接触禁忌種(GOD EATER)

登録日:2011/04/28(木) 08:00:02
更新日:2023/12/27 Wed 22:25:47
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※以下の内容には、シナリオのネタバレが含まれます。


GOD EATER』及び『GOD EATER BURST』に登場するアラガミの分類の一つ。禁忌はタブーとも読む場合がある。


何らかの要因により、基本種のアラガミが身体の一部を変化させた状態で、神属の一つに分類される。
その姿はかつて人間が崇めていた神々の姿に酷似しており、このカテゴリに属するアラガミはほぼ全てが崇拝されていた『神』の名前を冠されている。

基本種よりも身体能力等々が遥かに強化されており、凄腕の神機使いで無ければ遭遇そのものが禁忌の域に在る程に強い。


この接触禁忌種は
・接触禁忌種(第二種接触禁忌種)
・指定接触禁忌種(第一種接触禁忌種)
と更に二つに分けられており、基本的に指定接触禁忌種の方が危険とされている。
『通常の接触禁忌種を上回る個体』とされているからなのだが、通常の禁忌種の方が強く感じたりもする。
ちなみに、GE2で登場する感応種は「通常の神機使いを無力化する」という能力ゆえに扱いとしては禁忌種相当となる。


現段階(2071年)の段階で小型アラガミに分類される


の三種に於て接触禁忌種は確認されず、また中・大型アラガミの中でグボロ・グボロのみ、この種への到達が確認されていない。


――以下、接触禁忌種のアラガミ達



  • ハガンコンゴウ
コンゴウ神属に属する第二種接触禁忌種。
顔(面)を割られたコンゴウが独自の進化を遂げた個体で、皮膚が硬質化した上に雷を自在に操る。
ピルグリム2、零での乱戦は緩和されたとはいえトラウマの域。
名前の由来は基本種共に仏教の守護神の一つ「金剛力士」だと思われる。


  • セクメト/ヘラ
シユウ神属の接触禁忌種。両者共に第二種接触禁忌種。
シユウは男性的だったが、こちらは女性的な容姿になっている。
セクメトは炎を纏い、スタン付与等の嫌らしい攻撃が増えており、非常に攻撃的。
ヘラは攻撃手段こそセクメトと同じだが、常に怪しく輝いている為印象が大きく異なる。
由来はエジプト神話の獅子の女神「セクメト」とギリシア神話の女神「ヘラ」。
脳天直撃と放射のコンボが有効。

『ゴッドイーター レゾナンスオプス』では「セクメト侵喰種」が登場。
ハンニバル以来の二体目の侵喰種であり、
体色は赤く、翼と下半身は漆黒と、セクメトとは正反対の体色を持つ。
ストーリーでは、ある登場人物がリベレイターの使用による副作用でアラガミ化した事で発生した。


  • スサノオ
ボルグ・カムラン神属の第一種接触禁忌種、神機を好んで喰らうとされ恐れられる。
姿が動物的で、楯に当たる部分が神機の捕喰形態に近いモノとなり、針は剣に変化。専門家の中には「アラガミ化した神機使いの成れの果て」と提唱する者もいる。
リンドウがハンニバルに変化したという前例やスサノオに思うことがあるゲンの話からするに、この説は真実である可能性が高い。
GE2RBにおいて、そういった末路を迎える神機使いも存在していることが明らかになった。
攻撃範囲が広く、初見では苦戦すること必至の強さ。
無印ではハメ技が存在した。
由来は日本神話・三貴子「スサノオノミコト」より。


  • テスカトリポカ/ポセイドン
共にクアドリガ神属の第二種接触禁忌種。
両者共に力を解放すれば、街一つが一瞬で焦土と化す非情な程に高い火力を持つ。
聴覚に優れ、乱戦になりやすい。
アステカ神話で最も大きな力を持つ神「テスカトリポカ」と、ギリシア神話の海洋神「ポセイドン」が由来。
余談ながら、テスカを神と崇めるカルト宗教集団が存在し、生け贄を捧げる等の活動を行なっていたが、フェンリルの強制捜査により壊滅した模様。
兜は後方から脳天直撃弾を当てると壊しやすい。


ヴァジュラ神属の第二種接触禁忌種。女王の異名を持つ人面猫、メスらしい。
活性化すると結合崩壊していない部位が硬化する為、非常に厄介な相手。
「蒼穹の月」で大量に沸いた彼女は気持ち悪い。
由来はインド神話の地母神「プリティヴィー」より。
肩が破壊しにくい方は難易度6までクリアし、専用バレット「プリティガン」を作成すると簡単にレイプ出来る。
GERのアップデートで、独自の異常進化を遂げた変異個体「バルファ・マータ」も存在する。
攻撃が大幅にパワーアップしており、隙が少なくなった。


マータ同様、ヴァジュラ神属の第二種接触禁忌種(GE)→第一種接触禁忌種(GE2)。
漆黒の身体と邪悪な顔を持ち、神属性の雷を操る他、基礎能力もダンチ。
アリサの両親をパックンチョしたりリンドウをMIA(実際は未遂)にしたり、主人公が単独で相手することになる等何かと縁があるアラガミ。
「大抵」同種を引き連れて現れる為「帝王」とも呼ばれるが、実際はコチンピラじゃ…?
マータと同じインド神話の天空神「デャウス」が由来。
勝てない場合、貫通特化の短剣で前足を殴ると楽。

GER以降はリファインされた姿で登場。より凶悪な姿に変化しており、雷属性と神属性の攻撃を使い分けるようになった。
最初は雷属性の紫色の雷を操るが、
体力を一定までに削ると、完全な神属性の攻撃を行うようになり、雷の色が赤色に変化、
さらに、背中のマント状器官に収納されていた、複数の巨大な刃が重なった「刃翼」を展開する。
この刃翼はカリギュラの両腕のブレードのようにリーチが長く、しかも攻撃範囲が広い上に、素早く繰り出すので注意が必要。


  • ラーヴァナ
最近新たに発生した、ヴァジュラ神属の第一種接触禁忌種。ダウンサイズしたのか中型アラガミである。
GEBのDLC1.4にて追加。
炎を自在に操り「焔獣」の異名を持つアラガミで、大砲の様な器官からは凄まじい熱量の砲撃を放つ。動きはヴァジュラと似ているがよりトリッキーになり、こちらを自在に翻弄する。
能力こそ禁忌種では弱い部類だが、「常に」同種及び他アラガミと集団で動く性質があり、必ずと言っていいほど乱戦を強いられる。
また、スタングレネード(強い光)に反応して活性化する為、注意が必要。
インド関連の叙事詩「ラーマーヤナ」の魔王が由来。ヴァジュラ神属はインド関連が名前の元となっている。


サリエル神属の第二接触禁忌種、基本種とはうって変わって男性型。
神々しいが故に彼等のお陰で、広報部が発売したゴッドイーターの活動写真集がよく売れたらしい……サクヤさんを始めとする女性陣やサリエルのが美しいとか言わない。
両者ともに状態異常を引き起こす上、広範囲に渡る遠距離攻撃を仕掛けてくるので対策は必須。
由来は共にギリシア神話の天空神。


  • アマテラス
ウロヴォロス神属の第一種接触禁忌種。
見た目が女性的になり、複眼の代わりに女神像が鎮座している。また、巨乳(肉質的には)
基本種で厄介な触手ぶん回しや閃光はなくなったが、炎を操り、多彩な遠距離攻撃を繰り出す。
由来は日本神話の三貴子の一柱「アマテラス」
ジーナさんと一緒にコンゴウ系バスターでアマテラスの巨乳をばいんばいんしたい。


  • ツクヨミ
アルダノーヴァの女神に酷似した、儚くも美しい身体が特徴の第一種接触禁忌種。
詳細は不明だが、ヨハネス支部長がアルダノーヴァを創る際に作った彼女(?)のプロトタイプ、という説が濃厚。
ストーリーでは防衛班のブレンダンやカノンをしつこく追い回していた。
アルダ堕天種以上に状態異常が凶悪化、火力も高い。
余談だが、ツクヨミには対応する男神がいない。資料集には存在する辺り、どうやらボツになった模様。
由来は日本神話の「ツクヨミ」から、やはり三貴子の一柱。
GE2ではアルダノーヴァ神属で唯一の続投となった。


  • カリギュラ
ハンニバル神属に位置する、第一種接触禁忌種、別名「氷の皇帝」「双刃の暴君」
GEBのDLC1.1で追加。
背中のブースターと両腕の仕込み刃が特徴的で、冷気を一気に放出することにより他のアラガミを凌駕する速度の突進(斬り付け)攻撃を放つ他、範囲攻撃までこなす……何処のネクストですか。
頭を壊すと、即死級の攻撃方法が解放されるという、ハンニバル神属お約束の発狂付き。
名前の由来は第三代ローマ皇帝「ガイウス帝」の幼少からの愛称「カリグラ」より。

動きを封じるのに便利な状態異常「ホールド」が通用しないので、邪魔な雑魚をシメてからの真っ向勝負が有効。
とあるミッション限定だが、シユウ堕天(雷)のアラガミバレットをブラスト銃身で乱打するのもいい。
――もっとも、そのミッションで、素早くちょこちょこ動く師匠を補喰しつつ、カリギュラを相手するのは長々至難だが。
GE2では変異種の紅いカリギュラ、GE2RBでは神融種の赤い体に黒色が混じったカリギュラ・ゼノが登場している。


ヴィーナス神属の基本種ではあるが、その戦闘能力の高さからか禁忌種指定されている。
GEBのDLC1.0で追加。
数多のアラガミを取り込み、美しさと禍々しさを併せ持つ異形のアラガミ。

敵の部位を破壊すると行動を制限できる、というのはよくある仕様ではあるが、GEシリーズでは意外なことにこいつがその仕様をもつ最初の存在である。
2箇所以上破壊すると厄介な攻撃手段が解放されるので、結合崩壊を狙う場合はどこを狙うのかよく考えたい。


クロムガウェイン神属の第一種接触禁忌種。一つの体に三つの頭部を持つ異形のアラガミ。
レイジバーストの予約特典の限定ミッションでのみ登場するが、後にDLCミッションで追加された。
三つの頭のそれぞれを使った薙ぎ払いや、頭部から放出する光球など高い戦闘能力を誇る。
極東地域で初めて発見されたが、発生地や偏食傾向など詳細は不明。「多頭の悪神」の異名で呼ばれる。
虎を思わせるような黒と金色の体毛に、双腕は巨大な蛇の頭部に変化しているのが特徴。
双頭からは火球を放ち、口内には金色の隠し刃が仕込まれている。

さらに、金色の部分が赤く変色した変種「紅蓮のオロチ」がDLCミッションで登場。
非常に強力な戦闘力と生命力を併せ持つ。


  • ゼルティーニア
白く巨大な体躯を持つ、ヴォルトゥムナ神属の第一種接触禁忌種。
『ゴッドイーター レゾナンスオプス』で登場した。
黒に近い体色を持つ基本種と堕天種に対し、こちらは正反対の白い体色であり、
猛禽類を思わせる仮面を付けた頭部が特徴。尻尾の先端は鋏を思わせる形状に変化している。
翼の側面には無数の刃が生えており、カリギュラのブレードのように対象をなぎ払う。
ゼルティーニアが射出する熱線は雷を帯びているため、大量の荷電粒子を含むと考えられている。
空を舞い、周囲一帯を一瞬で焦土と化すその姿から、「裁きを下す者」とも謂われている。発生地は不明。


  • エクスマキナ
を持ち、獅子のような下半身と人間の上半身に、巨大な一つの目となった頭部を持つ、白銀色の異形のアラガミ。第一種接触禁忌種。
『ゴッドイーター レゾナンスオプス』で登場した。
発見した部隊が映像記録を持っていなかったため、
その容姿や特性は明確にされていなかったが、同行していた極東支部の研究者が精巧な描写を行った事で情報が浸透した。
右手には巨大な槍を持っており、それを使って攻撃する他、掌から高圧縮された冷気を射出する事が確認されている。
まるで機械のように正確無比な攻撃を行う事から「エクスマキナ」と命名された。 発生起源はフィンランドと予測されているが詳細は不明。
また、通信障害を招く可能性が報告されており、戦闘時には十分注意が必要。

ユーザー参加型企画、「第一回アラガミデザインコンテスト」の最優秀賞に選出された作品が元になっている。


追記修正は、上記のアラガミをSSS+で討伐してからお願いします。

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最終更新:2023年12月27日 22:25