登録日:2015/01/25 Sun 02:55:00
更新日:2023/11/02 Thu 10:05:59
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スーパーマサラ人とは、アニメ版『
ポケットモンスター』において
人間キャラが超人的な力を発揮すること、
また人間を超えたキャラクターにつけられる敬称である。
他にもアニポケの
エンディング名から「
タイプ:ワイルド」と言われたり、
その登場人物の出身地から「スーパー○○人」と言われることも(例えばアイリス→スーパーソウリュウ人など)。
そもそも
ポケモンは総合的に、現実世界の生物と比べてはるかに高い能力を持っている。
…勿論これらはほんの一部に過ぎない。一部を挙げるだけでもこれだけ出てくるのだ。
こんな化け物どもがうじゃうじゃいる世界では、人間だってそれなりの能力を持っていなければあっという間に滅んでしまうだろう。
一説では(自分たちも忘れているだけで)
ポケモン世界の人間もまた、ポケモンの一種であるという説もある。
事実、ポケモン世界ではサイキックなどの(我々の世界では眉唾モノの)
超能力が認知されてる他、
(素質の有無はあるにせよ)訓練次第で誰でも超能力を使えるというそれらしき布石もある。
…だがそれを考慮してもアニポケの人間は凄い。以下に例を挙げよう。
○
タケシ
人間(少なくとも現実の)には聞けないはずの超音波を聞き分ける、120Kgの
フォレトスを投げる、
サトシと共に「こうそくいどう」でトラックに追いつく、
グレッグルの「どくづき」を喰らってもすぐ
復活する(ヒカリから「復活早っ!」とよく言われる)など。彼もれっきとしたスーパーニビ人である。
彼の名言として「
お前ら人間じゃねぇ!!」があるが、少なくともタケシが言えたことではない(意味合いが違うが)。
ちなみにグレッグルのどくづきは
ディアルガの
りゅうせいぐんのうち1発を破壊しているため、理論上
タケシの尻はC150タイプ一致りゅうせいぐんより強いことになる。もっとも、全弾喰らったらどうなるかは分からんが。
最近ではこのりゅうせいぐんの件に加えて「女性にすりよる」「どくづき1発でダウン=効果抜群?」ということで
フェアリータイプ説まで飛び出す始末。
○
ナツメ
挑んできたチャレンジャー(と観戦者)を悉く人形に錬成、スケールは小さいが擬似的に
君の銀の庭な状況を作った。
人形にされた時に
モンスターボールに入っていたとはいえ、複数のポケモンも一緒だった事も考慮すると…
○
ヒカリ
サトシ並みのジャンプ力を度々披露したり
ポッチャマと取っ組み合ったり映画では落下しかけたサトシを引き戻したり。
スカートの鉄壁っぷりも凄い。
○
シンジ
作中で彼が身体能力を披露したシーンは一つしかないが、その内容が凄まじい。
サトシと共に森の中に落下した際に
ヒコザルと共に上手く木々を跳び移って着陸したのだ。(ちなみにサトシは上手く着陸出来なかった)
廃人は超人でもあったようだ。
自分でも身体能力に自信があるかは不明だが後の話に高層ビルの屋上、それも結構端の方で平然と立つ場面もある。
○
セレナ
歴代一の女子力を誇る彼女もやっぱりアニポケの住民。
サイホーンに振り落とされて顔から落ちても絆創膏程度で済む、ロケット団の気球から落ちた
クチート(11.5Kg)を受け止める、
スカイバトルの飛行訓練を初見でノーミスでこなし、左肩に
フォッコ(9.4Kg)を乗せて飛行し「かえんほうしゃ」を放たせる、
バケッチャにダイビングタックルをかますなど着実にスーパーアサメ人の階段を上っている。
トライポカロンでは片手だけで逆立ちを楽々こなした。
○
ユリーカ
幼女だからと言ってバカにならない。
体力は
XYメンバーではサトシに次ぐレベルで崖登りもこなす。
フワライドから落下し、頭から地上に落ちるも無傷。
○
コルニ
超人的なローラースケートのトリックを決める、暴走
メガルカリオに噛みつかれても無傷。幼少時はリオルとリアルファイト。
ちなみにXY勢はサトシもふくめて頻繁に
シトロニックギアの大爆発をもろに喰らうが、みんな髪がアフロになるだけである。
○
ムサシ&
コジロウ
登場するたびに(ほぼ)10万ボルトで吹っ飛ばされる。何度吹っ飛ばされても死なないし諦めない脅威の耐久力と忍耐力。
電圧が凄いだけで実は抵抗が凄かったんじゃないかと言われている
アーボと
ドガースたちを逃がすため、バンギラスの
はかいこうせんの直撃を複数発耐えたことも。
XY編ではとうとうサトシのピカチュウの電撃を他の個体と区別できるように(コジロウ曰く尾骶骨にくるらしい)
宇宙まで飛ばされたこともあった。ムサシは
ハブネークを、髪を噛み千切られた
怒りからリアルファイトでゲット。
この時使用した技は「こわいかお」、「みだれひっかき」、「メガトンキック」。
コジロウは
ドククラゲ(55キロ)をとびげりで迎撃し投げ飛ばす。
食らうと三日三晩激痛に苦しみ、助かっても後遺症が残る(ムーン版図鑑・アニメでも言及されている)
ドヒドイデの
毒を食らうもすぐに完治。
○
オーキド博士
耐久力なら最強クラス。エンディングのミニコーナーで毎回ポケモンにどつかれたり技を喰らったり……。
デコロラ諸島では
ロトムの電撃に平然と耐え、サトシと同郷のスーパーマサラ人の身体能力を見せつけていた。
『XY』ではついに
冥界にまで行(逝)ってしまった。勿論次の回ではバッチリ生き返っている。
……どいつもこいつも凄まじい人外っぷりである。現実なら良くて大けが、または即死である。アニポケレギュラーキャラであれば運動神経が無い方でも最低限、30キロ程度のポケモンなら片手で軽々と持ち上げる。崖を余裕で登る。20メートル程度の落下でも無傷。100メートル9秒台は当たり前。ポケモンの攻撃を平然と耐える。10メートルの高飛びは当然。10メートルの幅跳びも常識。 程度の強さなので10歳程度の女の子でも一般人であれば軽くKO、片手で投げ飛ばされてしまうだろう。
だが、こんなにすさまじい例を見ても、「彼」の超人ぶりと比べるとまともに思えてくる。
○
サトシ
「スーパー“マサラ”人」という呼称がある程度定着しているだけあって、とにかく凄い。シリーズごとに見てみよう。
●全体
ピカチュウ(6Kg)を肩にのせて歩行から崖登りまでこなす、
リザードンの
火炎放射を喰らっても焦げるだけで次のシーンでは全快、
「俺に○○だ!」、自分のポケモンを身を挺して守る、ポケモンと共に自分も特訓するなど。
ちなみにポケモン
空想科学読本によると『そのまま設定を捉えるとリザードンの炎は4215°Cを超える』という。4215°Cとは
大体の固体物質を気体に変えるほど。
タケシ曰く
エイパム並の身体能力だがそんじょそこらのエイパムで果たして通用するのか……
●
AG
前述の通りタケシと「こうそくいどう」。
ヘイガニに「俺にクラブハンマーだ!」でロケット団の気球に飛び乗る、ロケット団の気球を噛みちぎる。
(一般的な気球用の布は万が一に備え破れにくい特殊な織り方で作られた上で表面がコーティングされている)。
他、
ジュカインを守るため木の棒で
スピアーの大群と闘い
善戦したり、
タツベイを助けるため
丸太をブン投げたことも。凄ェ!
ちなみにこの丸太は有志の計算で630kgほどと推定されている。
映画でもルカリオに掴みかかる、波導を使う、目測で少なくとも合計500m息継ぎなしで泳ぐなど(なお無印では1分経つかどうかの潜水で気絶した)。
●
DP
リオルと波導で交信する、モウカザルの「かえんぐるま」で全身炎に包まれるも少し苦しそうにするだけで無傷等。
パルキアのバカヤロー!!
約50kgの
ヒポポタスを頭に乗っける(さすがにサトシも少し重いと言っていたが、逆に言えばその程度で済んでいる)。
●
SM
複数の
ケンタロス(一匹88.4キロ)に勢い良く踏み潰されても「慣れてるから平気」と済ませる、平然と崖から飛び降りる、
マーマネが用意したランニングマシンを測定限界を突破する速度で走り大破させる(一緒に走っていた
イワンコは途中脱落していた)、
1t近くもあるコスモウムを普通に持ち歩く、ナゲツケサルの言語と動きを完璧にマスターする等。
ロケット団の乱入でカオス化した学芸会では
ウルトラネクロズマ(役名はサトシズマ)に扮し、ピカチュウに自分に10万ボルトを浴びせるよう指示をしたこともある。
イワンコの特訓のためにいわおとしの標的になった時や、生物のエネルギーを吸い取る
ネマシュに
カレーを食べ続けて対抗し根負けさせた際には、
アローラレギュラー勢にドン引きされた。
マオ「
無茶すぎじゃないの?」
カキ「
あいつにしかできんことだな」
反面、前作XY編でサトシの超人ぶりが作劇上便利すぎた反省か
はたまたスクールライフで体力が落ちたか
AGでは持ち上げられた丸太や殻つきの
メテノ(40キロ)を一人で持ち上げられない、崖に昇っただけで息切れする等ダウナー調整された部分も見受けられる。
一方で(ちょっとだけ浮いていたかもしれないが)999.9kgのコスモウムを持ったり、そのコスモウムを両手でしっかり掴んでいる(=浮いているという言い訳が効かない)。
ピカチュウを膝に乗せてなんともなかったりとその強さにはブレがある。そのコスモウムを掴んで縦に振るピカチュウも凄い。
それでも充分に凄いが。
●めざせポケモンマスター
11話と短いので比較的控えめだが、第1話から早速本領発揮。
お約束のロケット団の介入でラティアス諸共捕獲された際、自分に10万ボルトを浴びせるようピカチュウに指示して内側から脱出するという荒業を披露。最終章でも相変わらずである。
しかもこの時のピカチュウも信頼からかもう慣れたのか一切の躊躇いも無く合点承知と言うが如く嬉々としてぶっ放した。
あまりの光景に当のラティアスも驚愕ともドン引きとも見える表情だった。
…いかがだろうか。普通の人間だったら何度死んでいるか分からないほどの所業である。
実際XYではついにフクジに「死にたいのか!」と怒られた。
その不死身さで名高い
ルーデル閣下や
舩坂弘ですら生きているか怪しいだろう。
しかもシリーズが進むごとにサトシの超人ぶりはエスカレートしている。公式が病気である。
だが一番恐ろしいのは、これだけのことをやっているのがわずか10歳の少年であるという事実かもしれない。
サトシも1人の人間である以上、あくまでも推定だが、劇中では描写されないだけでこの世界の大人たちはみんなその気になればサトシ並みの能力を出すことは造作もないのかもしれない。
実際
ポケモンレンジャーなどはサトシ以上の身体能力を見せている。そう考えると恐ろしい話である。
ちなみにアニメでも原作ゲームの重さが劇中で明言されているので、
アニメのポケモンの重さがゲームの重さより軽いという可能性はほとんどのポケモンでない(というよりゲームよりサイズがでかいポケモンもいるし)。
……とはいえ、これらの超人描写を我々視聴者がひそかに楽しみにしているのもまた事実。
現実と違って強力な生物がはびこるこの世界で、サトシたち人間がどのように彼らと戦い、仲間を守り、また共存するのか。
彼らのたくましい生き様を見ることも、アニポケ視聴にあたっての1つの魅力ではないだろうか。
追記・修正はスーパーマサラ人の方にお願いします。
- ↑公式もいい加減、認めつつある・・・。 -- 名無しさん (2019-07-21 07:30:18)
- ↑4まさかのR団(Miiコスだけど)参戦 -- 名無しさん (2019-09-17 15:22:14)
- 子供向けアニメなんだしそんなマジに考えなくてもなあ -- 名無しさん (2019-09-18 11:55:28)
- ヨーギラス持ち上げれたのはあれだろ。産まれたばかりだったからだろ。 -- 名無しさん (2019-09-18 11:56:38)
- ↑2こういうのは楽しんだ者勝ちさ -- 名無しさん (2019-10-04 21:25:49)
- ソードシールドのアニメ版でも、スーパーマサラ人の力見せてくれよ!!あと、新主人公のゴウ(CVデク)も!! -- 名無しさん (2019-11-02 23:03:23)
- サン&ムーンのラスボスのコケコ相手にかめはめ波の構えとってて笑った -- 名無しさん (2019-11-07 14:23:38)
- 新シリーズ2話でルギアに高所から跳び移ってやがった。海で息してたのはルギアの恩恵受けてたからだと思うのでノーカン。 -- 名無しさん (2019-11-25 12:12:28)
- ↑……いや……普通に溺れかけていたか -- 名無しさん (2019-11-25 13:27:22)
- ↑2しかもゴウはまだルギアよりも高いところからしっぽに掴まるだからまだわかるけどサトシは下から足にしがみついた上に先によじ登って引っ張り上げてたからな……これがマサラ人とクチバ人の差というモノなのだろうか -- 名無しさん (2019-11-29 15:05:23)
- 「ポケモンを使わないポケモントレーナーが参戦」ってなんかドラクエⅤの主人公みたいになってるな、まさかロケット団がMiiコスチュームで参戦するとは・・・ -- 名無しさん (2019-11-29 15:49:16)
- 今週のマサラ人 未完成のジムの鉄骨をジャンプで上る ゴウ君 上るだけでひぃひぃ言う -- 名無しさん (2019-12-01 20:29:58)
- ヒポポタスを頭に乗せてた件だが、火田伊織も似たようなことをやってたな。あんな小柄なのに頭にアルマジモンを頭に乗せてたことあったし。でも、すごいのはマサルダイモン!サトシと戦ってください! -- 名無しさん (2020-02-04 23:24:11)
- しかしマサラ人たるサトシは意外かもしれないがリアルファイトでポケモンに勝利した事は殆どない。否、ポケモンへの愛故にポケモンに拳を振るうのを躊躇ってしまうのかもしれない。故に彼はいつまでもポケモンの技を『敢えて』真っ正面から喰らう事によりポケモンに対する愛情表現をするスタイルなのだ -- 名無しさん (2020-11-20 14:52:08)
- アキハバラ博士「よく頑張ったがとうとう終わりの時が来たようだなあ」ナナカマド博士「その気になってたお前の姿はお笑いだったぜ」オーキド博士「き きさまらいいかげんにしろーっ!!!さっさと協力しないかーっ!!!」 -- 名無しさん (2020-11-20 14:57:37)
- あの世界の人間は鍛え続ければポケモンレベルになれることが映画ココでわかったな -- 名無しさん (2021-01-06 12:37:04)
- 実はスーパートバリ人・シンジの -- 名無しさん (2021-06-05 18:43:49)
- 新無印のシゲル登場回でサトシ、シゲルはひょいひょい移動してくのにゴウはヒイコラしてるから、マサラ出身ってだけである程度頑丈かつ身軽になるのかもしれん。シゲルに会う前もサトシ跳ね飛ばされたりいろいろしてゴウが焦ってるのに「平気平気」でニコニコしてるし、なんかもう色々違うよね… -- 名無しさん (2021-06-10 09:16:11)
- ポケモンに対する愛があればどんな技食らっても大丈夫 -- 名無しさん (2021-08-19 12:05:47)
- ムコニャ戦ってただでさえ未知のマシーン使ってきて公式バトルより難易度高いはずなのに切り抜けられるのはマサラ人ならではか -- 名無しさん (2021-08-27 19:23:14)
- 今更だけど嵐の5歳児に匹敵する傑物振りよ -- 名無しさん (2021-08-31 10:24:07)
- 修羅場くぐりすぎてリミッターがぶっ壊れたワンパンマンタイプかもしれない -- 名無しさん (2022-01-23 20:09:15)
- まさか新作ゲームでマサラ人の凄さを身を以て実感させられる時が来るなんて思わなかったぜ… -- 名無しさん (2022-01-31 13:02:30)
- 身も蓋もない事言ったら、子供向けアニメ特有のオーバーリアクション以外の何者でも無いんだけど、それ指摘したら駄目? -- 名無しさん (2022-02-06 14:34:02)
- ↑サトシの場合はピカチュウが洗脳されたときとか、内容的にはシリアスな場面でも10万ボルト耐えてたりするから単純にギャグ補正で片付けにくいのが困る。 -- 名無しさん (2022-04-22 05:28:25)
- コメントのログ化を提案します。 -- 名無しさん (2022-05-12 22:48:08)
- ログ化しました -- (名無しさん) 2022-10-22 06:51:20
- ポケモンは怖い生き物です! -- (名無しさん) 2022-12-12 23:19:33
- ↑4まあタケシがフォレトスぶん投げたのとかはギャグ補正で説明付きそうだけど、サトシがミュウツーを抱えて湖に放り投げたのなんかは大真面目なシーンだしなぁ -- (名無しさん) 2023-03-04 21:53:57
- ヌメラ初登場回の崖下りは面白かったな -- (名無しさん) 2023-10-06 18:29:21
最終更新:2023年11月02日 10:05