白石蔵ノ介(テニスの王子様)

登録日:2014/11/15(日) 23:45:00
更新日:2024/02/11 Sun 03:06:26
所要時間:約 13 分で読めます






んん~っ エクスタシー



白石(しらいし)   蔵ノ介(くらのすけ)
漫画テニスの王子様の登場人物。
CV.細谷佳正


四天宝寺中学校3年2組14番


部活:テニス部(部長)、新聞部
委員会:保健委員会
身長:178cm
体重:66kg
血液型:B型
誕生日:4月14日
星座:牡羊座
足のサイズ:27cm
視力左右:1.5
利き手:左
プレイスタイル:オールラウンダー
得意技:円卓ショット
  • 新テニスの王子様のパラメータ(5段階評価)
パワー:4/5 スピード:4/5 テクニック:4/5
スタミナ:4/5 メンタル:4/5 (合計20)


■家族構成:父、母、姉、妹、猫、カブトムシ
 父親の職業:薬剤師

■趣味:チェス・健康体操
 得意科目:科学
 苦手科目:なし

■好きな食べ物:チーズリゾット
 好きな色:若草色
 好きな映画:韓国映画
 好きな本:植物図鑑
 好きな音楽:トランス系
 苦手なもの(こと):逆ナンしてくる女の子
 座右の銘:有終の美
 今一番欲しいもの:全身サイズの鏡

■出身小学校:南梅田小学校
 よく訪れる学校内スポット:保健室

■お小遣い使用例:健康グッズ
 日課:お風呂上がりのストレッチ(ヨガ)
 テニス以外の特技:毒草を見分けられること
 毒草の知識:200個

■好みのタイプ:シャンプーの香りがする子
 行きたいデートスポット:植物園



■人物
四天宝寺中学のテニス部部長で全国クラスの実力者。

全国大会の関西代表として準決勝まで進み、青学とぶつかった。
問題児(個性が豊かとも言う)の多い四天宝寺中学テニス部をなんとかまとめている苦労人。
新テニスの王子様では柳に代わって切原赤也の面倒を見ているなど、面倒見も良い。
浪速のスピードスターこと忍足謙也とは同級生。

テニプリ界全体を見渡すとかなりまともなヘアスタイル(アニメでは色素の薄めな茶髪だが原作では白髪)で、顔面は癖の無い結構なイケメン。
なので逆ナンもよくされているが、上記の通り苦手。イケメン爆発しろ。
ちなみにナンパするのも苦手。
おそらくテニスの王子様では(現実的に見て)一二を争うレベルのイケメンになる。
性格も悪くないので、リアルで居たら普通にモテるだろう。


が。


上で四天宝寺中学の人々を問題児と言ったが、それには白石本人も含まれる。
プロフィールを見ていれば分かるだろうがやたらと植物、それも毒草関連が多い。
父の職業が薬剤師ということもあったのかもしれないが植物好き。しかも毒草。
なんと自分でも毒草を育てており、新テニでは部屋にトリカブトを持ってくる。

他にも、寝る前にストレッチ(ヨガ)と書いたが、これはパン一。つまりパンツ一丁。
そしてそのパン一のまま寝る。残念過ぎる。
健康グッズオタクらしく、部屋にはサプリメントやダンベル等の物品が有る。

無駄が嫌い。
しょっちゅう皆の無駄を咎めては矯正させようとしているが、大体無駄に終わっている。無駄スパイラル。
六角中の無駄様こと佐伯虎次郎との相性はいかに。

ペットにカブトムシのカブリエル(よく間違えられるがガブリエルではなくカブリエル)を飼っている。
妹(かわいい)の発言によりカブリエルが冬が来ると死んでしまうと思い夏に暖房を効かせるくらいに可愛がっている。カブリエル白書なるキャラソンまで出している。
カブリエルが最初に出た時の白石の台詞は、一見すると恋人との出会いのように思えるが、それからすぐにカブトムシが映るのでホッとした人も居たとかなんとか。

ちなみに真田弦一郎跡部景吾もカブトムシを飼っている。
カブリエルとはカブトムシ相撲的な意味でライバル。

まるで中学生のようだ。


そういえば中学生だった。


右腕に包帯を巻いているがテニスの王子様では遠山金太郎を脅かす為に「毒手」と言っていた。
ファン達は様々な憶測を立て「封じられた第二の人格がry」「何も無い」「白石が縛られたい男なだけ」「邪王炎殺黒龍波」などと言いたい放題言っていた。
しかし最終話までいったい何なのか明かされず、真実はテニヌの闇の中へ……

と思われていたが、新テニスの王子様にてようやく明かされた。

包帯の下はなんと純金のガントレット。
四天宝寺の顧問のオサムちゃんの全財産を何故か白石へ託した。
これが無ければ白石は怪我をしていたが、なんというものを中学生に託すのか。

新テニスの王子様といえば、上記にて切原の面倒を見ていると書いたが、これは柳蓮二に託されたから。
しかし、確かに彼は面倒見も良いし実力もあり、他の部長といえば高笑いが似合いそうな男や切原と因縁のある男、ドイツまで出張した男、地味すぎて部長だと思われない男、
新テニに呼ばれなかった男、恐怖のゴーヤ男、プレッシャーかけられたい系男子などの問題……げふん、個性豊かな面々なので、白石に託す気持ちは分からないこともない。
一応、アレだが部長なので皆面倒見は良いが。

これは完全に筆者の推測になるが、まず確実に面倒見の良い人に入る橘は切原によって怪我をさせられた因縁があり、
切原の性格を考えるとあの橘さんでも(新テニには橘さん大好きな二人が居るので余計に)喧嘩になる可能性が高い。
次に手塚は、そもそも切原が倒す目標にしていたのが手塚なので、喧嘩にはならないにしても何らかの問題が発生する可能性がある。
跡部は手塚と同じような理由でいざこざが起きる可能性が十分にある。というか跡部の性格なら断りかねない。
木手は意外とウマが合うかもしれないが、手塚に完敗した人なので微妙。
南については単純な意味で実力不足。
赤澤と葵については根本的に新テニに居ない。
これらを踏まえると実力人格共に良く、部長の中では一番切原との喧嘩を起こしにくいだろう白石を選んだのは納得出来る。

だが切原が所属している立海大付属中の部長の神に選ばれし男やよく豚扱いされる男、行動が紳士ではない紳士も居るのに彼らに託さなかったのは何故なのか……


そして最大の特徴は口癖。
一番上に書いたが「んん~っ、エクスタシー」。
初めて見た人のほとんどが「いったい何を言っているんだ」と思っただろう。

意味? フリガナが「絶頂」ということで察してください。
間違ってもお父さんやお母さんには聞かないように!

ちなみにエクスタシーの言い方は「エ↑クスタシー」ではなく「エクスタシー↑」と語尾で上がっていき、耳に残りやすい。
アニメのおかげで病気度が上がっている。

焼き肉の王子様ではバネさんと一緒にスッポンを使った甲羅(コーラ)を飲み、超元気になった。
エロい人なのかもしれない。

おそらく、学校や外部で見る分には「格好良い」と言われモテるが、親しい人から見れば「まあ顔は良いし……」や「アレが?」と言われるタイプなのだろう。
正に残念なイケメン。白石だから仕方ない。
二次創作でもその残念具合が加速しており、金ちゃんの保護者になっている(原作の段階でそうだが)。


新テニスの王子様にて負け組が帰って来た後の同室には不二周助幸村精市のテニプリ界ではよく腹黒と扱われる二人が居る。
この中に白石?と思われたが、この二人と白石の共通点に『植物』がある。
不二はサボテン好き、幸村は植物好き。なのでとても仲良くしているようだ。
サボテンやトリカブトなどを並べてキャッキャウフフしている。間違っても女子部屋ではない。
新テニで起きた枕投げでは、部屋に駆け込んできた不二裕太に彼らの目の前で枕が当たり倒れたのを見たブラコ……不二がVS観月戦並みに目を開きながら敵討ちに参戦、
「俺も行く」と出動する幸村に続き、「今投げたのジャッカルやったで」と告げ口した。


強く生きろよ、ジャッカル。


ちなみにジャッカルだったのはOVAの話であって、単行本では門脇という非常に影の薄い人物のせいになっている。


部長自体は二年生の頃から務めている。
三年ではないのに部長をしているのは他にも葵や、実は設定がおかしい事になってる跡部が居るが、彼の場合は葵と同じで顧問に指名されたから。
一時期廃部の噂が流れ(この時にはメンバーが現三年(当時二年)レギュラーくらいしか居なかった)、
唯一部活に入っていなかった財前光をなんとか(お笑いで)勧誘しようとしていた経緯がある。
が、この時の勧誘がきっかけで財前光以外にも沢山の入部があるので、今ではすっかり大所帯に。

だが新テニスの王子様には四天宝寺のOBが居る(同級生の忍足が会った事があるので、彼も会った事があるはず)。
しかも昨年の全国大会でも好成績を残しているという矛盾があるが……勧誘していた当時三年は引退した後だったのだろうか?


■テニス
彼の試合は全国大会準決勝シングルにある。

テニスの王子様全体を見れば終盤ほどにあたり、テニヌもテニヌなテニヌが始まっている頃だった。
実際四天宝寺にも、百八式まで波動球を使えるハゲとそれより威力のあるやたら長い必殺技を放つゴンタクレ、
お笑いテニスなるものを使うホモとオカマというやたらと濃いテニヌ使いが居る。

そんな濃いメンバーを束ねる部長はいったいどんなテニヌを使うのか?


テニス。


なんとただのテニスである。


基本に忠実な、「聖書」とまで呼ばれる教科書通りで完璧なテニス。
地味である。
実に地味である(でも似たようなプレイをする地味な人の何倍も派手)。

しかも相手は青学で一二を争うテニヌ使いの不二。

しかし。


「不二くん格好良いテニスやなぁ。でも、無駄多いで?」


基本に忠実。
教科書通り。
聖書《バイブル》とまで呼ばれるその実力。

基礎技術や身体能力の差でマッチポイントまで一度は追い込んだ。

白石の持っている技は円卓ショットという実に地味な技。
対する不二はテニヌ技のオンパレード。

進化したトリプルカウンターと「百腕巨人の門番」という謎のネーミングセンスを元に付けられた技を不二が編み出すも、試合中に攻略しそれすら越えてしまう『完璧』なテニス。

結果は不二の敗退。
実はこの段階まで不二はシングルスにおいて一度も負けた事が無い。
新テニスの王子様の最新話の段階においても、不二がシングルスで負けた事があるのは彼と手塚国光とリョーマの3人のみ。

しかもこの時には純金のガントレットを腕に装着するというハンデを負っている。
このガントレットについては新テニスの王子様における後付け設定なのだが、それでも大変な事だ。
ガントレットを知った不二から「僕との時もそれ着けてたのかな?」と聞かれ、「楽しくて外すの忘れてたんや」と返す。後付けだから仕方ない。

テニスがテニヌを越えた瞬間だった。
むしろ周りがテニヌばかりだった事から、白石のプレイスタイルは異彩を放っている。

終盤で『常識的な』プレイスタイルをするのは他にも幸村が居る。
彼は確かに「球は消えない」と言ったり『常識』を元にプレイしている。
が、彼の場合はあまりにも完璧に返すものだから相手が恐怖に陥りイップスで五感を失われるというもはやチートなプレイ。
白石と幸村が対戦すればどうなっていたことか……


■新テニスの王子様

新テニスの王子様では忍足謙也を倒し勝ち組として残留。
着々と若いコートに移り、五番コートになる。

コート全員によるシャッフルマッチでは切原とダブルスを組み試合に出る。
負け組として去る(実際は山籠りだったが)事になった柳から切原のお守りを託された際に、「悪魔化させないようにしてほしい」と頼まれる。
その理由としては「悪魔化させすぎると死ぬかもしれないから危険」というよく分からんもの。
きっと血圧がこう……高くなって危険なんだろう。そういう事なら真田のことも気にしてあげてほしいが。

とにかく切原のお守りをしながらダブルスを挑む事となるが、相手から何度も挑発されて頭に血の昇りやすい切原くんはプッツン直前。
悪魔化するギリギリをなんとかなだめるが、血気盛んな切原くんは遂にプッツン。
そこで繰り出した白石の発言がこちらである。

「その髪型格好良いなぁ」

「美容院紹介してくれへん?」

まるで小さい子供を宥めているようだ……(実際切原は中学二年生だが)。
あのテのは金太郎で慣れているのだろう。

最終的に切原を悪魔ではなく天使化させる事に成功。
テニヌプレイヤーではない者には違いがよく分からないが、とにかく天使化した事により生命の危機は脱した模様。

試合後、切原からおすすめの美容院の名刺を渡され、紹介された。
どうやらあの髪型は美容院製だったらしい……天パじゃなかったのか、好んでしてる髪型ならそりゃあ確かに怒るな、と読者全員が思った。

そのうち白石もワカメになるのだろうか。
想像出来ない。


世界大会(U-17世界大会)編
予選リーグのギリシャ戦の「チーム松」に選出され、S3としてゼウスと戦うも、彼の強さに精神面を追いつめられる。
この状況に種ヶ島がS3と交代し、ゼウスに勝利した彼のテニスプレイをみて更なる強さを求めようと誓う。

W杯決勝リーグで強豪国フランスのD2で君島育斗と組みトリスタン・ティモテペアと対戦。
相手のコンビネーションで翻弄される。
ゼウスとの試合後に種ヶ島からのアドバイスから自身のプレイスタイルを見つめ直したことによって「星の聖書」と呼ばれる新たなテニススタイルをみせてトリスタン・ティモテらを追いつめるも惜敗。
試合こそは敗れたが、ペアとなった君島からは高く評価され、平等院も「とんでもない奴がまだ居たかよ」と底知れない可能性を秘めていると認めた。


「星の聖書」
種ヶ島のアドバイスで開拓した新たなスタイル。世界大会で自身よりも格上のゼウスと相対したことで、自身の万能型の「聖書」のプレイスタイルでは自身よりも実力が上の万能型が相手では勝てないと実感してから、種ケ島のアドバイスにより自身の新たなプレイスタイルを模索してフランス戦で新たに見つけた新たなプレイスタイル。
スピードならスピード、パワーならパワーと一点のみを特化させたスタイルをそれを瞬時に切り替えていくことで、相手からは動きを全く読まれない。通常の白石の能力はオール4だが「星の聖書」使用中は一点集中でそれを即座に切り替えることで結果的にはオール7に匹敵し、パラメーターも星角の様なそれぞれが一点特化の様な形へと成る。
四天宝寺のメンバーの個性豊かなテニススタイルを見ていたからこそこの境地にたどりついた。


「wiki籠りくん、格好良い追記・修正やなぁ。でも、無駄多いで?」


追記∶尚純金は非常に柔らかく重いため装飾とメッキ以外に使われた事はなく、過去に武具に使われた例はない。江戸時代の小判は実はほぼ銀の金銀合金である。古代に純金で作られた帽子や仮面は神と交信する道具であり、現代でも純金を身に付けると宇宙人と交信する力が備わるとか神的存在から魔力を貰えるとされている。あれだけの量を身につけていれば強大な魔力を持っている可能性があり、その為素でもテニヌ技に勝てたのかもしれない。量と加工費で軽く3億円は行きそうであり、白石はほとんど歩く身代金である。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • テニスの王子様
  • テニプリ
  • 細谷佳正
  • 残念なイケメン
  • 関西弁
  • 四天宝寺
  • 中学生
  • テニス部
  • 純金ガントレット
  • エクスタシー
  • エクスタシー侍
  • 白石蔵ノ介
  • 部長
  • 聖書
  • 星の聖書
  • 四天宝寺中学校
  • U-17W杯日本代表候補
  • U-17W杯日本代表
  • 新テニスの王子様
  • 全国区
  • 不二をテニヌではなくテニスで倒した男
  • 理想の先輩
  • 左利き
  • インフレについていったキャラ
  • オールラウンダー(テニプリ)

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2024年02月11日 03:06