トロバ(ポケモン)

登録日:2015/03/17 Tue 00:28:32
更新日:2022/01/26 Wed 01:27:22
所要時間:約 5 分で読めます




「ぼっ ぼくは ポケモンずかんを かんせい させますっ!」


ポケットモンスター X・Yの登場人物。
セレナorカルムサナティエルノと同様に友達、そして時にはライバルにもなるポジションのキャラ。

デザインで目を引くのは頭を覆い尽くす様になっている、冷静に見ると違和感のある形状をしたオレンジ色の髪である。
サナよりも背が低く、ポケモンでは貴重なショタキャラ。
性格は控えめで常に敬語を使うと弱弱しいイメージがあるが、とても好奇心旺盛。


バトルな得意な主人公やライバルとは異なり、ポケモン図鑑の完成を目指している。
そのせいか、冒頭でも主人公達にポケモン図鑑を渡してくれる役目を担っている。
そして行く先々でポケモン図鑑の完成度勝負を申し込んでくるが、見つけた数縛りのプレイでもしない限りトロバは勝てない。


ちなみに、ミアレシティのジョーヌ広場付近には彼の家がある。
家の中にはポケモンの出す怪電波を疑問に持っている研究員の女性と、エリートトレーナーのグラフィックをした姉がいる。
彼女の台詞を見ると、世界一周旅行をしている両親や、ポケモン図鑑完成を目指している弟をやや冷ややかな目で見ているようだ。
グラフィック通りにエリートトレーナーなのかは不明だが、気になる姉弟関係である。
それにしても、家に帰れば姉と二人っきり(研究員はおいといて)なのは羨ましいばかりである。


名前の由来はイタリア語の「調べる(trovare)」と、単子葉植物の「アウストロバレイヤ」目より。



作中での活躍

前述の通り、プラターヌ博士から預かっていたポケモン図鑑をくれるのは彼。
しかし、サナみたいに可愛い上にビッグイベントがある訳ではないし、ティエルノみたいにダンスが印象に残る訳でもない。
彼の絡むイベントはボール工場やフロストケイブと印象に残らない物が多く、他にこれと言った活躍もしていない。
最終決戦の際も、ティエルノと共に10番道路にいたポケモンたちを助けていたため未登場。
ただただ図鑑勝負を挑んでは撃沈するだけで、五人組の中で最も存在感が薄い。

エンディング後にはセキタイタウンの最終兵器跡の前にいる。
1日1回、メガシンカするポケモンの情報を教えてくれるが、ネットが広まった今ではまったく恩恵がない。
また、そのポケモンを所有していると「僕も捕まえたんですよ!」と言うが、それがミュウツーだろうと「僕も捕まえたんですよ!」と言う。

また、ここで写真撮影を行う時にトロバを映す事が可能。
向いている方向も反映されるため撮影の自由度は高いが、主人公とトロバの位置が離れているのはちょっと気まずい……



手持ちポケモン

  • 1戦目(7番道路/主人公&セレナorカルムVSトロバ&ティエルノのマルチバトル)
ピカチュウ♂ Lv14
フラベベ♂ Lv14

ティエルノが1匹しか持ってないのでまずそっちから倒す。
ピカチュウがまひにしてくるのが厄介だが、相方の先発がマヒに強いのもあってあまり脅威ではない。
(セレナorカルムの先発はヤヤコマで特性がはやてのつばさ)


  • 2戦目(19番道路)
ライチュウ♂ Lv49
プテラ♂ Lv49
フラージェス♂ Lv51

サナ、ティエルノに続く三番手。
が、事前に回復してくれるのもあってそんなに強く感じない。
ブリガロン一匹でごり押してるプレイだとちょっと面倒な程度である。


ガチゴラス♂ Lv50
アマルルガ♂ Lv50

二匹とも化石ポケモンである。
しかし、「じしん」で味方を巻き込むわ「すなあらし」を勝手に使うわ技構成や努力値配分も微妙だわでかなり足を引っ張る。
輝きの洞窟で捕獲できるソルロックルナトーンなら地震にも砂嵐にも巻き込まれる心配がない。
あるいは他のバージョンからひこうじめんいわはがね複合したポケモンやフライゴンドータクンあたりを連れてくるか。


アニメ版

声は藤井美波氏。
ポケモンサマーキャンプではサナ、ティエルノと共に組んだチームゼニガメのメンバーである。
原作に忠実な性格だが、写真を撮るのが趣味になっている。
夢は自分の知らないポケモンを写真に収める事で、ピカチュウに対しても興味津々。
ゼルネアスを見た際には見とれていたために撮影を忘れていて悔しがっていた。
パートナーは暴走気味な傾向にあるヒトカゲ→リザード。
セレナのライバルとなっているサナ、サトシのライバルとなっているティエルノに比べ対する相手がいないため、ここでも不遇気味である。

……と思われたが2回目の登場時に各地のジョーイさん並の微妙な違い(ツノの大きさとか)を持つポケモンマニアであることが判明し結構濃いキャラ付けがされた。
またカントー地方全てを写真に撮っている。普通に凄い。





ポケットモンスターSPECIAL

「反動が来るとわかってても技を命じたエックス!!」
「それに応えたエレク!!」
「絆だ!!」
「これが絆なんだ!!」
「お金さえあればどうにかなるって思ってるおまえなんかにはわかるもんか!!」

第12章で初登場。

原作と同じく主人公の幼馴染みで旅の仲間の一人。手持ちはフラベベ→フラエッテ。将来の夢は学者。
引き籠ってしまったエックスを元に戻そうと、相談相手のプラターヌ博士から送られて来たカロス御三家を受け取る。
その直後にアサメタウンに突如現れたゼルネアスイベルタルが戦いを始めてしまった。
その時、ポケモン図鑑とフォッコの入ったモンスターボールを落としてしまうが、二匹の戦いの映像をプラターヌ博士に送った。

なお、そのフォッコは後にとんでもない運命を辿る事になる…!!

原作の学者気質を反映し、非常に研究熱心な性格となっている。
本作では図鑑所有者の二人、エックスとワイの内面描写が少なくなっていて、代わりにトロバの語り手としての出番が非常に多い。
そのため、彼らとほぼ同等に目立っている。
写真に写る人影をフラダリと見抜いたりと洞察力にも優れている。
エックスからは頼られているのか、共に行動するシーンが多い。
呆れているサナ相手に熱弁、その辺にいたヒトカゲをメガシンカさせようとすると大胆なところもあるが、思いの丈をぶちまける所も。

戦闘面ではやはりエックスとワイの二人が優れているので、一歩引いて考えを巡らせることが多いが、時にサポートしたり時にフラダリを不意打ちの「ソーラービーム」で吹っ飛ばしたりと、フレア団からの逃避行の中で戦いを重ねていった。
そして進化したフラエッテ、ワイのけろけろ(ゲッコウガ)と共にフレア団の科学者バラを撃破したのだった。

事件解決後はアローラに向かったジーナとデクシオの代わりに、プラターヌ博士の助手としてミアレシティで暮らしているようだ。

先行版単行本では巻末に「トロバメモ」なる、彼の視点によるメガシンカについての考察が載せられている。
最終巻である6巻では「トロバレポート」へと発展し、ゲームのように「レポートを書いて締めくくって」いる。


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最終更新:2022年01月26日 01:27