ガンダムアメイジングレッドウォーリア

登録日:2014/12/25 Thu 19:01:06
更新日:2022/10/12 Wed 17:14:30
所要時間:約 7 分で読めます







あ、あれは……!

あっ……

あの機体は……

赤いモビルスーツ!

あれは伝説のガン、プラ……

パーフェクトガンダムⅢ……




レッドウォーリア!






















そう、その名こそ

アメイジングレッドウォーリア!

注:独り言です

ガンダムビルドファイターズトライ』に登場する機体。
機体デザインの担当はライトニングガンダムを担当した海老川兼武。
かつて『プラモ狂四郎』に登場したレッドウォーリアの現代版リメイクである。


ガンダムアメイジングレッドウォーリア

GUNDAM AMAZING RED WARRIOR

基本データ

型式番号:PF-78-3A
全高:18.0m(データ上の設定)
重量:53.4t(データ上の設定)
ビルダー及びファイター:メイジン・カワグチ

  • 固定武装
頭部バルカン砲×2
ハイパーバズーカ×1
ビームサーベル×1
3連装ミサイルランチャー×4
小型シールド×1

  • 紅ウェポン
ハンドガン×1
ガンブレイド(ショート/ロング)×1
ビームライフル乙×1
ビームライフル甲×1
ビームガトリングガン×1


機体概要

キング・オブ・ガンプラと呼ばれる3代目メイジン・カワグチの最新の使用機体。

ベースとなった機体はレッドウォーリア。関連機のアニメーション作品への登場は、SDガンダム外伝に登場した吟遊騎士レッドウォーリアRを除けばこれが初となる。

レッドウォーリアのプラモはビルドファイターズの世界では伝説のガンプラとして多くのファイター・ビルダーに名前を知られている。
そんな機体をベースとした本機はバトルシステム内のプラフスキー粒子に与える影響も通常のガンプラとは一線を画しており、フィールド上に降臨しただけでしおれた花を蘇らせる超常的現象を引き起こしている。

メイジンがこのガンプラを制作した理由は自身が尊敬するイオリ・タケシが使用したパーフェクトガンダムの3番目の系列機だからである。
3代目メイジンであり、かつて紅の彗星と呼ばれたユウキ・タツヤが使用するのにこれ以上ないチョイスだと言える。

原型機から推力が重点的に強化され、圧倒的な推力を生かした高速戦闘を得意とする機体となっている。

メイジン独自の解釈によるアレンジが加えられた結果、原型機と比較してスカートアーマーや膝の形状がRX-78に近づけられ各部に細かいディティールを追加、肩アーマーのバーニアユニットは柔軟に稼働し本機の機動性を支える。
バックパック左側にはウエポンマウントが増設されており、ここに「紅ウエポン」と呼ばれる武装群を選択装備することで高い汎用性を得ている。

ガンプラとしての完成度の評価はベース機の出自からか『世界観の反映度』と『総合的な強度』が他の数値に比べて少々低いがほぼ満点となった。
オールラウンドに活躍できる機体として完成したが従来のメイジン用のガンプラと同様、タツヤの操従に合わせて調整されているため操作性がかなり悪く、他のファイターには扱いにくいピーキーな機体に仕上がってしまった。

そういった調整も含めて完成度に関しては満足の行く物に仕上がっているのか、何かと自分の機体に厳しいタツヤ自身は良い機体だと褒めている。
自他共に認める世界最高峰のメイジンのビルダーとしての工作精度とファイターとしての操縦技術が合わさったこの機体の強さは凄まじく、バトルでは正に鬼神の如き強さを発揮している。

これまでタツヤはそのメイジンとしての立場からPPSE社が用意した機体を使うしかなかったが、本機は完全にタツヤ個人の手によって制作されたガンプラである。

イオリ・タケシが使った機体の赤い系列機を3代目メイジンが作成し、使用する

このガンプラはそれまで交わろうとしても平行線にならざるを得なかった「ユウキ・タツヤ」と「3代目メイジン・カワグチ」としての生き方が完全に重なり、イオリ・タケシと並べるまで至った彼のガンプラ人生の一つの終着点の証明なのかもしれない。


武装

  • 頭部バルカン砲
頭部に搭載された機関砲。
用途は他のガンダムと同様に牽制と迎撃。

  • ハイパーバズーカ
バックパックの右側に接続されたレッドウォーリアの主兵装。
脇に展開して逆手持ちで使用するがグリップを持たずとも射撃が可能であり、接近戦時の不意打ちや他の火器との同時発射する際に使用される。

  • ビームサーベル
原型機の時からある武装。右腕の甲に固定されている。
発振するビーム刃は短く、組み合いになった際の不意打ちなどで威力を発揮する。

  • 3連装ミサイルランチャー
機体に内蔵されているミサイルランチャー。
原型機では胸部インテークカバーのみの搭載であったが、アメイジングレッドウォーリアはフロントスカートにも内蔵されている。

  • 小型シールド
原型機の物と同じ物。裏面に連装バルカンが内蔵されている。

  • ハンドガン
紅ウエポンの1つ。
速射性に優れたビームガンであり、銃身下部にガンブレイドを装着できる。

  • ガンブレイド
紅ウエポンの1つ。ハンドガンに装着して使用する。
刀身は長短2種あり、ロングタイプは間合いと切断力、ショートタイプは取り回しに秀でている。

  • ビームライフル乙
紅ウエポンの1つである携帯火器。バックパックに接続した状態でも使用可能。
ストックに拡張アタッチメントを接続し、後者2種の武装を選択連結して双頭のビーム砲として運用することが可能。
連結状態で使用する際はバズーカと同様にバックパックに装着したまま展開し、逆手で構える。

  • ビームライフル甲
ライフル乙への接続用装備。ガンキャノンⅡのビームキャノンを改造したもので、乙よりも小口径だが射程と射撃精度に優れている。
装備の際はアタッチメントにセンサーカメラを装着する。

  • ビームガトリングガン
ライフル乙への接続用装備。4連砲身タイプで面の制圧に力を発揮する。
装備の際はアタッチメントにEパックを装着する。


関連機体

ガンダムライトニングブラックウォーリア

GUNDAM LIGHTNING BLACK WARRIOR

☆基本データ
型式番号:PF-78-3BL
全高:18.0m(データ上の設定)
重量:53.4t(データ上の設定)
ビルダー及びファイター:コウサカ・ユウマ

☆機体概要
BFT本編でメイジンのレッドウォーリアを借り受けて操縦した経験から、自分の持てる技術すべてを注いで完成させた自分専用のウォーリア。
天才ビルダーとして名高いユウマといえどレッドウォーリアの完全な再現とはいかず、単純性能では及ばない。ただし、代わりにピーキーな操縦系や武装を自身の戦闘スタイル向けに調整しているため、ユウマ自身が操縦する場合はレッドウォーリアより高いパフォーマンスを発揮できる。
なお、本人のイメージカラーからかけ離れた漆黒に金という機体色は自身のライバルが制作したドライオンⅢに対抗したものと噂されている。

☆武装
原型機と同じものは割愛。
  • ネオライフル
新たに追加された武装で、精密射撃用のビームライフル。

  • ロングメガランチャー
ビームライフル乙とビームガトリング、ネオライフルを連結させた武装で、ユウマが得意とする狙撃に合わせた装備
主に背部にマウントした状態で使用する。
最大出力時は「ブラックハイバースト」と呼称される。

☆劇中の活躍
「ガンダムビルドファイターズ バトローグ」第2話で登場。
ミナトのドライオンⅢと共にガンダムベース東京の最新アトラクション「Gクエスト」に挑戦。ターゲットであるヴァイスシナンジュをミナトと連携して撃破寸前まで追い詰めたものの、どちらがトドメを刺すかで揉めた結果時間切れになってしまった。


ガンプラ

2015年1月に『HGBF029 ガンダムアメイジングレッドウォーリア』名義で完全新規造形で発売。
現在の技術でリメイクしただけあって、可動、色分け、プロポーション共にほぼ完璧
足りない色はグレーとガンブレイドの銀ぐらいで、少し塗って墨入れしてやれば格段にカッコ良さが増す。
武器接続のアームの長さが中途半端なのと、背中のボールジョイントの接続が甘い(このポリキャップはビルドバーニングガンダムの肩の接続にも使われているポリキャップである)のが難点だが、
片方からアームを拝借してハイパーバズーカ側を延長するか、武器を持たせる際は開き直ってわざと外してしまってもいい。
ガンプラは自由なのだ。

武器セットも『HGBC018 紅ウェポン』として同時発売。
ダブルガトリングやガンブレイドの二刀流を試した人も多いはず。
ただ、ハイパーバズーカは接続用の凹ジョイントが片方にしかないので、ダブルバズーカにするなら穴を開ける改造必須。残念。

ライトニングブラックウォーリアは2017年9月に色変え+追加パーツという形で発売。

そして、ランナーの配置やパーツ構成を見るとRX78-2ガンダムのリメイクや元祖レッドウォーリアも出そうな気配が…?
ジオリジンのアニメ化もあるためもしかすれば…!!

なんと2015年8月にはMGも発売された。ガンダムver.2.0からパーツは流用されている。
しかし、ガンダムビルドファイターズトライでは主人公チームですらMG化されていないのに、なぜ唯一メイジンのガンプラがMGに……?


追記・修正は世界大会を3連覇して殿堂入りした方が行って下さい。

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最終更新:2022年10月12日 17:14