クロスボーンガンダム魔王

登録日:2015/01/17 Sat 08:04:01
更新日:2023/04/16 Sun 22:01:53
所要時間:約 5 分で読めます






えらい遅なりました。これが真打ち!

クロスボーン、魔王です!



ガンダムビルドファイターズ』の登場機体。
機体デザインはガンダムX魔王と同様に石垣純哉が担当した。


クロスボーンガンダム魔王

CROSS BONE GUNDAM MAOH

基本データ

型式番号:XM-X9999
全高:15.9m(データ上の数値)
重量:25.4t(データ上の数値)
ビルダー及びファイター:ヤサカ・マオ

  • 武装
スカルサテライトキャノン×1
クロスボーンソードガン×2
ザンバスター(ビームザンバー/バスターガン)×1
ヒートダガー×2
ビームサーベル×2
ビームガン/ビームサーベル×2

機体概要

ミサキにふられ、ガンダムX魔王が大破した事を引きずり、煩念で頭を満たす様を珍庵に叱責されたマオがしごきの中で作り出したガンプラ
改造のベース機はクロスボーン・ガンダムX1。原型機と違って名前に・を入れないのは公式である。

劇中の描写によるとマスターグレード(放送当時はHGUC版は存在しなかった)を改造して制作したらしいが機体や武器のサイズは1/144になっている。心形流ってすげぇ……。

元々が15m級の小型なガンプラではあるがマオが世界大会を経験したためか完成度は非常に高く、出力と汎用性に関してはガンダムX魔王以上となっている。
改造の際にはX魔王のパーツを流用しておりサテライトキャノンやリフレクトスラスターといった主要機能が継承されている。

クロスボーンガンダムは元々は格闘戦用の機体だが、X魔王のシステムの搭載によって近接戦闘と大火力砲撃という相半する能力を両立する機体となった。

ベース機にもあった胸部のドクロマークを大型化し、各部の装甲や背部フレキシブルスラスターにリフレクトスラスターを配置。
バックパックには補助アームを装えたアームパックとリフレクターを搭載したリフレクターミラーユニットの二種類を重ねて装備する。

手足の形状も細部が変更されており、X魔王と同様に全身に渡って改造が施されている。また、新たな格闘用装備を追加することで白兵戦能力も大幅に強化されている。
ただしリフレクトスラスターを装備したため原型機にあった両腕のブランドマーカーは撤去されている。

完成こそテレビシリーズの最終局面であるため活躍の機会が少なかったがデビュー戦となった巨大アリスタの破壊作戦ではそのX魔王譲りの火力で数多のモックを蹴散らした。

破壊に成功した後はユウキ・タツヤガンダムアメイジングエクシアとの戦いに挑むセイとレイジのビルドストライクガンダムに本機の武装が貸与されている。

武装

  • スカルサテライトキャノン
胸部のドクロに隠された本機の最大火器。発射の際にはドクロの口が空き、巨大な砲口が顔を見せる。
その火力はガンプラとして最高レベルの物。この装備のためにコアファイターの分離機能がオミットされた。
エネルギーの問題があるため短時間での連射は相変わらず出来ないものの、近接戦闘用の武装を保持したままスムーズに発射体勢に移ることができ、以前よりも隙が少なくなった。

かつてのハイパーサテライトキャノンと比較すると射角の広さで大きく劣るが、X魔王のそれは保持して可動域を広げた結果被弾面積も増大しており、強敵相手の激戦になるとチャージ中に銃身を撃ち抜かれて使用不能になることも度々があったため、このガンプラのサテライトキャノンは内蔵式にした事でその問題を克服していると言える。

Xというよりヴァサーゴの系統になってしまった気がしないでもないが

  • クロスボーンソードガン
主力兵装。コアファイターのスラスターを流用して制作された武装。
ヒートソード、大型ビームサーベル、ビームガンの機能を集約したマルチウエポンであり、グリップの角度をフレキシブルに変えることでスムーズな対応移行が可能。

胸のドクロの前に交差すると海賊のマークが浮き出る。

  • ビームガン/ビームサーベル
背部アームパックの補助アームに接続された武装。

補助アームは自在に稼働し、両腕の動きを阻害しないまま火力支援や斬撃ができる。

  • ザンバスター
  • ヒートダガー
  • ビームサーベル

ベース機の物と同じ武装。

ガンプラ

1/144HGで発売された。BF名義では実にビルドストライクガンダム以降となる完全新規となっている。

今までクロスボーンガンダムは1/100サイズのMGでしか発売されていないため、系列機としては初の1/144サイズで発売が決定した本機はガンダムファンの中で大きな話題となった。
手頃なサイズと価格でクロスボーンガンダムのプラモデルが発売されるという現象は一部の間では悲願とも呼べる要望であり、クロスボーンガンダムがテレビに出るだけじゃなくHGで出るというファンサービスに大半の視聴者は熱狂したという……。

そして遂に発売した本機のプラモデルは通常のクロスボーン・ガンダム系統への流用が可能なランナー配置になっていたため、魔王を流用したX1やX2の発売を予想するファンが続出。
絶対出るだろむしろ出せと言わんばかりの熱意の中、遂に2014年11月にHGUC クロスボーンガンダムX1が発売し、多数のファンが満足した。

HGオールガンダムプロジェクトが進行中だったため、いずれ発売したであろうクロスボーンガンダムだがビルドファイターズに出ていなければ時期が今より遅くなっていた可能性もあり、仮に同じ時期だったとしても基盤となるガンプラがビルドファイターズ名義ではなかったら完成度が今より下がっていたかもしれない。

たらればの可能性に意味など無いが全国のクロスボーンガンダムファンにとってヤサカ・マオとクロスボーンガンダム魔王はクロスボーン・ガンダムのプラモ事情の一種の継起となったのは事実であろう。さぁ次はアニメ化だ

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最終更新:2023年04月16日 22:01