五日市線

登録日：2015/01/27 Wed 13:50:05
更新日：2023/04/26 Wed 12:59:07
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JR JR東日本五日市線五日市鉄道元私鉄単線戦時買収私鉄東京都登山客御用達路線路線鉄道電化青梅線

名　　称：五日市線　(Itsukaichi line)
区　　間：拝島～武蔵五日市
距　　離：11.1km(拝島駅起点)
電化区間：全線電化(直流電化)
直　　轄：東日本旅客鉄道(JR東日本)

五日市線(いつかいちせん)は、拝島駅と武蔵五日市駅を結ぶJR東日本の鉄道路線である。
青梅線、八高線と並ぶ奥多摩地方路線の1つで、あきる野市の各駅を結んでいる。
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かつては｢五日市鉄道｣という私鉄であったが、南武線を運営していた｢南武鉄道｣と合併、その後国有化され現在に至る。

運行形態
○種別
- 過去の種別
○使用車両
◎全駅一覧
廃止駅一覧

運行形態

朝は10〜20分、日中時間帯は約30分間隔で運行。日中は線内のみ運行であるが、ラッシュ時には青梅線立川駅までの直通列車も存在する。
かつては中央線直通列車も設定されていたが2023年ダイヤ改正で全て終了となった。

○種別

各駅停車のみの運行である。
大半が線内完結であるが、ラッシュ時に立川発着が設定される。

過去の種別

快速
青梅特快
通勤快速

これらは中央快速線に乗り入れする列車のみ設定。全列車とも線内は各駅に停車する。拝島で八高線からやってきた列車と連結し、都心へ向かう。

ホリデー快速あきがわ

休日ダイヤのみ運行。快速列車と同じく拝島で｢ホリデー快速おくたま｣と連結する。

○使用車両

E233系0番台(八王子支社豊田車両センター所属)

6両編成で運行している。
因みにドアは通年半自動となっており、開閉ボタンを押す必要がある。

E233系が活躍する前は201系電車が活躍していた。

◎全駅一覧

拝島…青梅線、八高線、西武拝島線乗り換え。
因みに現在の駅舎は5代目で、4代目時代には西武拝島線への改札内で乗り換え可能の連絡通路があったが、現在は消滅している。
所在地は昭島市となっているがホームは福生市との市境を跨いでいるため、立ち位置によってどちらの市にいるか変わってくる。

熊川…線内唯一の福生市の駅。棒線駅。
因みに青梅線牛浜駅が北に900ｍ離れたところにある。
韓国にも同名の駅が存在するが全く関係ない。

東秋留…秋留台高等学校の最寄駅のため、学生の利用が中心の駅。

秋川…あきる野市の代表駅。
東海大学菅生高等学校と明治大学付属中野八王子高等学校、東京サマーランドの最寄駅でもある。

武蔵引田…棒線駅。2000年以降街の再開発で乗客が増え、自動改札設置とホーム拡張が行われた。

武蔵増戸…五日市線内の駅では一番不便になっていく駅。

武蔵五日市…終着駅。｢武蔵｣が付いている理由は広島に五日市駅があるため。
三頭山など奥多摩南部の山の最寄駅として週末は登山客で賑わう。
東京都多摩地域で唯一の村である檜原村へのバスもここから出ている。
日本唯一のトレーラーバスが発着していたことでも一部で有名。
高架駅となって場所が移転されている。

追記・修正宜しくお願い致します。

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実は五日市線には廃止区間があった。
それは武蔵五日市駅から武蔵岩井駅へつなぐ通称｢岩井支線｣であった。
これはセメント輸送路線として機能し、貨物列車は武蔵五日市駅を経由せず、武蔵五日市駅拝島方にあった三内信号扱所（武蔵五日市駅の構内扱い）から拝島駅を経て京浜工業地帯に輸送した。
旅客列車は武蔵五日市駅から三内信号扱所で方向をスイッチバックして武蔵岩井駅に向かう線形だったが、運行本数は少なく、廃止直前は旧型国電1両の電車が朝夕のみ1日6往復運行される過疎路線だった。
旅客営業廃止時武蔵岩井駅が廃止、大久野駅までの貨物線として残っていたが、貨物営業廃止とともに廃線となった。
なお、高架化移転の際に、武蔵岩井に向かう路盤が利用されており、移転前の路線は留置線として利用されている。