千年戦争アイギス

登録日:2015/01/03 (土) 22:48:03
更新日:2024/01/25 Thu 14:05:56
所要時間:約 51 分で読めます




さあ!愛と信頼と戦略で世界を守り抜け!


千年戦争アイギス』とは、DMMが提供するタワーディフェンス型のブラウザゲームである。


概要

2013年11月末からサービスが提供されている。
艦これと同年に始まったゲーム、と言えばその息の長さが分かるだろう。

本作には幾つかのバージョンが存在しており、それぞれ別タイトルとなっているがゲーム内容に関しては共通。
また違うタイトル間でのデータ共有も可能となっている。

千年戦争アイギスR
一番最初にサービスが開始されたタイトルである。
配信されているのは『FANZA GAMES』(元DMM GAMES R18)であり、いわゆるエロブラゲに分類される。
当初は『R』が付いていなかったが、後に一般版がリリースされた際に付け足された。
21年9月までは、『R』では(非R18の)会話イベントを確認できなかったが、現在は閲覧可能になっている。
どんなふうに『R』なイベントに至ったのか、などが描かれている場合もあるので、見てみるといいかも。
同時に、『R』でも、『A』版イラストで遊ぶことができるようになった。
「露出度を下げるためにタイツを着せられているがむしろそっちのほうが好み」というプレイヤーにも優しい。

千年戦争アイギス
『R』に続いてリリースされたバージョン。
大きな違いとして、ユニットとの交流イベントが非エロの立ち絵会話に差し替えられている。
それ以外は『R』とほぼ変わらない。

千年戦争アイギスA
iOS/android向けに配信されているスマホアプリ版アイギス。
課金アイテムである神聖結晶(後述)が上記二つと別カウントであるほか、
レイティングに合わないキャラクターの立ち絵が修正されて露出度が下げられている。
それ以外は『千年戦争アイギス』に準ずる。

いずれのタイトルであってもプレイにはDMMへの登録が必要で、DMMの会員規約により18歳未満の利用は禁止されている。
A版はDMMアカウントと紐付けずに遊ぶ(ゲストプレイ)ことが出来るので、とりあえず試すならこれが楽か。

近年ではノベル化を中心にメディアミックスも行われており、フィギュア化やコミック化など次第に規模は大きくなりつつある。
それらの作品ではストーリーは独立したものとなっており、ゲーム本編のキャラや設定を拾いつつも別物と言って良いものになっている。
5周年記念でLyceeへの参戦が決まったため、リアルカードやスリーブなどの商品展開も予定されている。


ゲーム内容

タワーディフェンスには様々な種類があるが、アイギスの場合は設置型と言われるジャンルに分類される。
秒刻みで増えていく出撃コストを頼りに、あらかじめ編成したユニットをマップに配置し、襲い来る魔物から拠点を守り抜けば勝利となる。
いわゆる剣と魔法のファンタジー世界がモチーフであるため、「侵攻する敵をブロックして戦う」近接ユニットの概念が存在するのがやや特殊な点。
配置に必要なコストは当然ながら強力なユニットほど高く、出撃コスト管理がまず第一のキモとなる。
まあ……僕はヌきたいからやるけどね。

ミッション/クエスト

プレイヤーは用意されたミッションやクエストを「カリスマ」というリソースを消費して挑戦する事になる。
ミッションは「敵をすべて倒す」「味方ユニットを死なせない」の2つを達成してクリアすると、☆3クリアとなる。☆3初回達成時にレアなユニットや神聖結晶(後述)を入手出来るため、積極的に狙いたいところ。
ミッションやクエストをクリアすると経験値がたまり、一定まで溜まるとプレイヤーランクがレベルアップする。
また、中にはドロップする報酬をすべて入手するとボーナス報酬が貰えるミッションもある。
なぜか中々ドロップせず毛髪を消耗するプレイヤーも多い。

+ ミッションの種類
  • ストーリーミッション
常設されているメインストーリーを進めるミッション。
進んでいくにつれて風景がどんどん変わり、敵の種類もガラッと変わる。
中盤の魔法都市あたりからは下手な緊急ミッションよりも難しく、これまで順調に進んできた王子達の壁となるだろう。
☆3クリア+ドロップコンプリートで委任出撃(スキップ)が可能で、資金や合成用ユニットのドロップ狙い、プレイヤー経験値稼ぎに周回される。
なお、「ストーリー」とは言いつつ、あんまりメインストーリーに絡んでいなかったりする。
緊急イベントでお話が進むことが多く、初心者は「なんでいきなりこの国に来たんだ……?」となるかも。
特に、当初のラスボスである「魔王」とは、ストーリーミッションでは一度も戦えない。

  • 曜日ミッション
日替わりのミッション。いわゆる素材クエスト。
ユニットの育成を助ける『聖霊』や、ゲーム内通貨に換金できる『ゴールドアーマー』等が入手できる。
曜日ごとに効率が良い各種EXミッションが解禁されるので、狙った曜日に回収するのが吉だが、本命は不定期に開催される育成キャンペーン。この時はフィーバータイムなのでカリスム回復アイテムを使って素材を蓄えよう。

  • 緊急ミッション
いわゆるイベント。
1イベントあたり1週間~2週間の開催で、終了と同時に次のイベントへ切り替わる事が多い。
報酬は主にプラチナレアのユニットで、直接ドロップ式(牧場型)と、達成度式*1に分かれる。
週ごとに過去の達成度式ミッションが復刻され、その際はドロップするアイテムでユニットを交換する形式になる。
入手できるユニットはガチャ産ユニットと比べても見劣りしないものが大半。
独自の使い方ができるユニット、イベント産にしか存在しないクラスのユニットも多く、イベント産ユニットだけで超高難易度ミッションをクリアする王子もいる。
メインストーリーとリンクすることはあまりないが、緊急ミッション同士でストーリーがリンクすることは多い。
というか、緊急ミッション内で滅茶苦茶重要な事が判明したり片付けられたりもする*2ので、本作のストーリーを追ううえでかなり重要。

  • デイリー復刻→イベントヒストリー
過去の直接ドロップ式(牧場型)緊急ミッションを日替わりで復刻する常設ミッション。ストーリーミッションをある程度まで進めなければ挑むことが出来ない。
16年夏に実装されたシステムで、それまでは普通に週単位での復刻、もしくはイベント「ゴールドラッシュ」のドロップなどで擬似復刻が行われていた。
ある程度のローテーションが決まっており、週頭に1週間分のスケジュールが公開される。
プラチナレアのユニットを毎週7種入手できるため、初心者の戦力拡充に向く。

2022年12月15日をもってデイリー復刻は廃止され、それに伴い常設ミッション「イベントヒストリー」が実装。
牧場型以外にも試練型(GR風を含む)・収集型の緊急ミッションも対象となっており、
プレイ日数に応じて、年度毎の過去の緊急ミッションが開放されていく。

  • 大討伐ミッション
通常の緊急ミッションと並行して1ヶ月の間、開催されるミッション。
味方ユニットが倒されても評価に影響しない、コストが自然回復しない(一部除く)といった条件や一風変わったマップのもと、
大量に押し寄せる敵の討伐数を稼ぐ。敵の数は基本的に最大500体で、数十体規模の通常マップと比べ長丁場になる。
1回の最大討伐数と累計の討伐数に応じて報酬が出るが、それほど豪華なものは貰えない。とはいえ、地味に良い物ではあるのでこなすのが吉。
2020年現在では難易度「神級EX」が追加され、周回数を少なくできるようになった。
しかし強敵の追加や、敵の種類の変更、敵のステータスの強化などにより難易度はかなり高く、手軽かつ確実に周回できる編成配置を組める頃には累計討伐数が目標付近になっていることも。
2022年年末には超タワーディフェンス祭りの一環としてこの大討伐ミッションがアイギスだけではなく、城プロとモン娘との合同で行われる全タワーディフェンスで大討伐として登場。
コストと配置人数が兎に角足りない城プロ、数の暴力がラグのせいで比較的キツイモン娘と比べて、アイギスが3作品の中で一番楽だと感じる人が多かった。

  • チャレンジクエスト
常設されているユニット育成補助クエスト。
ユニットの能力を強化する『好感度アイテム』や、ユニットの育成を補助する『聖霊』を入手できる。
何かしらの特殊なルールを課されているマップが大半で、後半になると下手な緊急ミッションより難しいものもちらほら。魔法大戦、お前の事だよ!

不定期に開催される高難易度イベント。
大体は通常の緊急ミッションや、常設ミッションのドロップ率アップ週間と並行して開催される。
報酬は全て育成用アイテムで、他でもわりと簡単に手に入るか代替できるものしかない為、実利を見れば無理にクリアする必要は無い。
レベル1からスタートし、☆3クリアする度に一つ上のレベルが開放される。最大レベルは16。
おおよその目安としてはレベル5で通常イベントの難関マップ程度、10が並みの熟練プレイヤーのゴール。
11以上は10以下と比べてグンと難しくなり、15ともなると完全に重課金者専用レベルになる。
更に復刻開催時はレベル16が実装される。
レベル16の時点でレベル15とすら比較にならない程の超高難易度だが、クリア後に解放される「レベル16★4」は、並みの重課金者*3では歯が立たない。
現在のアイギスにおけるエンドコンテンツと言ってもいいだろう。

  • 大総力戦ミッション
こちらも不定期開催のイベント。
通常ミッションの3編成分にあたる、15人x3チームで1つのマップを攻略する形式のミッション。
ステージの途中で配置中のユニットが全て強制撤退し次のチームへ切り替わる。王子のみ全てのチームで使用可能。
コストの自然回復が無いが、稼いだコストは次のチームへ持ち越されるため、敵が弱い序盤のうちになるだけコストを稼ぎ後続に繋ぐのがセオリーとなる。また撤退時のコスト還元率が高い騎兵系ユニットも有効。
少なくとも30名程度の頭数が要求されるが、難易度は魔神降臨に比べればはるかに易く、最上級の神級でも大したことはない。無論、それなりに揃っていればの話だが。
21年に「神級EX」が実装された。
こちらは「メンバー全員を鍛え上げなければ勝てない」程度の難易度になっており、魔神降臨とはまた別の意味で難易度が高い。素材とか、資金とか……

一部を除き特定の難易度をクリアする事で王子の称号が手に入るため、とりあえずは称号を手に入れる所までは★1で良いのでクリアしておきたい。

  • 英傑の塔/統帥の塔
アイギスでは初となる常設のエンドコンテンツ。名前の通り塔を登っていく。
それぞれの階でミッションをクリアしていくのは普段と変わらないが、通常のミッションの評価項目に加えて独自の評価項目が存在しており、
出撃時に編成したユニット数、ミッション中に使用したコスト数によってスコアが算出される。
(大雑把に言えば「編成人数が少なく、コストが低い」ほど評価が高まる)
スコアに応じてそれぞれのミッションごとに報酬が獲得でき、またスコア報酬で獲得できる英傑結晶を貯めて、英傑ユニットや強化素材と交換が可能。
5の倍数の階層では難易度がハネ上がるので「19階までクリアしたけど10階はまだ☆3取れてない」とかざらにある。
挑戦する際にカリスマやスタミナを消費しないが、かわりに独自の挑戦権を消費するため、いつまでも試行錯誤が出来るミッションではない。

8周年のアップデートでは姉妹コンテンツとなる統帥の塔が追加された。挑戦権は二つの塔で共有される。
こちらではスコアが編成人数と出撃人数(トークンは含まず)で計算される。消費コストは参照されないため、英傑の塔よりも重コストのユニットを活躍させやすい。
また、各フロアごとに「人間」「魔術師」など特定の属性のユニットを強化するギミックが搭載されているのも特徴。
報酬のシステムは英傑の塔と同様だが、こちらで得られる統帥結晶は交換ラインナップが英傑結晶と異なり、王子の特殊称号の強化が可能。

  • 強襲ミッション
人気闘兵(=投票)期間中に開催されるミッション。
一定数投票する度に挑戦権を1回貰え、それを使用してカリスマ・スタミナを無消費で出撃できる。
ミッション形式は大討伐に近いが、敵がルビーや花束、魔水晶や投票イベント案内ユニットをドロップするという牧場形式も合わさっている。


  • 神聖結晶
いわゆる課金アイテムの「」。
1個100ポイントだが、まとめ買いすると単価は安くなる(最安で10000ポイント=150個)。
ミッション☆3のボーナスやログインボーナス、運営のお詫びなど、以外と貰える機会は多い。

用途はプレミアム召喚(という名のガチャ)や、カリスマやスタミナの回復、様々な恩恵を受けられる女神の加護など。

もっぱらガチャよりもイベント周回やユニット育成用の聖霊、金策用のカリスマ、スタミナ回復に使用される事が多い。
ただ、強力なユニットや可愛い女ユニットを求めてアイゲスアイギス様に結晶をたんまりと貢ぐ王子も……
王子・・・聞こえますか・・・割るのです・・・

ユニット

女性ユニットがメインのゲームではあるが男性ユニットも不定期に追加されており、下手な女性ユニットより話題になることもある。
というか2周年記念や3周年記念で最高レアリティの男性ユニットを追加するという、妙なズレっぷりを発揮している。
(人気ユニットなのでプレイヤーからは歓迎されたが)

初期の頃は割と攻めた属性を持つユニットが見られ、初期実装ユニットに未亡人が居たり、
初イベントの報酬キャラが経産婦(後に子供も登場)だったりと、ニッチな性癖を突くユニットがちらほら見られた。
20年現在ではそこまで攻めたユニットの新規実装は減ったものの、忘れた頃にちょっと攻めたユニットが実装されることが稀によくある(人魚とか)。

例によってイラストレーターは統一されていない。
エロゲとコラボした際にはコラボ先会社のイラストレーターが新規ユニットを*4担当したりするが、
それとは関係なく往年の大物イラストレーターが参戦して話題になったりする。AUGUSTのべっかんこう先生とか。

ちなみに、大規模なバランス調整がだいたい半年に1回のペースで行われている。
1回あたりの調整対象は多く、主に環境の変化で不遇化したユニットにメスが入るため、
古参ユニットでも度重なる調整で未だに一線を張り続ける者も少なくない。
ぶっ飛んだ強化を貰って一気にトップクラスへ躍り出る者も稀にいる。

  • クラス
ユニットが持つ職種。アップデートと共に増え続けており、唯一無二的な特徴を持つクラスから、複数クラスの複合的な能力のクラスまで様々。
クラスチェンジや覚醒(共に後述)を経ることで、クラスの名前も変化し、クラス特性が強化される。

王子(→覚醒王子)
本作の主人公。女神アイギスの加護を受けし亡国の王子。通称ブルーマン、ベッドヤクザ
本作のプレイヤーも「王子」と俗称される*5
安いコストとその割には優秀なステータス、近接ユニットで1体ブロックと平凡な性能。
しかしその真価は、戦場に居るだけで他ユニットへバフをかけることが出来るという『士気高揚』という能力。
プレイヤーランクと共にバフも成長し、最終的には攻防を2割程度底上げする強力なバフになる。

レベルアップ等で手に入る称号を設定することで、王子の能力アップや(上記とは別の)味方へのバフを掛けることができる。
以前はバフの存在から陣地の奥に置かれやすく、置物と揶揄されることも多かったが、特殊な称号が実装されてからは戦闘力も高いユニットへと変身できるようになった。
最近では称号の切り替えで様々な覚醒を使い分けられるようになるなど色々と器用になってきた。また政務官という王子自身を強化するユニットも存在する。
強力なユニットではあるのだが、チュートリアルではユニットとしての王子の説明がないので、新規プレイヤーは存在に気づかないことも稀によくある。
「編成した覚えのない男ユニットがいるんですけど」という初心者の質問もけっこうある。

+ 基本近距離クラス
ソルジャー(→ソルジャーチーフ→ソルジャーエリート→コマンダーorウォリアー)
剣と盾を構える剣士。
近接ユニットの要。ソルジャーは2体、チーフ以降は3体のブロックが可能となる。
ソルジャーの多くが出撃コストを増やす「援軍要請」というスキルを持っており、ブロック数も相まって序盤の展開を助けてくれる。
ステータスはどちらかと言うと防御寄りだが、序盤の小型ラッシュを凌ぐには最適な性能をしている。
出撃コストの厳しい序盤で輝く、切り込み隊長的存在。初手KT*6は基本。

ヘビーアーマー(→バトルマスター→ギガントアーマー→アーマーガーディアンorギガントハンマー)
重厚な鎧を身に付け、敵の進撃を防ぐ壁となる近接ユニット。ソルジャーより多い3体、ギガントアーマーなら4体のブロックが可能。
一部の高レアユニットを除けば防御に特化しており攻撃性能は低いので、ヘビーアーマーの近くに遠距離ユニットを配置し、
協力して敵を処理するのがベター。そうでないと抱えたユニットを倒し切れず、結局後続を漏らしてしまうこともしばしばである。
また高難易度ミッションでは遠距離ユニットの配置が限られる場合も多く、そうなると 餅つき と呼ばれる長期戦になることもよくある。

ワルキューレ(→ユニコーンナイト→ブリュンヒルデ→レギンレイヴorゲイレルル)
馬に騎乗し戦場を駆け、その槍で敵を貫く女騎士。名前が名前なので男はいない。
高めの火力に低めの出撃コスト、敵を倒すとコスト回復という特性から序盤の雑魚散らし兼コスト稼ぎが主な役割。
ゲームの仕様上、戦闘中はその機動力は発揮されないが、騎兵系ユニットは「撤退時に返ってくるコストが通常ユニットよりも多い」という効果を持っており、ワルキューレも例外ではない。逃げ足が速いということか
魔法耐性を持ち、1ブロックユニットということもあってボス級の強敵に1対1でぶつけることもたまにある。
ユニコーンナイトなのにエッチするのは大丈夫なのだろうか。

ローグ(→アサシン→マスターアサシン→ナイトアサシンorエンフォーサー)
敵を欺きその刃にて一撃で仕留める(こともある)暗殺者。
確率で相手の攻撃を回避したり、スキルによって一撃死を狙ったりとギャンブル性のあるユニット。
このゲームでは即死率が敵の種類ごとに大まかに決まっており、ボス格にはあまり効かないため、もっぱら雑魚掃除が仕事となる。
とはいえ、即死率が高く設定されているが耐久が高いというタイプの敵も存在するため、ピンポイントで輝くことも。
コストが軽いので、抜けた敵へ合わせて配置しブロックさせる用途にも。

バンデット(→バーサーカー→デストロイヤー→フューリーブリガンドorオブリタレイター)
腕っぷしが自慢の山の蛮族達。敵を倒すと一定確率で追加資金をドロップし、アーマー系の敵ユニットに対して攻撃力が上昇する特性を持っている。
防御はからっきしだが、高い体力と火力を持ち、ローグ同様差し込みに優秀なユニット。
特にストーリー序盤は王子たちの強い味方となってくれるし、高難易度ミッションでもアーマータイプの敵や魔法攻撃持ちを叩き潰してくれる。
アーマー系の高防御力が役に立たない魔法系相手だと、むしろ「体力で受ける」バンデットの方が耐えてくれたりもする。
イメージ的に野蛮な野郎どもが思い浮かびやすいが、ゲームの性質上高レアリティは大体女性。

プリンセス(→ハイプリンセス→ロイヤルハイネスorマジェスティック)
一国に君臨する高貴なるお姫様。姫だが並のユニットよりも戦闘的。クラスチェンジを持たないクラスの一つ。
通常攻撃が敵の防御力を無視する魔法攻撃であり、防御力の高いアーマー系の敵をばっさばっさと切り捨てる頼れるお姫様。
国宝だったのか、全員がそれぞれエクスカリバーフラガッハフラガラッハなどの何かしら逸話のある剣を持っている。
プリンセスのみ他クラスユニットが持っている二つ名が存在せず、名前のみが表記されている(一部例外アリ。水着バージョンとか)。
また、純粋なプリンセス以外にも"ドラゴンプリンセス"や"ヴァンパイアプリンセス"など、やや変わったプリンセス達も実装されている。
しかしお姫様を勝手に召喚して元々の国は大丈夫なのだろうか

+ 基本遠距離クラス
遠距離ユニットは基本ルールとして「飛行している敵を優先的に狙う」という特性を持っている。
普段はあまり気にならないが、イベント等では稀に地上敵を守るような形で大量の飛行敵が出現するなど、この特性を逆手に取ったマップが登場する。

アーチャー(→スナイパー→アルテミス→セレーネorラピッドシューター)
高台から敵を射止める遠距離ユニットの要。飛行している敵に対して攻撃力が上昇する特性を持っている。
弓は巨乳には辛いとか関係なかった。
コストが比較的軽く、敵の近接型を一方的に攻撃できるほか、空飛ぶ敵を仕留めるには必要不可欠。
基本かつ最重要な遠距離ユニットであり、きちんと育てていないと様々な場面で泣きを見ることになる。
ただし防御力の高い敵には弾かれてしまうので、そこは魔法ユニットに任せよう。
弾かれない5連射をぶっ放したり魔法属性の矢を撃ったりする娘も居るが。
「飛んでる敵はアルスにおまかせ!覚えといて!」

ウィッチ(→ロードウィッチ→アークウィッチ→ホーリーウィッチorソーサレス)
凍てつく魔法で敵の足を奪う魔女。単体の魔法攻撃を行う遠距離ユニット。コストはアーチャーと同じくらいで、序盤から出しやすい。
弓では対処できない高防御の飛行ユニットや、同じく防御力の高いアーマー系への対処に優れる。
また攻撃が当たった敵の移動速度をわずかに遅くするため、ウィッチで足を止めたところを蜂の巣にする、といった戦法も可能。
ただ射程がアーチャーより短く、HPも防御力も低いので、そういう意味で配置場所に気を使う。
育成の優先度は高く、緊急ミッションでも引っ張りだこなクラス。当然ながら女性しかいない。

メイジ(→ウォーロック→アークメイジ→メイガスアデプトorメイジデストラクト)
魔術より生まれし炎で敵を焼きつくす魔術師。
火球を敵にぶつけ、さらに爆風で周りの敵も攻撃する遠距離ユニット。密集した複数の敵を攻撃するという特性上ヘビーアーマーと相性が良い。
弱点は攻撃速度が遅めである事と、何よりコストがトップクラスの重さであること。戦闘序盤ではまず出せない。
ストーリー序盤から手に入り、雑魚の群れや飛行する敵、防御の高いアーマー系の敵等、序盤の壁となる敵への攻略の要とも言える。
「まあそう慌てなさんな、魔法の威力は侮れんのだぞ。」

ヒーラー(→プリースト→セイント→ハイエロファントorオラクル)
魔法の力で味方を癒す聖なる魔術師。
味方を回復出来る貴重かつ超・超・超重要なユニット。
このクラスがいかに味方を支えるかがこのゲームの要であり、敵の遠距離ユニットの魔の手から守らなければならない。
育成優先順位が最も高いクラスだと言っても過言では無いだろう。
なお職業のイメージ通り女性が多いが、ガチムチやけに戦闘的な外見の男性も存在する。

+ その他愉快なクラス達
  • 近距離ユニット
皇帝
現状では白の皇帝ただ一人が該当する特殊なクラス。王子と同様最初からレベルの上限が99で、クラスチェンジも覚醒もない。
それは裏を返せば最初から極まった能力を持っているということであり、少しレベルを上げれば即戦力として働いてくれる。
クラスチェンジしたアーマー系に匹敵する防御力とブロック数3からブロック役としても使えるが、その本領はなんと言ってもスキル「アダマスの神器」。
一定時間自身の攻撃力を2倍に引き上げ、その超火力でもって一切の防御を無視する遠距離攻撃を連発して周囲の敵を殲滅してくれる。
さらにスキル発動中はアビリティ「帝国の勇者」も有効になり、属性:白の帝国を持つユニットの攻防を25%アップすることもできる。
刻水晶100個と交換で確実に入手できるのもうれしいところ。酒と勲章で好感度150にすると石5個回収できるのもおいしい

サムライ(→サムライマスター→ショーグン→ダイショーグンor黒鋼大鎧武者)
長物を使い、ブロックしている敵を同時に攻撃出来るユニット。覚醒前は2体まで、ショーグンになれば3体までブロックすることが出来る。
数で押してくる雑魚に対してめっぽう強いが、地味にコストが重いため活躍するのは中盤以降になりがち。
かつては残念クラスの代表格だったが、度重なるクラス強化により高難易度ミッションでの選択肢として上がるようになってきた。

忍者(→忍者マスター→超忍→ジライヤor忍神)
アイエエエ!?ニンジャ!?ニンジャナンデ!?
近接型でありながら遠距離攻撃が出来るユニット。攻撃力や防御力は低い反面、その手数と攻撃範囲によって防御性能が低い敵の軍勢に有効。
また遠距離攻撃故に、道を挟んで攻撃したり味方への援護射撃等他のユニットにはできない仕事ができる。汚いなさすが忍者きたない。
なおほとんどの忍者が帯刀しているが、一部のキャラを除き戦闘では一切使わない。さらに、近接ユニットではあるがブロック 出来ない
ただこれは一概にデメリットとは言えず、強敵をスルーしながらダメージをばら撒けるということでもある。
通常の近接ユニットとは異なった運用が求められる、玄人好みのユニットと言える。

神官戦士(→神官戦士長→ディバインアーマー→ディバインロードorゴッドウォリアー)
回復ができる2(→3)ブロックユニット。
近接ユニットである分、ヒーラーよりは頑丈。
ブロックしていない時に周囲の味方を回復してくれるため、ヒーラーが置きにくいマップで大きな役割を持つ。
ブロックユニットとして見てもソルジャー程度の性能で悪くはなく、取り回しの良いクラスである。
流石に専門職には劣るため、頼りきりでいいわけではない。

エンジェル(→アークエンジェル→ドミニオン→セラフィムorアズライール)
高いステータスを持つ近距離ユニット。
そのステータスは非常に高く、ボス級の相手にぶつけても十分なレベル。しかし美味い話には裏があるのだ。
エンジェルはほぼ共通で「神魔封印解除」のスキルを持っており、封印解除中のみしか攻撃、ブロックを行えなず、封印時はただの置物と化す。
設置やスキル発動のタイミングを問われる癖の強いクラスだが、やはりそのステータスは魅力的である。
高いステータスと封印中も敵の攻撃は受けることを利用して、遠距離攻撃を引き付ける避雷針としても中々需要が高い。

ボウライダー(→ボウライダーチーフ→ボウライダーエリート→ボウライダーマスターorボウストームキャバリア)
近接ユニットでありながらクラスチェンジ後のアーチャーに匹敵する射程と騎兵系共通の撤退時のコスト回収率アップを持ち合わせたユニット。
その一方で敵をブロックしていると攻撃力が低下するというデメリットがある。そのため、扱いとしては近距離に置ける射撃ユニットという形になるだろうか。遠距離ユニットの配置場所を取らずに手数を足せるため、マップによってはかなり効果的に働くだろう。
ただし、アーチャーと違い攻撃目標としては地上を優先し、対空特効もない。
完全なアーチャーの代替とはならないため、使い分けはよく考える必要がある。

魔法剣士(→ルーンフェンサー→ルーンロード→ルーンデルヴァーorルーンスレイヤー)
プリンセスと同様、魔法属性の近接攻撃を行うユニット。また、非ブロック時には攻撃力が低下こそするものの、魔法属性の遠距離攻撃ができる。
立ち位置としてはボウライダーと対照的に、基本前衛として使用し遠距離攻撃をオマケとして使う……と言いたいところだが、防御面がやや頼りない。*7
そのため、どちらかと言うと遠距離攻撃を主体として立ち回った方が安定する。
クラスチェンジ/覚醒で段々と遠距離攻撃のペナルティが緩和されていくので、晩成型のユニットであると言えるだろう。

  • 遠距離ユニット
パイレーツ(キャプテン→キングオブパイレーツ→ネプチューンorエル・ドラゴ)
遠く離れた敵も安々撃ちぬく海の番人。
銃で攻撃する遠距離ユニット。アーチャーとは比べ物にならない程の射程を誇り、遠くの的も狙い撃ちできる。
また弾が即座に命中するため、着弾前に範囲外に行ってしまって攻撃が不発……なんてこともない。
ただし攻撃速度が遅いため、通常時の火力では大抵の場合アーチャーに遅れを取るが、その分スキルが強力なユニットが多い。
高レアのユニットは並の近接ユニットが裸足で逃げ出す圧倒的なステータスを持っているが、遠距離ユニットであるため白兵戦は行わない。

ヴァンパイアハンター(→ヴァンパイアキラー→アンデッドキラー→シャドウハンターorジャッジメント)
アーチャー系よりも射程が短い代わりに、火力と防御力を持つ弩使い。
一度に2本の矢*8を放つため、純粋な火力ではアーチャー系に勝る。
火力の高さを活かした近接職の援護や小型散らしが得意だが、防御力の高い相手には矢が弾かれてしまうためやや苦手。
アンデッド系全般に対しての特攻を持っており、それらが出現するマップではイキイキと活躍してくれる。

呪術使い(→呪術師→大呪術師長→大呪術師祖or妖厄神)
呪いで敵を弱体化させる異質なクラス。
射程が広く、射程内の敵を最大3体(大呪術師祖は4体)まで魔法属性で攻撃する。
また、範囲内に居る敵ユニットの攻撃力を10%(第二覚醒後は12%または15%)ダウンする効果を持っており、強敵を抱える近接ユニットのサポートとしてはかなり優秀。
おまけ的ではあるが、範囲内に居る体力が5%を切った敵ユニットを即死させる効果も持っており、こちらもたまに役に立ってくれる。

デモンサモナー(→デモンマスター→デモンルーラーorデモンブリンガー)
射程内に入った敵の体力を無条件で減らし続ける特殊なクラス。
攻撃行動は行わないがDPSは中々高く、雑魚敵程度ならバタバタと死んでいき、
ボス格でも射程内で足止めすれば、かなりのダメージを稼いでくれる。
射程はそこそこ広いが、コストも重いため序盤から出すのはやや難しい。
敵の防御力に依存せず、自身の攻撃力がそのまま秒間ダメージに直結するので、防御力の高い敵でも問題なくダメージを与えられる。
ただし、『防御力が低くても体力が高い』というタイプの敵はやや苦手である。
トークンユニットとしてインプ(覚醒後はデーモン)を操ることが出来るが、こちらのトークンも中々優秀で、魔法耐性の高さから避雷針としての性能が高い。

ドルイド(→マスタードルイド→クイーンオブドルイドorフォレストクイーン)
ウィッチに比べるとやや広い射程を持った魔法攻撃職。
もっとも追加効果のスタンは一瞬であり、攻撃速度ではウィッチに大きく劣るため一長一短。
ウィッチよりやや遠くから攻撃を通せるのが魅力か。
また、追加の能力として「生命の木」トークンを扱うことができる。
回復力、回復速度共に鍛え上げたヒーラーと比べると見劣りするが、遜色ない射程(CC後のトークンであればヒーラー系を上回る)と配置時の全体回復、さらに常時隠密を持ち合わせているため、ヒーラーと相互補完的に活用するとかなりの能力を発揮してくれる。


ここで挙げた他にも多数のクラスが存在している。
「千年戦争アイギス」タグ から辿れば幾つかのクラスについては個別の記事で解説されている。


  • レアリティ
本作では6段階(+1)のレアリティが存在し、当然ながら高レアリティほど強いが、相応にコストが重いため高レアで固めると初動の遅さで詰むことも。
難易度が上がるにつれて高レアがいないと攻略出来ない……なんてことはなく、頭をつかえば低レア縛りでも十分に突破は可能である。
もっとも、ある程度難しいミッションでは素直に高レアを使った方が圧倒的に楽なのはもちろん、
準備するだけでもそちらの方が簡単で安上がりになってくる。
その一方でイベントミッションや高難度ミッションを銀ユニットだけで攻略する動画なんかもあるので、
参考がてら見てみるのもいいかもしれない。
あくまで参考だぞ!真似しようなんて安易に考えるなよ!ハゲるぞ!!!

レアリティ 最終上限レベル 備考
アイアン(鉄) 40 最低レアリティ
ブロンズ(銅) 50 銅以上はスキル使用可
シルバー(銀) 55 銀以上はクラスチェンジ、好感度上昇可。レベルマックスでアビリティ獲得
ゴールド(金) 80→99 金以上は覚醒、好感度上限解放可
ちび(金) 60 覚醒不可。名声召喚かチケットでのみ入手可
プラチナ(白金) 90→99
ブラック(黒) 99 最高レアリティ、第二覚醒で分岐が可能
サファイア(青) 85→99 特典などで入手できるユニット用のレアリティ


◆アイアン
一番低級。序盤は数合わせに使われるだろうが面子が集まれば即戦力外である。
何かと用途はあるので空気というわけではない。
どのキャラも固有名称がなく、いわゆるモブ揃い。そして男しかいない。
ただしコストが非常に軽いユニット群であるため、ごくごく稀に出番がある。
交友クエスト等、編成が固定されるミッションでは高レアユニットの性能に頼りきっていると痛い目を見るので、ブロンズ共々使い方は心得ておくこと。


ブロンズ
こちらも男しかおらず*9クラスチェンジも出来ない。
基本的にはストーリーミッションでドロップする合成素材である。
しかし序盤の強い味方であるほか、育成後のステータスはアイアンよりも優れており、入手はアイアン並に容易であるためコストダウンが狙い易い。ユニット固有の名前もある。低級のものだが一応スキルも使える。
プレイヤーの手持ちユニットが強くなるにつれ出番も無くなっていくが、序盤のコストが足りないマップだとコストを下限にしたソルジャーなんかにお呼びがかかることもある。
アイアンとは違ってクラスチェンジにすら使えないため、ユニットが増えると使われなくなっていく。
しかし一部ブロンズ以下限定のミッションも極稀にあるため、使う機会がないことはない。
余談だが一部の銅ユニットは妙に人気があり、ちょくちょく話題に出ることも。


シルバー
女キャラが登場するのはこのレアリティから。クラスチェンジ(後述)が可能になるのもこのレアリティからとなる。
元のスペックだけでなく好感度(信頼度)やクラスチェンジによって能力の底上げが出来るため、頭数が少ない頃は何かと役立つだろう。覚醒はできないが、レベルを上限まで上げれば固有のアビリティを習得できる。
ゴールド以上のユニットに比べると素のコストが低く、コストダウンも容易なのでステージによっては上位レアを差し置いて採用されることも。
イベントでいくらでも手に入るが、基本的に効率はよろしくなく、またある程度の戦力が無いと目当てのクラスを入手するのは難しい。
確定入手数は多いが、クラスチェンジや覚醒の素材として引っ張りだこなので、初心者が不用意に使いすぎると後で泣きを見る事に。
大切に扱うこと。


ゴールド
↓のプラチナよりも何気に入手機会が少ないレアリティ。また、ここから覚醒や好感度上限解放といったすべての機能が解放される。
無課金で確定で手に入るのは「戦術教官ケイティ」「癒し手イーリス」「紅玉の射手ポミエ」「治癒術士シンディ」の4体。キャリーさん? 知らない子ですね……*10
上記4名は汎用性も高いため、課金の有無に関わらず育てておいて損はない。
イベント報酬として登場することもあるが、頻度は非常に低く稀にしか登場しない。
また魔水晶(ゲーム内アイテム)との交換で数種類が手に入るが、性能はともかくやや癖の強いクラスが多い。

それ以外は召喚(ガチャ)に期待するしかない。ぶっちゃけガチャではハズレ枠だが
上位ランクだけあってそれに見合った能力は保証されており、覚醒させてやれば高難易度ミッションでも活躍するユニットもいるため、気に入ったユニットがあれば育ててやろう。
イベントでプラチナがじゃんじゃん手に入ることを考えるとやや中途半端な存在に思えるが、育成の手間がプラチナ以上では激増することや、
育成用の聖霊が手に入りやすいこともあって、シルバーより強い即戦力としての立ち位置を確立しつつある。
また、出過ぎたとしても覚醒の素材として使う事も可能。使えないクラスは知らん。

最近では「ちび〇〇」という、既存キャラを2頭身にしたSDキャラが登場。これまでバナー等には出ていたが、まさかのユニット化。
設定上は魔法や呪いなど何らかの理由で小さくなってしまったそのユニット本人。
本人(衣装違いキャラも含む)に合成すると、本人のコスト・スキルを確定で1ずつ下げることができるが、普通に戦場に出すことも可能。ドットももちろんSDで非常にカワイイ。待機モーションのみならず攻撃・麻痺(撤退・やられ)モーションも凝っている。
最高レベルは60で覚醒(覚醒アビリティ・覚醒スキル)がないので弱い…というのは相対的な話でHP攻防はオリジナルの第一覚醒育成済みの値に近しいのでイベントぐらいは平然とこなせる。
流石に当たり外れが激しいものの、ゴールド縛りでもプラチナ以上のユニットのスキル・アビリティを活用できることから普通に採用されることもある。
人気投票経由のものは第一覚醒基準でちびキャラ化したものなので、当ユニット未所持の人が使うことも珍しくない。
入手方法が名声召喚という無料だが月一回しか引けないガチャでしかも確率入手、または定期的に販売されるちびキャラ交換チケットで交換という黒以上に入手困難なユニット群だったが、今ではときおり既出のちびキャラがラインナップ入りしたイベントガチャが開催されるので多少入手しやすくなった。


プラチナ
ゴールドの上位だが、毎週のようにやっているイベントの目玉としてガンガン追加されるため、入手機会とユニットの種類が一番多い。
イベント外且つ無課金で確定入手できるのは「神速の射手バシラ」「盗賊シプリア」「水兵ビエラ」の3体。
特に戦術指南クエスト(チュートリアル的なミッション)で入手できるバシラは、育てない理由が無いといってもいいくらい優秀なユニットであるので、初心者王子は是非とも育てよう。
こちらも魔水晶で一部ユニットが入手可能で、ゴールドと比べると素直に強いユニットが揃っており、初心者にもよくお勧めされる。素材としての出番は無いので、遠慮なく育成し戦力投入できる。

性能面では下位レアを大きく上回り、高難度ミッションでも頼れる主力となるが、育成の手間は一気に上昇する。
しっかり育てることで強い味方となってくれることは間違いないので、 何かの機会で手に入れたら大事にしてあげよう。


ブラック
最上位。プレミアム召喚での登場確率はわずか3%。イベント報酬になることもあるものの、プラチナと比べると頻度は低い。
育成はプラチナ以上に大変であるが、その分あからさまなぶっ壊れ要素を持つことが多く、育て上げたときの強さは凄まじい。配置コストも
特にスキル発動までの時間が場に出してたった1秒(スキル覚醒だと5秒)というその早さはさすが最上位レアという所である。
普通のミッションでは過剰戦力と言っても良い強さだが、先述の通りブラック軍団で挑まなければ到底太刀打ちできない超難度のミッションも時々行われる。
今日も黒ユニ求めて王子達はアイゲス様アイギス様に結晶を貢ぐ。

プレイヤーランクが10,25に達すると、プレミアム召喚から出現するブラックユニット(の一部)のうち1体と引き換える事が出来るチケットが一枚ずつ貰えるので、
自分の下半身に正直になるも良し、攻略優先で強いユニットも取るも良し、何はともかく是非戦力に加え入れよう。
いちおう、攻略を主眼に置く場合、「戦力が足りないと感じるまで塩漬け」にしておくのがいいとされる。

サファイア
書籍特典や公式生放送特典のシリアルコードでのみ入手出来る特殊なレアリティ。
数があまり多くなく、育成も経験値補助ユニットである『聖霊』が一部しか対応していないため、メジャーな存在とは言い難い。
性能はゴールドとプラチナの中間といったところ。
書籍特典のシリアルコードの場合はその書籍を買えば買うだけ手に入るため、一部のプレイヤーは同じ本を買いまくるとか…。


  • ユニットの成長
成長には合成、いわゆる他ユニットを経験値に変えることによってのレベルアップが必要になる。
同名ユニットを合成に使用すると、確率で出撃コストが低下するため、ダブったユニットも有効活用できる。
レアリティによってレベル上限が違い、シルバー以上で「クラスチェンジ」が、ゴールド以上で「覚醒」が可能となる。
かつては8倍バケツと呼ばれる、聖霊と経験値ユニットを一緒に合成する方法が主流だったが、仕様変更によって単純化された。


  • スキル
ブロンズ以上のユニットが持っている。
配置後しばらくすると発動可能になり、任意のタイミングで発動できる(ブラックユニットは配置後1秒でスキル発動可能)。基本的には一定時間効果を発揮した後、クールタイムを挟んで再使用できるようになる。
純粋な攻撃力/防御力強化や射程強化、自身の回復、近接ユニットが遠距離攻撃を行うなど種類は様々。
スキルレベル上げ専用の聖霊が居るので、基本はこの聖霊でスキルレベルを上げることになる。
同じスキル持ちのユニットを合成してもレベルは上がるが、聖霊と比べて色々な面で効率が悪いのであまりメジャーではない。


  • クラスチェンジ
略称はCC。
一部のクラスを除くレアリティシルバー以上かつ、レベル30以上のユニットが行うことができる。
CCにはレアリティに対応した聖霊と、クラスごとに設定されたシルバー、アイアンのユニットを素材として使用する。
CCを行うとレベルが1になる代わりにステータスが強化され、上限レベルが上昇し、スキルが強力なものに変化する。
また多くのクラスでブロック数増加や射程強化などのクラス特性が強化されるが、その代償にコストが重くなるため運用に気を付けなければならない。
とはいえ、ステータス強化の恩恵は大きく、ストーリーミッションや緊急ミッションを進めていく上でほぼ必須と言っても過言ではない。
CCが存在しないクラスは、最初からレアリティ毎のCC後上限レベルまでレベルアップ可能なので育成の手間が省ける。

レベル30でCCを行ったユニットとCC前最大レベルの50でCCを行ったユニットでは最終的なステータスに差が生じるため、よっぽど切羽詰まった状況じゃない限りは、30でCCをするのは非合理的であるわりと最近、レベル30でCCしてもステータスに差は生じなくなった。
CC素材にも事欠く状況でなければ、さっさとCCしてしまってよい。


  • 好感度
シルバーレア以上のキャラに設定されている。
好感度を上げるとステータスが上昇するため、レベル上げと同じくらい重要な育成の一つである。

女キャラはアイテムの花束水晶などを使って好感度を上げることが出来る。
CC前は50%まで、CC後は100%まで上げることが可能。CCの無いクラスは最初から100%まで上げれる。
好感度が一定まで上がると、紳士諸君お待ちかねのHイベント(通称寝室)が見られる。しかも全キャラに必ず2シーン用意されているお得仕様。フィリス?サンドラ? 知らない子ですね……
ただし、100%でないと本番シーンが見られないキャラもいたりする(つまりCC必須)。
また、一部のキャラは覚醒後に3つ目のイベントが開放される。
+ Hイベントアレコレ
Hシーンでは当然ながら女性キャラと致すのだが、相手キャラによって王子の性格がよく変わる。まぁこの手のゲームではよくある事だが。
王子を慕う相手を優しく抱く事が多いが、やや強引に後ろの穴で致したり、催淫魔術で抗えなくして襲ったりと結構やりたい放題。
逆に王子が抵抗できなくされて犯されたり、王子そっちのけでレズレズし始めたり相手側もかなりやりたい放題ではあるのだが。
場所も基本的には王子の寝室や執務室だが、王城内のテラスや城下町のお店、無人の兵舎、森の中、ビーチ、 同盟国の学校 などなど、バリエーションに富んでいる。

そして寝室を語る上で外せないのがブルーマンである。
初期に実装されたキャラクターの寝室イベントは普通なのだが、ある一時期を境に王子の体が青く透けて描かれるという現象が起こっている。
ミスでも何でもなく正式に実装されている仕様ではあるが、理由がハッキリしない(公式による依頼でブルーマンとなっているらしい)ためプレイヤーの間でしばしば話題となる。
逸物だけは普通に描かれていることが多く、全身ブルーマンはあまり多くないのでご安心(?)を。

なお、エロゲーとのコラボキャラの場合は、そのエロゲーの主人公とのシーンとなっているためNTRとはならないのでご安心(?)を。
ただし シィル は…。

エロゲーではないコラボキャラの場合は当然ながら寝室はないどころか、R版だと全く別のモブキャラへと変わっており、寝室も存在せず、モブキャラ共通の一般向けの会話となっている。
逆に、R版ではない方であればモブキャラにはなっていないため、一般向けのキャラ個別の会話を見る事が可能。

後のアップデートによって好感度の上限突破も可能になった。
○○リング(レアリティに対応した名称)を贈ることで上昇させられ、新規に設定された好感度ボーナスを得られる。
また150%まで上げ切れば神聖結晶も貰えるという大盤振る舞い。

一般版の場合は立ち絵を使った会話イベントとなる。
「続きは18禁版で!」というパターンではなく別個に用意されたテキストであり、
寝室イベントは話が繋がっている場合もあるため、両方チェックしておきたい。
21年9月から『R』でも会話イベントを見られるようになったので、この機会に。

男キャラは系のアイテムで 信頼度 を上げる事が可能。ただしアイテムの入手機会がやや少ない。
こっちの場合は信頼度を上げても濃厚なホモ展開になる訳ではなく、会話イベントが発生するだけなので安心?を。
そのキャラの違った一面や、現在に至るまでの過去を知ることができると一部のホモ王子達から評判。
屈強な体格の男キャラがヒーラーになった理由など、いい話も割とあるので酒を余らせている人は見てみるのもいいかもしれない。
なお、男性キャラクターには当然ながら指輪ではなく勲章を贈ることで、信頼度を150%まで上げることが出来る。
酒と勲章を叩きつけられて結晶を吐き出す皇帝が後を絶たない

キャラクターボイスが無いアイギスでは寝室、会話共にキャラクターのパーソナルな部分を知る貴重な機会なので、
気に入ったキャラクターは是非とも好感度(信頼度)を上げよう。

  • 第一覚醒
レアリティゴールド以上かつ、CC済みで、好感度とレベルが最大に達したユニットが行うことができる。
当初は「覚醒」と「特殊覚醒」に分かれていたが、第二覚醒実装に際して統合され現在の名称になった。
素材は特定クラスのゴールドユニットまたはCC済のシルバーユニットと、
覚醒の聖霊、クラスに応じた覚醒用素材のオーブ、多額のゲーム内マネーとCCよりも格段に大変。
覚醒直後はCC直後同様レベルが1になるが、この時のステータスは覚醒前を下回ってしまうため、ある程度のレベル上げは必須となる。
一方で、覚醒するとすべてのユニットがアビリティを獲得(覚醒前から持っている場合は強化)するため、
レベルを上げてやることで覚醒前とは比べ物にならないほど強化されることも少なくない。
クラス特性も強化される場合が多く、特定の状況下では鬼神のごとき活躍をすることも多い。
立ち絵も変化し、配置ドットもユニットごとの個性が強く出るようになるため、見た目での変化も大きい。

  • スキル覚醒
覚醒済みユニットのスキルレベルが最大の場合に可能。
汎用スキルを持つユニットは固有スキルを手に入れ、固有スキルを持つユニットはさらに強化されたりするが、
全く別の性質を持つスキルに変わってしまったり、強力ではあるが使いどころを選ぶようになったりと、単純な上位互換にならない場合が多いので、一概にスキル覚醒の方が良いというわけでもない。
元のスキルに戻すこともできるため、ステージに応じて柔軟に切り替えていくのが良いだろう。

  • 第二覚醒
第一覚醒済みのユニットがさらに覚醒出来るシステム。第一覚醒同様、覚醒時に強化版クラスへとパワーアップする。
こちらは第一覚醒さえしていれば(あと、そのクラスに第二覚醒が実装されていれば)可能で、レベルやスキルレベルは問わない。覚醒素材は第一覚醒とだいたい同じ。
レベルは第二覚醒前のものを引き継ぎ、またブラック以外のユニットもレベル上限が99になる。
一つのクラスにつき二つの第二覚醒クラスが用意されており、ゴールドとプラチナはユニット毎に設定された方へ覚醒するが、
ブラックユニットはどちらに覚醒するか選ぶことが出来る。
また、ブラックユニットを第二覚醒させると、覚醒させたブラックユニットと同じユニットをlv1で入手できる(一度だけ)。
なので(育成素材を惜しまなければ)両方揃えることも可能。

主な敵

  • ゴブリン
この手のファンタジーお馴染みの雑魚敵。ミッションの開始時に群れを成してやってくることが多い。
倒すのは容易だが、処理が追いつかないと陣地まで抜けられてしまうため意外と侮れない。
体色が黒いゴブリンは通常よりステータスが高く、
中でも弓を持った黒弓ゴブリンは戦線を崩壊させてくる王子のトラウマ。魔法黒弓ゴブリンはNG。
強力な超長距離魔法を使用するゴブリンクイーンが統率しており、彼女やその娘たちもイベントで登場する。
配下のゴブリン博士はゴブリンらしからぬ高い知性を持っており、ゴブリンたちが高度な技術を使用したマシンで攻めてくることも多くなっている。
また魔界に生息するボアに騎乗している(ゴブリン騎獣戦車)こともあり、ボアの高い近接攻撃力にゴブリンによる遠距離攻撃が加わって難敵となっている。
特にゴブリンクイーンが騎乗すると高攻撃力近接攻撃と超遠距離魔法攻撃との組み合わせで脅威となる。
ちなみに、オスはもちろんメスも人間の美的感覚から外れた容姿をしているのだが、稀に人間に似た容姿を持つ個体も存在し、他のゴブリンたちから迫害されることもあるようだ。

  • リッチ
ストーリーミッションの序盤の壁『王城奪還』に登場する強敵。
体力が高く、攻撃は魔法属性なので防御力も機能せず、攻撃間隔も短いため、ヒーラーの回復が追いつく前にユニットを沈めてくる。
クリアするだけならばリッチを倒さずにスルーすれば問題ないが、高評価クリアを狙うには避けては通れない。
『王城奪還』で☆3クリアが出来れば(=リッチをきちんと処理できれば)、初心者王子脱出と言っていいだろう。
第3回超タワーディフェンス祭りでは、モン娘TD世界に侵攻したダーク王子軍のとある個体が入った者をロリ化させる溶岩に落ち、ロリ化して受肉したリッチこと「闇の墓守リッチ」がアイギスでのイベント報酬ユニットとして実装された。

  • 妖怪
ストーリーミッションでは東の国から登場する、和風の敵たち。
餓鬼、鬼、かまいたち、烏天狗などの雑魚敵から、牛鬼、風神、雷神、ぬらりひょんなどの中ボス・ボス格まで様々な種類がいる。
独特の挙動をする敵も多いので注意が必要となってくる。
イベントでは妖怪総大将ぬらりひょんが封印から解放されたことで本格的な対立となった。
紆余曲折あってぬらりひょんは討たれ、今はその娘が妖怪総大将の座を継いだうえで王子軍に所属している。
雑魚妖怪はその後も酒呑童子や十天君に率いられるなどしてたびたび敵として登場している。
逆に王子の味方になるものも多く、そちらに関しては妖怪系クラス(千年戦争アイギス)を参照。

  • ゴーレム
ストーリーミッションでは魔法都市から登場する、鈍足高耐久のパワーファイター。木製や鉄製など意外とバリエーションに富んでいる。
ウッドゴーレムは耐久が高く、そのくせ普通の雑魚敵の様に数で押してくるため、ブロック数と耐久力が求められる。
アイアンゴーレム以降のゴーレムは逆に単騎や少数で出てくることが多いが、攻撃力が非常に高く並大抵のユニットでは攻撃を受け止めることすらできない。
その分攻撃間隔は非常に長いため、一撃を受け止めることさえできればヒーラーの回復が余裕で間に合い処理は楽になるが、
アイアンゴーレム以降の一撃を受け止めることが出来るユニットは限られており、多くの王子が魔法都市で足止めを喰らうことになる。
イベントミッションではミスリルやオリハルコン製のゴーレムが登場することがあり、大抵は「攻撃しなければ攻撃してこない」タイプの、ステージギミックに近い敵になっている。

ストーリーミッションではジャングルから登場する。
18禁界隈では性欲の権化で他種族の女性を襲う存在と描かれがちであるが、本作では強敵との戦いを望む生粋の戦闘種族となっている。
女性を襲うことなど全くなく*11*12、それどころか発見した敵部隊の女性をメッセンジャーとして無傷で送り返すほどの紳士(あるいは戦闘バカ)である。
とはいえ頭が悪いわけでもなく、種族としてのポリシーを曲げてでも作戦行動を優先する場面も見受けられる。
大半はHPが半分以下になると強化される能力を持っており、上位のオークになると防御特化のクラスですら一瞬で落とされることも。
集団で現れる傾向もあり、全てのオークを強化する能力を持つ旗手までいるため、相手にする際は「旗手を素早く処理する」「範囲攻撃を控えて1体ずつ確実に処理する」といった戦術を練るか、「殺られる前に殺る」を体現できるほどの殲滅力が必要となる。
なお、オークが大量に出現するミッションは金策の聖地として愛されている。

  • 暗黒騎士団
緊急ミッションなどで度々登場していた。
グレーターデーモンに力を与えられた団長を中心に、王子を討つために行動している。
構成員は団長含め死者の魂が鎧に宿ったリビングアーマーであるが、生身の人間も少数確認されている。
高い能力を持つ者を操ったりなどして、度々王子達の前に現れては撃退されてきた。
鎧だけあって防御力の高い者が多く、立ち向かうには防御を無視する魔法攻撃や鎧系特効を持つバンデッドの活用が求められる。

初代団長は王子を討つために自身の命まで賭けていたが、グレーターデーモンにとっては暇潰しの玩具でしかなかった。
団長は激怒した王子と共に最後の力でグレーターデーモンを打ち倒したが、力尽きてしまい決戦の場となった魔界から戻ることができなかった。
この団長は敵サイドの中でもトップクラスに人気があり、また2周年記念に味方ユニットとしても実装され、
現在も恒常的に入手が可能となっている(ただ入手条件は課金しないとかなり厳しい)。

その後、デシウスというリビングアーマーが団長となり再結成されたが、16年夏の緊急ミッションで崩壊した(と思われる)。
なお、暗黒騎士団崩壊後もデシウス自身は健在であり、ケラウノス討伐時に一度だけ王子軍と共闘した後、魔王軍に加入して度々王子の前に立ちはだかっている。
デシウスもデシウスでイベントでの出番が多くキャラが立っているのだが、その中で暗黒騎士団として活動した時期は短いので団長としての印象は薄い。

  • グレーターデーモン
魔界の住人であるデーモンの中でも高位に位置すると思われる敵。
容姿が高木ブーを思わせるということで愛称は「ブー」。

上述の通り暗黒騎士団団長に暇つぶしとして力を与え、最終的に斬り捨てた非道。
王子軍と対峙した際に「ワシの攻撃力は5000だ」とメタかつどこぞの宇宙の帝王のようなセリフを告げて絶望させるが、瀕死の団長の助力と登場後長時間動かない嘗めプにより返り討ちに遭った。

と、ここまでならまだネタ要素のある強大な悪役として認識されていたのかもしれないが、のちに 固有名ではなく種族名である ことが判明。何体ものグレーターデーモンが湧いてくることも珍しくなくなってしまう。しかもその多くが「尊大だが間が抜けている」という印象が否めない言動ばかり。
肝心の5000という攻撃力も決して低くはないものの、今となってはそれを上回る攻撃力のボス格、中ボス格、さらには雑魚敵まで登場してしまった。
というわけで、今となっては主にネタキャラとしての扱いが主となっている。もちろん、戦力が整っていない王子にとってその攻撃力は未だ脅威なのだが。

飛行ver、ハンマーを持たない素手ver、強化されたゴールデンverとバリエーションが豊富。
後に温泉verも実装された。
温泉に入っている時はお湯を撒き散らしてマルチ魔法攻撃、温泉から上がると風呂桶で殴りかかってくる*13という二種類の攻撃方法を持つ。
ちなみに温泉に入っている時はタオルをお湯に付けないというマナーの持ち主。

  • 白の帝国
緊急ミッションに登場する帝国。
所属者は白を基調にした軍服や装備を身に纏う。女神アイギスの姉妹である女神アダマスを信仰対象とする。
皇帝によって治められる軍事国家で、魔物たちとの戦いが終わった後の覇権を見据えて行動しており、
その理想に立ちはだかる王子軍とは度々対立しながらも、一時的な協力関係などで共闘してきた。
以前から何名かの帝国出身者が王子軍にも所属していたが、3周年記念で皇帝自身が味方ユニットとして実装され、協力関係も正式なものとなった。
これに先駆けて、帝国が信仰する女神アダマスによる「帝国プレミアム召喚」が開催され、同召喚からは帝国ユニットのみが排出された。
そしてアダマスも邪神の名を欲しいままにするのであった。
協力関係になってからは共同で軍事演習を行ったり、帝国内の揉め事を助けに行ったりとちょくちょく交流がある。
今では王国に出向する者もかなり増加しているが、増えるにつれて無骨で堅実な設定のはずがイロモノとしか言えない人材も多く入ってきており、ユーザーが「ちょっと帝国さん?」と思っていたら実力はあるが扱いに困る人らも王国に放り込んでいるような言及があちらこちらでされるようになった。

ちなみに、本作のメディアミックス展開では皇帝を主人公とした小説が刊行されており、ゲーム本編とリンクする内容ではないものの、ゲーム本編の設定やシナリオを元に帝国を主軸とした物語が描かれている。

  • 鬼刃衆
同じく緊急ミッションに登場する忍者集団。読み方は「きばしゅう」。
現れるたびにどこからか入手した魔神の残片を手にしており、それを煎じて体内に取り込んで襲い掛かってくる。
魔神を取り込んだ忍者は何かしらのデバフを与えてくるため非常に厄介。忍者なので動きが早いのも相まって侮れない。
が、登場するたびにお約束と言わんばかりのやり取りを繰り広げるため、一種のお笑い集団として見られている節もあったり。
しかし、16年末のイベントで何の前触れもなく壊滅した事が判明、リーダーである鬼刃姫(通称あてちゃん)は王子軍に身を寄せることとなったが、あまりの雑な扱いに納得いかない王子も居たとか。
その後18年になって、鬼刃衆たちは王子軍の尽力により酒呑童子の支配から脱して自我を取り戻し、鬼刃姫配下に戻ると共に王子軍との和解が成立することとなった。
そして味方になっても(怒られるのは分かっているのに何だかんだ理由をつけて)魔神の残片を口にすることに変わりはないのであった。
19年にはついにプレイアブル化、「鬼刃忍セツナ」が仲間となったが、やっぱり魔神の残片を口にする。アイデンティティなのだろうか。

  • 女神ケラウノス
アイギスとアダマスの姉。だが、二人とは違って人間殲滅派。
かつて天使たちや魔王と魔物たちを率いて千年戦争を仕掛け、そして今もまた天使達を率いて人間たちの殲滅に動く超過激派。
これが明らかになったことでアイギスとアダマス、ひいては王子軍と白の帝国が正式に協力することとなった。
また、過去に暗黒騎士団のデシウスの祖国を滅ぼしており、彼にとっては祖国の仇でもある。
なお本来は実体は無く、人間の少女を依代にとして支配する事で現界している。

17年末のイベント「神殺しの聖槍」で、デシウスの提案で「神殺しの神器」と呼ばれる『聖槍グングニル』を用いてのケラウノス討伐作戦が実行。
デシウスが力を込めた聖槍の力+アイギス&アダマスの力で支配していた少女から引き剥がされ、王子軍に敗れた。
ちなみに支配されていた少女は王国に保護され*14、「ケラウノスの武具」を王子に託した。

  • 魔王ガリウス
本作のストーリーの元凶。
魔王は長いこと女神アイギスによって封印されていたが、
封印が弱まったため一緒に封印されていた魔物が解き放たれてしまい、王子は国を追われることになる。
その後も力の一部がたびたび『魔王の影』として登場していたが、ついには女神ケラウノスの手によって封印が解かれてしまった。
かつての千年戦争時も含めケラウノスの配下として動いていたが、そのケラウノスが討たれたことで支配から離れ、独自の行動を開始。
魔王軍を組織し、順調に部下を集めたうえ力を取り戻したりして割と人間界がヤバい事になり、
さらに魔王自身もバカみたいなステータスで立ちはだかったが、王子軍にもステータスを滅茶苦茶強化する強化マスが用意され、
化け物には化け物をぶつけるんだよと言わんばかりの怪獣大決戦が繰り広げられた。
挙句の果てに強化マスを使ったダメージコンテストが王子達の間で自然と始まり、ストーリー的にはかなり盛り上がる場面なのに魔王が木偶の如く消費されるという珍事が起こっていた。
なお、ストーリー的には無事魔王は滅ぼされたが、当然それで戦いが終わるわけでは無かった。
ちなみにここまでほぼすべてイベントストーリーである。
メインストーリーであるはずのストーリーミッションでは名前がちょこっと出るだけである。
ストーリーミッションとは。

  • 十天君
17年夏ごろから登場し始めた、華の国の邪仙郷を根城とする仙人集団。神仙郷の仙人とは敵対状態。
他の面々に先駆けて屍術師の妖天君が登場し、さらに東の国の妖怪であった一目連が東天君として加入、その後も華の国、及び侵攻先の東の国に絡むイベントで登場している。
仙人なので大体浮いているが、ゲートガーディアン人型宝貝に搭乗する迷宮兄弟超天君・頂天君兄弟、ゴキブリの様な素早さでマップ中を走り回るピカチュウ迅天君は地上型である。
また、十天君の紅一点である金光聖菩は初登場で王子達の注目を集め、後に十天君から離反して王子軍へと合流した。
そして最高レアリティかつ寝室性能黒という王子達の期待も裏切らなかった。
魔神降臨で通天教主が倒されてからはしばらく放置されていたが、天界絡みの展開で華の国が再フューチャーされると再び登場。
しかし、新たな統治者である聞仲と誅子の命によって追い詰められており、最終的には王国に来た金光聖母と東天君、逃げ延びた迅天君以外が倒され壊滅状態に。

  • 天使
割と古くからちょくちょく登場している天界の住人。味方ユニットの堕天使は天界を追われ封印された元天使たちである。
女神ケラウノスの配下として度々姿を見せていたが、ケラウノスが討たれた後は独自の動きを開始し、各地に眠る神獣の卵を捜し始めた。
下級の敵天使はあまり特徴の無い数で攻めてくるタイプ。
しかし上位天使は反撃盾持ち、強力な全体リジェネ、単体は弱いがバフが強烈なラッパ天使(あと攻撃しにくい場所にいすわりがち)など、マップによってはかなり面倒なコンビネーションで攻めてきたりする。

  • 亜神
不老の存在である神たち。普通の神よりは格落ちするようだが、それでも測り知れない力を持っている。
ケラウノス討伐によって天界と物質界を遮る障壁が弱まり、さらに魔王も倒されたことで生じた混乱に乗じて本格的に物質界への干渉を始めた。
天界を統べて物質界を管理しようとするディアスや、海の底から物質界へ侵攻するポセイオス、冥界から侵攻するハイドースなどが敵として登場する一方、
突如現れたメインヒロインで人間に協力的なトラムとその妹のアラン、ポセイオスの娘だが自由に生きるメシナ、ハイドースの方針に反旗を翻したヘカティエなどが王国に協力する。


その他

本作における緑の悪魔枠。かつての千年戦争で王子のご先祖様たちに力を貸し、勝利へと導いた。
千年戦争の終結後は彼女が身を挺して魔王や魔物を封印していたのだが、限界になって魔物が溢れてしまい、王子たちは祖国を追われる事となってしまう。
王国奪還の第一歩として、女神アイギスが祀られる神殿を復興して女神の加護を取り戻す……のだが、
それ以降はあまりストーリーに絡んで来なくなり、イベントミッションでもイマイチ出番が少なく、ストーリー的には割と空気気味だったのだが、
強ユニットを手に入れるためのプレミアム召喚(ガチャ)は彼女に結晶を捧げるという設定になっているため、
ソシャゲによくある緑の悪魔枠に収まる事となった。
その後、白の帝国で祀られている姉妹の女神アダマスや、魔王を操る姉妹の女神ケラウノスの登場などで割とストーリーに絡むようになり、
17年のエイプリルフールではまさかのユニット化。
性能もコストも桁違いの公式チートキャラとして一日だけの笑いをもたらしてくれた。

  • 一斎楽
本作でキャラクターイラストを手掛けているイラストレーター。
王子に寄りそうサポート役の政務官アンナ、ジト目レズ強キャラの大悪魔ラピス、属性の塊あざとビショップのポーラなど、人気の高いキャラクターを担当している。
氏の手がけたキャラがタイトル画面を飾ることも多く、本作を代表するイラストレーターと言えるだろう。
……なのだが、実はこの一斎楽氏、一切の素性が不明なのである。
最近ではSNSにアカウントを持つイラストレーターも珍しくないのだがそれらしきものは一切見当たらず、
また他のゲームでのイラスト担当も全く無く、唯一担当したのは『御城プロジェクト:Re』にて本作とコラボした際に追加されたユニットのみ*15
アイギス初期からアンナを含めたユニットのイラストを担当しているため、
(こちらも噂程度だが)艦これの藤川氏の様な開発会社の内部スタッフではないか?という説も出ているが、20年現在も不明のままとなっている。




追記・修正はアイギス様に神聖結晶を捧げてからお願いします。

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最終更新:2024年01月25日 14:05

*1 ミッションのクリア率、または収集アイテムの収集量によって、イベント終了時、ユニットが強化された状態で入手できる

*2 魔王を倒したりとか

*3 課金額の多寡もあるが、戦術構築的な意味で

*4 コラボキャラクターとは別にアイギスのオリジナルユニットとして

*5 艦これでいう「提督」、アイマスで言う「プロデューサー」。

*6 ケイティ。チュートリアル的ミッションで入手できる優秀なソルジャー。

*7 同格のソルジャーと比較した場合、防御で勝りHPで劣る感じになる

*8 ヴァンパイアキラーは3本、アンデットキラーは4本

*9 一部イベントで「当初はブロンズだがプレイヤー全体で条件を満たすと後でレアリティが上昇するユニット」という試みがあり、それにより女キャラが限定的に実装されていたことはある

*10 初期から長らくの間確定入手枠だった「槍騎兵キャリー」はプラチナの「神速の射手バシラ」に置き換えられ、現在ではブラックのランダムチケットになっている

*11 そもそも本作には女性のオークが普通に存在しているため、わざわざ他種族を襲う理由が無い

*12 戦闘的な意味で女性キャラを追い詰め、死を覚悟させていたりはする

*13 ハンマーの時よりも攻撃力が低い

*14 立ち絵付きの女性キャラとしては珍しく、味方ユニットとしての参戦はしていない

*15 ノイシュバンシュタイン城が該当。明言はしていないが冬宮殿もそうではないかと言われている