フック星人

登録日:2014/12/23 Tue 19:11:58
更新日:2023/09/04 Mon 15:40:44
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先ほど家に帰ってみますとね、女房や子供、それに近所の人たちまでが、私のこと知らんって言うんですよ



フック星人とは『ウルトラセブン』の第47話「あなたはだぁれ?」に登場した宇宙人

概要

別名:集団宇宙人
身長:1.8~40メートル
体重:65キログラム~1万トン
演(人間体):三條美紀(佐藤の妻)/松本敏男(佐藤の息子)/寄山弘(警察官)/藤本高司(自治会長)/大山デブコ(お隣さん)

K地区にあるフクロウ団地に潜伏し、密かに地球侵略の準備を進めていた宇宙人。
夜行性のため昼間は地下に身を隠し、深夜になってから住人ごと地上の団地と基地である偽物の団地を入れ替え、円盤を使って武器を搬入していた。本物の団地の住人たちは催眠状態にされているため、入れ替わっている事に気づかない。
目は退化しているが聴覚が発達しており、特殊な音波を使ってコミュニケーションをとる事ができる。怪獣のような鳴き声を出す。
個々の戦闘力はそれ程でもないが、身軽で集団での連携攻撃を得意としており、数が集まればかなりの強さを発揮する。また手から白いガスを出す。

深夜に着々と侵略の準備を進めていたが、朝帰りしてきたサラリーマン・佐藤に気づかれてしまう。公衆電話でウルトラ警備隊に通報されたため、佐藤を誘拐したが、電話にフック星人の出す音波が入り込んでいたため調査を開始される。

深夜に張り込んでいたダンとフルハシ隊員を襲ったが退けられ、地下の本物の団地を発見されたため正体を現してダンらを地下に閉じ込めようとしたが、セブンに変身されて脱出される。
巨大化し、三人でのコンビネーションでセブンを幻惑して怪音波で苦しめたが、セブンの全身発光で弱った所を拡散したワイドショットでまとめて倒された。
侵略部隊の円盤もウルトラホーク1号と3号によって壊滅した。

桑田次郎のコミカライズ版『ウルトラセブン』では連載最終話のエピソードに抜擢され、この回でセブンは正体をフルハシらに明かさざるを得ない状況に陥り、フック星人撃退後に地球を去っている。


◆佐藤
演:小林昭二

フクロウ団地の5‐1に住むサラリーマン。深夜にタクシーで朝帰りしてきた所、家族や近所の住人から知らないと言われてしまう。
一度はごまかされてしまったが、もう一度思い起こしてウルトラ警備隊に通報した事でフック星人に襲われて誘拐されてしまった。
地下の基地のカプセルに閉じ込められていたが、セブンやウルトラ警備隊の活躍でフック星人が撃退された事で無事に家に帰ることができた。
科学特捜隊のキャップではないし、もちろんフルハシも部下ではない。

本作以外での登場

『ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』にもレイオニクスの個体が登場。
こちらは『セブン』の個体と異なり、惑星ハマーの明るい日中でも活動していた。

ウルトラマンオーブ』では第22話でカフェ・ブラックスターの常連として写真だけ登場。
メッセージボードに「素敵な香りと雰囲気をありがとう」というメッセージを残していた。
侵略を諦めて地球を去ったらしい。

ウルトラマンジード』では第4話で地球に不法侵入していた宇宙人として登場。
中年男性に化け、地球での栽培が禁じられている宇宙植物ルグスを違法栽培していたが、AIBのモアとゼナに逮捕され、地球から強制退去させられた。

ウルトラマンタイガ』では第7話と第18話にそれぞれ別個体が登場。
第7話ではババルウ星人と共にナイトファングを復活させようと暗躍するもE.G.I.S.に気付かれ、ホマレとの格闘の末に拘束された。
第18話では地球に暮らす宇宙人達を解放する為に、地球人社会を転覆させようとする革命闘士として登場。
夜の街でベムラーを暴れさせるも、タイタスに倒される。その後は同志であるバット星人の小森セイジとテレビ越しに会話している。


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最終更新:2023年09月04日 15:40