野村静香

登録日:2011/04/01(金) 08:53:56
更新日:2023/11/26 Sun 19:00:19
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仮面ライダーキバ』の登場人物。

演:小池里奈


紅渡お母さんを自称するしっかり者の中学生。
お母さんを自称するだけあって何かと渡の世話を焼いており、他人とマトモにコミュニケーションを取れない渡も彼女とだけは普通に話したり出来る。

渡と一緒にバイオリン作りに使う素材収集をしたりもしていて、渡にとって一番の理解者とも言える。

とはいえまだ中学生なので、恵に強く言われて泣いてしまったことも。

ドラムが得意で、「嵐を呼ぶドラマー」という異名を持つ。自称の可能性もあるが、中学生にしては結構高いドラムスキルなのでマジで言われている可能性も。


キバファンガイアのことは知らないが、キバットやタツロットには驚くこともなく普通に接していて、仲も良い。耳元でやかましいキバットをハエ感覚で追っ払ったりと、多分渡のとこの変なペット的な認識と思われる。


仮面ライダーキバ 超全集』によると、渡に気があるらしい。確定?
もし彼女が嫁なら、最終話に出てきた紅正夫(正音)の母親ということになる。
というか、彼女(と強いて言うなら劇場版に登場した机なつみ)以外に嫁候補が劇中で登場していない。キバの鎧を纏う為のファンガイアの血がかなり薄まる気もする上に、正夫が大河を伯父さんと呼んでいたのに対して静香には無反応だったが。

ちなみに深央が渡と仲良くしているところを見て嫉妬しており、割と小さい嫌がらせもやったりした。



◇本編での活躍

上述するといかにもヒロインで、物語にも深く関わりそうなポジションだが……。

物語にはほとんど関わっていない。

正確に言えば、物語の展開に関わっていないと言うべきか……。

渡に一番近い人物でありながら、彼女のおかげで渡がどうこうなったとか、物語が展開するきっかけになったとかは一切無い。強いて挙げるとすれば、渡と深央に対してやった嫌がらせがむしろ仲を進展させ、余計昼ドラ化を進展させたくらいか。


じゃあ空気キャラかと言えばそうでも無く、恵に渡の事について相談にいったりするなど、ちょくちょく出番がある。
本当に出番があるだけだが……。


ただ、井上作品では珍しく最初から最後まで渡の味方であり続けた。


終盤で敵に襲われていたところを渡に助けられ、おんぶしてもらった。
羨ましいぞ……渡!


最終話にて、名護さんと恵の結婚式の最中にネオファンガイアが襲来した際に渡がキバに変身しても驚いていないので、少し前に色々知ったと思われる。



劇場版での活躍

渡が仮面ライダーキバであることを知っている他は本編と全く変わらない。
渡が民生委員の勧めで高校に行った事を説明するくらい。









……と思いきや、ネットムービー『魔界城の女王』で驚愕の正体を現した。

名護さんが渡を侮辱したことで女王が覚醒して名護さんをフルボッコ。
名護さんは散り際にオネエ言葉を発した。

その後、次狼をくさやの干物で気絶寸前まで追い込みフルボッコ。

おとーやんが渡の父親だという事に対して、完全に覚醒。
おとーやんの嫌いな糸こんにゃくを吊した釣り竿で嫌がらせして、トドメはウル○○マン顔負けの謎の光線、通称「静香ビーム」でおとーやんを倒した。

キバに対しては、アーク顔負けな巨大化をした。
戦いがどうなったかは分からないまま。


あとローアングルの太ももが素晴らしい。



ちなみに当初キャストの間では、彼女の正体は、実は過去から来たとか、本当に渡の母親ではないかとか言われていたらしい。



小説『HERO SAGA』キバ編の中には、753達の結婚式場に向かうタクシーの中での2人の会話シーンがある。


静香「(名護さん達が結婚するとは思わなかったと言う渡に対して)ふふ……そうね、渡にはまだ男女の事はわからないのよ」

渡「――将来、僕は誰と結婚するんだろう……?」

隣では静香がまるで太陽のような笑顔を送っている。


……もうこの子が嫁で良いんではなかろうか。


この時、渡は運転手に対して行き先を正確に伝えることが出来ずにいて、静香がちゃんと運転手に指示した。
ここでも渡の社交性のなさを「渡のお母さん」である静香がしっかりとカバーしている。


余談だが、この話は最終話のIFストーリーとなっており、正夫の代わりにキバーラがやって来るという一点が異なる。
キバーラは恵と静香を見定め、最終的に恵を仮面ライダーキバーラに選んだ。



講談社キャラクター文庫刊『小説 仮面ライダーキバ』では高校生に変更されている以外は、基本的な設定はTV本編と同様。
小説の前半は彼女と渡の出会いから描かれ、彼女の視点を通して渡の生い立ちや家庭事情が描かれる。

TV版では渡との間は進展がなく、シリーズ後半の三角関係にも割り込めなかったが、
小説版では渡へ異性としての明確な好意を自覚しており、渡も静香へ同じ感情を抱くなどかなり仲が進展している。
渡が深央の元へ去っていった後も、教えてもらったバイオリンの練習を続けていつか渡が帰ってきてくれることを待ち続けるなど健気な一面も。

ある意味で小説版でもっとも救われた存在と言っても過言ではない。


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最終更新:2023年11月26日 19:00