杳馬(聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話)

登録日:2014/11/08 (土) 17:56:29
更新日:2023/10/28 Sat 19:59:04
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■プロフィール
年齢:32歳
誕生日:12月31日
血液型:B型
身長:180cm
体重:76kg

■人物

ハーデス率いる108の魔星の一員で天魁星メフィストフェレスの冥闘士。ハーデスに選ばれた魔宮の守人の一人で、第1の魔宮・水星(マーキュリー)を守護する。
そして、主人公にして天馬星座の聖闘士であるテンマの実の父

江戸時代の日本に生まれ育ち、少年期には既に魔星に目覚めており、天馬星座の魂を追って遠い異国の地に来た事を切っ掛けにその後数十年間の様々な暗躍のために動き始めた。

無精ひげを生やし、シルクハットにスーツという風体をしており、外見は歳を重ねたテンマそのもの。常に薄笑いや笑みを浮かべており、一見は人が良さそうに見えるがその実は人間同士の争いや混沌とした人間関係を傍観者として観るのを好み、笑いの種とする外道。

神出鬼没な上に掴みどころが無く、巧みな話術や幻術めいた能力を操って他人を煽るのに長けるという性質の悪い手合いで、後述の通り聖戦そのものや聖戦にかかわる多くの人物たちに影響を及ぼしている。
そういうトリックスター的な立ち回りや風貌に口調、圧倒的な強さから某戦争屋のキャラクター性を連想するのか同じ中の人の声で脳内再生されてしまう読者が後を絶たず、遂にはひろし呼ばわりされても通じてしまう時もあるとか……。

■技

時間操作、空間操作、幻覚など多くの能力を有しており、守人や冥闘士の中でも群を抜く強さ。
特に元刻の神らしい時間操作では普通の人間なら即死級の技を多数擁す

♦マーベラスルーム
敵を時間も物質も無い世界に引きずり込んで全てを分解し消滅させる。

♦リワインドバイオ
人間の体内の時を生前まで巻き戻し、その人間を消滅させる。

♦時間停止
懐中時計を使って時間そのものを止める。

♦空間操作
黒い渦を入口に対象を別の場所へ移動させる。

♦幻覚
時間操作能力を使って過去や未来の映像を映し出す。

♦闇の一滴
対象に近しい人物に対する疑念や脅威を植え付け悪意を増幅させる。

♦時の牢獄
聖域全域にも及ぶ広範囲の空間の時間を停止する結界を張る。
結界内は小宇宙の弱い存在は直ちに時が停止し、一定以上の小宇宙の持ち主しか動けなくなる。
どちらも時が停止したまま実年齢だけは加算されるようで、積尸気冥界波などで魂を抜かれたり結界そのものが解かれた場合は直ちにその年齢まで老化していく。

♦リワインドワールド
対象空間の時を巻き戻すリワインドバイオの超広範囲版。
聖域全体にまで範囲は及び、そこにいる全員を胎児以前まで戻して消滅させ聖域の建物を崩壊させていった。
まさに刻の神にのみ許される大技。

♦リアルマーベラス
複数の黒い大渦で相手を引き裂く。
杳馬にしては珍しい物理攻撃。


■本編での動向

・天馬星座の父

デフテロスとの因縁の戦いを経てハーデスを討とうとしたアスプロスの前に現れ、自分が幼い頃のアスプロスに闇の一滴と称した争いの種を植え付け、双子の争いを引きを起こした張本人である事を明かし、アスプロスの怒りを煽った上で彼を異次元へと消し去った。

その後、第1の魔宮・水星でテンマと再会する。シオン、レグルスの時間を止め、テンマとサーシャの身を動けるようにした上で様々な真実と自身の暗躍を語る。

杳馬は江戸時代の日本に生まれ、魔星に目覚めると共に天馬星座の魂が飛び立つのを目撃し、それを追って同じく魔星に目覚めた者たちが集うハーデス誕生の地に辿り着いた。そこは後に冥闘士の統括者となるパンドラの故郷であり、杳馬はその城の使用人として潜り込み、同じ使用人のパルティータとの間に冥王の宿敵となるテンマを儲ける。

今生のハーデス誕生の夜に杳馬は普通に聖戦が始まるのはツマラナイという理由でハーデスの魂を掻っ攫い、双子神と冥王軍を欺く為にこの世で一番心の清い少年・アローンに憑依させた。その後、アテナであるサーシャが冥王の妹として生まれた事を知り、ハーデス・アテナ・ペガサスの因縁がより混沌とする事を望み、天涯孤独となった息子のテンマとアローン、サーシャを引き合わせた。
なお、ハーデスの魂が攫われた時にパンドラは杳馬の暗躍と双子神(ヒュプノスタナトス)の腹いせで母親と城の使用人を惨殺されている。

ひとしきり語った後は更に聖戦終盤が混沌となるのを楽しみながら去った。


・真実を知る時

テンマとの再会後はしばらく身を潜めていたが、第6の魔宮・土星(サタヌス)に両軍が集い、激突を機にサーシャの小宇宙の影響で押し込めていた過去を思い出し、怒りと動揺に揺れるパンドラの前に姿を現す。

パンドラの身に起きた悲劇の原因が自身の暗躍である事を告げ、パンドラの誤解によって殺されたパルティータを冥闘士として蘇らせ、テンマとパンドラに再会させる。更にテンマ・パンドラ・パルティータの3人を第7の魔宮・天王星(ウラヌス)に飛ばし、愛憎入り混じった戦いを展開させる。

その後は自身の作り出した暗黒空間でテンマとパルティータの戦い、レグルスとラダマンティスの戦いを観戦する。
この時、直ぐに誤魔化しているが、神聖衣を覚醒させる為に本音を伏せて戦ったパルティータに対して少々思う所があった模様。


・悪魔の真意

テンマは神聖衣に目覚め、レグルスは神の力を越えて消滅、サーシャはラダマンティスの死の際の行動で力を取り戻しアローンの元へ向かう。聖戦が終結に向かう最中で残ったシオンを始末する為に現れるが、テンマに邪魔される。

テンマとシオンに自身の目的である神も人も天界も巻き込んだ争いを告げ、星矢達の時代に起こる人と神と天界を巻き込んだ争いという望まない未来を消すために未来の教皇となるシオンをマーベラスルームで消滅させる。が、先にマーベラスルームを喰らって消滅したと思われていたアスプロスの介入によって失敗に終わり、更に時間停止の仕組みを見抜かれてシオンを取り逃がしてしまう。

異次元空間でアスプロスと対峙する杳馬は次の手としてリワインドバイオでアスプロスの人間としての時間を巻き戻す事で消滅させる。しかし、冥闘士として不死者となったアスプロスには効かず、逆に積年の怒りが込められたギャラクシアンエクスプロージョンを喰らい、断末魔と共に消え去った。






以下ネタバレ















・晒された本性

ギャラクシアンエクスプロージョンで四散したと思われた杳馬。しかし、時計の音と共に小宇宙が膨れ上がり、時計の文字盤を背にした謎の姿となって再びアスプロスの前に姿を現す。


どうしてくれんだよ   出したくもねェ本性さらさにゃならなくなっちまった



…貴様 その小宇宙…その姿…まさか…



クロノス…!? 時の神クロノスか!!?



…んひひ…流石お勉強してるねェ



だが残念ながらそれは俺じゃねェ



聞くのも反吐が出るぜ…その名前



俺の名はカイロス!!

兄クロノスによって地上に堕とされたもう一人の時の神よ!!!


刻の原初神・カイロス

杳馬の正体であり、時の原初神クロノスの弟で同じ刻を司る神。
この世界ではカイロスはクロノスによって神話から抹消されており、博識なアスプロスですらその存在を知らなかった。
時計の文字盤を背にし、上半身しか判明していないが時計の指針がついた鎧(偉大秘宝?)と一本角の装飾のついた兜を纏った姿をしてる。目が隠れるような長い前髪をしており、両腕はクロノスの血で書かれた護符で縛られた状態になっている。


テメエはクロノスの前哨戦よ
もう消滅させるだけじゃあ気が済まねェ

ズタズタにして天界への宣戦状にしてやらあ!!!


本性と神の力を露わにしてアスプロスを追い詰めんとする杳馬=カイロス。
しかし、アスプロスはなおも不敵な笑みを崩さずに告げる。


フッ 兄への引け目か

つまり 貴様は(クロノス)への復讐のために…
そんなことのためにこの聖戦を…人々の運命を弄び続けたのか…

小さい神よな カイロス!
そんな二番目ごとき…
クロノスどころか俺にも勝てんよ!!!


その不遜さに逆上し圧倒的な力で止めを刺そうとするカイロス。
だが、双子座の黄金聖衣がアスプロスを助ける為に攻撃を遮る。
かつて自分が手にかけ、自分を手にかけた兄を今度は庇うデフテロスの遺志に対し、カイロスは心の内を叫ぶ。


バカかテメェは 何でそいつをかばう必要があるんだよ 憎んでたんじゃねェのかよ…


(そいつ)はテメエの存在を奪ったんだろうが!!


俺には分かるぜ…自分を隠され存在を消される苦しみ 日向を行く兄を眺める惨めさがよ…


だけどテメェは…んははっ…マジで(そいつ)ブッ殺しちまうんだもんなァ


んっひひひ…っ いやぁ笑ったぜ ざまァねェ ホントスカッとしたぜ


俺もそうしてやるんだ


やがて、カイロスは自身の野望を吐露する。
それは、神殺し(ペガサス)の魂を持つテンマ、そしてパルティータを生贄にして得た神聖衣(ゴッドクロス)を使って神の道を通り、クロノスにとって代わり天界の神々に自身の存在を認めさせるという事だった。


グルグルグルグル 死んで生きて死んで生きてよ…


神々からも人々からも存在を忘れられて


永劫の時間に閉じ込められてさまよって…


天界でも地上でもだーれも俺を知る奴がいない


そんな苦しみ 俺はもう耐えられねェ…


しかし、回転を止めない文字盤を見て、カイロスは自分で自分の言葉に疑問を抱く。
そして、自分がアスプロスに攻撃しておらず、双子座の黄金聖衣が庇いにも来ていない事に気付く。

カイロスの心の内の暴露や双子座の黄金聖衣の行動はアスプロスが一か八かで放った幻朧魔皇拳による幻であった。
「死んで生きて死んで生きて…」、これらの情報からアスプロスはカイロスの魂がクロノスの封印によって人間の魂に縫い付けられ、肉体は人間同然のものであり、傷つき、年老い、死も体験する事を推察する。


完全な神でないなら倒せる!! ならば!!


…なっ…なんだテメエ…それは…まさか…


そうだ
これは乙女座(バルゴ)アスミタが究極まで小宇宙(コスモ)を高めて作った
百八の魔星を封ずる数珠!!!


カイロス! 貴様のその運命
滅した上でここで断ち切ってやろう!!!


そして、アスプロスはカイロスを討つ為にアスミタの作った数珠を持って最後の戦いに挑む。



・黒幕の幕引き

調子づくなよお兄ちゃん


そいつを出したからって何になる


たかだか人間の分際で 神である俺の心を覗き


俺の(クロノス)への復讐劇まで止めようってか…


なんたる不遜…!!! その魂もって…贖え人間よ


リアルマーベラス!!!


心を覗き、クロノスへの復讐劇すら止めようとするアスプロスに対し、カイロスは完全に激怒。
再び神の力で圧倒し、己の神としての力と存在を誇示する。

しかし、幾度となく立ち上がるアスプロスと乙女座の数珠によって肉体の動きは封じられ、神の魂も肉体に戻される。
この機を逃さず神の道を開くアスプロス。人間でありながら神の道を開いた事に驚愕するカイロス。
数珠に縛られた状態で抵抗するカイロスだがアスプロスは引かず、徐々に神の道に追い詰められる。

神の道は神か神聖衣を来た人間以外が一歩足を踏み入れば最後、魂も肉体も消滅してしまう。
人間のの肉体に縫い付けられたカイロスの魂とて無事では済まないであろう。

天界にいるクロノスへの復讐。
再び神の生に戻る野望だけを夢見て人間としての生を何度も繰り替えしてきた事。
そしてこの時代でやっとそのチャンスを掴んだ事。
すべての想いを暴露し、ただの人間の生をクソ人生と吐き捨てて自身の人生とは重みが違うと叫ぶカイロスに対しアスプロスは吠える。


クソ人生でも人間(おれたち)には代えられん生よ!!!

かつて貴様は その俺の生に闇の一滴を落とし
俺は幼い頃の弟デフテロスとの約束を切って捨てた…

もうあの日々は戻らない
俺があいつを影だなんだと受け入れなかったばかりに
ただ死人の俺だけがここにいる…!!

何度生きても その痛みがわからんのならお前は…!!!

や…やめろオォォォォォ!!!

傲慢で愚かで…哀れな神のままよ…!!
或る人間の男がそうだったようにな…


人間としての本音と自分の所業への後悔、半神半人たる自身を憐れむ言葉に気圧され、神の道へと押し込まれるカイロス。
断末魔と共に肉体は粉々に崩壊し、その痛みと共に浮かぶ走馬灯に妻・パルティータの笑顔を見て、死なせた事への後悔と彼女と過ごす時間に幸福を感じていた本音を漏らして封印された。

お前の魂は今 この数珠の内にある
これで貴様の時は留まる その永遠の生死の螺旋からな…

その中で己が切り捨てたものを懐かしみ 戻らんことに苦しみ続けるといい
それを思うことが罰から安らぎに変わるまでな



・時の神の見る夢

童虎とシオンを抱えて魔宮を進むテンマは杳馬とアスプロスの小宇宙が消え、二人の決着がついた事を感じ取る。
直後、テンマの前に現れたのはボロボロになりながらも安らかな表情で眠る父・杳馬と彼を笑顔で優しく抱きかかえる母・パルティータの姿だった。

蜃気楼のように一瞬だけ見えた両親の穏やかな姿にテンマは涙を流した。

―やっぱりテメエは嫌いだぜ杳馬(メフィスト) だけど…―

―そこだけは信じさせてくれよな…―


■復讐劇の犠牲者
登場自体は物語の後半だが作中の重要人物に関わり、多くの人間が杳馬によって人間関係や人生を狂わされている。要約すると

テンマ
  • 母であるパルティータの間接的な死因。
  • 杳馬の狙いである神聖衣覚醒の為にパルティータと戦わされる。

パンドラ
  • 生まれてくるはずだった弟を奪われ、母親や使用人たちを惨殺される。(惨殺に関しては直接的な原因は双子神だが理由は杳馬の取った行動に対する腹いせ)
  • 誤解とはいえ慕っていたパルティータを殺す羽目になる。

アローン
  • ハーデスの魂を憑依させられる。

アスプロス
  • 杳馬の介入によってデフテロスに対する疑心を持たされ、結果的に殺し合いにつながる。


この様に自身の目的の為には他人の人生や命を弄び、聖戦という大舞台を裏から引っ掻き回していたトリックスター的存在たる杳馬だが、
最期は自身の目的の外で介入したアスプロスによって野望を阻止されるという皮肉な結末を迎えている。

利用していた形ではあったが妻のパルティータと過ごす時間を幸福に思っていたらしく、封印される直前には彼女に対する本音を漏らしていた。
また、パルティータとは互いに正体を知っていたかどうかは不明。

単行本第24巻末では作者の手代木先生によるパルティータと杳馬の出会いらしき描き下ろしイラストが収録されている。
きょとんとした杳馬と彼を見つめるパルティータ、両者の姿は悔しいがかわいいとしか言いようがない。


【冥王神話外伝】

で、またしても出てきました。
本編時空の5年前、シオンが牡羊座を継承した時間軸でのお話。
実はLCの聖戦のさらに前の聖戦の数年後の時代に、先代牡羊座のアヴ二ールとその聖衣が埋葬されたチベットの地に姿を現していた。
目的は、LCの聖戦の後に聖域を再興し後に星矢たちが誕生し冥王軍に勝利する未来を生みだす遠因となるシオンを歴史の舞台から退場させること
その為にアヴ二ールの墓守をしていた聖闘士や街の人々ごと「時の牢獄」に封印しその存在を地上から抹消していた。
(実はアヴ二ールはifの現代?or未来?から歴史を変えるべくクロノスによってLCの時代へ送り込まれた存在)
そしてシオン達がアヴ二ールの呼びかけに応え、時の牢獄に侵入し聖衣を継承しようとしたため念のために残しておいた分身(小宇宙の塊?)で迎撃するもアヴ二ールの想いと聖衣を受け継いだシオンに敗北する。

ここで終わりかと思いきや、何と聖戦より14年後に早々と封印から抜け出し復活
ズタズタになった肉体も苦労の末に再生し、聖域に近付きあるアテナとテンマの小宇宙を感じとり、今度こそテンマを己の手駒とにしようともくろむ。
シオンを殺害することで徐々に復興しつつあった聖域を壊滅させ、クロノスの歴史の誘導を阻もうと聖域を封印しようとする。
1人前の黄金聖闘士になったテネオを多少手こずりつつも斥けるが、教皇となり成長したシオンとの戦いに敗北した。
完全に肉体が破壊され、朦朧とする中で眼前に現れたテンマ(とアテナ)に共に天界を滅ぼし
パルティータにもう一度会おうと呼びかけるも、邪悪を祓うアテナの盾の光を浴びせられ今度こそ完全に消滅し、後には朽ちた躯が残るのみであった・・・

ちなみに散々な目にあわされたアスプロスにはすっかり苦手意識が生まれたようで、「あの悪魔」呼ばわりしていた。お前が言うなし。
よほどトラウマなのかアスプロスの名前や手法が出るたびに冷や汗を浮かべている。


■主な台詞

  • 二番目(デフテロス)!! いいね!俺 一番目より二番目が好きよ!! いつだって一番目の寝首狙っちゃう

  • 「時よ留まれ お前は美しい」

  • お前は雫さ テンマ 俺が この聖戦に落とした一滴!

  • お疲れパルティータちゃん 俺に必死に口裏合わせる君ってば可愛かったよ…ちょっと本気だったんだぜ

  • 悪くねェ舞台(ステージ)よ? テメエの惨殺劇にはよ!

  • 流石は教皇狙いのエリートさんよ…だが テメエのスカしたその上から目線が気に食わねェ!! へっ 何処の兄貴もそうなのかね

  • 俺の名はカイロス!! 兄クロノスによって地上に堕とされたもう一人の時の神よ!!

  • ふっざけんな!!俺は必ず神の生に戻る!!

  • 天界にいる兄(クロノス)の野郎をブチ倒すことだけを夢見てクソみてえな人間の生を何度も生きて…やっとこの時代でそのチャンスをつかんだんだ!!

  • テメエらが一ペンで済ましてるクソ人生とは重みが違ェんだよ!!!

  • ちくしょう痛ェな…さっきからやけに パルティータちゃんが回ってやがるぜ…やっぱ可愛いよな 死なすにはちょいと 惜しかったよな

  • そういやあん時俺ァ柄にもなく 時よ留まれなんて思ったもんさ

  • 俺ももう一度パルティータちゃんに会いてえ……!!!




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最終更新:2023年10月28日 19:59