登録日：2015/01/07 (水) 23:00:22
更新日：2022/03/10 Thu 23:16:00
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まんがタイムきららにて連載していた4コマ漫画、作者は筋肉☆太郎、単行本全3巻も発売中。
ハイテンションなギャグと百合ん百合んな空気の下で爆走する学園物。
回を増すごとにその暴走振りに拍車がかかり、終盤はどう考えても作者がヤケクソになっているとしか思えない。
そして登場人物の8割以上がまごうことなき変☆態である。
あと全然関係ないけど同名のNPO法人があったりする。
◆あらすじ
高校一年生の山本百合は2学期からの転校に合わせて清香女学園の専属寮であるさくら荘へとやってくる。
が、寮内では百合に関するあらぬ噂が流れており、挙げ句それが学園にも飛び火して大惨事に。
同じさくら荘の住人であるゆめ、歩、紅葉といった仲間たちやその他多くの仲間たちを中心に、
百合の慌ただしい学園生活が幕を開ける。
◆登場人物
高校一年生でいたって普通……な筈の本作の主人公。
両親の仕事の都合で引越しをすることが多く、夏休み中に新しい転校先である清香女学園のさくら荘へと引っ越してくる。
引っ越し前からさくら荘内で同性愛者であるというあらぬ疑惑を持たれてしまうことに。
本人的には至ってノーマルな思考の持ち主で性格も明るく真面目ないい子。
しかし、成績優秀、スタイルも良し、料理も裁縫もこなせる上に良い匂いまでするというかなりのハイスペックでもあり、
無意識に放っているそのフェロモンで転校前から多くの女を無自覚の内に虜にしてきた魔性の女。
街に出れば外人、ババア、挙げ句にメス犬など最早年齢国籍種族すらも問わない凄まじさ。
基本的にこの作品は百合が何かをする→他のメンバーにあらぬ疑いをかけられるというパターンが多い。
しかし歩の可愛さに当てられてメロメロになったり、変態女教師和沙にはマジ切れしてみたり、
最終回ではゆめといい感じになっていたりと、何だかんだ彼女も染まっていた感じではあった。
関西弁とおさげが特徴的なさくら荘の住人の1人。
百合の同性愛者疑惑を最も真に受けており、出会った当初はかなりおっかなびっくりな接し方をしていた。
しかし彼女も彼女で天然ボケ気味で色々抜けているところが多く、他のさくら荘住人と同じく十分変人である。
(百合に対しては警戒するくせに歩や紅葉が百合ん百合んなことをしててもスルーしたり、和沙の変態振りにも平然としているなど)
自分の胸が小さい事や寸胴体型であることを気にしている少女らしい一面も。あと寝癖が超サイヤ人。
そんな彼女もゆりと一緒に過ごすうちに普通の友達として仲良くなっていった上に
終盤では彼女自身も同性愛に対して興味を持ち始めるようになる。
そして百合がまた両親の都合でさくら荘を出ていくという話を聞いてしまった時、その想いが爆発して遂に……
まあ寮を出るだけで転校とかは別にしないというオチがついたが。
ショートヘアーとちみっこボディで小動物チックな愛くるしさを振りまくさくら荘の住人の1人。
自分の幼児体型にコンプレックスを持っていたり、可愛いと言われると頬を染めて横を向いてしまったり、
食べるの大好きな食いしん坊で百合がハンバーグが得意料理と言った際に目をキラキラ輝かせたりと、百合とは別の意味で危険すぎるくらいに可愛い。
因みに成長期が来たのが早く、昔は紅葉よりも背が高かったのだがすぐに追い越されてしまった挙げ句、自分の成長は頭打ちに。
また、昼ドラが大好きで所構わず昼ドラごっこをするという妙な趣味があったりする。
そしてそれに百合が巻き込まれて誤解が加速するというのがお約束の一つだったり。
百合の妹である桜の前では妙にお姉さんぶったりもしてみたが、
同時に幼少期には「寂しい時に寂しいと言うことができない」というような複雑な過去を背負っていることを明かしていた。
最終回で紅葉と付き合っているということを暴露した。
金髪ショートの長身でボーイッシュな面もあるさくら荘の住人の1人。
百合の同性愛者疑惑を吹聴したある意味で全ての元凶の1人でもあったりする。
大雑把でサバサバしており、中学時代は寄宿舎のベッドにラクガキをしたなんてこともあったり。
勉強や料理は苦手だが、運動と裁縫は得意。体育の時間では体を動かすのが好きだとも言っている。
歩むとは特に仲が良く、頬についたご飯粒をパクリしたり、一緒に寝たり、お手製のエプロンをプレゼントしていたりとかなり深い関係。
その割には百合が何かをするたびに同性愛者疑惑を真に受けて妙なリアクションを取ったりする。
その性格に反して実はかなり良いところのお嬢様で、嘗ては引っ込み思案で控え目と真反対だった。
しかし何もかもを与えられるばかりで自分では何もしていない生活環境に嫌気がさして、中学時代に家を出て寄宿舎での生活を始める。
その時に出会った歩に頼りにされ、こんな自分でも誰かに何かをしてあげられるんだという喜びを覚え、そして現在に至る。
以来、歩とはずっと一緒におり仲が良いのもそのため。
最終回で歩と付き合っているということを暴露した。
さくら荘の寮長を務めている女性。
温厚で世話焼きな性格であり、寮の規則を無視してまでみんなに毎日料理を振る舞ったりと一見するとまともに見える。
しかし、他の変人たちと同様に彼女にも重度の腐女子という強烈な属性が備わっている。
日頃からネタ帳片手に隙あらばネタを書き込み、あらぬ妄想を生み出し、自作の同人誌の材料にしている。
薔薇も好きだが百合は大好き、彼女作の同人誌は学園内に普通に流通しているなど異常極まりない。
同僚の教師や寮の住人である歩と紅葉を題材にした同人誌を売っていたり、絵の資料の参考として百合のスカートを覗くなどやりたい放題である。
(しかも紅葉×歩の同人誌『ふたりでひとつ』は5巻目突入、即日完売、ファンクラブも結成されているという人気作)
その持ち前の妄想ネタで引っ越してくる前の百合にあらぬ疑いをかけた真の元凶。
清香女学園の教師で百合たちのクラスの担任、彩乃の友人でもありさくら荘にも度々遊びに来る。
変人揃いの本作の中でも文句なしにトップクラスの変態淑女。
初登場の時点でさくら荘に干されていた女物の洋服に顔を埋めて奇声を発していた。
しかもその行為に何ら悪びれる様子も見せないばかりか、百合以外のさくら荘の住人達もそれを当たり前の光景として受け入れている程である。
その後も百合のパンツを盗んで頭に被る、百合の転校初日にクラスにあらぬ噂を流す、職員会議中に遠くから百合たちの姿を激写して鼻血と涎を垂らす、
百合の体操服を頭から被って鳳凰の舞、生徒用のスク水を所持、仕事中に百合サイト閲覧、セクシーでエロスなしゃっくりを全部繋げて○ッ○○発言……etcなど、とにかく挙げるとキリが無い。
なのに周りの同僚からは「仕事熱心で生徒との時間も大切にする教師の鑑の様な人」とか思われていたりする。
その行き過ぎたド変態行為の数々には友人であり同じ変態でもある彩乃ですら辟易しており、度々制裁を加えられている。
最終回で彩乃と付き合っているということを一方的に暴露していた。
清香女学園の中等部に通っている百合の妹、姉よりも長い髪をおさげに結っている。
姉の同性愛者疑惑についても聞き及んでいるが、姉はそんな人間じゃないと純粋な笑顔で言える良い妹。
が、この姉にしてこの妹ありということなのか、彼女もまたその飾らない性格と良い子振りで多くの同性をオトしている魔性の女2号だったりする。
しかも、周りの百合行為に気付かないばかりかそんなことするわけないと友達を信じて疑わない本当に天使のような少女。
昔から女の子に人気があって引っ張りだこな姉のことが大好きで
両親が仕事の都合で家にいないことが多いこともあって、家の中では大好きな姉を一人占めできるとベッタリだった。
なので、離れ離れになってしまった今の生活を少し寂しく思っていたりもする。
清香女学園の教師の1人で美術部顧問、スーツ姿で眼鏡着用の一見して理知的な外見だが彼女もまた変態。
百合の転入試験の面接官を担当していたが、その時点で結婚を前提に付き合って欲しいと言ったり3サイズを聞こうとしたりと大暴走。
百合の転入後も美術部の見学に来た百合に婚姻届を渡したり、人類の限界である9秒の壁を超えたりとやりたい放題だった。
清香女学園の体育教師。
体育教師らしい男前な性格かと思いきや、登場初っ端から出席簿やスタート合図用のピストルを忘れたりとボケっぷりを発揮。
その後は水泳の授業で水着を忘れて全裸で登場したり、最終回でも服を忘れて全裸だったりと別ベクトルの変態である。
清香女学園の教師の1人で生活指導担当、かなりの老齢。
最初は百合を陥れる為の刺客として登場したが他の大半の人物と同じようにあっさり陥落。
以降は和沙にツッコミを入れながら自分も同じように百合の体操服に顔を埋めたりする変態と化した。
それでも生活指導に懸ける情熱は凄まじく、人類のカベを超えた9秒を叩き出した絵美を上回る8秒の壁を突破する爆走を見せたりもした。
同性愛者(という噂のある)の百合を陥れる為に暗躍する2人組の女学生、自称「聖・天獄門(セイントヘブンズゲート)」
百合のことをクラスの秩序を乱す者と敵視し、馬場先生を含む多くの刺客を送り込むがその全てが陥落させられた挙げ句、
なっちゃんが百合の虜になってしまったり、あっちゃんもなっちゃんと無自覚の内にアレな空気を醸し出すようになったりという散々な結果に。
ご大層な自称の割に異常に影が薄く、クラスメートや担任にも全く顔と名前を覚えてもらえない。
桜の友人の2人組。かなちゃんが黒髪のショートでみーちゃんが金髪ロング。
他の友人たちと同じように桜の虜となっている。
くすぐりと称して桜の胸を揉んだり匂いを嗅いだり鼻血の出しすぎで昇天しそうになったりしていた。
しかも直後に登場した姉の百合にまでメロメロになってしまう。
清香女学園の教師の1人。
桜といちゃつくかなちゃんとみーちゃんの様子を見て自分も混ざろうとしていた。
幼少期から紅葉の世話をしていた月山家の執事。
紅葉が過去の話をしている途中で何の前触れも無くさくら荘に現れ話に参加していた。
紅葉のことは孫のように可愛がっており、何不自由ないように愛情を注いできたが、
同時に可愛がるばかりでその内に抱える紅葉の本心に気付けなかったことを後悔もしている。
……などとまともに見えて、彩乃の制作している紅葉×歩の同人誌の愛読者という変態振りを見せつけたりもした。
最終回に1コマだけ登場した百合と桜の母親。
桜は自分の物であると高らかに宣言した。
百合やゆめが学校でしゃっくりの話題を話している時に唐突に表れたカタコト外人の女性。
○ッ○○という単語の正しい発音を教えたり、無言で彩乃の経営する売店で服を買ってあげたり、杉内先生と付き合っていたりと、とにかく行動が謎めいている。
しかも最終回の大トリを務めるという大役も果たした。
追記・修正お願いします。
最終更新：2022年03月10日 23:16
