Dr.ワイリー(ロックマンエグゼ)

登録日:2015/04/07 (火) 17:16:50
更新日:2018/05/27 Sun 02:49:18
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ロックマンエグゼ』の登場人物でシリーズを通しての悪役。

CV:長克巳(アニメ版)


モデルは初代ロックマンでお馴染みの悪の天才科学者「アルバート・W・ワイリー」。
本家版と同様の髪形で髭も生やしているが、頭部には所々に染みがあり肌も若干黒ずんでいる。

いかにも悪の組織のボスといった感じの服装で、髑髏のついた杖を持っている。
ちなみにこの服のデザインは『3』以前と『5』以降で若干違っている。
本家版のリスペクトなのか本拠地にも巨大な髑髏の意匠が付いている事が多くなっている。

右目が義眼になっており、そこにモノクルをはめ込んでいる(当初は眼帯をする案もあった)。
媒体にもよるが本家のようなコミカルな部分は無く、ジャンピング土下座なんてものは何があろうと絶対にやらない。
自己顕示欲が強いのか、自らの研究所に自画像や銅像を飾る事が多い。

ネット犯罪組織「WWW」の総帥。
それ以前はロボット工学の第一人者として、熱斗の祖父でネットワーク工学の第一人者であった光正と共に二大巨頭として科学省で活躍していた。
正とは友人のような関係で、ネットワークで人間の感情をリンクさせるシステム「ココロネットワーク」も共同で開発した事もある。

だが科学省がネットワーク工学部門に予算を注ぐ事を決定したために、同時にロボット工学部門の予算が削られる事となってしまう。
ロボット工学の研究が頓挫したことで自分の居場所が無くなり追われるようにして科学省を去った後で、
正とネットワーク技術で発展した社会を激しく憎むようになり、ネットワーク社会を壊滅(デリート)するためにWWWを結成した。

因みに『3』ではカエルのようなデザインをした無人戦車が登場するが、これは科学省にいた頃のワイリーが設計したもので、
ワイリーが科学省から去り数十年経った現在でも現役で使用されているあたり技術力の高さが伺える。

部下や自立型ネットナビを使ってネットテロを幾度となく企て、ドリームウイルスプロト電脳獣を使って世界の破滅を目論んだ。

元科学者だけあって人望が厚く、彼の元には優秀な人材が何人も集まっている。
だが『6』ではその人望に陰りが見えた所もあり、簡単に離反する団員も多くいた。
それでも団員達の離反をも見越した計画を練っており、野望達成目前までこぎつけるあたりは流石としか言いようがない。

ネットワーク社会を憎んではいるもののハード面だけでなくプログラミングの心得はあるようで、
『1』では究極のプログラムを元にドリームウイルスを作成したり『3』ではロックマンにデリートされたWWWのナビをグレードアップさせて復活させた事もある。

上記の理由で科学省を去る事になったのだがすぐに復讐に走ったわけではなく、
バレルの父親の紹介によってアメロッパ軍に入り、しばらくはそこで軍事用ロボットの開発を行っていた。

心の拠り所を得たことで、一旦は復讐を思いとどまり高性能ナビ「カーネル」を開発した事もあったが、
恩人であり親友だったバレルの父親が戦死した知らせを受けると再び陰が見え始め、
それがきっかけとなってネットワーク社会への復讐を本格的に開始する事となった。

アメロッパ軍を去った後はバレルを引き取り、彼に軍人としての基礎を叩き込む。

そして彼が所有していたカーネルから「電子機器制御能力」や「やさしさ」のデータを分離させて、
そのデータに擬似人格プログラムを組み込んで「アイリス」という新たなネットナビを作成した。


【本編での活躍】


・ロックマンエグゼ
WWWの団員にデンサンシティ各地に散らばる「究極のプログラム」の強奪を命じ、それを元に究極のウイルス「ドリームウイルス」を作成する。
それを組み込んだハッキングロケットを打ち上げて軍事衛星を乗っ取り、終末戦争を引き起こそうとしたが、寸前で熱斗とロックマンの邪魔が入る。
彼らの手によってドリームウイルスはデリートされ、その影響で研究所の自爆システムが作動してしまう。
この時の爆発に巻き込まれ、熱斗達からは死亡したものだと思われていたのだが……

・ロックマンエグゼ2
姿は見せないものの、後に一連の事件の黒幕だった事が発覚。
両親を失って現実世界に絶望していた帯広シュンを言葉巧みに操り、ネットマフィア「ゴスペル」を結成させる。
彼にフォルテを作成させて、初期型インターネット「プロト」復活の足がかりにしようと目論んだが、
その結果究極のバグ集合体ができただけに終わり失敗する。
だがこの事件に影響された本物のフォルテが表の世界にも現れるようになったため、彼とコンタクトをとって協力関係になる事には成功した。

・ロックマンエグゼ3
この作品でWWWの活動を再開。
団員に命じて、今度はプロトが保管されているエリアに行くまでに必要となる「テトラコード」の強奪を行っていく。
プロトを奪った後はフォルテに命じて、プロトに掛けられていたセキュリティ「ガーディアン」の解除を行う。

パルス・トランスミッションを行い自らがプロトの頭脳となって電脳世界を破壊しつくそうとしたが、
思い通りに行かず逆にプロトに飲み込まれてしまう。

プロトがデリートされた後は他のWWW団員と一緒に救助され、オフィシャルに逮捕されて取り調べを受けた。

本拠地が海上にある髑髏マークの城、いわゆる「ワイリーステージ」風になっているのだが、
こんなものをどうやって秘密裏に建設したのだろうか…。

・ロックマンエグゼ5
カーネル版に登場(ブルース版では直接は登場しない)。この作品の少し前に脱獄していた事が判明する。
息子でありダークチップシンジケート「ネビュラ」の首領でもあるDr.リーガルの計画を阻止するべく、
バレルに依頼してチームオブカーネルを結成させ、ネビュラに占拠されたインターネットを開放させていく。
ブルース版でもココロネットワークの端末の情報を熱斗に伝えたり、カーネルを援護に向かわせる等の支援は行っている。

リーガルの野望が潰えた後は、彼が使っていたココロネットワークを操作して彼を記憶喪失にする。
そうしてリーガルを更生させた後はネビュラの本拠地を後にし、しばらく行方をくらます事となる。
熱斗たちに気づかれずに富士山頂をどうやって行き来したのだろうか
動機に関して直接語られることはないが、息子まで悪の道を歩んでしまったことに対する父としての責任や、
ココロネットワークの開発者の片割れとしての責任を感じての行動とみるべきか。

この作品では正と共同でココロネットワークの開発を行っていた頃のワイリーが登場するが、
眼鏡を着用した渋く爽やかな顔立ちをしており「きれいなワイリー」と呼ばれることも。

なお、作中で熱斗に送られてきたカオスユニゾンの説明メールは、本文の口調からすると恐らく彼が送ったものと思われる。

・ロックマンエグゼ6
熱斗&ロックマン達とワイリーの最後の戦い。
新生WWWを結成し、アンダーグラウンドに封印されていた2匹の電脳獣の力を使ってネットワーク社会を崩壊させようと三度活動を開始。
セントラルタウンの万博会場に本拠地を置いて、市長であるケインの支援を得ながら自らの持つ全ての技術を注ぎ、
「コピーロイド」というネットナビを現実世界で活動させる事ができるロボットを開発する。

チロルに命じて電脳獣の片割れを捕獲した後は、
強奪した「フォースプログラム」を組み込んだ巨大コピーロイドに電脳獣を転送して、現実世界に現れた電脳獣を使い社会を破壊しようとする。
途中でチロル、六方、入道、クロヒゲというエゴの強い面々から離反されるも、それすら想定に入れたプランで事を思い通りに運んだ。

だが、息子のような存在だったバレルが最後の最後で反旗を翻すという想定外の事態が発生。
ただし、バレルは決して恩人を見限ったのではなく、彼にありし日々の「やさしさ」を取り戻してほしいという一心だった。

コピーロイドにプラグインしてきたロックマンやカーネル、
そしてアイリスの手によって電脳獣がデリートされてしまい、その影響で巨大コピーロイドの大崩壊が始まる。

未来を守る為に「運命ではなく自分の意志で」犠牲になる道を選び、
決死の特攻を行ったカーネルとアイリス兄妹を目の当たりにして自暴自棄になりかけるが、
その時に熱斗の説得を受けて自分の中にまだ「やさしさ」が残っていたということを指摘される。

ようやく人の心を取り戻したワイリーだったが、共に脱出するように促されるもそれを拒否し、バレルと共に大爆発に飲み込まれる。

しかし奇跡的に生還し、オフィシャルに逮捕された後は憑き物が落ちたような態度で素直に取り調べを受け、
熱斗に「ありがとう」と伝えてくれと炎山に頼んでいた。

ちなみに生還した理由は前述の巨大コピーロイドの下敷きになっていたため。
最後の最後で自らが信じたロボット工学に命を救われたのだった。

その後はネットワーク社会の発展に貢献し、20年後には自動迎撃システム「カーネル」と自動回復システム「アイリス」を作成していた。

ちなみにこの作品ではロックマンにナビカスのユーモアセンスを組み込んでいると、
ワイリーが熱斗のPETにハッキングして自分の顔を映すイタズラをするというお茶目な姿を見ることが出来たりする。


【本編以外の活躍】


漫画版(鷹岬版)
ゲーム版と同様にドリームウイルスを作成し、世界を滅ぼそうとする。
「わしが命を捧げて取り組んでいたロボット工学を否定した社会など存在する価値はない!」と言い切り、今まで仕えていた団員ですら平気で切り捨てる。
その考えは、祐一朗にすら「狂っている…」と言わしめるほど。

科学省で軍事衛星を乗っ取り、世界を破滅寸前にまで追い込むも、熱斗とロックマンのコンビネーションによってドリームウイルスはデリートされる。
その時の機器の暴走による爆発をモロに受けて、以降は生死不明になった。
この後全く登場しなかったことから死亡が濃厚。

この為、漫画版ではゴスペルの存在理由となった2及びワイリーが密接に絡んでくる3と5と6のストーリーが成立たず、
全くのオリジナル展開に突入した(というかそうせざるを得なかっただろう)。


漫画版(あさだ版)
この作品では正が開発したPETによって発展した社会を激しく憎んでおり、ドリームウイルスを作成してPETの破壊を目論む。
似たような目的を持つもの同士としてゴスペルにも援助を行っていたが、途中で彼らの裏切りに遭い始末されかけた事もある。
ドリームウイルス究極体を完成させた後は、それを使って世界中のPETを破壊する。

だが新型PETを手にした熱斗のウイルスバスティングによってドリームウイルスがデリートされてしまい、
基地の崩壊に巻き込まれてこちらでも生死不明となる。

後に生きていた事が判明し、プロトを復活させようとして再び世界に危機をもたらすが、その言動には以前の彼からは考えられないところもあり……


アニメ版
ゲーム版と同様ネットワーク社会を憎んでWWWを結成し、団員に指示を出して様々なネットテロを行う。
N1グランプリにもWWW団員を出場させ、更に自立型ネットナビのストーンマンとボンバーマンを送り込む。

ロックマンとブルースのファイナルバトルの最中で突如目覚め、復活直後にロックマンを一撃でデリートしたファラオマンが、
かつて科学省がネットワーク管理のために作り上げた「究極プログラム」の持ち主であることを見抜く。

ブルースと復活したロックマンのタッグに敗れたファラオマンを捕獲して手中に収めようとするが、
他者の支配を拒むファラオマンはWWW研究所でワイリーを道連れに自爆。

ファラオマンの事件以降は行方不明となるが、
後に出現したゴスペル首領率いるネットマフィア・ゴスペルを影で操っていた黒幕であり、ゴスペル首領はロボットであるという事が判明。

密かにファラオマンの究極プログラムの一部を復元し、破壊と創造を司るプログラム「ゴスペル」を生み出してインターネット上に解き放ち、
世界中のインターネットのナビやプログラムを次々に吸収していく事件を発生させていた。
また、同じファラオマンの究極プログラムから自然に自己再生して誕生したフォルテはゴスペルと兄弟のようなものであると明かした。

そしてゴスペルの脅威的なパワーでインターネットを壊滅させることを目論んでいた。

ゴスペルがフォルテやブルースをも吸収したが、バグスタイルにスタイルチェンジしたロックマンの前に敗北。
ゴスペルが倒されると、またも行方をくらます。


AXESSで本人は登場しないが、第27話「決戦!ネビュラ基地」にて、
Dr.リーガルが「彼(ワイリー)もまた、(光裕一郎やリーガルと同じく)ディメンショナルエリアの研究者の一人であった」と話していた。
(また、第24話「灼熱マグマの戦い」のラストにてシェードマンがリーガルへの復讐のために、『エグゼ』で放棄されたWWW研究所の施設を利用し、ディメンショナルコンバーターを製造している。)
ワイリーとリーガルの関係に何か関係があるのか漂わせるような形で中盤を終える。

そして第48話「まりことゆりこ」にて、ゆりこが岬を脅迫し車を運転させる中で、
15年前の飛行機事故の際に、地球に接近したデューオが地球監視の目的で自己の犠牲者2名をプローブとして蘇らせたことが語られる。
そのうち1名が大園ゆりこであり、彼女の育ての親となりながらもこの2名のデューオにより書き記された超テクノロジーの遺伝子を解読し、
そのデューオの未知なる技術の一端を手に入れた科学者こそがDr.ワイリーであると明かされた。

最終話「光とどく場所」で、リーガルが残り1名のプローブが自身であると明かし、
彼もワイリーのデューオのテクノロジー解読のための存在であったことが判明する。


Streamでは第1話「デューオ」の終盤から登場している。
デューオの超テクノロジーの一端を得ていたからか、デューオが地球より数百光年遥か彼方の惑星で作られた地球外ネットナビであること、
そしてデューオが再び地球に接近し地球抹殺の審判を下そうとしていることに既に感づいており、
この時点でディメンショナルジェネレーターの設計図が刻印された空き缶を熱斗たちに手渡し、陰ながら協力をしている。
その理由は「美味いものをまだ食べたいから」らしい。

更にStream第21話「ドクターワイリーの娘」にて、ゆりことリーガルについて深く語られる。
15年前にゆりことリーガルがプローブとして再生され浜辺に打ち上げられたところをワイリーが拾い、
ワイリー研究所にてゆりことリーガルに書き記された超テクノロジーを解読するため、
彼ら2名を日夜実験台の上に束縛し自由を与えなかった、とゆりこが語った。

このワイリーの束縛からゆりこは自由を求めており、リーガルは共に脱走をする代わりに「世界を戦慄と恐怖に陥れる手助けをしろ」と要求。
何より自由が欲しかったゆりこはこれを飲み、拾われてから4年後、即ち11年前に脱走し後にダークチップシンジケート・ネビュラを結成した。
ネビュラ発足とネビュラの事件、リーガルが歪んだ原因はワイリーにあると言える。

劇場版「光と闇の遺産」や第47話「なんでおまえがここにいる」、第50話「バレル大佐」では、
20年前にアメロッパ軍に所属しており、同軍のバレル大佐と腐れ縁関係にあったことが発覚(本作ではバレル大佐とは友人ポジとなる)。

「光と闇の遺産」において、20年前の若かりし頃のワイリーは、
光正と共同研究していたスペクトルの研究が中止されることになったため、アメロッパ軍にワイリープログラムを持ち込み研究を続行する。
KA-222という孤島でのスペクトルの実験の最中、20年後(熱斗たちの時代)でネビュラグレイ事件によりスペクトルが起動し時空の歪みが生じ、
バレル大佐が20年後へタイムワープを果たす。

また、第47話「なんでおまえがここにいる」にて、20年前にバレル大佐が訓練中に謎の光に包まれるアクシデントに遭った際に、
彼の身体を検査することでデューオの紋章データを発見し、保存していた。*1
しかしこれは、ゆりことリーガルが脱走する際にリーガルに奪われてしまっている。

このため、現代のバレル大佐は、第8話「カーネル参上!」の終盤で老衰により死亡していることもあり、
熱斗たちがバレル大佐の紋章を回収する手段がなくなってしまっている。

その後、Stream第50話「バレル大佐」で20年前の時代でワイリーとバレル大佐が揃って登場。
その目的は、デューオの紋章を熱斗たちの時代に集結させるべく、KA-222で再びスペクトルを起動させてバレル大佐が未来へ再びタイムワープするため。
ワイリーは当時デューオ関連のことは知らないため、バレルの「未来を救う」という頼みに応じ、スペクトル起動のために共にヘリに乗っている。

このとき、ネビュラグレイ事件も含めたスペクトル実験において望む成果は出なかったため、
アメロッパ軍はKA-222を閉鎖し、ワイリープログラムは裏電脳世界へ破棄されることが決定しており、ギリギリのタイミングだったといえよう。


既に社会への復讐心は消えうせたのか、世捨て人のような生活を日々送っている。
まあ、Stream第1話では登場早々自分に水たまりをはねた車にミサイルをぶっ放すお茶目?なところも見せたが。

デューオのテクノロジーの一端を手に入れたとはいえ、これ以前に光正と一緒にスペクトルを作ったり、
アメロッパ軍のロボット兵器を作成するなどデューオの科学力抜きでも相当な技術力を持っている。

また、第43話「仕事人ミヤビ」では、ダーク・ミヤビのためにシャドーマンを復活させて与えていたことが判明。
デューオの紋章を持つミヤビに、地球を救うための熱斗に対する手助けを遠回しな物言いで頼み込み、彼に自作のシンクロチップを与えた。
他にもゆりこやバレル大佐にも自作のシンクロチップと一緒に渡したりと、科学者としての力は衰えていない模様。


以降は完全に熱斗の仲間のような立ち位置となった。
元WWW幹部で現在はカレー屋の経営をしている4人の事は「相変わらず甘い」と言いながらも時々店に顔を出しひっそりと見守っている。

実際に、第39話「クロスフュージョン不能!」で科学省のディメンショナルジェネレーターがネオWWWによって破壊され、
現実世界が実体化巨大ウイルスに襲撃される中で立ちあがっている。*2

ジェネレーターが使用されることで展示用となっていたディメンショナルコンバーターカーを再利用し、
熱斗とロックマンにクロスフュージョンのチャンスを与えるという手厚いサポートをした。
また彼らの方もワイリーへの信頼は今でも厚いようだ。


BEASTにも登場するが、こちらは並行世界であるビヨンダードに存在する別存在で、WWWは結成していない。
その存在が明かされたのは第20話「ディメンショナルエリア研究所」。
純粋な悪人で人間としての寿命を終えた後も人工知能となって生きながらえていた。

ビヨンダードの「人間とネットナビの新たな共存を求める」光正とリーガルらのディメンショナルエリア研究所に獣化因子とウイルスを侵入させ、
ディメンショナルエリア実験を失敗させビヨンダードに天変地異を起こし、世界中に獣化因子をばら撒いた。

獣化因子は「グレイガ」と「ファルザー」の2種類が存在し、ワイリーはこの2種が争うように予めプログラムしていた。
その理由は、互いの勢力を争わせ、倒した敵の獣化因子を電脳獣が吸収、無限に成長させて最終的に勝ち残った電脳獣を憑代に、最強の肉体を得てこの世に再び君臨するため。

最終的にグレイガとファルザーの戦争はグレイガの勝利に終わり、グレイガがファルザーを取り込み超電脳獣「グレイザー」へと変貌。
そして、ワイリーはシンクロナイザーであるトリルの力と共にグレイザーへ移り込み、熱斗たちの世界とビヨンダードの二世界を襲撃する。
ワイリーの手によりデータ分解が始まったトリルを救うべく、ロックマンがトリルのデータを吸収し始めるのだがワイリーはロックマンに獣化因子を注入し始める。
しかし、決死の覚悟で熱斗がロックマンとクロスフュージョンを果たし、トリルの力をも持って誕生したCF獣化ロックマンに倒されてしまった。


だがBEAST+第5話「ゼロの正体」にて、グレイザーの残骸データを、
熱斗たちの世界のワイリーに心酔していた元WWW団員「教授」が回収・復元していることが発覚。

教授はこの獣化因子を基にして、ゼロウイルスという実体化能力を持つ獣化ウイルスと、
ゼロウイルスそのものであるウイルス「ゼロ」を完成させていた。

その目的は、グレイザー復活のために世界各国の電気エネルギーを現実世界から集めるためで、
熱斗&ロックマンや炎山&ブルースは幾度も彼らと戦うことになる。

また、第8話「大きいことはいいことだプク!」のラスト直前に、
熱斗たちの世界に迷い込み悪事で失敗続きのビヨンダードの住人・クロヒゲとチロルの前に、熱斗たちの世界のワイリーが出現。

第9話「空き缶に願いを」では、かつてゾアノロイドがコピーロイド製造工場として使っていた基地を勝手に改造し、
家具などを置いて住居として住み込んでいることが判明。

ミヤビがデューオ事件以降返しそびれていたシンクロチップを返すべくワイリーの下へ訪れたが、
ワイリーはいずれまた戦う機会があるかもしれないとそれを断った。

これを見ていたクロヒゲとチロルにシンクロチップが欲しいとしつこくつきまとわれるようになり、
Stream第1話で放ったあのミサイルを再び発射し脅している。

更に同話と第10話「クロスフュージョンであ~る」にて、クロスフュージョンを電脳世界で実現させる新型シンクロチップを試験開発していたことが発覚。
クロヒゲとチロルが勝手にこれを奪ってクロスフュージョンしてしまったことで、彼らを救出すべくミヤビ経由で熱斗に協力を申し入れた。

ミヤビとは共に酒を飲む中になっているようで、第9話「空き缶に願いを」や最終話「熱斗+ロックマン」では、秘密基地にて共に飲酒している。



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