登録日：2014/12/13 Sat 18:56:28
更新日：2023/03/06 Mon 05:31:01
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『
ウルトラマンタロウ』の第14話「タロウの首が
すっ飛んだ!」に登場した怪獣。
別名：
えんま怪獣
身長：52メートル
体重：4万5千トン
概要
江戸時代に出現して
江戸の街の4分の3を壊滅させて暴れ回り、付近の山を全て枯らして荒してしまった怪獣。姿は
閻魔大王そのもの。
守り神の
地蔵によって
封印されていたが、開発業者の発破によって地蔵が動かされたために再び現れた。
最大の特性は
「ダイヤモンドすら切断する剣」と
「10万度の炎や50万トンの圧力にも耐える鎧と盾」を装備していること。
剣は
ウルトラマンの首を簡単にぶった斬って刎ねる恐るべき切れ味を誇り、盾は
ストリウム光線をも容易く防ぐ頑強な代物。
剣を使うだけあって、剣術でタロウを圧倒する技量も持つ。
更に口から吐く黒煙
「ブラックスモーク」はあっという間に全ての植物を枯らし死滅させてしまう。
『ウルトラビッグファイト』によれば天候を自在に操作する能力があるとされ、自在に大雨や大火事などの災害や異常気象を引き起こし、大地を揺らせば震度12の大地震を発生させることができるという。
劇中での活躍
発破によって地蔵が動かされたために出現し、宅地開発の作業所を破壊。駆けつけた
ZATも退け、黒煙を吐きながら暴れまわる。
登場した
タロウに対しても盾でストリウム光線を防ぐと素早い剣技で追い詰め、
何とタイトルどおりタロウの首を切断してしまう。
しかし、それはタロウの肉を切らせて骨を切る捨て身の作戦であり、
元の場所に戻された地蔵の力で動きを封じられると逆にウルトラ念力で首を切断され、残った胴体も
ストリウム光線を浴びて爆発四散した。
エンマーゴのあまりにストレートな外見と、タロウの首が切断されるというショッキングシーンで大変なインパクトを残すエピソードである。
地蔵が動かされたために封印が解けたと書いてある怪獣図鑑もあるが、本編を見る限り発破で起こされた地蔵が怒り、自ら封印を解いて出現させたように見える。
ちなみに仏教では閻魔大王は地蔵菩薩の化身とされる。
さて、実はこの話の放送から1ヶ月後に、妙なことが起こっていた。
本編スタッフのロケバスが、事故を起こして新聞沙汰になったのだ。
単に、コンニャク畑に突っ込んだというだけのことなのだが。
ここからが問題だ。
閻魔大王の好物は、コンニャクだそうだ。
偶然の一致といえばそれまでなのだが、もしかしたら本物の怒りを買ってしまったのかも知れない。
そのほかの出演作品
映画『ウルトラマン物語』にも登場し、こちらはジュダが
地球に送り込んだ設定になっている。
人語を喋りタロウにブラックスモークを吐きかけるが首は切断せず、最後はストリウム光線で倒された。
映像は『ウルトラマンタロウ』の流用。
『ぱちんこウルトラマンタロウ』ではリーチ演出で登場。
タロウの首を狩ろうとするが、駆け付けた
ウルトラマンジャックの
ウルトラブレスレットにより邪魔され、
最後はストリウム光線の真っ向からの力押しで盾ごと吹っ飛ばされて爆死した。
『
ウルトラマンオーブ』では惑星侵略連合の所持する怪獣カードとして登場。属性は闇。
ジャグラーがタロット占いのようなものに使用したカードの1枚で、曰く「突然の
死を暗示する不吉なカード」とのこと。
占われた
ナックル星人ナグスはジャグラーの占い通り、直後にあっけない最期を迎えることになってしまった。
漫画『
ウルトラ怪獣かっとび！ランド』では彼をモデルとした
妖怪大魔王が登場している。
宇宙幽霊船に乗ってヨイトマカ星に恐怖を齎そうとしたが、逆にウルトラマンたちにコテンパンに伸されてしまった。
一般的な妖怪のイメージ通り和風の妖怪（猫又、雪女、ろくろ首、化け提灯他）が数多く配下にいるが、
作者・玉井たけしがB級ホラー映画ファンだったので
ジェイソンと
フレディが混ざっている。
余談
デザインは鈴木儀雄。デザイン画では髭を生やしていたが、実際の着ぐるみでは襟巻状のパーツに変更されている。
仮名称は「閻魔GO」で、盾の形状も異なっていた。
さわらぬ神に祟りなしの精神で、追記・修正お願いします。
- レイオニクスの誰かが使っててもおかしくないくらい強いよね。 -- 名無しさん (2014-12-13 19:27:14)
- タロウチートすぎる -- 名無しさん (2014-12-13 19:34:45)
- ↑でも鳥の嘴でつつかれると死ぬ。 -- 名無しさん (2014-12-13 19:49:01)
- 地蔵のマッチポンプ -- 名無しさん (2014-12-13 20:05:03)
- コイツ怪獣っていうより妖怪の類だよね？ -- 名無しさん (2014-12-13 20:20:32)
- ロケバスが事故ってたとは知らなかった -- 名無しさん (2014-12-13 20:30:43)
- 宿那鬼その他を退治した武士なら対抗できそう -- 名無しさん (2014-12-13 20:33:33)
- 地蔵と閻魔様、同一人物じゃなかったけ？ -- 名無しさん (2014-12-13 22:02:06)
- コンニャク畑にロケバスが突っ込んだのはこの話の撮影の時じゃなくて「子連れ怪獣の怒り」の撮影の時。ただその事故は14話の放映からちょうど1ヵ月後だったとか。 -- ？？隊長 (2014-12-13 22:21:13)
- お経を唱えるシーンが地味に怖い -- 名無しさん (2014-12-14 01:17:37)
- ↑8 カラータイマーとウルトラ心臓へ直に毒嘴叩きつけられればそりゃ死ねる -- 名無しさん (2014-12-14 22:42:10)
- まさかタイトル通り吹っ飛ぶとは思わなんだ。 -- 名無しさん (2014-12-23 17:29:50)
- 今の時代だったら首切断は無理だよなあ -- 名無しさん (2016-02-03 22:31:41)
- 今度映画にでる新怪獣と関連性があるのか？ -- 名無しさん (2016-02-03 23:15:35)
- ↑7同一の存在とする解釈もある。ただ別人だとしても閻魔大王も立派な神様である -- 名無しさん (2016-02-04 00:44:23)
- お地蔵さまと閻魔大王が同じなのは道教の十王思想と仏教が融合した結果だな -- (2016-02-04 01:03:16)
- 本来はインドの神様で最初に死んだ人間ヤマなんだけどね。って事はエンマーゴも元人間って可能性が…。 -- 名無しさん (2016-02-04 01:07:47)
- ザイゴーグとの関係性が気になるところ -- ンダモシテX (2016-11-01 16:37:30)
- ザイゴーグの閻魔獣として登場させても良かった気がする。 -- 名無しさん (2016-11-02 14:01:25)
- 戀鬼、ズラスライマー、ザイゴークと同様、人間の身勝手な理由で封印が解かれた怪獣。 -- アグバー (2016-12-10 22:18:58)
- まさかオーブ本編でこいつのカードが出てくるとは思っても無かったwwwwww -- 名無しさん (2017-04-27 07:57:08)
- ヒーロー戦記では雑魚敵として改造やらJr.やら出てくるがなぜか普通のエンマーゴは出てこない。攻撃力・防御力ともに高めな上射撃をすべて反射してしまう強敵。通常攻撃以外射撃しか持たないνガンダムでの単独行動時にも出現するので、この時は逃げるが勝ち -- 名無しさん (2017-05-27 10:17:31)
- タロウの首チョンパは今でもトラウマでこいつの出てくる回は二度と見たくない -- 名無しさん (2018-03-17 21:36:37)
- ↑自分も同じ -- 名無しさん (2019-01-29 20:42:14)
- お地蔵様、封印を解いたエンマーゴが木々を枯らすと言う痛恨のミスをやらかす。 -- 名無しさん (2019-11-19 22:18:58)
- ↑3 昔見た総集編のビデオでタロウよりもエンマーゴが倒された場面でトラウマになった・・・何で切断シーンをアップでやったんだよと言いたくなる・・・ -- 名無しさん (2021-05-20 19:33:34)
- ヒーローの首ちょんぱなんて、深夜帯でも不可能だろう。 -- 名無しさん (2021-09-24 21:45:10)
- マジモンの妖怪か。はたまたマイナスエネルギーで生まれたか…… -- 名無しさん (2022-09-09 14:01:36)
最終更新：2023年03月06日 05:31
