夕雲型駆逐艦(艦これ)

登録日:2015/01/19 Mon 13:59:21
更新日:2024/03/18 Mon 17:32:47
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夕雲型駆逐艦とは、艦隊これくしょん -艦これ-に登場する駆逐艦グループ。


概要

大日本帝国海軍において造船された艦隊戦用駆逐艦の最終型。
つまり当時の最新鋭。
陽炎型の改良モデルなので外見が非常に似通っており、あまり見分けがつかないため、秋雲の今日に至るまでの扱いを生んだ。
史実では最終的に19隻が建造されるものの、過酷な戦況に耐えきれず全艦が轟沈した。


ゲームでは

最新モデルということもあり、全体的なスペックは軒並み高め。特に初期値において優れている。
しかし陽炎型と似たようなもので、改二艦等と比べたら誤差の範囲。
彼女らがおかしいだけとも言う。


特筆すべきは入手難易度。
ネームシップの夕雲が秋雲と共に実装された追加組なので、あまり簡単に出会えるわけではない。
三番艦の風雲以降の艦はすべて期間限定イベントで先行実装されたレア艦であり、入手法は現状ドロップだけで、もちろん出現海域は難所が多い。
レアリティは安心と信頼の銀枠。

つまりどういうことかと言うと、艦種的に数が多い駆逐艦にして、誰も艦隊にいないという事態が十分に起こり得る。
初風や雪風、島風ほどのぶっち切りのツチノコ度ではないが、安定してレア。
イベント海域で出会えたらラッキーくらいに思っておくと精神衛生上楽である。

任務消化や戦果稼ぎついでに頭の隅に置いておくとセンサーがはんの……期待が持てる。
2期移行による海域リニューアルで周回時に出会える機会は減ったため、今後の入手手段はイベントが基本となるだろう。

総じて改造Lvが少し高め。朝霜に至っては45Lvを要求される。
ただし、改造によってレアな装備を持ってきてくれるので育てる価値は高い。


逆に追加実装なため、今のところ全員が実装と同時に時報・放置ボイス等を備えている。せめてもの特権である。
……だったのだが朝霜は時報ボイスを同時実装されなかった。無念。

イラスト担当は藤川氏。共通して臙脂色のジャンパースカートに青いリボンタイを着用している。
ちなみに容姿などが似通っている「秋雲」は陽炎型のカテゴリである。詳細は当該項目で。

また初期実装の駆逐艦は同型同士でも同僚や友人としての扱いが多い(姉妹呼びする台詞は大半が追加実装や期間限定ボイスによる)一方、
全てが追加実装である夕雲型は最初から互いを姉妹呼びしており、姉妹としての絆を非常に強く感じさせている。
絵師も服装もバラバラである陽炎型の艦娘たちとは、準同型ながらも対照的である。

改二は長い間来ていなかったものの、長波に実装されたことを皮切りに徐々に進みつつある。
現時点では長波・夕雲・巻雲・風雲・朝霜・沖波・高波・清霜に改二が存在。全艦共通して改二への改造時に改装設計図と戦闘詳報を消費し、長波・夕雲・巻雲・風雲は練度75以上、朝霜は開発資材と練度77以上、沖波・高波は開発資材と練度79以上、清霜は開発資材と練度78以上で改二、改二丁にコンバートするのに練度86以上且つ高速建造材と開発資材が要求される。
スペックは艦隊型駆逐艦らしく、陽炎型改二同様とにかく殴り合い特化なのが特徴。
素で70近い火力を持ち、12.7cm連装砲D型改二+水上電探の組み合わせで火力ボーナスを得られる。
加えてやや高めの耐久・装甲かつ中型バルジを装備可能で、水雷戦隊の投入が必要な場所での安定感はかなり高いと言えるか。

キャラクターとしての夕雲型駆逐艦


夕雲


夕雲型一番艦、夕雲、着任しました。提督、甘えてくれても、いいんですよ?


夕雲型一番艦。
長い緑髪と泣き黒子、指を舌で舐める姿が印象的。
小柄でありながらどこか蠱惑的な雰囲気にやられた提督も多数。
彼女自身もとても世話焼きな性格で、冒頭の台詞からもその度合いがうかがえる。長波の時報で差し入れをする姿が確認された。
子供らしい所も持ち合わせながらも、淑女に相応しい立ち振舞を持つ。
別名・駄目提督生産艦2番艦

最新鋭という自負と誇りからか、夕雲型を「主力オブ主力」と言って憚らない。
「午後五時かぁ。今日一番活躍した艦娘は誰かしら?当然夕雲よね」
「提督、私を選んで良かったでしょう?」等、自信家でもある。

中破した際には「倍返しなんだから!」と強がるなど、負けず嫌いな点も。


時報ではたびたび様子を見に来る巻雲の対応に追われつつも、提督に甘えたり気遣ったり。
「午前二時になりますよ。寝なきゃダメよ」
「午後八時。提督、美味しい? 美味しい?」


「午前六時。巻雲さん、こ……これはね、提督と夜通し、さ……作戦を立てていたのよ」
「午前八時。……ふぅ、再び夕雲よ。巻雲さんを説き伏せて納得させるの大変だったわ」
……わざわざ言い訳じみたことを言ったり、説き伏せる必要があったりなどと、後ろ暗いことはないはずの秘書艦任務以外に提督と何かしてたのだろうか。



巻雲

CV.竹達彩奈

夕雲型駆逐艦、巻雲といいます。夕雲姉さんを見習って、頑張ります!


夕雲型二番艦。
ロリに桃髪に萌え袖にメガネにドジっ子にシスコンにタイツに妹に姉と属性盛りだくさん。
主砲にリボンを付けるおしゃれさんだが、ティッシュ箱と勘違いする提督もいる。
萌え袖から他の姉妹より一回り小さいのかと思いきや、意外と背丈は夕雲と変わらない模様。

一生懸命ではあるがドジだったり言動が幼かったりと小動物。

飛龍の雷撃処分、米空母ホーネットへの雷撃で空母を二隻轟沈させたという、世界戦史でも類稀な史実持ち。

夕雲姉さん大好き。夕雲の時報では深夜に様子見に来たり、隙間から観察する姿が確認されている。
また夕雲によるとスキンシップ大好きらしい。
「はわわわわぅ!?夕雲姉さんしかさわっちゃダメなんですよぉ!」
しかし轟沈時にはよりにもよって夕雲に「最後のわがまま」として雷撃処分を依頼する。

史実通り秋雲にはからかわれ振り回されているらしく、度々言及している。
水雷戦隊クロニクルではバケツを1つ持つのも四苦八苦しており、その事をイラストにされた事も。
「はわわわわ…こんな時に探照灯つけるなんて!秋雲のばかぁ!」

夕雲姉さんにべったりで時報では二人の仲を疑っているような様子ではあるが、提督を「司令官様」と呼ぶように提督が嫌いなわけではない様子。
「午後1時。こうして司令官様とぽ~っとしてると、なんか落ち着くな~」
「夜7時。司令官様、ご飯を所望します!」
むしろ提督にも懐いているご様子。
ケッコンカッコカリでは、姉離れしようとする気概も見せる。
「司令官様、今日はとってもゆっくりさせてもらえて、ありがとうございました。巻雲も、もうそろそろ夕雲姉さんから卒業しなくちゃいけないのかな。良いの?」

なお、夕雲もそうだが、メタ発言を連発する艦娘だったりもする。
「午前3時…司令官様ぁ、艦これは逃げないからさぁ、寝よ~よぅ」
「じぃー…私は画面から、いつも司令官様を見ています。じぃー…」

さて、この巻雲、なかなか珍しい史実を持ち、17隻の妹がいるお姉さんである。
……なのだが。
「司令官様、巻雲はいつでも万全の体制で…あれぇ~?服のサイズが大きいよぉ」
「9時です。お風呂お先に頂きましたぁ…あれ? メガネメガネぇ~」
「もう食べられないかもー」
見えない。とてもそうは見えない。
早霜の時報ではキャラメルの食べ過ぎで妹に突っ込まれている。

公式4コマでもそこら辺が触れられており、早霜と清霜から「巻雲姉さん」と呼ばれてえへん! してるが周囲の反応はご察し。
あと、公式4コマでは夕雲姉さんにべったりを通り越して、夕雲姉さんの着せ替え人形である。

そんな性格や服装や童顔っぽいことからやたらとちみっこい印象がついて回っており、公式4コマでも妹達より小さく描かれている。
だが藤川氏による公式の集合イラストによれば、実は姉妹中でも特別背が低いことはなかったりする。
この影響か、公式4コマでも頭身が引き上げられて高波と同じくらいの身長になっている。

同時期に実装された長波と混同され、名前を「巻波」と間違えられる事も。鶴翼の絆でも「巻波」と誤植されてしまった。ちなみに、後述の通り駆逐艦巻波は夕雲型五番艦の名前である。そりゃ間違えるのも無理ないね。



風雲


夕雲型駆逐艦、三番艦の風雲よ。そっか、貴方が提督なんだ。了解です。ご命令、どうぞ!


夕雲型三番艦。
スラリとしたスレンダー体型かつ、夕雲型の中でも頭身が高めで、身長が高いことをうかがわせる。髪型は長いポニーテール。
髪を結ぶリボンは飛龍の衣装と同じ色。

秋雲、夕雲、巻雲に続いて第十駆逐隊では最後に実装された。
特筆すべき戦果こそ無いものの、僅か2年余りの艦歴の中でMI作戦、第三次ソロモン海戦、ガダルカナル、キスカの撤退作戦、渾作戦と多くの作戦に参加した殊勲艦。
そのためか、他の夕雲型より僅かに能力値が高く、夕雲型一の武勲艦である朝霜に次ぐ。

性格も至って真面目で、自身の戦歴にも自信を持っている。
ただ、「ふううん」と読み間違えられることと、オータムクラウド先生秋雲にデッサンモデルとして延々付け回されているが悩みの種。
それどころか、限定グラで秋雲に売り子に抜擢されて駆り出されたり、秋雲改二と共に実装された秋雲の放置ボイスではアシスタントまでやっている事が判明。
十駆の姉妹や仲間達はみんな他の誰かにベッタリなので、彼女に災難がまわってきているのかもしれない。
おかげ当初秋雲の相棒枠だった巻雲は良くも悪くもその立ち位置を完全に風雲に持ってかれた。
なお、節分の際には秋雲が作った鬼のお面を付けていた。

「ん?秋雲? どうしたの? ……デッサンモデル? やーよ。別の人でやってよ!」
「秋雲……あっ、悪い子じゃないのよ? むしろ……あっ、うーん違う……ちょーっと迷惑……。」

時報を担当させるとはりきって提督に朝食を振る舞ってくれるが、経験不足なのか不器用なのか、指に怪我をしてしまう。
提督もセクハラ云々よりもそちらの方で頭がいっぱいになっており、自ら夕食を作ってご馳走した上に、お茶を淹れるのにも火傷しないか心配している。
また、夕雲型でただ一人胸のリボンをネクタイ結びにしており、公式4コマでもネタにされていた。

「え? お茶くらい入れられるから! なんだと思ってるの? もぅ……おやすみ!」



長波

CV.竹達彩奈

夕雲型駆逐艦四番艦、長波サマだよ!さーいくぜ、オーッ!


夕雲型四番艦。
黒髪をリボンで結んでいる。特徴的なのは髪色で、外側が黒、内側がピンクのツートンカラー。

日本海軍の数少ない大勝利であるルンガ沖夜戦において、田中頼三少将を乗せ第二水雷戦隊旗艦として参加。
詳細は省くがその田中少将は日本側からは酷評されたものの、米国には高く評価されている。
それを除いても夕雲型の中で最も長生きし、様々な作戦に参加したので武勲艦と言えよう。そのためか、夕雲型初の改二実装艦となった。
第二水雷戦隊として活動した期間が長く、そのことを誇りに思っている様子。
改造すると三式ソナーを担いで来るので確保出来次第育てる提督もいる。

性格はノリが非常に良く、男勝りで豪快。
「いいじゃない、寄せ集め軍団最高!」
「活きのいい艦娘、仕上がったぜー!」
戦闘時には高揚するものの、普段はどちらかといえば落ち着いている。
「補給こそすべての基本だなぁ」

提督のセクハラには呆れ気味。でも拒絶はしていない。
「あたしも優秀な提督を沢山見てきたけど、そこまで触る提督は…いないぞ」

田中少将の名前をよく出し、彼について熱く語る。提督の評価の基準になっている節がある。
「なにー? 田中少将の話? 彼は本物でしょ、戦上手の生き方下手! いいよねー!」
「田中少将の指揮に勝るとも劣らないね。提督やるじゃんか。いける! いけるよ!」
「ここまでか…第二水雷戦隊の栄光の日々…いつまでも…忘れない」


男勝りで武人らしいが、時には少女らしい声も。
「痛くなんかないけどね」
「ぁあ! な、なんてザマ…お、覚えてろよな! また来るんだからね!」
中破して涙目になりつつ、座り込んで頬を引っ張る姿はなんとも。
なお、中破姿からわかるように、駆逐艦の中でも中々実っている
また、公式イラストから夕雲型の中ではトップクラスの長身である事が明らかになっている*1

輸送途中のドラム缶を捨てて戦闘に入った、後の顛末からドラム缶等をあれこれするのには珍しく躊躇する。
「う~ん、ドラム缶……」
「さぁ!ドラム缶は捨てて、戦闘態勢!」
「だ、大丈夫!自分でのせかえできるから!」


時報では多数の艦娘と触れ合う様子が確認された。実艦のほうも様々な作戦に参加しているため交流は広い。
豆知識を披露したり、子の刻と言いたかっただけの子日に対応したり。
「0時だ。誰か来たぞ? あぁ、子日か。まさか、子の正刻って言いたいだけか…?」
「午後1時。子日のやつ満足して帰って行った。時報やりたかったんだな、あいつ」
単独作戦が多かった島風としては何度も行動を共にした為か、島風とは親交があるそうな。
「午後10時だ。女子トークぅ? まあ夕雲型以外だと…島風、雪風と仲が良いかな?」
ちなみに夕雲であろうと金剛、川内だろうと呼び捨てしている。
「午後2時。さっき夕雲が来た。差し入れだって。やつは相変わらず面倒見がいいなぁ」
ただし、後の限定ボイスでは夕雲や巻雲を「夕雲姉ぇ」「巻雲姉ぇ」と呼んでいる。

提督に対しては気の合う友人、または同僚のようなフランクな接し方。
「午後7時。おぉ! 提督、チャーハンつくるの上手だなぁ~、ありがたい!」

上司ではあるが憚らずに、心配から叱咤するのは流石といったところか。
「う~ん、出撃しないなら仮眠したらどうだ?夜は長いぜ」
「午前3時。今寝てたぞ」
「午前4時だ。潔く寝ろ!」



巻波


夕雲型駆逐艦、五番艦の巻波。来たわ。

夕雲型五番艦。
夕雲型のデコ担当その1。
長波の事を「長波姉」と呼ぶが、舌足らずな一面があり「なななみ姉」と聞こえてしまう。
彼女のクリスマスグラは目をしいたけにして両手にチキンを持ってほおばるという、ギャグキャラ路線のものだった。



高波


夕雲型駆逐艦、六番艦の高波です。あ、あの…頑張ります!ホントかもです!

夕雲型六番艦。
緑髪でもみあげだけ伸ばしたおかっぱのような髪型。眉が太い。


第三十一駆逐隊に所属した長波の僚艦。
上記のルンガ沖夜戦において、警戒艦として先頭で行動し戦線を開き、被害担当艦となり勝利に貢献した殊勲者。
だが敵の攻撃が一手に集中した代償として、三ヶ月という短い艦命を散らし多くの乗員も海の底に沈んだ。
2018年3月現在、(未成を除いて)艦命の短さは艦これ第一位となっている。
そのため運が低めに設定されている。
「運命のルンガ沖夜戦でも警戒隊の旗艦として敵を発見…、艦隊の勝利に貢献したかも…です。はい!」
「第三十一駆逐隊、旗艦、高波。出撃です!」


あまりに短かったその命のためか、控え目でオドオドしている性格で、非常に幼い雰囲気。巻雲や清霜も幼いがこの高波は声も合わさって更にガチ臭がする。
「かもです」が口癖。同じ2015年春イベントで実装された秋津洲も「かも」が口癖で、「かもかも教」なる新興宗教も登場した。
「高波がお役に立てたかも、ですか?よ、よかったー!本当に嬉しいかも、です!」
殊勲とはいえ艦内が地獄絵図になったあの戦いはやはり本人にとっては必ずしも良い思い出ではないようで、戦闘に関しては少し尻込みするようなセリフがある。
「夜戦……思い出すかも、ううん、思い出さない!行ける!やれる!全艦、突撃です!」
だが、改造するとそのトラウマを乗り越えようとするセリフに変わる。

ルンガ沖夜戦における高波と長波の行動は現在でも議論の対象になることがあるが、艦娘としての高波は長波のことを「自慢の姉様」と慕っていて両者の仲は非常に良好なようだ。



玉波

CV.飯田ヒカル

夕雲型駆逐艦、その九番艦、玉波です。

夕雲型九番艦。
夕雲型のデコ担当その3。
夕雲とは違った色気を醸し出す。首元にあるほくろが妙にエロい。

改の状態で大発を装備できるため手軽な遠征・輸送要員として今日も大発ガン積みで出撃する。



涼波

CV.石橋桃

お疲れっ! あたし、涼波。夕雲型の十番艦よ。

夕雲型十番艦。
夕雲型のデコ担当その2。
一人称は「涼」。活発な性格だが事務関連はほぼそつなくこなす一面をもつ。

こんな性格だが史実での艦命の短さは3か月半という高波とタメを張るレベルの短命である。



藤波

CV.タニベユミ

お疲れ! 夕雲型十一番艦、藤波よ。司令、よろしくね!

夕雲型十一番艦。
名前の通り藤色の髪を大きなポニーテールにまとめているのが特徴。
中破するとダズル迷彩の紐パンが露わになる。
マッチョドラゴンとは全く関係ないのかと思いきや、前髪の不揃いな切りそろえ方が飛龍革命のアレによく似ている。いらないですよ、こんなもの!
「浪」違いだがプロ野球選手ネタでもよくイジられている。

2017年冬イベントのレアドロップ艦として初登場した第32駆逐隊最初の一隻。
伊13共々次のイベントの第一海域で早々にレアドロップ艦として再登場している。

捷一号作戦にて栗田艦隊麾下の二水戦所属の駆逐艦として参戦、サマール沖海戦にて大破した鳥海の乗員を救助するも
米軍艦載機の集中攻撃に晒され、沖波の眼前で撃沈された。それでも本人はやれるだけやった結果だと気にせず受け入れている。
鳥海との縁もあってか姉妹の中では火力優先タイプの性能で、回避と対潜攻撃の数値がちょっとだけ低い。
私服になるとメガネをかけたりリボンがどう見ても鳥海改二のものだったりと縁の深さは相当なもの。

常に忙しそうに駆け回っており、周囲への反応はぶっきらぼうで素っ気ない。しかし無関心というわけではなく、邪魔をするのでなければ友好的に接してくれる。
「あー、もう、っとに。忙しいんだから……え、新しい任務?今司令のためにやってんのに。もぉーっ!」

「もちろん」を略して「もち!」と言うのが口癖。妹である沖波とは仲が良く「沖ちん」というあだ名で呼んでいる。
「いいよねぇ。もち!」
「あ! 沖ー、沖ちんてばー! あ、やほー。元気してる?」

戦闘中は一転して闘志を剥き出しにするタイプで「負けるかぁあああーっ!」と雄叫びをあげ、被弾時の台詞も壮絶。
MVPを獲ったり帰投時にはいつもの態度に戻るのでギャップの激しいところがある。



早波

CV.タニベユミ

お姉ちゃん、司令、お疲れさまぁ!夕雲型十二番艦、早波、参りました!

夕雲型十二番艦。
外見上は藤波と双子みたいにソックリ。

性格はとにかく双子の姉に近いポジションの藤波にベッタリ。
戦闘でMVPを取る時も兎に角藤波第一の事を考えている。同じく姉にべったりの山城について「あんな風に一途に人を愛せたら」と言い出す辺りガチ。
その強烈なキャラ故かリアイベでも結構登場しており、事あるごとに藤波を持ち上げている。瑞雲と同じくらいなんでもできると無茶振りされる藤波であった
こんな妹属性全開のキャラだが実は姉妹間の上下関係には厳しく、連合艦隊に関する解説動画で一つ下の浜波から「はーちゃん」と呼ばれた際には即座に「早波お姉ちゃん、ね」と注意している。



浜波

CV.タニベユミ

あ、あたし…夕雲型駆逐艦…十三番艦…浜波…です。。

夕雲型十三番艦。
スカイブルーのロングヘアーと三つ編みで、はっきりとメカクレ。メカクレ組は他にもいるが、一番隠れているのは浜波だろう。

2018年冬イベントにて実装された。
レイテ後多号作戦に参加したが、オルモック湾で空襲を受け沈没。
実は沈没場所不明だった*2が、実装イベント直前に武蔵や西村艦隊を発見したポール・アレン氏によって船体が発見されている。

ぼそぼそとつっかえながら早口でしゃべる。山風と並ぶ引っ込み思案で人前で話すこと自体が得意ではないらしい。
長波を「なっちゃん」、藤波を「ふーちゃん」と呼ぶなど打ち解ければそれなりに心を許しているのだが…


沖波

CV.鬼頭明里

夕雲型駆逐艦十四番艦の、沖波です。えっと…はい、頑張ります。よろしくお願い致します!

夕雲型十四番艦。
長波と同じく黒とピンクのツートンの髪と、ハーフムーン型の眼鏡がトレードマーク。
下着に無頓着な姉妹が多い中、意外にもちゃんとブラを着用している。

2016年冬イベントにて、第三十一駆逐隊では最後に実装された。
長波を残して所属する駆逐艦をすべて喪った第三十一駆逐隊に新たに配備された夕雲型駆逐艦の一隻で
能代麾下の二水戦において松輸送をはじめとする数々の船団護衛に参加し
第三次渾作戦では谷風の仇である米軍潜水艦ハーダーと熾烈な対潜戦闘を演じている。
また、レイテ沖海戦においては撃沈された鈴谷の乗組員を多数救助している。
そういった経歴から秘書艦を務めていると、彼女の上司や関わった艦娘が多く訪ねてくる。

「熊野さん、鈴谷さん探されているんですか?いえ…今日はまだ見ていないです…」
「あっ長波姉さん、お疲れ様です、誰かお探しですか?あっ…いえ、私は大丈夫です」
「鈴谷さん!さっき、熊野さんが探してましたよ。あっ会えたんですね、よかった…えっ、またはぐれた…?」
「あっ能代さん!お疲れ様です。はい、沖波も今、頑張ってます。ご心配いただいて、すみません…」

上記の戦歴からか雷装と対潜を中心にやや高めの能力を持っており、夜戦での攻撃力は風雲と並んで暫定トップタイである。本人は夜戦に自信がないようだが…。

真面目で控えめ、高波ほどではないが少しオドオドとした性格。眼鏡を掛けていながらそれを忘れて眼鏡を探そうとする古典的な眼鏡ボケをかます天然な面もある。
「メガネ…メガネ…あ、私かけてた…。なぁんだ、良かったぁ…」

眼鏡がないとろくに見えないのか、メガネっ子艦娘のなかでも特に眼鏡に対する台詞が多い。
「だ、大丈夫です…メガネは…無事です…」
「この眼鏡、ですか?はい、お気に入りです。やはり、電探や眼鏡は大切です、本当ですよ?」



岸波

CV.鬼頭明里

夕雲型駆逐艦、その十五番艦、岸波です。貴方が提督? そう。いいけど。岸波、第三一駆逐隊に着任します。

夕雲型十五番艦。
18初秋イベにて実装。ウェーブのかかった髪が特徴的。
実装前に雑誌の表紙が漏れたことで外見だけは明らかになっていたが、艦名不明であり謎の夕雲型X扱いであった。
ただし、第三一駆逐隊仲間が一緒に写っていたため三一駆唯一の未実装岸波という予想は多く、また外見だけで人気もそこそこ獲得していた。

物静かで控えめそうな外見。性格はクールで秘書艦業務のこなし方も真面目そのもの。
友軍艦隊を率いて救援に来ることもあり、やはりクール。
中大破してもひるむ気配のなさは浴衣神通にも引けを取らない。
姉は「長姉」「沖姉」などと呼び、妹は「朝ちゃん」とちゃんづけ。

ここまでだと大して特徴はないが、岸波最大の特徴はF作業…要は艦上での釣り。
「マルナナマルマル。提督。私たち駆逐艦と同じものですが、ご朝食、よかったらこちらに。今朝は麦飯に大根の漬物、芋の味噌汁、あと昨日のF作業の焼き魚です。」
「ヒトハチマルマル。提督、待っててください!今日のF作業は戦果ばっちりですから!お夕食、期待してて!」
「ヒトキュウマルマル。出来ました、見てください!今夜は豪華に岸波特製ばらちらしです!どうぞ!」

昼食こそおにぎりだが、食材準備はF作業で曙のF作業にガチの敬意を表明する。

改装レベルが35と他の夕雲型(多くは30)に比べて高い。
対潜値が高め。



朝霜


よお!あたいは、夕雲型駆逐艦十六番艦の朝霜さ。覚えといてよ。忘れんなよ……なぁ!


夕雲型十六番艦。
銀の長髪でメカクレ。(清霜+早霜)÷2=朝霜という感じ。
もはやお馴染みの二色髪で、銀の表に紫の裏。
中破しても片目は見えない。
大き目の画像で見るとわかるが、ギザ歯である。改造すると口を閉じてしまい見えなくなるが……。
改にすると他の坊ノ岬組のようにハチマキや片側ニーソックスを付け、袖を巻くってポーズが変わるなど大きく変化がある。

最新鋭とはいえ、戦況が既に傾き、水雷戦隊の時代も過去になっていたこともあり、
満足に戦果を残せないまま沈んでいった夕雲型の中で屈指の殊勲艦。
実働期間は一年程度ながらも、非常に濃い経歴を持つ。
「戦況が悪化した頃にデビューしたんだ。でも、その末期の戦線を、文字通り縦横無尽に駆けまわったぜ。やるだけ…やったさ!」

過酷な作戦を生き抜いたものの、ろくな修理も行わせてもらえないまま天一号作戦へ。
当然無理が祟って機関部が故障。艦隊から孤立した朝霜は空襲を受け、沈没。天一号作戦で唯一総員戦死の結果となった。
「へっ、寄ってたかって来やがって……まぁ、いいか……清霜、皆……また会える……な」

その戦歴を反映してか、火力・雷装は低めなものの、対空・耐久・回避・対潜・運が他の夕雲型より少し高い。
初陣にて歴戦の米潜水艦を撃沈したというエピソードから、対潜は改二未実装の駆逐艦の中ではリベッチオに次いで高い。

念を押すように自分を覚えていて欲しいと言う。
孤立して仲間の誰にも看取られず沈んだ経緯が原因だろうか。
「あたいは夕雲型駆逐艦、その十六番艦、朝霜さ。よーく覚えとくんだよ」
「覚えといてよ。忘れんなよ……なぁ!」


長波を更にはすっぱにしたような江戸っ子べらんめぇ口調。一人称は「あたい」。
今のところ言及はないが、共に行動した作戦も多い。姉の影響を受けたのだろうか。同僚の駆逐艦はもとより、伊勢や日向すら呼び捨て。しかし大淀にはさん付けする。
しかも模様替えアイテムのカウンターバーを見る限り、朝になるまでとっかえひっかえ酒を飲んでいるちゃんぽん勢である。
「あたいの出番か…行くっきゃないな。水雷戦隊朝霜、抜錨するさぁ!」
「よっしゃーいったろー!」

ケッコンカッコカリだと、指輪の意味を分かっているんだか分かってないんだか、という反応。
「よお司令。あたいになんか用だって? っだよ、皆がいるとこじゃダメなんかあ? なに、指輪!? おぉーいいねぇ! もらっとくよ! いいじゃんか!」
その後も相変わらずなようで。仲が良いのは美しきことかな。
「やあ、どうした司令。元気ないじゃんかさ。っこのあたいが元気付けてやんよ。ん? 歌でも歌ってやろうか? んん?


比較的大人しい性格の殊勲艦には珍しく、えらく好戦的。
「この朝霜に掛かって来い!もっと! もっとだっ! 来いやぁ!」
「ちっくしょー! やられたー! 機関は……よし、まだ航行可能だぜ! まだ進める!」

一見乱暴で手のつけられない暴れんぼうのように思える。
「うるさい敵だなぁー……やってやんよ!」
「なんだよ清霜しつけーな! やめろって!……って司令かよ!
イイ覚悟だほら! 壁に手ぇつきなよ! いくぜ!」
一体提督は何をされたのだろうか。

しかし荒っぽくはあるが、言っている事は至極真面目。
「艦隊が無事戻ったぜ! ホッとすんな!」
「おー有り難ーい! 油も弾も大切だかんな!」
「油断はしたくないしね。強化は歓迎さ!」
「状況分析か……。大事だね、ほらよっ」
何このいい子。

勝気だが頼りがいのある姉御肌。
「あー任せておきなよ。護衛でも夜襲でもっ!」
「夜戦か、いいねぇ、思い出すねぇ! 突っ込むよー! ついてきな!」

提督に対しては上記のようにフレンドリー過ぎるほどフランク。
「よぉ! 夕雲型駆逐艦十六番艦の朝霜! いつでも出撃できんぜ! まだまだ暴れよう! なっ! 司令!」
「いよっし! あたいが一番槍だね! まぁ、こう見えてエースだぜ、任せな」
「おぅ~気が利くじゃん!いいねいいねぇ~」
強がってはみるものの、かなり素直。
「やー……まだかすり傷だけどな! うん」
「……あたいとしたことが……ちょっとやられちまったなー。すまん…」

バレンタインではお祭り騒ぎの艦隊に珍しくツッコミながらも、自分も用意してくれている。
「バラン…タイ…? まーたおかしな祭りばっかだな、この艦隊は。…ぅ、一応あるぜ、はいよ!」

艦これ二周年の際には夕雲型で唯一記念ボイスが用意されていた。それにしてもいつも以上にテンションが高い。
「よっしゃあーっ! 今日は特別な日じゃんか! よし、司令! 一緒に祝おうぜ! なあっ!」

公式の夕雲型集合イラストでは一見他の姉妹と大差ない身長のように描かれているが、実は彼女だけ少しかがんだ状態になっている。
そのため、背を伸ばせば長波と並んで夕雲型トップクラスの長身と思われる。

上部からの無茶な命令に振り回されながらも奔走し、凄惨な最期を迎えた彼女が、それでも明るいのは、
厳しくも暖かな艦長の杉原与四郎中佐を始めとした乗員達による艦内の雰囲気の良さに由来するものだろうか。
転勤等で生き残った元乗員は皆口を揃えて「朝霜ほど和気藹々とした人間関係の良い艦はなかった」「嫌なことや辛かったことは無かった」と述べたという。

横須賀編のアンソロジー12巻では、よく似た字体の「朝霧」と誤植されてしまった。*3
この誤植により、彼女は早霜に「朝霧姉さん」と呼ばれている。それはむしろ第七駆逐隊の台詞だ。

2019/10/25に改二が実装された。改以前の立ち絵で特徴だったギザ歯を見せている。




早霜


また…来てしまったのね…この海に。夕雲型駆逐艦早霜、着任しました。


夕雲型十七番艦。
黒髪ロングのメカクレ。霊感少女と言うとそれっぽい。
中破すれば両目が見られる。

奮戦するものの、航行不能になった彼女を助けようとした不知火、藤波が目の前で沈められた。浅瀬で動けない彼女はただ、見ているしかなかった。
他にも谷風の沈没にも居合わせている。
「目の前で…みんなが…どうしたら。待って…待って…私もいくわ」
「私はこうして…いつも見てるだけ。見ています…いつでも…いつまでも」

台詞のいちいちが暗く、不気味に聞こえる笑い声を挟むため近寄り難く感じられるかもしれない。
「艦隊が戻ったわ。フッ…フフフフッ…戻りました」

本人がどう思っているのかは定かではないが、自分を変えたい、もしくは何かの変革を望んでいるかもしれない。
「強く…強くなれば変わるの?」
また、自分を過小評価しているのか悲観しているのか。接してくれる提督には思うところがある模様。
「ふふっ、心配性なのね」
「司令官? 構ってくれるなんて優しいのね」
「こんな私に、祝福をくれるというの? 司令官、いい人なのね。フフッ…ウフフフッ…」

那智の水偵に発見され救助されたことから、那智に対しては(恐らく)尊敬の念を抱いている。
「那智さんの水偵…いいなあ」
「フタフタマルマル。ああ那智さんが達磨持ってきました。おやりになるのですか?」

戦闘では、
「私とやる気なの?いいわ、お相手します」
「ふんっ…馬鹿みたい」
「しつこいわね」
意外と好戦的ともとれる言動をとる。

時報では様々な艦娘に言及しながら提督を気遣いサポートする。

不知火に対しては少し突き放すようにも思える淡白な語調。
「ヒトマルマルマル。あぁ…不知火さん。どうしたの?何か私たちに御用ですか?」
この発言についての解釈は諸説ある。
公式4コマでは、廊下で不知火や谷風と鉢合わせになりそうになると早霜が隠れてやり過ごしていた。
「……会いたくないの?」
「いえ……会うと何か良くないことが起こりそうで……
 ……自粛します……」

キャラメルを美味しそうに食べることも。
「ヒトゴーマルマル。おやつの時間…ですか。キャラメル…私、嫌いじゃないです」
その際にもぐもぐ食いまくっているであろう巻雲に突っ込んでいる。
「ヒトロクマルマル。キャラメルは美味しいですね。巻雲姉さん…食べ過ぎです」

肉じゃがやカレーを提督に振る舞っている。
「ヒトヒトマルマル。司令官、お昼は…私が舞鶴仕込みの肉じゃが…作りますね。フフッ…」
「ヒトハチマルマル。お夕食も、私がお作りしましょう。侮れませんよ…?カレーです」
「ヒトキューマルマル。私のカレーは…南の島でとれた、ココナツ入りなのです。ンッフフッ…」
提督に料理を褒められて照れるなど、純情な所も。
「ヒトサンマルマル。美味しかったっ…て… そんな…私…困ります」

ちなみに何か勘違いしたらしい。何を勘違いしたんでしょうね?
「ヒトヨンマルマル。司令官、私…何か勘違いを。ああ、そうですか。なら別に」

達磨を知っていたり、深夜用に薄くお酒をいれるなど、本当に駆逐艦なのかと疑いたくなる精通ぶり。夜の楽しみを知っているって一体。
「マルフタマルマル。夜には夜の楽しみがあります。薄めに作っておきました」
4コマでは鎮守府内に新たに設置されたバーのマスターになっていた。
自分は飲まないが趣味で作っているとか(ただし5巻のキャラ紹介ではゲーム中でウイスキー勢に入ってる事を反映して「ウイスキーを嗜む」となっている)。
なお、4コマ5巻裏表紙にて、木箱を踏み台にしないと身長がバーのカウンターに合わない事が明らかになった。
実は公式イラストでも、末っ子の清霜を差し置いて姉妹中で一番背が低い。

やんわりとだがはっきりと提督に休む用に進言したり、触れ合ったり。
「マルサンマルマル。司令官、徹夜は体に障るわ。少し休んで」
「マルゴーマルマル。ごめんなさい。私の手、冷たかったですか」
共にいると安心するらしい。
「フタサンマルマル。司令官と一緒にいると…嫌な事…忘れて…しまいますね」

4コマでは駄洒落好きというキャラ付けがされている。
「つまり、第二の第二駆逐隊…」
「…座礁して……挫傷…」
後者のギャグには座礁して挫傷した上に「五航戦の子と同じ」と凹んでた加賀さんのツボに入っていた。



秋霜


うちが夕雲型駆逐艦、その十八番艦「秋霜」よ。秋霜烈日、そんな言葉のような厳しい戦局を駆け抜けたの。


夕雲型十八番艦。

非常に元気でハツラツとしているが、料理や書類整理が非常に苦手。
一人称が「うち」であり、他の姉妹や艦を呼ぶときは水無月のようなあだ名呼びという、呼び方が非常に特徴的。



清霜

CV.金元寿子

どうも!夕雲型の最終艦、清霜です。到着遅れました、よろしくお願いです!


夕雲型十九番艦。末の妹。

長波と同様に、外側と内側で髪色が異なる。表が灰色で内が青。活気溢れる元気っ子。

レイテ沖海戦に参加。浜風と共に武蔵の最期を看取る。
礼号作戦では被弾し沈没。その際に旗艦の霞、朝霜と共に船員を救助されている。
「また…沈む…の?いいよ…みんな、先に行って…。敵、殴ったら…もどって…来て、ね…?」

戦艦に憧れる少女。事あるごとに「戦艦にして欲しい」「戦艦と出撃したい」「戦艦になりたい」と具申してくる。
「戦艦と一緒に出撃したいのにー!」

特に護衛を果たせなかった武蔵に対しては思い入れが強いらしく、名指しで言及している。
「武蔵さん、元気かな?私も、頑張る!」
「今度は守るって、言ったでしょ?」
改二では「戦艦護衛駆逐艦」という謎の艦種を引っ提げている。
公式四コマでは武蔵からハグを求められ、抱き合うなど非常に微笑ましい。


正真正銘の駆逐艦ながら戦艦に改造されたいらしい。

任務に耐えかねて泣き言を言っても、戦艦化を餌にされたらあっさり引っ掛かる。
「マルゴーマルマル! えっ? これが完璧にできたら戦艦になれるの? くっ…頑張るか」
提督も扱いはわかっているらしい。

ただ本人も無理がある、と自覚しているのかもしれない。
「あと何回改装したら、戦艦になれるのかなぁ…。え? な、なれるもん!」
…事もあろうに改二になるとコンバートで何回でも改装できるようになる
一応改二になると駆逐艦である事に拘りが出来るので、自分の中で区切りを付けられたようだが。戦艦と名乗ろうとするけど


勝ち気で自信家。姉達に対抗してみせるような発言も。改二になるとやたらと自分が強い事を強調してくる。
「夕雲姉さん達にも、負けませんから!」
「うん。清霜に任せて!」
「ほら、清霜で良かったでしょ?」
「超強い清霜です!到着遅れたけど、よろしくお願いです!強いよ!」
「浦賀生まれの戦艦……じゃなくて、つっよい駆逐艦よ」
末の妹ということもあるのか、全体的に幼さがうかがえる言動。
「マルサン!…マルマルゥ… 私眠いですぅ…この任務、きつい…」
「マルヨンマルマル。だからーマジで眠いんだって! もー誰か代わってぇー!」

ただし提督に何かされて、姉達に内緒なら了解するなど、ドキッとさせられるあたり、やはり夕雲型である。
「もう、司令官ったら!…お姉様たちには内緒よ?いい?」

提督にも非常に懐いている。
「マルナナマルマル。ねえ、清霜が腕によりをかけて朝ごはん作るから! ねっ!」
「ヒトハチマルマル。司令官?今日は夜戦の演習?もち!ご一緒します!」

邪気が見えない良い子。
「しれーかーんにっ、あげる!」

なつき過ぎてウザ可愛いほど付きまとっている模様。カワイイ。
「ねぇ司令官? 何、何してんの? ねぇ何してんの? 何、何、何、ねぇ?」



時報では慣れない任務に苦戦しながらも一生懸命にやっている。
「マルマルマルマルマル! あれ? マル一個多かった? マルマルマルマ…う、うん? うん? ううん??」
「マルフタフタフタ! ふわぁ、また間違えた。やり直し! マルフタマルマルね!」


気合い入れて朝食を作り、トレーニングにも勤しむが食い過ぎで気持ち悪くなるなど、存分にうっかりを発動。
「マルハチマルマル。朝ごはん、お味はどう? モリモリ食べて一緒に戦艦になろう!」
「ヒトマルマルマル。うぇえ… 朝ごはん食べ過ぎたぁ… 運動したら気持ち悪ぅ… ううっ」
「ヒトフタマルマル。司令官、お昼は一人で…ごめん…食べて。私 無理ぃ」

その間に提督は大和と昼食を共にしていたらしい。
「ヒトサンマルマル。お昼何食べたの? 大和姉さまとオムライス? いっ、いいなぁ」


夜戦演習でも張り切るが、照明弾を装備し忘れていたり、夢中になって晩御飯を忘れていたり。
「ヒトキューマルマル。よし!ここで照明弾、照明だーん…あれ?私、持ってない?」
「フタフタマルマル。そっかー夜戦に夢中で晩ご飯忘れてた。司令官、お腹空いてない? ねえ、一緒に食べる?」

その間に提督は武蔵と夕食の席に着いていたらしい。
「フタサンマルマル。ええっ!? 武蔵さんとビフテキ食べたの? いいなー私も入れてよ! ずるい!」


霞もそんな清霜が心配なのか、飯を忘れる度におにぎりを持ってきてくれる。おかげで霞のオカン属性が補強されたような気がしなくもない
「ヒトヨンマルマル。あれっ、霞ちゃん? どうしたの、また心配してきてくれたの?」
「ヒトゴーマルマル。お昼食べれなかったんで霞ちゃんがおにぎりくれました! 今食べちゃお。うんうん、塩味がいい塩梅」
「フタヒトマルマル。あれ、霞ちゃん。これおにぎり? また? いいの?」

公式四コマでもその様子が描かれたが、世話焼きっぷりがもはやオカンの領域である。

また、イタリアの駆逐艦娘リベッチオとは「戦艦を目指している」という共通項から日伊同盟を組んで仲良くしている模様。




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最終更新:2024年03月18日 17:32

*1 他の姉妹より異様にデカく見えるが、つま先を伸ばしているため。それを抜かしてもデカいが

*2 生存した乗員たちが脱出した後、沈没する様子は目撃されていなかった

*3 駆逐艦朝霧も実在する。春雨型4番艦と綾波型3番艦、いずれも艦これ未実装