伊原摩耶花

登録日:2015/01/03 (土) 10:53:52
更新日:2024/01/03 Wed 22:03:21
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折木じゃない。久し振りね、会いたくなかったわ



伊原摩耶花(いばら まやか)とは、『〈古典部〉シリーズ』の登場人物である。





1年次の所属学級は不明。2年進級後は2年C組に所属。
身長148cm。



神山高校に通う女子生徒。鏑矢中学校出身。
アニメでの容姿は茶色がかったショートカットにピンクの瞳。


折木奉太郎とは小学校、中学校と全て同じクラスといった腐れ縁で、互いに苦手意識を持っている。
中学校で出逢った福部里志にいつからか想いを寄せ、告白も一度ならずしているようだが、とある理由からあいまいなままになっている。
里志の後を追って古典部に入部し、部長の千反田えるともすぐに仲良くなった。
古典部以外に漫画研究会と図書委員会に所属している。


高校生に似合わない小さな身長に童顔の顔から可愛らしく見え、その容姿はたびたび小学生にたとえられている。
しかし実際はその容姿に反して性格は苛烈で、七色の毒舌を持ち、何事にも妥協を許さず他人のミスにも容赦ない。
一方で、自らの失敗にも厳しく責任感も強いため、失敗をすれば大いに落ち込み、ペナルティも黙って受け入れる潔さをもつ。
反面、頑固さと苛烈な性格から対立した相手の状況や心情を全く考慮出来なくなる衝動的な視野狭窄があり、知らず気づかずの間に他人の心を抉る悪癖へと繋がっている。

彼女の苛烈な性格はその潔癖さの裏返しであり、「アクは強いが根はいいやつ」であるらしい。
その姿勢は学業にもおよび、自分が間違っていないか常に検証し続けるので、千反田には及ばないまでもかなりの成績上位者。
いわゆる委員長タイプ。
作者曰く「シャーロック・ホームズシリーズにおけるレストレード警部」

本人は否定しているが、幽霊の類が苦手。かわいい



実は結構なオタクであり、漫画研究会に所属しているのもそのため。
ただし、そのことは周囲、特に古典部の面々には隠している様子。
一般人の聞こえる範囲ではコスプレと呼ぶ事すら禁止していた。
クドリャフカの順番の一人語りではサークルだの、コミケだの言っている。
また、漫研のコスプレではかなりマニアックなチョイスをしている。
自分で同人誌を作ってコミケで販売したりもしているようで、文集づくりではその経験を活かして中心になっていたが、そのことが思わぬトラブルを生んでしまう。

特に漫画には人一倍強いこだわりがあるようで、自分の意見が貶されればたとえ相手が先輩でも譲らない。
一方で自分に漫画描きの才能があまりないことに悩んでいる。
また、その性格から漫画研究会では他の部員とぶつかることも多く、結局方針の対立が決定的になったことから、2年に進級する際に漫研は辞めてしまった。



里志が何故求愛に対する返事をうやむやにし続けているのかについて実は本人からちゃんと説明されており、そのことを理解したうえで返事を待ち続けている。
摩耶花ちゃんマジ一途。
ただし、完全に納得したわけではないようで、高1のバレンタインデーの時に、このことに千反田を巻き込んでしまったこともある。

ちなみに古典部メンバーは各員がそれぞれ屈託を抱えており、摩耶花は里志に対し友達以上の想いに対してである。


結局高2に進級する前後に無事想いを成就させ、里志の謝罪を受け入れて交際を始めた。
それ以降、土日のスケジュールは予定でいっぱいらしい。
里志爆発しろ!



追記・修正はきちんとしなさいよね。


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最終更新:2024年01月03日 22:03