音ゲー

登録日:2012/02/11 Sat 08:17:47
更新日:2024/03/02 Sat 14:41:32
所要時間:約 18 分で読めます




音楽ゲームの略語。ジャンルではリズム・アクションに分類される。

その名の通り、音楽のリズムに合わせて、
太鼓を叩き
皿を回し
スティックを振り
ギターを弾き
パネルを踏み
タッチパネルに触れ
ボタンを押す。

ファミコン時代から一応音ゲーの概念はあったが音質やシステムが貧弱で中々伸びずに格ゲーやRPGの影に隠れていたが、
1996年にPSで発売された『パラッパラッパー』がヒットしたお陰で日の目をみた。

その後、コナミがbeatmaniaを中心にゲーセン用の様々な音ゲーを開発。1998年~2001年辺りに黄金期を迎える。
家庭用にも移植され音ゲーも一つのジャンルとして確立させた。

その後は家庭用のゲーム機の性能が上がり、家庭用しか出てない音ゲーも出てきているほか、同じく性能を上げてきたスマホゲーでも専用タイトルが増えてきている。

ゲーセンの物に限らず、各タイトルがインフレしつつもそれぞれの個性を生かしてゲーセンを盛り上げている。
最近登場した音ゲーもあり、これからも各ゲームシーンで利用者を楽しませてくれるだろう。


【ゲーセンの筺体】

筺体前のたむろや連コインは止めましょう。迷惑です。
一応、現在日本で稼動(頻繁にアップデートされているもの)しているもののみ記載。

KONAMI社製の音ゲー(BEMANI)


beatmania

記念すべきコナミのゲーセン筐体音ゲー第一弾。コントローラは5つのボタン(5鍵盤)とスクラッチ(皿)で構成。
どのような結果を得るか未知数だったが、第二弾の2nd MIXの時点で一部には筐体の納期が間に合わないほどに人気が爆発、「ビーマニ」を確立した。


beatmaniaIIDX

beatmaniaより派生したシリーズ。
ボタンが7つに増えて7鍵盤となっているほか、当初はヒップホップやクラブミュージック寄りだったbeatmaniaと比べてテクノ寄りの楽曲が多く、本家とは異なる独自路線で更なる人気を博した。
ただし音ゲーの中でもインフレが激しく、ビギナー殺しの曲も多。皆伝になる前に冥に叩き落とされたり、卑弥呼に塵に還されたり、灼熱に腕を焼かれたYo!


pop'n music

デザインとスタイルがさらに一新され、上記とはまた異なる一大ジャンルを築いたシリーズ。
画面両脇でコミカルタッチのキャラクターが踊り、判定によって一喜一憂する。かわいい。
横二列に並んだ9つの大きなボタンが特徴。これは元々多人数プレーを前提に作られていたかららしい。
様々なジャンルの曲と可愛いキャラにより女性層も多い。
上級曲になると最早beatmaniaIIDX。ニエンテ・トイコン・音楽等々…本当に大きなボタンで演奏する譜面か?


DanceDanceRevolution

通称DDR。これまでのものと違い手ではなく足を使う音ゲー。
足元の矢印フットパネルがボタン。これをそのまま譜面に合わせて踏んだり、独自にアレンジしてダンスしながら踏んだりするのが醍醐味。
新聞に取り上げられたりした事もあり、著名度が高い。
音ゲーで譜面移動停止を取り入れた為、一部リズムに乗りづらい曲が存在する。ChaosとかPlutoとか。
上級曲は最早スポーツ。実際、アメリカの一部の州では体育の教材として取り入れられたこともある。


GuitarFreaks

ギター型のコントローラーが特徴でギターの様にネックのボタンとピックレバーを使い演奏する。
XGの前と後では下記のドラマニ共々色々変更がされており、より上級者向けとなった。


DrumMania

ドラム型の筺体で、たいていは上記のギタフリとセットで置いてある。 キーマニ……
ギタドラ共に無限や100秒で一網打尽されたプレイヤー数知れず。


jubeat

タッチパネル式で音ゲーながら対戦が可能。通称、指。
ビギナーにも楽しめる様に難易度を緩くしたり版権曲を多めに取り入れた為、多くのユーザーの獲得に成功している。


SOUND VOLTEX

6つのボタンと2つのツマミを使用する。通称SDVX、ボルテ、サンボル。
ボーカロイドを使用した曲や東方の曲が収録されたりと、他のBEMANIシリーズにはない特徴がある。
最近では公募のオリジナル曲も盛んに追加されており、追加ペースはトップクラス。
一番の特徴はボタンは基本的に音を出すものではなく、エフェクトを掛けるために使われるものが多く、同じ曲であっても難易度によって別の曲のように聞こえる。
特に他の音ゲーにはない演出も多く、KAC決勝オリジナル曲の初披露の時は、レーンが消失したり、萌えキャラが大きく登場したり、レーンが真ん中で割れたりと予想の斜め上の演出が起き、ギャラリーを沸かせる。


・ノスタルジア

おおよそ4オクターブ程になるピアノを模したボタンで演奏。

明確にピアノをモチーフにしている音ゲーで、近年に出た音ゲーでは珍しくキー音が用意されている。
キーマニの敷居の高さを反省したのもあり、ノーツの横判定は広め。
Op.2からはリサイタルモードが追加。余計な押し方をすると減点されるという、よりリアルなピアノ(っぽい)演奏を求められるようになった。


・DANCERUSH STARDOM

DDR20周年を記念して登場したダンスゲーム。通称ダンスラ。
赤外線式のフットパネルとモーションセンサーでダンスする。

シャッフルダンス(メルボルンシャッフル)を中心とした本格的なダンスが楽しめる作品となっており、
ある程度のレベルになればランニングマンやスポンジボブなどの本格的なダンス技術が求められるのが特徴。


SEGA製の音ゲー(ゲキチュウマイ)


maimai

Dance Evolutionをモジったようなセガゲー。
白い筐体に丸いモニタ、その外周にボタンとコインランドリーのような見た目をしている。(通称:洗濯機)
モニタ中央から外周に飛んで行くノーツに合わせてボタンを押したり、画面をスライドしたりする。
傍から見ると洗濯機の前で踊っているようである。
上下にノーツが飛んでくるせいで、肩が非常に疲れるという点でも他の音ゲーにはない要素である。
選曲は東方projectやボカロなど中心で、オリジナルも同人作家などが多くややアニヲタ・ニコ厨寄り。
後にmaimai でらっくすという新筐体でタッチパネル要素が強化されたが、概ねのゲーム性に変化はなし。


・CHUNITHM(チュウニズム)

セガゲー第2弾。こちらは画面の前にあるスライダーをタッチしてプレイする(maimaiと違いタッチパネルではない)。
本作の最大の特徴と言えるのは、筐体の側面にセンサーを用いて手を上げて取る「AIRノーツ」があること。
曲と難易度によってノーツの幅も異なるため初心者でも遊べるようになってる。
また、アーケード音ゲーでは珍しくキャラとスキルを採用しており、クリアノルマがそれ自体と合わせて状況により変わることがある。


・オンゲキ

セガゲー第3弾。こちらは音ゲーとシューティングゲームが融合したようなもの。
3色のボタンx2と左右の壁にあるボタン、そして中央のレバーで操作する。
また、chapter毎に遊べる曲が異なるが、1度クリアした曲はマイリストに入って別のchapterでも遊べる。
そしてスコアや攻撃力がガチャで引いたカードに依存するという、かなりスマホゲー寄りの内容。
そのせいで音ゲーでは珍しく曲(譜面)の難易度とクリア難易度が別となっている。
筐体と一緒にあるカードメーカーでキャラのカードをプリントしたりも出来る。(CHUNITHMとmaimaiのカードもプリント可能。)
なおオリジナルキャラの通う学校の設定が女子校なので、ごくわずかなコラボを除いて男キャラは一切登場しない。やったね!


KONAMI、SEGA以外の音ゲー


太鼓の達人

太鼓の面(ドンッ)と縁(カッ)のみで子供や親子でも楽しめる様に優しい曲も多い。
だがやっぱりガチ勢という物も存在し、鬼の高難易度の曲はインフレが激しい。
元々の鬼は脳内がカーニバルする位だったのが、最近は譜面がナンジャコリャーな位、訳の解らないのが増えた。
最近では太鼓の達人のためのオリジナル曲も増え、余計に好き勝手している。
有名曲とアニソンと電波曲と版権曲と神曲が入り混じっている。


・GROOVE COASTER(グルーヴコースター)

後述するミュージックガンガンと同じくZUNTATAによる高品質な曲と、主にSTGで培ってきたクオリティの高い演出に定評のあるタイトーが開発したボタンの付いたアナログスティック2個「ブースター」を操作して演奏する機種。

初出は2011初出のiOSアプリ版であり、翌々年の冬にスペースインベーダー35周年記念としてアーケードに進出した珍しい経緯を持つ音ゲー(そのためスペースインベーダーの公式年表にグルーヴコースターの名前がある) 。
他の音ゲーとの最大の違いは、背景がワイヤーフレームとローポリ(+シルエット)で描かれその中をアバター(判定枠)とオブジェ(ノーツ)の両方がジェットコースターのように動きまわり、その全てが所定の位置や軌道に固定されていることは一切ない事
(据え置き機版スペースインベーダー インフィニティジーンの雰囲気の音ゲーといえばだいたいあってる)。
また、アニメのテーマ曲やのリミックスのみならず、積極的に他音ゲーとの様々なコラボやイベントを行い各所との(謎の)幅広い繋がりを見せる。

また、AC音ゲーでは珍しくオプション変更がアイテム式になっていて一定回数MISSをGOODに変える救済アイテムや、ノーツが見えない状態で最高判定以外全てMISSにしたり出来るゴリラ専用アイテムなんてものもある。
他には特許的に引っかかりようのないゲーム性な故か、KONAMI製以外の音ゲーとしては珍しく当初は所謂キー音の実装があった(後期の新曲やSwitch版ではなくなっている)。

音ゲーなのに背景に見入ってしまうほど曲の演出に気合が入っており、
元ネタ知っていればその再現度の高さに納得出来るのも特徴で使い回しの演出がほぼなく*1、楽曲すべてがその曲限定のオジナル演出であるということ。
ゲーム系イベントでは、原作を意識した演出が登場、更には再現。ムービーが存在する動画に関しては、グルーヴコースターに最適化させながらも、その演出を忠実に再現する。

その頭一つ抜けた背景演出から、『グルコスは芸術作品』『映像作品みたいなもの』と言われるが、
逆に言えばこの演出や隠しノーツの存在のせいでかなり人を選ぶ。

店舗によってはオプションアイテムとしてIIDXよろしく曲に合わせて振動する板「グルーヴステージ」が床に設置されていてさらに臨場感が味わえる。


・PUMP IT UP

韓国産のDDRパク(ry ゲームのコンセプト自体はまあ同じだが、斜め4方向+中央というDDRの逆配置。…ってpop'n stageじゃねーか!
パネルそれぞれが縦に長めなのがミソで、高難易度だとそれを利用した2枚抜き(1本の足でパネルを2つ同時に踏むこと)前提で、4つ押しなどが平気で飛んできたりと元以上にはっちゃけている。
極めてレアだが一応日本進出している。運が良ければセガなどのゲーセンで目撃することが出来る。

ただし日本版は珍しくデータの保存にUSBメモリを使用するため、遊びたい人は要注意。


【稼働停止、アップデートがされていないもの】


・ミュージックガンガン!/ミュージックガンガン!曲がいっぱい★超増加版!/ミュージックガンガン!2

タイトーが開発したガンシューティングを組み合わせた斬新な音ゲー。
初期は子供や女性を意識したポップな筐体デザインとキャラクターを採用していたが、2では男性向けのクールなデザインに変更された。
商業音ゲー初の東方曲*2やオリジナルの初音ミクの曲が初めて収録されたり、太鼓からさいたま2000が移植されたりと、この当時としてはかなり先進的な試みを行っていた


・DJMAX TECHNIKA

韓国産音ゲーDJMAXシリーズのアーケード版。日本では実はコナミが発売していた模様。
従来のシリーズと違い、タッチパネル式のゲームとなっている。
日本での稼動は遅かったが、日本以外での稼動はREFLEC BEATはおろかjubeatよりも先である。
すでに(スマホ版も含めて)オンラインサービスが終了し、現在はごく残された筐体がオフライン稼働しているのみ。


・KEYBOARDMANIA

ビーマニシリーズの第6弾。名前の通りボタンが大幅に増えてよりキーボードらしくなっている。デザインスタイルが概ねIIDX 6thごろに近い。
ただレーン数の多さが災いしてか難易度が非常に高くなってしまい、これまでのシリーズと比べると地味な存在。


REFLEC BEAT

こちらもタッチパネル式、ランダム軌道の縦スクロール式。隣の筺体やオンラインで対戦するのが主な音ゲー。
DEADLOCKやFLOWERに指をBrokenされた人多数。
かつては移植が多く、インフレが激しいことで有名だった。
2020年現在でもオフライン化などは行われていないが、更新がほとんどされなくなっている。
むしろ何かしら更新があると生きていたのかと言われがち。


・BeatStream(ビートストリーム)

リフレクと同じくタッチパネル式だが、こちらはノーツが画面の中心にある八角形の判定枠に向かって動く。
主にアニメ曲や電波曲が中心に収録されている。
版権曲ばかりが収録されていたのが災いしたのか、2017/08/31にオンラインサービス終了した際オフライン対応キットもなかったため今現在プレイすることが不可能な機種である。
筐体自体も全てノスタルジアにコンバージョンされた模様。


・crossbeats REV.

まさかカプコンから音ゲーが出るとは誰が想像しただろうか…。iOSアプリCROSS×BEATSのAC移植版。
\ワッツアノゥアバゥ!!デェベィスメェン!!ウィ-ヒッツポォアライッウィゲィントゥザベィスメェン!!/
\ワッツアノゥアバゥ!!デェベィスメェン!!ウィーヒディプレェィズレディインライレィンセイブメェン!!/
タッチパネル方式だがこちらはノーツ位置が一定ではなく2次元配置。
2方向から矢印が飛んできて、その交わる点に合わせてタッチする。
譜面認識に関してはjubeatを発展させた形で、高難易度では特に混合フレーズが多め。

2018/06/24にオンラインサービスが終了、それ以降はゲストプレイのみの稼動が告知された。
ただし、オフラインになると稼働初期の状態に戻るBEMANIシリーズとは異なり、一部の収録曲が削除された事以外は全ての曲と隠し難易度含めた譜面がオープンされている。


・MÚSECA(ミュゼカ)

イラストを重視した音ゲー、回せるボタンやフットパネルを活かした操作が特徴。
曲はSDVXと同じで公募中心。操作が結構覚えづらい。
最初は判定の配置がW型で、白背景で見づらいなどの意見が多かったが
最近は黒背景になっており、判定配置も1直線とW型のどちらかを選べるようになった。

2018年6月26日よりオフライン稼働対応キット導入筐体へのアップデートが行われ、導入筐体はオフライン・オンライン共に現在も稼働可能。(オフライン稼働対応キット未導入筐体は2018年7月31日を以てサービス終了。)
オフライン稼働対応の他に、古参シリーズである「ビシバシチャンプ」の最新作・ビシバシCHANNELへのコンバートも存在する。


・WACCA

「ログレス」のMarvelousと音楽レーベル「HARDCORE TANO*C」の共同制作により誕生した新音ゲー。
maimaiのような形とCHUNITHMのようなスライダーで操作するのが特徴。
稼働前から注目を集めており、「開発中止記念筐体大破壊祭り」なるキーワードが爆誕した。
楽曲もHARDCORE TANO*Cのメンバーの曲やアニメ曲が多い。
2022年8月31日を以てオンラインサービス終了、以降はオフライン対応キットによるオフライン版の稼働のみ。


【家庭用】

コントローラーのボタンがしょっちゅう壊れるのは音ゲーマーにはよく有る事。

・初音ミク -Project DIVA-

SEGAの元主力。ニコニコでヒットした曲が多数収録されている。
アーケード版もあり、ゲーセンでもミクと遊べる。
激唱や消失にてPSPも親指も大破した人多数。


・けいおん!放課後ライブ

けいおん!のキャラゲー。音ゲーとしても完成度が高い。続編が望まれる。


・パラッパラッパー

PS1&PSPの黎明期音ゲー。
主人公であるパラッパが様々な先生の教えを受け成長する物語。
ラップが主題であるため、後の音ゲーとは全くの別物と言っていいほど異例づくしのアドリブゲーでもあったり。
スピンオフ作品にギター演奏の『ウンジャマ・ラミー』があるが、実は「ウンジャマ・ラミー NOW!!」という名前でアーケード版も存在。


・スペースチャンネル5

ドリキャス・PS2で音ゲー界に衝撃を走らした作品。いつの時代もSEGAは先走り過ぎである。
実は2020年春にVRで復活した。


・大合奏!バンドブラザーズ

DSの音ゲー。一番の特徴は自分で楽曲を作れる所だろう。


・リズム天国

任天堂最後のGBAソフト。
後にDSに「ゴールド」として帰ってきた際、DSの大ヒットも手伝って上記の『パラッパラッパー』の売り上げ記録を破った。
リズムも操作もシンプルで老若男女誰でも音ゲーを楽しめる。いかにも任天堂らしい作品になっている。
「つんく♂」が単なる覚えゲーに陥った既存の音ゲーへのアンチテーゼとして、メイドインワリオを手掛けたスタッフとともに製作したもので、
ちゃんと音楽を聴いてリズムに乗れないとクリアできない。
SEGAによってアーケード版が作られている。


・シアトリズムシリーズ

3DS初出の音ゲー。音ゲー×RPGというスクエニらしい作品。
ファイナルファンタジーシリーズとドラゴンクエストシリーズ系列がある。
ゲームの名場面やボス戦を盛り上げたBGM、主題歌でリズムゲームが楽しめる。
最初はどうせヌルゲーだろ…と思われていたが、体験版で最上位の難易度は携帯ゲーム用とは言え割とガチであったために購入を決意した人が多かったらしい。
最終版のシアトリズムファイナルファンタジー ファイナルバーラインでは収録曲が385曲以上という携帯ゲームとしては驚きの曲数である。
AC版も存在していた。


・DANCE EVOLUTION

コナミが「DDR」の進化系として作ったゲーム。
Xbox360で発売。Kinectを使って実際に踊る。
ACに進出したのだが、日本人にはとっつきづらさが災いしてかアプデが終了してしまった。


・Rocksmith/Rocksmith 2014

Ubisoftによる、本物のエレキギター(又はエレキベース)を使用するゲーム。
専用のリアルトーンケーブルを使う事でPS3やPCとエレキギターを接続する事が可能である。
エレキギターは安価な物でも問題ないが、エレキギターによっては認識されない場合もあるため注意。
ギターの練習用教材を兼ねており、公式でもその部分を猛烈に推している。

楽曲は洋楽(ロックミュージック)が中心であり、楽曲追加も多数行われていた。きちんと原曲が収録されているのも嬉しいポイント。
最初は、単音弾きや簡単なコード弾きが中心であり、初心者でも気軽にギタリストの気分を味わえる。
一方で、最高難易度ともなると、普通にエレキギターを演奏する事が求められるので難易度は高め。

2022年に最新作である『Rocksmith+』が配信されたが、2022年12月現在日本ではプレイできない。


・EZ2DJ

韓国産のbeatmaniaパク(ry、時期が時期だけに特許を持っているKONAMIに訴訟を起こされ敗訴したという経歴を持つ。
しかし訴訟の対象(破棄を命じられた筺体)が旧verの入った筺体だけであったため、元々ある筺体にパッチをあてる方式でアップデートが続いている。
ただしハードウェア面では新規生産できなかった関係で割とギリギリの状況が相当長く続いていた。(内蔵基盤がPentium 4/Windows XPのまま何年も続いた)

5鍵の頃のbeatmaniaを拡張したかのようなデザインで5KEYモードはフッドペダル、7KEYモードはフットペダルに加えて右上の離れた位置にあるFXボタンを利用する。
また、スクラッチだけで操作する「EZ2Catch」なるモードも存在するなど、いろいろとどこか尖ったアソビが特徴。
SEGAのCHUNITHMにこのゲーム中期で爆発的な知名度を得たボス曲「神威」が移植されたことでちょっとした騒動となった。

日本でも一応個人経営のお店などで稼働している店舗があったりする。
また、筐体自体の価格も比較的安い部類なためか、個人で購入してしまうコアなファンも居たりする。

実は日本人アーティストの提供曲が初期から存在する(初期のRuby Tuesdayなど)。

ある時期から『EZ2AC』にタイトルを変え、その後『EZ2AC FINAL:EX』の途中でアップデートが中断されてしまった。
傍流であるPCオンラインゲーム『EZ2ON』シリーズが3度めの正直でこの血統を継いだ
『EZ2ON REBOOT:R』として、Steamで晴れて全世界向けに発売された。

・DJMAX

EZ2DJに初期から携わっていた開発者や作曲家などが独立し「オンラインゲームとしてのEZ2DJ」というコンセプトで作られた作品。
ただし、元々がそういった経緯であるだけで現在は結構別の進化を辿った。
間違えやすいが、DJMAXはシリーズ名。要は「BEMANI(シリーズ)」と同じ。

最初に出たのはDJMAX Online、最新作はDJMAX RESPECT(PS4)、DJMAX RESPECT/V (Steam,Xbox)。
スピンオフ作品として、スマホ向けのTAP SONICシリーズが存在する。

BGAが中々凝っている(全ての曲が専用ムービーである)ことや日本のアーティストも参加してるので、日本でもそれなりに人気がある。
PSP現役時代にDJMAX Portableシリーズが多数出された他、アーケードやタッチパネル搭載機にもDJMAX TECHNIKAシリーズとして進出したことがある。


・Cytus

DJMAX TECHNIKAを90度回転させたみたいなスマホ用音ゲー。
Cytus100万ダウンロード計画というキャンペーンのお陰でChapter1~10、Symphony、Knight、Millionの13チャプターが無料開放されている。

カプコンから「Cytus Ω」としてAC進出が予定されていたが、筐体が大きく・新筐体のみ・価格が高め・スマホ版とあまり変わらないためか開発中止となってしまった。

現在は続編のCytusⅡが公開されている。こちらは有料アプリ。
また、フライハイワークスを販売元として、開発中止となったΩの曲を含めた無印のリメイク作『Cytus α』がNintendo Switchにて通常のソフトとして販売されている。


・Deemo

「さよならも言わずに、消えてしまわないで。」をキャッチフレーズとしたピアノロール式スマホ用音ゲー。後にVitaへ移植された。
音ゲーとしては珍しくストーリーがあり、悲しくも美しいVer2.0エンディングに涙したプレイヤーは数知れず。
タッチパネルを用いて操作・プレイするという都合上指紋がマッハで指が摩擦熱で悲鳴を上げる。
Vita版は元となったスマホ版に比べ有料楽曲DLCの展開やアップデートが遅く、曲によっては処理落ちが発生するという問題が…。
後にフライハイワークスを販売元としてNintendo Switchにも移植された。
こちらはスマホ版およびVita版と違い、従来のDLCの大半を収録した追加課金無し&無料アップデートで曲追加式の買い切りソフトとしての販売。


・Lanota

絵本のような絵のタッチが特徴的なスマホ用音ゲー。
フライハイワークスを販売元としてNintendo Switchにも移植されている。
丸い判定ラインへ真ん中からノーツが降ってくるというmaimaiのようなシステムだが、その判定ラインの大きさが変わったり譜面が止まったり巻き戻ったり判定ラインそのものが消えたりどっか行ったりする
などと演出にも力を入れている。ボス曲はt+pazoliteや無力P等の有名コンポーザーが手がけている。
最近はグルコスとコラボするなど、少しずつ勢力を拡大している。


・Arcaea

アーケアと読む。イギリスの企業「lowiro」が開発した音ゲー。
基本的にチュウニズムやSDVXのようにノーツが奥から手前の判定ラインに来るが、これとは別に空中にも判定ラインがあり、そこにもノーツが飛んでくるのがポイント。
それだけでも難しいのに、他にも長押しのノーツの左右の持ち替えが基本的に不可能だったり、ゲージの減りが厳しかったりとかなり難しい音ゲーとなっているが、
世界観とストーリー・キャラの手の込みようからファンも多い。


・Dynamix

台湾の企業「C4Cat」が開発した音ゲー。
従来の下にノーツが降ってくるタイプの音ゲーを、下と左右の3面にノーツが降ってくるようにしたようなゲーム。
曲によっては左右にツマミがある場合があり、その場合はツマミを動かしてノーツを拾う形で取る必要がある。


・OverRapid

韓国のゲームチーム「Team ArcStar」が開発した音ゲー。
チュウニズムやSDVXのようにノーツが奥から手前の判定ラインに来るタイプの音ゲーで、6レーンのうち中央2レーンがスクラッチも兼ねたレーンとなっており赤いノーツが来た場合に擦って取る必要がある。
楽曲は主にトランスやハードコアなどがメインとなっており、3つ以上の同時押しや階段配置などが当然のように存在するなどスマホゲーとしてはかなりのマニア向けなゲームとなっている。


【別ジャンルの中に出てくる音ゲー(イベント、ミニゲーム等)】

ドラッグオンドラグーン

アクションRPGの筈が、一番条件の厳しいエンドのラスボスが1ミス即死の鬼畜音ゲーであり、音楽もかなり前衛的な物。
何なのだこれは! どうすればいいのだ!?
こっちが聞きたい。

ダンガンロンパシリーズ

ナンバリングタイトルの全シリーズにおいて必ずと言っていいほど登場する。
学級裁判の終盤において、こちら側の意見を全く聞かなくなり逆上した犯人の言い分を撃ち落とし、証拠を突き付ける音ゲーが入る。
いずれも難易度が高く、特に「V3」はチュートリアルも分かりづらいためにかなり難しいと悪名高い。


追記・修正の前にゲーセン行こうぜ!

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最終更新:2024年03月02日 14:41

*1 背景での小物、ワイヤーフレームで構成された大まかなステージ造形などは流石に使い回すが。

*2 インタビューによると「東方Projectの作者であるZUN氏がタイトーに縁があったため実現した(要約)」とのこと。