犬飼伊介

登録日:2015/01/20(火) 14:22:23
更新日:2024/03/16 Sat 10:57:07
所要時間:約 9 分で読めます




犬飼伊介 いがみっつ♡


悪魔のリドル」の登場人物。

読み方は「いぬかい いすけ」。


最初に断っておくが、女性キャラである。


♡プロフィール



身長:160cm(ヒール+10cm)
血液型:B
誕生日:6月29日(恵介と出会った日)
星座:かに座
出身地:神奈川県(横浜)
平均睡眠時間:8時間
好きな食べ物:キャビア
嫌いな食べ物:食パン
趣味:ショッピング、デコアート

一人称:伊介♡
胸のサイズ:最大

出席番号2番
金星寮は2号室で寒河江春紀と同室。


♡概要


一ノ瀬晴暗殺の為に10年黒組に送り込まれた暗殺者の一人。
黒組には初日から参加。


ピンクのロングヘアさらけ出した巨乳、へそ出し、ミニスカに絶対領域と、目のやり場に困るほど大胆に露出をした美女。
そのバストサイズは黒組最大
明確なサイズは不明だが、判明している限りで生田目千足の「Fカップ」が最大なので、少なくともそれ以上ではある。

随分寒そうだが本人曰く「鍛えてるから平気」らしい。
リドルでは冬の描写が無いので、結局冬にどうするのかは謎のまま。

ヒールのせいで高身長に見えるが、実際は160cm。
実は東兎角よりも背が低い。

ネイルは「ジェル派」。


性格はとにかくマイペースで強気。
負の感情を隠さないタイプで、気に入らないことがあると「ムカツクぅ~♡」とすぐ言葉に出す。
女王様気質でもあり、同室の寒河江春紀に対しては「伊介様って呼んでよ」と、様付けを強要している(しかし当の春紀には軽くあしらわれてたり)。

派手な外見が示すように、「お金はたくさん稼いでガンガン使いたい派」。
経済を回しまくっているが、その分「貯金が趣味」の春紀とは金銭感覚が随分違うようにも見える。

「家族以外の人間」には興味が無く、殺しに対する躊躇いも全くない。
興味の無いことにはとことんやる気が無く、学力テストも名前だけ書いてあとは白紙だった。当然クラス最下位。
試験に限らず授業中はほとんど寝てる。
しかし、アニメの創立祭では意外と楽しそうにマイクアナウンスをしていた。


好きな男性のタイプは「40以上」。溝呂木先生はまだ若すぎるらしい。(ただ、後の顛末を見るにあくまでも恋愛対象ではない模様)
原作の創立祭編では「ガテンがいいの♡」とも語っていた……ガテン系



戦闘においては、本人は「素手が好き♡」と語っているが、作中では「ナックルダスターナイフ」や「小型拳銃」、更には「睡眠薬」を盛ったり「たまたま近くに置いてあった熱湯入りのポット」を投げつけたりと、一つの武器にこだわる様子は無く、暗殺者としてはオールラウンダーな戦いをする。
実力は裁定者・走り鳰から「桐ヶ谷柩と並び本命」と評価されており、某サイボーグ女王程とは言わずとも黒組では上位に入る実力者。




そして、原作者公認のツンデレ

他人に興味が無い一方、身内には徹底的に尽くす献身タイプ。

同室の相方である寒河江春紀に対しては、他の黒組生徒とは違う感情を見せており、彼女が自身より早くに暗殺を決行した際は寂しげな表情を見せたり、マニキュアをあげようと思ったりと、かつて他人に興味の無かった人とは思えぬほど心を開いている。

春紀がたった一人で大家族を支えていると知った際は、「他人なんて見捨ててしまえばいいのよ」とかなり辛辣なアドバイスを送っている。
言い方こそかなり悪いが、「他人に興味の無い人が、悪いなりにもアドバイスを送った」と考えると、やはり春紀に対しては心を寄せているようにも思える。


♡過去、そして家族


かつて幼かった頃。

伊介は実の母親から「ネグレクト(要するに育児放棄)」を受けており、貧しく過酷な生活を送っていた。



そんな彼女を救ったのが、当時隣の部屋に暮らしていた暗殺者・犬飼恵介(いぬかい えいすけ)だった。
恵介は彼女の実母を殺害。恵介は幼い彼女に「伊介」の名を与え、「俺の仕事を手伝ってくれ」と頼まれた彼女は恵介の娘となり、やがて伊介は職業暗殺者の道を進むことになる。


前述のとおり「伊介」の名は恵介がつけたものであり、本名は一切明かされていない。
また、かつては実の弟がいたのだが、恵介の救出も間に合わず死亡している。




ここで、彼女を救った暗殺者・犬飼恵介(CV:諏訪部順一)について説明する。


「『ママ』の名前はァ エイスケって言うの」
「男の人の名前みたいでしょ?」

「アハハ そりゃそうだよぉ」
「ウチのママだもん」
「パパも男だけどね!」


なんと伊介の両親は男同士の夫婦。

恵介のことを「ママ」と呼び慕っている。
家族中はかなり良好で、愛情たっぷりに甘やかされたらしい。
わがままな性格もそれが原因かもしれない。


一方、「パパ」は作中一切登場せず、名前すら不明。
公式Q&Aによると、「暗殺者ではなく一般の人」らしい。


公式Q&Aに視聴者から「伊介も同性愛者なのですか?」という質問が舞い込んだが、それに対する公式からの回答は

「必ずしもそうとは限りませんが、理解はあります!」

とのことだった。理解はあるんだ…


♡望む報酬


伊介が望むのは「両親に老後の別荘を建てるための金」。


実は同室の相方である寒河江春紀も「大金」を望んでいたので「共闘すればよかったのでは」ともいわれるが、伊介自身は春紀が動く段階で「時期尚早」と判断したため、結局両者が手を組むことはなかった。


♡劇中での動向


アニメ版

黒組には初日から参加。


早い段階から晴がターゲットであると目星をつけており、裏オリエンテーション開始前にフライングで暗殺を決行。
1号室へ向かい、晴とティータイムをたしなむ(この時兎角は伊介を嫌って部屋を出ていた)。
その際、晴の紅茶に睡眠薬を仕込み眠らせ、風呂に沈めて殺害しようとする。

そこへ事態を察知し駆け付けた兎角と出くわし、作中初めての戦闘に入る。
「東のアズマ」たる兎角が優勢になるも、兎角の「人を殺せない呪い」によって兎角が止まってしまい、伊介は生還。

兎角の「人を殺したことが無い暗殺処女」という弱点を握り、その日は見逃す。


予告表もなく暗殺に踏み切るのはルール違反であり、もしこれで暗殺が成功していても報酬は貰えなかった。
本人は「早く帰りたかった」らしい。「犬飼伊介は速攻」を自称している。



しかしそれからは、早く帰りたいはどこへやら、黒組の流れを静観するようになる(時期をうかがってたようだ)。

作品中盤、黒組のシステムそのものに疑問を抱き、「何か別の目的があるんじゃないの?」と核心に踏み込むような発言もしている。



そしてアニメ第8話。
番場真昼が予告表を提出。

どうにか夜をやり過ごそうと金星寮に兎角と晴が向かう途中に伊介は現れる。

そして、またも予告表を出さないまま晴に飛び掛かる。
しかしこれには理由があった。


「予告表を出さないのはルール違反だ!」

「あらァ もう受け取ってるでしょ?


当初、番場真昼のものだと思っていた予告表は、実は伊介のもの。
提出者を悟られないよう、他人の名前で予告表を切ったのだ(これはルール違反ではない)。

また、真昼もとい番場真夜とも手を組んでおり、2人がかりで暗殺を決行する。


更に続きのアニメ第9話。
晴の暗殺は真夜に任せ、伊介は兎角と交戦。
両者互角に打ち合う中、伊介は隙を突いて兎角を校舎の高層から転落させることに成功。


殺害を確信した伊介は、真夜の元へ向かう。
実は創立祭のある場面から、「真夜が強い光に弱い」ことを見抜いており、その弱点を突いて真夜を裏切り戦闘不能にし、漁夫の利を得ようとする。

そしてただ1人残された晴をじわじわと切り刻み痛めつける。
おい速攻はどうした。


さっさと殺さなかったせいか、生還していた兎角に攻め入られてしまう。
「呪い」を解き、覚醒した兎角にあっさり瞬殺されてしまい、右腕の関節を外されたうえで気絶させられてしまう。
その後腕も縛られ、戦闘不能になった。

気絶する伊介に、英純恋子が「アイスランポピー」を手向け、その後黒組を脱落した。


退学後、席に飾られた花は「赤いカーネーション」。花言葉は「愛を信じる」。



そしてアニメ最終話。
「本来なら報酬で独り占めしていた」ハズの公共ビーチで、「ママ」とともにバカンスを楽しんでいた。

最終話で「パパ」が遠目に映るのだが、顔の判別は出来ず、やっぱり最後まで「パパ」は謎のままだった。


原作

動向については概ねアニメと同じ。

構成上の都合か「幼少伊介がママと出会う回想」がアニメでは第8話だったのに対し、原作ではかなり初期に描かれている。

白黒で描かれるので理事長との区別が若干しづらい(髪横の縦ロールで判別可能)。

最終話では春紀と結ばれていた事が判明。現場仕事してる春紀に早くビーチに来るように急かしていた。
そして「ママ」に茶化されると、「惚れちゃったんだもん」と惚気けていた。


アニメOVA(第13話)

臨海学校編では、本編第7話と同じ赤いビキニを着用。
武器は水鉄砲とペペローション。

元々ギャグ回ではあるのだが、特にキャラが崩壊しており女の子を襲う手つきがなんかやらしくなっていた。
そして随分楽しそうである。

常時ヒールを脱いでいるはずだが、身長設定があまり活かされていない(161cmの神長香子との身長差が明らかに設定と違う)。


本編でもそうだが、「元々の露出度が高すぎるせいで水着回の恩恵がない」と、視聴者・中の人双方から突っ込まれている。


♡ED曲「天使のスマイル♡」


アニメ第9話ED曲。恒例「負けたらCDデビュー」。

女王様キャラである伊介様にはなんとも不釣り合いな、アイドルみたいなタイトルの曲。
歌った浅倉氏は初期のラジオで「レディー・ガガみたいな曲」と紹介しており、その曲調はさながらテクノポップといったところ。


♡その他


一ノ瀬晴は当初、名簿の名前から男性だと勘違いしていた。
もっとも、名前だけ見て女性と判別するほうが難しすぎるが。

伊介は自身の名前について「カッコイイ」と思っており気に入っている。


年齢は明かされていないが、ソシャゲ「悪魔のリドルAK」によると、「19歳」で「偏差値45の高校出身」とのこと。
ただ、本編とソシャゲでは世界観がまるで違うので、設定として鵜呑みにはしないように。
とはいえ「19歳」設定が随分ウケたのか、二次創作だと当たり前のように「19歳」として扱われている。


そして公式でツンデレなだけあって、創作ではかなりデレる

同室の春紀とは本編では他の百合カップルに比べイチャイチャする場面が少なく、さらにアニメ版だとカットされたり改変されてたりするのも、二次創作を熱くさせている要因といえる(かもしれない)。
作画担当の南方純氏も気に入っており、氏のTwitterでいくつかイラストを上げている。
…と、思っていたら、原作に於いて明確に恋人同士となった事が発覚。(アニメでも恐らく同じだろう)
二人には是非とも幸せになってもらいたいものである。




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