ロマノフ(デュエル・マスターズ)

登録日:2015/01/30 Fri 20:17:55
更新日:2024/02/12 Mon 11:41:11
所要時間:約 45 分で読めます







邪眼の一族は、争いを求める。





ロマノフとは、TCGデュエル・マスターズ」に登場するカードの名称カテゴリである。

戦国編から登場し、高い性能やイラストから瞬く間に人気を獲得した。
現在でもデュエル・マスターズを代表するカードの一員となっている。


概要


DMC-58「マッド・ロック・チェスター」の《邪眼獣ヤミノディヴィジョン》により、ゲーム上での正式な名称カテゴリーとなった。

このカテゴリーに含まれるクリーチャーはほぼ全てがダークロードを持っているという特徴を持つ。
他にはナイトやドラゴン・ゾンビを伏せ持っている一族構成員もいる。

関連カードを含めて多くが「闇のナイト」=「邪眼一族」となっている。
ただし《邪神R・ロマノフ》のように火も伏せ持っていたり、《邪神M・ロマノフ》や《超神羅ロマノフカイザー・NEX》などの火単色のロマノフも存在する。

呪文にもこのカテゴリーのカードは存在するが、現在のところは呪文に対してサポートするカードは登場していない。
DMD-25などでロマノフが再プッシュされているなど、定期的にロマノフ関連のカードの供給は続く模様だが、呪文方面での強化は果たされていない。

ロマノフ一族は全体として「墓地利用」をキーワードにデザインされているようだ。
墓地から呪文を踏み倒したり、墓地進化で進化するロマノフが多い。
そのため、墓地肥しや呪文の多いデッキに投入すると一定以上の活躍が行える。


ロマノフ一族


邪眼皇ロマノフI世

邪眼皇ロマノフI世 SR 闇文明 (7)
クリーチャー:ダークロード/ドラゴン・ゾンビ/ナイト 8000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札を見る。その中から闇のカードを1枚選び、自分の墓地に置いてもよい。その後、山札をシャッフルする。
このクリーチャーが攻撃する時、自分の墓地にある闇のコストが6以下の呪文を1枚、コストを支払わずに唱えてもよい。その後、その呪文を自分の山札の一番下に置く。
W・ブレイカー

ロマノフ財閥の筆頭であり、DM界におけるロマノフの代表的存在。
今なお、多くのデュエリストに高い人気と知名度を誇る。

派生カードとして、G・ストライクが付いた《邪眼皇ロマノフI世 GS》も存在する。
詳しくは個別項目を参照。

邪眼将デス・ロマノフV世

邪眼将デス・ロマノフV世 UC 闇文明 (7)
クリーチャー:ドラゴン・ゾンビ/ダークロード/ナイト 7000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、闇のクリーチャーを好きな数、自分の手札からマナゾーンに置いてもよい。その後、自分のマナゾーンにある呪文をその枚数まで選び、手札に戻す。戻した呪文の中から「ナイト・マジック」を持つ呪文を1枚、コストを支払わずに唱えてもよい。
W・ブレイカー

DM-30で登場したロマノフ一世に続き、ロマノフの名を持つ二枚目のクリーチャー。

あのSRだった一世から一転、誰でも手に入りやすいアンコモンとなった。
というか名前が五世となっているが、二世から四世の存在はどこにいった。
二世はDMD-25でようやく登場できたけど。

詳しくは個別項目を参照。

大邪眼B・ロマノフ

大邪眼B(ビギニング)・ロマノフ SR 闇文明 (7)
進化クリーチャー:ダークロード/ドラゴン・ゾンビ/ナイト 12000
墓地進化GV-闇のクリーチャーを3体自分の墓地から選び、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。
メテオバーン-このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを好きな数、自分の墓地に置いてもよい。こうして墓地に置いたカード1枚につき、相手の手札から1枚見ないで選ぶ。その後、相手はそれを見せて、自身の山札の一番下に置く。
T・ブレイカー

DM-34では墓地進化GVを備えてきたロマノフ。

攻撃時のメテオバーンで相手の手札を3枚まで無作為に山札の下に埋める効果を持つ。
山札の一番下に送るという最上級のハンデス効果は、マッドネスや墓地利用を許さずないので非常に強力。

墓地進化なのでバトルゾーンの状態に左右されずに安定して召喚できるという部分も魅力的。
墓地肥しの面では労力がいるが、優秀な墓地肥しカードは多いのでその面でもあまり心配はいらない。

詳しくは個別項目を参照。

邪神M・ロマノフ邪神R・ロマノフ邪神C・ロマノフ

邪神M(マッド)・ロマノフ P 火文明 (5)
進化クリーチャー:ゴッド/ダークロード/ナイト 3000+
Mデッキ進化-自分の山札の上から3枚を表向きにする。その中からクリーチャーを1体選び、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。表向きにした残りのカードを自分の墓地に置く。表向きにしたカードの中にクリーチャーが1枚もない場合、このクリーチャーを手札に戻し、表向きにしたカードをすべて墓地に置く。
メテオバーン-このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚選び墓地に置いてもよい。そうした場合、火か闇のコスト6以下の呪文を1枚、コストを支払わずに自分のマナゾーンから唱える。
G・リンク《邪神R・ロマノフ》または《邪神C・ロマノフ》の左横。

邪神R(ロック)・ロマノフ P 闇/火文明 (8)
進化クリーチャー:ゴッド/ダークロード/ナイト 9000+
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
超無限墓地進化-クリーチャーを1体以上自分の墓地から選び、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。
W・ブレイカー
トライ・G・リンク《邪神M・ロマノフ》の右横または《邪神C・ロマノフ》の左横、またはその間。

邪神C(チェスター)・ロマノフ P 闇文明 (7)
進化クリーチャー:ゴッド/ダークロード/ナイト 5000+
墓地進化-闇のクリーチャーを1体自分の墓地から選び、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。
メテオバーン-このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚選び墓地に置いてもよい。そうした場合、このクリーチャーと同じ文明を少なくともひとつ持つコスト6以下の呪文を1枚、コストを支払わずに自分の墓地から唱え、その後その呪文を自分の山札の一番下に置く。
G・リンク《邪神M・ロマノフ》または《邪神R・ロマノフ》の右横。
このクリーチャーは、リンクしている時、シールドをさらに1枚ブレイクする。

今度はゴッドになったロマノフ。これが世に知れる通称『マッド・ロック・チェスター』。
特に一番環境下で暴れまくったのはMロマノフ。
デッキ進化・火か闇の6コスト呪文踏み倒しや進化による召喚酔いの無さなどの攻撃性を兼ね備えて大活躍をした。
しかし、逆を言えばG・リンク状態で使われることは多くは無かった。

だが、M・ロマノフはやがてゴッド初のプレミアム殿堂となる。
G・リンク先であるRロマノフとCロマノフは完全なとばっちりを受けることとなってしまった。
このことで、完全体であるマッド・ロック・チェスターになることが難しくなってしまったのだった。

しかしM・ロマノフがG・リンク状態前提の調整がされた《極限邪神M・ロマノフ》としてリメイクされて再びトライ・G・リンクが可能となり、その後M・ロマノフが殿堂入りへと降格したため遂にマッド・ロック・チェスターが復活する事となった。

詳しくはそれぞれの個別項目を参照。

《暗黒の悪魔神ヴァーズ・ロマノフ》

暗黒の悪魔神ヴァーズ・ロマノフ P(R) 闇文明 (7)
進化クリーチャー:デーモン・コマンド/ダークロード 7000
墓地進化-闇のクリーチャーを1体自分の墓地から選び、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手の進化ではないクリーチャーを1体破壊する。
W・ブレイカー

ロマノフ一族では初めてナイトを所持しなかった墓地進化クリーチャー。

除去しながら現れるW・ブレイカーの進化クリーチャーと言うだけで十分強力。
墓地進化であるため、バトルゾーンで進化元の干渉を受けることもない点もベスト。

後に相互互換の《黒蟲奉行》が登場した。
こちらの方が黒蟲奉行と比べると種族的には優秀に見えるが、あちらもヴィルジニアでリアニメイト出来たり《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》のロックに引っかからない。

インフレが進んだ現在では進化クリーチャーに干渉できないというのは少々痛いが、何れにせよそのスペックは中々と言える。今後の環境次第と言えよう。

イラストで持っている剣は、ダークネス・ロマノフの剣。
フレーバーテキストではこの先、ダークネス・ロマノフに進化することが示唆されている。

《神羅ダークネス・ロマノフ》

神羅ダークネス・ロマノフ R 闇文明 (6)
進化クリーチャー:ダークロード/ルナティック・エンペラー/ナイト 11000
究極進化-自分の進化クリーチャー1体の上に置く。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手の手札を見て、その中から2枚まで選び、捨てさせる。
W・ブレイカー

DM-35で出現した究極進化ロマノフ。

cipで2枚ものピーピングハンデスができるのは単純かつ非常に強力。
究極進化ではあるが比較的進化しやすい部類でもあるが、究極進化自体が高速化した現在の環境を考えると実用的ではないという欠点がある。

背景ストーリーでは重要な役割を果たすし、上述したようにヴァース・ロマノフから進化。
そして起源神を撃破するために、憎むべき敵のサンシャイン・NEXとの融合を試みる。

超神羅ロマノフカイザー・NEX

超神羅ロマノフカイザー・NEX SR 火文明 (7)
進化クリーチャー:アーマード・ドラゴン/ルナーズ・サンガイザー 25000
究極進化MAX-自分の究極進化クリーチャー1体の上に置く。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手のクリーチャーを2体破壊する。その後、カードを2枚相手のマナゾーンから選び、持ち主の墓地に置く。
ワールド・ブレイカー
このクリーチャーがバトルゾーンを離れた時、自分の山札を見る。その中からアーマード・ドラゴンまたは名前に《ロマノフ》とあるクリーチャーを1体選び、バトルゾーンに出してもよい。その後、山札をシャッフルする。

DM-35で登場した究極進化MAXのアーマード・ドラゴン/ルナーズ・サンガイザー。

相手のクリーチャー2体を破壊し、その後に相手のマナを2枚ランデスする強力なcipを所持。
また、バトルゾーンを離れた時には山札からアーマード・ドラゴンかロマノフを一体呼び寄せられる。

能力は魅力的ではあるが、究極進化MAXであるためちょっと使いにくい。
しかし、一度は使ってみたいと思わせるカードでもあり、使ってみた例としては《神羅ヘルゲート・ムーン》の能力を利用した踏み倒しコンボが有名。
プレイングやデッキ構築に自信があるならば、是非とも専用デッキを組んでみよう。

背景ストーリーでは自身を犠牲にし、オリジンから超獣世界を救う。

《時空の邪眼ロマノフZ/邪神の覚醒者ロマノフ・Z・ウィザード》

時空の邪眼ロマノフZ(ゼータ) SR 闇文明 (10)
サイキック・クリーチャー:デーモン・コマンド/ドラゴン・ゾンビ/ナイト 7000
自分のターンのはじめに、自分の山札の上から1枚目を墓地に置く。
覚醒-自分のターンのはじめに、自分の墓地に呪文が10枚以上あれば、墓地のカードをすべて山札に加えてシャッフルする。その後、このクリーチャーをコストの大きいほうに裏返す。
W・ブレイカー
覚醒後⇒《邪神の覚醒者ロマノフ・Z・ウィザード》

邪神の覚醒者ロマノフ・Z(ゼータ)・ウィザード SR 闇文明 (20)
サイキック・クリーチャー:デーモン・コマンド/ドラゴン・ゾンビ/ナイト 14000
このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から2枚を墓地に置く。その後、自分の墓地にある闇の呪文を1枚、コストを支払わずに唱えてもよい。そうした場合、その呪文を山札の一番下に置く。
T・ブレイカー
覚醒前⇒《時空の邪眼ロマノフZ》

DM-38では覚醒獣となり、「Z」カテゴリにもなったロマノフ。

コストが重く、覚醒条件も結構難しい。
積極的に墓地肥しを行いまくり、何とか覚醒を目指していきたいところ。
覚醒後の闇呪文をタダで唱える効果は強いので、専用デッキなどで活躍させてやりたいところ。

一時期、裁定に穴が発生した影響で「無条件で覚醒できるのでは?」と噂され、覚醒条件が書いてあるのに無条件で覚醒するという意味不明な挙動が話題となった(現在は修正済み)。

背景ストーリーでは、ロマノフの魂から誕生。上記の通り、ロマノフカイザーNEX状態からの自爆後にNEXへの恨みが怨念となり漂っていたところをZ軍に拾われた。
いくらしょうがない融合だったとはいえ、自爆で死んだことに納得がいかなかったのか?

《暗黒GUY・ゼロ・ロマノフ》

TCG版
暗黒GUY(ガイ)・ゼロ・ロマノフ SR 闇文明 (7)
クリーチャー:ダークロード/ドラゴン・ゾンビ/ハンター 8000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札を見る。その中から闇のカードを1枚選び、自分の墓地に置いてもよい。その後、山札をシャッフルする。
このクリーチャーが攻撃する時、コスト6以下の闇の呪文を1枚、自分の墓地からコストを支払わずに唱えてもよい。その後、その呪文を自分の山札の一番下に置く。
W・ブレイカー

DMX-04では、ハンターへと転生したロマノフ。
種族からナイトが取り除かれてハンターになったが、能力面などでは変更がない元のロマノフ一世とは相互互換の関係となっている。

しかし、種族一つの違いで投入されるデッキは大きく変わった。
ナイトではなく、ハンター関係のサポートを受けれるようになった。
特に《ミラクル・リ・ボーン》との相性は格別で、自身の能力でミラクル・リ・ボーンを使いまわすことで、次々とハンターをリアニメイトできる。
このデッキは『ロマノフリボーン』と言う名前で知れ渡ることになる。

プレイス版
暗黒GUY・ゼロ・ロマノフ VR 闇文明 (7)
クリーチャー:ダークロード/ドラゴン・ゾンビ/ハンター 8000
バトルゾーンに出た時、自分の山札からコスト5以上の、闇またはハンターのカードを探索し、1枚を墓地に置く。その後、山札をシャッフルする。
攻撃する時、自分の墓地から闇のコスト7以下の呪文1枚を、コストを支払わずに唱えてもよい。その後、その呪文を自分の山札の一番下に置く。
W・ブレイカー

DMPP-16「ファースト・オブ・ビクトリー -激竜王の目覚め-」にて収録。レアリティはベリーレアに降格した。
こちらの背景ストーリーにてロマノフI世とは異なる存在と明言されたためか、I世の相互互換だったTCG版から性能が変化した。変更点は以下の通り。
  • 落とせるカードが闇のカードからコスト制限付きの闇またはハンターのカードの探索かつ強制効果に変更。
  • アタックトリガーの呪文のコスト上限が6から7に変更

邪眼教皇ロマノフII世

邪眼教皇ロマノフII世 P 闇文明 (7)
クリーチャー:ダークロード/ドラゴン・ゾンビ/ナイト 8000
W・ブレイカー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から5枚を墓地に置く。その中から、コスト6以下の呪文を1枚、コストを支払わずに唱えてもよい。

DMD-25でようやく登場したII世。
Ⅴ世より後に登場したのにII世というのは少し疑問だが・・・・・・。

cipで豪快に山札の上から5枚墓地におき、その中からコスト6以下の呪文を1枚唱えられる。
初代とは違いアタックトリガーではないため複数回唱えられないが、cipですぐに効果を発揮できる即効性が強み。
ここのポイントはⅠ世とは違い、Ⅱ世には唱えられる呪文の文明に指定が無い処。他文明の協力な超次元呪文を踏み倒せる。
仮に呪文を唱えられなくても、最低でも大きな墓地肥しが可能な点もある。複数体出したりするとライブラリアウトの可能性もあるが。

初代のⅠ世とは相性が良く、これらの組み合わせがDMD-25のデッキコンセプトにもなっている。
無論、上記の点で必ずしも同じデッキに入るという訳では無いだろう。ドロマー超次元の様なデッキに入れるのも良いかもしれない。

詳しくは個別項目を参照。

《邪眼大帝 ラスト・ロマノフ》

邪眼大帝 ラスト・ロマノフ VR 水/闇文明 (8)
クリーチャー:クリスタル・コマンド・ドラゴン/ダークロード 8000
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
W・ブレイカー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から5枚を墓地に置く。
このクリーチャーが攻撃する時、自分の墓地にある呪文を1枚、コストを支払わずに唱えてもよい。そうしたら、その呪文を唱えた後、自分の墓地に置くかわりに山札の一番下に置く。

ドラゴン・サーガから連なるシリーズにも姿を見せたロマノフ。背景ストーリーの設定的にはロマノフを名乗っているだけの偽者。

種族にコマンド・ドラゴンを手に入れた代わりにナイトやドラゴン・ゾンビを失い、水文明を伏せ持つ多色獣という異色的なロマノフでもある。
能力はII世同様の墓地肥しのcipを持ち、I世のアタックトリガーを持つが初代とは違い唱えられる呪文のコスト制限がない。
呪文のコスト制限がないのは、初代の基本パワー8000から強化も無くコストが1上がっているため実現したのだろう。

唱える呪文の制限がないのは強く、《オールデリート》などでゲームエンドに一直線可能。
ただコストの重さやアタックトリガーであるためすぐに能力起動に向かえないという部分もあり、上手く調整されている。
デッキ構築は容易ではないが、上手く組めば強くはなるだろうし組める範囲も広いと言えるかもしれない。

《暗黒邪眼皇ロマノフ・シーザー》

暗黒邪眼皇ロマノフ・シーザー SR 闇/火文明 (6)
進化クリーチャー:アーマード・ドラゴン/ドラゴン・ゾンビ/ナイト 13000
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
進化V:自分の闇または火のクリーチャー2体の上に置く。
T・ブレイカー
メテオバーン:このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚選び墓地に置いてもよい。そうしたら、自分の墓地にある闇または火の呪文をコストの合計が7以下になるように好きな枚数選び、コストを支払わずに唱える。その後、その呪文を好きな順序で自分の山札の一番下に置く。

超獣世界史の大戦犯がロマノフ一族としてリメイクされた。

所持種族は本家と変更点はないが、進化指定が文明指定と緩くなった。
そのために種族に縛られずに投入できるデッキが増えたが、効果がメテオバーンの仕様になったため、連続性や攻撃性の面では弱体化した。
それでも、2回も効果を使えるならば十分だろうというところ。

DMC-58「マッド・ロック・チェスター」での本家シーザーの収録でロマノフ一族とシーザーの設定上の関連性を考察する声もあったが、本カードはその可能性を確実にする物ともなった。
シーザーとロマノフは背景ストーリーにおいてどのような関わりをしていたのか気になるという声は多かったが、後にその深い関係性が明かされることになる…。

《極限邪神M・ロマノフ》

極限邪神M・ロマノフ VR 火文明 (5)
進化クリーチャー:ゴッド・ノヴァOMG/ダークロード/ナイト 3000+
OMGデッキ進化:自分の山札をシャッフルし、その1枚目を裏向きのまま、その上にこのクリーチャーを重ねつつ出す。
メテオバーン−このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚墓地に置いてもよい。それが火か闇の呪文なら、コストを支払わずに唱えてもよい。
左G・リンクOMG:《邪神R・ロマノフ》、《邪神C・ロマノフ》、「中央G・リンク」または「右G・リンク」を持つゴッドの左横(このクリーチャーが出る時、自分の指定ゴッドの左側にリンクしてもよい。リンクしたゴッドは、各ゴッドの特性〔パワーや能力〕を持つ1体のクリーチャーとなる。離れる時は、その中の1枚を選ぶ)

ゴッド・ノヴァOMGとしてリメイクされたM・ロマノフ。かつてのニューオーダーとは異なり、ちゃんとしたロマノフのゴッド・ノヴァ。
R・ロマノフやC・ロマノフとのリンクに加えて種族の特性上他のゴッド・ノヴァと組み合わせることが可能に。唱えられる呪文はコスト上限が無くなっているが、進化手段故にランダム性が非常に強くなったことで安定性や確実性を大きく失った。

このカードの登場によって当時M・ロマノフの殿堂で不可となっていたマッド・ロック・チェスターが再び解禁されたが、その後しばらくして本家が殿堂に降格したことで立場が少し微妙になってしまった悲しきロマノフである。

《テラ・スザーク <ロマノフ.Star>》

テラ・スザーク <ロマノフ.Star> SR 闇文明 (7)
スター進化クリーチャー:ドルスザク/ドラゴン・ゾンビ/ナイト/レクスターズ 9000
スター進化:レクスターズまたは闇のクリーチャー1体の上に置く。
W・ブレイカー
自分の、手札、シールド、クリーチャー、タマシードを、最大1つずつ選び、墓地に置いてもよい。こうして選んだ数だけ、このクリーチャーの召喚コストを1少なくする。
このクリーチャーが攻撃する時、コストの合計が6以下になるよう、タマシードを4枚まで、自分の墓地から選んで出す。
このクリーチャーを自分の墓地から召喚してもよい。

DMRP-22「王来MAX 最終弾 切札! マスターCRYMAX!!」にて登場したロマノフⅠ世を継承したテ・ラ・スザーク。
アタックトリガーの対象が呪文からタマシードに変化しているため既存のロマノフとは噛み合わせが良くないが、一度に4枚までリアニメイト出来るので《ライオス銃鬼の封》で除去したり《シラズ死鬼の封》でクリーチャーをリアニメイトしたりと多彩な動きが出来る。
召喚時に手札・シールド・クリーチャー・タマシードをコストにすれば最小3コストで召喚出来るので出しやすく、墓地召喚も可能なのでスター進化の耐性を利用して何度も場に出せたりとしぶとく戦える。

煉獄邪神M・R・C・ロマノフ

煉獄邪神MRCロマノフ SR 闇/火文明 (20)
進化クリーチャー:ゴッド/ダークロード/ナイト 17000
すべての墓地にあるカードの数だけ、このクリーチャーの召喚コストを1少なくする。ただし、コストは1以下にはならない。
墓地進化GV-闇または火のクリーチャーを3体自分の墓地から選び、このクリーチャーをその上に重ねつつ出す。
メテオバーン:このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを3枚まで、墓地に置いてもよい。こうして墓地に置いたカード1枚につき、闇または火の、コスト6以下の呪文を1枚自分の墓地からコストを支払わずに唱え、山札の下に置く。
T・ブレイカー

あの「マッド・ロック・チェスター」が1枚に収まった、邪眼の始祖たるキング・ロマノフその人。
墓地進化GVという条件に加えてコスト設定が異常に高いが、墓地のカード枚数によるコスト現象によって多少は召喚が緩くなる。
元々はプレイス出身のゲームオリジナルカードだったのだが、プレイスとのコラボで紙の方にも逆輸入された。

詳しくは個別項目を参照。

《邪眼の始祖 ロマノフ・アルファ》

邪眼の始祖 ロマノフ・アルファ UC 闇文明 (3)
進化クリーチャー:ダークロード/ナイト 3000
墓地進化:闇のクリーチャーを1体自分の墓地から選び、このクリーチャーをその上に重ねつつ出す。
このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から4枚を墓地に置く。その後、闇のカードを1枚、自分の墓地から手札に戻す。

魔銃マッド・ロック・チェスターを手にする前のキング・ロマノフの姿。
軽量級の墓地進化クリーチャーとしてコンパクトな性能をしており、cipで墓地肥やししながら闇のカードを1枚墓地からの回収できる。
進化クリーチャーなので、同じ弾に再録された《神羅ダークネス・ロマノフ》に究極進化させるのもアリだろう。

煉獄大帝 キング・ロマノフ

煉獄大帝 キングロマノフ SR //自然文明 (10)
クリーチャー:ディスペクター/ドラゴン・ゾンビ/ダークロード/ナイト 14000
EXライフ
ブロッカー
T・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、各プレイヤーは自身のクリーチャーを1体選び、残りの自身のクリーチャーをすべて持ち主のマナゾーンに置く。
各ターン、はじめて自分のシールドがシールドゾーンを離れた時、各相手は、それぞれ自身のシールドを1つ選ぶ。これにより選ばれたシールドをすべてブレイクしてもよい。
相手のクリーチャーは可能なら攻撃する。

MRCロマノフが「キング・ロマノフ」の名と共にディスペクターとして復活を果たした。
デュエパーティでも猛威を振るう強力な三つの効果を有している。

詳しくは個別項目を参照。

《邪光魔縛 ネロマノフ=ルドルフI世》

魔縛 ロマノフ=ルドルフI世 SR 光/闇/自然文明 (7)
クリーチャー:ディスペクター/エンジェル・コマンド/ダークロード/ナイト 11000
EXライフ
ブロッカー
W・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から2枚をタップしてマナゾーンに置き、その後、カードを2枚まで、自分のマナゾーンから手札に戻す。
各ターンはじめて、自分またはこのクリーチャーが攻撃された時、各相手の手札を1枚ずつ見ないで選び、捨てさせる。

I世がロマノグリラ、ロマティックダムに続いて三度目のディスペクター化を果たした。
今度は魔光の長《魔光大帝ネロ・グリフィス・ルドルフ》と魔縛させられた。
cipでマナブーストしながら手札交換でき、各ターンに攻撃される事をトリガーとしたハンデスも備わっている。

《邪天魔縛 ヘロマノフ=VENII世》

魔縛 ロマノフ=VENII世 R 光/闇文明 (8)
クリーチャー:ディスペクター/ダークロード/エンジェル・コマンド/ナイト 13000
EXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く)
ブロッカー
T・ブレイカー
このクリーチャーが出た時または攻撃する時、各相手は自身の手札を2枚選んで捨てる。

II世も《白騎士の聖霊王 HEAVEN》と魔縛させられてディスペクター化。
《悪剣連結 ダブルソード・レッド・アウゼス》の同型再販といった性能で、地味に名前の「へ」がカタカナではなくひらがなになっている。


ロマノフの関連カード


《魔弾ロマノフ・ストライク》

魔弾ロマノフ・ストライク UC 闇文明 (5)
呪文:ナイト
バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーは-5000される。
自分の《邪眼皇ロマノフI世》の能力によって、墓地にあるこの呪文を唱えた場合、そのターン、バトルゾーンにある相手の他のクリーチャーすべてのパワーは-5000される。

DM-29で登場した闇のナイト呪文。

パワーを下げる効果は普通に強いが、確定除去呪文の方が優先されるか。
だがこの呪文の魅力はロマノフ一世と組んだ時であり、相手の全てのクリーチャーのパワーを-5000とする。

完全な余談だが、この呪文のテキストに間違いがあった。
DM-29のテキストでは邪眼皇ロマノフI世が《邪 『目』 皇ロマノフI世》となってしまっている。
公式ホームページからは訂正が出ており、重版分やDMC-58版では修正された。

《超次元ロマノフ・ホール》

超次元ロマノフ・ホール R 闇文明 (7)
呪文
相手は自身のクリーチャーを1体選び、破壊する。
コスト10以下の闇のサイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。

DM-38で登場した闇の超次元呪文。

相手が選ぶ除去では利点もあるが狙い撃ちがしにくく、闇限定でしか覚醒獣を出せないのも痛い。
光との多色とはいえ、同じマナコストの《超次元ガード・ホール》という強力なライバルの存在も痛手。

ただし2014年3月15日付で《超次元バイス・ホール》がプレミアム殿堂に指定される。
一応このカードの使用率も増加していくか。
単色であることを生かし、ガード・ホールとの差別化も可能になる。

《邪眼と魔銃の盾》

邪眼と魔銃の盾(ロマノフ・ガード) UC 無色 (6)
呪文
バトルゾーンにある、進化ではないクリーチャーを1体選び、新しいシールドとして持ち主のシールドゾーンに裏向きにして加える。

DMX-15で登場した無色の除去呪文。

殿堂入り呪文である《魂と記憶の盾》が無色になり、コストが3増加した。
文明色に縛られなくなったとはいえ、本家の魅力である軽さが消滅してしまった。

また、すぐ後に強力な無色の除去呪文であるトンギヌスの槍が登場したことは大変痛い。

《煉獄と魔弾の印》

煉獄と魔弾の印(エターナル・サイン) P 闇/火文明 (6)
呪文:ナイト
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
コスト7以下の進化ではない闇か火のクリーチャーを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出す。そのターン、そのクリーチャーに「スピードアタッカー」を与える。

DMD-25で登場した多色のリアニメイト呪文。

非進化コスト7以下の闇または火のクリーチャーをリアニメイト、更にはそのクリーチャーにスピードアタッカーを与えるという強力な呪文。

《インフェルノ・サイン》とは違いS・トリガーを失っている。踏み倒し先も火文明と闇文明に限定されているが、この呪文のポイントはスピードアタッカーの付与にある。
環境の高速化と強力な除去呪文のせいで使いづらくなっていた《邪眼皇ロマノフI世》は、この呪文によってパワーアップを果たしたと言えよう。《爆獣イナバ・ギーゼ》などのシステムクリーチャーに頼らずとも、召喚酔いというタイムラグを打ち消す事が出来るのは言わずもがな強力。
事前にロマノフを墓地に落として置き、《煉獄と魔弾の印》でロマノフをリアニメイト。SA付与によって召喚酔いのタイムラグを打ち消し、更にそのアタックトリガーで再び《煉獄と魔弾の印》を唱える・・・・・・と、いう風に、次々とスピードアタッカー状態のロマノフをバトルゾーンに並べる事ができるのだ。

また、ロマノフ以外のクリーチャーとの相性も抜群。
強力なアタックトリガーを有しながらも、タイムラグのせいで総じて使いづらかった多くのクリーチャー。彼らはこの呪文のお陰で日の目を見たと言っても過言では無い。
更に言えばcipとアタックトリガーで能力が誘発するクリーチャーはもっと強化されたとも言える。5C絶対殺すマンとか。

「エターナル」と言えばDM-11の呪文サイクルを思い出す。間違いなく意識してのネーミングだろう。
そしてその名に偽り無く、間違えなく《英知と追撃の宝剣》や《魂と記憶の盾》に匹敵する強力な呪文と言える。

《ロマノフの黒像》

ロマノフの黒像 C 闇文明 (1)
タマシード:ダークロード/ナイト/レクスターズ
シンカライズ:このタマシードがクリーチャーであるかのように、この上に進化クリーチャーを置いてもよい。
このタマシードが出た時、自分の山札の上から1枚を墓地に置く。

初となるタマシードとして登場したロマノフ。
わずか1コストという非常に軽いカードであり、cipで山札の上から1枚目を墓地へと送れる。


「ロマノフ」に属さないロマノフ関係者


背景ストーリーの設定上はロマノフに該当するが、名前設定の関係でロマノフカテゴリーとしてはカウントされていないカードも少なからず存在している。

《邪眼右神ニューオーダー》

邪眼右神ニューオーダー SR 無色 (7)
クリーチャー:ゴッド・ノヴァ/ダークロード/ドラゴン・ゾンビ 8000+
このクリーチャーが攻撃する時、墓地にあるコスト7以下の無色呪文を1枚、コストを支払わずに唱えてもよい。その後、その呪文を自分の山札の一番下に置く。
W・ブレイカー
右G・リンク

DMX-15で登場した無色のゴッド・ノヴァ/ダークロード/ドラゴン・ゾンビ。

姿や能力を見れば分かるが、ロマノフのゴッド・ノヴァ版である。
ロマノフカテゴリーには所属していないが、関連カードとして記述する。

墓地にあるコスト7以下の無色呪文をタダで唱えられる。
無色呪文自体数が多くは無いが《トンギヌスの槍》などが唱える候補として考えられるか。
リンク先候補としては《名も無き神人類》なら面白いことができるし《聖霊左神ジャスティス》もオススメ。

《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》

真邪連結 バウ・M・ロマイオン P(R) 光/火文明 (8)
クリーチャー:ディスペクター/エンジェル・コマンド/ナイト 14000
EXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く)
ブロッカー
T・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、呪文を2枚まで、自分の墓地から手札に戻す。
このクリーチャーが攻撃する時、またはこのクリーチャーの「EXライフ」シールドが自分のシールドゾーンを離れた時、コスト8以下の呪文を1枚、自分の手札からコストを支払わずに唱えてもよい。

M・ロマノフが《真実の名 バウライオン》とディスペクターとして連結させられてしまった姿。
cipによる呪文回収とアタックトリガーや「EXライフ」シールドの消滅に応じた呪文の踏み倒し効果を持つ派手なブロッカーとなっている。

呪文を踏み倒せる範囲が広く、回収した呪文をそのまま使える利便性の高さや「EXライフ」シールドの動きに応じる条件の良さが光る。単純に種族設定が多い大型ブロッカーである点も《ヘブンズ・ゲート》系デッキと相性が良い。
そのスペックの高さから様々なデッキと相性が良く、王来篇環境では高い成果を残した。

零獄接続王 ロマノグリラ0世

零獄接続王 ロマノグリラ0世 KGM 光/闇/自然 (11)
クリーチャー:ディスペクター/ダークロード/ガーディアン/ナイト 17000
EXライフ
マッハファイター
T・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から3枚を見てもよい。そうしたら、その中から1枚を墓地に置き、残りをマナゾーンに置く。
このクリーチャーが攻撃する時、コストの合計が、自分のマナゾーンにあるカードの枚数以下になるよう、自分のマナゾーンと墓地からクリーチャーを最大1体ずつ選び、出す。
このクリーチャーがタップしていれば、自分は攻撃されない。

ディスペクターの接続勢力を率いる王へと堕とされたロマノフI世の姿。
詳細はリンク先参照。

不敬合成王 ロマティックダム・アルキング

ロマティックダム・アルキング SR 光/水/闇/火/自然文明 (9)
進化クリーチャー:ニュー・ワールド・ドラゴン/ディスペクター 25000
進化GV・Ω:自分の墓地、マナゾーン、バトルゾーンからクリーチャーを1体ずつ選び、このクリーチャーをその上に重ねつつ出す。
エクストラEXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から2枚をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドのうち1つを墓地に置く)
ワールド・ブレイカー
「EXライフ」シールドが自分のシールドゾーンを離れた時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚、墓地に置く。それが進化ではないクリーチャーなら、自分の墓地から出す。
自分のシールドゾーンにあるディスペクターすべてに「G・ストライク」を与える。

ロマノフI世含むディスペクターの五つの勢力を率いる王達が一つの身体に圧縮させられたクリーチャー。
詳細はリンク先参照。


背景ストーリー


背景ストーリーでは戦国編からその姿を公に見せる。

ロマノフ家は《邪眼皇ロマノフI世》を筆頭とし『邪眼財閥』と呼ばれる会社を経営しているようだ。
この会社は邪眼一族かロマノフ家が親族経営をしている企業だと思われる。
ちなみに業務内容は不明だが、戦国編時期なので魔弾などの呪文の武器を販売しているのかもしれない。
戦国武闘会が第百回まで続いていたのを考えると、さぞ儲かっていただろう。

よくよく考えると、今までの超獣世界に企業のような組織は存在しなかった。
基本セットから生き延びている《アクアン》のように個人で商売をしている連中は確かにいた。
しかし、集団で会社経営を行っているクリーチャーは特に見られなかった。
これは、極神編終了時から数百年間は平和だったので、超獣世界の住人にもそういう企業を作る余裕が出来たのだろうか。
また、戦国編当初は戦いがスポーツに近い扱いだったので、スポンサーや武器提供の企業が求められたのかもしれない。

ロマノフ家の創設者である《キングR》に煉獄から力を送られた者が一族を構成しており、血縁関係は存在していない。
キングRからの力の供給に耐え切れなかった者は欠番の扱いになっており、I世~V世の間に欠番したものがいる可能性もあるようだ。
ナイトの派閥においては魔光や天雷などは組織や血縁関係を重視しているが、ロマノフ一族は弱肉強食の思想(=強い奴が偉い)で力による支配体制で運営されている。

邪眼は力による支配体制を敷いたが故に統率力では他のナイト派閥に劣っており、《邪眼教皇ロマノフII世》はこの状況を問題視し始める。
II世は信仰による宗教団体としての結束力を一族に持たせることを企み、キングRが邪神として封印されている煉獄を天国とする教義を作成、自身も教皇を名乗った。
これ以降邪眼派閥は煉獄の儀式を大切にするようになったが、これはキングRが煉獄に封印されている状況を受けて逆にロマノフ側から寄る意図もあった。

戦国編

ロマノフI世を筆頭とした「邪眼財閥」の名門貴族達は、自らをナイトと名乗り力を誇示し始める。
彼ら一族には不満があった。それは、極神編終了以降から行われてきた戦国武闘会のことである。
この大会は、毎度サムライ一族が優勝の栄冠を手にしてしまっていた。

《邪眼皇アレクサンドルIII世》などのナイトが出場をしていたものの、大会はもはやサムライの独擅場と化してしまっていた。
彼らは自らの一族が本格的にこの大会に出場することを決意する。
特殊な術がかけられた「魔銃」と「魔弾」を用いて、サムライが幅を利かせる武闘会を制覇すること。
それを目的に『対サムライ』を掲げ一族が結集した。

デュエプレ版では、大会前にI世が既に《暗黒王デス・フェニックス》の意志に囚われていたことが対サムライの決意とオールデリートを試みたとされている。

大会バランスは混乱し始め、彼らは各所でその力を大いに発揮。
ロマノフ一族をはじめとした貴族たちは、各所でサムライと激突を繰り広げ大会は大荒れとなる。

第百回目の戦国武闘会はこれまでにない激しさと化した。
終盤からはサムライとナイトという垣根が崩れてきたらしく、サムライとナイトの両種族を兼ね備えた《星狼凰マスター・オブ・デスティニー》などの蒼狼一派まで登場した。

だが、残念なことにロマノフ一族は決勝にコマを進められなかった…と思われた。

I世は大会の覇権を確保する為に禁じられた煉獄の極魔弾《煉獄魔弾グレイテスト・ゲート》を《邪眼の祈祷師ザビ・ミラIV世》に解放させることで暗黒王の魂を手に入れた。
その魂は《邪眼の使徒シーザー》を器に封じ込められたことで、《暗黒皇グレイテスト・シーザー》が誕生する。
ベスト8にはシーザーと《大邪眼バルクライ王》という二体のナイトが生き残ることになった。
なお、I世にこの行動を見た氷牙の君主である《氷牙君主ハイドロ・ビスマルク帝》は禁じられた水流の極魔弾《ハイドロ・ハリケーン》を解禁している。

デュエプレ版によるとI世は《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》に大会で敗れており、天雷と魔光の連合軍だった「アルカディアス騎士団」がサムライ連合の「大和魂連合」への敗北を観戦したところ、その敗れ去った姿が自身の敗北の姿と重なったことが煉獄の極魔弾の解放と言う暴走に繋がったとされている。
そしてそのような一連の行動は、I世自身が無意識に暗黒王の誘導を受けた結果と語られている。
煉獄の極魔弾はシーザーの誕生に留まらず、かつて敗れ去った《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》を《超神星DEATH・ドラゲリオン》として再生させた。

決勝戦の頃にはサムライとナイトの両者が一族の誇りをかけ暴走する。
決勝に進んだサムライ代表のシデンとナイト代表のシーザー。
両者には、サムライとナイトの狂気のこもった超兵器が手渡される。

ところが、シデンには良識があったが暗黒王が正体であるシーザーさんには良識どころか常識すらなかった。

シーザーさんは滅亡兵器《超銀河弾 HELL》を連射。
世界を壊滅状態においやり、シデンはそれを阻止するために銀河剣を使うこととなった。

シーザーさんは、シデンの振り下ろした銀河剣の前に瞬殺。
シーザーさんを健気にもかばおうとした多くのナイトも惨殺された。

そして、このシーザーさんのせいで生じた時空の裂け目がロマノフ一族の未来に影響を与える。

神化編

時空の裂け目から古代からの使者オリジンが出現し、彼らは『先住民は俺だ』といった様子で超獣世界に侵攻。
超獣世界は、一晩で地獄絵図となる。

サムライとは違いナイトは敗北を繰り返し、オリジンに壊滅させられた。
この時に、邪眼財閥も経営などしてられなくなったと思われる。
サバイバーのように、これ以降ロマノフの姿を見た物はいなかった……


と思ってたら生き延びていました。


後付設定か当初からの予定かはしらないが、案の定ロマノフを筆頭にナイトは復活。
それどころか、さらにマッドでロックな存在に進化していった。
どうやら、次元の狭間になんとか逃げ込み隠れていたようである。
次元の狭間はシノビの出身地と設定されているが、その辺の関連性は不明。

ちなみに、マッドでロックでチェスターなロマノフは、雑誌『ゲームジャパン』の2010年4月号の解説によると「滅殺の邪眼」を率いていた伝説のナイト「キングR」という存在だったらしい。
キングRはフェニックスに封印された伝説の魔銃を手に入れるが、魔獣の呪いによって身体を3つに分離させられた末にそれぞれ異なる地獄に送り込まれるが、死滅することなくそれぞれの個体が送り込まれた地獄を逆に支配してゴッドへと変貌したとのこと。
後にデュエチューブにて、「キングR」の読みは「キング・ロマノフ」であり、上述したようにそれぞれのロマノフはコイツが表のクリーチャーに力を与えることにより誕生したことが判明した。

当主のロマノフI世の方は煉獄に堕ちた《超竜バジュラ》《超神龍アブゾ・ドルバ》《超神龍バイラス・ゲイル》の力を吸収して《大邪眼B・ロマノフ》として復活し、その姿を見た邪眼教はこの存在をキングロマノフの復活と勘違いしたことで「ビギニング」と命名する。
しかし、B・ロマノフも太古の三龍を無理矢理取り込んで復活したが故に不安定な存在だったことから身体が崩壊、代わりに周りの力を無条件に取り込み始める。
やがて《邪眼王B・ロマノフ》へと変貌して魂だけの存在になったロマノフI世は、《暗黒の悪魔神ヴァーズ・ロマノフ》や究極進化の力を持った《神羅ダークネス・ロマノフ》などに魂を継承させていく。

超獣世界に舞い戻ったナイトはオリジンとの戦争に参戦して積極的に戦っていたが、オリジン側は起源神の存在によって超獣世界を滅ぼそうとする。
そういった状況や不安定を極めるロマノフの事情が重なり、やがて火文明の《神羅サンシャイン・NEX》とダークネス・ロマノフは敵対する身でありながら融合を決意。
究極を超えた進化が果たされたことでロマノフカイザー・NEXが誕生し、不安定が続いたロマノフI世の魂もNEXの魂に依存することでようやく安定を達成する。

ロマノフカイザーNEXと起源神による最後の戦いは、ロマノフカイザーNEXの勝利に終わる。

しかし、オリジナルハートの脅威は残っていた。
ロマノフカイザーNEXはこの城を取り除き全てを終わらせるべく、捨て身の特攻を仕掛けた。
大爆発と共に、ロマノフカイザーNEXとオリジナルハートは消滅する。

ここに、オリジンとの長きにわたる戦争は、終わりを告げた。

覚醒編

神化編でのロマノフ一族の味方化から一転、敵になってしまった。

爆発とともに命を落としたロマノフカイザーNEX。
しかしようやく魂が安定した直後にあの自爆は不本意だったのか、あるいは協力体制が終わったから再びNEXに敵対心を抱いたのか。
ロマノフの魂はNEXへの怨みを増しながら、思念体となって漂っていた。

この思念体に着目したZ軍は、ロマノフを魔術師の名を持つロマノフ・Z・ウィザードとして復活させる。
しかし、ロマノフの思念体があったという事は思念体としてのNEXの魂も残っているという訳であり、彼はロマノフの企みを阻止するべくストームカイザーに接触。
NEXとの融合により、ストームカイザーは更なる覚醒に成功。《奇跡の覚醒者ファイナル・ストーム XX NEX》になる。

ロマノフZに対して一気に猛攻をかけるXXNEXの勢いは火・自然・水の三文明連合軍の士気を高め、戦局は三文明連合軍の優位になったかと思われた。
XXNEXに追い詰められたロマノフZはその最大の魔術を用いて、《悪魔神バロム》と《聖霊王アルカディアス》の禁断の融合を決行。
未曾有の力を持つ《悪魔神王バルカディアス》を生み出す。

その後のロマノフZの動向は不明だが、結局XXNEXに撃破された様子。

覚醒編(プレイス版)

デュエプレの世界線の神化編ではオリジンとの戦争の結末が異なるため、ロマノフカイザーNEXが現れることはなかった。
しかし、煉獄のキング・ロマノフがZの悪しき野望に呼応したことでZ一族に新たなロマノフとしてロマノフZを提供するという流れになり、結局こちらの世界でも文明連合軍の前にロマノフZは立ちはだかった。

デュエプレの世界線ではキングロマノフも《煉獄邪神M・R・C・ロマノフ》という完全体として復活を果たす。
これはロマノフZがその身を生贄に始祖を蘇らせた結果であり、《爆竜 GENJI・XX》の前にバルカディアスと共に現れ、煉獄の魔弾で五文明連合を窮地に追い込んだ。
ところが、《超時空ストームG・XX/超覚醒ラスト・ストームXX》が超覚醒を果たしたことで味方のZ軍が殆ど壊滅し、最終的に激戦の末に世界から消えた。

エピソードシリーズ

エピソード1ではロマノフ一世が暗黒GUY・ゼロ・ロマノフとというハンター化したと思われる姿が登場する。
ハンターであるならば、この後にエイリアンやアンノウンと激突をするはずだが…
ゼロ・ロマノフの背景ストーリーでの描写がないため、詳細は不明である。

エピソード3では名前のみ登場。
邪眼と魔銃の盾》にフレーバーテキストによると、ゼロの力の中にロマノフの力も存在しているらしい。
ゼロの力は魂の力でもあるらしいので、その中にロマノフ一族の記憶が残っていたようだ。

その力をオラクル教団は利用したのか、ロマノフは邪眼右神ニューオーダーとしてゴッド・ノヴァと化した。
ちなみに相棒のゴッド・ノヴァは、かつてのライバルである紫電のリメイク版の《紫電左神ヴィタリック》である。

エピソードシリーズ(プレイス版)

暗黒GUY・ゼロ・ロマノフの正体は失われたロマノフの力を語り継ぐことを目的としたロマノフ一族だとされている。
ロマノフ一世を敬っているようだが、ロマノフとの血縁の関係があるのか或いはラスト・ロマノフのような僭称者なのかは不明。
GUY・ゼロ・ロマノフによれば、エイリアンはロマノフの力と比べると恐れるに足りないらしい。贔屓目が入ってそうなのであまり参考にはならない分析だが…。

革命ファイナル

エピソード3までの超獣世界とは別世界のドラゴン・サーガにもロマノフ一族が存在したのかは不明だった。
しかし、ドラゴン・サーガも従来の超獣世界とは戦国編までは似た歴史を歩んでいる可能性があり、DS世界にもナイトは一応存在しているみたいなので、何らかの形でロマノフ一族はいたのかもしれないと思われた。

そして、革命編の直接の続編である革命ファイナルにおいて新たな一族の《邪眼大帝 ラスト・ロマノフ》が出現。
革命ファイナルは革命編と同じランド大陸が舞台だが、このランド大陸はDSシリーズの大陸とは別の場所にある土地という設定。
つまりはドラゴン・サーガと同一の世界観であり、DS世界においてもロマノフ一族が生き抜いていた事の証明となった。
ついでに、ラスト・ロマノフはDS世界にしか誕生していないクリスタル・コマンド・ドラゴンを所持している。

しかし、最終的に革命ファイナルラストにおいてDS世界からドラゴンが死滅。
この流れからして、ドラゴンでもあるラスト・ロマノフがどうなったかというとお察しか…。

デュエチューブで明かされた真相によると、DS世界でもロマノフ一族は存在しており、キングロマノフは何らかの形で完全体として煉獄より復活を果たした。
しかし《龍世界 ドラゴ大王》によってキングロマノフは撃破され、邪眼一族は滅亡する末路を辿ったが、一族の伝説のみは語り継がれることになった。

ラスト・ロマノフの正体はロマノフ一族と血縁もなければキング・ロマノフの介入も受けなかった存在であり、伝説を聞いて勝手に邪眼一族を名乗っていた所謂僭称者でしかなかった。
DS世界では邪眼一族は伝説となっている以上、勝手にロマノフを名乗る者が出てくることは珍しいことでもないらしい。

余談だが、革命ファイナル以前に販売されたマスターズ・クロニクルではロマノフ一族の復興が宣言されている(後述)。
これでは、DMD-25の状況と革命ファイナルでのロマノフ一族の描写にやや違和感が生ずる(DMD-25でもI世復活以前はロマノフ一族は衰え気味なようだが)。
革命ファイナル以降のDS世界ではドラゴンが全滅に追い込まれた事を考えると、クロニクルでの描写とは更にかけ離れた状況となる。
この辺に関しては、ロマノフ一族はまだまだ背景ストーリーで動いていくだろうから今後次第かもしれないが、恐らくクロニクルのロマノフ一族と革命ファイナルの世界観はパラレル関係の可能性が高い。

ロマノフ煉獄からの復活

ロマノフが主役である、DMD-25のマスターズ・クロニクル・デッキでもロマノフ一族の背景ストーリーでの様子が描かれた。

ロマノフ家に長年使えていたという後付設定が追加された《ダンディ・ナスオ》の手によって、一世の遺体が回収。
この描写からして、どうやら一世は何らかの原因によって死んでいたようである。
一世の亡骸を用意するように指示したのは《邪眼教皇ロマノフII世》だった。

この二世の煉獄の儀式によって一世は蘇ることに成功。
煉獄の儀式によって蘇った一世は、大きな笑い声と共に邪眼一族が不滅であることを宣言したのだった…。

ただし、この一世の復活の時期が背景ストーリーにおいてどの時期の出来事だったかは不明。
何故なら、マスターズ・クロニクルの背景ストーリーは物語の舞台に関する詳細な描写が無いためである。
エピソード3以降の従来の超獣世界なのか、ドラゴン・サーガ世界でのロマノフ家の出来事なのか、それともどちらでもない別世界なのか…。
ただし、DMD-26で語られるサバイバー復活がエピソード3以降の話のようなので、それと連動するならばロマノフ家の話も従来の超獣世界が舞台の可能性が高い。
仮にエピソード3以降のお話ならば、同じく復活して大暴れしているサバイバーなどにはどう絡んでいったのだろうか。
しかし、上述したように革命ファイナルの世界観でロマノフが確認されたことでクロニクルのストーリーがDS世界の可能性も残されている。
デュエチューブでは、マスターズ・クロニクルの時系列は神化編途中と読み取れる解説がされている。

王来篇

《邪眼皇ロマノフI世》が「煉獄王」として『超獣王来烈伝』に超獣世界の歴史における12体の王の1人として記録されている事が判明。
しかし、既にディスペクターの支配下に置かれてしまっており、矛盾に満ちたゼロの心(zero's heart infused with contradiction)こと《「無情」の極 シャングリラ》と『接続』され、「強欲と無欲が支配の鉄鋲(ドミニオンスパイク)で留められた存在」「高貴なる矛盾」と評される勢力の王、《接続王 ロマノグリラ0》としてレクスターズの前に立ちはだかった。
「平和を望む者に戦いを強制することで心の矛盾を生み出し、やがてはゼニス化させる」魔弾を用いてモモキング不在のレクスターズ軍を「同士討ちからのゼニス化」で苦しめるが、先の大戦で「戦いとは相互理解である」と言う結論に辿り着いていたガイアハザードや鬼札覇王連合のキングマスターが参戦した事で状況は一変。
「戦いによる相互理解」と言うヒントを基にレクスターズ軍はゼニス化を克服し、更に「相互理解のために」放たれた一斉攻撃を受けた《ロマノグリラ》は「戦いながらも相互理解を試みる者の存在」という矛盾に耐え切れず自壊した。
合成元だった「煉獄王」《ロマノフI世》の魂は超獣王来烈伝へと還っていった。

そして《Volzeos-Balamord》との決戦で《ロマノフI世》は他の十一人の王魂と共に《未来王龍 モモキングJO》と限界まで共鳴し、《究極英雄 キング・モモキング》となって遂に《Volzeos-Balamord》と黒幕である《龍魂珠》を撃破する事に成功した。
…超獣世界の危機とは言え、モモキングと共鳴した結果サムライの象徴とも言えるとなった《ロマノフⅠ世》の胸中や如何に*1

王来MAX

終来王鬼 ジャオウガ》率いる鬼レクスターズとの戦いではレクスターズ側に立ち、《テ・ラ・スザーク》に力を継承させ《テラ・スザーク <ロマノフ.Star>》へスター進化を果たした。
ちなみに《終来王鬼 ジャオウガ》は「鬼の王の歴史」における12体の王の力を全て吸収しており、その中にはシーザーさんが「暗黒王」として取り込まれているため、本人同士ではないものの造物主(ロマノフⅠ世)と被造物(シーザーさん)が争う形となった。

不敬なり!真邪眼騎士団

王来大戦後、煉獄へと送られた龍魂珠の力をMRCロマノフが掌握し、ディスペクターの原理を利用して「キング・ロマノフ」という歴史を復活させる事を画策する。
目論みは見事成功し、自分自身に龍魂珠を融合させた《煉獄大帝 キング・ロマノフ》となって超獣世界に舞い戻る事に成功した。

復活したキング・ロマノフは歴代のロマノフを復活させて、ディスペクターへと強化して超獣世界の各地に侵攻させた。


余談


  • 元ネタはもちろんあのロシア帝国のロマノフ王朝。
    16世紀末のフョードル・ニキーチチ・ロマノフの代に台頭し、その息子であるミハイル・フョードロヴィチ・ロマノフが1613年にリューリク朝後の動乱期を制して初代ツァーリに即位。
    その後、18代ニコライ2世がロシア革命で廃位させられる1917年まで続いた、ヨーロッパを代表する王朝である。

  • 2015年6月から7月にかけて行われたパズドラとデュエマのコラボにて、《邪眼王ロマノフⅠ世》がバロム様を差し置いて闇文明の代表として抜擢された。
    ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》、《幻想妖精カチュア》と共にコラボガチャの激レア枠として登場しており、進化させると《大邪眼・B・ロマノフ》となる。
    このコラボから一か月後に発売の新構築済みデッキシリーズ『マスターズ・クロニクル・デッキ』にて、ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン、サバイバーと共にフィーチャーされ『DMD-25 ロマノフ 煉獄からの復活』が発売された。




追記・修正は邪眼財閥に入社してからお願いします。

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最終更新:2024年02月12日 11:41

*1 一応、彼の武器はガンブレード型なので、剣の要素はないわけではない。