの一族の一人であり、10年前に母親ラミアの後を追って行った際、マナ地球ではぐれてしまった過去を持つ。
ドラゴンに変身するのを防ぐため、普段は抑制剤入りのキャンディを舐めているが、羽と尻尾はマギーによって切断された。
パーソナルカラーはピンク。パーソナルマークはペロリーナ。搭乗機はレイザー。


第一中隊のエースで、メイルライダーとして高い操縦技術と戦闘力を持っている。
そのため後半から入ったメアリー、マリカ(本名はマリカ・ベルッチ)、ノンナの3人から尊敬されている。
レイザーは装甲を犠牲にして機動性を向上させている上に出力のバランスも悪い試作機。典型的な「扱うには高い技量が必要なピーキーで玄人向きの機体」であり、実際使っているのもヴィヴィアンしかいない。


明るい性格で人見知りをせず、分け隔てなく接する仲間思いの人物。クイズを出すことが趣味。
サリアエルシャ、メイとは仲が良い。

サリアと同室であり、就寝時は天井に吊るしているハンモックで寝ているが、ヴィヴィアンのエリアだけ物が散乱している。

かつて世界で流行したゆるキャラ「ペロリーナ」の大ファンであり、ペロリーナのグッズを持っているほか、自身のパーソナルマークとして採用している。


機体

レイザー
型番 AW-GSX232(VV)
全高:7.4m
頭頂高:7m
重量:3650kg
推力:115kN

機動性強化のため装甲を大幅に削減した試作機のパラメイル。
出力バランスが悪くてピーキーな機体であり、実質ヴィヴィアン専用機になっている。
機体色はドピンク
メイン武装は腰部には装着した左右一対のブーメランブレード「ブンブン丸」
合体させるとブーメランとして投擲できる。
お値段は1800万キャッシュ。


劇中での活躍

新人のアンジュが第一中隊に配属されることが決定された際、共に配属されることになったココとミランダの前で、
「誰が最初に死ぬかなぁ?」と不謹慎な発言をし、サリアに説教されていた。

配属されたばかりのアンジュと仲良くなろうと握手をしようとするも拒否されてしまう。
自己紹介の後、ココの新人教育を行っていた。


アンジュ、ココ、ミランダの3人を迎え、出撃してドラゴンの迎撃に向かったが、
アンジュの身勝手な行動でゾーラ、ココ、ミランダを失ってしまい、1体の巨大ドラゴンを逃してしまう。

アンジュのせいで3人が戦死した際、反省しないアンジュが放った「ノーマは人間ではありません…」の言葉にショックを受けるも、
アンジュに怒りをぶつけるようなことはしなかった。

その後の出撃で撃墜しそこねたドラゴンと再び交戦。
ドラゴンの攻撃に圧倒されて窮地に陥ってしまうが、ヴィルキスを覚醒させたアンジュによって助けられた。

アンジュがヴィルキスのメイルライダーとして頭角を現してからはアンジュの実力を認めるようになり、
周りと衝突して孤立しているアンジュと仲良くなろうとペロリーナのキーホルダーをプレゼントするが、断られてしまった。


ある時、ドラゴンの迎撃任務でアンジュとヴィルキスがロストした後、帰還してすぐにアンジュとヴィルキスの捜索をエルシャとともに志願し、
輸送機に搭乗してサリア、メイと共に捜索に向かう。
そしてアンジュとヴィルキスを発見した後、心を開いて自分のことを名前で呼ぶアンジュの姿に驚いていた。

サラマンディーネ率いるアウラの民の襲撃後、抑制剤入りのキャンディを舐めなかったせいでスクーナー級ドラゴンに変身してしまい、
仲間に殺されそうになるが、アンジュの永遠語りにより元に戻る。
元に戻った後、マギーに麻酔を投与されて眠りについた。

ジュリオ・飛鳥・ミスルギ率いるミスルギ皇国の艦隊と潜入部隊に襲撃された後、眠ったまま連行されてしまうが、
タスクによって助け出され、アンジュ達とともにアウラの民の世界―――本来の地球に転移した。


転移した後、再びドラゴンとなったヴィヴィアンはアンジュ達と行動していたが、
サラマンディーネと共に迎えに来たナーガとカナメに拘束される。
その後は麻酔を投与されてドクター・ゲッコーのもとへ運ばれ、遺伝子治療を受けていた。
これによりヴィヴィアンは人の姿へと戻り、10年ぶりにラミアと再会したが、ヴィヴィアン本人は彼女のことを忘れていた。

一度はラミアと共に実家に帰り、友達であるサリアのことを話していたが、
エンブリヲが仕掛けた試験的な時空融合に遭い、目の前でラミアがエアリアのマシンの下敷きになってしまう。
彼女から逃げるように言われるが、「お母さんと一緒じゃなきゃ行かない!!」と逃げることを拒み、タスクとともにラミアを助けた。

救助後、ラミアに帰ってくる約束をして別れを告げ、アンジュ達と共にマナ地球に戻ったが、
サリア率いるダイヤモンドローズ騎士団に襲撃され、サリア、エルシャ、クリスの3人がエンブリヲの部下になったことを知って驚愕する。
何とか追撃から逃れてアルゼナルへ転移した後、モモカ・荻野目、ヒルダロザリーの3人と再会し、アウローラへ向かった。

しかしアウローラに着艦した後、リベルタスのために手段を選ばなくなったジルの様子に気付いたタスクからプランを言い渡される。
ガスマスクを渡されたヴィヴィアンは食堂で食事をしていたが、ヒルダ達が無力化ガスで倒れるのを見てプランBに移行。
ガスマスクを装備して食堂を抜けだした。


アンジュ達と合流後、レイザーで出撃してエルシャとクリスを迎撃していたが、エルシャの攻撃を受けてに不時着してしまった。


戦闘後、タスクとともに回収されたヴィヴィアンは脱走の罪で独房に送られ謹慎処分を受けることとなったが、
ジルの不審な行動に気付いたヒルダとロザリーに解放され、単身でエンブリヲを抹殺しに行こうとするジルを拘束した。
拘束後、ジルから10年前のリベルタスで自分がエンブリヲの人形にされ、仲間を失ったという事実を聞かされた。

ミスルギ皇国突入作戦でアンジュの捜索にあたり、皇宮から脱出したアンジュを発見することに成功するが、
アンジュの後を追ってきたクリスと交戦する羽目になり、マリカを失ってしまう。

サラマンディーネと同盟を組み、更にエルシャが戻ってきた後にはアウラ奪還作戦で再びミスルギ皇国へ向かう。
そこでアウローラの防衛を任されたヴィヴィアンはメアリーとノンナ、
そして謹慎が解かれて救援に来たエルシャと共に無人兵器の迎撃を行っていた。

ジルの最期を看取った後、格納庫で時空の狭間に向かうサリアを見送り、エルシャと共にリベルタスの成功を祈っていた。


リベルタス成就後、アンジュ達と共に故郷である本来の地球へと転移。
エピローグではサリア達に両親を紹介したり、カラオケ合戦でアンジュを応援している姿が描かれている。
ここで初めて父親の姿が判明したが、アウラの民の法則に乗っ取ってドラゴンのままであった。
彼を見たサリア達が驚愕していたのは言うまでもない。

「ロボットアニメかつ福田監督作品でCV:桑島法子の女性キャラ」ということで視聴者から色々と心配されており、それどころか桑島氏本人にも死ぬと思われていたが、
上記の通り、しつこく何度も立つフラグをその都度叩き折り(折っているのは主にアンジュだが)、無事に最後まで生存した。しかも両親まで健在。
一応、次回予告ではエルシャ地獄突きで死なされているので、それが「嘘予告化」したのかもしれない。


スーパーロボット大戦シリーズにおいて

V』にて、クロスアンジュ初参戦にともない初登場。
他のアルゼナル第一中隊の面々とは違い、子供らしい純真さで早期に他作品キャラとも仲を深めていく。
エースボーナスの「シナリオクリア時にペロリーナ人形を1個入手」のために早期にエースにするプレイヤーも多い。
(そのまま使うのではなく、ファクトリーに売りつけるために、である)
X』では売却額が下がってしまったが、塵も積もれば山となるで、意外と侮れない。
また、精神コマンド「脱力」にお世話になったプレイヤーも多いはず。「脱力」だけでなく、「かく乱」や「熱血」などの優秀な精神コマンドを習得するのもヴィヴィアンの強みではないだろうか?


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最終更新:2023年09月26日 02:04