エルレーン(FE)

登録日:2015/02/11 (水) 16:14:01
更新日:2024/04/06 Sat 22:52:58
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俺はマリクなどには負けぬ。ヤツに味方する者は全て俺の敵だ。


出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

エルレーンとはファイアーエムブレム『紋章の謎』及びそのリメイク作品の
新・紋章の謎』に登場する魔道士である。

CV:大塚剛央(FEヒーローズ)

<経歴>

初登場は紋章の謎10章「魔道士二人」で、カダインマージ達を率いて敵として登場する。
この時はエクスカリバーを与えられたマリクへの嫉妬の余り正気を失っており、
マップの奥、玉座付近に誘い込んで、一騎打ちで決着をつけようと襲いかかってくる。

そのまま放置していては、マリクかエルレーンのどちらかが死んでしまう。
なのでユミナ王女を出撃させて、レスキューの杖でマリクを救出しよう。
レスキューを温存したい人は飛行ユニットを派遣するなりして助ける事も出来るがかなり難しく、試行錯誤やリセットゲーも覚悟することに…。
特にリメイク版のハード以上ではそれを見越したかのようにシェイバー持ちの魔道士だのスナイパーが配置されたりしてるので猶更である。

マリクを助けた後はこちらへと向かってくるので、二人にとっての師匠であるウェンデル先生で説得することで仲間になる。
リメイク版ではウェンデルとの戦闘会話がある。

〈ユニット性能〉

決して弱くもないのに不遇。その一言に尽きる。
イラナイツというよりもツカワレナイツというべきタイプ。
HP・守備を除く成長率で同時加入のマリクに負ける。特に幸運は必殺の回避率にも繋がっているので、不意の必殺で撃沈しかねない。
またエクスカリバーに比べればレアリティやインパクトで大きく劣る汎用魔法のトロンしか持っていないので、どうしてもマリクが優先されてしまう。

伸びしろでいえばウェンデル先生の方が悪く、エルレーンは決して紋章における魔法ユニット最弱ではない。活躍させやすいステージも多い。
トロンもエクスカリバーと必殺率以外はほぼ互角である。第2部では個数限定品になるなど希少価値もあがり、要所で使いたい武器になっている。
アイテム次第では守備カンストくらいは狙えるので、一度ゲームをクリアした人向けのキャラだろう。

『新・紋章』
リメイク版では初期値・成長率が大幅に引き上げられたことに加え、
回避より受けに重点を置いたゲームバランス、支援関係の拡大化、武器重量廃止などの仕様変更が彼にとってプラスに働き
総合的に大きく強化されている。
全兵種でHP、守備のカンストを狙えるという驚きの成長率もあり、しっかり経験値を与えれば終盤まで主力として扱えるようになった。

しかし、
①壊滅的な幸運
②終章の出撃枠(終章ではエリス説得のためにマリクが必須)
③初期の武器レベルでは扱えないエクスカリバー

という、3番目以外リメイク前から健在の、マリクとの越えられない壁は確かに存在するのであった…。
しかし、彼に惚れ込んでマリクよりも敢えてこちらを使うというエムブレマーは少なくない…はずである。

だが、リメイク版ではエクスカリバーが錬成不可であり、最終的な性能では錬成したシェイバーに劣るのに対して、
トロンは錬成によって自軍で使える全魔法で最大の威力を発揮できるので、劣化エクスカリバーという汚名は返上できるようになった。
もっとも、別に使い手がエルレーンである必要はないが…。

なお、トロンは難易度ルナティックでは敵の雑魚兵の標準装備として頻繁に使われるため、自軍が苦しめられる機会の方が多い。

〈人物〉

冒頭のセリフに表れているように、知的な努力家である一方で激情家であり、マリクへの嫉妬からカダインの内乱を引き起こしてしまった。
とはいえ愚か者というわけではなく、ウェンデル先生の説教を受け止め反省するだけの素直さも持ち合わせている。

新紋章の追加マップ「風と雷」では初陣にもかかわらず立派な戦いぶりを見せたことを称賛するマリクに対し、
当然だ。お前の前で失態を見せることだけは俺のプライドが許さんからな。
と、素直になれないながらも感謝の意を示している。
この際ガーネフに悪意を囁かれてしまい上述の事件を起こすわけだが、
マイユニットとの支援会話ではマリクに確かな友情を感じていたことを確認している。

ガトーにオーラを与えられなかったことから道を誤り二度の大戦の引き金となったガーネフとミロア。
一度袂を分かつも、再び良きライバルとして互いを認め合ったマリクとエルレーンは実によい対比関係といえるだろう。
ノベライズ版においては明確にガーネフが「エルレーンが辿ったかもしれない可能性」として明示されており、
最後はマリクとエルレーンが力を合わせて放ったエクスカリバーでガーネフを打倒し、エルレーンが「俺はお前の様にはならない」と決意を新たにする場面が描かれている。

英雄戦争後はカダインの高司祭を拝命。厳格な人柄で多くの生徒の尊敬を集めた。


FEヒーローズ


貴様の機嫌など知ったことではない。

だが、友好関係は保っておきたい。その術の秘密を知るまではな。


出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

2024年3月に開花英雄のマリクなどと共に登場。イラストは霜村航氏。
無属性魔法使い歩行ユニット。青属性が多い雷の魔法を扱いながらも、槍持ちのシーダとの兼ね合いか青ではなく無属性(前例はある)。
杖持ちのユミナとは属性が被る。

武器スキルは『激雷の書』。
奥義が発動しやすい(発動カウント-1)、
ターン開始時自身のHPが25%以上なら、自分と周囲2マス以内の味方の攻撃、速さ、守備+6、「自分が移動可能な地形を平地のように移動可能」、を付与(1ターン)
戦闘開始時自身のHPが25%以上の時、攻撃時に発動する奥義を装備している時、戦闘中自分の最初の攻撃前に奥義発動カウント-1
戦闘開始時自身のHPが25%以上なら、戦闘中敵の攻撃、速さ、魔防が16-敵の奥義発動カウントの最大値×2だけ減少(最低8、敵が奥義を装備していない時も8)、
自分が最初に受けた攻撃のダメージを30%軽減し、軽減した値を、自身の次の攻撃のダメージに+(その戦闘中のみ。軽減値はスキルによる軽減効果も含む)、戦闘後、7回復。

Aスキルは敵から攻撃された時、距離に関係なく反撃する。戦闘中攻撃、速さ、守備、魔防が、自分と周囲2マス以内にいる味方のうち強化が最も高い値だけ上昇(能力値ごとに計算)の『近反・強化増幅』。
Bスキルは戦闘中敵の攻撃、魔防-4、かつ戦闘中、敵の奥義発動カウント変動量+を無効、自分の奥義発動カウント変動量-を無効、
敵の奥義以外のスキルによる「ダメージを○○%軽減」を半分無効(無効にする数値は端数切り捨て)の『攻撃魔防の拍節4』。


原作を反映してか、防御が高く魔防が低いアーサーのような能力値傾向。
加えて近距離反撃持ちなので、弓のみならず物理攻撃持ちの相手をおびき出し、増幅する強化と軽減効果で耐え、上乗せして強烈に反撃するスタイル。
魔防はどうしようもない低さなので、魔法には全般的に弱い。無属性なのでレイブン効果のあるものも苦手。更にブレスなどのマムクートの攻撃も致命傷に。

追記・修正はHPと守備がカンストしてからお願いします。


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最終更新:2024年04月06日 22:52