雷鳴の守護者ミスト・リエス

登録日:2015/03/22 Sun 01:29:06
更新日:2023/08/03 Thu 13:33:32
所要時間:約 3 分で読めます





控えよ! 神に叛きし者どもよ!




《雷鳴の守護者ミスト・リエス》はデュエル・マスターズのクリーチャーである。


概要

聖域への侵入者を察知するたび、守護者は警告をあたえ、制裁の準備を整える。

DM-04で登場したガーディアン
同弾の《屑男》と対になる存在となっている。

初出はアンコモンであったが、DMX-01では一時レアに格上げされている。

飛翔の精霊アリエス》《鎮圧の使徒サリエス》《神速の守護者グラン・リエス》と同じ「リエス」軍団の一員。
だが知名度は同僚に比べて段違いに高い。

収録弾

どこの世界であっても、ミスト・リエスは後続を供給し続ける。

  • エキスパンション
DM-04 第4弾「闇騎士団の逆襲(チャレンジ・オブ・ブラックシャドウ)」
DMC-13 「コロコロ・ニュージェネレーション・パック」
DMC-27 「コロコロ・ドリーム・パック」
DMX-01 「キング・オブ・デュエルロード ストロング7」
DMX-12 「ブラック・ボックス・パック
  • 構築済みデッキ
DMC-18 「勝舞聖龍(しょうぶホーリー・ドラゴン)デッキ」
DMD-06 「ライジング・ダッシュ・デッキ 反撃ブロック!!」
DMD-16 「ビギニング・ドラゴン・デッキ 正義の天聖龍」
DMX-20 「デッキ一撃完成!! デュエマックス160 ~革命&侵略~」

上記の他、アルトアート版がプロモーション・カードになっている。

スペック

殿堂の栄光を手にした、輝きの存在が言葉を告げた「反撃ブロックを展開せよ!」

雷鳴の守護者ミスト・リエス 光文明 (5)
クリーチャー:ガーディアン 2000
他のクリーチャーがバトルゾーンに置かれた時、カードを1枚引いてもよい。
デュエル・マスターズでも史上稀に見る置きドロー(ドローエンジン)。
自身以外であれば自分・相手問わず、クリーチャーがでればドロー出来るというお手軽さ、それでいてそこまで重くないというのが利点。
地味に種族もガーディアンと優良にも程がある種族だが、
そもそも種族を問わずここまでのハイスペックなクリーチャーはどこにでも持ちだされたほどである。
対となる《屑男》が《封魔妖スーパー・クズトレイン》という完全上位互換が登場したのに対して、こちらは直接の上位互換は存在しない。

展開力のあるデッキに入っていれば当然とんでもないドローソースだが、
相手が展開力のあるデッキであってもドローで対応できる可能性が高いというおかしなカード。
ドローしたカードのかたっぱしからシノビを投げつけましょう。

光文明では…というかデュエル・マスターズ全体で見ても一線級のドローソースであり、
水文明を差し置いてドローが得意なクリーチャーという、非常にまずいカードでもある。
現在の環境下では一度にドカッと引いてしまうほうが好まれるものの、コントロールデッキでは置きドローの需要もまだまだそれなりに多く、
やはりこのカードのスペックは脅威と言わざるを得ない。

ガーディアン種族としても、かつては【除去ガーディアン】や【ネクラガーディアン】、
今でも【タース・ケルケルヨ】【白黒ガーディアン】といった歴史的にも種族デッキの多さから、需要はかなり高い部類に入る。

弱点はその低いパワーから、軽量除去1発で退場してしまうこと。それでも《ローズ・キャッスル》1枚では容易に落ちないなど、
なかなか苦しいカードであったとさえ言える。それも呪文で除去できるならともかく、クリーチャーで除去しようとする系統のデッキでは、
死際に仕事させてしまうというジレンマ(それでも残すよりはいいのだが)。

そのため、採用率が低下した2009年であったが、納得の殿堂入りを果たす。
全盛期はミスト・リエスだけで否定されるドローソースも多かったので、今後は類似カードに目を向けられていくだろう…
と思われたが、ミスト・リエスがあまりにハイスペックすぎたせいで、後発のカードの見劣り具合に苛立ち、
「一気に引いたほうが早くね?」となってしまっているのも否めない。

そんなこんなで、以前ほどではないものの爆発すれば驚異的な性能を見せるミスト・リエスは殿堂入り以降も一定の評価はされていた。
やがて殿堂入りカードが解放される波に乗って、2016年2月1日をもって殿堂入りからの解放を果たす。
殿堂入り解除の理由としては、環境のインフレ化とゲームスピードの高速化から猛威を振るう危険性はないと判断されたのだろう。

低いパワーとコストもあって、今の環境では場に残りづらい。
とはいっても、四枚積み出来るようになったことから評価は殿堂入り時期よりも向上するだろう。

環境に悪影響を及ぼさない+上手くいけば驚異的な性能 というバランスから、殿堂入り解除は好意的に見られている。

比較

類似カードは種族限定版やらカードタイプやらタイミングやらいろいろなものが登場しているが、
直接の関連カードは以下のようなものがある。
鎧亜の剣邪ミストジアス  光/水/闇文明 (6)
クリーチャー:ロスト・クルセイダー 4000
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
多色呪文が唱えられた時、または、他の多色のクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを1枚引いてもよい。
多色版ミスト・リエス。多色カードを大量に積む必要があること、自身がドロマー三色の重量級であることなどから、
かなり運用は難しいと言わざるを得ない。特にその三色を無理なく取り込めるデッキであるならば、
《セブ・コアクマン》や《コアクアンのおつかい》を投入したほうがいい、と言わざるを得ない。
一応、《ラスティ・ザ・レインボー》に比べて使いやすい。あっちが地雷カードなので比較してもしょうがないが。

知識の精霊ロードリエス 光/水文明 (5)
クリーチャー:エンジェル・コマンド 4000
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
ブロッカー
このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。
このクリーチャーまたは自分の他の「ブロッカー」を持つクリーチャーをバトルゾーンに出した時、カードを1枚引いてもよい。
【ロードリエスコントロール】の核になるミスト・リエスの調整版。
ブロッカーにしか対応しないが、自身がブロッカーであるため
ヘブンズ・ゲート》との相性もよく、自身自体出すだけで引けるなど
ミスト・リエスの難点を上手く解消した形になっている。ブロッカーであるぶん除去耐性は悪い部類なので単純比較は難しいが。

どうでもいいが【ロードリエスコントロール】の略称が【ロリコン】であるため、やたらネタにされやすい。
【ジェスターソード】や【ハイドロ・ハリケーン】を【ロードリエスコントロール】気味に組むとウィニーを付け狙ってそうにも見える。
昔は光ウィニーが戦闘機やエヴァの使徒みたいな連中ばっかりだったが、《信心深きコットン》ちゃんというロリっ娘が登場してしまいネタが加速。
ちなみに堕天した派生《礼装の堕天チュラロリエス》がいるので、公式としての略称は「ロリエス」なのだろう。
プレイヤーもデッキタイプではなくクリーチャー自身の略称には「ロリエス」とよく言う。

サイバー・S(セブ)・リエス 水文明 (5)
クリーチャー:サイバー・コマンド/エイリアン 4000
自分の多色クリーチャーをバトルゾーンに出した時、カードを1枚引いてもよい。
またまた登場した多色反応系調整版。
ミストジアスよりは出しやすいがあちらと違い呪文に対応しない。
使うなら、サイバー多色メインで組むといいのだろう。

デュエル・マスターズ プレイス

雷鳴の守護者ミスト・リエス 光文明 (5)
クリーチャー:ガーディアン 2000
他のクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の手札が5枚以下なら、カードを1枚引く。
DMPP-01 第1弾「超獣の始動 -MASTER OF DUEL-」にて収録。なんとスーパーレアにまでレアリティが一気に格上げ。
しかし性能自体は本家からは弱体化しており、ドロー条件に手札の枚数による制約が加えられた。
ちゃっかりドロー自体も任意効果から強制効果に変更されている。

このように弱体化でドローエンジンとしては本家ほどの爆発力はなくなっているが、それでも十分強力。まあ本家がおかしかったというか…。
プレイスは手札所持枚数に制限がある都合で手札を溜めすぎる訳にはいかないので、ドローの制限も悪い調整ではない。
ドローに関しては引ける場面の制限付与よりは強制効果と化した点が痛く、状況を考えて出さないとライブラリアウトを起こす危険性がある点に注意。






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最終更新:2023年08月03日 13:33