マーシャン追撃部隊(ΔASTRAY)

登録日:2015/01/12 (月) 01:44:25
更新日:2024/02/29 Thu 18:23:43
所要時間:約 4 分で読めます




マーシャン追撃部隊は『機動戦士ガンダムSEED C.E.73 Δ ASTRAY』に登場する部隊である。


構成員

オーブ軍

全員下級氏族の出である。アスハ家の「獅子」にあやかってかネコ科の動物の名前を含む認識番号を使っている。
搭乗機はストライカーパックの違う105スローターダガー
なお、彼らの乗機に装備されたストライカーパックは全部スウェンのストライクノワールの予備パックとして用意されたものであり、ダガーにはノワールからの遠隔操作でパックを切り離す仕掛けが仕込まれている。
彼ら5人はいわばその運び役としてしか見なされておらず、はっきり言えば戦力として見られていなかった。どこかの誰かさん風に言うならば宅配便。
キャラクターデザインは全員ときた洸一。ちなみに製作サイドからは「イケメンV」とか「オムコV」と呼ばれていたらしい。
電撃ホビーマガジンには追撃時の様子を別の視点から描いた小説『機動戦士ガンダムSEED C.E.73 -STARGAZER- SPECIAL STAGE』が1話分掲載された。その後日談として『PHANTOM PAIN REPORT』が連載された。

  • ワイド・ラビ・ナダガ
認識番号は「ジャガー1」。自信家でユウナに代わってカガリとの婚約を狙う男。
使用するパックはI.W.S.P.。理由はワイド曰くカガリ機としてのイメージが強いこれを使って活躍すればカガリに好印象だろうと考えたため。
なお、元々の装備はジェットストライカーだったらしい。
制服の下はヒョウ柄(ジャガー柄)?のシャツを着ている。
邪魔者を排除していく狡猾さとI.W.S.P.を使いこなす実力を持つ。
しかし、ストライカーを破壊されたスウェンにI.W.S.Pを空中でぶんどられる。
その後はファントムペインに身を寄せる。使用パックはエールストライカーに変更。
さすがに自分たちが利用されているだけという状況を認識している。もっとも、こうなったのは自業自得だが。
それでもファントムペインとして戦い続けていたが、ファンフェルトの暴走を見届けた後、サースを諭して離脱した。
この事から分かる通り根っからの悪人ではない。もしくは天狗鼻をおられて現実を知り成長したのかもしれない。

  • ファンフェルト・リア・リンゼイ
認識番号は「パンサー2」。「オーブの騎士」を自称するプライドの高い男。
使用パックはエールストライカー。105スローターダガーは腰に2本ビームサーベルがあるのでエールストライカーの2本と合わせて4本持っている(最もこれはスローターダガーの標準装備だが・・・)。
戦闘スタイルは機動力を生かした二刀流。サーベルが4本あるので2本までは破壊されたり落とされたりしてもすぐに対処できる。
ワイドの策にハメられてデルタアストレイに撃墜されるも生きていた。
再登場時にはファントムペインに身を寄せており、体の左半分が火傷の傷がついており生体CPUとなっていた。左手には火傷隠しの黒い手袋をしている。
その際マーシャンへの恨みを爆発させるが、こうなった原因であるワイドが至近距離にいるのに特に何も言っていない
物語途中で強化されたという意味ではマシュマー・セロに近いか。マシュマーも「薔薇の"騎士"」と自称している。
地味に珍しいアナザーガンダムの外伝の強化人間キャラ(彼以外には00外伝に登場した不完全な超兵のレナード・ファインズしかいない)でもある。台詞のフォントも変化している。
その後はデストロイガンダムで暴れるもターンデルタのかませとして死亡。
しかし彼が健在の時はワイドもサースも最後まで戦うつもりだった事から、ある意味では彼らの最後の希望だったのかも知れない。相手が悪かったといえよう。

  • サース・セム・イーリア
認識番号は「レパード3」。メンバー最年少の少年。見た目は中性的で下手したら女の子に見える。けど男だ。
使用パックはランチャーストライカー。ガルドと共に後方支援を担当。
没落した家の再興のため戦いに加わる。
しかし戦いは不得意でありアイザックのケルベロスバクゥハウンドと交戦し撃墜されかかるも、ガルドが身を挺して守ったため辛うじて機体から脱出した。
その後は復讐心に囚われワイド、ファンフェルトと共にファントムペインに身を寄せる。使用パックはエールストライカーに変更。
ファンフェルトにガルドの仇討ちを勧められて戦うがそのファンフェルトの死を見たワイドに諭され戦線を離脱した。

  • ホースキン・ジラ・サカト
認識番号は「クーガ4」。メガネをかけた冷静沈着な知略家タイプ。
使用パックはソードストライカー。パックの装備を利用した戦いをする。
予想だにしていないことには弱いのか、ガードシェルの変形に驚いていた。その隙にガードシェルの盾がコクピットに直撃して死亡。冷静沈着とはなんだったのか
2巻では名前すら出てこない。おまけにガンダムウォーで唯一カード化していない。不遇中の不遇ではなかろうか。
あまりにも出番も描写も少ないため正直な話善人か悪人かすらわからない

  • ガルド・デル・ホクハ
認識番号は「タイガー5」。軍属の家系の出身で軍歴も長い最年長メンバー。
自尊心が強い他の面々と違って仲間思いな一面もあり、特に年少のサースを気遣っていた。
使用パックはライトニングストライカー。補給とサースと共に後方支援を行う。
なお、元々の装備はドッペルホルン砲だったらしい。
ケルベロスバクゥハウンドの攻撃からサースを庇って戦死した。

部隊長

機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER』の登場人物。地球連合軍ファントムペイン所属。
彼らの駆るスローターダガー部隊の指揮を執っていた。
デルタアストレイにノワールストライカーを破壊されるものの、ワイドのスローターダガーを遠隔操作して、I.W.S.P.を空中でぶん取ってデルタアストレイを撃墜した。


ゲーム等への出演

2022年現在下級氏族の面々のGジェネ等のゲームへの出演は一切ない(一応ホースキン以外はガンダムウォーに出ておりEXAでファンフェルト搭乗機という設定のデストロイが出てきたが)。
ビルドファイターズにも外伝ということがネックなのかそっくりさんは出てこない。
というかΔASTRAYという作品の扱いがASTRAYシリーズで扱いが最も悪い。
悪いなりにもコズミック・イラがメインワールドの1つとなる『GジェネCROSSRAYS』にはΔASTRAYからアグニスとデルタアストレイが登場しているが彼らは登場してない。
ついでにDESTINY ASTRAY以降のASTRAYシリーズはGジェネ以外のゲーム含めてシナリオ再現がない。月鋼はラストまでやったのに


追記・修正は欲を出さないようお願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • ガンダム
  • ASTRAY
  • Δ_ASTRAY
  • ワイド
  • ファンフェルト
  • サース
  • ホースキン
  • ガルド
  • イケメンV
  • オムコV
  • 不憫
  • 105スローターダガー
  • オーブ
  • 下級氏族
  • 荷物持ち
  • スカイグラスパーの方がマシだった
  • ネコ科
  • マーシャン追撃部隊
  • ガンダム登場部隊項目

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2024年02月29日 18:23